海上の森原人回顧録・ぱーと2
  森を守る活動報告・ネット新聞掲載記事から転載
 

 

 第30回:「県民署名・本提出/末広まきこ辞職要求活動・本格化」

98年1月23日()朝10時~海上の森を案内/昼2時~「末広抗議の集い」
 今後の「県民投票を求める会」の取り組みの1つとして《天白区受任者の会》からの
「海上の森でスタンプラリー」の提案を受け、下見を兼ねて、瑞穂区、昭和区、緑区の
「受任者有志10数人」を案内して森を歩いた。あの北岡さんでも、見たのは5年ぶり
という「ルリビタキ」の雄を、間近でバッチシ見ることができて全員大感激だった。

 ただゆっくりしすぎ、話しを聞いて「参加したい」と申し出があった受任者の女性3名を
乗せ、栄小公園へ急行したがやはり遅刻!もっともプラカード、メガフォンなどゼンブ
小生の車に《積んである》から、主催者がこなきゃ始まらないワケでごめん、ゴメン。

 「末広まきこをやめさせる会」設立メンバー勢揃いで、やっと20人ほどの
  参加者よりはるかに多い新聞、テレビの報道陣に囲まれて反響の大きさに驚いた。
 昨日、急遽仕上げた手書きポスターを掲げ、各自3分スピーチ、止めろコール
の後、大津橋の自民党県本部までデモ行進。事務局に抗議文を渡し解散4時。
    

1月24日()朝9時~海上の森:昼2時~名東区受任者の会:5時~新年会
 昨日の今日でまた海上の森。うっふっふ!コレがまあ、毎日来てもあきないのが
この森の《不思議》なのだ!今朝から毎週土・日、8時から13時まで2ヶ月間
「オオタカ営巣調査」のため、観察会は常連が全員欠席。案内役は小生ひとり。

 午後2時から一社「仮説会館」で開催の名東区受任者会に出席。
天白区提案のスタンプラリーに名東区も賛同すること、名東区選出の市会
議員に「県民投票条令制定」に向けて働きかけること、役割分担も決定した。
午後5時から一社「万歳」で野鳥の会と名東区受任者の会有志で新年会。
なぜか女性もいける口が多く大盛会!

1月25日()午後1時~3時「野鳥の会支部総会」一部役員の要請を受け出席
 この前途多難なときに創立60周年事業とかで、記念誌を1部1000円で製作し、
会員2000人に無料配布、その他記念講演会、パーティーで予算300万を充当と言う。
はるかにましなおカネの使い方を各種、例を挙げシツコク発言したが、
根回し済み執行部案のため結局、多数決で実施となった。

 総会後、鳥の巣と卵を探して写真を撮るのが最大の目的という一派の頭目の
「古参会員」にナマイキだと額を指でこづかれ、あわや反撃というところを森島さんに
抱きとめられガマンした。ったく、も~、とーぶん【見るだけ、写真を撮るだけ】
の「趣味の会」野鳥の会愛知県支部に関わるのはヤメた。
(*とめられなかったら、完全に胸倉を掴んで殴っていた。やれやれ)

1月26日()「マスコミ各社・県政記者クラブ殿」県民投票を求める会より
 「県民投票条令制定を求める直接請求」署名簿の各市町村選管でのチェック完了
を受けて、下記2ヶ所を始め、県下の全市町村で、いっせいに本提出致します。
<都合上やむを得ず28日提出の地域も一部あります>これで3ヶ月近くにわたった
署名活動についてはすべて終了ということになります。

  14万人近くもの、署名をされた県民の皆様へ、
署名活動の最終報告と共に、この活動への力強いご支援に対する
心からの謝意、並びに県議会当局への要望を表明致します。

提出日時:1月27日(火)午前10時~名古屋市名東区役所/井澤陽子、宮永
午前11時~瀬戸市役所/加藤徳太郎、加藤宣夫ほか
全体会見:午後2時~2時半:愛知県政記者クラブ/影山健、水田洋、小松猛ほか

問い合わせ先「海上の森の愛知万博の賛否を問う県民投票を求める会」宮永
/17時~21時の?はご遠慮下さい!

1月27日()午前10時~名東区「本提出」/午後2時から記者会見に参加
  最終署名数は13万6230人。無効票がここから減殺されるが確実に法定数を越えた。
一部抜き取り検査で名東区の本宅の【向かいの家】が!なぜだか対象になり、
わざわざ家まで選管の職員がきて「筆跡、印鑑が同一だった」と筆頭に書いた
若奥さんのみ有効で、あとは無効と宣告されたという。偶然なのか?
はたまたイヤガラセか?邪推をすればキリがないが
う~む!敵もなかなか?
閑話休題:県庁での記者会見は盛況だった。
  

1月29日()「名古屋市議」本谷純子、伊東年一、富田勝三、渡辺あきら殿
 前略 突然のお手紙失礼致します。私たちは「海上の森での愛知万博の賛否を問う
県民投票を求める会」名東支部のメンバーです。すでに新聞などマスコミでご承知の
ことと存知ますが、海上の森での万博の賛否を問う県民投票条令の制定を求めて、
過去3ヶ月ほど活動を実施し、条令制定請求に必要な法定署名数をはるかに上回る
136230名もの署名を集めることができました。

 この度、名東区選出の市会議員の皆様から、この県民投票条令制定請求に対する
ご意見をお聞きすると同時に、区政上の身近な諸問題
例えばゴミ処理など
に関する要望などもお伝えできたらと、以下の日程で会合を計画致しました。
日夜、政務にご多忙な毎日と思いますが、是非ご出席下さいますようお願い致します。
尚真に勝手ではありますが2月14日までに文書で返事をお願い致します。

日時:2月21日午後2時~3時半/場所:一社・仮説会館5F(地図・連絡先・略)
追伸:なお今回の出席の有無、会合の内容は名東区受任者163名を通じ、
区内5662名の署名者に公表すると同時に全県のケースと併せ公表させて頂きます。
県民投票を求める会
(略称)請求代表:宮永(以下略:地元議員対策に発信した)
 〔次回「末広まきこ辞職要求署名開始」の巻デス〕


98年1月30日()マスコミ各社&県政記者クラブ:署名活動・取材要請発信

1月31日()正午~「公約違反」の末広まきこをやめさせる会:街頭署名第1弾

 栄・三越・ライオン像前で実施。県民投票開始のときに勝るとも劣らない数のマスコミが
殺到しトニカク驚いた。それよりナニより、呼びかけると、どんどん集る署名者

列を作って並び順番を待つ盛況さ!

 【印鑑や拇印がいらない】とコンナに楽とは改めて県民投票署名の過酷さ?を
思い返し、あ~あ、コレが県民投票だったらな~。鋭い寒気のなか3時間余りで、
なんと640名をゲット。いろいろな街頭署名に参加したが、こんなにスゴイ数は始めて!


 (*1月早々に再度発送した「開催地変更の全県署名」が届き始め、これに
   「末広署名用紙」を同封し、お礼状を送り始めたが、ややこしいことに


2月4日()明日から私立高校入試「私立対策最終授業」
      やることはやってんデス

 【人生わずか50年、夢幻(まぼろし)の如し】とつぶやいたのは織田信長だったとか。
その折り返し点も過ぎ、しゃにむに世紀末の波間をあがき、いきあたりばったり、
勝算のないままの、1年がまた始まった
。祝うことなど絶えて久しいが、
冷凍ウドンにパックの焼き鳥、焼酎のお湯割りで1人迎えた誕生日の晩餐はなかなか
感慨深いもので
これぞまさに身から出た錆、天を仰ぎ溜め息をつくのみ。とほほ・・

2月5日()「マスコミ各社並びに海上の森の万博に反対の皆様」緊急通告

 (1)「公約違反」の末広まきこをやめさせ会より:以下を行います。是非ご参加下さい。
行事:末広まきこをやめさせる会・街頭署名・第2弾
日時:2月7日(土)正午~3時ころ(以降14日、21日、28日の毎土曜、同様に実施)
場所:名古屋栄三越・ライオン像付近(雨天中止)問合せ:設立世話人・公報担当・宮永

 (2)県民投票を求める名東区受任者の会より:自然観察ハイキングを実施します。

行事:「瀬戸海上の森」早春の自然ウオッチング:花・鳥・樹を見よう!  
日時:2月15日(日)午前10時~13時ころまで<予約不用・雨天決行>
場所:愛環鉄道・山口駅前集合:会費200円<森でゆっくりしたい方はお弁当を


 地球温暖化の影響なのか、冬鳥の数が激減しています。でも季節の歩みは確実に
冬から早春へと移りつつあり、春1番を告げる「マンサク」(まず咲く
から名付けら
れたという)の花がもう満開になっています。身支度をしっかりして、芽吹き始めた
雑木林の「野鳥の楽園」を歩いてみませんか。問い合せは同上まで。

 (3)第11回「みんなで行こまい!情報公開体験ツアー」用意・予約不要、無料
日時:2月19日(木)昼0時45分・愛知県庁西庁舎1階ロビー集合
目的地:愛知県自治センター・情報公開窓口(名古屋市役所西庁舎裏)
1時~知りたいことなんでも請求・問い合せ:万博オンブズマン事務局(同上)


2月7日()正午~3時「末広まきこをやめさせる会」街頭署名・第2弾
 市民活動ではトニカク言い出した者がやるというのが不文律?となっている。
口だけだったら誰だってできる。いちおう夜の商売なので、平日夜の会議に
出席できるわけがなく、欠席のまま「2月いっぱい週末は街頭署名決行」
との事後連絡を受けた。

 うひゃあ~、またなの!と覚悟はしていたもののドッと疲れが。
とはいうものの《いいだしっぺ》としては逃げるわけにもいかず、
もう金輪際(こんりんざい)やるものかと思っていたはずの「街頭署名」を、
またまたやることになってしまった。え~ん!しかし、なんとナント!中高生から
まず署名とは縁のない中年男性までスゴイ反響、3時間で850名、わお~!!

2月10日()マスコミ各社殿:「県民投票を求める会(略称)」より発信
日時:2月12日(木)午後1時・県庁1階ロビー集合
県議会「各会派控え室」を訪問・陳情活動を実施
同:午後2時~2時半・記者クラブ会議室にて記者会見

 「県民投票条令制定を求める直接請求」の署名数が法定数を上回ることが
確実という情勢を踏まえ、海上の森の「愛知万博」の賛否を問う県民投票条令の
制定の如何に対する見解をお聞きする「公開質問状」を作成し、愛知県議会の
全ての県会議員の方々にお渡しするため、各会派の議員控え室をお訪ねし、
お渡しするようお願いすることになりました。
その後、今回の件に関し会見を実施しますので、取材よろしくお願い致します。

2月12日()「名東区受任者並びに署名者各位」県民投票を求める会より 
 日時:2月14日(土)午後2時・名東区役所市民課ロビー集合・北のドアを開放

 「県民投票条令制定を求める直接請求」署名の縦覧が名東区では
2月14日から20日までの7日間にわたって実施される事になりました。

 原則として終日、最終日は24時まで可能ですが、通常の業務時間外は前もって
連絡してお出かけ下さい。尚、名東支部は上記日程で一斉に縦覧行動を行います。
署名の結果を見届けるためにも関係者の皆さん多数の参加をお待ちしています。
尚本日、既報の【会派訪問】を実施したことも報告します。
   (次回は「ニセ署名騒動」の巻デス)

  

第31回:ニセ署名騒動/知事に署名提出/ダメもと議会対策

98年2月14日(土)「名東区署名簿一斉縦覧」/正午~3時・栄「末広署名」
末広まきこ【辞任要求署名】第3弾。しかし、なんで「コンナいい加減なオバさんを信じて」
みんな投票してしまったんだろう?だまされる方も悪いと言われるが、マスコミで流された
表の顔しか知らなかったのだから、だました方が悪いに決まってる!
といってもな~っ。

しかし今回も効率よくなんと640筆余りをゲット。
途中抜け出して署名簿縦覧に名東区へ。参加は水田、中村、糸土夫人ほか計6名。
提出した母冊はすべて有効だった。誰がどう見ても無効(例えば県外とか住所・氏名の
判読不能や一部欠落など)を削除した以外は、署名者の意思を尊重するため???
の署名も無効とせず、そのまま選管の判定にゆだね丸投げ提出した。

無効の内訳は(1)住所未登録172、(2)重複署名82、(3)自著にあらず58
(4)印鑑なし4、(5)印影不鮮明2、(6)代筆者不適当1 で無効数319、
最終有効数は5343だった。選管の皆様、ご苦労様、最大の謝意を表しマス。

2月15日(日)「早春の海上の森観察会」県民投票・名東支部主催
署名集めの過程で「ぜひ一度歩きたい」という要望が多く、一段落ついた
この機会に有志に呼びかけて、小生の案内で歩く会を実施。黄色のマンサクに
アセビ(馬酔木)の白い花も鈴なりに咲いて大満足。参加約20名。

2月19日(木)13時「第11回情報公開ツアー」第9回情報公開請求
知事宛に緊急要請書を提出。「くらぶ通信」を情報源(?)に万博オンブズマン
関係者の県職員にいろいろ圧力がかけられているという情報が寄せられ、
不用意に人名を掲載していたことを深く反省したが後の祭り!!参加8名。


2月21日(土)「第4弾:末広議員・辞職要求署名」栄・三越・参加8名
かつての教え子や現役生徒、知人、友人となぜかやたら通り、挨拶に気をとられ
署名を頼み忘れ、とほほ!(署名数の集計を忘れたが、トニカクやたら多かった!)


2月23日(月)やったあ14万・万博県民投票の実現を!シンポ・マスコミ各社
前略  下記の日程でシンポジウムを実施しますので、貴紙案内欄への記事掲載、
 とにかくトニカク宜しくお願いします。県民の皆様に是非、詳しい結果を伝えたいのです。

日時:3月1日(日)開場・午後1時~終了午後4時(名古屋市東区葵1-3-27)
 場所:名古屋市芸術創造センター(地下鉄東山線・新栄徒歩3分)052-931-1811

県民投票を求める署名数が法定数を越えました。昨年10月以来、3716名もの
受任者と100名の代表者が困難な条件下で繰り広げてきた署名活動の赤裸々な
  実情の体験報告と、今後の県民投票実現へ向けての道をさぐるシンポを開催します。
「県民投票を求める会」広報:宮永  (*記事掲載の依頼文を全紙に発信した)

  


同日「ニセ署名問題が浮上」某与党県議が騒ぎたてているとの情報を入手

現職県会議員の名をかたった署名の日付が「名古屋市最終日」の12月7日、
住所が議員の個人事務所の所番地で生年月日も違う。いたずらかイヤガラセが
見え見えの典型的なニセ署名。14万も目前というときに、まともな関係者ならするは
ずがなく、それ見たことかと騒ぎ立てる連中はいったいナニを考えてんだか!やれやれ。
で急遽、開かれることになった県民投票を求める会対策集会に以下の文書を送付した。

「毎日紙報道に関する宮永の個人的見解」 98年2月23日

(1)事実関係:毎日新聞樋口記者より「署名簿に現職自民党県会議員の名前があり
住所と生年月日の間違いから、選管が本人に問い合わせたところ覚えがないという
ことで無効になったという事実があるが、そのことについて、影山氏が入院中、
水田氏が上京中で連絡がとれないのでコメントをして頂きたい」との連絡を受けた。

その際、報道前ということと取材源の秘匿ということから(現職議員に関する)
詳細な地名、人名の提供のないまま応じたのが毎日紙の記事となった。

(2)小生の発言に関しては前後の文脈がカットされて報道されている面もあり、
改めて追加訂正をしたい。今回の件については、悪意の個人がイタズラか
なにかで他人の名前で署名し、それがたまたま県会議員だったというだけのことで
その点をすりかえて「県民投票を求める会」に責任を問われても全く無理な話で、
本来はこの署名制度そのものが抱える根本的な問題である(本人かどうか署名捺印
した現場では確認のしようがナイという)ことは明白であると記者には申し上げた。

(3)毎日紙のヘッドラインとか小見出しはマスコミ特有のフレームワーク
(惹き句)で小生の発言とはおよそ遠いものであることを断言する

(4)また、報道内容は小生すら22日23時に阪野氏からの連絡で初めて
知った状況であり、一マスコミの報道だけを元に、直接的に行動を起こす
のはいかがなものかと考える(*いつ掲載されるか聞いていなかった)。

(5)他紙が報道を控えた事実や、毎日紙の県での購読率からも、
議員本人或いは自民党県議団からの正式な問い合せなり、抗議を受けてから
対処すべきであって、いたずらに挑発にのって、この件について全く知らない
大多数の県民にわざわざ公表し、他のマスコミに載せることはないと考える。

(6)予想外の署名が集ったことから、今後このような嫌がらせ或いは妨害行動が
予想されるが、まったくやましいことがない以上、過剰な反応をしないよう、
冷静かつ慎重に対処しあくまでも正々堂々と12万8千余の県民の声を代弁し請求を
進めるべきである。以上(今夜は出席できませんので決定事項の連絡お願いします)

【*注:今後マスコミ各社宛とは(1)県政記者クラブ(加盟20数社)
(2)新聞=中日、朝日、毎日、読売、赤旗の名古屋本社・社会部
(3)テレビ=東海、メーテレ、中京、CBC、愛知、NHKの各名古屋本社・報道部
にファックス送信したことを示します】〔次回は「県民投票・知事に提出」の巻です〕

2月24日(火)マスコミ各社殿:県民投票を求める会代表:水田洋、影山健
マスコミ全社に充ててFAX送信:
「県民投票条例制定を求める直接請求」の全県分の署名簿を下記のような日程で、
愛知県知事に本提出します。5カ月間に渡った条令制定請求活動の仕上げとなります。
13万8000余もの署名をされた県民の皆様への最終報告と共に、数多くの皆様の
力強いご支援に対する心からの謝意、並びに県議会当局への要望を表明致します。

日程:3月3日(火)正午~愛知県庁西庁舎1階ロビー集合(署名簿集約・打合せ)
・午後1時:愛知県庁知事室へ全署名簿を提出 
・午後2時~2時40分:県政記者クラブ記者会見
 問い合せ「県民投票を求める会」宮永

同日:写真週刊誌「フォーカス」から取材依頼を受け了承
末広問題で「週末に名古屋へ行きインタビューをしたい」との依頼を受けた。
また要請に応じ《末広氏とツーショット》の喪服デモの写真を送った。
(*約束したが戻らず!コラー、ちゃんと返せ!結局、電話取材で済まされた)
今月に入って、これで週刊誌3誌目。

日刊紙からの取材もあり、今のところ《末広まきこ参議院議員が公約違反で
自民党に入党した》事件?はまだ風化していないようだ。このまま簡単に忘れ
去られたり、諦めたりされないよう、行動を続けるしかナイと思うが、パッと心が
浮き立つようなコトが最近まるでなく、どうにも気が重い。あ~あ。

2月28日(土)9時~第4土曜探鳥会・海上の森くらぶ主催/午後:末広署名
新聞への掲載依頼が遅れ、結局どこにも載らなかったため、常連9名のみ参加。
それで予定を変更して、2カ所に分かれ、オオタカ調査に向かった。
しかし午前中はオオタカの影もナシ。あとを任せ、小生のみ正午からの署名活動の
ため栄へ直行。そのまま3時過ぎまで街頭活動。署名したヒトほとんどに「ひとこと」
あるのが庶民の怒りを表していた。集計し忘れたが、やはり相当な数の署名をゲット。

3月1日(日)午後1時~芸創センター「シンポ」:5時~栄方面へデモ行進
「やった~14万!万博県民投票の実現をシンポ」4時半過ぎまで大成功裡に終了。
百数十名で横断幕にノボリにプラカード、太鼓にシンバルと楽隊つきで栄までデモ!


3月2日(月)「県民投票を求める会代表者、受任者、関係者各位殿」
 「県民投票条令制定を求める直接請求」署名簿の提出に関し、
県と最終的な合意がようやくできましたので、急ぎお知らせします。本当に
県の対応は許しがたいものがあります。まあお役人なんてそんなものでしょうが。

署名簿は下記の日程で愛知県知事宛に本提出します。集約した署名簿は
相当な量で、A4段ボール箱40箱以上になるものと予想されます。
辛く厳しかった活動の、締めくくりへ向けての総決起という面からも、
1人でも多くの、関係者の皆様の出席を要請致します。
なお受け取りは12時半に「青山副知事」とのことです。

さらに終了後、県庁正面で全署名簿をバックに記念撮影をする予定です。
今日の明日という緊急のことですが、仲間の皆様にもお声をかけてお誘い
あわせのうえ、ぜひ!おでかけ下さい。問い合せ:事務局・宮永まで

3月3日(火)正午~3時過ぎ「知事宛、署名簿提出」求める会:参加43名
知事室で提出の儀式の真っ最中に影山氏が遅刻で到着。
新聞、テレビのカメラが取り囲むなか撮影の仕切り直しで、水田氏ともども代理の
青山副知事に「有効総数128,105人と記載された目録」と条令案を提出した。


12時45分。本庁舎前で署名簿のピラミッドをバックに当日参加のメンバーが
揃って記念撮影。おりからの快晴の青空そのまま、やるだけのことはやりつく
した満足感、達成感に全員これ以上はないという笑顔だった。

議会での否決は避けられない情況だが、決して誰ひとり悲観などしていないだろう。
今回の活動は大成功だったと確信を持って言える。この14万人近い署名をバックに
改めて2005年まで粘り強く諦めず活動を続けていく勇気が湧いてきた。

3月5日(木)「原人の独り言」末広まきこをやめさせる署名・今後も実施

その①:購入後はや12年。どうにも調子が悪いプリンター。あーあ、また物入りで
困ったな~と思いつつ、何気なく壁の寒暖計に目をやると摂氏5度。生来の暖房、
冷房嫌いで、室内も室外と同じ気温なのだった。ふと、誰かが器具は寒さに弱い
と言っていたのを思いだし、物置から灯油ストーブを取り出し点火。なんと見事に
動くではないか。う~む、ニンゲンばかりか、器械も軟弱になったものだ!

その②:週1、2度の名東区。本宅?とはいえ小生以外誰も入らない10畳自室へ
寝に帰るだけだが1月以来、とにかく冷える。意識していれば氷点下でも平気だが、
いつも自分の「体温だけが保温源」の寝床が寒い!余りのコトに部屋を点検したら
なんと!障子1枚の外のサッシ戸が20cmも開いたまま。
思わず一億はある小生の生命保険額と山の神の顔が浮かび「イヤイヤ、
いっくらなんでもそんな」と頭を振ったが、零下でも凍死しなかった小生のこの
2カ月の頑健さに感謝! (次回は「ダメでもともと県議会対策」の巻です)

98年3月6日()愛知県政記者クラブ殿 「県民投票を求める会」より
「県民投票条令制定を求める直接請求」署名簿、知事提出後の「会の行動予定」を
お知らせ致します。おかみにまるで弱く、長いものには巻かれっぱなしだった県民が
《勇気を奮い起こして初めて見せた》今回の意志表示の重さを、ぜひ!
伝えて下さるようお願い致します。

☆日程:3月9日(月)正午~岩村商工委員長(新進党)と阪野、宮永が会談
3月10日(火)13時~愛知県議会・本会議での審議を傍聴
3月12日(木)13時~商工委員会で「県民投票を求める会」代表が意見陳述
求める会関係者・委員会審議傍聴・20名ほど(上記共に9日に交渉)
問い合せ:宮永 なお、以下の行動も実施します。

第12回「みんなで行こまい!情報公開体験ツアー」
☆日時:3月11日(水)午後0時45分:愛知県庁西庁舎1階ロビー集合
目的地:愛知県自治センター・名古屋市役所西庁舎裏・午後1時窓口で請求開始
参加費:無料、用意するものナシ、だれでも気軽に体験できます情報公開請求!

(1)昨年末に申請した、愛知県商工金融課「宿泊を伴なう旅費」平成7年から1年分の
旅行命令簿、支出金調書、旅費請求書の部分公開(愛知の実情が明白に露呈か!?)

(2)2月19日に請求した愛知県内全市町村「公営賃貸・分譲住宅」の空室数、
並びに未分譲数の最新のもの(海上の森を潰して建設する予定の2千戸
6千人規模の新住宅開発事業の矛盾が明らかに?)

(3)同上の公営住宅、建設予定数のすべて、最新のもの
(4)瀬戸、尾張旭両市の公営住宅ごとの空室実数、並びに未分譲(売れ残り)数の
   最新のもの。以上4項目にわたり、延べ6人が請求した分の部分開示を受けます。

これまで過去9回にわたり情報公開請求を実施しましたが
【全国市民オンブズマン連絡会議】の発表にある通り、なるほど全国で最下位
ワーストワンの評価に恥じない?情況でしたが、今回はどうなっているのか、
余り期待はしないで話しの種にでかけてみましょう。尚、定例第3木曜日:3月
19日は今回に振り替えましたのでお休みです。万博オンブズマン事務局長:宮永


3月7日()正午~末広まきこをやめさせる会世話人会議:大井町女性会館

参加:斎藤懸三(元第1議員秘書)、大木康子(元後援会長)、小生の3名。2時頃まで。
(1)21日にミニ集会を開催する。(2)署名数の目標をとりあえず2万とし、
遅くとも4月中旬頃には上京し、自民党本部宛提出することを決定。
また今後の活動については、少なくとも夏に予定されている参議院選挙までは続ける
ことを前提に詳細は21日の集会で参加者が持ち寄ったアイデアを検討することとした。


3月8日()午前9時~13時半「定例海上の森探鳥会」参加者約40名

初めての方が8名。とにかくひとりでも多くの人に森を知ってもらうのが一番の
反対運動。オオタカ、ノスリ、トビと冬場のタカ類、総出演!よしよし。
午後は大至急、なにより大事な入試直前のおシゴト方面へ。

3月9日()正午~「県議会商工委員長」と会談:県議団・新進党控え室
「県民投票条令案」の企業商工委員会での審議を12日に控え、体調不良で入院中の
影山健代表の指名により、岩村商工委員長と会談し、以下の2点を申し入れた。
ひとりではと、イチオー交渉の経過の立会人が欲しくて、阪野さんに頼んだが、
時間に現れず、結局ひとりで会うことに(交渉の終わりにはみえたが
)。

申し入れたのは(1)求める会代表、最低2人の意見陳述 (2)関係者の委員会傍聴
それに対し、委員長の独断では決めかねるので、明日午前の理事会に諮った上で
返事をするとのこと(しかし小生の印象では、共に委員長の裁量権事項なのに
腰が引けていて、これではまずもう無理かな
と悲観的に)。

3月10日()0時半~3時商工委員長と会談後「愛知県議会」を傍聴
11時45分、県議会事務局より電話。昨日の申し入れはすべて不可とのこと。
口頭での連絡だけでは納得できないので「意見陳述」「傍聴」共に不可とした
理由を文書にし、岩村商工委員長名で作成するよう申し入れた。

12時半、議会事務局員の案内で、新進党控え室にて岩村氏より受け取ったが、
意見陳述については前例がないという理由だったが、であれば前例を作ればいい
のであって、それでこそ県民に開かれた委員会になると申し上げた。

また傍聴については場所がないということであったが、マスコミは代表取材にすれば
いいし一般議員よりも求める会の方がより直接の関係者であると強く再考を求めた。
結局、色よい返事は得られなかった。聞かれては困るような審議なのか?!
あーあ、やれやれ!(次回は「議会は県民の声を聞け!」の巻デス)

98年3月10日()マスコミ各社殿 「県民投票を求める会」お知らせ
「県民投票条令制定を求める直接請求」の県議会商工委員会での審議を受け、
23日に予定される本会議での議決に向け、下記「座り込み」行動を実施します。
(*在名の新聞、テレビ12社に発信)

行事名【14万県民みんな見ている県議会ウオッチング】
日時:3月12日(金)正午~午後5時=県庁正面歩道(署名簿を積み上げた所)
以降街宣活動:13日午後1時~4時=金山駅北口/
17、18、19日同=名駅JR前/23日9時半から審議直前まで=県庁前

9日に商工委員長に申し入れた商工委員会での(1)請求者代表の意見陳述、
(2)傍聴について、いずれも理事会にかけた上、商工委員会の採決により不可との
連絡がありました。(1)については条令制定請求の付帯文書に既に充分述べられ
ているはずで、それ以上は不要。(2)については10日に予定されている議会で、
県議会各会派の代表が7人も質問するので、そちらを傍聴せよとの由。

委員会の傍聴に関してはマスコミだけで20社以上、他の議員からも傍聴
したいとの申し出があり、物理的に無理との言い訳つきでの連絡があった。

当方としてはマスコミは代表取材にすれば減らせるし、一般議員よりも請求者の
傍聴を優先すべきとの見解を連絡役の議会事務局関係者に伝えた。
いずれにせよ、以上申し入れた2点を不可とした理由を明記した商工委員長名の
文書を手交するよう事務局を通じて申し入れた。以上「県民投票を求める会」宮永

3月11日()0時45分~万博オンブズマン:1時・自治センター参加6人
情報開示で「県商工金融課」の平成7年度・1年分の宿泊を伴なう旅費
(知事の海外出張分の書類が目的だったが)概算数百枚の書類の山のうち
知事外遊関係分は3枚のみ。県の賃貸の空き家と分譲の売れ残りの情報開示
も「平成8年度都道府県別空き家情況」と公団の資料(愛知県独自に調査した
ものがないのか?やれやれ)などたいしたものはなく空振り。 

【海上の森自然観察会】最強3人娘とくらぶセーネン部の6人で、
自治センター6階の見晴らしバツグンの食堂から、名古屋城と庭園を眺めながら
雑談、久しぶりにのんびり過ごした。どんなに苦しくても仲間さえいれば耐えられる!

3月12日()記者クラブ並びに海上の森関係者「末広まきこをやめさせる会」
行事(1) 黙っていたら腹がたつ「末広まきこ」緊急集会<参加自由>
☆日時:3月21日(土)午後1時~3時
場所:西生涯教育センター2階和室(地下鉄鶴舞線浄心下車)

目的:公約を破り支持者や後援会関係者に嘘を重ね、1月7日に自民党に
入党以来、国会を全て欠席し、マスコミ取材にもいっさい応ぜず雲隠れしている
「末広議員」の居直りを許さない方策についてアイデアを持ち寄りたいと考えています。
付記:15日22時フジ系列:スーパーナイトで末広問題を放映の予定

下記の日程で観察会も実施します。案内欄への掲載、重ねてお願い致します。
行事(2) 「瀬戸海上の森」ハルリンドウとオオタカ観察会:海上の森くらぶ・宮永
☆3月28日(土)朝9時~12時半:予約不要、雨天決行 集合:愛環鉄道山口駅前

案内:無農薬の海上集落のあぜ道ではペルシアンブルーのハルリンドウが満開です。
また繁殖妨害にもめげず空にはオオタカが舞っています。春の訪れが早い
今年は、運がよければシデコブシの花やギフチョウもみられるかも

みなさん!ぜひ一度いっしょに森を歩いてみませんか。(*新聞6紙にfax送信)


3月13日()「万博推進に絶好のチャンス」中日夕刊に投稿が抜粋掲載
12万8千余もの署名を得て「県民投票条令制定を求める直接請求」が鈴木愛知県
知事宛に提出され、知事の意見を付託し、県議会に提出され、審議が実施された。

が、知事を始め県当局の答弁は全て「県議会、瀬戸市に加え、230もの
諸団体からの推進決議」さらに大多数の県民の賛同を得ているので
県民投票は必要がないというものだった。

しかし、県当局からの要請による各地方自治体の推進決議がどれだけ当該地域の
住民の声を反映しているかは非常に疑問であるし、各種マスコミが実施した世論調査
の結果からみても、大多数の県民が賛同しているとはどうしても思えないのである。

県側の態度はちょうど「北風におびえて必死にマントを羽織っている旅人」のようであるが
ここでひとつ発想を転換してみてはどうだろうか。本当に愛知万博を実施したいのであれば
この県民投票を絶好の宣伝機会と考えると、これほど効果的なことはないのである。

県民投票の実施経費は27億円との知事発言があったが、県民投票を実施すれば
【あの情報公開度・全国最下位の愛知が!いったいなぜ!どうして実施を決断か?】
と全国のマスコミ媒体が殺到し、某広告代理店関係者の試算によると150億円もの
アナウンス効果が見こまれるとのこと。

開催に対する県民の支持に絶大の自信があるならば、ここはひとつやってみるの
が絶望的な汚濁と恥辱まみれの社会情況を変革する起死回生の策とも思われるが
いかがだろうか。(次回は「守ろう!愛知最後の里山」の巻デス)

 

第32回:県民の声を聞け/守ろう里山/万博オンブズ1年/議会は死んだ!

98年3月16日()「県民投票を求める会」受任者並びに関係者の皆様へ

前略: 暖冬だったとはいえ、やはり春の訪れは心嬉しくうきうきするものですね。
さて、県民投票の署名集め、本当にありがとうございました。すでに報道などで
ご承知のような情況ですが、考えうるありとあらゆることを全力でやりきったという
快い疲労感のなか、今回の活動は決して無駄ではなかったと確信しています。

海上の森を守る活動の一大転機を迎え、今後の新たな再出発のアイデアを
募っています。どんなことでも結構です。アドバイスをお待ちしています。
早々   請求代表:宮永(*いつものコトだが代表者、全市町村ブロック長、
名東区の主な受任者にFax送信。3時間近くかかり、ふーっ、やれやれ!)


3月17日()「反博運動の歩み&再出発を前に」アピール文・マスコミ各社
【万博開催地変更】要求活動の新たなる再出発を前に!
守ろう!愛知最後の里山・瀬戸「海上(かいしょ)の森」を!!

愛知での2005年国際博覧会の開催は全国的にはほとんど知られていないようだが
日本が博覧会国際事務局(BIE)に立候補し、パリで開かれた総会で決定されたのが
1997年6月だった。地元の自然保護団体を中心に、92年以来、考えうるあらゆる
合法的反対運動をすべてやりつくした感さえある6年間の末だった。

ことの発端は88年バブル経済終末期の夢覚めやらぬなかで、鈴木愛知県知事が
名古屋オリンピックの誘致失敗以来「巨大国策事業のない愛知に夢を!」と巨額資本
投下による地域活性化をはかり提案したもので、開催予定地は瀬戸市南東部地域と
なぜかすでに決まっていた。

90年2月に開催予定地が瀬戸市南東部地域の丘陵地帯(通称・海上の森)に
最終決定した。地元地権者に事前にいっさい連絡はなく、それ以降も含め、
他の候補地を検討したこともまったくなく、候補地に現在も住む住民を一方的に
追い出す人権無視の計画となった。

候補地は県有地のなかに民有地がモザイク状に点在する約540haで、
取得は容易と県当局が判断したもようで、自然環境や地域の現況の事前
調査などまるでしなかった県の用地選定ミスが、成田同様ここにも現れていて
以後の反対運動の激化を招いたのである。

海上の森は県下有数の里山で誰でも気軽に訪れることのできる身近な自然
がたっぷり残る《県下のアウトドア派のメッカ》ともいえるところだったのである。
従って休日ともなれば、網の目状に四通八達した森の中の山道いたるところに
人の列ができるほどで、多種多様な自然関連の趣味の要求をかなえてくれる、
大都市近郊にわずかに残された里山だった。

県当局のほか、自然保護団体も独自に自然環境の調査を度々行い、
17種もの絶滅危急種の動植物を確認している。それ以上に驚くべきは
70年以上も前の「宮沢賢治の時代」の里山には当たり前にいた動植物の
ほとんどが、図鑑や絵本、ビデオの中ではなく!今も生きていることである。

95年には反対運動の高まりから、当初の経済一辺倒の地域開発型から
環境重視型へとメインテーマを「自然の叡智、自然と共生」に変更した。
しかし名古屋市の藤前干潟問題審議会の「干潟を埋め立てた跡に人工干潟を
造ればいい」という最終答申同様、まるで子供だましのもので、

《かつてはありふれていたが今では壊滅しつつある心のふるさとともいえる》里山を
開発しての万博など、財政危機の今、県民の共感を得られるはずがないのである。
BIE総会の前に「日本自然保護連盟、国際自然保護基金日本委員会、日本野鳥の会」
(日本の3大自然保護団体)が正式に公文書で政府と博覧会国際委員会に開催地変更
を求めている。さらに専門の地質学者から危険度の高い断層の存在も指摘されている。


◎過去6年間に署名活動5回/通産省など各省庁訪問3回/環境庁長官との面談
/たった45分間の知事との会話のない会談/延べ49名、4回のフランスBIE総会
への反対派代表団の派遣/駅から徒歩40分余りかかる「海上の森」での参加者・
計1100名余のヒューマンチエーン2回/立木トラスト2ヶ所、約2000名/
土地トラスト1ヶ所/在日BIE加盟国大使館・領事館(東京・大阪・名古屋)訪問
2ヶ月で27ヶ国/瀬戸市長選・愛知県知事選と候補を擁立、名古屋市長選挙
候補支持と選挙を4度/万博反対デモ4度、

県民投票を求める県選管へ届け出た《公式署名》を2ヶ月で13万6千余を集め、
知事宛て提出するも議会で否決は必至。現在は愛知県知事宛て、万博関連
事業の公聴会の中止を求める行政訴訟を係争中。

自然は人間だけのものではないはずです。すべて経済最優先の時代は終わりました。
【愛知万博から海上の森を守るネットワーク】代表 宮永正義 (県民投票関係者に送信
:各社の担当記者が代わるたびの説明を省く意味もあってマスコミ各社にも送付した)

98年3月18日()「県民投票を求める会」今後の活動へ宮永私案・発信
県民投票に関わった14万人近くの方々の思いを無にしないためにも、
なんらかの形で会を存続するのが、たまたま中心的な立場で活動してきた
われわれの責務と考えますがいかがでしょうか。個人的には正直なところ6年間
にも及ぶ万博反対運動でいささかくたびれてはいますが、まだ気力は残っています。

それに万博反対運動という器は古くなっても、中身として人材に「熟年無職の男性層」
や「以前は少女だった!女性たち」のミズパワーの参加が大いに期待できそうな状況に
あるのがなによりも心強い傾向だと感じています。まず23日(月)の取り組みについて

(1)既にご承知のことと思いますが「抗議の意思表示」のため
喪服による傍聴の賛同者を募っています。

(2)影山氏が用意されることになっていますが、決議に対する抗議声明と
今後の活動に関する記者会見を設定する必要があります。
中身については今夜、協議することにしましょう。

(3)で、今後について、会を一旦解散し新組織に移行する場合の私案を列記します。
一、会の名称・各自考えて提案下さい                       
(例:14万県民投票の会、海上の森14万県民の会、海上の森の会)

  二、事務局体制について ①、牧野剛氏のご好意で無料で使わせて頂いている
プロジェクトMについて:電話、FAX代など事務所経費で応分の負担を
すべきで文書通信費として年間60万円程度の予算をたてる。

②、その資金として会員制により3カ月を目途に会員を募り経費を集める。
③、会費については【例】年会費:一般会員=1000円〈年4回イベント時に案内送付〉
賛助会員=3000円〈毎月レター送付〉/特別会員=5000円〈更に幹事会案内送付〉
以上、あくまでも一案として

④、事務局は数人のチームを決め、3カ月くらいずつの輪番制で
土日などにMに待機するというのはどうか。
⑤、会議がすべて夜間のため「仕事が夜の人」や「主婦」がほとんど出席できず、
そのためメンバーが固定してしまう傾向があるので、昼間にも
スタッフ会議を実施し、そのアイデア、意見を吸い上げる。

⑥、⑤に関し特にこれからは女性パワーを有効に発揮できる体制を作らない限り
活動の未来はないともいえる。天白、昭和、瑞穂、緑、名東と相当なエネルギーの
  持ち主の女性がすでにいろいろ活動してみえるので働きかけてみたらと考えている。

⑦、会の中枢に関しては、了解が得られれば影山氏(&水田氏)に代表を、
副代表は複数にして牧野、小松、丸山各氏ほか、事務局長・阪野ほか、
副事務局長・舟橋、大藪ほか、あと会計などは従来の「県民投票の会」
スタッフに呼びかけ了解を取りつけたうえで再任する。

⑧、会の中枢メンバーは電話、FAXの連絡網を作成する。
(受任者リストを元に会員名簿を作るのも一案)
⑨、直近で決まっている活動としては4月26日【海上の森の春祭り】
海上の森自然観察会主催(海上の森くらぶ協賛)を成功させるよう協力する。

また4月中旬に上京請願を予定している「万博開催地変更要求署名」
(現在、北岡、宮永の2人の元に全国から4万人ほどが集っている)の
通産省への提出賛同議員を海上の森ネットに紹介する。ひとりでも多くの
議員が欲しいので、県民投票の会の皆さんよろしくお願いします。

⑩、なお小生に関しては本年は予定納税が13万も戻ってきたという悲惨な
状況のうえ、少子化、乱塾化、そして一番の問題、本人の経営力低下のトホホが
重なり3月、4月は新学期を控えて本業が死活を賭けた臨戦体制を敷かざるを得ず
この間は口だけでほとんど役にたたない可能性大ですので悪しからず。

………
誰か西区で生徒を紹介してちょ~~~だい。ニンゲンなら誰でも可………
以上思いつくまま勝手に列記しました。まあタタキ台のひとつにでも。酔眼朦朧散人拝


3月19日()「県民投票を求める会代表者、関係者各位」広報:
宮永
【県議会での「民意切り捨て最終評決」に対する取り組み】

◎3月23日(月)集合:正午頃・県庁正面(署名簿を積み上げたところ)
12時半:県議会傍聴控え室前/13時頃:休憩後の冒頭「賛否の意見陳述」
そして採決・マスコミなどで報じられていますように自民党議員の要請により
23日の議会審議には通常の保安要員のほか、公安を始め私服の投入が予定
されており、傍聴に関してかなり自粛せざるを得ないものと思われます。

もちろん、個々の方が自己責任でされる行動に関してはなんら制約は
できないのですが、発言を含むいっさいの身体的抗議行動が禁止されているなか
『ただ黙って座りスゴスゴと帰ってくるだけではイヤだ!』という小生の意見に賛同下さる
方に【喪服】での傍聴を提案します。無言でできる精一杯の抗議表明をしたいのです。

賛同くださるようでしたら、他の関係者の皆さんにもご連絡くださるようお願い致します。
条令案否決の県会議員全員が「海上の森で万博開催」の白紙委任状を得て当選した
とは考えられず「県民による県民のための県民の真意を問う、絶好の直接民主主義
実践のチャンスを無残に葬り去ったこと、県民の声に耳を傾け県民のために機能する
はずの議会が死んだことに、心からの哀悼と深い憤りを表したいと思います。



3月20日()「公立高合格発表」自己採点で▲1名:よく眠れなかった!
発表10時。10時半に「ともこ」が満面の笑みで一番手で駆け込んで来た。
「さよ」「あさみ」と次々に!よかった!よかった!思わず目から鼻水が
連絡がない生徒にはしびれをきらしコチラから電話。
全員第1志望同格だった!やれやれ、これで、ほっ!


3月21日(土)1時~3時半「末広弾劾緊急集会」西生涯学習センター
「万博推進の自民党へ入党」を独断で決めた【公約違反】で後援会関係者
始め支持者を裏切り、人間としての信頼関係を損ない、酷い精神的な被害を
及ぼしたとして参議院議員【末広まきこ】氏を提訴することを決めた。
引き続き街頭署名を続けるほか、各種抗議行動(デモ、パフォーマンスなど)を
計画、実施することも決定した。(次回は万博オンブズマン1年の巻です)

3月22日(日)午後2時~4時半「情報公開セミナー」金山市民会館4階
昨夜突然、本山の市民生活生協ビルに事務所がある「CAN」の事務局長
早川氏から依頼があり、情報公開手続きのイロハを10分ほど話した。
まあ『誰でも窓口へ行けば公開請求は簡単にできるんデス』という話。

同日:途中退席して「万博オンブズマン:一年の歩み」を作成/マスコミ各社宛発信

①97年5月1日:原告会員7名、弁護士3名で、事務局を宮永宅(西区)に置き発足
以降会員募集を開始(98年3月現在・登録会員43名)

②同日:第1次情報公開ツアー・参加31名が情報公開請求【愛知県自治センター】

③5月22日:愛知県知事交際費などの部分公開(白紙同然の)を受けた・参加8名

④ 6月16日:オンブズマン事務局会議・出席は弁護士3名、原告会員4名

⑤ 6月20日:万博対策局食糧費など部分公開(10名分66枚)
&さらに情報公開請求も実施・参加9名

⑥ 7月8日:知事交際費・非開示に異議申し立て書を提出・参加7名

⑦.7月17日:万博対策局97年分旅費、需品費など各自1年分を請求・13名

⑧.7月25日:万博オンブズマン事務局会議・出席、弁護士2名・原告会員4名

⑨.8月21日:平成7~8年(95年、96年)博覧会協会予算書、決算書/
知事&推進局平成8年、9年の宿泊を伴なう旅費など各自公開請求・参加7名

⑩8月25日:万博オンブズマン事務局会議・出席弁護士1名・原告会員2名。
活動を請求活動に限定することを決定した。

*請求事項の「ほとんどが墨塗り」で内容が何もわからない部分公開(はっきり言えば
枠だけの書類=定型の書類の印刷部分が出てくるだけで肝心の情報はほとんど
消されている(非開示と同じ)なので、とても裁判に持ち込める情報なんてでるわけがなく
公開請求行動で事務方に大量の請求を重ねることでプレッシャーをかけ、職員の中から
「休みは返上、通常の仕事はできないなんとかしてくれ」と悲鳴があがるのを待つ作戦に。

⑪9月18日:万博予定地環境アセス報告書、商工部金融課の旅費など請求・参加7名

⑫10月9日:知事交際費公開書への異議申し立て書に回答書到着。
納得できるわけがないが、これ以上の対応は断念した。。

⑬10月16日:8月に請求5名分の部分開示。環境アセス・旅費も再請求・参加5名

⑭11月6日:万博予定地環境アセスの経費部分開示(アセス業者一覧入手)参加1名

⑮11月20日:10月に請求の3名分、部分開示。環境アセス再々請求、参加4名

⑯12月18日:瀬戸市南東部地区環境影響調査、3度目に部分開示、以後断念・1名

⑰98年2月19日:定例情報公開ツアー・いろいろ請求・参加者8名

⑱3月11日:情報公開受け取り&請求ツアー・参加者6名 


次回は4月16日(木)に情報公開請求ツアー実施の予定です。

請求の結果、得られた資料はほとんどが「墨塗り虫食い資料」で核心を突くような
ものは得られませんでした。最終の3月11日の資料も「県営住宅と県下各市町
村別、市町村営住宅の管理戸数及び空室戸数の最新の時点のもの」の請求に対し
おととしの「平成8年度都道府県別空き家情況」という国!の資料。

愛知県独自に調査したことがないのか?民間の住宅販売会社なら
平成10年度(今年)1月末時点での数値が速報値で出てきて当然と思われるが
こんな程度の情報収集で「建築部」の仕事がされているとしたら非常に問題で、
もういうべき言葉がナイ。どんどん開発して造るだけ、あとはしらんぷり!

ただ、知事の海外渡航旅費の資料請求ではっきり噴き出してきたが、
たった3枚の関連資料のために、ほかの旅費資料【数百枚の開示、非開示の選別
墨塗り点検、下から上へと検閲?のハンコ】と、本来の仕事に加えて、余分でぜん
ぜん役に立たない無駄とわかっている目隠し作業に振りまわされた職員たちから
「もう、なんとかしてよ」と怨嗟の声すら上がってきたという。

対応する担当者の言葉の端からそれがこぼれてくる。
本当に職員の皆さんには気の毒だと思う。しかしそれこそこちらの思う壷。
後ろめたいことがなければ、請求された資料を全部堂々と公表すれば、
それで済むハナシで難しいことなんかナイ。どうしても秘匿が必要な「高度な
政治的判断に関わる情報」とか「個人に関する情報」のような最低限の
ものを除き、全て公表すればいい。それでこそ情報先進県といえる。

世間の流れも情報公開はアタリマエという雰囲気になってきている。
イナゴの大群みたいに波状攻撃で手当たり次第に請求をかけられた県職員の皆様
には本当に申し訳ないがまだ当分、実りのない空しい仕事を続けてもらうしかない。

「知らしむべカラズ、依らしむベシ」という【おかみ意識、都合の悪い事をし放題、
隠し放題】の体質を変えるにはこんな手しか庶民にはないノダ!
(次回・議会は死んだの巻です)


98年3月23日()正午:県庁前集合「県議会傍聴」県民投票条令案・否決
10時開始の街宣組と県庁前で合流。ものものしい警備のなか、集団で傍聴手続きを
済ませ、1時いっせいに議場へ入場。見まわすと主立ったメンバーの周りにそれぞれ
複数の衛視と私服らしき人物がぞろぞろ。呼びかけに応じた喪服の賛同者が12名。

満員で空席のない400人以上の傍聴者が見守るなか審議が開始された。
効き過ぎの暖房のなか、満目の注視にもかかわらず居眠り議員が13名も!
こんな連中を選んでいたのかと思うとつくづく情けなかった。
(目をつぶってじっとしている知事も眠っているのかと思われる瞬間がたびたび
よっぽど『こらぁ~、起きろッ、この税金どろぼー!』と怒鳴りたかったが、

テレビカメラの放列で狙いを定め、待ち構えるマスコミの皆様の期待に応えて
「議場退去を命じられる」ワケにもゆかず・・・じっと審議の順番を待った。
そしてとうとうそのときが。各会派代表の賛否の意見陳述のあと、あっさり採決。

「よってこの案件は否決します」議長の声に思わず立ち上がり『議会は死んだ!』と
大音声で叫んでしまった。駆け寄る衛視、周りの仲間がそれをさえぎる。『さわるな!』
衛視の手を振り払い、さらに捨てぜりふ『もう、あとはゆっくり寝ていていいぞっ!』
ここでそろって退去し、傍聴席はいっきょにガラガラに。

議場の外で各社に囲まれインタビューを受けたが何をしゃべったか記憶にない。
「議会は死んだ」のコメントは各紙に掲載され、テレビには、議場を指さし叫ぶ、
喪服姿で仁王立ちのオジさんが大写しになったとか。ヤレヤレこれでオシマイかよ!
かくて、1年余りの運動は見事に踏みにじられ潰されたのデシタ。


同日【県民投票を求める会代表者、受任者並びに関係者の皆様へ】発信
凍えるような木枯らしのなか声を限りに呼びかけた日々も、もうなにか夢の中
記憶の彼方のできごとのような想いさえする今日この頃ですが、その後、
みなさま平常の暮らしの流れのなか、それぞれにご活躍のことと思います。

さて、結果そのものは願いとは程遠いものとなりましたが《目立つのは苦手、
長いモノには巻かれっぱなし、お上にはとんと弱い》はずの愛知県民が誰の命令でも
なく自発的に取り組んだ「県民投票を求める」署名活動、これは愛知県の住民運動で
貴重な1歩となったことは間違いなく、ほんとうにやってよかったと確信しております。

運動の終了にあたり「県民投票を求める会」の1代表として、公報を担当した期間
98年3月までの「マスコミに対する公報活動の記録」をまとめてみましたので
ご一読下されば幸いです。まず「海上の森での愛知万博開催に疑問を持つ皆様
に発信した」下記の呼びかけ文が今回の運動の発端でした。


海上の森での万博開催について関心をお持ちの皆様及び海上の森くらぶ
並びに日本野鳥の会愛知県支部関係者の皆様各位     97年2月12日

前略 この度ヒューマンチエーン実行委員会は下記活動の実施を決定しました。
この運動を継続するためにはあらゆる団体、個人の幅広い参加が不可欠です。
賛否を越え趣旨に賛同下さる方は宮永宛に電話又はFAXにて至急ご連絡下さい。
草々    【(仮称)「愛知万博」の賛否を問う住民投票条令を求める会】

愛知万博を決めるのはあなたです”“あなたも万博オンブズマン
◎1.「呼びかけ人」100人を募集します。
条件(1)署名活動に賛同し、署名活動を行える方

(2)愛知県民で成人の方、10名以上の署名サポーターを集められる方

(3)名前がパンフレットなどに記載されても構わない方
<例:宮永正義・海上の森くらぶ代表、海上花子・瀬戸市民など

◎2.3月2日:午後1時半より「呼びかけ人」による結成集会を開催
場所:名古屋YWCA105会議室<午後4時より同所にて記者会見>

尚、署名サポーターとは署名集め(目標10名以上)が可能な方です。
県民の意思表示の場がないまま進められてきた愛知万博計画に対し、
改めて県民の正確な意思を問うたうえで開催の是非を決めるよう求めるため
県民による住民投票条令の制定を目指す運動の「呼びかけ人」を募集します。
あなたもぜひ「呼びかけ
人」のひとりになって下さい。
ヒューマンチエーン実行委員会世話役:宮永正義(*注:



3月24日()県政記者クラブ殿「公約違反」の末広まきこをやめさせる会

以下の行動を実施します。取材ならびに皆様の参加よろしくお願い致します。

行事(1)「登院拒否・無節操・虚言症参議院議員」末広まきこ辞職要求署名提出
参加=斎藤懸三、大木康子
日時:3月25日(水)名駅午前8時25分「ひかり212号5号車・東京着10:17分
行く先:参議院・自民党幹事長室、自民党本部。末広まきこ東京事務所。
署名簿を受けとってもらえた時点でそれまでとなります。

行事(2)黙っていたら腹がたつ「末広まきこ」緊急集会ぱーと2        
日時:4月4日(土)午後1時~4時/場所:栄三越北・栄小公園(雨天中止)
署名・1分間言いたい放題など、各コーナーを用意します。
末広まきこをやめさせる会」代表世話人・宮永正義

 

第33回:3月の新聞投稿/日本野鳥の会退会届/心機一転・再出発

☆前回の答え:3本投稿し1本は『中日新聞』に掲載済み(以下は残り2本
〔前書き〕どんなに立派なアセス条令を作っても、業者選定時の「契約方法」が従来通り
(特定業者と随意契約)なら、結局、調査報告が【事業発注者の思惑通りになる】ことは
明白で、どれだけ内部告発があっても公共事業の受注がらみで【談合がなくならない】
のと同様である。ったく、も~、このドあほ!で、まずその(1)は「万博アセス審議会
森嶋昭夫委員長の答申」を知り、急遽作成した《声》欄宛ての《解説付き》原文である。


(1) 【万博アセスの公平な実施を】     98年3月13日
万博アセスに関心を持ち、自然との共生を願う1市民として、先日、名古屋瀬戸道路と
新住宅市街地開発事業の都市計画知事素案出たとの報道を読んだ。その中で動植物に
影響はあるもののいずれも問題なしとしていると知り、ああこれで計画実施は決まりだな
と直感した。アセスメント報告書の縦覧、公聴会と途中の手続きをどう複線化しても、
代替地の提案もなく、万博は【海上の森】と決まっている以上、事業の実施主体が調査を
発注し、つもの会社が調査するアセスでは、計画に都合の悪い報告が出るはずがなく、
結局アセスなんて、そんなものだろうなと、なにか空しささえ込み上げてきた。

両事業とも周辺住民への説明会が終了し、2月末に瀬戸市都市計画審議会で計画案が
了承された。跡地利用計画のほうが万博よりも先に決定し、2年後の事業着手に向けて
作業が進んでいる。21世紀にふさわしい万博アセスを目指すなら、賛否双方の代表者で
組織を作り、そこへ協会が資金を提供しその組織が過去2度の調査と関わりのない機関に
依頼する方法以外は信頼できる道はないだろう。いずれにしろ現状のままでは掛け声だけ
の新アセスで終る予感がしてならない。(*ここまでが本文で、以下の注をつけて発信した)

【注1最初の万博関連アセス「平成7年度・生物多様性保全基礎調査」予算1499万2千円
、期間7年4月24日~8年3月8日:なんと動植物の繁殖期!3月9日~4月23日をカット
同期間に海上の森ネットも予算60万円!で、1年間の調査を実施し、
学者の評価はわれわれの(報告書の)ほうが高かった。まったくもう!】

【注2新住宅市街地開発事業(略称・新住事業)のアセス:現在も継続中】
海上の森の環境
アセスメントは玉野測量、環境創造センターなど主要数社とその関連機関がすべて調査を
担当しほとんどが随意契約である。(愛知県への情報公開請求で入手した資料で確認した)
新住事業で開発計画が決まっている以上、万博計画でどんなに環境に配慮した
プランを立てたところで、そのあとの破壊が前提になっている以上、ムダというしかない。

ここはもう自然保護団体が提案しているように里と雑木林の自然を
適切に管理した「自然史博物館」として未来永遠に残すべきである。


(2)【子供は大人の合わせ鏡だ!】     98年3月27日
20年以上にわたり、寺子屋式の個人塾を下町で営んできたが、通ってくる子供たちの
生活環境は世紀末の断末魔の様相<注(1)参照>を呈しつつある。例えば『万引きは
ダメだ!』というと、たちまち「
◆◆は本を230冊も万引きしている」「●●は注文を取って
万引きしている」「▲▲は万引きしたのをなんでも100円で売ってる」など、実名つきで
ゾロゾロでてくる。『どうして先生に言わないの?』と聞くとチクったことがすぐばれるから、
ヤバイと。そういえば大人の世界でもカラ出張、裏金とまず内部告発なんかない。

小、中と主要教科のほとんどで自然と人間、地球の未来と環境問題と、くどく学習を
重ねさせているが、報道などから現実を知る大多数の生徒たちは、それは《理想》で
《建前として了解済み》で、テストが済めば、それで終わりなのである。

教育を業とする塾の世界でも生徒を紹介した父兄に1万から2万の謝礼、生徒に3千~
5千円の図書券が公然化し<注(2)>当然子供たちの眼にも、塾は金儲けの営利企業
学校もその仲間という認識が定着しつつある。勉強は金儲けできる職業に就くための
手段、本音は確かにそうだろう。しかし、それだけじゃナイ!と心の底から語れる大人が
注(3)今ほど緊急かつ大量に必要な時代はないと思われるが、もう手遅れなのだろうか。

【注(1)たまたま休憩時間、廊下での会話が耳に入ってしまった。
◇◇さんね、援助交際で5万円もらったんだって」「いいな~」「あんたどうする」
「うん、やってみようかな」「だってホテルへ行ってキスなんかするんだよ」「いいじゃん、面白
そうだし」こらこらコラァー注意したら仲間を連れて塾をやめてしまった。親からは一言もなし】

【注(2)なぜか一度に3人もやめた。引き続き来ている仲間にきくと、
連れてきたら1人5千円といわれているけど、自分は断ったとのコト】

【注(3)テレビで文部大臣が「きみたち」と私たち皆がナイフを持ったり、問題を起こして
いるような言いかたをしてたけど、あんなのみんな特殊で変なヤツで、普通の子なんかじゃ
ないよ。それに原稿を見ながらで眼がウロウロ。あんなのに説教されたくない】と、これは
何人もの生徒がこもごも言っていた。まともに努力している個人塾の未来はもうタイタニック
状態である】<筆者:さて掲載されたのはあるのかな?どうでしょうか?正解は次号で☆>

98年3月25日()「末広まきこをやめさせる会」斎藤、大木上京
署名簿持ち帰る
参議院議会事務局、自民党本部、末広事務所を訪問。
本部に公開質問書と要望書のみを提出し帰名。


3月28日()朝9時~3時:山口駅前・定例「海上の森くらぶ観察会」
屋戸橋でいきなり頭上30m、オオタカのペアが求愛行動。
勿論ハルリンドウもバッチシ!最高の1日だった。参加およそ60名!!

3月29日()朝9時:山口駅前「シデコブシ観察会」野鳥の会主催・案内人
担当者全員に急用ができたとかで、急遽狩り出された。
とはいえ理由があって森を歩けるのだからニコニコ。シデコブシはちょうど満開
寸前の按配で毎日でもあきない森の魅力!またまた今日もサイコー、解散2時過ぎ。

同日【県政記者クラブ並びに海上の森ネット関係者各位殿】FAX発信
前略 下記のような日程でギフチョウの調査と「末広問題」を風化させないため
の集いを実施します。お忙しいとは思いますが春爛漫の1日、気楽に参加下さい。
草々        〔愛知万博から海上の森を守るネットワーク代表・宮永〕

日時:4月4日(土)朝9時:山口駅前~11時頃まで(遅れた人=午前10時・四つ沢へ)
行事:海上の森ギフチョウ生息調査(時間のある方は午後も/雨天中止)
シデコブシ、ハルリンドウ、カスミザクラも満開です。また友人、知人に関心の
ありそうな方がみえましたら、ゼヒお伝え下さい。(以下、末広関連分は省略)

4月4日()9時~山口駅・ギフチョウ調査/午後~栄「末広緊急集会ぱーと2」
名女大・八田教授、名大・広木助教授を責任者とする調査に参加。11時半まで。
引き続き有志で午後も。ギフチョウ目的のまさにマニアと思われる完全装備の
人物が2名も通過。いやはや。肝心のギフチョウは出現せずX

さて三越前の公園がコンサート会場になっていて使えず、北東角のFMスタジオ前
に移動。【やめさせる会】メンバーよりはるかに多いマスコミ各社の取材陣!
(*フォーカス、UPI、時事、共同など3通信社の取材も受けた) 
ただ1分間スピーチや落書きコーナーはイマイチだった。そりゃあ、そうだよな。


カメラを構えて何社も取り囲んでいるんだから、よっぽどの目立ちたがりか
度胸がないと。まあ、マスコミも枯れ木に花の賑わいということで可。

*とうとう堪忍袋の緒がきれた。
本日付けで退会届を作成、野鳥の会に発送、正式に退会を申し入れた。


退会届  日本野鳥の会、日本野鳥の会愛知県支部殿  98.4.4.宮永正義
以下の理由により貴会を退会します。
1.小生は貴会愛知県支部役員として97年まで6年間、販売部副部長、販売部長として
貴会支部財政のかなりの部分を占めると思われる「野鳥グッズ」の販売活動を中心に、
我ながら自分で自分を誉めたいと思うほど、誠心誠意ボランティア精神にのっとって
活動をしてきたとの自負を持つものでありますが、その役員在任中のこととして、

小生が「支部売上金を着服使用した」と現支部事務局長が役員多数の前で発言をし、
たまたまその席にい合わせた友人からの連絡でその事実を知り、問い質したところ
「会計監査をもう一度やり直して調べる」と言い張るだけで、一切その件について謝罪を
含む責任ある返事を頂けなかった。当事者として着服は一切ないと天地神明にかけて
断言できるし、複数の会員の立会いのもと会計上もキッチリ処理してきた。

こういったいい加減な人物を事務局長として据えるような会には耐えかねる。
(尚、小生は愛知にて万博オンブズマン事務局長として県を相手に公金の使途に関し
情報公開請求を繰り返し行って、追及活動をしている)〔注・勘違いに思い当たる
件があり、説明したが前言を取り消してくれなかった〕

2.愛知県は現在、藤前干潟や海上の森など、身近なかつてはどこにでもあったはずが
いつのまにかどこにもなくなり「もう残された場所はここしかない」という貴重な自然が
存亡の危機にある。しかるになぜか50周年記念すらしなかった支部が、野鳥の会愛知
 の歴史がこのままでは失われてしまうとの理由で60周年記念事業を実施するとのこと。
(そんな重大な業績が多数あったとはとうてい思えないし、ちなみに小生は途中の
ブランクはあるが32年前からの会員であった)。

その目玉は1部1000円で記念誌を作り、会員2000人に無料配布、記念パーティ、
記念講演会を開催するというもの。自然保護活動の最前線に直接関わるメンバーか
らの「はるかにマシかつ有効な提案」を無視するバラマキ体質には絶望するしかない。

【バラマキ体質の一端は愛知県支部報4月号、裏表紙のお知らせにも:
東京のボランティア団体に(1)現金10万円、(2)オオタカシール\300を1500枚
(3)『海上の森の野鳥たち』(\1500)を240冊寄付とあった。
寄付先名などナシ・地元の自然保護運動には皆無!】
   
全国組織の幹部から今年(2016年)になって「家にあった」ともらったシール!

3.鳥も虫もいなくなったらいるところへ行けばいい。自然を守る活動は観察会だけ。
そこでパンフレットを配るだけでいいという一部役員。役所を困らせる?ようなことは
しない(*)という現支部長の方針からも、とうていこの会が自然を守ろうとしている
とは思えないこと(海上の森を鳥獣保護区にする請願書を出そうという要求に対し、
 上記の発言や「そんな嫌がらせみたいな、やってもムダなことはしない」との返事がきた)

以上、7年前から「瀬戸・海上の森」を万博から守る活動にたまたま関わり、
ただただ森を守りたい一心から、仲間ともども活動してきた果ての悲しい決断である。
  宮永正義(以下、住所、電話略)


(☆前回の宿題の答=投書(2)が朝日「声」欄に掲載された。
鷲谷いずみさん(現東大教授)を案内して海上の森を歩いたあと喫茶店で雑談していて
関東在住の鷲谷さんに「私もその投稿を読んだ。あれって宮永さんだったの」と言われた)


98年4月5日()聞いてよ、おじさんの独り言めげてはいられません!行動開始
近所に地元では大手といわれる塾が新規に進出してきた。
 立地が学区の中心でオマケにバス通りに面し、しかも今風のしゃれた造りの建物ときた。
加えて折りこみチラシにダイレクトと半年も前からの大宣伝。資金にモノをいわせる大量
 宣伝にはまさに《衆寡敵せず》、寺子屋塾の運命は風前のともしび。ただうなだれるのみ。

生徒を紹介した父兄には現金、生徒には数千円の図書券と塾業界も利益供与が
常識化してきた。「先生、月謝あげる!」なんていいほうで「ホラ!月謝」と袋を投げて
よこす生徒に腹を立てているようでは塾はやっていけない。
「先生は賽銭箱じゃないんだ!このどアホ!!」というくらいが精々関の山!

とはいえ手をこまねいて見ているわけにもいかず、おしりに火がつき、珍しく一応
 チラシで宣伝の戦列に加わってみたがすべてペケ。結局、新規入塾者は関係者のみ。
やれやれ、とほほ!ケド、けど、だけど、心機一転!負けずにやるっきゃナイ!

4月6日()「マスコミ各社殿」発信/夜7時~11時「県民投票の会」最終会議
「県民投票を求める会」の解散と、新たな活動の旅立ちを決定する集会を実施します。
 日時:4月12日(土)午後1時~5時<森を守りたい方、どなたでも参加自由・会費無料>
場所:熱田働くひとの家<熱田区伝馬町2-28-14 TEL(052)682-5204>


情報公開度が全国都道府県で最下位という自治体にふさわしい議会!の審議の結果
(選んだのは小生を含む県民なのでありますが)、民主主義が何たるかをきちんと把握し、
自分の肉声でもって条令制定を求めた一部の議員の質疑も「上意下達、数を頼みの十把
ひとからげ」の与党の前にあっさりと聞き流され、県民投票条令案は否決されました。

しかし条令案の制定自体は否決されましたが、われわれの今回の活動は当事者を始め
  大多数の予想を裏切る大成功だったと確信しています。振り向いている余裕はありません。

愛知万博から「海上の森」を守る新たな出発をめざし思想信条、年齢性別、国籍いっさい
を越え、あらゆる階層の有志と連帯をはかり、2005年の万博開催前日まで開催地変更
を求め、徹底的に活動する方針を協議します。
「海上の森の愛知万博の賛否を問う県民投票を求める会」公報・宮永正義拝


同日:午後9時過ぎ「県民投票の会最終スタッフ会議」途中参加・プロジェクトM
12日に実施予定の「県民投票を求める会」解散式の手順と、新たに引き継いで立ちあ
 げる組織の詰めの会議。小生はトーゼンお仕事最優先?のため途中9時過ぎから出席。
宮永私案を参考に話しが進んでいて「常勤のスタッフを置く」という提案はイロイロ難しく
ムリとなったが、それ以外はほぼそのまま了解された。まあ「最近財政が厳しい」と言って
いた牧野事務所に月3万とわずかだが、経費分として払えることになったのはよかった。

特定の個人にのみ負担を強いるというのはよっぽど余裕があって
申し出があったとき以外は、なるべく控えるべきだから。

4月7日()午後7時~8時半「市民オンブズマン」と活動連携について合議
直前にその旨連絡をしたが、約束に10分遅れでリブレ法律事務所着。
【名古屋市民オンブズマン】メンバーと今度結成する【新組織】との連携による活動を
話し合い今後の協力を確認した。代表の新海聡弁護士と市民オンブズマンタイアップ
グループの中心メンバーである近藤奎治さん、県民投票を求める会からは
小松(豊明市議)、秋田(朝日新聞社員)、宮永が出席した。

 新海さんは相変わらず明るく元気で、万博オンブズマンの情報公開請求活動を
非常に喜んでくれていた。《諸費用いろいろ1年分》という単位で何人もが波状攻撃
で公開請求をするので、当局に相当なプレッシャーがかかっているようで、あと一息
このまま押し続けること、今後も月1回ペースで請求行動を続けると約束した。


4月10日()朝9時~「日本テレビ取材」末広まきこ関連で番組を制作
東京からのディレクター宮本氏と名古屋の撮影クルー3名が約束より早く西区の自宅
へ迎えにみえた。取材車に便乗し総勢5人で一路海上の森へ。昨日の雨が嘘のような
快晴の撮影日和となった。ものみ台からの桜と新緑の素晴らしいこと!モチロン、
あのまきこ氏が「いつのまにか名札を外した」トラストの立ち木もシッカシと撮影。

正午過ぎ自宅まで送ってもらい、次ぎは大木さんを取材するというスタッフと別れた。
放映は12日朝8時から10時の枠内で、前日の深夜に時間が決まるとのこと・・
(録画テープを送ってと言い出せず、おまけに結局、自分では放送を見られなかった。
はてさてどんな内容だったのか?新聞、雑誌、テレビともにコチラから申し出ない限り
取材の結果の掲載紙・誌・ビデオテープを送ってくれないということを、この頃になって
やっとわかった) 《次回は「カネにならんコトばっかしの春」の巻デス》

 

34回:4月カネにならんコトばっかしの春/春その2/春その3

98年4月10日()昼過ぎまで日本テレビ取材/午後:文書2本作成&発信

その1【海上の森春祭り】スタンプラリー配置表 
海上の森春祭り関係者各位殿

日時:4月26日(日)午前10時<四つ沢>スタート
ゴール<海上集落・弘法堂>
スタッフ集合時間:午前9時<四つ沢>(車の方は銭屋鉱産跡地に駐車のこと)

ラリー受付開始:午前10時/受付終了:午後1時/ただし各ポイントでは3時まで
全ポイント:午前10時~午後3時まで<スタンプとテーブルが用意してあります>
*各ポイントに説明役1名、交代要員1名の2名を理想としています。(*地図略)
*(1)~(3)、(4)~(7)の各ポイント間で適宜、場所の交代も可です。

配置ポイント&メンバー予定表(春の一日案内役を兼ねて森でのんびりしましょう)
(1)むささびポイント
宮永、成田(2)カスミザクラPY氏夫妻(3)人工林PT氏
(4)よたかP
村瀬(貞)/(5)大正池P?/(6)立木トラストP?/
(7)海上の里ゴール
森島、(?)のポイントは未定です。ボランティア募集中!

打ち上げパーティー:午後5時より「陶源寺」山田みち江宅にて・会費1000円
呑み放題、食べ放題の焼き肉バーべキュー。泊れます。ただし寝袋持参のこと。
現在15名申しこみ済み。希望者は宮永まで(連絡先電話など、以下省略)

その2 朝日新聞「声」欄あて投稿     4月10日 宮永正義
4月9日付け貴紙朝刊に、2005年国際博覧会に対する民間の団体や機関の
行動、提言が掲載されていたが、どれも思わず首を傾げたくなるものばかりだった。

例えば地元自治体の関係機関が会場候補地から流れでる川沿いに、自然と共生の
シンボルとして植樹をした(注1)とあったが、現地を見れば一目瞭然、樹木の性質を
一切無視した30㎝間隔の機械的密植、業者の売れ残りの整理としか思えない樹木の
ホロコーストであるし、市民団体の提案という「伐採した樹木をすべて会場建設に利用」
というのも経費を度外視した大盤振る舞い(注2)でもしない限り無理だろう。

会場ででた生ゴミを花作りに利用という発想(注3)に至っては、既に江戸時代以前から
田畑でしていることで、8年も先の世界からお客を招く「国際博のアイデアとして取り
上げる」ことすら恥ずかしいほどだ。更に国際陶芸村の構想にしても、どれだけの人が
高い旅費と滞在費と日数をかけてくるほど陶芸に関心があるのか(注4)調査した
うえで打ち上げたのか、それさえも判然としない。それにどう考えても未来を担う
若者や一般の人たちに支持される趣味とは思えない。

たった6ヶ月間に2500万人もの入場者を集めるといっているが、未だに委嘱した大手
の代理店からすらも、アイデアがでてこない情況で、万博なんて開催できるのだろうか。

(注1:たまたま植樹の日に通りかかったのだが56種、約1500本。成長すると樹高が
10m以上になるものから、精々50cmくらいのもの、日陰や湿地、乾燥地を好むものと
様々。園芸品種から珍しいものまでなんでもアリ。土地があるからなんでも植えれば
いいというものじゃないはずだ)

(注2:これもたまたま3月28日、海上の森で自前の杉とヒノキを伐採して小屋を建てた
という地主の方と話す機会があった。伐採、搬出、乾燥、製材、搬入とすべて自前の
労働力と自前の車で賄ったが、市販の材木と比べ、はなしにならないほど
割高についたとこぼしていた。田中さん)

(注3:生ゴミを堆肥にという発想自体がすでにもう自家用の菜園のある家庭を
始め一般に常識化しているもので、とてもアイデアといえるシロモノでない)
(注4:陶芸が趣味という人はハッキリいって絶対小数、客として期待できる数なんて
希少であろう。長いことニンゲンをやってきたが、陶芸を趣味としている人は
小生の周りにひとりもいない!*結果は未掲載でした)


4月11日()9時~5時「東京のゼネコン環境担当者」案内:参加20名
鷲谷教授らと来名した研究者、業界担当者を春爛漫の森を案内し、昼食を
はさんでゆっくりと散策6時間。夕方から瀬戸・式部亭で視察を元に意見を交換。
主な参加者は大成建設環境本部次長、清水建設自然生態系保全グループ長
大林組東京本社環境マネジメント室課長代理、(株)富士総合研究所主任調査役
地球市民の会・事務局長などといった顔振れ。まっ、万博で環境関連で
どれだけ儲けられるか下見に?という印象。 

4月12日()9時~山口駅「定例探鳥会」退会は本部などから慰留
今日で海上の森は連続3日目。探鳥会はレギュラーメンバーに任せ、
銭屋鉱産跡地から左に麓を巻いて山に入り単独行動で鳥屋場跡を調査。
ここしばらくやっていた形跡はなし。ギフチョウ3頭に遭遇。

昼から熱田区・働く人の家での「県民投票を求める会」解散式に参加。
今後の活動方針を決定した。写真を撮るなんて滅多にないことだが、集会後の
記念撮影で、万博反対の市民団体の主要メンバー勢揃いを見て「これがどっか
の国だったら、反対派を一網打尽にできて、即、運動が消滅するところだなー、

上みりゃキリなしで、まだ日本はその点マシでよかったな~」と自称発毛途上人から
ヒトコト。笑い声とともにうなずく面々。それにしても、たった30人ほどのメンバーで、
よくもこれだけやれた!いやこれからもやっていくしかないんだな、ヤレヤレ。



98年4月13日()「県政記者クラブ殿」下記の2件について連絡します


その1【海上の森の愛知万博の賛否を問う県民投票を求める会】を4月12日
で解散し、以下の仮称の市民団体の設立準備会を新たに発足させました。
【海上の森の万博やめよう市民会議(仮称)】なお正式な発足は6月13日(土)を
予定しています。以上、問い合わせ先:『海上の森くらぶ』宮永(連絡先・省略)

その2 下記のような日程で、市民集会を実施しますので貴紙<お知らせ欄・
行催事欄>などへの案内掲載、なにとぞご配慮下さいますようお願い致します。
行事:黙っていたら腹がたつ「末広まきこ」の集いパート(3)(参加無料)
日時:4月18日(土)午後1時~3時/集合:女性会館1階ロビー
(中区大井町・地下鉄東別院下車スグ)

自民党入党以来、雲隠れして行方不明の末広まきこ議員の居直りを許さない方策に
ついてアイデアを持ち寄りたいと考えています。問い合せ「末広まきこをやめさせる会」
宮永(電話など略)なお午後5時~9時の問い合せは斎藤&坪内(電話略)まで
《次回は「カネにならんコトばっかしの春」の巻・その2デス》

4月14日(火)「県政記者クラブ殿」「万博やめよう市民会議(仮)関係者殿」
県民投票を求める会を解散し、従来の会員並びに広範な分野から改めて賛同人を
募りつつ、6月13日の正式発足に向け、新組織準備の(仮称)つきの団体として
活動を継続します。新組織ながら旧会の機能はすべて引き継いでいることから
以下の行動を実施します。

日時:4月15日(水)14時~自治センター1階ロビー集合
目的地:愛知県庁秘書課・14時15分頃(場合により建築部住宅企画課へも)
行動:愛知県知事宛、抗議文及び緊急要望書の提出   
記者会見:14時45分~「記者クラブ」にて30分ほど    
内容:県民投票条令の制定を求める直接請求に係わる県議会の質疑での
知事答弁「反対派とは節目、節目で会う」を受けて、県民投票を求める会の
「知事との会見申しこみ」に対する拒否回答について抗議文を提出

新住事業、瀬戸道路計画の「万博アセス」と連動し、慎重に環境に配慮して事業計画
を推進するはずが、万博案がまったく白紙状態にもかかわらず、事業案の公告、縦覧
公聴会と一方的に前倒しの手続きを済ませ、既成事実化を諮る、民間不在のゴリ押し
行政誘導型の手法に対し、緊急要望書を提出します。【海上の森の万博やめよう
市民会議(仮称)】(暫定代表:影山健、水田洋)公報・宮永



4月15日(水)「海上の森を守る新たな旅立ちを前に」マスコミ&関係者宛

「県民投票をやったらどうだ*」この一言がその後の《てんやわんや》のすべての
始まりだった。97年3月2日。ヒューマンチェーン実行委員会の会議の中、愛知の
市民運動のシンボル的存在であり、個人事務所を無償で提供し、その後の
活動拠点を与えてくれた牧野剛氏からのいささか無謀とも聞こえる提案だった。
(*瀬戸・名古屋が拠点の海上の森市民会議で案はでていたが全県能力はなかった)

当然、議論は紛糾したものの、その後会議を重ね検討の結果「何もしないよりはマシ
とにかくやろう!」と県民投票を求める署名活動に乗り出したのが、同年10月7日。
影山代表の活動日誌にあるように「ああいえばこういう、何にもいわれなくても何か
言う」という発想のもと、よくもまあこれだけと関係者自身が驚くほどさまざまな活動が
多数のボランティアの方々の協力のもと実施され、そして直接請求を求める
署名活動を経て、今回の結論へと辿りついたのである。

大方の予想をはるかに上回る署名数が得られたこと。今後の市民運動を担うのが
彼女たちだということがはっきりした30代から50代を中心とする女性たちの活躍。
影山氏の言葉を借りれば会心の2塁打。3塁を目指す寸前で相手に試合を放棄
されてしまったが、ほとんどがこの手の活動は初めてという代表者、世話人、
受任者にとって、身近に政治というものをかいまみる絶好のチャンスとなり、
条例案は否決されたが市民運動としては大成功だったといえよう。

90年に瀬戸市南東部地区(通称・海上の森)が万博開催候補地に決定以来、
地元の自然保護団体を中心に実施してきた開催地変更を求める市民運動も、
考えうるありとあらゆる合法的手段で実施し、13万6千余を集めた
県民投票を求める署名も知事宛て提出するも議会で否決。

現在は去年8月からの「万博開催地変更を求める署名」が4万を超え、
5月中旬に通産省あて提出をめどに継続中の情況である。「県民投票を求める会」
はその役割を充分に果たし4月12日に解散、再度の県民投票を視野にいれつつ
(1)環境とアセス、(2)新住事業、(3)財政の諸問題、追及を柱に海上の森の万博を
やめさせる市民団体として総会で承認され6月13日の発足を決定した。開催地変更
をかちとる戦いに絶大の支持、協力を寄せられるよう、各位に切望するものである。

4月16日(木)午後1時~「万博オンブズマン」第13回情報公開活動
建設局住宅企画課と土木部都市計画課の平成8年度食糧費を請求。
ゴメン、県職員のみなさん!また膨大な手間をかけさせて!!参加2名。


4月17日()午後2時「部分情報公開」自治センター/2時半~三の丸庁舎
影山氏と2人。県議会で知事が230余の各種団体から推進決議を頂いていると答弁
したのに基づき、団体名と決議案すべての公開を求めた。日本ボーイスカウト連盟
の名には驚いた。その後、新住事業、瀬戸道路、万博アセス計画書の縦覧へ。
どれも矛盾だらけ。《次回は「カネにならんコトばっかしの春」の巻・その3デス》

98年4月18日()「黙っていたら腹がたつ」末広まきこ緊急集会ぱーと3
大井町の女性会館で3時半まで。末広まきこ氏が代表ということで呼びかけた
【海上の森】2カ所目の立木トラストだが、その代表の末広氏が「こっそり立ち木の
名札を外し、いちぬけたと辞めてしまった」ので、斎藤氏が22日に末広事務所を
訪ね【トラスト参加者の名簿と供託金の返還】を要求することにした。

また5月1日TV取材要請を確認。更に立木トラスト会員に「お金を返還する」か
又は「引き続きトラストを続ける」かをハガキで問い合わせ、希望者には返金する
ことにした。逃がすものか!末広まきこ。2005年まで責任を追及するゾ!!


4月19日()午後2時~森島宅「海上の森でバードソン」打ち合わせ
自転車で尾張旭市緑が丘の森島宅へ。5月10日の打ち合わせ。
結局、日本野鳥の会を退会したため、オブザーバーの立場で参加。
第一目的は会のあとの懇親会「泡モノ」関係なので、ケッタで片道40分も
苦にならず、るんるん気分でかけつけた。海上の森原人が勢揃い!
気の合う仲間と陽気なひととき、極楽ごくらく!

4月20日()午後7時~11時「海上の森の万博やめよう市民会議」
プロジェクトM
: 座るイスがない事務所いっぱい20数名の参加者。
今後の活動方針を協議。9時40分頃から途中出席。


4月22日()10時~北海道新聞/12時半~4時「NHK」放送センター
わざわざ名古屋まで出てこられた北海道新聞・東京支社の記者氏から末広関連で
取材を受けた。昼からはこれまた、どういう伝手でか「NHKラジオ四季の鳥」取材班
を案内し海上の森で録音ロケ。なんと謝礼が半日で金1万円ナリ。これまでズイブン
新聞、TV各社を案内したが、すべて見事にボランティア。わおー、むふふふ。

4月23日()午後2時~「在間正史弁護士事務所」中区大津橋
愛知万博初の民事訴訟・提訴打ち合わせ。加藤(徳・瀬戸市議)、
小松(豊明市議)、高岡(英会話教室経営)、塚本(瀬戸環境を考える会)
小生の5名。委任状の集約、記者会見、提訴の手順と3点の日程を決定。

4月24日()海上の森の万博やめよう市民会議()関係各位・FAX
緊急原告募集のお知らせ<26日に詳細を説明します。
訴訟費用は会から拠出の予定です>
項目:新住宅市街地開発事業&名古屋瀬戸道路の公聴会開通知取り消し訴訟。
関係者以外部外秘のこと。原告資格:成人/性別を問わず/
やめよう市民会議入会を前提とする。5月5日・宮永宛て申し込み必着。

行動:5月8日(金)午後1時45分・県庁本庁舎1階ロビー
集合/2時から記者会見の予定。連絡先:宮永

4月25日()午前9時~山口駅前「海上の森くらぶ秘境探検隊」
小生以外全員初めてのコース。念のために事前に迷いそうな分岐を
チェックし枯れ枝の矢印の道しるべを数カ所に設置した。気分は最高!


4月26日()朝8時~夜9時過ぎ「海上の森の春祭り」大成功!
参加者2千5百人余
!!

4月29日()7時~「藤原岳登山」自分だけ好き放題でざんげ!
帰宅午後10時 
我が家のゴールデンウイーク連休はここ7年間、
家族サービスゼロ!これでは父親失格当然か。とほほ!

4月30日()朝9時~山口駅前「海上の森」市民グループを案内
「藤前干潟を守る会・辻あつお氏」の奥さんとその知人の
みなさんといっしょに晩春の森をのんびりと散策。


5月1日()「おじさんの独り言」カネにならんことばっかしの4月終了!
(1)とにかく生徒の授業態度の悪化がヒドイ。注意は言葉だけと知っているうえ
「イヤになったらヨソへ」とコンビニ並みに塾があるから平気の平左。真剣に
説明している最中にも喋りに喋る。こちらの顔をみながら気にせず喋る。
アメ玉やガムなどアタリマエ。静かだな~と思うとマンガか寝ている。

それでも体罰はゼッタイしないと決めているので、言葉で注意するしかない。
『こら~▲▲オマエ今月分の月謝払ったか?そうか、じゃ~もう帰っていいぞ』
そんなんまで言っていいの!というくらい『どぎつく言って』
ようやく「そんな~」で、ちょっと静かになる。

もっとも学校に部活に稽古事、そのうえ塾と負担はハンパじゃない生徒にとって
身構えず、地が出せるらしい我が塾は安息の場、本音の場でもあるようで、
《ねじり鉢巻エイエイオー》の受験一辺倒ではない塾長の意向も微妙に察していて
まあ、どっちもどっちというべきか?とはいえ託児所ではないので、余りに度が
過ぎれば、かねて用意の『笛を吹いたり』、『当らないよう教科書を投げたり』の
毎日が繰り返されている。う~む、やれやれ!

(2)海上の森の調査と称し林道沿いの樹木が無残に乱伐されている。
さらに95年の「新住宅市街地開発計画」環境アセスを情報公開請求した結果、
野鳥調査のメチャクチャが判明した。例えば12月16日=サンコウチョウ25/
同30日=コマドリ7えーっ、びっくり仰天、目が白黒!。たとえれば庄内川源流で
ジュゴン発見とか、三越のライオン像にトキが止っていたというほどのモノ。

もしアセス報告が事実なら特別保護区を申請すれば環境庁の認可が確実な
「どえらい」ことで、それこそ海上の森は天下に希有の森となり、万博なんか
 一発で飛んでしまうハナシなのだ!サンコウチョウもコマドリも典型的な夏鳥で
瀬戸では真冬に絶対いない鳥だ。
(次回は「なんでもありの5月」の巻です)
 

第35回:なんでもありの5月/必死の!上京請願

98年5月1日(金)10時山口駅「春だ。出て来い末広まきこ!」東海TV取材

海上集落の道端にある「嘘つき女史の名札をはずした」トラストの木の前でいきさつを
話し辞職を迫るという「これでマスコミ5社目」いつものパターン。来る人来る人、みな
立ち止まって「ああ……コレが例の末広まきこの木ネ!」と覗いていく。記念写真を
撮る人までいて、まるで観光地の名所なみ。反面教師とはまさにこのことか。

午後は名古屋の中心・栄に移動、13時から栄小公園で開催の【赤と緑のメーデー98】
に参加、約100名。【末広まきこをやめさせる会】メンバーは南東角FMスタジオ前で
レギュラー3人(斎藤、大木、宮永)が声を嗄らして呼びかけ署名活動。朝に続いて駆け
つけた東海TVの要請に、栄小公園から助っ人を呼び集め、総勢8人で「内田*」まきこ
の鬼退治も演出(*現・全国市民オンブズマン連絡会議・事務局担当氏がお面で扮装)

5月5日(火)朝~庭仕事/午後~猪高緑地散策/夜~家族でビデオ鑑賞
植木の手入れに草取り。といっても本職でないから上っ面をなでただけ。
雑草といっても見れば可愛く、外来種の草などを気休め程度に抜いただけ。
「コレでどこを手入れしたっていうのッ!」部屋の中から点検の、山の神からトゲ
トゲのお小言『んなこといわれたって、花が咲いてればどれもカワイイもんな~』

昼からはほぼ1年ぶりの猪高緑地。塚の杁り池周辺がやたら道が
ぬかるんでいたほかは変化なく、フジの花が満開。釣り人がちらほら。
キビタキの初夏をつげる絶唱。近来まれな平穏な1日だった。


5月6日(水)「NHK海上の森取材班」以後1年・夏、秋、冬と四季を取材

5日夜の留守番電話の録音にNHKラジオ・鈴木氏からの伝言が入っていた。
早速宿泊先に連絡すると「明日(6日)早朝4時半から7時まで三叉路地点で収録。
朝食後待機して、夕方から海上集落で「ヨタカとフクロウ」を録音したい。
滞在予定は8日までで、必要があればまた連絡をする」ということだった。

5月7日(木)「海上の森の万博やめよう市民会議(仮称)」関係者各位・FAX
*以下の日程で民事訴訟行動を実施します。関係者のみなさん!是非参加下さい。

項目:新住宅市街地開発事業(新住事業)&名古屋瀬戸道路の公聴会に関する訴訟
記者会見:5月8日(金)午後2時~/午後1時45分:県庁本庁舎1階ロビー集合
提訴日程:5月11日(月)午後2時~/午後1時45分:名古屋地方裁判所ロビー集合
<名古屋地方裁判所:地下鉄市役所下車西へ徒歩7分・中日新聞本社・真北>

*表題の2事業の「公聴会日程」が決まり実施されようとしているが、
先行事業のはずの2005年国際博覧会(愛知万博)実施計画の中身が白紙状態
のまま「万博環境アセスの事業素案が縦覧されている」時点での「万博開催後の跡地
利用計画」の事実上のゴーサインとなる2事業の公聴会開催は、手続きの順序が
まったく逆で即時中止すべきである。

*新アセスに准ずる「万博事業追加アセス」の結果を待たず、ずさん極まりない
旧アセスの結果に基づき、前倒しで(跡地利用)事業を始めようとしている県の
意図は明白で、現状では【跡地利用の造成工事中の万博予定地】で万博アセスの
調査を実施することになり、アセス自体を形骸化する《矛盾ここに極まれり》という
言語道断の行為である。代替地の提案すらない「欠陥アセス」ではあるが、
万博アセスの終了まで両事業の着手は延期すべきである。なお詳細は記者会見の
際説明します。連絡先「やめよう市民会議(略)広報代表」・宮永(電話など以下略)

5月8日(金)午後2時~「公聴会差し止め訴訟団」結成報告:県政記者クラブ
1時20分。在間弁護士事務所着。1階の車庫入口にトランクス1枚の裸のマネキンが!
なんだ?なんだ?と思いながら車を寄せると……イナイ?なんと階段下の陰、
ホースの水で海パン1枚・裸の弁護士が身体の汗を流していた。

そういえば《週1回10kmを1時間》のジョギングをしなくなって、はや3年余り。
彼は週3回1時間ほど名城公園を走っているとか。いいなあ!羨ましがるなら、
また始めればいいのだが現状では再開はとてもムリ。う~~む。


できたての訴状にざっと目を通し一部を預かり、県庁ロビーに集合の仲間と
合流し県政記者クラブへ。2時から記者会見。参加13名。加藤(徳)氏は欠席。
訴訟を決めてから原告を募集するという、どっかの「万博」と変わらない泥縄式ながら
たった2週間で35人もの原告が手を挙げた。トニカクやれることはなんでもやる作戦。

5月9日(土)午後1時「第4回末広まきこをやめさせる会」会議・女性会館
参加13名。懸案の訴訟活動は22日に籠橋隆明弁護士(*05年1月・日本自然保護
協会・第4回沼田真賞受賞)と打ち合わせを確認。今後の方針と6月中に辞任要求
署名を本人宛てに提出を決定した。
末広まきこ特別番組:5月9日(土)午前11時から東海TV「情報原人」で放送)。

あすのバードソンのため午後5時から海上の里「ものみ小屋」で第29回キャンプ
参加9名。U夫妻、森親子、北川さんは帰宅。深夜のフクロウ探検隊は
でかける前から声がしていた。一晩中ヨタカとフクロウの合唱!!

5月10日(日)「海上の森バードソン」規定時間内に見た鳥の数を競うゲーム
ものみ小屋でフクロウの声にうつらうつらの4時半、森島氏の声で目が覚めた。
本隊スタートが早朝5時。直後にまたフクロウの声。が、結局本隊は確認できず。
別働の「あるこーるはモウ結構」隊(キャンプの翌朝はいつもでもデモ昼には回復)
は9時の探鳥会開始まで思い思いに森を散策。ワシ、タカ総出演で確認42種
(次回は「なんでもアリの5月」の巻・その2デス)


98年5月11日()「名古屋司法記者クラブ並びに県政記者クラブ殿」FAX
【新住事業・名古屋瀬戸道路の公聴会通知取り消し訴訟】原告団長:加藤徳太郎
広報:宮永正義*以下のように行政訴訟の提訴を実施、その後記者会見を行います。

項目:新住宅市街地開発事業&名古屋瀬戸道路の公聴会通知差し止め訴訟提訴
◎5月11日(月)午後2時~/記者会見:2時半~名古屋地方裁判所・司法記者クラブ

愛知万博会場の跡地利用の中核となる上記2事業の事業計画の公聴会を開くこと
はそもそも会場計画が確定後にその跡地利用が具体化されるのが本来の筋で、
万博会場計画の中身がなんら決まっていない現段階での開催は《本末転倒
そのものの暴挙である》といわざるを得ない。

われわれは万博開催を容認するものではないが、万博誘致にあたって開催の要件
としてBIEに公約した「人類初の国際環境博を実施する」が開催の真意であれば、
万博アセスの結果確定まで両事業の着手は延期すべきであることは明白で、
同時に開催権獲得国として当然の義務であり責務ではなかろうか。
【公聴会取り消し訴訟団(略称)】広報:宮永(以下、連絡先など省略)

  
さて午後はあいにくの小雨。入廷風景の撮影で地裁前にカメラを並べ待機する
マスコミ各社が気の毒で、時間きっかりに行進。手続きは印紙を購入し貼るだけ
で10分ほどで完了。記者会見には徳太郎氏も間に合い、参加原告17名。
本日「新住事業・名古屋瀬戸道路の公聴会取り消し訴訟団」が原告42名で発足。

5月16日()午後5時~「中島邸にてホームパーティ」県民投票が取り持つ縁
瑞穂区で受任者の取りまとめ役として大活躍。最終日は名古屋駅前で深夜12時まで
署名を呼びかけた中島さんのお宅で「1品持ち寄りホームパーティ」に招待され、
おじゃました。名女大で語学の講師を務める夫君のジャレルさんとは海上の森の
仲間でもある。愉快で陽気な仲間と論断風発、楽しい一夜だった。ご馳走さま!

5月19日()「マスコミ各社殿」FAX送信:下記の日程で記者会見をします
日時:5月21日(木)午後2時~3時〔出席予定:影山、加藤(徳)、高岡、宮永他〕
内容:万博開催地変更要請の全国署名数/分散型万博開催案/中央5省庁訪問
など発表。なお署名など5月26日(火)にメンバー10名で上京し、枝野幸男議員ら
の紹介を得て以下の省庁の順で訪問し提出します。

【愛知万博から海上の森を守るネットワーク】が昨年7月から
県外を対象に展開してきた  (1)Save The 海上 Horestsキャンペーン
(2)愛知万博の開催会場変更を求める全国規模の署名活動の結果を報告します
北海道から沖縄、屋久島まで県外から4万人分近くが郵送されてきました。
(愛知県内では平行して県民投票を求める署名活動が実施されていました)
なお、上京スケジュールについては確定次第、再発信致します。


5月21日()13時「万博オンブズマン」自治センター&県政記者クラブで会見
25日に出発予定の「愛知県知事訪欧団」旅費を質問。26日に上京し通産大臣へ
署名簿提出などの行動についても報告。また情報開示で得た結果から、
万博推薦決議文230団体のうち約70%が同じ雛型の書式による同文で、署名だけ
各団体名という、やらせ?というか半強制的な押しつけだったという実情も公表した。

5月24日()朝9時「海上の森探検隊」32名/午後「マスコミ各社」FAX送信
薫風さわやか!陽射し輝く新緑の森を歩くのは最高ッすね。
でも午後からはまた難しいコトのあれこれ。あ~あ。
【マスコミ各社殿】下記のスケジュールで上京し、各省庁を訪問します。

5月26日(火)午前7時45分:新幹線正面入口前集合
午前8時03分発:ひかり指定席  10:50=通産省別館・1階ロビー
〔同行:金田誠一衆議院議員(民主党)、保坂展人衆議院議員(社民党)〕

11:00=同10階・16共用会議室〔開催地変更署名、
里山博物館構想の要望書、最新情報の提供を要請〕

13:00=農水省7階・林野庁第2会議室〔同行:枝野幸男衆議院議員
(民主党)/土砂流失防備保安林の指定を解除しないよう要請〕

15:00=環境庁合同庁舎・5号館1階・共用第2会議室
〔同行:大脇雅子参議院議員(社民党)/海上の里を里山
保全中枢センターとする提案書、万博アセスに関する要望書を提出〕

15:40=文化庁。文部省1階・第3会議室〔埋蔵文化財に関する要望〕

16:10=建設省1階・道路A会議室〔ここで都合がつけば再び保坂展人議員:
新住事業に関する要望〕【愛知万博から海上の森を守るネットワーク】代表:宮永
〔以下、構成団体、連絡先など省略〕(*なお、この陳情行動のアポ取りは
すべて海上の森自然観察会・北岡さんに設定を尽力して頂いた)
(次回は「必死の願い!上京請願」の巻デス)



98年5月26日()7時~22時:万博開催地変更署名提出・5省庁参加10名

(1)通産省〔11時~12時半〕 同行:金田衆議院議員(民主)、保坂衆議院議員(社民)
まず総計34817人分の全国から寄せられた開催地変更を要望する署名を提出。
更に3月23日に愛知県議会で否決された県民投票を求める請願の署名総数と、
その取り組みについて詳しく説明。万博への県民の無関心さについても言及した。

開催地変更の可能性について村崎氏に再三再四、回答を求めたが
「海上の森を開催地とする」BIE総会での決定があり、実施計画案の策定、
環境アセスの結果などが形を現わすまで、まずは海上の森が予定地との回答のみ。
博覧会協会と反対派の話し合いについては場を設けるよう指導しているとの由。

また万博と他の2事業のアセスは互いに連携を保ちつつ進めたいということだった。
既に従来のアセス法に基づき調査が終った関連2事業がアセスの結果「問題なし」
として、事業推進にゴーサインを出していることに抗議したが反応はなかった。
関連2事業でブルドーザーなどの重機が動きまわっている森や里で、
「アセス新法先取り」という万博アセスを実施しても無意味、ムダ。

また跡地が宅地開発されることが予定されている以上、どんなに環境に配慮した
万博を行っても、刑執行の前日に「死刑囚」に延命の手術をするようなもので、
本末転倒もはなはだしく『呆れ果ててものも言えないとはこのことである』と申し上げた。

・更に朝日新聞の「通産省は分散型開催も検討」との報道に対し、誤報として
「抗議又は訂正要求したのか」という質問に対して「一切していない」とのことだった
(ということは朝日のスクープは事実だった!)。

(2)林野庁〔13時~13時40分〕同行:枝野幸男衆議院議員(民主)
「海上の森」で土砂流失防備保安林の指定解除申請があれば
枝野事務所へ必ず連絡すると約束を確保。

(3)環境庁〔15時~15時50分〕同行:大脇雅子参議院議員(社民)
新住事業の環境アセスが非常にずさんであるので、県に対し強力な指導を要請した。
また全国に先駆けて海上の森の里山を自然博物館の森として保存するよう要請した。

(4)文化庁〔15時40分~16時〕同行議員なし・候補地内に多数存在する貴重な
古墳や古窯に関し、埋蔵文化財保護法に基づく強力な保護策の実施を要望した。

(5)建設省〔16時10分~16時55分〕同行:中川智子衆議院議員(社民)
「新住事業、名古屋瀬戸道路ともに現アセス法で事業計画を推進することに問題なし。
また両アセスの追加調査や公聴会は事業主体の愛知県が独自の判断で実施を決めた
もので法的に拘束力はなく、更に2事業とも計画案確定後、愛知県から認可を求め
られるまで建設省からは意見なり質問をする立場にはない」との回答だった。

愛知県がどんなに住民無視、財政負担無視、環境破壊の時代錯誤の計画を立て
ても正式な手続きを踏んで計画案を建設省に提出しない限りチェックできない。
しかも提出された時点ではもう事業を止められない。結局、長良川、諫早干拓
の二の舞いとなる。要するに新住事業、名古屋瀬戸道路ともこのままのペースで、
万博や万博アセス(*未施行の新アセス法に準じて行うとされている)とは関係なく
事業決定に向けて進むと、建設省が公式に認めたわけである。

*市民グループ「日程担当」北岡さんと緊密な連絡を取り、会見を設定し、
終日同行してくださった枝野幸男議員政策秘書・本多平直氏に
心からの謝意を表します(*以下は関係者にあてた上記報告書の前文である)。


「愛知万博開催地変更」署名にご協力の皆様へ     5月26日
昨年7月開始の「万博開催地変更署名」34817筆を持参し、ネットメンバー10名で
上京、通産大臣あて提出しました。各省庁での面会の手配はすべて民主党の
枝野幸男事務所におまかせし、各省庁の担当者との会談の際は下記の
民主党、社民党の国会議員5氏にそれぞれ同席して頂きました。
訪問先と同行議員、要請内容は以下の通りです。

なお、民主党は小生が昨年秋に国会議員7氏を森に案内した関係から、
枝野氏は立木トラストの会員でもあったこと、保坂、中川氏は加藤徳太郎氏の関係から
お願いしました。ただし両党とも党全体の意見は「海上の森での万博反対」とはなって
おらず、環境問題に関心が高い一部議員が反対している情況で、今後は彼等の
同志をいかに増やすかの一点にかかっていますが、非常に厳しいというのが本音です。

これまでの協力に心からお礼を申し述べると同時に、報告を致します。
〔愛知万博から海上の森を守るネットワーク代表〕  宮永正義


通産大臣殿「海上の森2005年国際博開催の中止」緊急要請書98年5月26日

2005年国際博覧会が「自然の叡智」「自然と共生」のテーマのもと、名古屋市の中心部
から電車で40分という、大都市近郊の丘陵地に広がる自然あふれる里山を開催候補地
に決定された。「海上の森」と通称され親しまれている奇跡的に残された貴重な里山を、
バブル時の巨額資本投入による巨大開発の発想のまま、大規模に開発する計画である。

現在は万博計画が白紙状態にあるにも関わらず、跡地利用計画の新住事業が、
万博環境アセスが中途で未終了のまま、市民の反対と無関心のなか一方的に推し
進められている。新環境アセスの前倒し実施や情報公開の推進による住民合意の
確保という大前提を、すべて掛け声だけで終らせ、「新住事業と名古屋瀬戸道路」と
「万博計画」との整合性を無視し、機械的に進めているいま、われわれは以下の点
から瀬戸「海上の森での万博計画」の中止を要請する。 

1、豊かな森の生態系と生物の多様性が維持されず破壊される
海上の森にはシデコブシやギフチョウなど世界でも東海地方のこの地域のみという
貴重な動植物が豊富に生息している。日本版レッドデータブック記載の絶滅危急種・
動植物17種(98年5月現在)の存在が確認されている。愛知県は「自然と共生する
実験場」に「公園や緑地に造り変え」て予定地内の85%の緑は残ると、
開発対象外の土地を含めた数字のごまかしで、万博を正当化している。

2、会場候補地にはかなりの危険が予見される活断層が存在している。
6カ月間に2500万人と国が想定している「多くの人が集まる用地として使用する」
のは不適当である。<あの東京ディズニーランドですら年間1668万余人
(97年実績)である!>猿投北断層という活断層が存在し、専門家からも
会場候補地として強い疑問が指摘されている。

3、住民の意向が計画決定に際し、まったく考慮されなかった。
鈴木愛知県知事によってバブル期に突然一方的に決定、公表された
万博計画である。NHKのアンケートでは回答者の約60%が「万博は必要ない」
としている。会話のないシンポジウムを実施したのみで、住民合意を無視し、
行政側の計画を一方的に推進している。

4、財政計画のあいまいな巨大開発計画であり、県民への財政負担が増大する。
具体的な予算計画がまったく示されていない。発表されているのは会場造成費が
千億から千五百億円かかるというおおまかな見積もりのみ。取り付け道路、
周辺整備費などがいくらになるかも未定である。しかも環境に配慮した会場造成を
行うとの公約から、複雑な造成事業となり、更に費用が高騰し、住専同様の
公費による赤字補填が必至である。

5、万博は候補地内に今も暮らす住民を強制的に追い出す人権無視の計画である
「海上の森」の候補地中心部に住む人々(*注)は祖先から受け継いできた土地を
決して売らないと、公証人役場で不売登記をしているうえ、共有地主の会による
土地トラストの存在もある。今もこの土地で暮らす人々から土地を奪い、
生活を奪う計画は重大な人権侵害であり、許されないことである。

また候補地内には1200人近くの人々が所有権を登記している立木トラスト用地
が2カ所存在している。(注*計画地内に家があり住民票がある世帯は2軒。
1軒が正面ゲート予定地、もう1軒が国際館建設予定地の直近で、ともに反対派
である)当初から代替地を検討することも一切なく、住民同意のないまま土地を奪い、
自然環境を破壊する「海上の森」での万博計画には断固反対を表明する。
「愛知万博から海上の森を守るネットワーク」代表:宮永正義



「海上の森」の万博「開催地変更」署名にご協力頂いた皆様へ(お礼状)

森を守る署名にご協力、本当にありがとうございました。  98年7月6日
連絡が遅くなってしまいましたが、5月26日に上京し、通産大臣に34,817名分を
提出することができました。詳細は同封の別紙に記載しましたので、ぜひご覧下さい。
実は今回の署名は、あの末広まきこ議員の紹介で4月提出の筈だったのですが、
ご承知のようなことで急遽、他の議員の方々にお願いし1カ月遅れてしまいました。

一旦、国策事業として実施が決定されると、どんなに時代錯誤で環境破壊が明白な
国民無視のめちゃくちゃな計画でも、ゴリ押しで進められてしまう「長良川、諫早干拓」と
全く同じ流れが、未だに止る気配すらありません。しかし私たちは決してあきらめません。
こんなに素晴らしい森がたった半年の万博で破壊されるのを黙って見過ごすわけには
いきません。考えられる限り、ありとあらゆる手段で戦う決意です。

初めて提訴した万博後継事業の公聴会差し止め訴訟は残念ながら6月5日に
却下の判決が出ました。万博関連の情報が非常に少なく公開請求活動もしています。
今後は世界190数カ国のどの国にもある「普遍的なありふれた自然」、要するに「最も
住民に身近なしかも徹底的に破壊されつつある自然」の1つとして愛知の里山を認識し、
海上の森を「世界遺産に登録を!!」署名を協議中です。
愛知万博から海上の森を守るネットワーク代表:宮永正義
  

 

第36回:万博関連・初の提訴/よくテレビに出てるね!/末広まきこ提訴

書簡☆「海上の森の万博やめよう市民会議」代表 影山健殿 4月27日
前略  昨日は体調が思わしくなく帰られたそうで「海上の森の春祭り」会場で
お会いできませんでしたが、今日はいかがですか。まだ体力の復調が充分で
ないところを無理されたのだと思いますが「脳内運動」ばかりしないで、少しは
「体力造りで自然の中を歩いたらどう」という【天の声】と判断されて、
たまには小生たちとのんびり森を歩きませんか?

さて23日に、スタッフ会議の決定に基づき小松、加藤(徳)、高岡、塚本、宮永と
在間弁護士との会合で、公聴会開催に関し訴訟行動を起こすことを決定したことを
お知らせしましたが、その際話し合われた訴訟費用の、年間費用15万円を宮永
(愛知万博から海上の森を守るネットワーク)が10万、北岡(海上の森自然観察会)
が5万と、両者で負担することを決定しました。指定の日に持参または振り込みを
しますので関係各位の了解をお願い致します。  早々  宮永拝
(注*43歳でセミリタイアした時のヘソクリがこの頃は残っていて…今はもうトホホ)

5月29日()「愛知県政記者クラブ」FAX送信
【新住事業・名古屋瀬戸道路の公聴会通知取り消し訴訟】原告団長:加藤徳太郎
以下の公判があり公判後協議し、その後記者会見をしたいと考えています。
項目:新住宅市街地開発事業&名古屋瀬戸道路の公聴会開催通知差し止め訴訟
◎公判:6月1日(月)午前10時~名古屋地裁:第1103小法廷
記者会見:同日・午後1時頃~愛知県庁内・県政記者クラブ会議室

本件のうち付属の「執行停止申し立て分」の却下裁定が裁判所から26日に
でましたが、本件の公判が上記日程にて行われます。結果についてはおよそ
予想されますが、その裁定に対し「原告団」としての見解表明と、あわせて当日
直後に約2時間を予定している原告団会議で決定された新たな訴訟行動の
可能性の論議などを含む「今後の活動方針の討議の結果」を報告いたします。

「住民の合意を重視する」「住民参加の万博を行う」といいながら、行政、推進側の
役職者と、東京中心の【庶民とは無縁の】有識者、有名人で構成された各種委員会
からの提言を隠れ蓑に、ゴリ押しで、ずるずるこのまま事業を進めようという意図は
明々白々で、県民はもちろん国民の多くが全くの無関心のなか、長良川、諫早干拓
の教訓はすべて無視され、愛知の未来は破滅へ向かい突進しつつあるようです。
ナムアミダブツ!!【公聴会取り消し訴訟団:広報・文責:宮永正義】


5月31日()「聞いてよ!おじさんの独り言」万博オンブズ情報請求満1年!
テレビ朝日と東海テレビで末広まきこ氏の生出演番組が放送された。
盗っ人たけだけしいというか、開いた口がふさがらないというか、もう呆れ果てて
物も言えない。「無所属の限界を感じた」というのが最大の理由のようだが、
立候補時の政界に対する認識が小学生以下だったという「末広本人」の
無知無能を自ら証明するようなものだ。

更に入党したての1年生のぺいぺい議員に活躍の場など与えられるはずがなく、
大企業の新入社員の立場と考えれば誰でもすぐわかる。与党にいて4期当選
(
在職24年)で2流大臣、6~7期で主要閣僚という参議院の常識など、
政治関係者に聞けば誰でも知っている。・選んだのは確かに選挙民も悪い。

だから責任を取ってやめさせようというのだ。(注*「後援会はない」とか
「自分ひとりでこの票をもらった」とか)ウソにうそを重ねてもなんら恥じない!
自分の言葉の矛盾を指摘されてもなんとも感じない!ひょっとして宇宙人かも?
まずは(注:国会議員の特権でJR東海の社長と面談して、厚かましくも申し入れ
ていた。退職した公設秘書の証言による)JR名古屋駅ターミナルビルに
「天むす」のテナントを「確保できた」経緯を追及しよう! 


6月1日()10時「公聴会訴訟」名古屋地裁・第1103法廷:原告19名

公聴会訴訟の本訴公判が実施された。原告団代表5名のうちの1人として生まれて
初めて柵内の原告席に。被告席でなくてホントよかった!裁判長から取下げ勧告が
あったが、あくまでも判決を要求。結局5日午後1時判決と決まり15分ほどで閉廷。

場所を変え弁護士会館で正午まで今後の対応を協議。13時から県庁で記者会見。
法廷取材はNHKだけ。が、県庁はテレビ4社など予想以上のマスコミの多さだった。

6月5日()午後1時「名古屋地裁」公聴会差し止め訴訟判決・3時頃まで
参加11名。判決は予想通り門前払いで却下。まあ当初から、マスコミを通じて
一般県民への問題提起と話題づくり?の万博反対の宣伝作戦だったから、費用
(15万)や手間の点から言えば大成功だろう。次回「よくテレビに出てるネ!」の巻


98年6月6日()正午~3時「末広まきこ辞任要求・街頭署名」栄三越前
『どっこもこないだろうなァ』と思いつつ5日夜遅く、県政記者クラブ(県庁本庁舎3階)
へ6日の行事案内をFAX。東海テレビ(幹事社)から「明日は休みなので自動送信
で加盟各社に配信します」と、連絡がきた。当日:事務局中心メンバーによる討議、
最終確認の前に《弁護士サイドのみの取材による【いよいよ提訴】との毎日新聞
の先日の報道》のせいか、街頭署名行動の参加メンバー9名よりもはるかに多い
報道各社にビックリ、結局、テレビが4社もきていた。


6月7日()午前10時~午後6時「万博関連2事業公聴会」瀬戸市民会館

かねて打ち合わせの通り、公聴会の開催と同時に、公聴人の選にもれた市民A
B氏が壇上に駆け上がりマイクを確保。122名の公述希望者に対し、50人とした
理由の説明を粘り強く、かつ冷静に議長に要求。会場からは熟男、熟女のヤレソレ連
が歌舞伎なら「イヨッ待ってました!成駒屋ッ」なのだが『50人の法的根拠を示せッ!』
「勝手に意見を分類、判断するな!!」などなど、もう、てんでバラバラ、野次り作戦。
すったもんだで結局2時間。
休憩後、かねて覚悟の堀田氏による「議長席よじ登り仁王立ち」も宣言通り実行で
てんやわんや!!居ならぶだけで誰ひとり助け舟をだそうとしない県職員のなか、
議事進行がにっちもさっちもいかず大困惑、孤立無援の石川議長。
まあ順調にここまで出世できたのだから、職務上仕方がないともいえるが…。

おまけに正規の手続きで出なかった公聴会情報が、怒鳴り倒すと、県職員の
担当者からゾロゾロでてくるワケのわからないこともあり、どうなってんだッ、ホント!
結局、今日時間切れの前半4人と後半25人が14日にまわり、口述希望者残り
72人については持ち帰り協議ということになった。


6月8日()~9日()「開催地変更署名提出&5省庁訪問」報告
おシゴト以外、終日《文書のコピー、折り込み、封書の宛名書き》と、
かかりっきりでたっぷり2日間。ふーっ、やれやれ。約3百通発送

6月10日「聞いてよ!おじさんの独り言」まだまだシツコク情報公開!
4月29日藤原岳登山のときの話。同行した友人の「花園チェーン」社長*竹本氏
の知人に「おたく、テレビでよく見るけど、いつも怒鳴っているか怒ってるねェ!」
と言われ『ふだんはそうじゃないよッ!』
(*注:名古屋市で最大規模のキャバレーチェーンのオーナー)

8日夜、授業前に生徒たちが口々に「5日も6日も7日もテレビに出てたネ、先生」
「今朝(8日)も番組で、スゴい勢いで先生がどなっているのが映っていたよ」と…。
ふだん接している生徒は本性?を知っているが、そうでないヒトはと思うと、う~っむ
(注:5日=公聴会訴訟地裁判決、6日=末広まきこ、7日=公聴会へのコメント、
8日=公聴会での抗議行動)『人生、ダレも自分の代わりに生きてはくれない。

だから言いたいことがあれば自分で言うしかない。大臣だろうが社長だろうが
死ねばオシマイ。裸になればみんな貧弱な動物の一匹。我慢することなんかナイッ!
言ったもんが勝ちだッ!!』……とはいうものの「ただの目立ちたがり、でしゃばり、
女の腐った(失礼)オシャベリ」との説もどっかから。とほほ、ほっといてクレー。


6月12日()「愛知県政記者クラブ殿」下記の市民集会を実施します
行事:「海上の森」の万博を考える講演とシンポ
日時:6月13日(土)午後2時~6時場所:市教育館・講堂《参加費500円》 
内容:「その造成地を万博が利用する」新住事業と、関連の名古屋瀬戸道路の
環境調査が済み、環境影響評価書をもとに2事業の第1回公聴会が開かれました。

環境に対する悪影響の恐れや財政負担など県民の不安や懸念を無視し、万博計画
が未定のなか建設省黙認のもと2事業が前倒しでむりやり進められつつあります。
万博に反対するあらゆる県民を集約し、県下最大の組織として立ち上げた後、
こういった状況を県民の皆さんに率直にお知らせするシンポを開催します。
【海上の森の万博やめよう県民会議(仮称)】 文責&問い合せ:宮永
(*会名を「市民」から「県民」会議に変更した)


6月13日()11時「女性会館」/午後2時~万博やめよう県民会議結成
*第5回「末広まきこをやめさせる会」スタッフ会議。参加10名。
籠橋弁護士から先日の毎日紙報道の事後説明。
(1)1人2千円で原告団を募集(2)次回会議は24日(3)街頭署名を7月4日
実施の3点を決定。*さて午後からの「立ち上げ集会」は参加者約150名。

県民投票を求める会から新組織に正式に移行した。名古屋市教育館の会場
には新顔も多かった。終了後はとーぜん、苦楽をこれからも共にすることになる
実働部隊の有志と打ち上げ!二次会は23時すぎまで。う~む、ゴクラク、極楽!
(次回は「よくテレビにでてるネ!」の巻・その2デス)


98年6月14日(日)午後2時~5時45分「市民会館公聴会」キセル出席
名東区の友人・跡部氏からNHKラジオ朝6時30分のニュースで「瀬戸の公聴会・
追加開催決定」との報道があったとの連絡が入った。なんだか急に肩の力が抜け、
もう今日は(既に決定していた2日間で50人のうち、後半25人と前回時間切れの
4人と合わせて29人が意見陳述する予定)行くのをやめようかとひよりかけたが、

主要メンバーのほぼ全員である影山、加藤(徳)、小松、堀田、阪野と欠席が
わかっている以上、ほおっておけず重い腰をあげ瀬戸の会場へ。
「いわせてオシマイ」という魂胆が丸見えだけに空しく、出るのは溜め息のみ。


6月15日(月)「県政記者クラブ殿/万博オンブズマン関係者各位」

【第13回:情報公開請求体験ツアー】参加無料・申し込み不要
ぱーと(1)6月18日(木)0時45分・愛知県庁西庁舎1階ロビー/2時頃まで
場所:午後1時愛知県自治センター2階情報公開窓口(名古屋市役所西庁舎裏)
内容:たぶん情報公開度《全国都道府県最下位》の名に恥じず空欄だらけでしょうが
今回は建築部、土木部各課の平成9年度分食糧費の開示ですのでお楽しみに!
また5月24日に実施済みの知事ら5人の《ヨーロッパお礼参り旅費》も請求します。

ぱーと(2)6月23日(火)集合:午後1時50分・愛知県庁・西庁舎1階ロビー
目的地:愛知県自治センター(名古屋市役所・西庁舎裏)/3時頃まで
内容:愛知県住宅企画課、道路建設課が瀬戸市南東部地区に関し外部委託した
調査事業に関する契約書など、並びに万博推進局が万博について外部委託した
調査事業に係わる契約書《平成5年~9年度分》の部分開示を受けます。
はてさてナニがでてくるやら?

毎日ご多忙なことと思いますが、ご都合がつくようでしたらゼヒご参加ください。
万博オンブズマン・宮永


6月18日(木)午後1時「万博オンブズマン情報公開」自治センター
4月16日請求分が期限限度の30日間延伸後、万博関連2課:平成9年度
食糧費の部分公開を受けた。公開度は
!わずかな進歩はこれまで非公開
だった「店名、社名」が印影を除き公開されたこと。
*昨日、大阪高裁で「公費の飲食を含む会合は双方の氏名、身分を公開すべし」
との判決があり、そのせいか窓口前でテレビ1社がライトを点けて待ち構えていて
一瞬ドギマギ。それにしても、あ~あ、もう少しましな面相に生んでくれていたらな~
え~~ん (コレも出てたネ!と生徒にいわれたが本人は見ていない、トホホ…)


6月21日(日)8時~「ワイドスクランブル」テレ朝録画撮り:覚王山大木邸
末広まきこ氏生出演への反論を収録。24日放送予定で正午から1時間の
ワイドショー番組。コメンテーターは歌手の水前寺清子。東京からの玉川徹記者と
カメラマン、撮影助手、照明の4人がかりで11時半まで撮影。大木、斎藤と3人で
思いの丈をぶちまけた(*予想以上の長さでシッカシ言い分が放映され大満足!)


6月22日(月)県政記者クラブ殿【公約違反の末広まきこをやめさせる会】
行事:「末広まきこ」損害賠償請求原告団結成ならびに提訴の報告をします。
◎記者会見日時:6月24日(水)午後2時30分~(30分ほど)/
場所:県政記者クラブ会議室
内容:参議院選挙告示前のあわただしい時期ではありますが、選挙にわずかの
望みを託した無党派の庶民の願いを踏みにじったばかりか、一切責任を取ろうと
しない末広氏に対し、法的な面から徹底的に政治家としての不適格さ理不尽さを
追及したいと考えています。<人間失格とさえ言えます> 

末広氏本人が「大人なら国会の多数決のなかでは、1人の議員の公約など通らない
ことぐらい百も承知で選んでいる」などと発言するような情況で、なおかつ投票に行こう
とする庶民がいったいどれだけいるでしょうか。投票時間の延長や投票キャンペーン
などの選挙対策は一時しのぎの公費のムダ。公約が口約と化した現在、すべての
議員が改めて原点に立ち戻り、任期中は公約実現に向けて努力する姿を示す。

例え実現の可能性がわずかでもいったん公約した以上、改選までは貫徹する。
それ以外に無党派層を含む有権者の政治離れを阻止する方法はナイと断言できる。
「それがとうてい無理ならそんな公約をしない。そうしないと裁判で訴えられてしまう」
そんな風潮の到来を期待し、あえて裁判という手段を講じました。国政選挙を前に
有権者はいったい何を信じて投票したらいいのかを候補者に問うとともに、法廷の
場でその回答を得られたらと期待するものでもあります。設立世話人・宮永

6月23日(火)午後2時~情報公開受け取り:万博オンブズマン/4時中座
愛教大森山教授が請求した「万博関連の外部発注・各種調査契約書」3部局分。
大木氏を含め参加4名。

6月24日(水)朝11後半~生出演/2時半~「末広原告団結成」会見
放送中のスタジオと結んで12時半から3人がそれぞれ1~2分のコメントのTV朝日
「ワイドスクランブル」生放送。水前寺清子さんとも会話。しかし東京からのスタッフに
加え衛星中継車もでてオオゴトなんだな~!!「公約違反の末広まきこ提訴」の巻

98年6月26日()名古屋司法記者クラブ並びにやめさせる会関係者各位
行事:末広真樹子・損害賠償請求事件「名古屋地方裁判所」へ提訴
日時:6月30日(火)午後1時:地裁1階集合/1時20分~訴状提出
場所:名古屋地方裁判所(中区三の丸・中日新聞真北・地下鉄丸の内駅歩8分)

*参議院が告示され、掲示板にカラフルな選挙ポスターが花が咲いたように貼られ
ぼーっと見ている無党派の1庶民の目にも飛び込んできますが、どの顔も一瞬
「あっかんべー」をしているように見えてしまうのは、末広氏にだまされ、裏切られ
怒りのために脳が沸騰してしまった後遺症なのでしょうか。

*でも典型的な個人零細業者<ただの塾の先生、そこらのおっさん>の目から見て
「どいつもこいつも、うまいことばっか!ホントうさんくさい。まあ~せいぜい気張って
言いたい放題、ごたく…いや公約を並べてちょ~、もうだまされんよ!ワシら~。
あんたら勝手にやりゃあ。どうせ何も変われへんし、アホらしくて投票なんて……」
という庶民のつぶやきが《世紀末の衣食足りて生きるには何不自由のナイ
日本の物質的にだけは充分過ぎるほど充分な、こころ不在の世間という波間》に
充満しているように思えてならないのである。

*投票率40%以下が確実の、これほどまでの政治不信、無関心、棄権を招いた
のは、自分の頭で考え行動するということをほとんど教えなかった戦後の教育と、
その結果生まれたすべての大人(有権者)、その支持のあげく生まれた「党利党略
私利私欲議員」の、どっちもどっちという瀕死の複合汚染の因果応報。

*国政選挙を前に、圧倒的多数の有権者の改造よりも、まず特権的少数の議員
みずからその本来の使命を問い直し、信頼回復を目指し自己変革を計るほかに
この絶望的危機を乗り越える道はナイと断言できるが、しかしその可能性は天変
 地異でもない限りナイ。そもそもこの日本に民主主義なんて本当にあったのだろうか。

閑話休題:大海に紙つぶて1つ。公約違反を問うこの裁判。だめでもともと。
だけどやらずにいられない。どうかみなさん、適切な報道と暖かいご支援を!
(原告予定者はゼヒ参加ください) 「公約違反の末広まきこをやめさせる会」
世話人代表:文責・宮永正義(連絡先など以下略)


6月27日()朝9時~「海上の森探鳥会」ホタル乱舞!の夏がきた

6月29日()夜8時~末広提訴最終調整・千種モリエール/9時半途中出席

6月30日()午後1時「末広損害賠償提訴」名地裁/原告70名・戦闘開始
小生手製のプラカードを掲げ、
地裁正面で待ち構える各社のカメラの放列の前をしずしずと行進。ふーっ。

   

第37回:辞めるまで止めない!/付き添い病院16連泊!!

7月1日()午後1時~2時半ころ「北海道新聞」から取材

わざわざ東京から来名の政経部記者から自宅にて末広問題について取材を受けた。
例のごとく市井のおっさんの代表として建前なんてナシ!あったりまえの本音をシッカシ
聞いてもらった。(*後日、札幌の友人からかなり大きな扱いで「写真つきで出ていた」
と連絡があった)県民投票について取材を受けたときの同僚記者からの紹介で当方へ
インタビューにとの由。「機会を作り一緒に森を歩きたい」との伝言があり嬉しかった。
単純なんデス・・小生は。

7月2日()午後2時~「堀田病院から電話」実父・心筋梗塞で危篤
あわてて駆けつけるともう虫の息。親類縁者に召集をかけ見守る中、
突如、好転。が、念の為、縁者が引き上げたなか1人残り一晩付き添い泊


7月3日()県政記者クラブ並びに海上の森で万博に反対の皆様へ
行事【忘れてたまるか公約違反・末広まきこは辞職せよ!】街頭署名
日時:7月4日()正午~3時の予定場所:栄・三越ライオン像前
(FMラジオ局のあるビルの巨大スクリーンの下、西北交差点へ変更アリ

*参議院選挙もほぼ折り返し点近くなりましたが、有権者の反応は長期転落の
傾向をとめられないままの情況です。わけても愛知の場合、新間氏に続き末広氏と、
有権者の意欲を減退させ、棄権層を増大させた「無責任・無節操」議員の責任は非常に
重大だといえます。貯金が趣味、冠婚葬祭がド派手、偉大なる田舎と揶揄されても反論
のできない愛知県人の1人としても、この問題だけは見過ごすわけにはいきません。

一連の事件の風化を防ぎ、立候補者はもちろん有権者に対しても改めて
「公約とはなにか!」の問題提起をするために署名活動を実施致します。
いま一番大事なことは公約違反をうやむやに済まさず、徹底的に追及し続けること
原点に立ち戻り、本来の字義上の「公約の重み」を問うことだと考えています。
「末広まきこをやめさせる会」代表世話人:文責・宮永


7月4日()正午~3時「末広まきこ辞任要求」街頭署名:栄・三越前
きわめつけの真夏を思わせる炎天下で「やめさせる会」最強メンバー11名!
相変わらず年齢、性別、外見にかかわらず署名に対する反応は非常に良い。
とにかく少しでも政治とか公約ということを考えている庶民はみな怒っている。
マスコミも新聞社を中心にかなり取材してくれた。参議院選挙が終っても3年後まで
(注*末広氏の改選は3年後)トニカク時の経過で忘れ去られるのが一番の敵だ。
風化させてたまるか!(次回は「辞めるまで!止めない!!」の巻デス

98年7月6日(月)昼3時~5時/9時過ぎ~翌朝9時「付き添い泊」
6日午後、病院から至急おいでをとの連絡が!着くと、先ほど一旦停止したという
心臓がまた回復モードに。2度あることは3度あるで、どこにも連絡はナシで静観作戦。
この子にしてこの親あり……というかなんというか、とにかく84歳にしてはシブトイ。

一晩中付き添うことになったが9時に玄関が閉まってしまうので、頼み込んで
毎晩「看護婦詰め所」にインターフォンして開けてもらい、廊下で独りコンビニ弁当
をつつく酒精抜きの晩ご飯。おシゴト以外はずっと病院に詰める日々が始まった。

できそこないの息子でも、親がいてこそ生まれたわけで……
だからまあ、こんなときぐらいは(付き添いを頼む
☆☆がナイだけという噂も
1年365日「海上の森」が中心の小生も、さすがに死を意識するようにう~む!

7月12日(日)午後1時半~5時半「万博やめよう県民会議」スタッフ会
プロジェクトMにて今後の活動方針を具体的につめる重要な会議。
父が小康状態になり、昼間は看護の目が届くので、急遽出席することにした。
明春の知事選での候補擁立について討議。『○○を知事に!海上の森勝手連』
構想を提案した。言い出した以上、やるっきゃないのが市民活動の責任の取り方!

7月17日(金)午後:第6回末広まきこをやめさせる会・東別院女性会館
スタッフ会議。参加10名。9月末までの行動を決定。
まず24日に懇親会を兼ねてビアパーティー実施をを予定。


7月18日(土)【1学期終業式】恒例「通知表提出」と個別面談

《土日・祝祭日休み!宿題ナシ》の塾。業界仲間に「やっていけるのが不思議」と
いわれてはや久しい塾だが、蓼食う虫も好き好きとか……。が、いちおー月謝を
頂いているので、教師としては《通知表の結果が気になる!》のだ。
ふだんがユルユルなのでケジメ?をつける意味でも通知表持参を強制している。
それぞれに《誉めたり、発破をかけたり、叱ったり・・》と、とーぜんのコトだが
「ひとりずつ通知表を前に話し合う」ことにしている。


7月19日(日)11時~午後5時半頃「万博関連2事業公聴会」瀬戸市民会館
(定員50人の公述人に)もれたのがわかった時点で原稿を捨てたのと、
公述をしても県は聞くだけ、行くだけムダとは思ったが、といって(72人追加で公述を
認められた以上)休むわけにもいかず、とりあえず瀬戸へ。で、本業の教育環境の面
(*1)からの「活断層ニュータウン計画(*2)」の絶望的な見込みの無さを《塾業界の
学歴戦争の最先端の現場から、思いつくまましゃべり散らして公述はオシマイに。

(*1:まるっきし山の中で、学齢期の子供が通えるような「有名校や進学のための塾」
が周辺に皆無、将来的にも見込みがない/*2:新住計画)公聴会が果てた帰り際、
20代と思われる男女それぞれに「話が面白かった!」といわれ、ムムムのム!


同日「県政記者クラブ殿」並びに「海上の森での万博に反対の皆様へ」FAX発信
【公約違反の末広まきこをやめさせる会】よりのお知らせ
7月末~9月の行動予定です。参加を歓迎します。

(1)7月24日(金)《末広まきこをやめさせる会》ビールパーティー:参加自由
*午後6時半集合<名古屋栄・中日ビル1階エスカレーター前>ビル屋上・泡麦園

(2)8月1日(土)定例《末広まきこ辞職請求》街頭署名活動〔雨天中止〕   
*正午~午後3時<名古屋・栄・三越ライオン像前>(署名ボランティア募集中)

 (3)8月3日(月)《末広まきこ損害賠償訴訟》原告団打ち合わせ         
*午後7時<第ニ記念橋ビル503号室・名古屋E&J法律事務所・大須(以下略)
 
(4)9月10日(木)「末広まきこ」辞職請求署名・名古屋末広事務所あて提出  
*午後1時半(地下鉄千種5番出口:第5オーシャンビル1階=1時20分集合)

 (5)9月23日(水)シンポジウム「選挙公約と民主主義」(末広氏にも出席要請)  
*午後2時~5時<会場=名古屋市教育館/
パネリスト=学者、文化人、ジャーナリストとも交渉中>

(6)9月28日(月)「公約違反」末広まきこ損害賠償請求訴訟・第1回公判
*午後1時半<名古屋地方裁判所・第7民事部/中区・中日新聞本社真北>
今一番大事なことは公約違反をうやむやにさせず徹底的に追及し続けること。
問い合せ:設立世話人・宮永 


7月22日(水)午後1時:快気祝いを兼ね有志と影山氏宅を訪問
西区から約2時間かかって名鉄東岡崎駅着。本人の案内を受けて影山氏宅へ。
挨拶もそこそこにビールが!庭先でとれたての無農薬の「トマト、きゅうり、ササゲ」
切干大根の煮付け、焼き鳥まででて、一挙に真昼の泡盛パーティー。祝われたのは
どっち?という有り様。4時過ぎまでいて退去。奥さま、ご馳走さまでした。参加7名

(注:実は次期知事選に影山氏の出馬をという声があり、それとなく打診に
いったのだが、言い出せず)(次回は「付き添い病院16連泊!」の巻デス)


98年7月23日()午後2時~「万博オンブズマン・情報開示」自治センター

愛教大・森山氏が請求人の《愛知万博&新住事業(*活断層ニュータウン計画)
関連の調査委託契約》に係わる情報開示を受けた。とーぜん部分開示で、
小生はクチだけしつこく追及。入手した資料の専門分野に関する解析はすべて
氏にオマカセし解散。参加6名(*宮永が新住事業を揶揄して勝手につけた名称)


7月24日()マスコミ各社殿【海上の森の愛知万博やめよう県民会議」

*本日新住事業」(活断層ニュータウン事業)計画について公開質問状を提出します。
時間:0時50分=愛知県庁西庁舎1階ロビー/午後1時15分=県庁秘書課に提出
午後1時30分=県政記者クラブにて関係書類を配布/参加予定:影山健、宮永他
問い合せ「(略称)万博やめよう県民会議」宮永<以下省略>


愛知県知事に新住事業に関し公開質問状を提出。予告通り記者会見を実施。
影山、阪野ほか参加4名。6時半から中日ビル屋上ビアガーデンで「やめさせる会」
中心メンバー勢揃いで「まきこ」をサカナに泡パーティー。


7月25日()9時~山口駅前【海上の森・真夏の王国】1時頃解散13名

季節の巡りが速く、梅雨か空梅雨なのか《ワケわかめ》のまま夏に突入した。
でも、やっぱ、森はいいな~、うん


7月30日()午後「公聴会意見陳述へ県から回答」県三の丸庁舎B101

7月31日()【おじさんの独り言】瀬戸活断層ニュータウン計画・絶対反対
その(1)6月の海上の森くらぶ「定例探鳥会」でのお話し
あんまり鳥がいないので目につく花や虫をかたっぱしから解説しながら歩いていた。
『ああ、あれはキウイです』・・だんだん近づいてひとりが「あれっ、つぶつぶが房に!
ぶどうじゃないですか?」ギョっ!とほほ!!以後、小生は急に無口に……
みなさ~ん、ものごとはしっかりとよく見て、それから……

その(2)7月6日以来、医師の要請に従って入院中の父に付き添って
病室で連泊すること、なんと16日間。運良く個室だったが、広さが4畳半ほどの
「緊急処置室」で父が寝ているベッドの下から、キャスター付きの「畳1枚サイズの戸板
にグリーンのリノリウムを張ったダケの台」を引っ張り出し、それが毎晩のわがベッド。
コンクリートの床上わずか10㎝のその板に「病院貸与のペラペラの敷き蒲団1枚」で
持参のタオルケットにチヂミの半ズボンのパジャマとTシャツでごろんと横に
なるのだが、床に寝ているのとほとんど同じという状態。

夜9時に消灯なので(とーぜん門限も9時で玄関が閉まってしまう)9時に仕事を終え
急いでやってきて、当直の看護婦さんに玄関を開けてもらって中へ入るという日々。
(昼も入浴と食事の世話に通い、夕方から仕事) 昼間に買っておいたコンビニ弁当を
非常灯だけが点いた談話室でひとりボソボソと食べ、当然あるこーるはほとんどナシ

お茶か炭酸飲料で喉を湿すだけでオシマイ。消灯後もテレビの音が漏れる部屋が
あるが「緊急処置室」なのでそんな設備などなく、オヤジの枕元の室内灯で夕刊を読み
談話室から借りてきた週刊誌を覗いて10時過ぎには横になる。トーゼン病人なので
ゴソゴソするたびに気になるし、熟睡なんかできるわけがなく一晩に何度も起こされる。

決まって午前4時になると、廊下を患者が何人もバタバタしだし5時にはお茶の配給。
入院患者1人分ずつポットを出すと、お茶を詰めてくれて、それを部屋へ持って帰る。
(忘れると、もう1日お茶がない!)6時に検温と血圧。7時に朝ご飯。小生分はナシ!
この繰り返し。下着の交換、洗顔、髭剃り、食器の跡片付けから尿瓶の洗浄などなど。

そして解放されるのは看護婦が揃う診療開始の9時過ぎ。やれやれ。
入院患者は40人ほどだがほぼ全員たっぷり昼寝をしていて、睡眠時間は充分足りている
から極端に朝が早い。そりゃ~そーだよな~コレ以上眠れというのはモウ拷問だもんな~

3度の「危篤」を乗り越えたわがシブトイ父も、その例外ではなく、夜中も1時間おき
ぐらいにトイレ、お茶、軍隊の話し、寝言、イビキ(これはお互いさまといわれたが)と
もうあれやこれや!!寝ているのか起きているのか、ワケがわからないうちに
空が明るくなる。(しんどいとかつらいと考えたら、耐えられなかったと思う)
ところが小生、細切れの睡眠で、おまけに満足に昼寝もしていないのになんともナイ!
かえって〇〇を呑む暇がなくて調子がいい!(この頃から1日2食の習慣がついた)

22日になって主治医から許可がおり、父が大部屋に転室。付き添いからも
解放されることになった。教室で久しぶりにストレッチをしたら腕立て伏せが275回。
この2週間余りで隣室の方を始め、2人の方が亡くなった。起きて食べて、出して寝る
だけの生活。病気をしたことがないが擬似入院を体験し、ものを考えることが苦手な小生
もいろいろと考えることの多い夜の連続だった。(次回「海上の森はいま8月1日」の巻)
 

第38回「海上の森は8月1日/ウルシがかぶれる!?/夏は泡モノに限る」

98年8月1日(土)朝「いま海上の森は8月1日」作成・マスコミ&関係者へ発信


愛知県内どこでもトニカク夏は暑い。とーぜん海上の森もその例外ではない。

 92年以来あしかけ7年、海上の森へ通い続け顔なじみになった地元の鈴木宇佐見さんに
「ほんとによくもまあ飽きもせずに来るネェ~」と言われる私でも、さすがに7月、8月は定例
の行事があるとき以外は森へ足を向けない。コンクリートで固められた農道の上は輻射熱
で摂氏50度近いし、青々と伸びた稲田からは、むっとする熱風が押し寄せ、樹間の林道も
さえぎられて風がなく、直射日光に汗が噴き出し脱水症状から頭がボーッとかすんでくる。

 木々の枝先からツーと伸びた糸の先や、道端、密生した枝葉と<至るところ毛虫だらけ>
のなか口から火を吹く思いで、木蔭づたいに林道を歩く。もちろん木蔭に入りさえすれば
今まで地獄だった分天国に来たような涼しさ心地よさ。雑木林から涌き出る冷気と森の香り!
あ~~いいキモチ!しかし、それもその前の「全身汗まみれ」の難行苦行があればこそ。
いったいこんな思いまでして、どれだけの人が《会期中がほとんど夏で目玉のまったくない》
万博にやってくるのだろうか。

愛知万博、万博道路(名古屋瀬戸道路)、活断層ニュータウン計画(新住事業)とすべての
環境影響評価調査(環境アセスメント)が随意契約で「環境創造センター」1社による独占、
手抜き、丸儲けシステムのもと、平成2(1990)年から実施され続け、公明正大とは無縁の
まま現在に至っている。そのアセス調査のため、あるいは安全上必要との名目で林道添い
の至るところで、今までも、今後も、なんら問題のなかったはずのヤマザクラやコナラ、カシ

アベマキなどの大木がゼニまみれの業者に切り倒され「いつ作業員や重機が入っても
いいように」森の小道まで見事に整備されつつある状況のなか、死が確実な大手術を
前に【もの言わぬ森】は白日の太陽のもと、静かに怒りの炎をあげていた。
森だって生きていたいんだ!!!

同8月1日:正午~3時「末広・口先まきこ退治街頭署名」栄・三越・参加6名
 直射日光が肌を突き刺す炎天下、汗まみれで3時間。めげず声を嗄らし署名を訴えた。
よくやるョなァ~みんな!それにつけてもマキコのど阿呆!恥というのがないのんかっ!
大学生に高校生、茶パツの若者、りゅうとした身なりの紳士、普段ならオジさんなんかに
ゼッタイ近寄ってこない《青春まん真ん中!の》清楚かつ理知的な女の子!!まで。
あ~あ、30年若かったらな~。オイオイ、こらこらコラぁ~。

*活動8ヶ月目でも年齢、性別、階層に関係なく、とにかくいろんなヒトたちが進んで
署名してくれる。帰って一息ついて夕方から【海上の森くらぶ通信69号】を作成、折込み
発送約100通、1人で約6時間。かくて、おじさんの夏休みが過ぎていく。ふ~~っ。

8月3日(月)午後7時~9時半【籠橋弁護士事務所】末広まきこをやめさせる会
夏休みで昼から授業なのだが、その仕事を10分早く切り上げ、急いで上前津の事務所へ。
方向音痴で(地図で調べておいたのに)2ヶ所で道を尋ね、やっと辿りついたが15分の遅刻
やれやれ。既に斎藤、大木の両氏に新聞記者氏1名が・・。9月28日の第1回公判を前に、
世論の喚起と関心の盛り上がりを狙い、マスコミ向け各種行動を決定した。

提訴第2陣の原告を幅広く募集することも決めた。籠橋弁護士の元気さには圧倒される。
いったいどちらが依頼者なのか?なほど積極的で、う~んむむむ。いちおー幹部?3名と
籠橋弁護士ですべて決め、他のメンバーには事後承諾で決定事項の周知を計ることに。
また、また、カネにならんコトばっかしで、あ~あ!

ギョーカイの生存競争の荒波がわが極小塾にも押し寄せてきた。
しかし座視して潰れるワケにもゆかず、ダメもとで塾名を変えることにした。
そもそも自営独立は英会話教室がスタートで「絵画に習字、お茶」のクラスと、名前が
【アートスクール】のままセミリタイア後も学習塾専業でやってきたがどうにもそぐわなくなり
塾長のヘアスタイル?から【アートネーチャースクール】と揶揄する生徒もいる始末で、
まぎらわしい名を【志学ゼミ】とあらため再出発することにした。



★8月4日()「鈴木知事・5選不出馬表明」最後の手段!知事を変えるっきゃない!
午前10時に記者会見があったとかで、昼頃から新聞2社、テレビ局2社から立て続けに
コメントの問合せが。新聞は読んだがテレビではどう報道されたかは知らず、又も出そうで
出ないオナラ状態・・むむむ。夜、いつも通り(真夏でもクーラーをかけないので)車の窓を
開けて走っていたら、突然、秋の気配がした、うーむ、もう!季節は巡っているんだ! 
しかし、まだ酷暑はこれからも続く。

8月9日()午前9時~午後2時頃まで「海上の森探鳥会」とそのあと反省会?
【海上の森くらぶ】中心メンバーのかなりが野鳥の会愛知県支部を脱退したが、
活動のメインエリアでの県支部主催の探鳥会であり、残留メンバーの支援要請もあり
というワケで会員外参加の脱退組がみな大きな?顔をして【海上の森定例探鳥会】の
進行、運営に協力。散会後、赤池入口で泡モノとお弁当で一息。

(次回は「ウルシがかぶれる!?」の巻デス)


98年8月11日()「マスコミ各社」並びに「海上の森関係者各位」FAX発信
【瀬戸活断層ニュータウン構想】公開質問状(7月24日提出)への当局回答に反論書


◎質問(1)への回答に対し:県下の普通世帯数は、まだまだ増加するものと予想されている」の
根拠として県が指摘する「第2次ベビーブーム世帯の増加や高齢者世帯の増加は《現在の瞬間的な数値の予想であって》その世帯数がそのまま住宅建設数に結びつくとはとうてい考えられない。

 特に高齢者世帯の増加はもともとの世帯数がそのままで、戸主が高齢化していくだけで
10年、20年後には確実に消滅する数であり、新たな住宅建設とは最も遠い層である。
また第2次ベビーブーマー世代にとって新規住宅取得は非常に困難で、祖父母または両親の
世帯が取得した住宅を継ぐのが少子化の流れのなかで定着しつつあり、その事実は8月11日付中日朝刊にあるように、住宅建設のプロの業界が「昨年度の新規住宅着工数138万戸に対し、今年度は年率換算で120万戸程度と予想し、大手のなかには数年後には100万戸を切るものとみている」との報道でもあきらかにされている。

 世帯数増加のうんぬんよりも現実の住宅建設戸数の推移のほうが正確に「住宅の需要度を
表している」のは明白であり、予算を基に「原価計算を諸規則に従い機械的に済ませ」発注する
公社・公団による【親方日の丸・時価や企業努力と無縁の住宅建設】は即、中止すべきである。

◎質問(2)への回答に対し:新住宅市街地開発計画に関して着々と機能集積が計られている
という例に挙げられた県立大学の移転開学、南山大学の短大学部増設計画、愛知工業大学の研究所の整備とかはもともとの立地が愛知県内の大学が場所を変えただけだったり、とても日本の「文化学術面や科学技術方面で最先端にある」とは言い難い地方大学が、単にキャンパスの広さだけの問題で移転したり、増設したり、施設を整備したというだけで、とても日本の未来をリードする人材または技術を輩出する体制にあるとは思えない

また平成14年度に開設をめざす「科学技術交流センター」もあくまでも交流センターであって
先端技術そのものを開発する場所ではない。更に周辺の施設はすべて民間企業の既存施設
(ほとんどがトヨタ関連)であり、当然、出資企業の利益最優先、効率最優先であることも自明で
その果実は特許等により独占されることは明白で、とてもあまねく県民のための計画とは言えず、してや日進市(豊田市に隣接しトヨタの所有地が膨大に点在する)という立地自体が、
瀬戸市南東部からはるかに離れ、万博開発ゾーン計画とは無関係の施設である。

◎質問(3)への回答に対し:「新住事業の採算を確保していきたい」という根拠のない希望的
観測だけでは「塗るだけで毛が生える薬を開発したい」というのとマッタク同じレベルで回答に
なっていない。企業努力次第で、切磋琢磨しコスト削減と同時に品質向上の見込める民間住宅
建設業界に住宅建設は任せるべきである。県は住宅建設のハード面からは撤退すべきである。

◎質問(4)への回答に対し:ただ言わせて聞き置くだけの現状では公聴会は全く機能していない

◎質問(5)への回答に対し:震災対策や防災上の観点から必要な最善の措置は、地震の予知が不可能な現在、活断層から500m以内には今後住宅を建設しないこと。
それはすなわち新住計画を中止することである。

 ◎質問(6)への回答に対し:反論なし

◎質問(7)への回答に対し:本来《手を入れない》というCゾーンを【事業計画区域に入れている】こと自体がまずまやかしであるし、県の土地取得情況が「全予定地を買収できる可能性がほとんどない」現状では、残された道は強制収用しかなく、さらに新たな土地トラスト、立木トラストの計画が進んでいる現在、不測の事態を避けるために、最も妥当な方策は計画を白紙に戻すことである。

◎質問(8)への回答に対し:平成2年度から万博関連の全ての環境影響評価を随時契約により独占的に実施してきた《環境創造研究センター》の調査結果を再検査し、不当な分は費用を
返済させ、別個の機関に再調査を依頼すべきである。またアセス検討委員会の委員長に
就任した同社の理事長は辞退させるべきである。(*調査会社トップが審判する会のトップ!)


8月13日()午後5時半~【海上の森原人:泡&酎・懇親会】一社・万歳
 突如、山の神が中2の可愛いいカワイイ(他人が見ると「どこが~」といわれてしまうが
我が娘と教室へ現れた。そういえばもうお盆なのだ!忘れずにいてくれただけありがたいと
いうベキか。亡母の仏前に供え物をし母子で手を合わせてお参りそして向き直って突然
今日が娘の誕生日とのたまう。あちゃーすっかり忘れていた!で「今夜は家で家族揃って
誕生祝いの晩ご飯をしたい」と。えーっ、そんなのアリかよ、今夜は小生がいいだしっぺで
『原人一同で盛大にビールパーティーってのが先約で』なんて言い出せるワケがなく、
やむなく夕方の宴会は事情を話し、開始1時間半ダケ!メートルがあがりかけた7時に退座。
年に一度の「七夕なみ」といわれる家庭サービスへ。あ~スマン、すまん、どっちにもゴメン!

お盆15日【聞いてよオジさんの独り言】カネなしコネなし組織なし!候補者募集中

半世紀以上ニンゲンをやってきたが盲腸のほかは一晩以上寝たことがナイ!(*串刺しの
ホタテの貝柱を週に1瓶くらいのペースでツマミにして、毎晩、毎晩浴びるほど「びーる」を呑ん
でいたのが原因だった)どんなに野山を駆けずり回り、藪を漕いでもかぶれたことがなかった
オジさんだが、それがナント、ここ3年連続決まって年に1度かぶれる。しかも両腕を酷く!
これまで《かぶれ》とはまったく無縁の体質と思っていた。仲間から「相手のほうがかぶれる」
と茶化されても苦笑いしてすますほど……だった!!

それが一昨年山の斜面に枯れ枝をしき《びーる》しつつ1時間ほど昼寝。
ヤマウルシだった。翌朝、両腕バッチシ?のかぶれ。シーブリーズ
(ヒゲ剃りあとの薬用消毒液)を塗るだけで、2週間かけてねじ伏せた。

去年、またまたワオー。我慢して4日目の朝。起きるとシーツが腕の形に膿?でまっ黄色。
どひゃぁ~!やむを得ず皮膚科へ「どーしてこんなにヒドくなるまで放っておいたんですか!」
『え~っと、あのー、その~』

 今年。山の神への得点稼ぎ真夏の庭の手入れ。蚊の集中攻撃のなか汗ビショで2時間余り
 またまたマタ翌日、お岩さんの顔が両腕のあちこちに。なんとか3日間は我慢したが降参。
歳(とし)で免疫力が低下したのか?ダイオキシンなど摂取物質の悪影響か!?
今度は娘が通っている渡辺皮膚科(万博反対運動初期からの仲間の夫君)へスゴスゴ。
たった3日間で完治!う~む、クスリってのは凄いな~。折りから真っ白なタカサゴユリ
数十本が庭をぐるっと取り巻き、咲き乱れ世紀末「丹波哲郎」ワールド:まさに家全体が
棺桶の雰囲気。トホホのほ!(次回は「真夏は泡モノに限る!」の巻デス)


8月19日()午後7時~11時「海上の森の万博やめよう県民会議」プロジェクトM
幸い夏休みで6時50分に仕事が終る。急いでかけつけたが、とーぜん晩飯なんか食べてる
ヒマはない。次期知事選候補として以前から浮上している経歴、知名度などからいって、
最も有力で可能性のある人物に、再度の出馬要請をすることに。イスが足らずゴミ箱に
座る人もいる満室の盛況だった。(といっても30人前後だが) 帰宅が12時近く、
それから深夜まで泡モノとツマミばっかしで本日2食目、ゆるゆると独り宴会!!


8月22日()9時~13時「海上の森くらぶ探鳥会」真夏の森は生き地獄?!
猛暑のなか懲りない海上の森原人8名が参加。鳥はさっぱしだったが和気藹々。
夕方加藤(宣雄)さんから土地の登記変更、登録完了の連絡が。次いで徳太郎氏からも。

海上の森広久手の奥、吉田川上流で堰堤工事用に造った林道沿いの土地が
相続の結果、宣雄さんの所有となった。万博開催予定地の一部となる所有地を、
なぜか林道がまたいで通っていて、更にその所有地が道路沿いに長く伸びているという。

林道にまたがれた部分を含む土地が208m
2、そこから川沿いの所有地のうち林道にそって
1m幅で(明確に妨害行為を意図してわざわざ分筆してもらった)延々168m
2、合計376m2
を土地トラスト用に売ってくれることになった。なんと道路が一部とはいえ反対派の所有になる。

オマケにわれわれの「ヒモ状の土地」の反対側が山でコンクリートの擁壁で固められていて
道を改修するとなると《どうにも困る》立地なのだ。この土地を公定地価の総額800万円で、
これから立ち上げる「海上の森・土地トラストの会」が買い受けることになった。


8月23日()午後3時~8時「八百長?の会・元県支部長宅」にて・泡モノ懇親会

名目は「壊滅状態」の野鳥の会県支部再建とパソコン講習会。退会した小生はもうヒトゴト。
《なるようになる無責任派》くらぶ関係者の激論を伺いつつひたすら《おびーる》そしてしばらく
ご無沙汰していた《元支部長の奥さま》と、よそではできる家族との会話。ほぼ同年齢の、
互いの子供のコトなど世間話。どーも、どうも、大勢で押しかけ、ほんとご馳走さまデシタ。
(*当時、メンバーの家を順に訪問しては宴会を開いていた)


8月24日()「第2次土地トラスト開始」1人100万・出資者4名確定:あと4名


8月27日()午後7時~「万博やめよう県民会議」臨時会:プロジェクトM   
このところ連日夏期講習の追い込みで昼から夜9時までオシゴト。やるときはやってるんデス。
で、会議は終り近くの9時半頃から出席。相変わらず議論は巡る走馬灯。前回の決定を受け
出馬要請をしたが明確な返事が得られず改めての協議となったが、結局11時過ぎまでかかり
メンバー総意の「意中の候補」を直接、自宅に訪問し、再・再度の出馬要請をすることを決定。

8月28日()「市民オンブズマンタイアップグループ」近藤氏より共同行動の提案
現在要請中の候補がダメなら、以前からどちらともなく《知事選の候補にピッタシ》と言い合って
いたS氏を綿密な作戦を立てたうえで「やめよう県民会議」とS氏の市民団体との会談を設定し
正式に立候補を要請しようというもの。可能性は予想もつかないが、実現したら選挙が白熱する
ことは間違いなしなのだが。やめよう県民会議幹部に根回し完了後に、返事をすることに。


8月29日()「父の容態が非常に厳しい」と連絡:う~む小生7月以来1日2食

支援者からの1本「1万数千円のアロエジュース」で?バンドの穴1つ減量。ただし食事の量が
減ったからダケという説も。つい昨日、腕立て伏せ連続303回を記録、思考力と反比例して
体力は絶好調。ただ身体だけがいっくら元気でもなぁ!このエネルギーを
オヤジに念送して、なんとかこの猛暑を乗り切って欲しいのだが

★8月31日(月)知事選対策「海上の森勝手連・設立までの経緯」 一覧を作成



まず7月9日()「影山健氏を知事に!海上の森勝手連」設立私案:代表・宮永
*東京都の二番手、宮城県知事の二番煎じ、三重県知事の二の矢、とにかく、どこかの例を
見て「じゃあウチでもやってみるか」というのが愛知にピッタシ。タイミングとしても民度の低い
(失礼!)愛知にも女性を中心に「なんとかしなくちゃ」という雰囲気が育ちつつある?!?
愛知の政治の流れを変える最短の方法は知事を変えること。

そこで諸般の事情から勘案して最善と思われる影山氏を知事選候補に正式要請をしたい。
無論、申し出てすぐOKという返事がもらえるとはとうてい思えないので、県下各地で各市民団体
がそれぞれに「海上の森勝手連」といった名称の勝手連組織を結成し「出たい人より出したい人
影山健氏を知事に!勝手連運動」として会員募集を始めるので、黙認してくれるよう依頼する。

*影山氏からは、対外的には申し入れは聞いているが「断っているとかしばらく考えさせてくれ」
という返事をしていると表明してもらう。(*この件に関しては、いちおー仁義を切って設立の挨拶
をしたが、迷惑だとか、やめてくれとか一切なく、阿吽の呼吸での了解のもと、黙認していただき
その後の飛躍的な活動に繋がった)

*選挙には組織と金。9月上旬のスタートをめざし新たな選挙対策の市民団体を設立する。
従来通りすべて市民からのカンパということで寄付金集めをする。次に選挙運動について
は街宣車、運動員などこれまでの各級選挙と同じスタイルでは当選がおぼつかないことは
確実でサルまね、ものまね、なんと言われようとも宮城の例を徹底的に学び、
そのノウハウをすべて借用し、さらに工夫を加えるという戦法をとる。

*そのほか「〇〇勝手連!影山健を知事に!」を県内全域の有志に結成してもらう。
県民投票を求める会の元代表100人、受任者3716人のうち了解を得られた方を中心に
賛同人(世話役)を募り、ネズミ講式に1人目標5人・会費一口100円(例)で会員を募る。
元代表・受任者は目標20人!新会員に更に会員募集を要請する。

*各地区の市民グループの勝手連には必要経費や活動費として一口の半分を渡し、
残り一口50円を選挙対策本部に振り込んでもらう。そして来年2月までに目標1ヶ月1000人
合計10万人の会員を募る。そして選挙時には1人あたり最低5人の票集めを目標としてもらう。

*スローガンは「県民の県民による県民のための知事を!」どこかで聞いたような?!?
主な選挙公約(政策目標とでもいったほうがいいかも)は以下の3つとする。独断と偏見の
宮永私案デス、あくまでも。とうぜん勝手連ごとに「候補者」と擦り合わせて決めるべきだが。

(1)海上の森での愛知万博は中止!(万博そのものの賛否を問う住民投票を実施する)
(2)情報公開全国最下位から全国1位へ!(国税・県税を使っての公務に聖域はなし) 
(3)空前絶後の行・財政改革(知事権限の及ぶあらゆることを可能な限り実施)あとは 
優秀な?官吏がいることだから従来通りを踏襲しつつ、ぼちぼち改変するという程度で。

いずれにしろ夢のような話しかもしれないが、従来の選挙通の常識でやっていたのでは
変革はありえない。とんでもないような、どう考えても非常識というほどドラスチックなことを
やらない限り愛知万博を止めることは無理だろう。ダメでもともと失うものは命しかない!
個人的感触では成算大いにアリ!やるっきゃない。

「影山健を知事に!」海上の森勝手連・会員申し込み書(見本・茶封筒の表書き)
一口100円<何口でも可>計( )口 氏名:( ) 住所:( ) 電話:( ) FAX:( )
(封書の下部に)影山健のプロフィール(さらにその下に)会として求める3つの政治目標:
会からのお願い:知事を選ぶのはあなたです。目標5人、新規会員を紹介下さい。
(以上を枠で囲んで印刷)(入会会員には申し込み時に茶封筒をさらに5枚ずつ渡す)
とまあ
病院で付き添い連泊しながらアレコレ気をまぎらわせる?ため考えました。
これがうまくいったらホントーにかなりの戦いが出きるんだけどなぁ! 以上
【愛知万博から海上の森を守るネットワーク】代表・宮永正義  頓首敬白


7月12日()「万博やめよう県民会議」スタッフ会議で宮永私案:了解を得る
(注:実際の影山選挙の市民運動側の組織はこの案をもとに結成され知事選を支えた)

7月22日()「岡崎・影山健氏宅」を快気祝いで訪問・正式な要請には至らず

8月4日()鈴木県知事・次回不出馬宣言/後継候補をかたずを呑んで注目

8月19日()「影山氏に正式立候補要請を決定」年齢、体力と否定的意見も

8月27日()「影山氏の自宅を訪問・立候補を要請」これまでは断られたが!

9月1日()「県政記者クラブ殿」「海上の森での万博に反対の皆様」FAX発信
「海上の森勝手連」設立記者会見を実施します。
日程:9月1日:午後2時~県政記者クラブ (*事前に影山さんから了解を得ていたが
再度連絡したところ、しばらく待ってとの要請があり、急遽、連絡し直して延期した。



第39回「相次ぐ記者会見/ 旧宅解体とほほ体験/ いいんデス!こんな陳述でも

98年9月1日()昼頃~3時「NHKラジオ四季の鳥」録音テープをチェック
NHK録音効果班から送られてきた30分×2本の「海上の森の野鳥たち」の声をチェックし
名前を判断。繰り返し3回聞いて最終的に確定。海上の森の鳥なら自信があるが他は??
名前と声の一覧表を早速返信。肝心の《おシゴト》はっていうと、今日から塾名を変更して
生徒募集をかけたが反応はなく、前途真っ暗。おまけに県知事選挙は《カネなし、コネなし

デモ、でも候補者募集中》って情況で、意中の候補者が難攻不落のありさまで、要請作業が
七転八倒の難産。こんなコトばっかしやってる場合じゃナイはずなんだが、それにしても、森を
守り万博をやめさせるにはもう最後の手段、知事を代えるしかないワケで、あ~あ大変っす!

9月3日()朝10時「海上の森・加藤宅裏」/県庁土木部:2時半記者会見
名古屋瀬戸道路(万博道路)の橋脚用の事前・地盤調査のずさんさが瀬戸・海上集落の
加藤宣夫宅の真後ろの裏山で判明した。連絡を受けて駆けつけ愛知県の出先工事事務所
の担当者と施行業者、愛知教育大学森山教授とわれわれの3者立ち合いの上、実況検分。
結果、判明したのは地質調査で13mボーリングした際に、水が噴き出したにもかかわらず
処置せずに!2週間も放置していた」という非常識さ。加藤宣夫さんと愛知県庁にでかけ、
土木部で1時間近く徹底的に抗議(*小生も土地トラストで当該地の地主になっていた)

2時半から県政記者クラブで「被害報告」の会見(*井戸で地下水を汲み上げて
飲料用などに使っていたのが、湧水量が激減してしまい生活に深刻な影響がでた)。
記者会見でもしっかり被害を説明した。

会見後、すぐ自治センターへ。「万博オンブズマン」で情報開示を受けていた先発の
メンバーと3時すぎ合流。午前中一緒だった森山夫妻や梅村氏らによる「開示資料」
に対する様々な角度からの、矛盾点の的確な追及には脱帽するばかり。う~ん、
なるほどナルホド!しかしお役人の皆様には柳に風、馬の耳に念仏!やれやれ。



9月4日()朝10時「海上の森山口駅」須賀潮美さんを案内:3時半過ぎ
昨日、突然本人から案内をして欲しいとの連絡があった。TV朝日「ニュースステーション」の
人気コーナー《スキューバダイビング・海中散歩》の「水中の美女」潮美(しおみ)さんと系列
のニュース製作会社ディレクター氏の2人を、曽我部さんといっしょに半日、森のベストポイント
をキッチシ案内した。しかし『本当は春か秋の10月以降がベストなんデス』と弁解しておいた。

9月5日()正午~3時「辞めろ!末広まきこ」街頭署名:三越ライオン像前
全員レギュラーのメンバーで参加4名。3時間で約400名ゲット、Veryグー!!
「どこでやってるのかずっと探してた!やっと署名できて本当に嬉しい」という女性もいた。
とにかく年齢、性別にかかわりなく幅広い人たちが積極的に署名してくださるのは
9カ月目に入っても変わらない。まだまだ追及の手はゆるめないゾ!


同5日午前:「県政記者クラブ殿」「海上の森での万博に反対の皆様へ」FAX発信
【愛知万博から海上の森を守るネットワーク】より(17~21時の問合せはご遠慮下さい)

(1)9月6日(日)13時~16時30分:生協文化会館・地下鉄東山線本山下車徒歩3分
【長良川河口堰住民訴訟原告団・出発式&建設差し止め訴訟報告会】原告団広報・宮永

(2)9月8日(月)14時~:県政記者クラブ・本庁舎3階(13時40分・1階ロビー集合)
【瀬戸・海上の森を世界遺産に登録を!】署名活動開始に関し記者会見を実施。
明年4月を目途に署名活動を全国展開します。<参加団体:海上の自然と歴史を守る会
海上の森自然観察会、海上の森くらぶ、海上の森哺乳類研究会、海上の森立木トラストの会
万博オンブズマン他>《海上の森ネット(略)代表》 宮永

(3)9月10日(木)13時半~:地下鉄千種・第5オーシャンビル1階1時20分集合
【末広まきこ辞職請求署名・名古屋末広事務所へ提出
(自民党本部、議会事務局、どこも不受理だった)
 
(4)9月11日(金)19時~:千種区・牧野事務所プロジェクトMにて実施      
【次期愛知県知事選候補・擁立へ向けて】スタッフ会議

(5)9月12日(土)~14日(月):海津大橋上流・長良川・川中堤河川敷き会場  
【長良川Day’98】全国集会


9月6日()朝10時半~「長良川河口堰住民訴訟の会・愛知」原告団結成集会
ワープロに夢中で『しまった!』とあわてて家を飛び出し本山生協へ到着が10時35分。
てっきり遅刻と思いきや、コレが勘違いで開始はお昼の1時から。あ~あ、で、表通りの
ケンタッキーへ「生まれて初めて、しかもひとりで」朝昼兼用のお食事に。お店のカワイイ
店員さん!場違いなオジさんが入口スグにでんと構えていて営業妨害ゴメン!!

長良川には10年近く係わっていて、ただでさえ忙しいのについまた原告の1人に。
16時頃まで出席し、その後、日曜出勤で西区の教室へ移動。
本業の授業用テキスト作りで22時まで。その後ひとり宴会延々深夜まで

9月8日()午後2時「海上の森を世界遺産に!」県政記者クラブにて会見5名
北岡さんと雑談中に話しがでて、いっくらなんでも話しがデカくてとっぴすぎるかな?という
気がなきにしもあらずだったが、デキルコトはなんでもやろうというコトで今日の運びに。
要請を無視せず、新聞全社、テレビ局も3社が取材に応じてくれ盛況だった。
どこにでもあったのがどこにもなくなりつつある【日本古来の伝統的風土・里山】の
重要性を訴えた。(次回は「とにかくマスコミ対策
」の巻)

8年9月9日()「県政記者クラブ殿」以下の取材よろしくお願いします
行事:末広真樹子・辞職要求署名を名古屋事務所宛に提出
◎日時:9月10日(木)午後1時半~(30分ほど)
場所:地下鉄千種駅5番出口正面オーシャンビル1階

重陽の節句にふさわしい秋晴れの今日9月9日ですが、相変わらずなんでもアリの新聞
テレビを見るたびにウンザリする世紀末の「も~、むちゃくちゃでござりますがな(*)の
我が日本の情況です。50年たっても!政治はなんにも!!変わっていないようで
(*これは敗戦直後の有名漫才師アチャコの一世を風靡した決まり文句デス、念の為。)

あ~言うことが古いなー、って?・・さて表題の件に関し、9月7日付け中日新聞
朝刊掲載の「前愛知県副知事」の発言同様、言わずもがなのことですが、
以下の4つのケースが考えられます。

(1)平日の午後はいつも詰めている事務の人が情報をキャッチして不在
(2)事務所に人はいるがカギをかけて出てこない              
(3)事務所の人が対応するが署名の受け取りを拒否する         
   (4)署名を受け取る(以前、東京の末広事務所を訪ねたが受け取らなかった)

(1)と(2)の可能性が高くカラブリということで、ご迷惑をおかけするかも知れませんが
それもこれも「末広のどアホのせい」デスのであしからず。どうも甲斐なにがしと
同レベルの、品性のない《ヒトのことをいえない》文になりました。やれやれ
公約違反の末広まきこをやめさせる会】設立世話人・宮永


9月10日()午後1時半「末広まきこ名古屋事務所」辞職要求署名提出

参加4名 所長という男性と事務員の女性がいた。「顔が映ると困る」と女性はスグ
隠れてしまい、応対した事務局長があっさり受け取った。テレビ局4社と新聞5社に
取材を受けたが、このまま忘れ去られてしまうのが一番こわい。

9月13日()県政記者クラブ殿&海上の森ネット(略称)関係者各位
以下の3点についてお知らせします。
(1)愛知県知事選・候補者擁立の件について【(略称)万博やめよう県民会議】
【海上の森の万博やめよう県民会議】執行部を核に4月2日以来、知事選候補者の
選定、立候補要請作業を進めてまいりましたが9月11日の会議で、現時点での
最有力候補者から正式に辞退の申し出がありました。

今後は県民会議の中で主体的に知事選に取り組みたいというメンバーを中心に、
新たな政治団体を結成し、既存の市民団体と連携を取りつつ独自候補を擁立し、
明年の知事選に臨む方向になろうかと思われます。瀬戸活断層住宅(新住事業)、
万博道路、環境アセスなど重点事項も引き続き「県民会議」として追及します。
次の集会は26日を予定しています。詳細は改めて後ほど。

(2)長良川河口堰・住民訴訟について【長良川河口堰住民訴訟】原告・広報:宮永
日時:9月14日(月)午後2時~ / 場所:名古屋地方裁判所
記者会見:提訴後・司法記者クラブにて報告 連絡先:在間EP法律事務所(℡略)

在間弁護士から連絡済みと思いますが「総額470億、本年分33憶4959万円
の一般会計から工業用水道会計への支出」差し止めを提訴します。
22日の予定でしたが、急遽変更になりましたので、念のため。

(3)「民主主義と選挙公約を問うシンポ」【公約違反の末広まきこをやめさせる会】
別紙にありますようなシンポジウムを実施します。取材並びに、特に新聞各紙の
行催事欄、お知らせコーナーなどへの掲載を熱望します。(注:これだけのことで結構
掲載してくれたんです)主催:民主主義と選挙公約を問う実行委員会情報世話人・宮永

9月14日()14時~「長良川河口堰住民訴訟」名古屋地方裁判所・三の丸
総額470億、とりあえず今年分だけで約33億5千万!ムダに垂れ流し、
ドブにカネを捨てるのと同様なのが明白な「県費の支払い差し止め」を求め、
原告34名で地裁あてに提訴した。在間弁護士ほか参加計8名。


9月15日()「きいてよオジさんの独り言」3日がかりで家壊し完了、あ~あ!
隣家の銭湯が40数年の営業を終えて廃業を決めたという。
ついてはすべて取り壊し家を新築するという。わが家は3方を囲まれていて、
この機を逃すと使わなくなった築50年近くの母屋を処分できなくなってしまう。

18年前に総二階で新築した教室兼自宅に住んでいるのは小生だけで
連棟でM字型の屋根になっている南側の《1階が6畳、3畳、台所6畳、
風呂、2階に10畳が2部屋とベランダ》の母屋を取り壊すことにした。

ただ『つなぎ部分の廊下とトイレは残して』と、隣家を下見にきた解体業者に
見積もりを頼んだところ、出してきた見積もりは110万近かったが『隣りのついでで
オマケだし、現金で渡すし、領収書はいらないから(コラコラ)とにかくマケテ!』と
頼み込み、結局、建坪11坪延べ70㎡余りの木造の解体が80万でOKとなった。

で、9月7日に友人が「今度開く教室用に」と2階の机とイス、黒板をトラックで持ち
かえってくれてスッキリ。そして12日、13日と重機でバリバリ、見事に引っぺがし
ちぎりとりあっというまに家が消えていく。家財道具もそのまま潰して掴んで運ぶ。
お袋の商売道具だった重い鋳物製の「氷掻き機」や分厚い「お好み焼き用鉄板」、
食器や道具も一切処分。隣りに土を運んできた運転手に2万渡したら、宅地造成で
出たという山土をダンプで3杯も・・・おいおい!とはいえ、さんきゅーそーまっち!



98年9月15日()仕事の後、夜11時から「意見陳述書」公判提出用作成
*意見陳述書【公約違反参議院議員:末広真樹子に対する損害賠償請求事件】 

私は1995年6月23日の参議院議員選挙で末広真樹子氏に投票しました。
投票を決意した理由は
  (1)氏の政治姿勢を訴える選挙広報や街頭演説等で明確に愛知万博に反対していたこと。
(2)前回の参議院議員選挙での氏の得票数から、当選の可能性の高さに期待したこと。
以上の2点からでした。

私は1992年1月開始の《日本野鳥の会》愛知県支部による月1回の探鳥会で、
開始以来【海上の森】に親しみ続け1993年2月に発足したバードウオッチング愛好家
からなる市民団体「海上の森くらぶ」の一員として、他の仲間共々瀬戸海上の森での
愛知万博開催に終始一貫して今日まで反対運動をしてきたものであります。

ものみ山自然観察会、海上の森くらぶなど団体・個人からなる【海上の森ネット】として
曽我部幸子、北岡由美子の両名が末広事務所を訪れ、海上の森保護の意思を
確認すると同時に、選挙にたいする支持を表明したという経緯もあります。

当選後、別紙にありますように1995年11月17日実施の東京での40数名に
よる喪服デモ、そして喪服のまま大蔵省、通産省、文化庁、環境庁へ陳情活動。
これにはスタート地点から末広氏自身も喪服で参加し以後、終日行動を共にしました
(*TV各社による放映映像があり、後ほど証拠申請して法廷で放映された)。

デモに際し氏自身が先頭に立ち、行進の間中「環境破壊の万博反対!」
「金権カネまみれ・自民党主体の時代遅れ万博反対!」「愛知の貴重な自然を守ろう!」
など1時間以上にわたり、口を極めてシュプレヒコールをしていたのを目撃しています。
もちろん訪問先でも

またこの日本初の喪服による「デモ並びに官公庁へ集団陳情」に次いで
【海上の森くらぶ】主催で1995年12月23日に愛知県で初めての「愛知万博反対デモ」
を実施した。これも午後2時、末広氏による万博反対の挨拶から集会が始まり、
栄噴水前広場
三越横松坂屋本店アサヒ堂カメラメルサ前丸善
東海銀行本店前
栄噴水前とデモ行進。当然、末広氏が先頭になり、
ありとあらゆる万博反対のスローガンを叫び続けたのは従前の通りでした。

その後末広氏自身が全国に呼びかけて海上の森での「立木トラスト第2弾」を実施。
氏が出馬前から当選後に至るまで愛知万博に反対していたのは事実であります。
が1996年秋以降は地元での活動はほとんどなく、ときたま国会での質問が報道
されるにとどまり、反対派主催の各種行事への参加依頼にも応えることなく、
たまにメッセージが届く程度という活動の休眠状態に入ったのでした。

そして1998年1月7日の万博推進の旗頭である「自民党へ突然の入党発表」。
最後に、それに対する私の見解をマスコミに配布した以下に添付の別紙書面で
もって陳述に代えます。 1998年9月15日  宮永正義(住所など略)

9月16日()「マスコミ各社殿」集会のお知らせ・案内等宜しくお願いします
行事:末広訴訟から考えるー「民主主義と選挙公約を問う」シンポ
日時:9月26日(土)午後1時・開場~4時まで<参加費800円>
場所:名古屋市教育館・4階第2研修室<名古屋・栄・ウオッチマン向かい>
シンポジスト:大谷昭宏(ジャーナリスト・黒田ジャーナル)、籠橋隆明(弁護士)、
大木康子(末広元後援会長)、斎藤懸三(選挙事務局長、元初代第1議員秘書)他

内容:日々の報道が目を覆うばかりの世紀末の様相を呈しているなか、
はや忘れ去られようとしている末広議員の自民党入党に端を発した一連の
「政治家と選挙公約」に係わる問題について、改めて議論したいと考えています。
問い合わせ先:集会実行委員会:坪内(電話・省略)、昼間・宮永(同・略)


9月19日()午後2時~4時40分「万博基本計画案説明会」三の丸庁舎

質問に対し答えにならない回答ばかり。あまりのことに中京大中川教授が怒りたくって
いたがいかんせん知事でないと明確な応答をできるハズがなく、トニカク時間のムダ。
あ~あ、出るのは溜め息のみ。『こらあ~責任者でてこい!』
(つい漫才の人生幸朗師匠の口癖がといっても、もうダレも!知らないだろうが

9月20日()朝7時~10時半頃「海上の森ものみ台・タカの渡り観察会」
聞いてよ!おじさんの独り言
 
家事、仕事、オヤジ、知事選、おカネ……う~ん、9月10日三菱信託銀行口座へ
「土地トラスト出資金100万」振り込み、15日解体費用「キャッシュ80万」支払い。
パックリ開いた南向き縁側など修復費用見積もり70万、水道工事13万、ベランダ
サッシが30万、お~い、どうすんだよ。(*結局300万以上、これまでの罪滅ぼし?
ヘソクリからゼンブ!28のとき即金320万でカルマンギアを買ったとき以来の出費に)

このうえ選挙も応分のカンパが要るし、小遣いを全部注ぎ込んできた反対運動で
どうにもタラナイとなると引き出していたヘソクリも!底が見えてきた。あ~あなんて
アレコレ考えていたら、もう9時半。すっとんでいったら全員まさに帰りかけたところで
「でたっ!」の声。見上げる空にタカが15羽乱舞!海上の森「はげタカ」原人が
同時に到着!といわれて、とほほのほ。  



9月22日()夜9時半「知事選緊急会議」ハムティバイナ:呼び出しを受け参加
いよいよ煮詰まってきた。なにがなんでも意中の候補を説得し戦うしかないとの結論に!
いよいよ読書の、食欲の、自然と環境を守る市民運動の「天下分け目」の秋だ。
参加:牧野、丸山、阪野、筧、藤田、宮永の懲りない6名。
(次回は
「共産党と手を結ぶ!」の巻です)

★98年9月23日()午後2時「革新県政の会と会談」中区金山サイプレスホテル

革新県政の会を通じて申し入れを受け、次期知事選への対応について協議した。
共産党側からは祖父江県委員会副委員長、伊豆原愛労連副議長、掘県議、
革新県政の会・奥村氏。市民グループ側は牧野、小松、阪野、宮永ほか双方で計9名

前回知事選でわれわれが擁立した《牧野剛》氏の得票数約24万に対し、
共産党候補者の得票数は約25万だった。合わせると50万票に近く、
次回も前回の知事選と同様に候補者を擁立すると、互いに重なる革新系
無党派層の票を食い合い共倒れは確実というのが大方の共通認識だった。

で、珍しく時流を読んだ共産党のほうから「市民グループと共闘したい」と革新県政
の会を通じてわれわれにエールを送ってきたのだった。共産党からの提示条件は

(1)党として候補者はたてない。
(2)市民グループが選定した候補者を全面的に支持する。
(3)政策協定を結ぶが、市民グループの意向を最優先する。
(4)支援の選挙活動は常に相談の上でする。といったものだった。

昨日の緊急会議で「とにかく会って話しを聞こう」ということから、
今日に臨んだのだが《推薦受け入れを前向きに検討しよう》というのが、
会合の結果、市民運動側主席者のほぼ確定的な認識となった。

ただこれまでの各級選挙で常に競合候補を立て、イチオー敵対関係にあったこと
いわゆる「アカ」という根強い忌避意識を抜き難い旧来の認識の《無党派高齢者層》の
反発や離反を恐れる声、さらには主要メンバーが《過去の学生運動の時代から引き
ずっているセクト(*)がらみの因縁、怨念、嫌悪感》が深く強く、どうにも調整が難しく
一部アンチ共産党派は切り捨てを覚悟せざるを得ない雲行きとなってきた。

それはこれまでの集会でも共産党の支持を受け入れるかどうかの議論では、
喧々囂々、もめにもめ、怒号すら飛び交う剣呑(けんのん)な雰囲気の時さえもあった。
しかし昔のことを持ち出したらキリがない。すべて済んだコトとして目をつぶって清算する。
後ろばっかし振り向かないで前を見る。この際、小異を捨てて大同団結するっきゃない。

やらないより《やったほうがマシ》というコトなら、なんでもやろう!が宮永の見解だ。
〔注*ウン10年前なら殺し合いをしたっておかしくないあらゆるセクト:革マル、中核、
赤軍派、ブント、社青同、とーぜん名大全共闘から民青、いわゆるノンセクトラジカル
なんて連中まで昔の派閥が勢ぞろい!〕まあ、なかよしクラブってワケにもいかない。
やりたいヤツだけ手を挙げてやる!というのが市民活動だから!


9月25日()「名古屋地裁・司法記者クラブ殿」並びに関係者各位:FAX送信

行事:末広真樹子・損害賠償請求事件第1回公判
日時:9月28日(月)午後1時・地裁1階ロビー集合/1時半開廷「第7民事部」
場所:名古屋地方裁判所・中区三の丸・地下鉄丸の内駅・徒歩8分
記者会見:午後2時過ぎから・司法記者クラブ・公判終了後すぐ実施

【国会議員による公約違反】に対する民事の損害賠償訴訟第1回公判が実施されます。
提訴された本人自身がマスコミの取材に対し「公約が守られないことなんて大人の
有権者なら百も承知で投票している」と開き直った発言をし、そのことを【なんら恥じない】
という信じられないような悲惨な情況です。いったいこんな人物を選んだわれわれは
ほかにどんなことをしたらいいのでしょうか。いい智恵があったら是非、教えて下さい。

また9月10日に末広名古屋事務所宛てに提出した【辞職請求の署名約1万人分】
が、なぜか署名用紙に記載された集約先(宮永の住所)とはなんら関係のない
「大木康子」宛に郵パックで、19日午前に返却されてきました。署名用紙のみで
一切ほかになにも入っていませんでした。末広氏に人間としての節度が
マッタクないことを改めて思い知らされました。

とりあえずは毎月第2土曜日正午から3時の栄での街頭署名、そして裁判に
全力で取り組むしかないようですが今後とも取材、ご支援よろしくお願い致します。
「末広まきこをやめさせる会」設立世話人・宮永(以下略)


9月26日()午前9時~「海上の森くらぶ探鳥会」・テレビ朝日に同行取材

探鳥会はメンバーに任せ、要請を受けてテレビ局に同行。とーぜん「末広」関連の
取材で海上集落にある「末広まきこ」が名札をはずした立木トラストの木
【別名・無節操の木】など森の要所要所で録画撮影。モチロン例の如く言いたい放題
の小生のコメントも
。ただ、気になるもののなぜか気恥ずかしく?ついオンエアが
いつか聞きそびれてしまった
。なかなか面と向かっては聞きにくいものなんデス、
こんなオジさんでも!あ~あ(次回は「知事あて緊急抗議・要望書」の巻デス)

9月26日()午後1時~5時「民主主義と公約」シンポ・名古屋市教育館
 正午・三越ライオン像前で宮崎県串間市から遠路はるばるシンポのために来て頂いた
中島氏と待ち合わせ。初対面だが《ヘアスタイルの特徴》で、一目で見つけてくれた。
中島氏は【市長選挙での公約違反】で市長を提訴し、現在公判中という「市民運動
グループ」事務局長で、パネリストとして出席されることになっていた。

さて「末広まきこをやめさせる会」が呼びかけての市民集会。
『集らなかったらどうしよう!』という心配は杞憂に終り、シンポはほぼ満席の盛会で
小生の司会ながら滞りなく?進み、無事に終了した。新聞、テレビ各社の取材もあり
反応は身びいきながら上々だった(注*パネリストの大谷昭宏氏は現在もTV報道
番組などでコメンテーターなどとして活躍中、籠橋弁護士は日本自然保護協会・
沼田賞を今年1月に受賞された)。

終了後、打ち上げで一献を傾け、更に西区の教室兼自宅に案内し、氏と2人で深夜まで
泡ものなどでタップリうがいしつつ歓談。宿泊費など節約のため失礼ながら、一回り以上
年下の氏には《拙宅にて1泊》して頂いた。翌日は朝風呂などして昼前までゆっくり過ごし
名古屋城を見物してから名古屋駅まで。コテコテの田舎(失礼)で、厳しい戦いを続ける
氏に心からのエールを送りお別れしたのでした。


9月28日()午後1時~「末広裁判・第1回陳述」名古屋地裁・中区三の丸
わおー、1階大法廷の入口に傍聴券を求めて行列ができていた。
東京からのTVクルーも数社いて、恒例の入廷風景の撮影は壁のようなカメラの放列!
呼びかけに応じて原告も多数出廷して、いよいよ裁判の開始。まずは原告側からの
口頭陳述を行った。司法記者クラブの記者の話では、民事で陪席裁判官が2人もつく
のは極めて異例とのこと。しかも民事の訴訟で大法廷を使うのも珍しいことだという。

専門家の見解では現職の国会議員を「公約違反で訴える」なんて空前絶後、
前代未聞で、それだけに「裁判所も慎重に対応することにしたのだろう」ということだった。
国会議員という特権に守られた人物を訴えても【勝ち目はほとんどない??】というのが
おおよその反応だが、そんなことはハナから分かっている。訴えることがまず第一の
意思表示であり、目的なのだから、ひるむことはなにもない!!やるっきゃないノダ。


9月30日()「海上の森」現地調査の一時、全面中止を求める緊急要望」

1996年6月以降、万博予定地「海上の森」において地質調査としてボーリング調査が
各所で行われています。8月21日には、このボーリングにより海上町内の民家に隣接
する裏山から水が噴出する事態が発生しました。これについては「滑落崖と土砂の押し
出しの地形が明瞭であり、過去に崩壊を起こした土砂の押し出しの真上にボーリング
したために、その崩壊の原因である地下水が噴出したと考えられる」と
地質の専門家(森山昭雄氏・愛知教育大学)が指摘しています。

9月25日地権者と愛知県名古屋土木事務所との話し合いで驚くべき事実が明らかに
なりました。それは今年度中に名古屋瀬戸道路・若宮八草線調査のため合計125箇所
新住宅市街地開発事業(以下:新住事業)で50箇所以上のボーリング調査を行うとい
うことです。道路建設に必要な橋脚、擁壁工事箇所、新住事業では調整池設置場所
周辺道路予定地の地質調査として行うボーリング調査ということです。

さらに新住事業では工事用進入道路検討のためCゾーン(*)内の林道でもボーリング
調査を行うことが明らかになりました。住民に十分な説明がないまま、工事着工に
向けて「海上の森」で大規模な調査が愛知県によって進められようとしています。
(注*万博開催予定地内で手をつけないで保全するとされた地域)。

【今年度実施予定ボーリング調査計画】名古屋瀬戸道路75箇所/若宮八草線50箇所
/弾性波調査24箇所/新住事業予定地19地点56箇所/砂防工事で屋戸川4箇所
・四ツ沢8箇所、現在まで行われているボーリング調査では、重量のあるボーリング
機械を運ぶため、森林を伐採しモノレールを敷設しています。

先日、水が噴出した民家の場合も約2~3m幅の森林が伐採されているのです。
このままでは、これからのボーリングラッシュで地下水噴出の多発と森林伐採が
重なり、大規模な環境破壊が引き起こされることが予想されます。

また国際博覧会、名古屋瀬戸道路、新住事業に対する環境影響評価実施計画書
の意見集約が行われ準備書作成の前段階であるにも関わらず、事業計画がすでに
決定されたかのように調査が行われていることになり、極めて重大な問題です。
現況を改変するような大規模なボーリング現地調査を行うことはアセスメントの
準備書すら作られていない段階で、アセスメント調査資料にどのように反映される
ことになるのでしょうか。アセスメント手続きを無視し形骸化するこうした
調査方法は認めることができません。

 今回の調査によって水系が改変され、生態系に大きな影響がでることになりかねません。
さらに調査に伴なう騒音や作業員の出入りがオオタカなど野鳥の繁殖に多大な悪影響を
与えると考えられます。環境影響評価法を先取りし、調査段階から県境に配慮すると
住民に説明してきたこととはかけ離れた行為であり、以下のことを要望します。

1.現在行われている調査及び今後の調査は一時、全面的に中止する
2.「海上の森」での事業全ての現地調査の内容を事前に全て公開、公表する
3.今後の調査内容については自然環境の専門家、自然保護団体、地元地権者と
話し合いを行う(以上一部・略)連絡先:加藤徳太郎、広報・宮永(賛同団体など略)
上記文書を鈴木礼治知事宛に土木部で提出後、抗議と交渉を実施。参加17名


第40回「海上の森勝手連始動/勝手連入会申込始まる/共産党の支援で紛糾

98年9月29日()海上の森勝手連:呼びかけ文&会則:最終チェック&印刷
知事選の候補者選定を巡り意思統一に溜め息の連続だったが、やっと影山さんから、
個人的に内々で立候補の意思を確認できた。海上の森を守る究極の大作戦【県知事選】
へ向けて勝手連も始動することにした。以下のチラシを作成し、会則ともども印刷した。
(注*この時点ではまだ公式な立候補表明をしていなかった)。

・東京でできた「青島知事で世界都市博」中止!
・愛知でもできる「海上の森の国際博」返上!!
 ・あなたならどちらを選びますか?        
貴重な自然を破壊する赤字確実な国際博推進と
老人、子供、ゴミ身近な問題優先の政治!  

ゼネコン、大企業べったりの巨大開発県政と   
身近な施設の整備、改善、増設を重視する政治!
脇目もふらずに、このまま走り続ける暮らしと
ゆっくり立ち止まり、力を抜いて生きる暮らし!

・これ以上の自然破壊はイヤ!環境を守りたい!
・税金の無駄遣いはダメ!そんなヒト!!
・みんな、みんな、この指とまれ!
・あなたの決意が県政を変えます。
・あなたは決してひとりではありません。
・あなたは絶対多数の貴重なひとりです!

【影山 健氏のプロフィ
ル】
68歳(東大大学院卒)岡崎市在住
愛知教育大学名誉教授・無党派の星
有言実行、初志貫徹、情熱の人

【会として求める3つの政策】
(1)海上の森での愛知万博は中止!
(2)情報公開全国最下位から上位へ!
(3)可能な限りの行財政改革の実施!
◎◎「影山 健を知事に!海上の森勝手連」会員募集中◎◎
会費&カンパ振り込み先:郵便振替「海上の森勝手連」(省略)
………………………
 切り取り線………………………………
影山 健を知事に!海上の森勝手連・入会申し込み書
(会費)一口100円(何口でも可)計(   )口(      )円
氏名(     )住所(            )電話・FAX(   )
会からのお願い。
黙っていては何も変わりません。目標5人!会員を紹介下さい!


9月30日()「聞いてよ!おじさんの独り言」仕事も真剣にやってます!
毎月ずっと30m3前後が8月は43m3もあります。水漏れはないし何か心当たりは?
と月末に水道検針の男性。う~っどきっ『え~っと、あの~その~、ちょっと』むぐぐぐ

50までは真夏の夜も「水をかぶるダケでしのげた」。それが今年、室温30数度の
なか網戸からの外気を頼りに寝ようとしたら耐えられず、これはもう水風呂しかないと。
で毎晩寝る前と夜中の2度、シッカシ冷やして寝ていた。無論、昼間も耐えきれなくなると
ざぶん!ドボン!!最近は皮膚だけでは放熱が間に合わず、頭部も適応して露出化が
進みなんとキューピー頭に!エ~ン。『ええっ!ソレはただのハゲだって!こらァ~!!』

*なぜか子供の頃から冷房、暖房が嫌いだった。で、成人しても自宅にいる間は年中
いつでも半ズボン1つ。そ~いえばアレは30代半ばの1月31日。なぜか我が家の
前に救急車が賑やかに停車。好奇心のかたまりの我が輩、つい半ズボン丸裸のまま
積雪10㎝の玄関前の道路へ飛び出した。目が合った救急隊員がイキナリ小生を
指差し「このヒトですかッ!」と、近所の人に

*名東区に引っ越す直前、明けて42歳厄年という大晦日。みぞれ交じりの雪が降る夕方。
仰せに従い、ホースで水をジャブジャブ、車を洗っていた。ビーチサンダルに半ズボン、
上半身裸のいつものスタイル。そこへまたナゼか山の神の高校の同級生が訪ねてきた。
なんでこんな押し詰まったときに??悲惨な正月だった。

98年10月1日()「影山宅へ海上の森勝手連」原稿3枚Fax:結成の快諾
Fax後1時間ほどして影山さんに電話。「チェックしたが問題はない。OK」の返事。
但し勝手連結成の記者会見は12日のスタッフ会議以降の方がよいとのアドバイス。
選対中心メンバーの同意を再確認した方がいいのは当然で、即、了解した。
更に「選挙は楽しく、明るくやろう」とのこと。それについては小生もまったく同感。

10月3日()正午~3時「末広まきこ辞職請求」街頭署名活動:栄・三越前
舟橋さんが1時頃まで。あとはレギュラー大木、坪内、小生のトリオ。
いつも通り、休まずぶっ続けでハンドマイクを片手に署名を訴え続けた。
いかに立ってしゃべるのが商売とはいえ、休憩なしで3時間はかなり疲れる。
しかし【公約違反の変節】への怒りは風化せず、反応は相変わらず良好で
署名数・本日240名余で、まずまず!


10月4日()午後「勝手連案内状」発送:文書3通を封書で百数十通

朝11時からぶっ続け4時間。山の神のご下命により玄関脇の擁壁のツタを剪定。
これが、またタイヘンなんですッ!縦3m、横5m、厚さ50㎝ほどに繁茂した巨大な
緑のカステラ状のツタ軍団をバッサリと間引き、刈り込み
どっかの誰かの前髪状
にすっきり!スダレ化させて、汗みどろで終了、わおー。

コレでもう作業後は堂々と!
泡もの片手にゆったり【勝手連・案内状】の発送作業。
尖り眼光線のビームもいくぶん和らぎ「またゼニにならんことばっかしやって!」の声も
鷹揚に?柳に風と?聞き流してゴソゴソ。おつまみが書簡に紛れ込んでいた方は
そういう状況でしたので……悪しからず!以下、その文書のうち2通。

【影山健を知事に!海上の森勝手連】結成のお知らせ
海上の森の万博に反対の皆様突然のお便り失礼致します。
海上の森での万博開催に反対し、仲間ともども過去7年以上活動を続けてきましたが
自然破壊、環境破壊、財政破綻、県民無視の万博を中止させる起死回生、究極の!
手段の1つとして「無党派の市民の代表を愛知県知事に!」との思いから、
上記団体を1998年10月1日付で設立致しました。

・4期16年に渡る鈴木県政によるバブル期そのままの巨大投資、巨大開発のツケは
県民の将来に逃れられない巨大負債、環境破壊の暗雲となってのしかかりつつあります。
既に来年度の県税収入の減額が1000億円以上と予想され、最も身近な、かつ強力な
圧力団体を持たない
健康、福祉、老人、教育分野の予算が真っ先に削られること
必至の状況で、既にその
削減見込み額がマスコミにより報道されています。

・大量生産、大量消費、大量廃棄の時代に引導を渡し、鈴木県政のすべての失政の
清算と幕引き、そして少量消費、リユース、リサイクル時代の【県民による県民のための
政治】への道筋を鈴木氏と同世代の影山氏にきっちりつけてもらおうではありませんか!

 選挙では(1)白手袋、ウグイス嬢による街宣活動は最小限に留める       
(2)勝手連のミニ集会、県民の要請に応じての出前講演会
(3)新聞、テレビを通じて、紙上或いは映像での公開討論会
(4)法定ビラ、選挙公報、ラジオ・テレビの政見放送を通じて「基本選挙公約」の発表
(5)そして全県各地の勝手連による【影山支持票】の獲得作戦。と、
すべて手作りで、おカネはまったくかけられないが、ボランティアは大量に
参加を呼びかけてという方針で、選対幹部の意見は一致しています。

・この趣旨に賛同の方、ぜひ入会申し込み下さい。また厚かましいお願いですが、
賛同して下さる方をご紹介下さると幸いです。資料など、ご請求下さればお送りします。
更にもっと積極的に活動をしたいという方には「○○勝手連」の立ち上げをお勧めします。
誰でもできます。ひとりでもできます。書式など「海上の森勝手連」のものを利用して頂いて
構いません。いつでも相談に応じます。あなたの力、あなたの決意が県政を変えます。
ご連絡を心からお待ちしています。
最後に、現在、影山氏は健康、体力とも何ら問題がないことをお伝えします。

【影山 健を知事に!海上の森勝手連・会則】
〔名称〕第1条 この会の名称は「影山健を知事に!」海上の森勝手連とし
略称を「海上の森勝手連」とする

〔事務所〕第2条この会の事務所は名古屋市西区○○××番地宮永正義方に置く

〔目的〕第3条この会は1999年愛知県知事選挙に「影山健」を推挙する会の趣旨に
賛同する会員の募集活動を第一とする

〔活動〕第4条 この会は以下の事業を行う                         
(1)入会会員・募集活動 (2)会員相互の情報交換 (3)同様な組織の県内諸地域
での設立呼びかけ  (4)その他、会の目的を達成するためのあらゆる事業

〔会員〕第5条(1)会員は賛同する個人とする。ただし賛同団体としての入会は認める
(2)会員は一般会員(愛知県在住有権者)賛助会員(県外在住の全ての個人)からなる

〔役員及び運営〕第6条事務所の所有者・宮永正義を代表とし、事務所宛に申し出   
のあったボランティアメンバーを核としてすべての活動を協議、決定する

〔会費〕第7条(1)1人1口100円とする。ただし何口でも可。(2)さらにカンパを呼びかける

〔会計〕第8条知事選終了後、適切な監査を受けたのち報告する                

〔会則の改廃〕第9条この会則は1998年10月1日に発効し1999年4月末日に廃止する

10月8日()勝手連入会申し込み始まる:Fax3通、封書5通到着、更に7名入会

98年10月12日()午後7時~「知事選への対応」15日総会への準備会
中間テスト直前のため、中学クラスは10日(土)11日(日)と2日間のサービス授業を
実施済みだが、今日も定時9時までキッチシ授業をして、プロジェクトMへ急行。
それでも到着は9時40分過ぎ。なんだか雰囲気が?と思ったら、
ちょうど会議が終ったところ。あららのら!結局、その後の宴会?のみ参加。

『本来の目的はコレだから、まっ、いいか!』と頭のどこかから声が
……
それにしても肝心の会議は紛糾したままだったようで
。呑みながら会議の状況の
説明を受けたが、共産党アレルギーは矢張り強烈で、一部強硬派を押さえきれず、
根回しは失敗。意中の候補「影山さん」の出馬の見込みは高いが、本人から
【市民グループ総意による出馬要請】が必須条件と言われているので、15日の段階で
正式候補者決定は??となってしまった。従って13日に実施するとマスコミに伝えて
いた〔勝手連の会見〕は中止、翌朝一番で記者クラブに連絡をした。

10月15日()午後6時~9時「万博やめよう県民会議・臨時総会」市教育会館
いっくらなんでも中間試験の真っ最中。これで休みにしたら塾が潰れる?
で、やきもきしながら欠席。12日の会議でマスコミには非公開と決めたと
連絡を受け、事務局長に『出せる情報は出せばいい』と善処を依頼。


10月19日()午後2時~5時「県庁5階・土木部」ボーリング工事に再抗議

9月30日に県知事宛に出した要望書に対する回答が10月14日付けで送付されてきた。
「お知らせ」を列記した回覧版という体(てい)のシロモノで、前回に続き再度
12団体14名で県庁に押しかけて抗議行動。

工事の事前調査というのは明らかに言葉のごまかしで、
万博実施計画の中身も追加アセスの終了も待たず、【万博開催後の跡地利用計画】の
はずの「新住計画」で交通アクセスの生命線となる「名古屋瀬戸道路」の橋脚予定箇所を
【すべてボーリングする】などもう完全に道路工事の開始で森の破壊がすでに始まったのだ。

ゴリ押し工事で
衣の下の鎧が丸見えというまさに盗っ人猛々しい
厚顔無知の図太さ、あくどさである。

10月21日()1時~3時「緊急知事選対策会議」プロジェクトM:参加7名
15日の紛糾を受け、再度28日に実施を決めた【万博やめよう県民会議】緊急総会
の段取りを協議した。影山氏の11月11日からの中国訪問の日程から逆算して、
もうタイムリミットがきている。県民会議全体の合意(総意による議決)を得るのは
まずムリとの予想から拍手による決を採り、最後は影山氏から「知事選候補として
推薦することに
おおむね賛同を得られたものと了解し最終決断をしたい」と
述べてもらうことになった。

それにしても、共産党に対するアレルギーが
一部とはいえこんなにあるとは
あ~あふーっ。ただ共産党との会談に参加した〔選対メンバー〕で固める執行部としては

影山でいいというのなら「あらゆる党派、組織、集団、個人の応援を受ける」と
いう点で意見は一致している。無論、候補者との政策協議で合意できた場合のみだが

でもまあ、よーするに基本的には万博反対なら、ドコとでも誰とでも手を組むというコト!

10月23日()「県政記者クラブ殿」&万博に反対の皆様:臨時総会の案内
10月28日(水)午後6時半~9時/栄・市教育館/広報:宮永
議題:万博やめよう県民会議「知事選への取り組み」を決定します。
取材は「会議の頭撮りと終了後の会見のみ」、会議中は退室をお願いします。

10月24日()9時~昼1時過ぎ「くらぶ定例・海上の森探鳥会」参加6名!
ときおりパラつく生憎の天気。がコテコテの海上の森原人はめげず休まずやってくる。
やあやあ、どうも!鳥は珍しいチョウゲンボウ(ハヤブサ科)を筆頭にアオゲラ、
ノビタキ、ルリビタキ、ジョウビタキ
……と、もう大満足。

10月25日()番外編【聞いてよ!おじさんの独り言】
 カネにならない万博反対運動、関わりあってはや7年、ここへきて本業が危機的状況!
もう10月。なのに例年なら最低5、6人はいる小学生がたった1人、え~ん。
10月恒例の某私立高校説明会。遅刻し、つい栄グランドパレスホテル近くへ駐車した
のが10時45分。直後の48分に違反を確認され、11時04分にはもうレッカー移動。
免許を取って30年、初めての経験だった。

災害?は忘れた頃にやってくる。考えてみたら駐車違反は2回目。
あわてて出頭すると「16分でも違反は違反」とおまわりさん。『財布が車の中に!』で
ついてきた職員が戻ってから、受け付けの奥で「41ナンバーのスズキ、あんなのを
ひっぱってカワイそうにな~」すると別の職員が「でも違反は違反だからね~」

レッカー代1万2千円+駐車料金1120円を泣く泣く払い、
ドアの外へ出たところで気付いた!『あっ、俺のことか。とほほ
……
めったに検挙されないという軽自動車で捕まる運の悪さ!?あ~あ、このうえさら
に罰金1万5千円、減点2。やれやれ、『でも、飲酒運転でなくてまだよかった。
以後、気をつけなくっちゃネー』悪いのは自分なのに<コラコラ>反省の色薄い
オジさんでした。(次回は「知事候補に影山氏を決定」の巻)

98年10月28日()6時半~9時「県民会議・臨時緊急総会」栄・市教育館
『いくべきか?いかざるべきか!』ハムレット並み?に悩んだ末、本日最後のクラスを
1時間カットして、総会終了30分前に会場に駆けつけた。廊下には各社の記者の群れ。
ドアに耳をつけている記者も何人か
……。「あれっ、宮永さん、今きたの?」という声も
『そーなんですよ、夜の商売なもんで……

入ると、いきなり興奮した声が飛び交っていて、ムムムの雰囲気だったが、
そこは遅れて来て
今夜のこれまでのイキサツを知らない小生。
『後ろ向きのコトばっかし言ってても始まらナイ!ほかに誰か「出てくれる」って
いう候補者がいるのか?いない!!なら、影山さんで戦うっきゃナイ』

候補者がイイっていうのなら、何党だろうと、誰だろうと、支援を受けて戦うべきだと
ただでさえデカイ声を張り上げ、既定方針通り挙手で賛否を問い、盛大な拍手のなか
頭の痛くなるような難産の挙句やっと影山氏を知事候補として推薦することを決議。

有志で千種へ移動。丸山さん経営のモンゴル料理店「ハムティバイナ」で盛大に乾杯!
選挙を共に戦うことになる実働部隊の面々と、容易ではない選挙を前に今後の
奮闘を誓ったのでした。参加16名。帰宅深夜1時半。

10月30日()午後9時40分頃~「政策プロジェクト会議」Mにて途中参加
昼、在間弁護士から「長良川河口堰住民訴訟の第1回公判を終え、新たに住民監査
請求の必要が出てきたので、委任状に記載のうえ、至急返送を」との連絡があり、
即、発送した。更に下記文書を作成・発信した。

【県政記者クラブ殿、並びに海上の森での万博に反対の皆様】FAX発信
海上の森くらぶ&万博オンブズマン:宮永
海上の森では、もう実質的に万博道路工事が始まっています!
瀬戸「海上の森」緊急現地調査のお知らせ
(万博道路の事前調査という名目のボーリング工事です)


日時:11月2日(月)午前9時~12時30分頃/集合場所:愛環鉄道・山口駅前
視察場所:(1)加藤宅裏・地下水噴出現場(2)ボーリング工事・シデコブシ伐採現場
(3)ボーリング工事による伐採の著しい場所〔(2)は(1)の約300m南西の地点〕

参加予定者:日本自然保護協会・保護研究部長及び研究員(計2名)、瀬戸市議、
愛知教育大学教授(地質学)、地元地権者、自然保護団体会員、市民団体会員その他

夜、知事選対策会議に途中参加。影山氏も同席のうえ政策や公約のリストアップなど
今後の方針、日程を協議。晩メシ抜きハラペコ3人組:阪野、藤田、宮永に加え、丸山
筧の美女!2人で(*)12時半近くまで、激辛台湾ラーメンをつまみにコンパ。
(注*その後、市民運動グループの影山選対中心メンバーとなった面々)。

10月31日()「県政記者クラブ殿&海上の森での万博に反対の皆様」FAX
下記2つの行事と会見を実施します。(広報:宮永)
(1)日時:11月4日(水)午後3時30分~/場所:名古屋・栄・三越ライオン像前
内容:愛知県知事選候補者【影山健】出馬表明〔万博やめよう県民会議推薦〕

(2)
日時:11月6日(金)午後2時~県政記者クラブ会議室
集合:午後1時50分 愛知県庁・本庁舎1階待合室
内容:「影山健を知事に」海上の森勝手連・設立報告記者会見
たびたび日延べをして参りましたが、ようやくここまでたどりつけました。
設立会員35名(本日現在)で、11月より本格的に活動を開始します。
問い合せ先:「海上の森勝手連」代表・宮永正義(連絡先・略)

 「万博道路ボーリング調査」漏水事件を機に住民監査請求を!
   

第41回:日本自然保護協会一行案内/ 影山氏出馬で紛糾/ 独り言・流星観測

11月1日(日)9時半~午後2時「海上の森ボーリング工事現場」事前調査

明日の下見のため1人で森に入った。ほとんど人が入らない現場を含め6カ所を見て
歩いた。ひとのペースを気にせずどんどん歩け、かなり広い範囲を調べることができた。

万博後の跡地利用が本命の【新住計画】に不可欠の道路工事の都合だけを考え、好き
放題に作業道を造り、樹木を伐採し、湿地を踏み荒らしていた。自然への配慮全くゼロ。
無惨!ただただそれだけ。万博も何も関係なく
まさに工事の真っ最中だった!

11月2日(月)9時~「海上の森現地調査」午後2時頃・広久手鎖場で解散
日本自然保護連盟事務局長・杉村幸子、保護部長・横山隆一、研究部長・中井達郎
編集長の諸氏4人を迎え、「ボーリング調査」の実情を知ってもらうために雨上がりの
海上の森をしっかりと半日案内して歩いた。同行取材は新聞4社、テレビ3社でかなり
の関心度で報道してもらえた。市民グループメンバーと合わせ総勢23名が参加した。


しかしはっきり言って正式には「万博はなにも決まっていない」段階で、こんなに工事を
始めてしまって、もし中止となったら
それまでにかけた費用自然を破壊した責任
をいったい!誰が!とるのだろうか?きっと誰も責任を取らず、うやむやにするに違い
ないだろう(*)。反対派の欲目かもしれないが、万博も新住計画も失敗する可能性が
非常に高いとしか思えないのだが
……
(注*実際その後、新住計画は中止になったが、ボーリング工事にかけた数億円もの
費用はムダに終り、残ったのは無惨に破壊されたままの自然と、誰一人責任を負わず
口をぬぐってオシマイのお役人の皆様なのデシタ)次回は「影山氏・知事選出馬表明」

98年11月4日()午後2時~県庁西庁舎/午後3時半~名古屋栄・三越前
県に対し【名古屋瀬戸(万博)道路・住民監査請求】を提出した。参加25名。
その後、三越ライオン像前で、影山健氏が愛知県知事選への出馬を表明。

イロイロあった知事選候補の選定作業。個人的には内々で感触はあったが、
もめにもめ一時はどうなることかと
。出るべき人が出ることになり、ホッとひといき。
が愛知の未来を憂い「捨身の大決断」をした候補者ともども、ほんとーにタイヘン!
なのは、これからの3ヶ月、海上の森を守るため、やるっきゃナイか!!

11月6日()2時~3時頃「影山健を知事に」海上の森勝手連設立記者会見
オオカミ少年同様、やるぞやるぞと言い続け2回も延期したあげく、やっと発足を表明。
懲りず出席してくださったクラブ所属マスコミ各社の皆さん、お疲れさまでした。
今後とも公平・適切な報道をヨロシク。


11月7日()正午~2時「末広弾劾署名」/6時~9時「県民会議」臨時総会
まず昼間は定例の「末広まきこをやめさせる会」街頭・署名活動。
珍しく大木さんは欠席で四国の「居合道」の大会へ(彼女は大会の審査員も務める
全国でも屈指の女性・居合剣士なのです)。それでも参加者は7名もいて意気軒昂!
署名も風化せず、次ぎから次ぎへと多種多様な老若男女が!!

そして夕方から教育館「万博やめよう県民会議」総会で影山氏が知事選への出馬を
会員に表明する手筈だった。ところが《今日こそは気持ちよく》出馬表明をしてもらおうと
いう目論見は予想通り?はずれて、一般会員から異論、反論が続出。兼ねて打ち合わ
せた通りピークに達したところで、声と態度のデカさだけが取り柄で出席している小生が
『怒鳴り倒して』毒消しをした<ビックリして心臓が止まりそうだった
……との苦情も>。

が、この期(ご)に及んでもX氏がまだ「手続きがどうの」とか「情報が自分のところへ
届かないままドンドンことが進んでいるのはケシカラン」とか、どこかの独裁者みたいな
ことを言っていて、話が後ろ向き、自分中心で情け無かった。とにかく参加して自分が
動かなければ、口だけではダメなのだ、ボランティア活動ってのは。

自由参加の市民活動では《会議に出るか自分で出席者に問い合わせるか》しない
限り、詳細な議論の情報は入らない!議事録の作成なんて、ちょー手間のかかる
ことなど不可能で、欠席した「常連」への結果報告が精々で、個々の会員にいちいち
対応できるわけがナイ。多忙な時間を割いて「集ったメンバーで議論し、決めたこと」
を賛同する個人が「自己責任」でやるだけの活動なのだ。

11月8日()9時~13時頃「海上の森探鳥会」会員でもないのに大きな顔で
午後2時過ぎ西区へ。2階のベランダ工事に立ち合う。すでに壊した母屋の「増築した
2階にも広いベランダがあった」ので改築工事で、幅120㎝長さ540㎝、ブロンズ色の
屋根付きにした。南向きで庭が見下ろせ、蒲団も干せるし、一人暮らしには充分。
ついでに1階の犬走りの上に庇もつけた。


11月10日()10時~「名古屋法務局」中区三の丸・不動産滅失登記
「数万かかるけど自分でもできるョ」と、隣りへ《建物滅失登記の手続き代行》に来た
解体屋さんに言われ、申請に必要な書類を用意してもらい、法務局の相談窓口へ。
説明約20分、提出用の書類を持ちかえり、地図・文書など作成に2時間弱。
13日に提出。5分で済んだ。う~む、やればタダ同然で!できるんだ!!


11月14日()1時~3時「末広まきこをやめさせる会」定例会・女性会館

知事選で影山氏の推薦を提案。了解を得た。夕方5時半から西区自宅で、
東京出身という「中京スポーツ」紙・28歳の記者から8時近くまで取材を受けた。
とーぜん泡ものタイムで、初対面なのに、なぜか結婚の相談までされてしまった。

ジャーナリストとはいえ「風俗など色モノ」に「プロレスに競馬など賭け事」とドギツイ
紙面作り担当なので、交際中の女性に「こんな仕事で一生ついてきてと言えない」と
いうのが悩みのようだった。『
んなん、本当にスキだったらいいっていってくれるし、
仕事の中身なんか正直にいわなくてもそのうちなんとなくわかる、それでいいんじゃない。
月に1本でもマトモな?記事をかければ【記者】って胸を張っていいと思うョ』といっておいた。

11月15日()午後2時~夜11時「知事選・共産党と共同選対」立上げ会議
【革新県政の会】と【市民グループ影山選対】とで知事選への取り組みを協議。
参加10名。勝手連など諸団体で各界連絡会議を結成し、その上で選挙確認団体を
立ち上げることを決定した。選挙事務所や人、費用など、細かい調整はまた次回に。

共産党の組織力、金力?など大いに活用させて頂く、ただしコッチの都合、言い分は
徹底的に言わせてもらうという「虫のいい」方針だ。5時からそのまま懇親会。
2次会参加5名。やれやれ、コレからがまたタイヘンだ!ふ~っ。
(次回は 「まだまだもめる共産党と共闘」の巻)

98年11月18日()早朝2時半~「星座観測」/午前9時~引越し手伝い
流星群の見学?で早朝から空を眺めていた。
睡眠不足のまま山の神のご両親の引越しのお手伝い。『体力だけは自信があります』
といっていた普段の広言を証明して1時過ぎには完了。大いに面目を施したのデシタ。

西区役所のすぐ近くにあった実家が土地・建物ごと処分し、名東区高針の我が家から
車で5分ケッタで10分の焼山の「眺望、日当たりバツグンのマンション」に転居してきた。
女ばかりの長女、高齢化社会とあってはやむを得ない選択か。不甲斐無い亭主と
しては親孝行に異論なぞあるはずなく、今後とも、どうかヨロシク!


11月19日()7時~昼過ぎ「NHK効果録音班」海上の森の鳥たち取材同行
昨日の睡眠が3時間(1時過ぎに寝て2時半に起き、明け方少しまた寝た)。
で今日も夜中1時頃に寝て5時半に目覚ましが鳴ったが、次ぎに起きたら
取材現場で待ち合わせの約束の6時半。どひゃ~っ、とほほほ
……

1年を四季に分けて録音するその「秋の部」で3回目。謝礼システムが最近
変わったとかで、口座番号をお知らせしたのだが、大幅遅刻で気が引けた。
どうも、どーも、ホントにすみません。ただ、取材は上乗、大成功だった。

11月22日()朝10時半~午後2時「知事選対策・政策会議」プロジェクトM
革新県政の会(共産党)アレルギーの会員がいてまとまらず、すったもんだで延々と
時間ばかりが過ぎた。肝心の施策、公約などの話しも出るが、いつのまにか「共産党の
支持を受けての選挙はやっぱりイヤだ」と一部メンバーの声にひきずられ振り出しに戻り
ずぶずぶどろどろ、ぐるぐる因果がめぐる、お盆提灯の走馬灯。昼メシ抜きで2時まで
いて小生は退散したが、結局会議は5時頃までやったとか。やれやれご苦労さまでした。


11月23日()10時~16時「おシゴト」17時~深夜「選対・すき焼き会議」

知事選・市民運動選対メンバーで、今後の結束を図る懇親会を西区の我が家で実施。
名目は別として『帰る足を心配せずゆっくり呑もう』という小生の提案に皆が乗っただけ。
  
夕方から行き付けのスーパーへ食材を買いに行くところから準備が始まり、
持ち寄った「あるこーる類やおつまみ」もどっさりで、まるで学生時代の「闇鍋コンパ」を
思い出す和気藹々の雰囲気で宴会を開始。カネ儲けや出世とは無縁の、持ち出し
ばかりの活動に時間を割き、勝ち目のない戦いと分かりつつ、怯まず、諦めず、
しつこく、ものを言い、活動を続ける仲間たちが本音で語り合った。

本日の宴会参加者は(敬称略)藤田、小松、牧野、筧氏ら。鷲野、丸山の女性2氏は
小生と隣り合わせてお泊り。これでもう我が輩は人畜無害と認定されたようで
……
皆さん、お泊り歓迎します!(*中3夏休みに合宿をしていて20人は泊まれる!)

11月26日()1時~4時「住民監査請求:証拠提出&意見陳述」県庁西庁舎

11月30日()午後9時40分~「知事選政策会議」途中出席:プロジェクトM
明日で期末試験が終了する。授業の前に「海上の森くらぶ通信」発送用・
封書宛名書き103通、約2時間
(*発売されてすぐ40ウン万で購入した
ワープロで、宛名作成機能がついていなかった!
)。う~む、やれやれ。

おシゴト終了後、朝、食パン1枚食べたっきりのすきっ腹のまま、
プロジェクトMへ直行。丸山さんお手製のお握りが待っていて、物も言わず、
3個速攻でパクパク。あ~うまかった!世の中にこんなうまいモンがあったんだ。

元気が出たところで、相変わらず建前論を展開する「アンチ共産党」のX氏に対し
小松氏に「話しが長い」と注意されつつ、徹底的に本音論。当人が意気消沈して?
帰った後『ちょっと言い過ぎたかな』と皆さんに問い掛けたが、ほぼ全員から
「あれでよかった」との声が。まあ選挙はやりたいヒトがやるしかない!それだけ。


【聞いてよ1おじさんの独り言】「海上の森勝手連」会員・大募集中デス!!
獅子座流星群。恥ずかしながら小生も
なにとぞ影山氏が当選しますように!》と
願をかけようと、18日払暁2時半に眼を覚ました(ただの生理現象で
との説も)
ゼッタイに見るといっていた高校理科部所属の息子も、足音を聞いて一緒に外へ。

近郊では一番高い丘陵の中腹にある我が家から、てっぺんの蓮教寺の方へ空を仰ぎ
ながら移動。郊外のこのあたりでも光害はひどく、オマケに雲の動きが速く最悪の条件。
3時20分、アッという間もなく流れた一つを成果に『まっ、いいか・・』と小生は撤退。

親に似て?気がやさしく無口な(誰だぁ~、そこで眉に唾をつけているのは!)息子は
そのまま続行。蒲団にもぐりこんだものの、閉じたまぶたの裏に星空が映り続けて明滅。
のほほんと素直に育ったが、これまた親に似て?出世や金儲けはまるでムリ、
来年が大学受験の息子のこと、家族のこと、名前を変えたもののまるきり落ちこんだ
ままの塾に、影山さんの選挙、入院したままのオヤジのこと、次々浮かんで、またまた
眠れない。ふ~っ。4時16分、帰った気配に『風呂に入って温まるんだよ』と
声をかけたあと、やっとウトウトしたのでした。

    


第42回「影山氏出馬&勝手連結成」会見/ あれもこれも行事山盛り/ あいちの会」

★98年
12月1日()10時~21時:勝手連結成呼びかけ文書作成&発送準備

中学クラスの5日連続期末直前サービス授業が昨日終了。でメデタク今日は終日お休み。
といってのんびりしてはいられない!知事選に向け
全県の関係者あて勝手連結成
の呼びかけ文書・5種類の作成、印刷、裁断、折畳みと約300通の準備作業に、
メシ抜きぶっ続けで11時間!!ゼンブ一人で、しかも始めると止まらなくなって
しまうのが干支(えと)で猪(しし)歳生まれの習癖?!?

しかもゼンブ持ち出しなんだから、小遣いなんかいくらあっても足りない!
とーぜん夜の街なんぞ縁があるわけがなく、今夜も
泡モノ片手に深夜まで
ツマミの山に埋もれ、テレビを相手に独り宴会。物好きもここまでくるとトホホ!


12月2日()9時~昼過ぎ「勝手連文書」宛名書き&発送/午後:授業と下準備
封書300通余の宛名書きと文書の封入作業に3時間余り。こんな作業がゼンゼン苦に
ならないのが我ながら不思議?誰に言われたワケでもないのに延々と黙々と続けられる。
「コレが金儲けの方に向けられたらネ~」と仰せられる
山の神のブツブツも
『まことに!実に!ごもっともな話しで』やれやれ、ごめん。

午後5時から授業を1クラス、あとの時間は9時まで
稼ぎ時の冬期講習
下準備と12月分授業用テキスト作り。シゴトもするときはしてるんですッ。
えっ、そんなん、とーぜんだって。う~っむ、そうですよネ、やっぱ。

12月3日()9時頃~13時頃「県政記者クラブ&関係者」宛・文書作成・発信
以下の予定を作成、発信。更に【海上の森勝手連会員】宛ての呼びかけ文に
「くらぶ通信」を同封し93通発送。郵便書簡で削減しても郵送料が2日で3万円を超えた。
更に封書代や紙代、コピー料金、それに手間。わお~考えなかったことにしよっと!
(一口100円の会費は直接申し込みを受けた場合しか集められなかった!)



◎◎
以下の行事を予定しています。取材並びに参加を熱望致します◎◎
(1)日時:12月6日(日)午後1時~/会見:2時~/現地視察の後、4時頃解散
場所:瀬戸市海上町、加藤宣雄氏宅前(愛環鉄道山口駅から徒歩30分ほど)
内容:森を破壊するボーリング調査の徹底的阻止をめざす総決起集会
主催:森を破壊するボーリング調査をやめさせる会・加藤(連絡先・略) 

(2)日時:12月11日(金)午後2時~3時/政治団体設立記者会見        
集合:県庁本庁舎1階待合室・午後1時50分、県政記者クラブ会議室にて
  内容:「海上の森に万博はいらない!あ・い・ちの会」(正式名はハートマーク付き)
新事務所:千種区内山1
154 都サンライズビル1階・TELFAX(略)

愛知県知事選・立候補予定者「影山 健」氏の支持母体の政治団体が発足しました。
候補者同席の上、現時点での政策、活動方針、運動日程などに関し記者会見します。

(3)日時:12月14日(月)午後1時半~/末広まきこ公約違反・損害賠償裁判
場所:名古屋地裁1004法廷(
証拠申請したビデオの「法廷での映写会」もあります

(4)日時:12月19日(土)午後6時~9時/万博やめよう県民会議・総会    
場所:名古屋・栄・市教育館 
知事選対策の政治団体設立の報告

(5)日時:12月20日(日)午後6時~/末広まきこをやめさせる会・総会・取材可
場所:千種区月見町2
6 月見坂マンション・大木宅(総会後、忘年会に移行)

(6)日時:12月26日(土)9時【原人以外は未踏】の奥地を訪ね「海上の森」で探鳥会
場所:愛環山口駅集合/海上の森くらぶ主催:18時~忘年会・詳細は問い合せを!

12月4日()「勝手連・勧誘状」に早速問い合せ電話3本、FAX2通:まずまず

12月5日()「末広街頭署名」雨天中止!なぜかほっと。改築後初めて大掃除!

12月6日()10時~14時「海上の森ボーリング阻止集会」マスコミ多数!!  
集会の合間に参加者に声をかけ「海上の森勝手連」入会を勧誘。
資料を渡し勝手連結成もよびかけた。

★1
2月7日()午後7時~「知事選・選対」好評につき第2回カニ&カキ懇親会!
名目は「結束を図るため!?」本業は勝手に1クラス休講にして(コラコラ!)
西区の自宅兼教室で宴会。たっぷり呑んで食べてしゃべってエールを交換した。
参加者10名、うち牧野*小松氏ら4名宿泊。帰る足の心配がない「お泊り組」は当主と
2時半頃まで怪気炎をあげていたとか。まあ、この連帯感で突き進むしかないんデス!
(*牧野剛・河合塾講師、小松猛・豊明市議、ほか選対幹部勢ぞろい)


12月9日()午前9時半~11時頃:山口駅前で「勝手連・会員勧誘」反応

入会申し込み書を挟んだ手板にチラシ持参で6日に続いて、自然観察会参加者を
目当てに、会員募集活動。選挙はまだ先のコト。で、知人・顔見知りがぱらぱら
まあこんなものか。めげずやるっきゃナイ!(次回は
「知事選・選挙確認団体設立」)

◎同日午後「県政記者クラブ殿&海上の森の万博に反対の皆様FAX発信
以下を実施します。ぜひ皆さんの参加を要請致します(注*しつこいマスコミ対策)。
(1)日時:12月10日(木)午後2時25分着<中国北西航空便>
場所:名古屋空港・国際線到着出口・愛知県小牧市

内容:愛知県知事選候補者・影山 健氏がほぼ1ヶ月にわたる中国の大学での
講義を終え、帰国されます。関係者の皆さん多数の出迎え、歓迎を呼びかけます。
主催:「海上の森に万博はいらない!あ?い?ちの会」(注:団体名には?にハートの
マークを挟みます):協賛・あったか県政の会、海上の森勝手連

(2)日時:12月11日(金)午後2時~3時/場所:県政記者クラブ・3階会議室
内容:愛知県知事選候補者・影山 健の帰国報告会と確認政治団体「海上の森に
万博はいらない!あ?い?ちの会」設立報告「海上の森勝手連」代表・宮永(以下略)


12月10日()午後2時25分「帰国の影山氏を出迎え」約80名の歓迎陣

車で15分のはずがナゼか渋滞でいらいら。車のなかで足踏みしながら倍の30分も
かかって到着。勢揃いして待ち構える皆さんの前に、肝心の呼びかけ人がギリギリ
遅刻寸前でセーフ!やれやれ、どうも、どーも。マスコミも各社多数参加。


12月11日()2時~4時「あ・い・ちの会発足と影山氏帰国:報告会見」

共産党を含む諸党、諸政治団体、市民団体、個人などが主義、主張の違いを超えて
連帯し、影山氏を支持する県民を幅広く包括できるよう【支持母体となるゆるやかな
政治団体】を設立した。会の名称はさまざまな意見がでたが「運動の原点」を明確にし
柔らかい印象を与えるという丸山さん*の提案を受けあいちの「ひらがな」表記の
間にハート印を2つ入れることで、上記の名称に最終決定した。
(*丸山悦子・80年代からの市民運動リーダー)

12月12日()(1)13時~16時半(2)18時~(3)20時45分~集会3件!
(1)愛知県芸術文化センター【海上の森を世界遺産に!推進協議会】構想説明会
自然保護団体からの森での万博展示への対案も紹介された。
「万博そのものに反対」の小生としては主催者側には加われず、会場で海上の森の
ロゴ入りトレーナーで一般参加。
海上の森でなければ万博はやっても構わない
というメンバーもいるからややこしい。「森での万博は反対」というスローガンの
市民グループの集会だが、県と博覧会協会からも2人参加していた。

(2)鶴舞・勤労会館へ移動:20時20分まで「青年学生連絡会」(民青系)主催シンポ
影山氏を支援する大学生の全県団体の招きを受け影山氏と共にパネリストとして参加

(3)市教育館・6時半~県民会議総会【略称「あ??ちの会」設立報告集会】
所用があり総会の最後に滑りこみ、幹部から急いで情報・経緯を仕込み、終了間際に
『あと1分だけ』と挙手して発言を求め、ガツンと意見。珍しく皆から「いいことを言った」
と誉められ、気分良くその後の「影山氏・帰国歓迎会」影山さんは(2)を終えて
鶴舞からそのまま歓迎会・会場に移動。打ち上げ終了24時!!


12月14日()1時半~末広公約違反裁判/3時~長良川河口堰裁判
【末広まきこ損害賠償】&【長良川河口堰差し止め】ともに第2審。
飲み屋ならぬ裁判のハシゴとはむむむ
デスね。さて末広担当・籠橋弁護士
(アマミノクロウサギで動物を原告とした裁判を創設?)から「影山さんの推薦は
もちろん、応援演説も・・」の言葉を得て、勝手連代表としてはニッコリ。

が長良川河口堰裁判16年目の在間弁護士は「ミヤナガさん、一宮市長の神田さん
(注*与党が担いで立候補が確実の鈴木知事の後継候補)は僕の友人なんです。
東海高校の生徒会長で、大学(中央)は2年後輩だけど、司法修習生は同期で学生
時代からの友達なんですョ。お互いの結婚式も来ていて、なかなかビミョウなんです」
『えーっそうだったんですか、ウ~ン』(*司法修習生同期というのは結束が固いという)



12月15日()正午~1時「朝日・テレビスクランブル」末広第11弾総集編!
これまでのわれわれのコメントを含め、コトの経緯を適切かつ充分に伝えてくれていて
二重〇(*この時点で玉川徹記者から4回、スタッフで5回、計9回取材を受けていた)


12月17日()正午~3時「知事選・事前街宣活動」県庁前からスタート!

街宣車の屋根から前座で演説5分。例のごとく話し始めるととまらない、長くなるから
「みじかく短く」と
ウグイス嬢?担当丸山さんから指導!でも国労・実働部隊担当の
藤田さんに「よかった!」といわれホッと。地裁前でも街宣。長良川河口堰高裁裁判
の傍聴者が目当てで、来合わせた在間弁護士に候補「影山氏」を紹介。初対面とか。
(次回は「知事選・事前活動開始」の巻です)

98年12月18日()9時~15時頃「海上の森・ボーリング工事・抗議行動」
【名古屋瀬戸道路】に続き【新住計画】のボーリング調査開始を受け、
独自に現況調査を行い、同時に工事現場で抗議をした。調査といえば常識では
サンプリングだけと思うが、なんと【万博計画でどんな建物をどこにどれだけ建てるか
何も一切決まっていないのに】開催後の跡地利用で必要な橋脚、擁壁、調整池、
地質調査、砂防工事など
全217箇所でボーリングを実施するという。
しかも既にかなりの数が実施済みだったのだ。

これで「本格工事開始ではナイ」とお役所は主張しているが、
まさに詭弁でしか
 ない
悪辣さだ(注*とほほ見聞録「知事あて緊急抗議・要望書」の巻に報告済み)
参加者は市民グループが約20名。新聞3社、テレビ3社が同行取材した。
森のそこらじゅうでボーリングが行われていて
怒髪天を突く!思いだった。

12月19日()(1)正午~2時頃(2)2時半~5時過ぎ(3)6時~9時過ぎ
(1)栄・三越・ライオン像前:「海上の森勝手連」会員募集・街宣活動
テーブルにメガフォンで参加3名。

(2)名古屋地裁隣りの弁護士会館で実施されたシンポに参加。
会場でお会いした「藤前干潟を守る会」代表の辻あつお氏に「影山さん」の推薦を依頼。
森から河口へと続く【水の循環体系を展示する環境博】を提唱する氏から即答は得られ
なかった。まあ、われわれは基本的に万博そのものに「反対だから」こういうことになる。

(3)栄・市教育館講堂・知事選候補【影山 健】政治団体あ?い?ちの会設立総会に出席
市民側選対中心メンバーによる2回の合宿協議(小生宅で実施・ただの呑み会?)
などで徹底的に話し合い、おおまかな対応は決めたが、選挙の実務的なこと
(選挙事務所、専従事務員、ハガキ、ポスター、運動員、もっとも肝心な選挙費用など
まだまだ詰めることは山積しているが賽は投げられた!参加約80名、盛会だった。
革新県政の会のメンバーも含め「近場の居酒屋」で盛大にエールを交換した。

12月20日()18時「末広まきこをやめさせる会忘年会」千種区月見坂・大木邸
斎藤、大木、小生のトリオを始め、籠橋弁護士など中心メンバー勢揃いで
一年の活動を振りかえり、今後も活動を継続することを確認し大いに盛りあがった。
準備の大木さん、坪内さん、ほんとうに有難うございました。


12月21日()10時~14時:自治センター「知事選立候補者説明会」に出席
  立候補に必要な書類、申請書など各種手続きの説明会が昼の休憩を挟んで行われた。
候補者の市民運動側の選挙事務局長となる予定の阪野氏とともに出席し、
それぞれ分厚い書籍2冊を交付された。これさえあればもう
選挙のプロという
あらゆる必要事項が網羅されていた。それにしても細かいことまで、ウ~ン!


12月23日()午後7時~11時「知事選選対会議」プロジェクトM:実務協議

12月24日()「県政記者クラブ殿/海上の森で万博反対の皆様」FAX発信

【海上の森に万博はいらない!あ?い?ちの会】よりお知らせ:ぜひ参加下さい。
日時:12月25日(金)午前11時・山口駅前   場所:海上の森
目的:ボーリング工事で破壊が進む里山を見よう!
内容:愛知県知事選候補者・影山 健さんと一緒に、厳冬期の森を歩いてみよう!

12時前後に加藤宣雄さん宅前にて記者会見を予定しています。
なお昼食は
ものみ小屋でとりますので、お弁当を持参下さい。
大正池あたりまで足を伸ばし解散は2時頃の予定。悪天候の場合中止。連絡先:宮永


12月25日()10時~「影山氏&選対中心メンバー」海上の森をゆっくり散策
ヒューマンチエーン(海上の森で2回実施・人間の鎖)で駅からメインの道路を集落まで
歩いただけというメンバーが多く、それで
森を守れでは迫力がないので、
マスコミ同伴で森の要所をしっかりと案内して歩いた。

12月26日()9時~海上の森くらぶ探鳥会・今年最後!2日連続でも飽きない

同日・夜「県政記者クラブ殿/海上の森で万博反対の皆様」FAX発進
【海上の森に万博はいらない!あ?い?ちの会】よりのお知らせ
日時:12月27日(日)午後3時~午後6時~「望」年会
(1品持ち寄り、なんでも、勿論あるこーるも可)

場所:千種区内山1
154 都サンライズビル1F:大橋外科前(連絡先・宮永)
内容:県知事選・影山健候補・選挙母体【あ?い?ちの会(略称)】の事務所開き
 とーぜん本人も来ます。


【聞いてよおじさんの独り言】

レトルト食品とあるこーる・独居中年の問題はコレ!でも元気だからまっいいか!?
壊した旧宅分、25坪ほどの空き地が南側にできた。実姉とその相方の協力を得て
庭をこしらえた。春・秋はテント?夏はバーベキューで楽しむぞ~。ご近所の皆さん!
お騒がせしますが、ごいっしょにドーゾ!!

更に子供のときからの夢、そのまま出られる
ブロンズ色透明アクリル屋根付き
ベランダをこしらえた。真裏の3階建以外は近所はぜーんぶ2階建なので目線から上
遥か彼方まで視界が180度開けている。週ほぼ3回の洗濯(入院中の父と2人分)。

真っ青な空の下、タオルやシャツをおもいっきしパンパン振ってハンガーにかける。
ヒヨドリやモズの声がする。ヘリコプターがパタパタ。セグロセキレイが電線に来てとまる。
手を休めて遠くを眺めてみる。肩の力が抜け、心の底からほっとする。

かんびーる片手に新聞で日向ぼっこ。こんな時間が持てるだけでも、なんだか
知らないが生きててよかったと思う。人生悪くないとも
。聞きなれない鳥の
声がすると、ときどき双眼鏡も覗く
……えっ、問題アリだって。う~っむ。

12月31日()「マスコミ各社&海上の森での万博に反対の皆様」FAX発信
【海上の森に万博はいらない!あ?い?ちの会】よりお知らせ:以下の催しをします。
影山さんを知事に!の想いの方、ぜひご参加ください!

日時:1999年1月4日(月)午前10時半~名鉄豊橋本線・本宿駅前集合
場所:午前11時:三河一宮ウオーキングセンター駐車場に再集合
内容:知事選候補者・影山健さんと一緒に本宮山(標高789
.2m)に登ろう!
山麓まで車で乗り合わせて移動します。参加予定者は現在30名ほど。
登り約2時間のコースです。なお悪天候の場合は中止します。
問い合せ(電話略)山本仁司又は宮永まで

(*集合場所を間違えたメンバーもいたが、マスコミ同行で賑やかに歩いた)
   


第43回:あけまして勝手連/ 影山選挙に突入/ 連日連夜の選挙漬け

1999年1月4日(月)午前10時半~名鉄豊橋本線・本宿駅前集合
場所:午前11時三河一宮ウオーキングセンター駐車場に再集合
知事選候補者・影山 健さんと一緒に本宮山(標高789
.2m)に登った。
集合場所を間違えたメンバーもいたが、マスコミ同行で賑やかに歩いた。

1月7日()「県政記者クラブ&影山 健を知事に!勝手連の皆様」FAX
以下の行事を実施します。皆様の参加を切望します。

(1)日時:1月9日(土)午後1時~/影山 健 新春・事務所開き     
場所:名古屋市千種区内山1
154 都サンライズビル1階・大橋外科前
内容:「影山候補の選挙母体」あ?い?ちの会事務所が本格的に活動を開始します。

(2)日時:1月10日(日)午後4時半~あったか県政の会/5時~記者会見実施
場所:名古屋市中区正木4
15(電話など略)8日から通じます。
内容:「海上の森の万博をやめあったかい県政をつくる会」の事務所開き
発足の集い:サイプレスガーデンホテル:会費6千円(申し込みが必要です)

影山氏の支援団体【海上の森の万博はいらない!あ?い?ちの会】と
【暮らし、教育、平和を守る清潔な革新県政をつくる会】
【影山健を知事に!海上の森勝手連】などをはじめ約30の勝手連、
そして推薦を決定している諸団体、個人を構成員とする知事選の

政策決定機関である「あったか県政の会」(略称)の設立総会を実施します。 

影山候補の選挙活動全般に関する最高意思協議団体の立ち上げとなります。
広報:丸山&宮永(電話略)

★ここまでこぎつけるのが難行苦行だったが、両方に出席し大盛会だった!



1月8日()「県政記者クラブ並びに海上の森での万博に反対の皆様」FAX

行事:末広まきこ自民党入党1周年!忘れてたまるか公約違反・街頭署名!
日時:1月9日(土)正午~2時までの予定/場所:名古屋・栄・三越ライオン像前

☆知事選まで1ヶ月をきりましたが有権者の反応は今ひとつパッとしない状況です。
わけても愛知の場合、新間元議員(学歴詐称が露見して辞任)に続いて末広氏と
有権者の投票意欲を減退させ、棄権層を増大させた「無責任、無節操」議員の
責任は非常に重大だといえます。

貯金とパチンコが趣味、結婚式と葬式がど派手、偉大なる田舎と揶揄され続けても
反論できない愛知県人としても、この問題だけは忘れたり見過ごしたりするわけには
いきません。一連の事件の風化を防ぎ、立候補者はもちろん、有権者に対して
改めて「公約とはなにか」の問題提起をするため署名活動を実施します。

いま一番大事なことは公約違反をうやむやに済まさず、徹底的に追及し続けること
原点に立ち戻り、本来の字義通りの
公約の重みを問うことだと考えています。
問合せ先&文責【公約違反の末広まきこをやめさせる会】設立世話人・宮永正義

1月13日()「影山健を知事に!勝手連・参加団体の皆様」へFAX

☆☆全員集合!影山健を知事に!勝手連☆☆勝手連・全県総決起集会

日時:1月16日(土)開場=午後2時半<トニカク、ぜひご出席下さい!>
場所:名古屋・栄・市教育館・大講堂<ウオッチマン向かい側>      
開会:
3時~全員集合!勝手連集会・世話人挨拶<海上の森勝手連代表>
 3時15分=「各勝手連代表による1分間・自己紹介スピーチ> 

3時40分=江沢正雄氏(*オリンピックいらない人たちネットワーク代表)講演
演題:長野オリンピック後の巨額負債と使途不明金の実態
〔*注・小生が直接江沢氏に連絡して講演を依頼した〕

4時10分=影山 健/江沢正雄/牧野 剛の3氏による鼎談
【巨大公共事業と愛知の行方】

4時50分=参加者代表によるエールの交換/影山氏とともに勝ち鬨を挙げて終了

お願い (1)選挙用リーフレット、チラシなど必要な部数をお持ち帰り下さい。
(2)選挙ポスターの張り手募集中(2、3枚でも充分OK)受付へ申し出て下さい。
 (3)集会中に会場でカンパを集めます。箱を回しますのでご協力下さい。  
   
〔注*演壇の後ろに下げる横断幕?を大型カレンダー1枚に1字ずつ手書きで
作ったがタイヘンだった。昨年末からの呼び掛けに応じ、続々と勝手連が結成され
その顔合わせと今後の連携を計るため計画した。次回は「いよいよ選挙戦に突入!」
 

99年1月14日()「海上の森での万博に反対の皆様」勝手連結成呼び掛け
突然のファックス失礼致します。さて今回の知事選の当落のカギは無党派層の人々の
票の確保、この一点に尽きます。コトは簡単!県内全域ありとあらゆる「繋がり」をもとに
ユニーク、どっきり、面白い、遊び感覚のネーミングを含め、トニカク勝手連を作りましょう。

思い立った人がいつでもどこでも誰でもできます。ひとりでも作れます。相談に乗ります。
選挙は民主主義公認のお祭りです。難しく考えないで、明るく、楽しく、やりましょう。
さて12月10日の影山氏の帰国を受けて動き始めた各地の勝手連を報告します。
海上の森勝手連(代表・宮永)<注・本稿では苗字のみ、連絡先など略>

長久手・日進・東郷・三好の会(岩田)、緑ネット(阪野)、尾張旭(森島)、
野鳥の会(成田)、国労(藤田)、岡崎(山本)、大府(鷹羽)、昭和(水野)、
星影の会(跡部)、子影隊(矢野)、その他、豊明、春日井、西区、
北区、河合塾関連などで準備中です。


なお既にご承知と思いますが、別紙記載の16日3時~5時の名古屋市教育館での
 集会へ手製の幟(のぼり)や旗、横断幕などを用意のうえ、多数の参加を熱望します。
また上記以外の勝手連の情報がありましたら、ぜひ、宮永あてにお知らせ下さい。


1月15日()「告示日21日を挟み、ほぼ1カ月の私的選挙奮戦記」の始まり

本日は旗日ながらおシゴト、お昼12時から夕方6時までは休憩ゼロで授業。
中3は最後の期末テスト、中1・中2は冬休み明けの実力テストで本業もバッチシ実施。

午前と授業後は勝手連関係者へ明日の集会への参加をファックス&電話でシツコク
クドク呼び掛け。休日の谷間の土曜日、しかも昼間とあって
参加者数が読めず
ひょっとしてガラガラだったらどっひゃあぁ~って不安てんこ盛り、いらいらやれやれ

1月16日()(1)正午~2時半:働く人の家(2)2時半~5時半:全員集合勝手連

(1)労働組合・国労愛知の支援母体「人民の力」の新年会に出席。
【海上の森に万博はいらない!あ?い?ちの会】の選挙で街宣車の運行や、ビラ配りなど
最前線の実働部隊の中心となる国労メンバーに最大の敬意を表し、影山候補は無論、
 市民グループ主要メンバー、牧野、丸山、小松、阪野、筧など選対ほぼ全員が出席した。

(2)名古屋市教育館【全員集合!影山健を知事に!勝手連】全県総決起集会
参加者19団体約50名。開始時間にはパラパラの関係者だけで、いったいどうなる
のかと、さすがに
背中を冷や汗がたら~りという思いだったが、4時近くには
なんとか集会のカタチになり、詰めかけたマスコミを前にしてほっと一息、ふ~っ。
      

信長、秀吉、家康と天下取りの武将3人を輩出した土地柄で、トニカクお上に弱く、
長いものには巻かれろ、目立たず地味に敵をつくらず我慢して生きるのが庶民の
知恵と
受け継がれた意識は強く時の権力者には逆らわずじっと頭を下げて
暮らしてきた土地なので、政治的な活動はトニカク変人、奇人扱いが普通でヤレヤレ。

しかも地元の若者の夢はトヨタの正社員!そこまで届かなくても膨大な子会社、一次
二次、三次の関連、下請け会社の社員となること。石を投げれば必ず誰かにあたる
その【トヨタ王国の総帥】が万博推進の頭目!大量動員はできなかったが新聞は全社
テレビが1社、取材に来ていた。7時に選挙事務所へ再終結。選挙対策と役割分担を
話し合い「壷」で打ち上げ、帰宅3時!牧野氏は小生宅で沈没。女性じゃなくて、残念?

1月19日()「県政記者クラブ殿/影山健を知事に!勝手連代表各位」FAX
ひとりでも多くの影山氏に心を寄せる方々に参加を呼びかけて下さい。

(1)日時:1月21日(日)午前9時45分~<各種パフォーマンスを実施します>
場所:名古屋・栄・三越前・栄小公園<地下鉄東山線・栄下車スグ>
内容:影山 健氏が愛知県知事選への出馬第1声をあげます。

(2)日時:1月26日(火)午後7時~<忙中閑あり!影山氏も出席します>
場所:千種区内山1-15-4都サンライズビル1階・あ?い?ちの会事務所(℡略)
内容:水田洋氏(名大名誉教授)学士院会員選任&影山氏当選前祝い!
ワインパーティ・持ち込み大歓迎

(3)日時:2月2日(土)午後6時半~9時<あと4日、愛知の民度が試されます>
場所:名古屋市公会堂・4階第7集会室<名古屋市昭和区・JR鶴舞駅前>
内容:「しらけてないで投票にいこう!」呼びかけ集会【あ?い?ちの会&全県勝手連】
共催 問い合わせ先:「影山健を知事に!海上の森勝手連」代表・宮永


17日、18日と総力で本業のおシゴト。で、今日はテスト明けで代休。
午前は生徒募集のハガキ作戦。午後は勝手連募集の文書作成&発送と、
相変わらず根気だけの細かい作業。


1月20日()9時半~15時/21時45分~深夜まで!事務所責任者に

朝から昼過ぎ、夜最後までの選挙事務所のカギ番に指名され(他にいなかった)
期間中は毎日、街宣活動と仕事の時間以外は事務所に張りつくことになった!
まあ
朝来て開けて、夜閉めて帰る役目ではっきり言うと電話番ということ。

昼から鷲野さん(専属の事務局員)が詰めてくれるのだが、いずれにしてもてんや
わんやの日々が始まった。(*よーするに事務所管理人・雑用すべてに対応)

次回は「選挙、選挙、選挙の毎日!」の巻です)
  

99年1月21日()午前9時45分「知事選・影山候補・出馬第1声」栄小公園
まずは前座イベント。仮設ステージ横のワゴン車で女性陣が貸衣装に着替え、
白塗り隈取りの化粧も凛々しく、番傘片手に見得を切るパフォーマンス
白波五人女!
を披露。たった2度の稽古とは思えぬ仕上がりでヤンヤ!やんや!の大喝采!!

司会の小生はおこまがしくも座長・影山氏に代わり、勧進元として紋付袴姿で
『隅からすみまで、ず、ず、ずいーっとおん願いたてまつりまーす』で閉めくくる口上を
述べさせてもらった。かくて栄のど真ん中、三越の周辺に千人以上の聴衆が集り、
まずは大成功。午後2時まで街宣に同行(注*月曜から金曜の4時~9時は仕事:

終ると選挙事務所へ直行し、帰宅はいつも午前様という、おシゴト以外は事務所に
  詰めるか街宣車に乗るかの毎日が始まった。以下特段の記載のない日は事務所詰め)


同日【県政記者クラブ殿&勝手連各位21日現在43団体】:Fax発信
皆様の参加を熱望します
日時:1月22日
()午前8時/名鉄東岡崎駅前・ウオーキング健さん出発式
2月2日名古屋着予定
内容:影山健氏を応援する学生4人を中心にリヤカーを引き法定ビラを配りつつ
知立、豊田、瀬戸、一宮経由で名古屋をめざします。
飛び入り差し入れ大歓迎。主催:県ちじ健さん新聞社(あ?い?ちの会事務局内)

1月23日()9時~11時「定例探鳥会」選挙中でもこればっかしは休めない!
「銭屋鋼産」跡地の裏山のカスミ網の鳥屋場跡を案内した。
現地に到着直後、頭上をオオタカが舞った。

 解散後11時半から2時過ぎまで加藤宅横でボーリング工事に抗議行動。
予備調査とは建前だけの
本格的工事への抗議がついに実力行使へと展開し
昨夜は堀田氏が工事ヤグラの下に泊り込みを決行し、さらに今日は隣接する
もう1カ所のヤグラの下に大藪、村上の女性2名が入り込み退去を拒み、徹底対決。

応援メンバーも続々集り、自然保護派の強烈な不退転の意思表示に、結局、県側は
工事を断念、24日に器材を撤去すると最終的に発表した(この後、ほかの地点でも
ヤグラ下へ立て篭り?を決行した)。西区へ向かい仕事を終えてから事務所に直行。
(*毎晩、牧野氏が用意してくれる夜食を頂きながら選挙対策、深夜まで)


同日【県政記者クラブ殿&影山健を知事に勝手連各位】Fax:勝手連代表・宮永

(1)日時:1月25日(月)午後2時50分・愛知県西庁舎1階ロビー集合
場所:愛知県監査委員会事務局・3時に「愛知県職員の措置請求書」を提出
内容:過去のずさんな環境アセスメントすべての違法性を問い、住民監査請求をします。

(2)日時:1月26日(火)午後2時50分・名古屋地方裁判所1階ロビー
場所:名古屋市中区三の丸・名古屋地方裁判所/代理人=在間正史弁護士
内容:ボーリング工事公金差し止め住民訴訟を決意しました。海上の森のボーリング
工事に対する監査請求の棄却を不服として提訴します。影山健も同道する予定です。
(変更の可能性あり)【海上の森を守る住民訴訟の会】世話人代表・加藤(徳)/文責=宮永

1月24日(日)(1)9時半~事務所カギ番(2)11時~15時:栄・街宣(3)事務所
(1)岡崎から通うのは無理でホテル暮らしの影山候補は「革新県政の会」の中区の
   事務所を拠点に《スケジュール管理と秘書役》を兼ねた阪野事務長がピッタシ同行。
事務所も街宣車もそれぞれ別で、独自にビラ配りや選挙活動をするが、候補者は
1人なので、互いに日程を調整している。で、今日は市民運動側の街宣車と
候補者専用車(豪華デッキ付きバス改造車)が途中で合流し《連呼はしない!!》
選挙運動を実践する日。

(2)11時に栄で候補者と合流。三越、松坂屋の2カ所で街宣車の屋根にのぼり、
前座として牧野氏に続き街頭演説。ジーパンにハンティングベストで、首から双眼鏡と
いういつものスタイル。そして栄からナディアパークまで中心街一帯を「本人」と書いた
幟(のぼり)を先頭に「桃太郎」ウオーク。曇りのち雪がチラチラという悪条件だったが
反応はまあ、こんなものか。事務所から帰宅、深夜2時。


同日:緊急連絡【マスコミ各社殿】Fax発信
1月25日(月)午前7時30分頃、瀬戸海上の森・加藤宣雄さん宅前を知事候補
《影山健》が訪れます。ボーリング工事現場の実情を確認すると同時に、県に対し
抗議の意思表示をします。天候、工事関係者の有無に関わらず実施します。

万博アセスの真っ最中にもかかわらず、新住計画と名古屋瀬戸道路の実質的工事を
実施している現状をぜひ見て頂きたいと思います。取材どうかよろしくお願いします。
《海上の森勝手連》 宮永 (次回は「わかっちゃいるケドやめられない」選挙の巻)

99年1月25日(月)緊急連絡「開票立ち合い人募集!」影山健を!勝手連各位
ボランティア募集!開票の公正さを監視する大切な役割で、
開票速報がリアルタイムで手に入ります。
資格:(1)選挙権があること(2)立ち合いは住民票がある居住地の自治体の開票所のみ
(全県88市町村、及び名古屋全市16区/お申し出の方には改めて開票所を連絡します)
条件:2月7日午後7時半すぎから午前1時頃まで、開票に立ち合うこと。

立ち合いに対して県から5000円前後の手当てがでます。
申し込み:1月27日午後10時・締め切り。連絡先【あ?い?ちの会】(広報・宮永)

1月26日(火)午後3時:ボーリング工事差し止め提訴/夜:水田洋氏パーティー
いつものスケジュールに《提訴とパーティー》がオマケ。選挙は明るく楽しくがモットー。
7時45分からの会は終りかけていたがハラペコおじさんに
と「とっておいてくれた」
オツマミとあるこーるで、身内だけで改めて乾杯。コテコテの反体制派の学者なのに
学士院会員に推挙されるとは!(推挙を目指し)ぜんぜん運動をしなかったという
水田さんにも晴天の霹靂だったとか。それを押しのける凄い!業績を
挙げたというコトなんだろうな、ウン!

1月28日(木)朝6時~「柳橋中央市場から街宣」/10時~事務所詰め
帰宅が早暁?1時半。泊めてあげた《東京からのボランティアの学生》を6時半に
名古屋駅まで送り、ナゴヤ都ホテルに宿泊の影山さんとロビーで待ち合せ。
早朝の柳橋卸売り市場を隅から隅まで「桃太郎」行進で遊説してまわる。
それどころではない!忙しさの市場の皆さん、おジャマさまでした。
その後はいつも通り、帰宅は今夜も深夜2時過ぎ、ふーっ。


1月29日(金)朝8時~18時半「終日、県下を駆けずり回り街宣活動」

丸山、牧野(注*)の歴戦の勇士?に宮永の弁士とスタッフ2名のクルーで守山、
瀬戸、春日井、高蔵寺と【あ*い*ち】号で街宣。JR駅前や大規模団地など5カ所で
街宣車の屋根に上がり、応援演説。小牧で影山候補と合流し、前座でさらに1回。

その後2台で町を流しながら連呼にならないよう?連呼した!が失言続発!!
『女性に参政権を!』『私学助成金のカットをカットしません』『女性の有効活用』
『はげ山ケンです』以上すべて小生、スミマセン!みんなも思わず噴き出すイロイロ!
演説は6時半で終了し、政策を訴えながら事務所帰着8時。帰宅深夜2時過ぎ。
(*丸山さんは瀬戸市長と参議院、牧野氏は知事と参議院に出馬経験アリ)

1月31日(日)(1)8時~16時:街宣(2)4時半~役員会議(3)選挙演説会
(1)8時事務所集合。終日市内を街宣。演説でまったくあがらないのが我ながら不思議。
影山さんの演説も場数を踏んでこなれうまくなってきた。これは小生だけでなく、
みんなの身びいきでない率直な感想。

(2)中区の「あったか県政の会」事務局で、終盤への情勢分析と今後の対応を協議。  
選挙ポスター貼り代えを最終決定《ポスター張り替えの件は共産党・西田(一廣)氏
を相手に三宅(一光・自治労愛知執行委員長)氏を挟み、連夜討議を重ねた》

(3)7時から9時半まで瀬戸市民会館で政談演説会。牧野氏ともども前座を務めた。  
革新県政の会が計画したもので約600名の盛況だった。
ほとんど毎晩、事務所で牧野氏、共産党選対事務長三宅氏と3人で、選挙の実務上
のあれこれを鳩首協議、今夜も帰宅、早暁3時。牧野氏またも同伴?自宅で沈没。

【聞いてよオジさんの独り言】生徒募集2度のハガキ作戦効果マッタクなし!とほほ。
選挙の合間におシゴトの「こらぁ~」の毎日!そんな月末31日。どひゃーっ、
ワープロのプリンターが動かない!あした仕事でゼッタイに要る!困った、どうしよう。
一晩悩んで次の日、ふと壁の寒暖計を見ると7
。ひょっとしたらとストーブを取りだし
去年の残り物の灯油を入れて部屋を暖めたら、なんと動いた!あ~あ。

暖房がキライで気温が零下近くでもナシで済ませていたが、このときになってやっと
以前にも同じことがあったのを思い出した。『こーゆうのを歳をとるというのかな~』と
情けなくも哀しくも納得。ふ~っ、グスン!

更にクソ忙しい(*)1月にヒマを見つけてはコツコツ入力し、プリントアウト寸前
だった「クラブ通信99年1月」第75号の入ったフロッピー、ウッカリ南向き廊下の
書斎?に出しっぱなしにして、65号からの文書が直射日光でぜんぶペケ。
わお~どうしてくれんだよ~!責任者でてこーい!あっ、オレだった。え~~ん!!
(*きたないコトバで失礼)

 

第44回:負けはマケだが影山氏大善戦
/ 選挙は済んだが戦いは続く!

99年2月1日(月)11時~「まきこをやめさせる会」上前津・籠橋弁護士事務所
モチロン9時過ぎから選挙事務所。途中抜け出し「末広訴訟対策会議」に参加5名。
以後いつも通り。帰宅深夜1時。


2月3日:朝10時~15時/4日:11時~14時「ポスター張替え」2日連続!

知事選としては前代未聞という、選挙中の法定掲示板のポスター
図柄も写真も変えて張替え。トニカク、目立つよう、関心が集るよう、
話題づくり!ただソレだけ(こんなこともできるんデス)。
いつものように西区全域を2分割して早川氏と手分けして張る体力勝負。

3日は庄内川から北、4日は川までの旧市街。人手と時間がなく全県偶数掲示板のみ
小生の担当は康生通りから北側、西区の半分、65枚を張り替えるのに延べ8時間!
あ~しんど。海上の森の植物や野鳥の写真が中央に4枚、「藤前は守った!
次は海上の森だ」のコピーに、候補者は小さな全身像だけのポスターの常識を破った
スグレモノ!さて反応はどう出るか??次回は「負けはマケだが影山氏大善戦」の巻

   

99年2月6日()9時「独り電話作戦10時~21時半」タブーを破り名簿片手に!
いよいよ明日は投票日。これまで市民運動の【あ*い*ちの会】事務所では各種名簿を
元にした
電話での投票依頼をほとんどしてこなかったが(選挙通には信じられない
ハナシだろうが、ほんとなんデス!なんせ電話が1台しか!ないんですから・・・
それに期間中2度の「公式選挙ハガキ」の宛名書きで精一杯だった)
とうとう切羽詰まって、ダメ押し電話作戦を自ら決行することにした。

これまでの活動で繋がりができた方に『お1人=5軒10人を目標に
幸福のハガキ
ならぬ
影山さんに一票をと友人、知人、親戚などへゼヒ電話をかけて下さい!』
と呼びかけるチエーン電話作戦。朝10時頃から飲まず食わずで1日中かけまくり、
その数400本以上。しゃべるのが商売とはいえ、もう夢に見そうなまで


夕方、ビラ撒きで疲れてソファーに横になっていた近藤ゆり子さんに「あれからずーっと?
よくもまあ、疲れないの?」と感心!されたり、8時過ぎには小松「委員長」や「会計」筧さん
にまで「もうそろそろ終りにしたら」といわれるほどクドク、しつこく掛け続け「腹が鳴り
あまりの空腹に」もうこれまでと電話を置いたのは9時半だった。

それから戻ってきた藤田キャップら街宣班と、三宅、牧野、鷲野さんら常連に、
ボランティアスタッフ、加えて駆けつけて下さった支持者の皆さんと狭い事務所いっぱい
のメンバーで「心の篭った差し入れの料理やツマミ」を肴に、厳しかったが思いっきり
やるだけのことはやった選挙を振り返り、笑顔が溢れる打ち上げに移行したのでした。
帰宅は午前4時。今朝!は小松氏が同伴?お泊り!
(かくて本宅に一度も帰らない1ヶ月が終ったのデシタ)


2月7日()午後~事務所で電話番/夜10時~「記者会見」同席・中区事務所
続々詰めかける影山候補の支持者に選対関係者でぎゅうぎゅう詰めの事務所で
落ちつかない時間を過ごし、マスコミの皆さんと共に即日開票を待つ半日だった。

予想もナニも勝てるとはハナから(多分誰も?オイオイこらこら)思っていない(注*)
選挙なので、関心はどれだけ票が出るかだったが、開票開始と同時!9時の
NHK
ニュースで(出口調査の結果)はやばやと与党候補・神田氏の当確がでるという状況で
いっくらなんでもソレはないんじゃないのという展開だった。(*ただひょっとしたら

という想いが選挙のエネルギー源!!)

10時近く牧野、小松氏ら市民運動側の役員と、共同記者会見が開かれる中区金山
の「あったか県政の会」事務所に移動。得票数がまったく確定していない段階ながら、
矢尽き刀折れて【負けはマケ】と認めるしかなく、テレビに新聞と黒山のマスコミ陣を
前に「声がすれども聞こえず、日暮れた道をとぼとぼ夕日を背に帰る想い」で
耳のなかでシ~~ンと音のない音がしていた。

12時近く【敗北宣言】をする影山さんの顔を見るのが辛かった。
でも良くやった、ほんとーに!候補はもちろん、みんな!組織もカネもこねも
動員力も圧倒的に不利のなか、死力を尽くした!ムリとは思っていたが、
でも本音はほんとーに勝ちたかった。あ~残念、口惜しい、くっそ~!


2月8日()「影山氏79万6361票惜敗」/10時~14時「選挙事務所」引越し
朝から昼過ぎまで選挙事務所を片付け《飛ぶ鳥跡を濁さず》でスッキリ引越し作業終了。
夕方の授業後、即ハムティバイナへ移動。夜9時45分から選挙の総括会議に途中参加。
135万3414票の神田氏に負けたからといって落ち込んではいられない。
まだまだ勝負はこれから、できることはなんでもやる!肉を切らせて骨を切る!だ。
今後の対応を協議。丸山さん賄いの晩ご飯、ほんとーにごちそうさま、美味しかった!


2月9日()知事選の結果を受け報告作成、関係各方面への礼状など終息作業
要請を受け「あ*い*ちの会」原稿を作成。勝手連代表及び関係者宛にお礼と
報告の文書約100通発送。◎付録【選挙を振り返り、無党派が初めて共産党と
共闘した経緯とその選挙組織を以下に記載する】

(1)海上の森での万博開催の賛否を問う県民投票条令が14万人の署名を無視して
「オール与党」の県議会で否決されたのが98年1月。市民運動の中心メンバーは
「県政を変えるしかない」と考えるようになった。

(2)98年7月の参議院選挙は万博推進の自民党候補2人が落選し、万博反対の
共産党候補が当選した。その直後の8月、鈴木知事が「再出馬断念」を表明した。

(3)県民投票と参議院選挙が生み出した「万博に
NOの声」をなんとか知事選にという
思いが広まり、市民運動グループと「革新県政の会」が影山健氏に立候補を要請し、
共同の選挙母体【☆海上の森の万博をやめ、あったかい県政をつくる会(略称:あったか
県政の会)】を結成し、12月1日に機関紙第1号を全戸配布した。

(4)12月11日「革新県政の会」県民集会に牧野剛が出席、12月17日「海上の森に
万博はいらないあ*い*ちの会」結成総会には「革新県政の会」三宅事務局長が
来賓挨拶をし、以下の役員を決め知事選の具体的な取り組みを相談、総会で決定。
役員からなる選挙対策委員会が選挙戦の実務を分担して実施した。

あったか県政の会(略)役員名簿:代表=水田 洋(名大名誉教授・学士院会員)
副代表=磯 敬治(国鉄労働組合名古屋地方本部)、大川浩正(医師・あいちの会)
成瀬 昇(革新統一愛知懇談会)、掘場英也(医師・革新県政の会代表)、
宮永正義(海上の森勝手連)、選挙対策委員長=小松 猛(豊明市議)、
事務局長=三宅一光(革新県政の会事務局長)、出納責任者=祖父江儀男
(共産党県委員会副委員長)、事務長=近藤守男(共産党県委員会)

(☆1999年1月10日に会則を正式決定、実質活動を開始、2月26日に解散した)
次回は「戦い済んで日が暮れて!」の

99年2月9日(火)「海上の森勝手連始末記」【あ*い*ちの会】会報に掲載
『もしもし、一度お会いしたいのですが、ご都合はいかがですか?』
1998年4月4日午後4時半にかけた電話が【県知事選に向けた勝手連】の
活動開始の第1声だった。相手は全国市民オンブズマン連絡会議事務局長の
新海聡弁護士。弁護士によるオンブズマン活動の創始者で、万博オンブズマン設立
以来の知人だった。もちろん《市民運動とオンブズマン活動の連携を図りたい》と
名目は別件だったが、本音は人物鑑定(失礼しました!)。

面識のない秋田*小松の2氏を新海氏に引き合せて会談。その後、都合3回、
会うたびに打診してみたが、地方自治体の行政改革よりも、弁護士という宝刀を
使って情報公開で得た資料を基に【全国レベルで行財政、司法改革を断行したい】
という強い使命感に根ざした決意に触れ、最終的に知事候補擁立を断念。
(*秋田健・朝日新聞名古屋本社・社員)

98年7月9日「影山健を知事に!海上の森勝手連設立私案」発表。
「海上の森くらぶ」「万博オンブズマン」「末広まきこをやめさせる会」「県民会議」
の主要メンバーに発信。個別撃破で賛同を求める活動を開始した。

10月1日勝手連立ち上げを決定。関連文書3通を影山宅に
FAX。チェックを依頼。
「文書については問題ない。ただし設立記者会見については12日のスタッフ会議
以降の方がよい」と本人からアドバイス。(この時点で市民運動関係者も含め外部
には一切表明していなかったが、小生は個人的に出馬の意向を伝えられていた)

その後なんだかんだと「イロイロがありすぎて」延び延びになり、結局【勝手連】
結成は12月1日【あったか県政の会】設立と同時。設立記者会見は10月13日
以降2回も延期したあげく、やっと12月6日に実施した。その後コトバ通り「勝手に」
連帯する会なので、個々の活動状況の報告はミヤナガ宛てにはほとんどない。

【あ*い*ちの会】を通じ各地で実施の「ミニ集会の案内」などで各勝手連の活動状況
の一端を知る程度だった。最終的に勝手連としてミヤナガ宛てに連絡があったのは
2月6日の投票日前日までで48団体、もちろん連絡してこないグループも勝手連なの
でトーゼンあったはずで、実数はこれをかなり上回ったのだろうが、よくわからない。

勝手連の内訳は《瀬戸、豊橋、岡崎、豊田、東郷》といった地域タイプが21
市民団体、グループ主体が12、そして残りが個人主宰の勝手連だった。

選挙終了までに個々の勝手連が果たした役割は《実質的なかたち=票数》としては
まったくわからないが、候補者以外の一般の県民が、誰に強制されたわけでもなく、
自らの意思にもとづいて選挙に積極的に、しかも主体的に関わり活動したことは
事実であり、上位下達型の従来の政党選挙に対して拒否反応を示す人達の共感や
支持を、かなりの部分で得られたものと確信している。

さらに結果はすでにご承知の通りであるが、80万票に近い影山支持票を支えに、
ますます勇気百倍、万博から海上の森を守る活動を継続し、とりあえず3月以降を
目安に土地トラスト運動から反万博活動を再開したいと考えている。
以上、海上の森勝手連代表・宮永


2月11日(木)7年間!家庭サービスゼロの父へ娘からバレンタインのチョコ!

2時間もかけて作っていたと「山の神」に聞かされ、目から鼻水
・・・
すまん、すまん、ほんとーに、すまん!

2月12日(金)19時~25時「知事選総括」勝手連主催・打ち上げ/西区自宅

「勝手連代表各位」海上の森勝手連からの報告 99年2月12日 
FAX&封書で「全勝手連」宛て発信

宮永が関わっている市民団体の主なメンバーに「影山健を知事に!海上の森勝手連」
設立私案を発表したのが98年7月9日。が、ご承知の通り、候補者選定過程で、
支持を巡り妥協の余地の見えない意見の対立が先鋭化し、結局、勝手連の
設立は延びに延びて12月1日、その後記者会見を12月6日にやっと実施した。

12月上旬に県内の市民団体宛て約300通の勝手連結成の要請状を送付。
勝手連にも関わらず、設立の報告が続き12月末で約30団体、翌99年1月、
今度は個人あて約400通の「ひとり勝手連」結成の呼び掛け状を発送。
結局、勝手連として結成の報告があったのは2月6日投票前日までに48団体となった。

勝手連なので連絡してこないグループも当然あったはずで、更に字義通り
「勝手に連帯する会」なので、個々の活動状況の報告は宮永宛にはほとんどなかった。
選挙終了までに個々の勝手連が果たした役割は目に見える票数としては全く不明だが
一般の県民が誰から強制されたわけでもなく自らの意思で積極的に選挙に取り組んだ
ことは事実で、前回知事選で【無党派、共産の2候補が得た得票合計の49万票】を大きく
上回る80万票近くも得た大躍進に、かなり寄与できたものと手前味噌ながら確信している。

宮永1個人の2度の要請文と関係者への電話、FAXだけでこれだけ結成されたのだから
小生以上の人脈があるはずの「社会的地位や発言力のある」あと2、3人の呼び掛け人が
いたら、さぞかし凄かっただろうなというのが現在の正直な感想である。
(*ただカネにならん、労のみ多くしてなんの個人的利益も見込めない、こんな活動なんか
「まともな大人」はしないんだろうな
県民性からいって、きっと!)海上の森勝手連・宮永


同12日夕方6時から準備を始めて、選挙前の2回に続き、西区の自宅兼教室に
選対中心メンバーが集り《打ち上げ》。お互い、鍋をつつきながら言いたい放題、
飲みかつ食い、互いの労をねぎらった。丸山、鷲野、筧、阪野、藤田、井戸
《牧野、小松の2氏はお泊り》で、参加9名。談論風発25時まで、みなさん、ほんと!
お疲れさまデシタ!!「選挙は済んだが戦いは続く!」の巻


99年2月13日(土)3時「環境アセス集会」瀬戸市民会館/6時~国会議員と面談

朝から午後2時までおシゴト。瀬戸に向かい夕方まで「環境アセスメントを考える」
市民集会に参加。午後6時から森島氏宅にて、共産党衆議院議員と面談。
国会での質問用の資料を提供した。帰宅9時過ぎ。

2月14日(日)9時~14時:海上の森探鳥会/15時~18時:知事選報告作成
ボーリング工事の影響が甚大で、鳥の声がしない森を歩いた。
高空を飛ぶ【オオタカ、ノスリ、トビ】の鷹類だけはそろい踏みでバッチシ。
夕方から「海上の森くらぶ通信75号」をシコシコ作文。選挙報告がほとんど。


2月15日(月)13時~15時:末広まきこ第3回公判/19時~選挙終息会議
名地裁:選挙でほとんど休止状態だったが、署名などを含め今後の活動について
公判後打ち合わせ。本業は1クラス時間を変え、7時45分からのプロジェクトMでの
「選挙処理」会議に途中出席。1番難問の不足する選挙費用対策から今後の方針に
至るまでいろいろ相談。【あ*い*ちの会】解散その他を決定。23時終了!

2月16日(火)10時~14時「くらぶ通信」会員宛て選挙報告印刷&発送作業
選挙に占拠されていた?肝心のおシゴト。公立入試に向け「捩じり鉢巻」で真剣に追いこみ!

2月26日(金)午後8時:あ*い*ちの会解散総会・名古屋市教育館~途中出席
【県政記者クラブ殿&海上の森での万博に反対の皆様】取材並びに参加を希望します
日時:3月2日(火)正午・県庁舎1階待合室集合
愛知県庁本庁舎・知事室にて知事に直接手交の予定

内容:瀬戸海上の森での万博開催の中止を求める要望書
並びに公開質問状を新・愛知県知事宛てに提出します。
秘書課を通じて面会のお願いをしたが、多忙を理由に時間がないとの返事。
結局2日の昼休み時間に知事室前で待ち、そこで渡したいと連絡したが、
会えるかどうかの確約は現時点では得ていない。

夜、知事選の市民運動側・政治団体【あ*い*ちの会】解散総会に参加。
活動は本日で終了。あとは赤字を埋めれば・・。集会後、影山夫妻とご子息、
選対メンバー有志で、いつもの店でしっとりと打ち上げ。いつもびくびくの供託金の
没収もなく!やるだけのことはやった充実感で18人全員がニコニコの当選祝賀会か?
という雰囲気さえある慰労会だった。自画自賛ながら圧倒的多数の与党に対し
大善戦だったと言えよう。帰宅11時半。

   

2月27日(土)9時山口駅:海上の森くらぶ観察会/村瀬氏・定点観察続行中

村瀬さんが木に登り連日のようにオオタカを見張っている三角点で、
目の前50mを真横に見下ろす位置でオオタカが横切った。やっほ~。
【海上の森くらぶ】が県支部に呼びかけ94年1月16日に「オオタカ調査」を始めて4年。
集団ではダメだと97年冬から村瀬さんが1人で年末から春にかけて調査。ご苦労様デス。

2月28日(日)「聞いてよオジさんの独り言」少子化と不況で本業がピンチ
私立、公立と入試が続き、2月第3週からは連続4週間、土・日もおシゴトの毎日。
が、隙をみては万博関連のもろもろ。こんななか山の神の実家の「本家」の伯父が
亡くなり、なぜか親戚代表で会葬御礼の挨拶をすることに??いきあたりばったり、
メモも原稿もなく思いつくままテキトーにしゃべったのだが「実家の母親や伯母が大感激
していた」と山の神に誉められ、小生の行動には絶無のコトだけに、う~っむ!なんだっ?

*「海上の森での万博反対」県会議員・目標10名作戦を提案していたが、
15日の「やめよう県民会議」の《選挙清算》集会で、今後の取り組みとして承認され
候補の1人として同意を得られた瀬戸の共産党市会議員に《いいだしっぺの責任》で
16日夜、出馬要請の電話をした。当然、党の上層部と相談してという返事だった。



第45回「新知事へ要請書/ アセスで提訴/ オオタカ騒動プロローグ」

★99年
3月1日()「緊急のお願い」海上の森で万博反対の皆様 封書&FAX

宮永です。いつもいつも力強い応援有難うございます。
重ね重ね厚かましくて恐縮ですが、以下の件、どうかよろしくお願い致します。

①【愛知県知事選】大善戦しました。ただただ「海上の森の万博は中止」を訴え続け、
無党派ボランティアの集まりの市民グループと共産党が手を結び、前回のそれぞれの
候補者【市民グループ24万/共産党25万】の計約49万を遥かに超える80万票近く
の支持を得ることができました。当然のこと選挙資金が大幅の赤字(約400万)です。
皆さんのカンパが必要です。郵便振替「海上の森勝手連」以下略(*結局幹部らで補填)

【万博オンブズマン】
②情報公開請求の結果「国際博覧会・新住事業の環境アセスの不備と不当性」を
追及する裁判を予定しています。また長野オリンピックの誘致費用が問題になって
いますが、愛知の場合公称40億といわれる国際博の誘致費用も、すでに何度か
情報公開請求を実施してきましたが、更に徹底したオンブズマン活動を再開します。

カンパ先:郵便振替「万博オンブズマン」以下・略 以上2件、いずれか皆さんの
無理のない範囲でのお心添えを期待します。(*注・勝手連の会費一口100円は
結局、ほとんど徴収できず、各勝手連とも自費とカンパで活動した。).
:

99年3月2日(火)午後1時:県庁秘書課「神田知事に要請状と公開質問状」
  知事選で80万近い支持票を得たことを基に【海上の森での万博開催中止】を要請した。
影山氏ともども秘書課で「事前の会見申し込み」に対する拒否の対応に抗議すると同時に
「知事に直接渡したい」と交渉すること40分!が、結局「いるが会うのはムリ」の一点張り。
「反対派の皆さんとも話し合いたい」という選挙中の知事発言は口先だけだったのは
ヤハリで、政治家なんてこんなモノ。やれやれ。2時から記者会見。参加9名。

3月4日(木)朝6時~11時「NHK取材同行」/11時~12時半「土地トラスト」
去年の春から夏、秋と3回続いたNHK「2泊3日専門家2人」による【海上の森の四季】の
録音最終回。5時起きで海上の森で待ち合わせ、秘密の場所を特に選び5時間ほど案内
取材班と別れた後【海上の森】に住むたった3軒のうちの1軒「加藤宣雄」宅を訪問。
広久手の土地トラストの基本方針を相談、ほぼ決定。

   

3月6日(土)「愛知万博アセス説明会」毎日新聞と東海TVから取材を受けた

はっきりいって、ただ聞きっぱなし言いっぱなしの集会にはもう行く元気がない。
情報公開で得たデータを基に環境アセスの詐欺まがいのデータ処理や、
いい加減な報告の羅列を痛切に厳しく断罪するコメントを述べた。


3月13日(土)17時半「瀬戸で共産党と影山方式」で共闘実施:牧野氏より報告
4月統一地方選、瀬戸市で県議選に共産党「水野高至瀬戸市議」を候補に共闘と連絡。

3月14日(日) 朝7時「細部徳蔵」氏より共闘実現の第2報
瀬戸共産党最古参党員の1人の氏から牧野氏と同様の連絡を受けた。
旧知の氏と今後の協力を約した。

3月15日(月)13時~15時半:水野氏を県議に!共同記者会見・瀬戸市役所
海上の森勝手連代表として設立呼びかけ人になり、上記団体の設立声明文に署名。
会見後の打合わせに時間を忘れ、本業の開始10分前にギリギリすべりこみセーフ。
ふーっ、あせった。公立入試今日が2日目!!


3月21日(日)13時~15時:志学ゼミ緊急父母会実施・やるコトはやってんデス
「躾ゼロと言いたくなる生徒」への対応を求めた。まあ、今さら躾のことをいいたくなかったが
余りにもひど過ぎるので実施したが1番来て欲しい何人かの問題児?の親がまず来ない!
コレがまず問題で、ヤレヤレ。


3月22日(月)13時半~15時半:瀬戸で県議選共闘に関し中日新聞から取材

3月27日(土)9時~13時「海上の森・くらぶ主催探鳥会」雨の中、参加12名

3月28日(日)午後7時~「水野高至氏・出馬報告演説会」瀬戸市民会館
共産党が主催し市民グループが協賛して開催。牧野氏に続いて応援の挨拶をした。
車で名古屋に戻り、黒川の居酒屋で牧野氏と2人で久しぶりに懇談。影山選挙の赤字
の話から個人献金の話になり、つい『ポケットマネーから▼50万寄付した』といったら
「オレは100万した」と牧野氏に言われ、う~む『
ったく、お互い《ないカネ》を持ち出し
ばっかしで、口はいっくらでも出すけど「カネ」のコトになると知らんふりが多くて・・・


まあ、誰だって、ほかに使い道は山ほどあるからな、しょーがないか』と苦笑い。
牧野氏、拙宅にお泊り。(▲へそくりの最後を振り絞った。選挙後、会計の筧さん
から「政治資金規正法に基づき、確定申告の控除対象になる」と領収書を渡された)


3月31日
()「聞いてよ!オジさんの独り言」不景気・少子化で今年も厳しい!
『入学式へ行こうかな』と言ったら「お父さん、来ていくスーツがないでしょ!」と声を揃えて
息子と山の神。うーっむ確かにそう!そういえば93年3月名古屋市長選に【藤前干潟を守
る会】の辻あつお氏が出馬を決めたとき、お互いやむを得ず《背広を新調》して以来だな~
(辻さんも小生も背広がなかった。で、あれ以後、我が輩は買っていない。ネクタイとか
靴下がイヤだからしょーがない)まあ、つい、言ってみただけなんだが


商売が塾なのに「紺屋の白袴」というか、子供の教育は《塾を選定したほかは》山の神
まかせだった。長男がやっと受験勉強に取り組み始めたらしいのが高3の夏休みころ。
それまでも何か言いたかったが
普段好き放題で野放しの小生の行状》から逆襲され
そうで、口にチャックでじっと我慢?の毎日だった。が、やはり心配で勇気を振るって?
どこを受けるのか本人に聞いたのが1月中旬。

すると「ICUと早稲田と横浜国大の3校だけ」とのお返事。こらあ~、受けるだけ
ならどこでも受けられる!が《どこが受かっても下宿となると》黙ってはいられない。
「ゼニにならん余計なコトばっかしやって!」といわれると逃げ出したくなるが、カネ儲け
の下手な親で情けないが、恰好なんてつけてらんナイ。今年は収入の見込みが厳しい
浪人どころか下宿だって無理。で、友人と2人がかりで説得。
どうにか地元の国立の後期日程に願書だけは提出することに。

2月になり私立はみな夢のままで浪人志望の息子に『たまには親孝行をしろっ』と
恥も外聞も親の権威もナニもない(もともと権威なんてゼロだが
)泣き落とし作戦。
3月23日、気のない後期を無理やり受けさせたら、なんと!運良くまぐれ合格?
国立で 自転車で通えるなんて、ほんと助かる。ふーっ、よかった。よかった!

合格通知が来ても釈然としない息子には『人生なんて思い通りいかないものなんだ』
と言い渡し、内心じくじたる想いながらほっと一息。でもでも、喜んでいるのは親だけ
ホント、すまん、ゴメン。勘弁な!こんな親で
(次回:海上の森オオタカ騒動プロローグ)

99年4月9日(金)村瀬氏「海上の森でオオタカの巣を発見」(*詳細は4月26日)


4月12日(月)午後5時頃「宣雄さんから緊急連絡」新規工事現場を発見の一報!

中断したはずのボーリング工事を滅多に人目につかない、篠田川源流左岸、山奥の尾根で
コッソリと実施。タカらしき鳥の警戒音を聞いたとの報告も。今日から二人で森をパトロール
始めたとも
。(*加藤兄弟:数少ない森の住人。次男さんは年金生活者、宣雄さんはフリー
のツアーコンダクターで時間が自由に使える。後でわかったが、村瀬貞彦氏がオオタカの
巣を確認したのを受け、野鳥の会が極秘に警戒を依頼していた)

4月16日(金)「県政記者クラブ殿&万博オンブズマン関係者各位」FAX発信
日時:4月20日(火)午後2時30分・名地裁集合/地裁1階(正面玄関入ってすぐ右窓口)
目的:過去のずさんな万博環境アセスメントの違法性を問い提訴。代理人:在間正史弁護士
内容:「ボーリング工事公金差し止め住民訴訟」に続き、大規模な工事で破壊が進む
【海上の森】の瀕死の状況をなんとしてもくいとめる手段の1つとして「環境アセス」に
対する監査請求をしましたが、棄却とされ、その決定を不服として提訴します。

現に、今も人の目に触れない山奥の尾根筋での調査が実施されています。
組織名:【海上の森を守る住民訴訟の会】世話人代表・加藤徳太郎、
広報:万博オンブズマン代表・宮永正義

4月20日(火)午後2時半~4時「万博環境アセス提訴」名古屋地裁:原告43名
余りのムチャクチャにその違法性を問い、鈴木前知事始め技師、技官、担当者総勢27名
を被告に訴えた。勝算はナイ!が市民運動側の参加者11名は全員が原告で、
テレビなどマスコミが予想以上の多さだった。


4月21日(水)朝10時~12時半「万博オンブズマン」情報公開・自治センター

かねて申請の万博アセス関連の情報開示を受ける。しっかり精査の予定。
森山(愛教大教授:昭雄・浜子)夫妻、曽我部、小生の4名。


4月24日(土)朝10時~西春町・町会議員選/午後3時「牧野氏出版記念会」
西春駅前に集合し「末広まきこをやめさせる会」の仲間が立候補した選挙の応援。
町内ごとに地盤が振り分けられている典型的な住民総出の「せんきょ」。
辻、辻に見張りまで立っていた!浮動票はほとんどナイとか!2時過ぎ名古屋に戻り
千種のクレストンホテルで開催された河合塾・牧野氏の出版記念パーティーに出席。


4月25日(日)11時~15時:海上の森ギフチョウ調査 名女大八田教授に協力

4月26日(月)9時:宣雄さんから緊急連絡/10時半~15時:不審者尾行調査
「3組6人も調査員が森に入って様子がおかしい!すぐ来て!」ノリオさんからかかってきた
この第1報が今回のオオタカ騒動の発端だった。即、海上の森の北西端に位置する犬広場
(通称)に向かい、そこから篠田川下流で精霊短大取水口のある《赤津川との合流点》を渡り
待ち合わせ場所の篠田池堰堤へ向かった。約束の堰堤へと急ぐ山道の途中、猛禽類、
しかもオオタカらしき声を聞いた。
    

「タカの声を聞いた」というノリオさんの12日の電話がこの辺だったことを思いだした。
途中、見つけた作業服姿の調査員を尾行しつつ2往復したが、その都度、
同じ地点で計3回聞いた。もうはっきり「オオタカ」しかも至近距離からの警戒音だった。

★☆東海地方でのオタカの巣の消失例〔1995年6月~98年7月まで〕:参考資料
(1)95年6月=瀬戸市広久手町(愛知万博会場予定地周縁部:現・万博瀬戸「海上の森」
会場隣接地)赤松の高さ7、8
mの枝の根本に古巣。97年秋までは古巣を確認していたが
98年3月に消失を確認した。いずれも海上の森くらぶ員(野鳥の会・愛知県支部会員)
現在は万博候補地の外で営巣しているオオタカの古巣と思われたが、なくなったのは
非常に不自然で、理由は《巣材がまったく下に落ちていなかった》こと。

(2)96年春=三重県津市片田地区(津市ゴミ焼却施設・改築予定地周辺)で営巣を発見。
98年2月=津市は環境影響評価準備書のなかでオオタカの飛来確認を公表。
98年秋=巣を最終確認、99年5月=巣の消失を確認。いずれも野鳥の会三重県支部
副支部長。既存のゴミ焼却施設から北東250
mの木に営巣、施設の南側隣接地に
新炉1基を新設するための造成工事が99年3月下旬から始まった。消失の原因は不明。

(3)97年5月=愛知県知多郡東浦町 高さ約15
mの営巣木が根元から切られた。
巣と卵2個分の殻が落ちていた。東浦野鳥保護研究会会員が確認した。
巣の近くで開発計画がありオオタカへの影響を恐れ97年8月「オオタカの里を守る会」
が結成され監視活動を実施。98年春、近隣の営巣木で雛2羽が巣立ちに成功。

(4)98年7月=岐阜県環境保全林(みたけの森)。野鳥の会岐阜県支部会員が、
営巣木のみが根元から切られているのを発見。密猟が目的で巣材は
あったが、巣座が持ち去られていた。町が中心になって監視活動を開始。
99年3月市民団体「オオタカと美しい自然を守る会」を発足。
(直近に産廃業者が御嵩町と柳川町長を相手に開発許可申請を求める
行政訴訟と、30億の損害賠償を求める民事訴訟を継承中の土地がある)

(5)98年7月=愛知県南知多町(中部国際空港・埋め立て土砂採集予定地)。
愛知県企業庁が依頼した環境調査員が高さ約10
mにある巣と成鳥雌雄と雛1羽を確認
99年1月中旬、巣の消失を確認。原因は98年9月台風7号の強風のためで、
99年2月以降もオオタカの飛来は確認されている。埋め立て土砂の採集工事を見こみ、
爆竹を使って営巣妨害している人がいるとの噂も。次回「海上の森オオタカ騒動・その2」

99年4月26日(日)夜「海上の森・万博会場予定地内でオオタカの巣発見」確認
コレはもう間違いナイ、絶対にこの付近で営巣している!そう判断しその夜野鳥の会会員で
【海上の森くらぶ】創立メンバーでもある村瀬氏に電話をした。最初は言葉を濁していた氏も
詳細な説明に「そこまでわかっているのなら
、う~ん、実は会のトップだけの極秘(*)
だったんだが
、実は4月9日にオオタカの巣をみつけたんだよ」と認めた。

加えて「明日、東京本部からの専門家と正式に確認する予定なんだ」ということも

(*脱会していた宮永に情報は伝えず、山本支部長、森島副支部長、
保護部長の3人で秘匿していたという)


4月27日(月)9時~14時半:犬広場で単独監視の宮永を加藤兄弟が度々来訪!
朝5時に入山した東京本部の専門家と村瀬氏が「巣にオオタカを確認したが、抱卵は
確認できなかった」と、帰路立ち寄った「加藤宅」で話していったとノリオさんから情報が。
営巣地点へ行くには2通りのルートがあり、最短が「犬広場(宮永が監視中)」からで、

もう1つが「四ッ沢」から、それぞれが分担して警戒することにした。

4月28日(火)9時半~14時半:監視/オオタカ密猟バスターズ発案&呼び掛け
【オオタカの巣を発見】を受けて『なんとしてもオオタカ2世の誕生を見届けよう』
『今回の巣の発見だけでは、開催の可能性を減らせるが決定的ではないだろう』
『誕生と巣立ちが確認されれば、海上の森での万博は恐らく中止に向かうはず

と様々な想いから急遽【オオタカ密猟バスターズ】設立を決意、会員募集を始めた。

4月29日(水)9時~16時半:監視/村瀬氏単独で再度の調査を決行・確認!
27日の巣を確認しただけの結果に、どうしても納得できなかった村瀬氏が単独で
調査をすることになり(営巣中の鳥は非常に神経質で、すぐ巣を放棄してしまうので)
小生と加藤兄弟は麓で報告を待つことにした。

 午前10時半約10
mという至近距離で巣の中から飛び立つオオタカを村瀬氏が確認。
これはあしかけ5年間にもわたる驚異の樹上観察により、オオタカと面識!があった
氏だからこそ、近づけたということで、余人には決してまねのできないことなのです。
なんせ鷹類の視力や聴力には驚異的なもの!があるんですから。(注★)

さて麓の〔犬広場〕で待機していた加藤兄弟との3人組の所へ、真っ直ぐ降りれば
10分で済むところを、秘密の発覚を恐れ、迂回で遠回りの山道を45分も歩き、
そこから走らせてきた車を路側に突っ込むように急ブレーキで停め、半ドアのまま
転げるように降りてきた村瀬氏が「ミヤナガさんはいるか!ミヤナガさんは?
珍しく帽子をかぶっていてわからなかったようで
<とほほ>

『いる、いる。ここ、ここ、ここ~!』
「やった!やった!抱卵してたっ!巣の中にいた~
やった!やった!やった!やった!やった~~~っ!」
この声は一生忘れられないものとなりました。なぜか瞬間的に過去のもろもろが

走馬灯のように頭の中を駆け巡り、思わず目から鼻水が出てしまいました。
もちろん、手を握り合った村瀬さんの目にも、光るものが

   

過去7年ありとあらゆる合法的活動をやりつくし、もうテロしか手はないか?
という土壇場での【起死回生・逆転満塁ホームラン】というべきものだった。
しかも場所が海上の森の中で万博会場心臓部へのライフライン「名古屋瀬戸道路」
計画路線の直近と
阻止にはコレ以上はない!という奇跡に近い位置だった。

(★注:手元に「海上の森タカ調査」というA4・6枚の村瀬貞彦氏による調査報告書がある。

97年10月4日午前8時47分:オオタカ1羽、四ッ沢北三角点東赤池方面上空
に始まり
98年4月12日午前9時14分:2羽飛翔、宮地町愛工大赤池南東方面
で終る、7カ月間の詳細なオオタカ視認の記録だ。)

「県がギフチョウ調査で営巣地周辺に踏み込むらしい」という情報が入り
(この時点で県は営巣の事実を知らなかった)、急遽、対策会議を開くことになり、
守山四軒屋の喫茶店「コメダ」に7時に集った。参加者は野鳥の会:山本県支部長、
森島副支部長、坂松保護部長、村瀬氏、調査研究部長、海上の森ネット宮永の6名。

議題は「営巣の事実をいつ公表するか」と「オオタカの保護策」。
公表の時期はとーぜん「雛の巣立ちを見届けてから」が小生以外、全員の意見。
しかし『雛の命を救えても森が消えたらオシマイだし、それまでに巣を取られたり
雛を盗まれたりしたら証拠もなくなる。ここはソク公表すべきだ、みんながダメと
いっても独りでも!明日にでも!記者会見する。ゼッタイに今しかない』と強硬に主張。

『勿論、公表後はオオタカを守るためできることはゼンブやる』とも。
結局、閉店間際まで協議したが強硬なミヤナガの意見に折れ30日公表となった。
名東区へ帰宅後、息子に打ってもらったのが以下の文書である(翌、早朝に発信)

【愛知県政記者クラブ殿】99.4.30.緊急記者会見のお知らせ

日時:4月30日(金)午前10時45分:愛知県庁ロビー集合
目的地:午前11時・愛知県環境保全室
会見:午後1時30分頃・愛知県政記者クラブ会議室
内容:瀬戸海上の森・国際博会場予定地内・オオタカ営巣確認の報告
組織名:日本野鳥の会愛知県支部・愛知万博から海上の森を守るネットワーク
連絡先:宮永正義(次回は「オオタカ騒動その3」の巻に続く)



第46回「海上の森オオタカ騒動その3/鉄壁バスターズ連日連夜の張り込み」
 

99年4月29日(木)9時~16時半まで【オオタカ密猟バスターズ】活動開始
 村瀬さんから抱卵確認の報告を受けたあと、〔犬広場〕でミヤナガが定点警備。
加藤兄弟は四ッ沢と周辺をパトロール。宮永が帰った後は日没まで2人が監視した。
マスコミ公表後は5月1日からテントに泊り込み、24時間体制を取ることを決めた。
当分は「いいだしっぺ」の小生が
体力、気力が続く限り泊り込むしかない。

 コクヨA-30枚【オオタカ密猟バスターズ】ノートを用意し、表紙に県庁と県有林事務所
管理担当(森林公園内)の電話番号を載せ、記録を開始した。主に宮永が逐一記載し
不在の際は指名した人物に記載を頼んだ。29日は以下の簡明なものだった
【加藤宜雄、加藤次男、宮永、営巣確認。2人連れ3組降りてくる。ハチクマ確認。】
(注*4月29から7月2日まで記録は2冊に及んだ。これから日付順に詳細に掲載する

   

 4月30日(金)9時「国際博事務局」に連絡:今朝の調査の即時中止を要請!
 朝9時の時報と同時に電話。担当者の開口一番の反応は「そんなはずがない!」だった。
そりゃあ~、そうだろう、あれだけ徹底的に
森の営巣可能な木の下を調査と称して
歩き回らせたのだから。誰がやったか知らないが、眼につく大きな巣もゼンブ落とされ
たんだから、あるなんて夢にも思っていなかったんだろう。ご愁傷さまデシタ。続いて
県土木部に連絡。11時環境保全課へ出向きオオタカ営巣確認を報告、対策を要請。


 1時20分から記者会見。出席は森島、村瀬、宮永の3名。テレビ全社、
恐らくクラブ所属全社の
立ち見も出る
これまでで最大の取材陣だった。
以下は
=会見で配布した資料、☆B☆=関係者へ発信した文書。

  ☆  マスコミ各社殿  99.4.30.お願いと報告
1.瀬戸市海上の森、国際博開催予定地内の道路沿い直近にて、
アセス準備書未記載のオオタカの営巣を確認した。


2.マスコミ各社には(営巣)現地の取材を極力控えていただきたい。
特にヘリコプター、セスナなど、空からの取材は絶対にしないようお願いしたい。


3.愛知県及び博覧会協会に対し、以下の緊急申し入れをした。
(1)調査機関により営巣地付近で現在実施されている環境調査を、
今後予定のものも含めすべて即時中止すること。

(2)オオタカの営巣に絶対に悪影響を与えない方法で事実関係の確認を
早急に実施すること。


(3)オオタカの生息状況に関する追加調査を2年以上かけて実施すること。

(4)追加アセスメント実施の業者選定は訴訟などで係争中の業者は外し、
随意契約でなく、一般競争入札によること。
さらに調査メンバーには市民団体の推薦する専門家を入れること。


(5)自然保護検討会議(県、協会、専門家、NGOの4者による)を設置すること。

(6)県として営巣地に対する保護措置を至急実施すること。

4.オオタカ密猟バスターズを結成した。ボランティアメンバーによる
24時間体制で巣立ち確認まで監視活動を実施する。


              日本野鳥の会愛知県支部 支部長 山本卓也
          愛知万博から海上の森を守るネットワーク代表 宮永正義 

   ☆ 【海上の森での万博開催に反対の皆様へ】 99.4.30.
*既に新聞、テレビなどの報道でご承知のことと思いますが、野鳥の会県支部会員で
海上の森くらぶ創立メンバーでもある「村瀬貞彦氏」が足かけ5年にもわたる
驚異の樹上観察の結果、ついに4月9日オオタカの巣を発見されました。
29日午前10時半、約10
mという至近距離から巣の中から飛び立つオオタカを確認。
(これはオオタカと5年間もの面識のある氏だからこそ、近づけたので、
だれにもマネができないことです) 

さて今回の発見を受け、なんとしてもオオタカの誕生を見届けなければなりません。
これさえ確認されれば「海上の森での万博」は恐らく中止へと向かうはずです。
今回の巣の確認だけでも、開催の可能性は減らせますが、決定的ではありません。


*そこでお願いです。4月28日、急遽「オオタカ密猟バスターズ」を設立しました。
信頼できる、これまでの仲間の皆さんの協力がとにかく必要です。助けてください。
とりあえず目標1ヶ月、24時間体制での監視活動を実施します。午前だけ、午後だけ
宿泊可、モチロン終日大歓迎。テント2カ所、寝袋6個、確保しました。


参加できる方は都合のよい日時を宮永<連休中は現地詰め:以降17時~21時半
(以下全員:電話略)>又は加藤宣雄(留守の場合はFAX:夜間のみ)、
加藤徳太郎、北岡由美子、森島達男にご連絡ください。


監視場所をお教えします。〔このFAXを親しい仲間に転送下さい〕
海上の森を救う、最後で最大のチャンスです。ぜひぜひご協力ください。
オオタカ密猟バスターズ、参加者募集中!!
愛知万博から海上の森を守るネットワーク代表 宮永正義  連絡お待ちしています。 

99年4月30日(金)午後2時頃「オオタカ密猟バスターズ結成報告」県政記者クラブ
 以下◎は営巣を県に報告し記者会見している間、夕方まで【犬広場:注*】で監視活動を
した加藤兄弟の報告。(*【犬広場】とは八草から155号を北進し、愛環鉄道のガードを
潜って最初の信号を右折、赤津方面に向かい、南山短大の裏を少し過ぎた先から、
進行方向とは逆向きの急な坂を右折して下った谷底状の1
haほどの空き地)

ミニ扇状地だった田畑を【篠田池】堰堤の築造工事用の資材置き場のため埋め立てて
できたという。広場の北側、南垂れの斜面に民家が2軒あり、放し飼いの犬がいた。
空き地の真中に物置や廃車になった車やバスが置いてあり、その脇に繁って残された
雑木林がついたてとなって、反対側のテントサイトからはお互いが視野にはいらず、
気兼ねなく上流の尾根に連なる営巣地を観察できた。


無論、2軒を訪問し【テントを張って観察を続ける旨】を伝え、こころよく了解を得た。
今回の件があるまで、多分、地元でもよほど地理に詳しい人しか知らない隠れ里の
ようなところで、小生も篠田池から下ったことが2、3度あったかなという程度だった。
で、その報告:

13:30~15:20軽ワゴン・灰色・名古屋41・は47XX赤津川まで乗り入れ
川や池の付近でなにかわからないが採取して歩いていた。黒ブチメガネ、50歳台、
丸顔にピンクのシャツ。軽ワゴン内に採取道具を積みこんでいた。


15:30頃、名古屋方向からヘリ(赤色、右側に何か突き出したものがある。
カメラ?)1回りしただけで帰る。

次回は「密猟バスターズ・テント5連泊」の巻

★99年5月1日(土)9時半頃:犬広場に加藤兄弟、村瀬、宮永集結、監視開始
しばらくいて村瀬、宮永は県支部で開催の「万博推進局担当者」と
【オオタカ営巣確認作業打ち合わせ】のため場所を離れた。その後、長期化が
予想されるため一旦帰り、仕事の整理とキャンプの準備。以下は宣雄さんの記録。

9:20~、10:20~トビ2羽とサシバ?3羽、同時に中・高度を旋回。
ハチクマも姿を見せる。(全てタカ類)


10:05 聖霊短大の学生グループ30名くらい、上の道を通りかかる。
6~7名が篠田池へ入ろうとしたので止める。本来の目的は大正池とのこと
(後で昼頃、四ッ沢でみかけた)。夕方日没までパトロール。以下記載は宮永。


昼間張っておいたテントへ午後4時過ぎ到着/夕方宣雄さん、帰る/
8:30頃、真っ暗闇の中、持ちこんだ塾用の折畳みイスに座っていたら、
アベックの車が1台下りてきた。ヘッドライトに浮かんだオジさんの顔に「ギョッとして」
あわてて
Uターンしていった。ゴメンね!折角の秘密の?デートスポットだったのに。

 ひとの恋路を邪魔するヤツは馬に蹴られて死んじまえって都都逸にあるけど
マダ死ぬわけにいかんもんネー。ケド、あ~、羨ましいな~。コラコラ、こら~。
夜じゅうフクロウとヨタカが鳴いていた。キョキョキョキョキョキョ、
ゴロスケホッホ、ホーホー、ホッホー、キョキョキョ、独りテント泊。


5月2日(日)「ほとんど眠れず4時半起床」終夜、梟、夜鷹、オオタカも鳴いた
4時頃(夜明け前)からフクロウ、ツツドリ、ヒクイナ、キビタキ、サンショウクイ
サンコウチョウ、アオゲラ、いろいろ鳴く/6時半 快晴 最終確認のため村瀬、
古南(幸弘)野鳥の会本部・保護室長が入山/7時頃  加藤兄弟到着/
8:10 オオタカ(警戒音)5回連続/9:04 中日新聞ヘリコプター/
10:20大藪(勇機・礼子)夫妻、船橋(憲秀)パトロールへ/10:35、10:40
ヘリコプター・赤地に白ライン/黒の4WD、
Uターンして帰った(*敬称すべて略)

12時頃 村瀬、古南下山し30分休憩、食事/12:40 アベック。屋戸橋へ
行きたいとのこと道を教える/14時 北岡、神谷(初対面の30代の方)差し入れ
/14:30 ボーイスカウト・子供30人、大人10人ほど、篠田池往復の予定を
事情を説明しやめて頂く。キャンプファイヤーもトニカク静かにやっていただく。
ゴメンね、みんな!せっかく楽しみに来たのに。あとは静かな夜と朝を祈るのみ
/15:30 加藤兄弟、三宅(康子)/18時頃 神谷・再着/19時日没 今夜は
「小生のことは知っている」という、昼初めて会った神谷青年と2人、テント泊


 5月3日(月)快晴「なにが起きるかワカラナイ」ので熟睡できず。睡眠2時間
5:30起床 /6時 森島着 /8:35 オオタカ3回鳴く/
9時山本(修三・広小路・柏誠社長)着/9:16 オオタカ2回旋回、赤津川左側奥へ
9:57尾張小牧40な63
XX 軽バン、スズキのワゴン【狩猟時チェックポイント】
の用紙がボードにあった)/10:55 オオタカ雄2羽飛ぶ。
沢から真上、西(左手後方)の山へ1直線に通過/ 



 この後、宮永は四ッ沢へ出かけテントを設置し、森を巡回。
(以下宣雄さん記載)=11:01 村瀬さん 巣を調べに行く/12:18オオタカ1羽/
海上の森へいきたいという迷い込みの車、合計5台/以下宮永記載 13:35 村瀬 
営巣を確認し下山 一安心/杉浦明子、榎利恵子(野鳥の会)着/17:30 2人帰る
22:00 北岡、霞上早苗、泡もの、ツマミ差し入れ・・・感謝々々/
22:30 テント入り・森島、神谷、宮永泊 

【同日の別件の出来事】 以下の記載は宣雄。

篠田池林道で焚き火事件=第1発見者(次男)6:20/7:20宣雄も同伴で再度現場へ
/8:00山口駐在・到着。本署へ連絡をとってもらう/ 現場でメジャー測定を終えた頃
本署からのパトカー2台到着。検証。刑事担当者も来て現場写真。
一連の検証10:13に終了。現場、手書き図は省略。

 
 林道への車止めの鎖の前で、杉の生木に軽油をかけて焚き火。卓上コンロボンベ5本
キャンピングガス1本、使用後、いずれも穴を開けて火の中へ入れていた。
ビールの空き瓶6本、缶チューハイ2本、オンザロック用の氷が入ったビニール袋、
タバコの吸いガラが20本ほど。鎖のクイを地上20
cmほどでナタで切り倒していた。
燃え残った丸太を防火用水槽に突っ込んでいた。倒木を引きずった跡がいっぱい
(*キャンパーとして最低、最悪の連中の仕業だ!)  
 

 99年5月4日()起床5時半「不審音多く眠れず」「雨の中、応援団続々来訪」
終夜、フクロウ、ヨタカが鳴く/6:28 降雨始まる/7:30 森島帰る/
7:54加藤兄弟/9:24篠田池林道左側の尾根をチェック、赤津川出会いまで行き戻る
(新緑をバックに森のなかの池の水面に映るキショウブの群落が鮮烈だった)/10:30舟橋
/11:1 森山(昭雄・浜子)夫妻/11:50森山夫妻、舟橋、加藤(徳)方へ移動。


12:12加藤兄弟再来/14:10 森島再来 雨強し/16:03三河33 77-XX
 赤のオデッセイが来たがすぐ帰った。ほかに入口で
Uターン1台/16:30上杉(毅)
17時頃 北岡、霞上 差し入れに来訪/18:31上杉帰る/18:41森島帰る/
降り続く雨、テントに篭る/20:50山本(卓也)支部長 カレー差し入れ/
神谷、宮永テント泊。さすがにもう疲れ果て爆睡!
 
   

5月5日()「テント生活5日目」早朝から続々来訪者・お願い!寝させて!!
3:30!上杉/5:45Aさん/6:00森島/6:45上田夫妻/7:16オオタカ警戒音
村瀬着/8:30北岡、霞上 豚汁差し入れ・ふーっ、オイシイ、あったまる/9:40坂松
10:28 加藤兄弟/10:55 サシバ3、ツミ1(共にタカ類)/来訪者、次々帰る/
11:10 
Aさん、宣雄さんの2人に/11:20 オートバイ2人乗り、
海上の森へいきたいと
/12:00 森(JR職員)親子

15:00全員帰る/15:10 白い乗用車・広場入口でUターンして帰る/
16:21 オートバイ1台・入ってきて付近を眺めて、5分後帰る/
16:41オオタカ、営巣ポイント付近より舞い上がり、上昇気流に乗り中空から
右岸2つ目と3つ目のピークの間に入る/16:42~45 トビ・1舞う/
17:10上杉再来/17:40 トビ・1/18:20 加藤兄弟/18:30 上杉帰る
/19:00 ヨタカ/19:01 フクロウ鳴き始める/宣雄さんが用意した熱湯で
カップ麺の夕食/20:30加藤兄弟帰る/21:12神谷氏から電話/5泊目今夜は独り


 5月6日()早暁2時半ムササビ、フクロウ鳴く/4時半ウグイスが怒鳴り眠れず
5:30起床 着のみ着のままでぶっ続け監視の5泊6日、テント暮らしが終了。
入り乱れる森のコーラス:ヒヨドリ、ツツドリ、キビタキ、シジュウカラ、イカル、ヤマガラ
サンショウクイ、ホオジロ、メジロ、コジュケイ、キジ、ハシブト&ハシボソカラス、
姿はトビ、ツバメ、アオサギ
とにかく賑やか!ウグイスが耳元で怒鳴っていた。
 
8:05 村瀬/8:21 尾張小牧59 り 38-XX 作業服の男1人/
8:25上田(靖子)/9:00 宮永、17時からおシゴト、準備のため西区へ帰る
以下・宣雄さん記入=9:20 山口(光栄)/9:45 森山(浜子・教授夫人)/
10:10 大藪(礼子)/この頃作業員らしき人が3人、森に入るのを見て
3人で後を追う。精霊学園のポンプの止水栓を締めて10:30退去。


15:00 精霊学園・高木さんと(監視ポイントの近く、篠田林道沿いにある)給水塔の
建物の撤去工事について話し合う。しばらく中止するよう要請/18時過ぎ ジャレルさん着
/18:30村瀬帰る/ジャレル・ダグラスさん(現・名古屋女子大教授) 独りでテント泊


 5月7日()晴れ:ジャレル泊/6:45村瀬着・このまま何もおきなければいいが!
7:30 ジャレル帰る/7:40 加藤兄弟(ここまで村瀬記)/(以下、宣雄・記)=
 7:45北岡、岩井(満知子)村瀬 4人で精霊短大・高木さんに緊急要望書を渡しに出向く。
精霊側も撤去工事の中断、延期の方向で考えていると、要望の主旨を受け入れて頂けた。
今日は当座の保全措置の作業だけを行うとのこと。8:15帰着(*見張っていてよかった)

/8:50トビ、巣材を咥えて赤津川の谷へ入る/8:56 右横、鉄塔の山の上(低空)で
ハチクマ旋回しながら上昇/9:30 堀田(博之・わっぱの会・福祉法人理事長)/
10:00宮永/10:21ヘリ
1周して南へ。前部が白、赤の帯で後部が青。中低空を飛ぶ。
JA34XX 会社不明/10:24 ヘリ
JA7442 中低空、大正池方面へ通過

13:10 山本(修三・貴金属商)/14:00 宮永仕事へ/(以下修三さん記)
15:00 愛媛ナンバーの4WD。水生昆虫の研究とかで篠田川沿いに入ろうと
する方を村瀬さん、堀田さんで説得する/15:05 給水塔工事、後始末終了、帰る
(以下、宣雄さん記)午後、篠田池/18:00 村瀬帰る/堀田さん独りで泊り


 5月8日()晴れ「堀田氏、独りでテント泊」宮永着までは氏が記録
0:30フクロウ、2、3度鳴く/3:45 犬が盛んに吠える。テントより出て巡回すれど
何事もなし。月は南の中天にあり半月なり/4:20 南側山中にてカラス2羽鳴く。
外は少し明るい/4:25 飛行機の音/4:30ウグイス鳴き始める/4:38飛行機音
4:45小鳥さえずりだす。外明るし、今日も晴天の様子なり/5:30上杉着、リス出現

7:30宮永(以下、宮永記)/7:45 森島/8:10 村瀬/8:16オオタカ・7回鳴く
/8:36 オオタカ・雄・出現/8:45 堀田帰る/9:00 加藤兄弟/
9:05大橋(岩屋堂探鳥会担当)/9:10 森島、上杉帰る/9:25森(国労)父子
/11:50 森父子帰る/12:00 宮永仕事で西区へ


12:05バイクの男性来る、海上の森への道を案内/16:10成田(美幸・保護部)
/同時刻、堀田さんから森島さんへ電話(徳太郎氏が手配した携帯電話をテントに
常備していた) 5月29日のシンポのパンフの件。架けなおすとの由 
17:30 森島・上杉・宣雄再来、坂松着、匿名1、大橋、村瀬、成田の8人で監視
/19:00 宮永着/持ち込みの食料、あるこーるで野外宴会場と化す/
21:00 宮永帰る/今夜は大橋、成田ほか、計3名でテント泊。

「まだまだ続く24時間監視!」の巻 

 99年5月9日(日)晴れ「公式確認まで気を抜かず見張るしかない」テント泊3名
5:00神谷/7:30 神谷帰る/7:40 森島、村瀬/村瀬さん、巣を点検に出かける
11:00宣雄【戻った村瀬さんから伝言】この場所で大声を出さないようにお願いします。
現場まで大変よく響きます。

12:00 宮永/12:55 ハルゼミ初鳴き確認/(宣雄・記)13:20~23 
12回、オオタカ?鳴く/宮永・四ッ沢、篠田池パトロールへ(卯の花が満開!)
/14:15 村瀬(賢)、榎/15:55 森島ほか1名/16:06 森島帰る/
(以下・宮永記)17:00 村瀬(賢)帰る/17:10 榎ほか1名帰る/全員帰り、独りに。
入ってきてそのまま
Uターンして帰る車・午後だけで4台。自転車で川まで入って戻る1台

18:30 加藤兄弟/18:45 神谷/加藤兄弟と3人、カップ麺で晩飯
(加藤兄弟は30日以来、四ッ沢に張ったテントを基点に監視活動もう1つの入口、
篠田池堰堤からの降り口をバリケードで完全に塞ぎ、終日パトロールしている)
19:00加藤兄弟、神谷帰る/21:12フクロウ/21:30ヨタカ/終夜断続的に鳴く。
疲れがたまる。宮永独りテント泊


 5月10日(月)晴れ「新緑5月」コレで仕事がなければ!自然のド真ん中!!
1:11犬激しく吠える/見廻るが異常なし/3:40 フクロウ/4:30 ウグイス激鳴!
おもいっきし「ホー」に力を入れ鳴く、コラー、うるさい、静かにしろっ!あっ、ゴメン、
おれがお邪魔ムシだったんだ、縄張りに居座るオジさんに怒ってるんだ、
ほんとゴメンね!/5:40 ミルクココアとパンで朝食


8:03 オオタカ・3回鳴く/8:05 オオタカ・5回/8:10榎、北川(邦子)、上田
8:30 オオタカ・6回/8:33 オオタカ・3回/9:35~40 オオタカ10数回
(*宮永パトロール中の9:35~の誰かが記載したオオタカは多分アオゲラと思われる)
9:40山口光栄/10:10 森山(昭雄)、舟橋/10:30 加藤兄弟着、森山、舟橋と
四ッ沢へ移動パトロール/11:02 トビ・1/11:16 堀田着/北川帰る/
11:45 アオサギ飛来/12:00 榎、上田帰る


13:50 トビ・1/14:00 宮永帰る/14:15 トビ・2/18:00 村瀬/
18:30 加藤兄弟/村瀬帰る/19:15 加藤兄弟帰る/堀田 独りテント泊


 5月11日(火)「早朝から鳥のコーラス」鳥は?の堀田さんには「騒音」で眠れず
3:00 フクロウ/4:00 ウグイス/5:00 カタ、カタ、カタの鳴き声しばらく続く
5:40 山頂より太陽上る/6:20 ピョピョピョピョの声4度、東方/6:25 3度、南方
/6:27 5度、東方/6:30 単発、東方/6:32 2度、東方北寄り/
7:20 3度、東方南寄り/7:20 宮永着、堀田氏が度々聞いたという声を待つ


以下宮永記8:00 5回、アオゲラの警戒音だった/8:10加藤兄弟来てスグ移動
8:20 上田/9:30 堀田帰る/12:00 上田、榎帰る/(*車も免許も次男さん
だけなので、犬広場へはいつも、宣雄さんと一緒にきて一緒に帰っていく。
歩いてくると30分近くかかるし、自転車では坂が急でタイヘンなのだ)


14:00 ハチクマ、ディスプレイフライト(求愛行動)華麗な舞いを披露!/
14:30 宮永仕事へ/16:00 加藤(次男)/16:35 ウグイス鳴く/
16:36アオゲラ2回、すぐ近く/16:37ハチクマ飛ぶ、1回転/17:25アオゲラ鳴く
/17:35 加藤(宣雄)、伊吹(さとう)、篠田池より帰着/17:36 伊吹帰る/
18:05 加藤(徳)差し入れ(タコ焼き)/18:50 徳太郎さん帰る


21:54 ムササビ、鎌倉さん宅方向で鳴き声5回/22:10 宮永着、
じっと夜中まで待機していた加藤兄弟と交代/ヤキソバとカップ酒でひとり夕食
/23:10 宣雄さんより電話。不審人物発見とか/宮永、独りテント泊
(オオタカ専門家が来名。博覧会協会で打ち合せとの情報が入る)


 5月12日(水)曇り「テレビ局に取材ヘリ」あわただしい雰囲気、終日賑やか?
4:27 フクロウ3回鳴く/4:28 ウグイス鳴き出す/4:50 イカルの声/
5:30タクシー1台・仮眠とか/度々熱心に取材を受けた中日新聞・平岩勇司記者・来訪
決定的瞬間を撮ろうと朝4時に入山したという。『どこで待っているの』と聞くと四ッ沢という
/6:51 加藤兄弟/*村瀬さんからは何も聞いていなかったが、カラブリでは気の毒で、
下山してくるとしたら「あそこ」とヒントをあげに、留守を頼んで四ッ沢へ。すぐ戻る。


8:25上田/8:30 加藤兄弟移動/8:35・東海TV報道部記者・春田氏ほか2名
 止める間もなく左手の沢から完全装備で山中へ/10:20舟橋、森山、大藪(礼子)、
奥村(陽子)/11:00 徳太郎着。徳さんと森山(昭雄)さんパトロールに移動


12:10 中京テレビ(県の調査は終了したようですとの情報)現場で撮影、
インタビューを受ける/14:00 宮永仕事へ/14:30 ヘリ飛来/
14:35徳太郎さん再来/(16:00 県庁で記者会見)/16:43 さっきと同じヘリ
/17:15 大藪、奥村、徳太郎さん帰る/17:20 宣雄さん着/
18:00海上集落からNHK中継放送/舟橋さん、独りテント泊/



第47回:オオタカ営巣公式確認/保護上京請願/バスターズ分担監視始まる

99年5月12日(水)午後3時半「突然NHKテレビから取材要請の電話」
オオタカバスターズの拠点〔犬広場〕から西区の教室までは車で1時間かかる。
午後2時に海上の森を出て教室に着き一息ついたところへ、NHKから連絡があった。
30分ほどで記者とカメラクルーが到着。5時の授業開始直前まで撮影とインタビュー。
午後4時から県政記者クラブで行われた記者会見で【オオタカ営巣を県が正式に確認】
したことを受けての取材で、6時のニュースで報道されるということだった。


ほっとすると同時に疲れがどっと……。ほぼ2週間、仕事と監視だけの毎日。
満開のエゴの花が
オオタカ確認への、唯一の心安らぐ贈り物だった。
しかし【24時間監視体制】は、まだまだこれからも続く。

5月13日(木)晴れ「オオタカ営巣・公式確認報道」で妨害行動へ緊張高まる
6:00 舟橋(起床)/7:20 宮永/8:10上田/9:18 岩田光弘/10:08榎
10:15堀田/11:10中日新聞 穐田記者 11:15帰る/12:00 榎、上田帰る
/午前中、巣直近まで、ひとりでパトロール。アカシアの花が盛り(*営巣を確認して
下山してきた「オオタカ」専門家・新井氏と村瀬さんを撮った平岩記者の写真が、
中日朝刊1面に掲載されていた。よかったね、スクープ写真!張り込みお疲れさま)

13:00 宮永帰る/16:00~16:30野鳥観察にひとり来る。車に「浅田米穀店」
17:30 加藤次男/18:00 村瀬/18:35 村瀬帰る/20:00 次男さん帰る
/(68歳)堀田さん、2度目の独りテント泊

5月14日(金)今日も晴れ「平穏、無事、こともなし」森は野鳥の天国!
7:30 宮永/永谷園の味噌汁とおにぎりで堀田さんと朝ご飯/8:20 上田
/8:30 加藤兄弟/8:54 オオタカ・2声/8:57 オオタカ2声/9:40 北川/
11:50 堀田帰る/12:00 北川帰る
12:03 白い小型バン、男1人、昼寝か?
12:40 白小型バン出ていく/14:00 宮永帰る/日没まで加藤兄弟交代で警戒。
5月1日以来、初めてテントは無人で夜を迎えた。(もう大丈夫かな?と)


5月15日(土)一切場所を教えなかったのに、マスコミ各社〔犬広場〕を探知!
9:00加藤兄弟/交互にパトロール17:00まで/18:00神谷、宮崎(武雄)大橋着
加藤兄弟なくしてはオオタカバスターズは無理。早朝から深夜まで目を光らせて
巡回を続行、〔犬広場〕へは朝、夕は必ず、昼も顔をみせることがあった。
定点で見張るわれわれを補完しフルタイムで見張ってくれた。


11時から野鳥の会県支部で「野鳥の会と県とバスターズ」の3者で保護策を検討。
5項目を決定(県が持ち帰り、その後大幅に後退、結局、オオタカ営巣中の
看板を張ること、土日の昼間に職員2名がパトロールすることだけに)/
14:30~宮永仕事/19:30過ぎ 宮永着/21:30 フクロウ、ヨタカ盛んに鳴く


雨の中、待ち構えた5名と、跳ね上げたバン2台のリアウインドを利用して
ターフで屋根を作り屋台ふうのスペースに。【オオタカ営巣の公式確認】まで
無事こぎつけたことを祝い、心の底からの喜びをわかちあい、ゆったり、のんびり、
たっぷり持ちこんだ
あるこーるで祝杯を挙げた。晩飯は定番、宣雄さん持参のカップ麺

/21:00 北岡、岩井、差し入れ、謝々。ほんとにいつも有難う/
21:30 フクロウ、ヨタカ盛んに鳴く/22:30 テント入り/
終夜、激しい雷雨が続いた。神谷、大橋、宮崎、宮永、4名泊。


5月16日(日)「24時間監視終了を決定」夜の一般人の入り込みはほとんどナシ
  終夜、近隣、各所に激しい落雷の音。熟睡できるはずがないが眠れた。
まあ、アレだけシッカシ呑めば、地面の上でなければ白川夜船のはず
……
(でも風雨に曝されっぱなしの巣のオオタカの雛を思えば天国だなと
……

6:40 車の音でテントを出る/7:40 4人で朝食/9:00 宮永・屋戸橋へ/
約束の高校放送部の皆さんからインタビュー/9:30 神谷・銭屋鋼産跡地で見張りに
10:00宮崎帰る/10:10村瀬/10:30宮永戻る/11:00細谷/12:00神谷帰る


14:00 白い乗用車のアベック・来てすぐ帰る/15:09 オオタカ・1声/
15:10 オオタカ2声/16:26 紺色ワゴン、中年男性、メダカを取りにきたとのこと
/17:20 カッコウ鳴く/17:55 次男さん/18:30 後から着た宣雄さんと3人で
テントを撤収、ご苦労様でした。明日からは朝から日没まで見張ることにした。



5月17日(月)バスターズ・監視活動昼間だけに以後18、19、20、21日と続く
7:48 宮永/8:01 オオタカ・5声/中略/14:30北岡、霞上、岩井3人娘!
ヤマセミ2羽を目撃
……以下・略18日からは8:20前後に〔犬広場〕へ出勤?し
13時前後に後を任せて帰る形で監視を続行》
次回は「情報公開・異議申し立て意見陳述」 

99年5月18日(火)「2005国際博覧会協会殿」緊急要請書を作成&FAX発信
24時間監視から朝から日没までのシフト変更で時間に余裕ができ文書を作成。

【オオタカの保護と調査について緊急要望書】
(序文略)今回、新たに万博会場候補地外ではあるが、境界から数百mの地点と
隣接地で3つのオオタカの営巣を確認した。(中略)瀬戸市南東部地区の環境アセスは
ずさんそのもので全く信用できない。よって以下の事柄の実施を強く要請する。
(以下28日掲載分と重複が多く省略)


5月19日(水)「愛知県公文書審査会 会長 永井恒夫様」意見陳述書提出
97年7月8日に【知事交際費の部分公開決定】に対し異議申し立てをしたが(*)
ほとんど2年も過ぎてすっかり忘れていた99年5月半ば「審査を開始するので、
意見陳述を規定期限内に提出せよ」と連絡がきた。自分たちはずるずる引き伸ばし
不服を申し立てた者には期限内に出せというお上まるだしのモノ
……ったく!

災害は忘れた頃にやってくるというが「異議を申し立て」ても《完全に忘れた
頃にしか訴えを取り上げない》とは、お役所仕事ここに極まれりというシロモノ。
籠橋弁護士に相談したところ「審査が異常に遅いということで裁判を起こしたらどうか」
といわれたが、今でさえ【4件も原告で裁判をやっている】ので、とてもとても、そんな

と返事するしかなかった。で、くたびれ果てていたが急遽、以下の作文をして提出した。
(注*【行政不服審査法】昭和37年法律第160号・第48条において準用する
同法第42条第2項の規定に基づく)


【意見陳述書】
平成8年(1996年)5月20日から6月15日までの知事交際費支出分の「支出金調書」
「資金前渡金清算書及び領収書・支払証明書」の部分公開並びに「現金出納簿」
非公開の件に関し、異議申し立てしたことについて意見を陳述します。


まず第一に公選という県民の意思による負託を受けて選出された「知事という公職」の責務
遂行に際し、その業務に関する情報は全て県民の財産であるということを申し述べたい。


第二に知事交際費支出に係わる担当県職員に関する情報については、社会通念上
非公開が妥当と思われる個人の印影、預貯金等の口座番号以外は全て公開すべきである。
役職名から氏名まで県職員録により個人情報が公開されていることからも当然である。


第三に知事交際費に関して面談相手の職名、氏名、使用店名、金額などの公表は
職務の遂行に支障をきたすというのが非公開の名目のようであるが、そもそも相手に
対応の差がわかるとまずいということ自体、相手によりランク付けしている差別を自ら
明らかにしているのであり、肝心の当の相手先はその扱いの差については先刻承知の
ことであり、いまさら秘したところで「頭隠して尻隠さず」とはまさにこのことである。


例えば知事直属の秘書課を訪ねれば一目瞭然。
「受付で立ったまま」平職員が応対。「受付横のソファに座り」係長クラスが応対。

更に課長補佐あたりとお茶が出てくる。課長・次長あたりで「別室の応接室」でお茶つき。
部長、局長で専用室へ案内。さらにさらに県庁外のどこかへ席を設けて「まま、とにかく


第四に知事交際費のかなりを占めると思われる冠婚葬祭に関わる支出にしても、
支出された金額により当の相手先はランクを宣告されるわけで、その時点で考えように
よってはすでに充分相手に非礼である。それが公開されてはまずいというのであれば
そのランク分けの根拠をすべて公開して納得してもらうか、社会常識上で最低のライン
の金額で一律支出すれば財政にも負担がかからず、ことは済むのである。


支出先の個人名の公表にしても、個人情報の最たるものの一つである高額納税者の
氏名がマスコミを通じて大々的に公表されていることに比べればまったく問題ないといえる。


いずれにせよ支出する側、支出される側ともに後ろめたいことがなければ、
公務上必要な公費を消費するのだから、正々堂々と自信を持って全て明らかにする
のが当然である。もしそれでも知事職務遂行に都合が悪いというのであれば、
それは関係先との根回しなど待合政治といわれる女性をはべらせての飲食など接待を
含む相変わらずの旧来の政治手法を断固として排除してこなかったせいだろうと
類推せざるを得ないのである。


5月22日(土)~23日(日)9時~17時「県&瀬戸市職員」見回り活動実施
〔犬広場〕での監視を土・日は県に任せた。
但し加藤兄弟が通常通り顔を出し、さらに森をパトロールをした。

5月24日(月)終日降雨で初めて休み
27日も雨/25、26、28、31日監視続く
29、30も県が監視。加藤兄弟も。
上記の平日は皆勤した。5月のバスターズ参加者36名、延べ205人。
(次回は「オオタカ保護・上京請願」の巻デス)



5月26日(水)CBCテレビ取材(カスミ網バスターズで度々同行の棚橋記者)

★99年5月28日(金)起床5:10
「建設、通産、文化、林野、環境庁」訪問・帰名21:30

 7:28 ヒカリに乗車。枝野幸男、金田誠一両衆議院議員と、
「大脇雅子・中村敦夫」2参議院議員の秘書が同行。表記官庁の順に
別個の《要望書・質問書》を【海上の森自然観察会、野鳥の会愛知県支部

環境ネットワーク緑の会、海上の森・世界遺産登録推進協議会、愛知万博から
海上の森を守るネットワーク】連名でそれぞれ提出。また環境庁長官 真鍋賢二宛て
緊急要請書(以下に掲載)」を海上の森ネットワーク・宮永名で単独提出した。
参加:北岡、霞上、岩井、杉浦、神谷、上杉、高岡、七原、宮永ほか計10名。


 枝野さんは30日に東京で結婚披露宴。暮れに入籍済みと本人は言ってみえたが
「おめでとう」を心から伝えた!16:40から環境庁で会見。名古屋からかけつけた
顔馴染みのテレビ局の局員や新聞記者がいて驚いた。

別個に「内閣総理大臣、通商産業大臣、環境庁長官、文化庁長官」に宛て
《2005年国際博への提案、要望事項》を【海上の森・世界遺産登録推進協議会】
会長:ケビン・ショート、【海上の森自然観察会】の連名でも提出。

   

関係省庁に第1の目的「海上の森での万博はNO!」の肉声を届けた。
県の環境庁に対する「とにかく相談しない」姿勢や、オオタカ営巣判明後の中央省庁の
「すべて県の対応待ち」という対応も確認した。あ~あ。詳細は略するが、現場で身体を
張っている間に《頭脳をフル回転して文書をまとめた》みなさんに、ただただ感謝!



環境庁長官 真鍋賢二様 愛知万博から海上の森を守るネットワーク代表 宮永正義
【愛知県「海上の森」国際博候補地内並びに近接地で繁殖が確認されたオオタカの
保護と調査について関係機関への対応を求める緊急要望書】 1999年5月28日


国際博覧会・会場候補地内の道路予定地直近で繁殖が確認されたオオタカについて、
4月30日、その緊急かつ安全確実な保護と調査の実施を、愛知県知事に申し入れた。
その後、新たに会場候補地境界外ではあるが、境界から約420mの地点、
約850mの地点と、それぞれオオタカの繁殖を確認した。
(筆者注・5月18日博覧会協会宛て提出した要望書と重複)


更に前者の巣と谷ひとつ隔てた隣接地にも、今春は未使用のオオタカの巣を確認した。
(4つの巣に関し日本野鳥の会から、既に貴庁宛て報告されているものと了解している)
今回発見の巣は3つとも、国際博覧会の会場候補地から外れているが、
その繁殖のための生活域は、完全に候補地と重なっている。


また、新たな営巣地を求め、海上の森の中心域をさまようオオタカが
野鳥観察愛好者により5月4日、9日、15日と相次いで確認されている。
海上の集落を挟む国際博予定地の三方の位置にオオタカの営巣が確認されたことから
いかにこの森がオオタカにとって重要かつ不可欠な地であるかが証明されたといえよう。


特に博覧会候補地内の営巣地は、当該の巣が里からの山道の直近にあることから、
種々予想される営巣妨害行為を防ぐため、ボランティアにより「オオタカ密猟バスターズ」
を設立、5月1日から16日まで24時間体制での定点監視とパトロールを完遂した。
17日以降も終日監視活動を行っており、26日現在、延べ147人のメンバーが参加した。


これに対し県は、22日以後「出張扱いの県職員による土・日・祝日、9時~17時、
2~3組のペアでの監視活動」の方針で、現在、それ以上の対応を県環境保全部に
要請中であるが、NGOを中心に「オオタカの健やかな巣立ち」と「県の対策決定を
待ちつつ」ボランティア活動中というのが現状である。以上の点から環境庁による
関係諸機関への、明確かつ強力な以下の対応を要請する。


(1)「種の保存法」で国内希少種に指定され、レッドデータブックで絶滅危惧類に
指定されているオオタカに対し、国内法で定められた法令に従い、早急かつ適切な
調査並びに保護措置を取るよう愛知県を指導すること

1.特にオオタカの繁殖については、今後2繁殖期以上の再調査を実施すること

2.調査と、営巣地隣接地での工事を並行して行わないこと             
         
3.調査にあたっては自然保護団体の推薦する専門家をメンバーに加えること  

(2)現在手続き中の国際博に係わる環境影響評価準備書の取りまとめの中断と
見直しをするよう2005年博覧会協会と県に申し入れること


(3)「自然の叡智」とか「自然と共生」との国際博のテーマを真に具現する環境博覧会を
めざすのであれば、海上の森以外に開催地を求める他に、もはや道はないことを
環境庁として通産省並びに2005年博覧会協会へ進言されること


諫早のギロチンでごうごうたる世論の非難を浴びた汚名を、あの藤前干潟の英断により
なかばそそいだ今、その仕上げとして「海」に続き「山」の海上の森を守ることで拭い去り
環境「省」への花道として、未来を背負う重要官庁としての矜持のもと、環境と財政に
やさしい、こころ豊かな決断を下されるよう切望するものである。(以上:原文のまま)


5月29日(土)午前:草取り、樋(とい)掃除3時間/午後3時~瀬戸市文化センター
ほぼ1カ月ぶりに名東区へ帰宅。で、山の神の仰せに従い庭仕事。
午後「海上の森はなぜ貴重か」シンポに出席。森山(▼)さんの講演もあり6時まで。
帰宅して夕食後、突然寒気がし、気絶しそうな程の悪寒が全身に
……。もうダメと直感。
15時間眠り続けて回復。やれやれ、ふーっ。寝ればすむ頑健な身体に、
ただただ感謝するのみ!!(▲バスターズメンバー・愛教大教授)

5月31日(月)ふーっ、シンド!いいだしっぺの責任、とにかく1カ月やりました
7:15 加藤兄弟/8:45 宮永/宣雄さんと今後の方針を決定。
(1)朝から日没までバスターズを継続。(2)海上の森関連グループに支援要請。
(3)月、水、金の朝から昼過ぎまで宮永(4)加藤兄弟は四ッ沢と巡回を今まで通り実施。


9:40 名古屋テレビ 斎藤記者ほかスタッフ2名・バスターズの活動を取材。
場所を特定できない山道で撮影/10:40名古屋TV帰る:夕方のニュースで放映された:
以下略
5月のまとめ:それぞれの生活を乗り越えての常連メンバーに感謝すると
同時に、路上生活の厳しさを実感。6月も引き続き監視を実施する


【聞いてよオジさんの独り言】
新緑5月が過ぎた。生徒がさっぱりこない。そりゃーそうだよな。
月~金の夕方4時から9時半まで以外は問い合わせがあっても留守!
土日は終日連絡がつかない!それが1カ月。それよりなにより、夜10時近く
西区から移動の際、名古屋ドームの真横を通るのだが、何千人もの人たちが
親子や仲間連れで家路につくのを見るたびに、思わず考えこんでしまう
……
ちょっと突っ走りすぎてしまったかな~。家族と野球や映画や旅行、とにかく出かける
なんてもう8年近くマッタクない。もう手遅れかな~。あ~あ、とほほ



第48回:バスターズ分担監視始まる/オオタカ育雛失敗/バスターズ顛末記

99年6月1日(火)「オオタカ密猟バスターズ・第2ラウンド」手分けして監視
 各団体に分担監視を要請したが、今日も昼過ぎまで滞在。
今月分は(ノート二冊目に詳細な記録はあるが)小生の活動を中心に報告する。

    

6月2日(水)9:25宮永着~14:05発「犬広場滞在」/17:20 加藤兄弟撤収
 (火)は徳太郎さんの海上の森を守る会(事務局・森山昭雄・浜子夫妻)、
(木)は海上の森自然観察会が3日から担当に決定。加藤兄弟は今まで通り。


6月4日(金)8:50着~14:25発「車で往復2時間はキツイ」が泊りが無い分マシ
 (月、水、金)は朝から「11:30まで北川邦子」「12時まで上田靖子」
「13時ないし14時まで宮永(午後の交代要員が来るまで)」のトリオで監視の予定。
昼過ぎからのボランティアを野鳥の会県支部に要請した/14:00 瀬戸市職員3人組が
様子を見にきた。6月も土・日は県と瀬戸市の職員で定点監視とパトロールをするとのこと。


6月5日(土)8:15発~「一旦出たが途中で掃除、洗濯、お仕事を思い」Uターン
 県と市が行う監視活動を《監視しよう》と森へ向かったが信用することに。終日雑用の山

 6月6日(日)9:45着~13:00発「やっぱり足が向いて」/午後は仕事、しごと
 「海上の森を守る会」を中心に始めた「オオタカ保護」の署名活動用に、加藤兄弟宅へ机と
イスを運んだ。
 パトロールに出た四ッ沢で《春日井法律事務所友の会》一行を引率の
【万博オンブズマン】宮田陸奥男弁護士にバッタリ。「これはいい所で珍しい人に会った」
の氏の一声で、即席のスピーチをするはめに。それにしても弁護士事務所に友の会が
あって、しかも会員が数百人というのはスゴイ!『まんいちのときは?ヨロシク!』


 6月8日(火)8:05着~12:20発「雨で昨日は休み、で本日は臨時?出動」
 名古屋タイムズから取材依頼もあり森へ。オオタカ撮影が目的で17:15まで
粘ったがカラブリだった模様。お疲れサマ。そうは簡単に姿を見せてくれないんです。
そうそう待機中になぜか「海上の森のハゲわし」の写真を撮って下さり「まんいち」の
とき(遺影)はコレで安心というのを送って頂いた。記事に使うとの申し出は無論了解。

     

 6月9日(水)8:35着~12時発/13時~15時「末広裁判対策」籠橋事務所
 加藤兄弟に海上トリオ(北川・上田・山口)。更に野鳥の会メンバーが続々到着。
午後は「末広まきこ」損害賠償請求裁判の被告答弁書への反論書作成の会議。
でたらめと嘘ばかりの作文!に対し、これまでの証拠集めをすることに。参加9名


 6月11日(金)8:50着~14:00発「監視体制整う」平穏無事・順調に推移
10:25 オオタカ。目の前から営巣地上空を経て、
一旦、こちらへ向きを変えたが右手方向へ去った。
 

6月12日(土)10時~12時「オオタカ保護」署名活動・栄・三越前
 【海上の森を守る会】主催。日本野鳥の会県支部は署名、デモなど街頭行動はしない。
東京本部が環境3団体連名などで「文書」を担当官庁へ提出したりするのみ。
それはソレで対外的にもマスコミ的にも重いのだが
……
 午後は期末が近づいているため、教材作りやテスト対策で本業もしゃかりき体制に。
おカネは自分で稼ぐしかないもんネ!


 6月13日(日)9:30探鳥会~11:30四ッ沢~13時「犬広場」監視~15:30
 脱退しているが「野鳥の会探鳥会」に途中参加。「頼まれていた卒塾生の見合い写真と
袖書き」を知人の柏誠(貴金属商)社長に渡し紹介を依頼。(この知人は広小路通りに
店を構えていたが、高額絵画の投機にはまりバブル崩壊の荒波でイロイロあったくち)


 悠長にそんなんやってられる立場かよ!という声がどこかから……。わかってます、
いつ三行半をつきつけられてもオカシクない立場なのは、ハイ。
だから『もしなんかあったら自分のも頼もうかな?』と、コラコラ!


 正午過ぎ銭屋鋼産跡地の上空にタカ柱(*タカが群れになって旋回して飛ぶ様子)。
オオタカ1、ハイタカ1、ハチクマ5の乱舞が10分間。さらにテリトリーに侵入した
ハチクマにモビング(威嚇攻撃)するオオタカ1、ハイタカ1も観察した。

 海上の森とその周辺で営巣中のオオタカを「6月5日に3地点とも調査した」という
村瀬さんから最新情報を聞いた。順調とのこと。四ッ沢、犬広場の2地点で
県監視員と意見交換というか情報収集。


 6月14日(月)9:00~12:00犬広場「新緑でむせ返る山を見ながら」監視
 佐藤(公子)、山口(光栄)、諏訪のトリオでの午後当番が定着。
モチロン午前は上田、北川、小生(月・水・金)のローテーションが順調に回っている。
他の曜日も担当グループメンバーが詰めてうまくいっている。


 6月16日(水)8:30~13:20「森への途中、北岡宅に寄り情報交換」問題ナシ

6月18日(金)8:45~14:30「オオタカが5分ほど営巣地の上空を飛翔した」
こんなにゆっくり舞ったのは開始以来始めて。(思えば別れを告げる飛翔だった?)
直後の9:50 目の前10
mを左から右へヤマセミが飛んだ。
     

6月21日(月)9:00~13:00犬広場・村瀬氏らオオタカの育雛状況観察に入山
 「山本支部長と村瀬氏」の2人とは一足違いのすれ違い。非常に微妙な時期なので
引き返したとのこと。(次回は「無念!オオタカ育雛失敗」の巻です)


99年6月22日(火)8:50宣雄さんから緊急連絡・プレックがオオタカ調査に入山
 調査員の入山に関し万博協会に問い合わせたら、「猛禽類取り扱いの手引きを読み
それに従っているから大丈夫」とアホなことを言っていた、と宣雄さん。
兄弟が調査員2名に徹底的に抗議したところ、雨が降り出したこともあり、
撤退していったという。なんでもありのメチャクチャだ。以下は宣雄さんの報告。


22日午後3時~県へ「オオタカ保護要求」署名3万筆余り提出/
4時~記者会見 /4時25分からオオタカその他の継続調査再開について、
協会、県(推進局、都市計画課、住宅企画課)と話し合い。5月中は中断していたが、
野鳥の会の了解なく専門家の意見を聞かないまま、事業者の判断で再開したとの説明。
オオタカ検討委員会の判断が出るまで中断するよう要請した。
現地で調査活動を見たらお断り願うとも申し入れた。


 6月23日(水)9:10宮永着~13:00発「時間をたがえ、ヘリが3機も飛来」
 〔宣雄さん記〕:男性2、女性4のプレックの調査員が入山しようとしていた。
シデコブシ関連の調査というが、昨日(22日)の申し入れ通り帰ってもらった。
愛知県警のパトカーが巡回している。瀬戸署に申し入れたため。


 6月24日(木)曇りのち雨:次男さんが朝、昼、夕方とパトロールの合間に犬広場

 6月25日(金)雨 9:50加藤宅着~10:10犬広場・宮永&加藤兄弟、昼過ぎ撤去

 6月26日(土)「村瀬さんが公式調査の下見に入山」
 雛を確認できない状況が判明。関係各団体と今後を協議した結果、
7月3日に公式調査が入る前日・2日で監視終了を決めた。


 6月28日(月)29日(火)30日(水)7月1日(木)絶望的状況の中で監視を続行
    

 7月2日(金)7:50着~12:00全員撤去「オオタカ密猟バスターズ活動終了」
オオタカの公式確認は3日と村瀬さんから聞いていたが、北岡さんから
2日との最新情報でとりあえず森へ。要所要所を見てまわったが気配ゼロ。
加藤兄弟、上田、山口、佐藤(伊吹)の常連が揃ったところで、26日以来、極秘にして
いた「育雛失敗」を伝えた。今日の昼で監視活動を終了することを提案、了承を得た。


過去2カ月のあれやこれやを話し合い、お互いの労をねぎらい、そろそろ時間という
ときに突然ヒリヒリヒリ
11:15 絶滅危惧類(オオタカと同ランク)のサンショウクイ
12羽!がゆるやかに目の前を舞い森の彼方へ。全員こんな群れは初めて!

(*雛の姿が消えた理由は分からない。6月13日までは順調で、
異変は18日らしかった。毎日遠くから眺め、巣立ちを心から待ち望んでいた
メンバーの落胆は例えようがなかった)


森から仕事へ向かう黒川の手前、連続して2つの信号。スピードが出ていて
黄で進入した途端に赤!ふわーっと旗を持ったお巡りさんが目の前に。
アチャーやばい、やっちゃった、あ~あ。そしてお決まりの手続きが
……
 ところが軽自動車に張ってあった【海上の森】のワッペンと、免許証と小生の顔を
再度見ていたおまわりさんが、突然、にこにこして「今回はいいでしょう。これからは
気を付けてね、宮永さん」で無罪放免。助かった!注意しなくちゃネ。


 【聞いてよ!おじさんの独り言】海上の森滞在日数5月:27日間、6月:17日間
〔オオタカ密猟バスターズ〕しつこく、投げ出さず2カ月間、貫徹しました。
密猟のプロがその気になれば早朝、深夜、どこからでも入れる森ですが
善意の侵入者はほぼすべて排除できたと思っています。雛が消えた原因は
まったく不明ですが、森さえ残れば、また来年もオオタカには「チャンス」があります。
弱肉強食の自然界では、たとえ食物連鎖の頂点にいる猛禽類でも、
生まれた子がすべて育つなんてコトは皆無ですから。


将来の事などほとんど考えないでせいぜい2、3日先までのスケジュール
目安に本能的に動いている小生だが、さすがにこの春の生徒減はズシーーーン
と、こたえた
。う~~ん。塾へ来てくれさえすれば23年の経験で最高?の
指導をする自信はある!のだが、いかんせん、生徒が来ない。あ~あ。

(筆者注*:原稿を転記しながら『6年前も!今も!毎年おんなじこと!
ぼやいているな~、ったく、もー』ヤレヤレ、とほほのほ
……デス)

「誰に頼まれたわけでもないのに、時間もカネもあって、できるヒトが他にいくらでも
いるはず
。どーして、そんなにやらなきゃいけないの、あんたが?」と山の神に
言われると、『すまん!ゴメン!』伏し目になってじりじりと後ずさりし、
あとはスキをみて、わっと逃げ出すしか手が無い
……

「カネが欲しい!ほんとーに金が欲しい、かね、カネ、金」でやってきて世の中こんな
ことになった。『贅沢なんかもういい。なんとか生活できるんだからいいじゃないか』と
いう小生の意見もなかなか通らない。「中3に大1、これからまだ教育費がかかるし、
そんなんやってる場合じゃないでしょ!」『むむむ
』(無理もないか。育ち盛りの子供が
いて要るもの、欲しいものが山ほど、
我慢して働き詰めれば手に入るんだもんな~)

『バイトで自活させろ。それが親の愛だ』「土日、祝祭日休みなんて自分が好きな
ことをしたいだけ!それこそバイトで個人指導でもやれば、7年前まで▼してたんだし
なにが自然保護よ、家族はどうなってもいいの?」 そこまで言うのか
……え~ん、
『生活レベルのダウンとか節約とか、収入に見合った暮らしをしよう。』

これが終戦直後生まれのおじさんの想いだが、むずかしい、ホントにむずかしい、
 物欲や金銭欲、山の神をコントロールするのは!そういう自分も宝クジでも当ればな~

 なんて買いもしないで、考えたりしているていたらく。(▲セミリタイア後も強く頼まれて
1コマ50分=1万円!毎週土曜4コマの私立トップ高・受験指導を2年間していた)


99年7月3日(土)終日雨「オオタカ専門家:遠藤、小板の2氏、最終確認」
 土曜は休みのはずだが、オオタカ密猟バスターズで「臨時休講」の振り替え授業を
14時~21時まで。20時半頃、CBC棚橋さんから「オオタカの育雛失敗を確認」と
記者会見の現場から報告が入ったと連絡があった。結局、今朝早く専門家2人で確認し
名古屋で夕方までオオタカ検討会を開き、そのあと記者会見で公表したのだった。
99%ダメと思っていたがそれでもガックリ。なにもかもソウはうまくいかないってことか。


 ともあれ北岡由美子、霞上早苗、岩井満知子、上田靖子、北川邦子、佐藤伊吹、
山口光栄、大藪礼子、奥村陽子の10日以上のレギュラーを始め、大勢の皆さん!
この63日間、ほんとうにありがとうございました。また「地元のしかも会場正面ゲート
予定地に家がある」とはいえ、ほとんど全期間、定点へ朝、夕必ず顔を出し、
それ以外はパトロールを続けられた加藤兄弟には感謝以外の言葉がありません。
「終の棲家と決めた森を守ろう」と全身全霊、日常生活のすべてを賭けた活動でした。


 7月4日(日)10時~18時:活動報告書、知事宛て要望書など文書5点を作文
 以下の記者会見を設定。バスターズ会員、関係者へFAX。夏期講習の時間割も作成。

文書:(1)「県政記者クラブ殿/オオタカ密猟バスターズ関係者各位」FAX発信
表題:「オオタカ密猟バスターズ」活動報告&「海上の森関連の要請書提出」  
日時:7月5日(月)午前11時集合/11時15分秘書課/11時半 記者クラブ
集合:愛知県庁・本庁舎1階ロビー(記者会見は3階の県政記者クラブ)

目的:県知事らに「国際博会場候補地および直近地域で繁殖するオオタカの保護」と
「海上の森での国際博の中止」 「県立里山の森・海上フォレストとして周辺部と
540
haの予定地を併せ、人と自然が共生する場として保存」を要請。

*予定地内のオオタカの子育ては、われわれバスターズ参加者全員の祈るような
願いも叶わず残念な結果に終りましたが、今回の活動状況の報告と国際博覧会協会
・会長宛てに提出した要請書に関し説明をします。

オオタカ密猟バスターズ/愛知万博から海上の森を守るネットワーク代表 宮永正義(略)

文書(2)愛知県知事神田真秋様 2005年日本国際博覧会協会会長豊田章一郎様
   99年7月5日 
オオタカ密猟バスターズ並びに
愛知万博から海上の森を守るネットワーク代表 宮永正義
(以下連絡先・省略)
【「国際博覧会・会場候補地内および直近地域で繁殖するオオタカの保護」と
「海上の森での国際博の中止」「県立里山の森・海上フォレスト」としての保存要請】


 5月12日に愛知県とオオタカ専門家、日本野鳥の会・愛知県支部の3者により
国際博候補地内でオオタカの営巣が確認された。それに先立ち、候補地内住民有志が
国際博候補地(通称海上の森)の自主パトロールを5月3日に開始。(以後、連日実施)


 4月29日のオオタカ営巣発見後「オオタカ密猟バスターズ」を結成。
ボランティアの市民メンバーが5月1日から15日までは24時間体制、
16日以降は7月2日まで、平日は8時頃から17時前後、土日は定点パトロール
の監視活動を実施した。63日間、延べ371人ものボランティアの祈るような
願いは届かず、7月3日候補地内のオオタカの育雛の失敗が確認された。


 その原因は不明だが、必要かつ充分な保護体制作りに極端に消極的だった県
並びに国際博覧会協会に対しこの結果を招来した保護責任遺棄の重大な過失を
ここに糾弾する。以上の経過を踏まえ以下の要請をする。


(1)候補地内のオオタカの育雛は不成功に終ったが、巣および営巣木は残存しており
営巣地周辺の自然の改変や、人為的な営巣妨害行動がなければ、再度の営巣は
確実と予想されることから、事業主責任を遵守し「あらゆるオオタカ保護策」をとること。
(ちなみにアセス準備書に「B」と記載されている、今回、育雛に成功したオオタカは
97年暮れの確認を最後に、98年3月には跡かたなく人為的に「候補地内の営巣木」
から巣を撤去された個体と同一のものと、われわれは確信している)


(2)国際博のテーマ「自然の叡智」、サブテーマ「自然との共生」、いずれをとっても
大規模な土地の改変・造成なくしては開催不可能な「開発型国際博」とは相容れず
この矛盾を解消するためにも、経済最優先から自然保護、環境改善を重視へと
シフトしつつある世界の潮流のトップランナーとしてアピールできる、
この機会に「海上の森での万博中止」の決断をすること。


(3)90数パーセントを買収済みの候補地については、同じく徹底的な自然破壊が確実な
名古屋瀬戸道路、新住宅事業への供用を即時中止し、愛知県稲武、岐阜県中津川に
既存の小・中学生向け森林体験施設に準ずる、老若男女すべてを対象にした県立の
「里山の森」として維持、保護し「海上の森博物館」という形で、日本古来の身近な
自然の姿を未来に残すこと。(文書3は次号「顛末記その2」に続く)



99年7月5日(月)◎文書(3) 県政記者クラブ殿/密猟バスターズ各位
【報告】海上の森、国際博予定地内に営巣のオオタカに関して(*配布文書)
7月3日の「オオタカ調査検討会」委員らによる調査の結果、当該地の巣の中には
何もない状態であることが判明。同日以前にわれわれが確認した状況は以下の通り


(1)6月5日、野鳥の会・村瀬氏が巣の中で抱卵中のオオタカを確認した。

(2)6月11日、営巣地の上を通り森の中心部を半周して飛んだオオタカ1羽を目視。

(3)6月13日、営巣テリトリー上空に飛来した5羽のハチクマ<タカの一種>のうち特に
接近した1羽にモビング(追い払い攻撃)をするオオタカを野鳥の会会員多数が目撃。


(4)6月18日、バスターズAポイント(*注:犬広場)正面から営巣地にかけての
直近を数分にわたり一往復して旋回を繰り返し、飛び去ったオオタカを5名が確認。


(5)6月21日、野鳥の会、村瀬氏が最終調査を前に、下見に入ったが
非常に微妙な時期のため確認を強行できず下山。


(6)6月26日、育雛状況の公式調査を前に村瀬氏が下見。絶望的であることが判明。

(7)7月3日、専門家、県がオオタカの育雛の失敗を記者会見にて公表。

雛が巣立ちまでに至らなかった原因については、そのいきさつを目撃した者がなく
いっさい不明である。もちろん、推測としていろいろなケースが考えられるが、
どれも断定できるものではない。

4月29日オオタカの営巣確認以来、5月1日から15日までは24時間体制、
以後さらに7月2日まで合計63日間、延べ371名もの「オオタカ密猟バスターズ」
参加者の安全かつ健やかなオオタカの子育てを願う熱意は報われなかったが、
その活動に心から謝意を表すると同時に、決して無駄ではなかったと断言したい。


ちなみに5月16日以降は、平日は8時過ぎから17時頃/土日は定点
パトロールのみで実施。ここまでがボランティアとして精いっぱいの限界だった。
(筆者注:ほとんどが主婦のメンバーでこれ以上の対応が不可能だった)


オオタカが最も活動する夜明け4時半ころから8時前後、18時頃から日没までの
監視が、真剣に守ろうという意志のない行政側の「金がない!」一点ばりの対応の
結果実施できなかったこと、巣立ちに至らなかった原因が不明なことが最大の悔い
となって残った。万博推進のためなら、湯水のごとく金がでてくるのに
……

海上の森にオオタカが住み続けられること。これこそ真に「人と自然との共生」を
シンボライズすることであり、森の中枢部に位置する開発予定地150
haは人体にたと
えれば心臓部にあたり、ここなくしてオオタカは棲息を断念せざるを得ないであろう。
周辺部を含め森全体が命の連鎖で繋がってはじめて生存しうるのである。


県並びに国は(1)オオタカが繁殖できる海上の森の自然を守る。
(2)海上の森での万博を中止する。(3)万博などの地形を改変、造成を伴なう
利使用をせず、森林体験、自然観察の「県立里山の森」として保存する。
以上の決断を即、下すべきである。


6月18日バスターズメンバーの目前を数分ものあいだ舞い、おそらく別れを告げた
であろうオオタカが、人為的ないかなる営巣妨害にも会うことなく、命溢れる里山・
「海上の森」で自然界の摂理のもと、ふたたび子育てに励む春を迎えられることを
心から祈るものである。(以上・原文のまま)
【オオタカ密猟バスターズ/
愛知万博から海上の森を守るネットワーク代表 宮永正義】


 同月5日(月)11時15分「知事あてオオタカ保護要請書提出」・県庁秘書課
 11時、県庁1階ロビー集合。上田、北川、小生。11時10分、知事秘書室を訪問。
11時半から12時5分まで記者会見。会見の途中から舟橋参加。元環境庁長官の
海上の森視察と重なって(誰も来ないのではと)心配したが、主要各紙とテレビ局も
3社きていてほっ!(*記者が4、5人パラパラというのはサビシイもんなんデス)


 7月6日~9日「本業以外の時間すべて」くらぶ通信&報告書の作成&発送

 7月11日(日)朝9時半~「海上の森山口川」から定例探鳥会に途中参加
 いつもの仲間と久しぶりにのんびり森を歩いた。オオルリ、キビタキ、サンショウクイ
ホトトギス、アオゲラ、サンコウチョウ
……と、鳥たちも元気だ。もちろん、ほとんどが
声だけだが、たっぷり堪能して解散14時。くらぶメンバーと情報交換したが四ツ沢に
設置したテントが何者かに切り裂かれた件は、結局、犯人不明のままとなった。


 7月12日(月)午後1時「第4回末広まきこ損害賠償請求公判」名古屋地裁
被告には出廷の意思がないことが表明されたが、なんとか出廷させなくっちゃ。
証拠としてビデオ映写を法廷で実施することを提案した。それにしても被告側弁護士が
5人に増えたのに驚いた。また民事で裁判官が3人とは異例だ(*籠橋弁護士)とも


8月8日に大木宅で、親睦をかねてのビールパーティー実施が決まった。
楽しみもなくっちゃね、ホント!



第49回:一件落着・平穏な日々/共産党機関紙・前衛に寄稿

 【聞いてよ!おじさんの独り言】6月末日号
平凡な毎日。でも、ホント生きていると、イロイロありますね!
*6月22日15時、各社からの要請に応じマスコミに「海上の森3カ所での営巣情報」を
【オオタカ密猟バスターズ】名で配信した。万博予定地外の巣の情報は正確だったが、
本命の候補地内のは村瀬氏のフェイントだった。野鳥の会愛知県支部長からの連絡で
20時に「候補地内は未確認」との訂正情報を再度、記者クラブに発信した、ふ~っ!

*事実は「もうこうなったら、森にブルドーザーが入ることになったら!
ダイナマイトを抱いて飛びこむか」という、温厚な普段の氏からは想像できない
村瀬さんの発言が示唆する絶望的状況だった。

*26日の再調査で予定地内の巣での繁殖の失敗が確定。その後1週間、
仲間にも極秘のままの監視活動はホント心苦しかった。(*県の公式調査まで
バスターズからは公表できなかったし、したくなかったのだ。)


*6月26日、西区の自宅裏庭で草取りをしていてフジ棚にキジバトの巣を発見。
オオタカの身替りかも?と思わずニッコリ。が7月6日未明、カラスの鳴き声に続いて
異常な鳥の一声。夢うつつで聞いたものの、起きてから気になり、念の為チエック。
あ~あ、羽毛と卵の殻が棚の下に散乱して、巣はもぬけのカラ。くそーっ!


*まさか人家の裏庭でカラスが襲うなんて夢にも思っていなかった。
オオタカ同様、いや、もっと注意をして見守ってやればよかったと思ったがモウ
後の祭り。見て見ぬ振りが「キジバト」には負担が少なくていいだろうと思い、
以来ずっと庭へ出なかったんだが
、う~ん、残念。コレも自然界の厳しい掟か!?

99年7月16日(金)21時:病院より緊急連絡・実父を引き取り一晩自宅に外泊
 「錯乱状態になり手がつけられない」と当直の看護婦さんから入院中の父88歳
についてSOS。仕事を終え急いで駈け付け、協議の結果、本人の希望もあり、
一晩外泊させることになった。といっても、連れて帰ったら、もう22時近く

親子2人、ただ並んでテレビを見て、あとは寝るだけ
……。ふーっ。

 去年7月に付き添いで病院に16連泊したことを思えば、どうってことはないが、
昼間寝ているせいで、一晩中ゴソゴソ
……そしてタバコ……またゴソゴソ。
気になって眠れず、あ~あ。5月の連休は姉妹に頼み、その後はバスターズから戻ると

ほとんど1日置きに、洗濯物や差し入れで面会に行っていたが、とうとうボケの進行が
始まったようだ。昔でいえば米寿というトシなんだから、もう、しょーがないか
……うん。

★7月20日(火)11時~14時30分「本宅・生垣その他手入れ:庭の自然保護」
 トニカク「庭師を頼む」ナンテ余裕はナイ!ので、伸び放題、生え放題の庭仕事は
自分でやるしかない。ふだんの罪滅ぼし?ゴマすりの面も
……。前回ひどくかぶれた
のに懲りて(*多分、チャドクガ)、今日は長袖、綿パン、軍手、タオルの完全武装。

はじめると「カタがつくまでやめられない」性分なので、汗みずくのどぶどろになって、
ぶっつづけで3時間半。あぢぢぢ!!隣家の庭から延びた枝も『ひとこと断って』剪定。

 一段落ついた夕方、絶滅しそうな気分に、こりゃダメと冷蔵庫をあさり見つけたドリンク剤。
1発で回復。う~っむ、ふだんまったく飲まないだけにホントよく効く!スゴイもんだな~。


7月25日(日)9時半~「海上の森湿地から広久手、赤池方面」単独行
 屋戸橋で岩井さんとばったり。で今からという「北岡、神谷さんらの海上の森自然観察会」
一行に追いつき同行。湿地で別れ赤池へ向かう途中、今度は曽我部さんの「ものみ山
自然観察会」のメンバーとすれ違い。自分のことを棚に上げ、思わず『ほんと、みんなよく
歩くよな~、こんなクソ暑い炎天下のカンカン照りの真っ昼間に
』と、感心することしきり。

 赤池の奥、サンコウチョウの巣の真下で7月6日中日新聞掲載サンショウクイの写真
の撮影者という「松浦」さんという方に遭遇。そのいきさつを伺った。(筆者注*巣立ち
直後の雛に餌を与える親が写っている写真で、オオタカと同じ絶滅危惧
類の鳥なので
営巣中の巣と雛がみつかればかなりのニュースになる。まだ海上の森では、公式には
見つかっていない。ただ、雛や巣ばかりを狙う横着なカメラマンが多くて嫌いなのだが)


7月26日(月)4月30日以来のオオタカ騒動「小生のなかではやっと一段落」
 教室掃除のあと、ほぼ1カ月ぶりにストレッチ運動ただのラジオ体操を再開。
体力激減、腕立て連続150回でダウン。むりもナイか?168cm・60㎏で30年間変わ
らずきたが・・・えーっベルトの穴1つ分4㎏やせた。ダイエットなんて簡単だ!とほほ。

それから毎日、175回、190回、200回、5日目の金曜日に224回までいったが
体力の限界を感じ、ベストの300回に戻すのは秋以降の目標に!なんせあるのは
体力と気力のみ!!(筆者注*バスターズにかまけ上半身は運動不足のまま、原稿
書きの合間に試したら235回:58歳デシタ)
次回は「共産党機関紙・前衛・寄稿」の巻

99年7月某日「前衛・編集部」より愛知万博反対運動に関する原稿の依頼
 400字詰め3枚程度で、8月号に掲載する予定とのこと。発表の場を与えてくれる
というのならどこでも可。即、応諾し
その日のうちに仕上げファックスで送信。
なんでも
思い立ったらスグ実行が小生の信条?
 以下がその原稿だが、その話を聞いた友人が「そんなんに原稿が載ると
アイツはやっぱし党員だったとかシンパだったんだ!なんて言われるんじゃないか」
と心配してくれたが、対する小生の見解は?というと
……

 『んなん世の中やっぱしカネ!≫≪金、かね、カネが欲しい~、だけど髪の毛は
もっと欲しい
とほほのほ』なんていってるオッサンが党員なんかのわけナイじゃん』
と言うと「それもソウだなー」とアッサリ。『おいおい、それでオシマイかよ、なんか
フォローはないんか?もうちょっと他の言い方とかさ~、ったく、もー』やれやれ。



【海上の里に神の鷹が舞い降りた】 99年8月号「前衛」掲載
「こうなったらもうテロしかないか」そんな冗談まじりの声がでるほどのところまできていた。
愛知で最も自然が豊かな里山【海上の森】を候補地とする2005年国際博覧会
(愛知万博)の反対運動を始めて以来、考えられるありとあらゆる合法的活動をやりつくし
有効な手だてもなく、先行きの見えない閉塞感に覆われつつあった。


*海上の森の万博予定地内でオオタカの巣を発見したのはそんな土壇場だった。
まさに起死回生の逆転満塁ホームラン!しかも営巣地が予定地内のライフラインの
中枢部にあった。計画に最大の影響を与えるのに、これ以上はないという凄さ。


*オオタカの営巣が巻き起こした衝撃は、いったいわれわれの今までの活動は
なんだったんだと、嬉しさのなかに空しさ?が漂うほどの巨大なものだった。


*過去8年間に署名活動、延べ7回/通産省はじめ各省庁訪問4度/環境庁長官や
知事との面談/フランスBIE(博覧会国際協会)総会へ反対派の代表団派遣4回
47名《すべて個人負担》/海上の森で参加者計1100余名のヒューマンチェーン2回
/立木トラスト2カ所・約2000名/土地トラスト1カ所


*在日BIE加盟国公館(東京、大阪)訪問2カ月で27カ国/瀬戸市長選、愛知県知事選
参議院選と自前の候補を擁立しての選挙6度/デモ7回<道路使用許可提出分>
県民投票を求める署名を2カ月で13万余筆を集め、知事あて提出するも議会で否決!
ことに99年2月には市民グループの内部分裂という犠牲を払い共産党と共闘を実現。
<以上、宮永関係分のみ記載>


*「海上の森に万博はいらない」を訴え続け、前回知事選の共産(*1)25万、
市民派(*2)24万を遥かに超える80万近くもの支持を得たが力及ばず。
民主主義のルールとはいえ、多数の県民の声がすべて無視され続けたのが、
なんと!たった1つがいのオオタカ発見でどんでん返しの展開に


こちらこそ、賛成派の決まり文句「人間とオオタカのどっちが大切だ!」を
問い返したい複雑な心境だ(筆者注*1.堀場英也、2.牧野剛が候補者だった)

*ともあれ会場構想がまったく白紙なうえ「開催経費は入場料で賄う」との大前提から
年数回のリピーターが当たり前の東京ディズニーランドですら年間最大1750万人
というのに、ネグラで楽しさなんてまるでない「環境と自然との共生」というテーマで
6カ月間に2500万人という、アホな想定入場者数はそのまま。


*おまけに本命の万博跡地に予定の2000戸6000人規模の新住宅市街地・開発
計画も開発で地元に金さえ落ちれば「あとは野となれ山となれ」それいけどんどん
バブル期の構想のまま。

*巨額赤字の県財政も自然破壊も世論の流れも乗り越えて、どう考えても失敗が
確実な万博や、売れ行きが絶望的な宅地開発を、それでもやるつもりですか、
知事さん。われわれは徹底的に闘いますよっ!


【聞いてよ!おじさんの独り言】7月末日号
 トニカク「いいだしっぺの責任」から、がむしゃらに突っ走る無我夢中の2カ月間でした。
監視とはいえ5月から6月にかけ、新緑の炎(ほのお)の中に身を置き
あらゆる
イノチが燃えあがる
瞬間、瞬間をタップリ味わうことができました。
都会生活では無縁の生き物たち
野鳥はもちろん、フクロウ、ムササビ、リス、ノウサギ
テンなどがすぐ眼の先で暮らしていました。大都会のすぐ隣りに「野生の自然」がありました。


 午前だけ、午後だけ、終日、さらにはキャンプ泊と信頼できるボランティアの協力で
5月16日まで15泊16日、24時間体制でバスターズによる監視活動を完遂。
5月12日には県と協会が公式に営巣を確認。「巣はなかった」という最悪の事態
だけは避けられ、自然を愛する有志による監視体制の労は報われたのでした。
さらに引き続き7月2日まで十数人の有志で日中の監視を貫徹したのでした。


 その間のことは新聞、テレビなどでご承知の通り、様々な報道がされました。
皆さん!密猟バスターズは休止しますが、われわれの森を守る活動は今後も続きます。
どうか今まで同様、ご支援を下さいますよう!(次回:一難去ってマタ一難!末広退治再開)

99年8月8日(日)13:30「万博シンポ」本山生協会館/18:30「大木邸」泡会
 【愛知万博の環境アセスに意見する市民の会】主催のシンポに出席。元環境庁長官の
岩垂寿喜男氏が講演で来名。95年の11月に日本自然保護協会の横山隆一氏とともに
海上の森での万博中止を要請して1時間余りじかに話し合ったことがある。

いろいろ事情はあったろうが、本人が現役のときに!政治生命を賭して!!日本の自然
環境保護のため全力で戦って欲しかった。(元職ではもうタダのお飾り、昼間の行灯!だ)

 ちょうど長良川河口堰に「建設最終ゴーサインが出されたとき」の環境庁長官だったが
【巨大利権にむしゃぶりつく談合集団】の前では、マッタク歯止めにならない、
綿菓子のような吹けば消えてなくなる「冠(かんむり)官庁」だった。


 終了後、そのまま千種区月見町の大木邸へ移動。【末広まきこをやめさせる会】
暑気払い〈びーるパーティ〉に参加。そこで今日の集会の話しから『せっかく連立内閣で
環境庁長官になって、しかも社会党からなのに、なんで命懸けでやらんかったんだろう』

と話したら「そんなんができる人間なら政治家なんかやってない。やれるときにやらない
から政治家だっ!」の声に、思わず「そりゃあ、そ~だな」と哀しくも納得
……あ~あ
平成の田中正造(*)よ!でてこ~~い!(注*足尾鉱毒事件で幸徳秋水の
檄文を懐に天皇に直訴した信念の国会議員)


 しばらく遅れて籠橋弁護士が半ズボン、Tシャツ姿で登場。ウイル愛知(中区・
旧名古屋地裁前)で集会があり、いったん帰って着替えてから自転車で来たとのこと。
内輪の仲間の集りはこの気楽さがホントいい!うん。出席は常連のフルメンバー12名。
「辞職するまで徹底的に追及するぞ」とすこぶる意気軒昂な皆さんデシタ。


8月11日(水)8:25大木さんから緊急連絡/末広まきこ・派閥離脱の情報
 末広まきこ「民事損害賠償請求・第2弾」提訴の予定だったが、書類が間に合わず
延期を決定との連絡。さらに名古屋タイムズからの連絡で【末広議員が派閥を離脱した】
と知ったとのこと。比例名簿で上位掲載の約束が絶望的で、派閥を脱退したようだが、
くるくる変節する
どうしようもない非常識議員だ。これでますます次回の当選の見込みが
減るわけで、ザマアミロか!!?


8月13日(金)18時「影山健さんを囲む会」金山ワシントンプラザホテル
 知事選後、中国・延安の大学へ客員教授として赴任されていた影山健さんが夏休みで
帰国されたのを受け、知事選の選対メンバーを中心に声をかけて、関係者が集り
ワイワイがやがや。ちょうどヨーロッパから帰られた「学士院会員」水田洋さんも
元気に出席されて、お盆入りのひとときを楽しく過ごした。

 市民運動のいいところは、身分や地位、年齢、職業に関係なく、ニンゲンとして同等の
立場で話し合えるというところか。モチロンどうにも話しの通じないヒト、
肩書きにこだわるヒトもいるが、そんな人は自然にいなくなる。


8月14日(土)13:10~「末広裁判」名古屋地裁:公判が10月25日に延期!


8月24日(火)21:30~23:30頃「ワイドスクランブル録画撮り」大木康子宅
 テレビ朝日製作のお昼のニュース番組サブキャスターが水前寺清子、当地では
11ch名古屋テレビ:正午から1時まで放送
で、毎回、毎回レギュラー並みに
トリオで勇姿?をちらちらさせている特番【末広まきこ問題】シリーズ第12回の
録画撮り。斎藤懸三さんのスケジュールの都合で、こんな時間になってしまった。


 チーフディレクターの玉川徹さんともすっかり顔馴染みになり、あがることもなく、
例の如く言いたい放題、思いの丈を3人がそれぞれぶちまけ、あ~スッキリした。
しかし、何を言っても「蛙のツラになんとか」で本人は「屁」とも思わないだろうなァと
思うと、また腹が立ってきた。ホント酷い話しだ。『こらァ~、即、辞職せよっ!』


8月25日(水)「新住事業の都市計画審議会」について緊急ファックスを受電
 26日(木)朝9時半から中区丸の内アイリスで実施とのこと。今日の明日で、
しかも夏休み中は朝10時から授業。とても対応できず、出席者からの報告を待つ
ことに。まあオジさんが1人行ったところで何にも変わらないし、変わるワケもない。
ハッキリいって
踏み下ろそうとする巨像の足の下の蟻一匹という状態だ。
しかし、負けがみえている闘いに、めげず、あきらめず、しつこく抗議を続ける
仲間に心からエールを送るのみ。


8月27日(金)「海上の森くらぶ通信」晩夏第81号作成&発送
 この夏は生活保護だけは避けようとオシゴト一筋!必死でした。
通信8月号の発送が大幅に遅れ9月号(81号)と同封しました。悪しからず。
なんせ「おあし」がナイのは幽霊と同じ。おあとが宜しいようで


(*夏休みまでにぼつぼつ入塾者もあり、全学年で希望者に夏季特訓を実施。
さらに父母の要望で個人指導も
再開。これまで通りの生活体制を確保!!)
次号は「ナニいってんだか?国営海上の森公園」の巻デス



第50回:国営海上の森公園?/異議却下に意見書/情報公開ツアー再開


「ナニいってんだか?国営海上の森公園」の巻

99年9月5日(日)13:30「里山公園で海上の森を守ろう!」瀬戸市民会館
【日本野鳥の会など三大自然保護団体が「国営海上の森公園」構想推進を決定】
表記「市民シンポ」に出席。元・環境庁長官で現・野鳥の会副会長の岩垂氏の提案に
一部メンバーが飛びつき、あれよあれよという間に「三大自然保護団体トップによる
現地視察」そして「市民団体設立&シンポ」という運びになったもの。


(注:偶然2005年4月9日、お花見バスターズの帰リ道、屋戸橋でなにやら監視?
している「加藤徳太郎、加藤宣雄」コンビに遭遇。なんと今日「国営海上の森公園」
を求めるとかいう会の解散総会があって、主要メンバーが森に入っているという。
つい『ヤレヤレ、会わなければいいが
』と独りごと:この稿・実は05.4.27掲載)

*現状のまま「海上の森」を博覧会の会場として使用し、その後「国営里山公園」に
しようという、無鉄砲に行動する!小生からみてもはなはだ虫がよ過ぎる提案で
どうにも話しに乗れない。結局は万博開催にゴーサインを出したことになり、
後はもう工事に入れば整備と称し、森は壊し放題!!


*どう考えても、改変され尽くした挙句、日本全国どこにでもある「綺麗に?手入れ
され管理された公園」になるのがオチ。ごく身近に「木曾三川(さんせん)公園」
という模範的な例がある!(注:長良川河口堰の隣接地で、そのオマケの施設)
こんな手で妥協し擦り寄るのはぜったいにイヤだ!!


*計画が決定しブルドーザーが入る直前まで【海上の森での万博は絶対に反対!】
の姿勢を堅持すべきだと思う。まだほかにも手があるハズ!とりあえずは、
なんとかして新住事業と名古屋瀬戸道路の計画を凍結させること。


*それと昨年10月以来足踏みしている第2次土地トラスト運動。用地買収、登記、
振り込み口座開設などすべて完了、事務局も渡辺洋子さんに決まり、一口2万、
最大1人5口まで目標500口と細かいことまで決めたが、まとめ役の加藤(徳)市議が
まったく動かず、しびれをきらして最終決断を要請したが
???『なんなら小生が
設立趣意書を書き、記者会見も設定する』とまでいったのだが
……こらァ~。

9月6日(月)13時「環境アセス住民訴訟・第1回公判」名古屋地裁:参加16人
全くずさんそのものの万博関連の環境影響調査の不当性を問い、担当の県職員らを
訴えた裁判を原告として傍聴。公判後、隣接の弁護士会館で打ち合せ、終了15時。
提訴により県の姿勢を改善させようというのが本音。しかし指折り数えたら名古屋地裁
で係争中の裁判で5件も原告になっていた。う~む、やれやれ。


9月11日(土)13時半「長良川河口堰住民訴訟・愛知1周年」名古屋市公会堂
6日に在間弁護士に会い要請を受け、田中万寿さんからもハガキを頂いていた。
で、原告の一人として参加の予定だったが、カブレで絶不調。全身が
お岩さん*
と化して欠席。1日ゴロゴロ。(*講談・【牡丹灯篭(ぼたんどうろう)】に出てくる、
盛られた毒による被害から顔面が爛れた生霊の女性)


9月12日(日)9時「定例野鳥の会・海上の森探鳥会」森へは出かけるんデス
 野鳥の会本部に従い県支部も海上の森での万博を容認し跡地を国営公園に
という活動を始めたが、支部主要メンバーの本音はどうか聞いてみようと、皮膚!
以外は絶好調なので参加した。予想通りというか意見はまっぷたつ。しかし森での
開催は絶対反対という森島副支部長の想いが1番自分の心に響いた。


9月14日(火)18:25「病院から緊急連絡・父・錯乱状態」21:30終業後直行
 ボケが進んで、なにか勘に触ると杖を振り回して怒鳴ったりで、とても看護婦さんの
手に負えず、呼び出しがかかってくる。結局、収まるまで一晩自宅外泊ということに。

とーぜん小生の晩飯はまだなので、親父に
馬の耳に念仏の小言をブツブツぶつけ
つつ
途中のコンビニに寄る。杖でヨチヨチ歩きがやっとなのに、家に着いて座ると
いきなり「一杯呑みたい」と88歳がいう。スキなのは親譲りで気持ちは分かり過ぎる
ほどワカルから『まっ、いいか』と常備の焼酎コップ半分を差し出す。日付の変わる頃
にはできあがり、そのまま朝までバタン。う~む決定!これからはこの手でいこう!


9月16日(木)10時~13時「私立入試説明会」名古屋ガーデンパレスホテル
 今日から10月末まで県内10数校の主要私立・中学、高校の説明会が目白押し。
塾業界の情報交換とともに、数少ない面識ある塾教師仲間との懇親会ともなり、
本業の対策もできる毎年楽しみ?の催し!(次回は「異議却下答申へ意見書提出」)



99年9月17日(金)海上の森の万博やめよう県民会議副代表:牧野剛氏宛私信
前略 ご無沙汰しております。貴兄は相変わらず多忙な毎日をお過ごしのことと思います。
さて、国際博覧会に関する最近の情勢については多分ご承知のことと思いますが、
小生が知る限り、ほとんどの地元の自然保護関連の市民団体が海上の森での
国際博覧会の条件付き賛成にまわりました。


 その主な団体はものみ山自然観察会、海上の自然と歴史を守る会、日本野鳥の会
愛知県支部、海上の森自然観察会
などです。しかし、海上の森に手をつけず、
そのままの形で国際博覧会会場として展示するなどという要請はまったく実現不可能
な「みみずのたわごと」にも及ばない「森に入って海の魚を狙うがごとき」コトだと
断言せざるを得ません。


 もちろん彼等にはかれらなりの思惑があっての方針決定だとは思いますが、
  われわれ【海上の森くらぶ】はあくまでも海上の森での万博開催には徹底的に
反対の方針を固めました。たとえ少数派となろうともこの姿勢は堅持する覚悟です。


勿論、小笠原氏始め複数の委員が不同意のまま通産省、環境庁宛てに提出された
環境影響評価書素案にもとづく【新住事業や名古屋瀬戸道路の現地着工】にも絶対に
同意できません。ここで改めて
瀬戸市南東部地区での新住事業の白紙撤回と
海上の森での国際博覧会の中止
を県と協会宛て10月中旬には最終要請したい
と考えております。


 そこでこの件に関し貴会でその名の通りの立場を今後も取り続けられるのか否かを
議論された上、もしわれわれと同じ立場を取られるのであれば、是非共に要請行動
並びに記者会見を実施したいと考えております。更に必要であれば、貴会の会議に
出席し意見を述べるのにやぶさかではありません。とにかく、もう後がありません。
以上の点、ご一考よろしくお願い致します。草々 海上の森くらぶ代表 宮永正義


9月19日(日)13:20~16:30「知事交際費異議申し立て却下答申」を熟読
 7月に提出した異議申し立てがあっさり却下された。
門前払い答申をしっかりと読んで意見書を作成した。

愛知県公文書公開審査会 会長 永井恒夫様  1999年9月20日
万博オンブズマン代表 宮永正義(住所等略)


【愛知県知事交際費の公開請求に関わる異議申し立ての棄却答申に対する見解書】
 97年5月1日の「万博オンブズマン」結成以来、情報公開度全国最下位の愛知県に
対し延べ23回に渡り1県民として各種の情報公開請求をしてきましたが、そのうち
97年7月8日提出の「知事交際費の非公開処分に対する異議申し立て」
3件すべてを棄却とする貴会の「答申の写し」を送付していただきました。


 棄却の最大の理由はどれも「公開により知事と関係者の交友関係や信頼関係を著しく
損なうおそれがある」というものでした。一方この答申内容とは裏腹に99年7月の
条令改正により同8月以降は団体、個人の如何、公務員、私人の別を問わず
原則として知事との交際の内容や相手方の氏名等を公開することになりました。


 99年7月以前は公開を前提としていなかったから「公開すれば知事と交際相手の
関係を著しく損なうおそれがあった」。これが条令改正により交際内容が公表されること
が決まり、告示後わずか1カ月たらず一般への周知をはかっただけ(*)で「8月以降は
人間関係を損なうおそれがなくなる」と断言される、貴会はそんな程度の人間関係の認識
をお持ちの皆さんの集りなのでしょうか。(*役所の官報掲示板に文書を張り出しただけ)


 県側、審査会側の皆さんの論法に従えば公表が前提であればあるほど、かえって
トップランク扱いの関係者以外は「公表され目に触れることがわかっていてなおかつ
この扱いか」と、その扱いに不快や不信の念を持つ者がでるのではないかという
「おそれ」を持ってしまうのは、棄却された申し立て人のひがみでしょうか。


 法曹関係者をはじめ、現実の一般社会での経験豊かな審査会のメンバーの皆さんに
今更申し上げるまでのことはないとは思いますが、元来、交際とはその付き合いに、
濃淡、強弱、好悪、差別があって始めて成り立つもので、すべて平等一律となれば
人間関係どころか、社会全般の機能が瞬時にマヒしてしまうでしょう。


 いずれにせよ交際というものは数式や図表で表示不可能な人間関係であり、
そのスタイル、ありようは千差万別で「損なうおそれがある」というあいまいな文言で
一括できるものではありません。損得、利害、善悪、好き嫌いなどあらゆる関係の中に
人というものが存在し、それがあればこそ人間として生きているのではないでしょうか。


 公開の前提の有無にかかわらず、公務に関わる公費を消費する以上、その内容を
明らかにし、その上で互いの立場と才と信を賭け正々堂々と交際すればよいのでは
ありませんか。それこそが知事という職務を付託した県民の最も望むところであり、
最大の職務ではないでしょうか。知事の交際相手が、つきあい知らずの
常識音痴ばかりとはどうしても思えないのです。


 さて最後にひとつお願いです。公開さえ前提にすれば「おそれ」がなくなるとした
「明確な理由と根拠」をごく普通の庶民が理解できる言葉でぜひご説明下さい。

(次回は「かゆいのかゆいの飛んでいけ!」の巻デス)

99年9月21日(火)早暁3~4:40「名曲鑑賞&英国ナロウボートの旅」NHK
 いつも通り日付が変わってから床に就いたが、トニカク、かゆい!……いてもたっても
いられないほど痒い、どーにもたまらない。万博?海上の森??末広まきこ???
情報公開請請求????そんなん、もう知らん!どーでもいいから、トニカク、なんとか
してくれ~~っ、このカユミさえとめてくれれば、もう、あとはどうなってもイイ!ぐわおーっ
ガ・ギ・グ・ゲ・ゴ
・・どうにも最悪の夜。ボリボリ、ボリボリ、ぼりぼり(右肩に2乗の数字)

寝るのをあきらめ深夜にテレビをつけたら、かねて憧れの【キャナルボーティング】
水路の旅。国内に縦横に張り巡らされた水路を辿り、キャビンで生活できる
定員4~5人程の船でゆっくり自然を楽しみながら過ごすライフスタイル。


 いいなぁ~、オトナの国のおとなの生き方。ほとんどがリタイアされた熟年のカップルだが
ヒトの目を気にせず人生を楽しんでいる人たち。ドラスチックなことはまるで起きないが
心穏やかで自然体のゆったりとした暮らし。うらやましいナー、あ~あ、ゼッタイに!
無理だが、全身一皮剥いて、このままパッと飛んで行きたいな~。


同21日(火)8時~11時「万博絶対反対・文書作成」関係各団体宛てに発送
 結局一睡もできず、徹夜明けのまま作文。仕事一筋?の夏が過ぎホッとする間もなく、
新住計画の手続きが着々と進められ、なす術(すべ)もなく時間だけがドンドンたっていく。
仲間を募り異議の声をあげ続けるっきゃない!みなさん!先が見えず煮詰まっています。
意見、感想、アイデア、是非お寄せ下さい!
……かゆいッ!!

9月23日(木)9時半~16時までぶっ続け:中3教材作成・痒くてもお仕事!

9月25日(土)払暁2時半~6時半万博オンブズマン資料整理・11~18時仕事
 かゆさと考えごとで眠れず昨夜からまた徹夜、
名曲をバックにセーヌ河の船旅をテレビで感賞しつつ、一晩じゅうゴソゴソ。


9月27日(月)「万博オンブズマン活動再開」記者クラブ&関係者宛FAX発信
 反万博活動は手詰まりで、このところ鬱憤がタマっている情報公開請求の再開を決めた。

 【第24回万博オンブズマン「情報公開体験ツアー」 参加無料・申し込み必要】
 毎日、ご多忙なことと思います。もしご都合がつくようでしたら、是非、ご参加ください。
 日 時:10月5日(火)午後0時50分 〔愛知県西庁舎1階ロビー集合〕
 目的地:午後1時。愛知県自治センター(名古屋市役所・西庁舎裏・2階)2時頃まで

新条令成立直前と直後の愛知県知事交際費2カ月分を情報公開請求します。
情報公開請求をしたことがないけれど情報公開について興味、関心のある方、
自分で情報公開請求してみたい方、なんとなく面白そうだから様子を見てみたい
という方、どなたでも結構です。参加を予定される方は事務局宛にご連絡下さい。


 97年5月の第1回から98年6月の第13回まで実施した公開ツアーは、
参加者個人の関心がある項目について多種多様の情報公開請求をしてきました。
そして7月以降は的をしぼって、瀬戸市南東部地区に関わる環境アセスメント関連
の情報を集中的に開示請求してきました。


 全てがまったく綿菓子状の情報で、かさばかりやたら多くて真っ白、つかもうとすると
手の中に何も残らない。なんなんだこれは!馬鹿にするな!という結果の連続でした。
その怒りがボーリング差し止め訴訟、環境アセス住民訴訟へと結びついていったのは
すでにみなさんご承知のとおりで、当然の帰結といえます。


 新条令成立で情報公開度は「全国都道府県最下位」からようやく脱却したものの、
以前の情報については旧条例のままという、なんとも臥龍点晴を欠いた、
情けないというか姑息なというか、いかにもお役所の発想ではがゆいばかりです。


 1番知りたいのは万博誘致のため使ったあれやこれやすべてですが、ぜんぶ闇の
なか!ずいぶんいろいろ公開請求してみたのですが、全く手が届きませんでした。
あとは関係者の情報提供、いわゆる内部告発しかないという情けなさです。
<連絡先事務局:万博オンブズマン・宮永(住所など略)>


同日あなたも「万博オンブズマン」会員募集中◎ 反万博関係者へ発送
<入会金、会費、資格、制限いっさいナシ!活動は自由参加>
活動内容:
1.愛知県政にかかわる情報の公開請求(特に国際博関連を中心に)
2.公開請求をした結果の情報開示の受け取り活動
3.情報公開の結果得られた情報の検討、評価、報告
4.情報公開に係わるアドバイス並びに公開ツアーの実施。

97年6月のBIE総会で2005年国際博の開催権を日本が買収しました。
過去11年間の誘致活動などでこれまでに約40億円の公的資金が投入されました。
各種外郭団体や民間の投入額を合せると60億に達するとさえ言われています。


 が、県民にはその使途が明らかにされず『いったいどんな風に使われたのか、
ぜひ知りたい』という素朴な疑問から【情報公開請求ツアー】を実施してきました。
しかし、これまでに得られた情報は、かさばかりデカくて真っ白、つかもうとすると
指の間に何も残らないという、まったく綿菓子みたいなシロモノばかりでした。


 今年8月から公開条令が改正されましたが、1番知りたい7月以前については
従来通り非公開で、臭いものにフタをしたまま隠し通そうということのようです。
最近中部国際新空港の前島開発にからむ汚職で県企業庁の幹部が逮捕されまし
たが、これと同様、真相解明にはあとは内部告発しかないなというのが現状です。


 情報開示請求は県民なら誰でもできます。とにかくコンビニ感覚で気楽にツアーに
参加し、過去にさかのぼり請求できるよう圧力をかけ続けようではありませんか!
(申し込み書省略)【万博オンブズマン事務局・宮永】


9月29日(水)10時~12時「海上の森ボーリング裁判」名地裁:原告で出廷
日記代わりにコト?があるたびにワープロ入力していて今月号はカユイ話ばかりで失礼!

9月30日「聞いてよ!おじさんの独り言」あ~あまたカブレちゃった!とほほのほ
*9月7日朝、庭木の剪定を3時間ほど。9日:手足のあちこちに「かぶれ」が出現!
ヒドイ目に遭ったことをド忘れし、油断してTシャツ、素手、素足だったのが原因。
あ~あ、ほんと懲りないんデスねー、われながらイヤになるほど
……

*10日:余りの痒さに滅多に行かない医者へ足が勝手に動き、神妙に受診。
これがナンと大誤算!!あ~あ。指示通り薬を塗ったり飲んだりしたが11日、
12日となぜか症状がみるみる悪化。全身にブツブツはできるわ真っ赤に腫れるわ、
ワオー、なんだなんだ?これは!


*13日:どう考えてみてもクスリのアレルギー。ピタッとやめて14日、15日……
ドンドンよくなる法華(ほっけ)の太鼓!?とはいえ、痒さと闘う毎日。夜は無意識に
そこらじゅうをボリボリ、じっとしていても自然に手が動く。


*もうほぼ大丈夫という18日。ふと目についた使い残しの医師処方の塗り薬。
もったいないし、酷いただれも腫れも引いた。ひょっとしたら一気に治るかもと

呑んだ勢いでペタペタぬりぬり。数時間後、あちゃ~もとの黙阿弥!
湿疹、腫れのなかに全身がある!!


*え~ん、こんなワタクシの脳みそによく効く、欲をいえばキューピーヘアーの
頭にもケが生えてくるような、そんな
おクスリは無いもんでしょうか?
<あるわきゃナイか、ねっ!>


*かくてカブレといたちごっこが19日、20日・・・平凡なオジさんの人生なんてマア
こんなことの繰り返し。世の中の役にも立てず、害にもならず、いてもいなくても
どーってことなしでさ~。だけど、生きるってホント面倒なことが多いよねェー。
まあ、そう捨てたもんじゃないと思うトキも・・・あるけどさ。


*結局、完治まで20日余り。なんにもしないでほっとけば1番早く治ったようだった。
多分、治療は内服薬だけで済ませ、皮膚は
本人の治癒力に任せるのが
海上の森原人として正解だったようだ。やれやれ・・・



第51回:土地トラスト/初の知事交際費・情報公開/末広裁判/連続シンポ

99年10月3日(日)7:40~14:30頃「新住事業中止・署名活動」
岡崎の高校の文化祭で講師というおハナシは野鳥の会副支部長・森島氏におマカセ
して
海上の森3人娘と、秋真っ盛りの森の中心、海上集落の道端で署名活動。
名鉄主催「ウオーキング大会」参加者が目当て。主催者発表は知らないが、
多分3千人以上の人たちが通過した。昼下がりまで半日、人通りが絶えなかった。


 「こんな森はどこにでもある」とか「こんなイイところでやるのなら万博は賛成だ」など
という人もまれにいたが、ほとんどの人は森での開催に反対で、並んで署名の順番を
待つ人がいたりするほどの盛況だった。いずれにせよアセス素案に対する環境庁長官
の意見が、いちるの望みの綱だ!しかし新住計画も万博もタイムリミットが近づき、
恥も外聞もなく闇雲の強行のようで
、やれやれ・・・

10月5日(火)13時~万博オンブズマン:情報開示請求・自治センター
 小生が99年7月、8月の知事交際費、「とめてくれるなおっかさん、背中の銀杏が
泣いている」のポスターで全共闘世代には有名な東大駒場祭で、前年度の
実行委員だった跡部氏が国際博推進局の食糧費を請求。


10月5日、6日、7日10時~昼過ぎ:連日・同じホテルで私学説明会に出席
 恒例、有名私学の来年度入試、私塾向け説明会。名古屋を中心に有力塾のほとんど
と、わが志学ゼミの如く
吹けば飛ぶような極小塾もモチロン多く、数は少ない
が知人の塾長たちとの懇親の場ともなっている。

 名古屋城の外濠脇にある県庁大津橋駐車場へ。そこから薬や衣料品問屋が並び
尾張藩の名残が残る城下町の家並みを眺めつつ、会場まで片道15分ほど
のんびり散歩を楽しみ、連日いい気分転換ができた。


10月15日(金)13時~13時45分「掘愛知県議・来宅」海上の森関連で懇談
 昼前、突然、掘一(はじめ)さんから電話。用件は新住計画で造成工事着手
の瀬戸際の、今後の活動について。万博の前倒し事業の【新住計画】や万博を阻止
する最後の手段として、改めて【県民投票を求める活動を再開する】ことで意見が一致
そのための方策を相談、共産党と無党派が協力し実施する方向で互いに了解した。


10月23日(土)13~16時半頃「土地トラスト実行委員会」瀬戸緑町・加藤宅
 1年がかり!でやっとここまでたどり付いた土地トラスト第2弾。募集はまだこれから。
詳細は宣雄さんと相談して決めた前号記載の通り(*注
「ナニいってんだか?
国営海上の森公園」の巻
)11月4日に記者会見実施を決定。
以下当日の本論以外のオマケのお話。

 13時きっかり、一番乗りで瀬戸市会議員・加藤徳太郎事務所着。
まだ誰もおらず、ずいぶん久しぶりに加藤夫人と「あらまあ」『やあやあ、どうも』。
ご子息の高校入試の際、イロイロご相談に応じて以来、入学後ほぼ2年半の
積もる話しを堰をきるような勢いでご報告いただいた。

 私立進学校に個性が合わず、中学側と紆余曲折の悶着が重なり地元の公立高校へ。
貧富様々な生徒の生活環境、個性・人間性のあっと驚くような多様性、経済的に恵ま
れた生徒ばかりの進学校では決して得られない【社会の本音、有様が透けて見える】
歯ごたえのある
学生生活を過ごせたようで、本当に良かった……と。

 学力アップがすべて「1歩前へ1つでも上へ」と相変わらず学歴確保が究極の目標の
塾業界の一員として、なんだかとてもほっとした。教育問題や学歴社会の弊害を説く
教育家、評論家、有識者のほとんどがいざ我が子のコトとなると、こぞって有名私学、
それこそ幼稚園からのお受験なんぞに後ろめたさもなにもなく、当然のように進ませるの
がアタリマエ少しも珍しくない、そんな建て前だけではたちゆかないのも現実。あ~あ!


同日「海上の森での万博に反対の皆様」緊急レター作成&発送、FAX発信も
 【実質的工事開始で今や海上の森は風前のともしび 10月23日 宮永正義】

*8月26日、1本の電話がかかってきた。「裏の万博道路のボーリング調査で水が出て
終った後もそのまま1週間近く出っ放しになってる。一度見に来て」『わかった、すぐ行く』
「(加藤)徳太郎さんにも電話した」。海上の森の住人・加藤宣雄さんからだった。

 モノレール式軌道で森を切り裂いた箇所が5地点あり、前から気になっていて、以来
二度現地を下見した。


*9月1日、朝日新聞が知らせを受けて取材し報道。9月3日、県と地質専門家と
地権者らの3者で実況検分。即、その場で「幹事社の毎日新聞へ
抗議行動実施と
記者会見設定
を宣雄さん宅から電話して貰い、徳太郎さんから託された要望書
を手に県庁へ向かい、土木部で、2人で1時間半近く抗議した。(注*宣雄さんの
宅地は有志7人の共有名義で土地トラストを実施し、小生も地権者となっていた)


*9月30日、海上の森市民会議など計12団体17名で鈴木知事あて要望書提出。
30日付け提出の海上の森での現地調査一時中止を求める要望に対し、
10月14日付け愛知県土木部長、建築部長連名で、まったく中身のない、
連絡事項のみを列挙した回覧版のような回答があった。


*10月19日、再々度の上記12団体14名で「再度の中止要望書」を提出。
対応した県土木部の課長は会合開始直前に、県民会議の堀田氏に喫煙のことで
コテンパンにやり込められたうえ、ここ数年、追及の矢面に立たされ続けたからか
逆ギレして「もう嫌だ、どこでもいいから他の部署へ移りたい」と会談の最中に
ギブアップして話しにならず。で、仕事大好きサイボーグ人間と同僚にいわれている
主査が主に対応するが、どう抗議しても、とにかく調査のための工事と主張して、
話しは平行線のまま3時間近く

 
*ボーリング予定地図をみると道路の橋脚の予定箇所をすべて網羅しており、
知事素案も万博アセスも関係なく事業は決定し進むという前提のもと、一方的に
どんどん工事が実施され、そのうち既に41箇所は完了、4箇所が中断、37箇所が
発注済み、残り43箇所を3月19日完工をメドに発注の予定という状況なのである。

すでに海上の森はバリカンによる縦横無尽の
トラ刈りにされつつあり、
壊滅の危機に瀕している。工事差し止め訴訟など緊急の行動が今すぐ必要である。
(次回は「懲りず公開請求、裁判&土地トラスト」の巻デス)


99年10月24日(日)9:30~14:30海上の森単独行~17時まで名東図書館

 トラストも始動、秋晴れの日曜日、予定はなんにもナシ!となれば、とーぜん行き先は
海上の森。コンビニでお握りとお茶を仕入れ、『誰か誘えばよかったな~』なんて
ちょっぴり人恋しさを感じつつ5時間ほど歩いた。


 いつも通り過ぎるたびに『この先いったいどーなってるのかな?』と気になっていた脇道に
 片っ端から入り込み、分岐のたびに右か左か迷う緊張感がいい。頼れるのは自分だけ。
わずかな踏み跡を頼りに、急な崖を登ったり、斜面を下ったり、あ~面白かった!


10月25日(月)13時~15時過ぎ「末広裁判・名地裁1004号法廷」原告6名
 『TVビデオの証拠申請が認められるようですね!』と籠橋弁護士と顔を見合わせ
思わずにっこり。末広まきこ議員の問題発言(*私には後援会はありません。
36万票は私1人が頂いたものです。万博反対なんていったことはありません。
などと広言している)ビデオ映像を法廷で実際に見聞するという、地裁始まって
以来の証拠調べが実施されるという訴訟展開に!


愛知県政記者クラブ殿 第25回「情報公開部分開示」受け取り 99.10.25.
目的:10月26日(火)午後0時50分〔県庁西庁舎・1階ロビー集合〕
目的地:午後1時、愛知県自治センター〔名古屋市役所西庁舎裏〕~2時頃まで

*知事交際費非公開の異議申し立てが審議会の答申を受け却下されましたが、
時代の波には逆らえず、とりあえず「今後のことは公開する」条令ができました。
これを受け10月5日に愛知県知事と国際博推進局の情報を公開請求しました。

(1)新条令成立直前=99年7月分・知事交際費&推進局食糧費=部分非公開
(2) 同上  直後=99年8月分・  同上  =部分公開の通知がきました。

*従来とどこがどう変わったのかハッキリと見比べることが出来ると思います。
でも本来の目的は県の文書保存期間の5年が切れる前に、97年6月12日の
パリBIE総会を挟んだ数年
特に直前3年ほどの国際博誘致に係わる全部局の
食糧費、旅費、需用費などの使途を知りたいのですが、どうしても出したくない事情が
あるようで、今回の条令改正では「臭いものに蓋
(ふた)」で闇の中のベールに包ま
れたまま、手も足もでない状況です。ほんと往生際が悪いというか情けないですね。


97年5月から98年6月まで毎月連続13回実施の公開ツアーでは参加者最多31名
最少4名、平均すると毎回7名が、愛知県情報公開条令に基き、各人の関心のある
項目について、さまざまな情報を公開請求してきました。さらに98年7月以降は、
瀬戸市南東部地区での環境アセスメント関連の情報を集中的に開示請求し、
一定の成果をあげてきました。


*しかし新中部国際空港の前島開発の汚職事件のように、詳細を明らかにできるのは
、あとは関係者による情報提供、いわゆる内部告発しかないというのが現状です。
【万博オンブズマン:住所・連絡先略・宮永】


10月26日(火)13時~14時半頃「知事交際費開示」万博オンブズマン・4名
 13時自治センターへ。NHKテレビのカメラが待ち構えていた。(夕方のニュースから
流されたとのこと)条令改正後初めての公開で、開示請求を予想して意識的に節約した
と思われる使途の内容だった。社会的ランク別の香典や相手毎の手土産の種類や
金額が分かり結構面白かった。1カ月平均の知事交際費は100万強だった。
ただ殉職した消防士への香典が1万円ポッキリだったのには驚いた。
規定でそんなもんなのかな~。


10月29日(金)「愛知県政記者クラブ殿/海上の森立木トラスト関係者各位」
表題:海上の森を守る「土地トラスト」開始の報告
日時:11月4日(木)14時~愛知県政記者クラブ会議室
集合:愛知県庁1階ロビー・13時50分
目的:一般の人たちに参加を呼び掛けて「海上の森」で土地トラストを実施するのは
今回が初めてで土地は予定地・瀬戸市南東部地区の林道を含む部分を確保しました。
詳細は当日お知らせします。

*昨年度末から強行実施された約120本の里山破壊工事に続き、国際博の
開催予定日から逆算したタイムリミットにむりやり合わせるためだけの、調査とは
真っ赤な嘘の140本もの新規のボーリング工事がオオタカ営巣の下見期間(*)と重な
る11月から始まります。(*
繁殖を前に適地を探して森の上空を頻繁に偵察します)

*アセスも中途半端、博覧会の中身もほとんど白紙、金も県民の関心も協力もない!
どう考えても交通アクセスも間に合わない。が、工事をしたい!ただそれだけ。
県が何がナンでも博覧会をしたいなら道は1つ。会場一本化しかない。あらゆる異論や
反対をすべて「蛙のツラになんとやら」で押し切り、無駄な調査でドブに捨てたカネや
破壊された自然に、いったい誰が責任をとるんでしょうか?
「海上の森を守る土地トラストの会」代表・加藤徳太郎/広報・文責=宮永(以下・略)
(次回は「シンポ、シンポ、シンポ」の巻デス)


99年10月30日(土)13時~16時半「海上の森シンポ」守る会:名古屋市公会堂
 海上の森を守る会主催。途中抜け出すキセル出席。でも図々しく時間を頂き、
土地トラストのアピールをシッカシさせて頂いた。さっそく北岡さんから申し込み書を
受け取った。感謝、感謝。キセルの理由は、同じ時間帯に大講堂で「愛知私学展」が
開かれていて、中3の塾生全員の進路希望に合わせ資料を収集するため。


10月31日(日)13時~17時過ぎ「これでいいのか愛知県財政」名古屋市民会館
 表記シンポの前座で約20分。オオタカ関連の資料を配布し、最近の活動状況を
いつものとおり漫談。3階第一会議室は月末、快晴の日曜にもかかわらず、
ほぼ満席の聴衆!そこらのおっさんなら『あんたら、ほかに行くとこないんか?
こんないい日にクソややこしい話しを聞きに来るなんて、どっかオカシイんとちゃう?』
といってしまうところだ。本当はこんな会へなんか絶対に足を運ばない、
そんな普通の?人にこそ、話したいんだが
……

「聞いてよおじさんの独り言」仕事と市民運動だけ!こんな人生ちょっとヤバイかな
 ほっとけば1週間で治るカブレに、歳のせいで我慢が足りず、余計なことばかりして
完治するのに22日間もかかった。く~~っつ、おれの青春?を返せーっ。
やっと治ったものの全身、特に手足はあちこちシミだらけ。あ~あ、ただでさえみっとも
ないのに、とほほ
。えっ「オマエなんか誰も見ていない」って、どーも、スミマセン!

 気分一新で頭を刈り上げにしてみた。わおーっ!「二日酔いの竹中直人がくしゃみした」
みたいに
。で授業に出ると小3男子、おびえて下を向いたきり。中3男子「せんせー、
ヤバイっすよ、それ、ほんと!」中3女子2名、笑って5分授業にならず。とほほのほ。

 こういうときは洗濯。ベランダで180度広がる空を見ながら洗濯物をパンパンはたく。
ゆっくりゆっくり雲が流れる。モズの声。わずかな風に乗ってキンモクセイの香り。
あ~、どっかへ、のんびり旅をしたいな~。


11月1日(月)10時半~13時「末広裁判対策会議」籠橋弁護士事務所・5名
 次回の裁判の証拠ビデオの映写時間をチェックするため集合。
ところが、肝心のビデオテープが行方不明と籠橋弁護士。こらこら、コラァ~。
しょーがないので「音声を起こした付属の文書」で作業を実施。

 終了後、顧客からの貰い物というズッシリ重いゼリーのお菓子1箱ずつを頂き、
さらにまだ「おかき」が山ほどあるから持ってってと籠橋さん。「呑めないのにいっぱい
来るから取りに来たらあげる」と言っていたのを思い出した大木さんが「ビールとか
酒はないの?」というと、さすがにムムム
・・・。こりゃあ完全にもう身内同士の会話だ。

11月3日(水)10:10~12時授業/13時~19時:里山シンポ配布資料作成
 7日に全県で実施の新統テストに備え、中3のみ祝日授業。学校間格差のため
内申点の他に志望校別・ランク判定資料が必要で受験させている。
午後は「里山シンポ」で配布する資料の作成並びに印刷、ホッチキスで7枚を組み込んで
留め170人分、風呂敷包みで厚さ19cmを用意。いつも通り孤独な作業、あ~しんど。


★11月4日(木)14時~「海上の森土地トラスト開始」報告会見:愛知県政記者クラブ

11月6日(土)13時半~18時半野鳥の会里山シンポ:定光寺労働者研修センター
 午前中は食器洗いに掃除、洗濯と家事全般。快晴でほんと気持ちがいい。
何も考えず頭をからっぽにして、単純な作業を繰り返す。なんでもないこんな時間こそ
『生きているんだなァ~』と、つくづくオジさんは思う。


 午後、方向音痴を自覚しているので1時間以上も前に出たが、3回も迷い、
13時半ぎりぎりに到着。受付で責任者は誰?と聞いているところへ、本人の
「野鳥の会保護室長」古南さん。集会で2、3分間話させてと要請(*)。今日の1番の
目的は土地トラスト参加を呼び掛けることだったが、講演予定の副支部長・森島さんが
会場で資料配布を手伝ってくれて嬉しかった。仲間っていいよな~、うん。
(*会員でないのに厚かましいとは思ったが)


11月11日(木)20時35分「病院から緊急連絡」実父、容態急変・酸素吸入中!
 いわれてもおシゴト中、行っても横についているだけだし、とキッチリ済ませ、
駈け付けたがしぶとく夜半に持ち直した。

(次回は「第2次県民投票条令・制定請求活動開始」の巻デス)

99年11月11日(木)「県政記者クラブ殿/海上の森での万博反対各位」FAX
表題:第2次県民投票条令制定を求める「受任者登録運動」開始のお知らせ
日時:11月15日(月)15時15分~県政記者クラブ/
集合:愛知県庁・本庁舎1階待合室・14時30分

参加者:水田洋、影山健、牧野剛、阪野智夫、宮永正義ほかの予定

目的:国際博の前倒し事業である新住計画で140カ所以上ものボーリング工事が
来週早々にも海上の森で実施されようとしています。われわれはこのまま
海上の森が破壊されるのを座視するわけには参りません。


 前回、残念ながら14万近くもの署名を破棄された無念を晴らすべく、
再度「2005年国際博覧会の開催の賛否を問う」県民投票条令の制定を求める
署名運動を開始します。愛知全県の良識ある市民団体すべての結集を呼びかけます。
【愛知万博返上!海上の森を守る県民投票を求める会(仮称)】連絡先:仮事務局・
阪野智夫(緑ネット):文責
愛知万博から海上の森を守るネットワーク代表宮永

11月13日(土)9時~海上の森/13時半~17時:反万博シンポ・瀬戸市民会館

 快晴の朝。予定がナイと、とりあえず行くところはココしかなく脇道ひとり探検隊
さっそく発進。好奇心満開であっちこっちをるんるん気分で歩いていたら、子供から中年
までの男女9人のグループが、地図を広げて相談中。声をかけると予定とはまったく
逆の道をかなり来てしまったことが判明。見晴らしのよいところでお昼にして、そこで後を
決めようということになり、至って腰の軽い小生が10分ほど先の三角点まで道案内。


 着いたところで「ご記憶にないようですが、私、弁護士のAです」とリーダー。うひょーっ、
つい最近起きた
26歳の女性スポーツインストラクター・バラバラ殺人事件
容疑者の8人もの弁護団の団長その人で、2年ほど前に4、5回会っていた。


 『こんな地図ではダメです。もっと事前によく調べてこなくては』とか、それまで言いたい放題
リーダーの面目丸潰し。せめて『道がほんと複雑なので、迷っても仕方がナイですよ』
とかフォローしておけば
……、あ~あ、もう完全に手遅れ。思い出しても冷や汗が……
本当にゴメンナサイ!
Aさん!!

11月13日(土)17時半~19時過ぎ「第2次県民投票打ち合わせ」瀬戸にて
 夕方までのシンポ参加は約100名。幹部だけで打ち上げ&対策会議。
最終的に第2次県民投票決行を確認。参加は影山、牧野、水田、藤田(国弘)、
阪野、筧(優子)、森島、宮永の8名。マスコミ対応(広報)はすべて小生に一任。


11月14日(日)9~10時過ぎ:野鳥の会/10:15~16時:市民グループ案内
 土地トラストと県民投票の呼びかけが目的で、自然観察会のハシゴ。
定例・野鳥の会【海上の森探鳥会】は会員でもないのに屋戸橋まで先頭で案内。
抜けて駅に戻り大人10人、子供29人の三河からのグループを引き連れ
とっておき
の秘密の?尾根道
里山コースをゆっくり歩いた。子供たちの笑顔と元気さに二重丸。

11月15日(月)15時~16時過ぎ「第2次県民投票活動」県庁で記者会見・8名
 まず署名集め人(受任者)目標1万人を集めるキャンペーンから始動。
前回が3,716人だったから、かなりの根性と、何よりも組織が必要だ。
深く考えると、とてもムリと絶望的になりかねないがほかに手がない以上やるっきゃない。

今回は最初から革新県政の会・共産党と共闘する方向で、県議を通じ水面下で話しが
ついていたので、前回よりはかなり動員ができると踏んではいた。知事選の教訓から
アンチ共産党の市民グループを説得するなんてハナから放棄して、やりたいヒトだけ
やればいいと開き直ったから気が楽で
……!?

11月16日(火)11時~12:40「赤旗から取材」冒頭・共産主義は嫌いと宣言

11月17日(水)「県政記者クラブ殿」【末広まきこをやめさせる会】よりお知らせ
 以下の行動を実施しますのでよろしくお願い致します
内容:末広真樹子・損害賠償請求・第2次原告団結成ならびに提訴
日時:11月19日(金)午後2時半~/2時45分頃~司法記者クラブにて会見
場所:名古屋地方裁判所1階ロビー集合・事務局に訴状提出

 愛知県幹部の汚職や地方警察トップの犯罪など、人間としての良心や矜持が
地に墜ち尽くした世相に、誰もなんら驚かなくなるまで
人心を荒廃させた
元凶のひとりが参議院偽?員「末広真樹子」です。


 選挙にわずかの望みを託した無党派の庶民の願いを無惨に踏みにじったばかりか、
一切責任を取ろうとしない氏に対し、この2年間引責辞職を要求し続け、裁判により
損害賠償請求をしてきましたが、改めて民事訴訟第2陣が19日に提訴致します。


 末広本人が「大人なら、国会の多数決のなかでは1人の議員の公約など通らないこと
ぐらい百も承知で(議員)選んでいる」などと発言するおそまつさですが、公約が口約と
化した現在、すべての議員が改めて原点に立ち戻り
任期中は公約実現に向けて
努力する。たとえ可能性がわずかでも公約した以上、改選までは貫徹する

それ以外に無党派層を含む有権者の政治離れを阻止する方法はナイと断言できます。

 「それが到底無理ならそんな公約をしない。そうしないと裁判で訴えられてしまう」
そんな風潮の世の中の到来を期待し、あえて裁判という手段を講じてきました。
わたくしたちは決して諦めていません。忘れもしません。あいまいなまま時の流れと
ともに全てを「水に流してきた」ツケをなんとか払いたいのです。 設立世話人:宮永


11月19日(金)14:30~「末広まきこ第2次提訴」名地裁・籠橋、大木、宮永
 昨日、テレビ局4社から問い合わせがあり、会員各氏に参加要請を緊急FAX。
が、結局、参加は3名。脚立に、カメラの放列で壁のように待ち構える
マスコミ各社の要請に応じ、地裁前をとぼとぼと行進。ふーっ、やれやれ。

 『でもでも、わてら、忘れも許しもしまヘンでェー、まきこさん!覚悟しててや!
逃げてもムダやでェ~』(次回は「土地トラスト・大苦戦」の巻デス)



第52回:土地トラスト第2弾・大苦戦/裁判のハシゴ/イブに緊急要請書

99年11月22日(月)10時~15時「海上の森でボーリング工事・実力阻止
 京都の甥から12月に結婚式という案内が届いた。ではと春先に着たままだった礼服を
取り出してみたら、あちゃ~、虫食いで穴が3つも
とほほ。仕方なく2、3日前からの
チラシをさばいてみたら、あったー!創業感謝特別セール、礼服すべて店頭価格より
1万円引き23日まで。よっしゃ、コレだ!と海上の森への途中、開店と同時に
長久手町内で広小路線沿いにある「紳士服のトリイ」へ。


 予定より遅れ屋戸端から森へ。途中、森の中心海上集落まで、どこにも人影がなく
 あれェと思いかけた大正池の真横。うわあ~、作業員、TVカメラ、報道関係者、
ノボリを立てた仲間と人だかりの山。顔見知りの記者たちがいっせいにこちらを
向き「やっぱり来たな、ミヤナガさん」という雰囲気の目付き、顔付き。県関係者が

抗議する市民グループメンバーをビデオ撮影していたので、文句を言いかけ
たら仲間から一言。「ブラックリストにもう真っ黒で載ってるから、ムダ!」


11月25日(木)「くらぶ通信84号作成」懐に合わせ出資したが遠い目標850万
 11月4日の記者会見で公表以来3週間。土地トラスト募集500口に応募わずか28口。
あ~あ、来年は活動不能かも?新聞各社が「土地トラスト一般公募」を報道してくれた
のはよかったが、郵便振替の口座番号を一社も載せてくれなかった。
会見ではシツコク掲載をオネガイしたのだが・・・結局、ダメだった。

 金額が2万円とかなりで、また地権者になることから土地トラストはそれなりの
覚悟と決断が必要で面と向かって頼みにくい。で『せめて県民投票の署名集め
をして下さいませんか』との文書を作成。ちょっと早めだが「くらぶ通信84号」に
同封して約100通を発送。それにしても早いもので、もうスグ師走。
新住計画もゴリ押しのまま越年の様相に!!



【聞いてよオジさんの独り言】絶不調・土地トラスト!ああ、神様、仏様!!
 11月13日高蔵寺での「全国里山シンポ」・・目的はただ1つ、土地トラストの宣伝!
このために資料を用意して来ているのに、トリの森島氏の話が18時の予定を
オーバーしても終らない。真っ暗な会場なのに古南氏が中腰で横にやって来て
「約束だけど時間がナイので」とささやく。


 『あ~あ、ダメか』と思いかけた18時15分。「最後に土地トラストの話を宮永さん
から」と土壇場で森島さんが忘れず振ってくれた。ふ~っ。
走れメロスの心境を
一瞬!味わう思い?をした。『えースミマセン!1分だけ、ほんとうに1分だけ下さい。
1966年、昭和41年、野鳥の会名古屋支部に入会以来、出たり入ったり出たりを繰り
返している不良会員、元会員の宮永です。今はもう議論している場合ではありません。
行動を起こすときです。土地トラストを始めました。来週にも、これまでに加えさらに
140カ所ものボーリング工事が【海上の森】で始まります』


 『それからこれは個人的な話ですが、森島さんは家族の了解を得て100万出しました。
ワタクシはヘソクリを100万だしました。皆さんの協力でこれを回収しないと今後の
活動ができません。2005年までトニカク活動を続けたいのです。どうかお願いです。
1口2万円。用紙は地図の資料に挟んであります。どうぞよろしくお願いします。
以上、ありがとうございました』
 散会後、数人が協力すると声をかけてくれた。
このあと、徐々に全国から届くようになった。


12月1日(水)19時~24:40「野鳥の会愛知県支部・役員会」飛び入り参加
 昨日30日、野鳥の会に再入会。で、早速厚かましくも県民投票の「受任者」募集の
呼び掛けを働きかけるため役員会へ。議題にあげてくれたのはいいが、2時間近くも
我慢の子で、待ってやっと番が来たと思ったら、ナンと昨夜22時、東京本部から
「日本野鳥の会会員」の肩書きを使うなと【県民投票の呼びかけ人】で副支部長の
森島さんに
強力な圧力がかかり、「降りることにした」と本人が言い出し、
本部にいいなりの支部は右にならえで、すべて無駄足、水の泡、あ~あ。
といって、昨日の今日で退会するワケにもゆかず、トホホのほ。



 「万博跡地を国営公園に」を提唱する野鳥の会副会長に迎えた「元環境庁長官」の
構想に反し、その元お偉いさんのメンツを傷つけるというのが本音の理由らしいが
【新住計画】で森を破壊し【万博で里を壊した】跡に、本来の海上の森の自然が
残るはずがナイッつーの。このドあほ!


 森での万博開催を本部が認めたことも再確認した。趣味の会だから「政治的な活動に
肩書きとして会の名前を使うな」という自然愛護団体?野鳥の会にも民主主義が
ないことを知ったのが一番のショック。世の中に向かって行動を起こそうとするとき
政治的でない活動なんてないのに
……『ブルータス、お前もか?』

12月5日(日)「土地トラスト中間報告」やっと52口と事務局・渡辺さんから連絡
 11月25日に約100通発送したなかで、山口、茨城、東京そして名古屋4人の
合計7人から土地トラストに協力したいとの電話があった。感謝、感謝、また感謝!!

(次回は「訴えてやる!裁判のハシゴ?」の巻デス)

99年12月6日(月)14:30~15:39「末広裁判・第6回公判」名地裁・原告8名
 証拠申請ビデオの内容の特定で原告側の勘違いがあり、再度確定のうえ1月27日に
最終提出することになった。開始まぢかの【第2次県民投票条例・制定請求】署名活動
受任者を3人
Get!・・・が、前途遥遠ナリ。

12月8日(水)10時~13時(1)アセス(2)長良川(3)ボーリング連続裁判・名地裁
 ぜんぶ原告側代理人「在間正史」弁護士、被告側「愛知県知事並びに県職員」。
原告なので出廷は当然なのだが、小生の本音の目的は傍聴参加者から《県民投票の
受任者》や《土地トラストの参加者》を募ろうというもの。目標500口に対し、この1カ月で
応募がたった1割。ほんと不景気?なんだな~と改めて実感。(まあ金額が1口2万円!
と、ちょっとカンパの域を越えているセイもあるが
……)。傍聴参加者・約30名。

 たまたまエレベータで乗り合わせた在間弁護士から、
「まだ共有の持分の空きはあるの?」と聞かれ、『ええ!モチロン!!』で1人ゲット。
幸先はニコニコの二重丸。まあ
果報は寝て待てということか???

12月10日(金)13時~15時半頃「海上の森ボーリング工事・即時中止要請」
 愛知県知事宛に県庁建築部で緊急要請書を提出後、県政記者クラブで会見。
会場面積が《540
haから40haに縮小》と一部マスコミ報道があったが、
「開発区域はそのままで変化なし」との公式見解を得た。
参加16名

12月12日(日)早朝5:40発~21:15帰着「甥の結婚式に参列」京都ホテル
 車で出かけた。次から次へこのところ物入りで、メデタクもありつらくもアリ!で、
思わず溜め息。長姉にいくら包んだらいいのか聞いて、額に思わず『半額にしたら
だめ?』と言ったら、主賓が国会議員(*)で仲人が京都市議会重鎮の議員とかで
冗談にしてくれず、本気で叱られた。とほほ。(*05年、現・小泉内閣で経済関係の
閣僚・京都選出議員。小生とは無縁の世界の方々)


12月15日(水)13時~17時頃「県民投票受任者依頼状」作成・発送準備
 冬期講習の準備を午前に済ませ、餅代稼ぎで多忙なはずの年末も、
相変わらずシツコク4時間以上万博関連


12月17日(金)「愛知県政記者クラブ殿」いよいよ実働開始:FAX発信
表題:「県民投票を求める会(仮称)」総会のお知らせ
日時:12月17日(金)19時~21時45分<18時30分開場>
場所:名古屋市教育館(中区・栄・ウオッチマン前)

内容:(1)「県民署名を求める会」の組織の立ち上げ    
(2)請求する「条令案」の中身についての論議 
(3)署名をいつ始めるのか。などなど・・・。  
 

ひと言:【新住事業】の事前調査を名目とするボーリング工事が森の中心域から
南東部にかけて森を徹底的に破壊しつつ実施されています。例年なら鳥を中心とする
生き物たちの声で満ち溢れている森の全域が「沈黙の冬」と化し、移動できるものは
「すでに過密な、生息環境の劣悪な周辺地域へ」強制的に排除されつつあります。


 万博の前倒し事業の「新住事業」については国際博推進派の傀儡(かいらい)
市民団体主催のシンポで、誘致開始時(1986年から4年間)に愛知県副知事を
務めた甲斐一政氏が「新住事業は見直すべきだ」と発言した(12月16日付け朝日
朝刊報道)というように、もと幹部からさえも公然と反対の声があがってきています。


 当然、氏が個人的に突出した発言をするはずがなく、県政関係者のかなりの
人達の想いを
OBという比較的自由な立場から代弁したとしか思えません。
時代の流れは明らかに変わり
つつあります。「改むるに憚(はばか)る莫(なか)れ」
「新住事業及び国際博」からの名誉の撤退を求め、改めて県民並びに知事に強力に
働きかける方針です。
【愛知万博返上!海上の森を守る県民投票を求める会】
事務局(仮)阪野〈緑ネット〉:文責&呼びかけ人〈愛知万博から海上の森を守る
ネットワーク代表〉宮永(連絡先略)


12月18日(土)11~15時半頃「海上の森ボーリング工事単独調査」壊滅状態
 県がどう言い繕おうと「事実上の大規模工事」。こうしてなし崩しに破壊されていく
のかと思うとほんとーに哀しい。宣雄さん宅に寄ったら【オオタカ調査検討会】の
小板、遠藤の2委員が焚き火にあたっていた。オオタカ営巣発見者の村瀬さんと
3日目というオオタカ調査を終えたところだった。で、情報を求めてしばし歓談。


 夕方5時からの検討会(*)に出席の諸氏が帰ったあと、焼きイモを頬張りつつ
悲憤慷慨、聞く耳を持たぬ国や県へ罵詈雑言で鬱憤晴らしデシタ。あ~あ。
(*昼から会議だと前回のように揉めたら面倒なので、帰京する委員の足の問題から
「時間切れで審議打ち切りを狙おう」という時間設定らしく?お役所の魂胆がみえみえ)


12月19日(日)11時~16時頃「庭の環境保全」本宅で草むしりの休日
 半日ぶっ続けで臨時庭師。少々?見てくれは悪くても自分ですればナニはかからない。
身体を動かすことはぜーんぜん、苦にならないから文句ナシ。いちいち『ごめんね、
ゴメンネ』と言いながら、草を抜き枝を切り、ささやかな庭の環境整備。気がつくと5時間
経っていた。作業の後の〈びーる〉がこれまた最高!(次回「イブに緊急要請書」の巻)

99年12月23日(木)11時~13時頃「愛知県知事宛に緊急要請書を作成
明日開催の新住計画、名古屋瀬戸道路の「都市計画審議会」へ向けてのアピール


12月24日(金) 愛知県知事 神田真秋様   1999年12月24日

海上の森くらぶ代表  万博オンブズマン事務局長

愛知万博から海上の森を守るネットワーク代表 宮永正義

愛知県瀬戸市海上の森保全に関する緊急要請書
 環境をテーマとする国際博覧会の候補地として指名されている海上の森が、
なんら正式決定がされないまま、前倒し事業の事前調査の名目で実施された
ボーリング工事等により、すでに大規模かつ広範囲に破壊されつつある。

 愛知で最も自然豊かな命溢れる里山が連なる海上の森をたった半年の国際博と宅地
開発でこれ以上破壊することは仁智にもとる最低、最悪の選択といわざるを得ない。


 日本人の心の原風景ともいえるこの里山で生きるものたちの暮らしと、
その景観を含む環境をこれ以上破壊せず将来にわたって維持、活用するため
下記の方策を強く要請する。



1.ナチスによるアウシュビッツ収容所を筆頭とする大虐殺を想起する、
新住宅市街地整備事業並びに名古屋瀬戸道路による「海上の森」の全生物の
ホロコースト、環境破壊、自然破壊は20世紀末日本最後の大愚考、大蛮行である。

自然を破壊し「環境と共生」をテーマに人類最低、最後の博覧会を実施した愛知!
との汚名、悪名を残し世界の恥さらしとなる愚をさけるために、新住宅市街地整備
事業並びに名古屋瀬戸道路事業計画を即時中止する。


2.県下の住宅事情、景気動向からみて、森を開発しての新たな宅地造成は時代錯誤も
 はなはだしい、まったく不要不急の「ドブに貴重な県民の税金を捨てる」行為に等しい
ものである。財政赤字から再建団体指定直前の愛知県の現状からみても、無理、
無駄、無用の新住宅市街地整備事業、名古屋瀬戸道路事業計画を即、中止する。


3.公共事業、国策事業といえども、その計画段階から計画決定に至るまで、
当該地域の住民に「あらゆる情報」を公開し提供した上で、幅広い論議を尽くし
過半数の同意を得た上で実施すべきものである。われわれは県に対しすべてを
白紙委任したわけではないのである。
愛知県民の将来に重大な影響を及ぼすことが
明々白々な、かかる事業、新住宅市街地整備事業、名古屋瀬戸道路事業、さらに
2005年国際博の是非については県民投票の実施により、その適否を決定する。

以上、要請が受け入れられるまで、われわれは国際的NGOとも連携を密にし、
この問題の国際化を計り国際世論を高めるなど、訴訟行為を含むありとあらゆる
合法的手段によって、最後の最後まで徹底的に行動することをここに宣言する。


12月26日(日)14時~16時半頃「原告団会議」瀬戸市民会館/18時~忘年会
 在間弁護士を交え、ボーリング裁判、アセス裁判の実質的反論をきっちり組み立てる
ための会合に出席。夕方から千種区大木邸で過去数年の間ともに活動した仲間たちと
最初で最後にしたい末広退治忘年会。解散23時過ぎ。ごちそうさまデシタ。


12月31日(金)FAX「万博中止まで賀状は控えさせて頂きますので悪しからず」
 人心、経済、社会……全て世紀末の断末魔のまま20世紀は走り去り越年する模様です

【聞いてよおじさんの独り言】大晦日編:生きるのに精一杯、でもネバーギブアップ!
 山の神から「瓦が数カ所割れている」と聞かされた1週間後、「蛇の道はヘビ!」
屋根専門業者がピンポーン。丘の斜面でオマケに山小屋風、急傾斜の洋風屋根。
「このまま放置したら両隣りに被害は必至」と言われ見積もらせたら140万。わお~
むぐぐ。滅多にいないのに、ちょうど1週間後、また在宅の時に来て値下げ120万。


 またまた在宅の時すぐ下の家で屋根工事が始まり、これがまったく別の業者。
とーぜんやってきたので「渡りに船」で見積もらせたら90万。え~っ、いったい
どうなってんだ?<どっかで出入りを見張っているのかな、みなさん>

すぐ上の八つ墓村の旧家そのままの家が次の予定と聞き、仕事が建築関係の
 当主に尋ねると「何軒か現場を見て来たがいい仕事をしている」と。じゃあ決定!

そこは鬼瓦だけで30枚以上あって300万以上かかると笑っていたが・・・

『あるところにはあるのだな~』と自分の甲斐性の無さを棚にあげて感心してしまった。
それにしても屋根が手抜き工事だったとは「欠陥住宅なんてチョー運の悪いヒトゴト」と
ばかり思っていたのに!え~ん、とほほ
。(次回は「通産省極秘文書スクープ」の巻


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