海上の森原人回顧録 ぱーと4

  森を守る活動報告・ネット新聞掲載記事から転載
  

 ★第71回:「続・万博にレッドカードを!/万博新体制案を徹底!論破」
   【海上の森くらぶ通信】2001年9月1日 第105号&抜粋◆メール付き
活動予定:9月24日(月) 午前9時半・名鉄犬山駅東口集合:木曽川バスツアー
活動報告:以下の通り、相変わらず、貧乏ひまだらけの毎日です

01年8月2日(木)午後6時半〜9時【反博市民団体・設立準備会】市教育館
 仕事を終えてすぐ市バスで直行。7時半過ぎ到着。座った途端、共産党がどうとか、こうとか嫌な雰囲気。しばらく黙って聞いていたが、ラチがあかぬと見て挙手。「状況がよく分からないが」と断り持論を展開。

 『万博反対で一致できるなら共産党でも、自由党でも、新社会党でも何党でもいい。
よしっと「ほっぺたにチュッして」一緒にやる。また個人でも団体でも構わない。最大の目標「万博中止」に向け、組めるところはどことでも組む。異論のある団体や個人の説得はムダだ。賛同す る仲間を増やして前進するしかない』

 影山さんから「今までで一番論理的で前向きの意見だ」と声がかかり、頭のてっぺんがなにやらムズムズ。その後、堀県議、藤田両氏にもほめられ?小生のおしゃべりもたまには認められるのだな、と恒例の打ち上げ「素材屋」での生びーるは格別のうまさだった。よしよし!

 
8月4日 11:50 ネットの皆様 メール通信
 皆さん、こんにちは。松浦さと子さんのご紹介で入会した宮永正義です。簡単な自己紹介と最近発信の意見をつけます19歳で日本野鳥の会に入会。以来、入退会をくりかえしつつ、のんびり趣味のバードウオッチングを楽しんできました。アースデイ名古屋の発起人だった米国人女性と知り合い、長良川河口堰建設反対運動にかかわるようになったのが14年前。(*後注:父親が神父の英会話講師の紹介だった。同じ頃、通訳の青山己織さんも紹介された)

 その後、野鳥観察の活動エリアだった瀬戸「海上の森」が愛知万博候補地となったことから、万博反対運動にかかわり、以来、それに付随する諸活動を実行中です。主に自然保護など環境問題に重点を置き、ボランティア活動をしています。くどく、しつこく、諦めず、明るく、楽しく!がモットーです。(以下略)

8月4日()18:45〜【天然記念物オオサンショウウオ観察会】瀬戸蛇が洞川
 H氏の車に便乗して、共産党の林信敏県議主催の「自然観察会」に現地参加。相手が夜行性の両棲類のため、こんな時間になった。共産党が関わる行事に参加すると、いまだに「あいつはアカだ、共産党だ」といいふらす手合いがいて、活動が困難だという発言を2日の集会で聞いたばかりだが、いろいろな活動を共産党と組んでやってきたが、小生について、そう非難している人物を、周りでは一人も見聞きしたことがない。「やり続けていれば、わかってもらえる」その実例が自分だと自信を持って断言できる(以下その報告)。

 本隊の到着が遅れ9時近くまで「遠くで盆踊りの囃子が聞こえる山すその満月の道」を耳を澄ませいったりきたり。都会とは別世界、虫の音がすだき、暑くも寒くもない、快適そのものの夜気が満ち、互いに「いいなー」「いいねー」の100連発。

 今夜の案内役水野秋一さん(77歳)によると、この川が日本での生息域の東限で「家の真横の川岸に10匹、上流50mの堰に5匹。これが特別天然記念物『蛇が洞川』のオオサンショウウオのすべて。去年の東海豪雨で崩れた川岸の下敷きで150cmの大物と、子どもを食べていた天敵の大鯉3匹も犠牲になった。棲み家は川岸が岩盤で、岩と岩の間に自由に出入りできる洞がたくさんあり、全長1mを超えるオオサンショウウオが身を潜められる広さがあり、その洞が山から染み出す伏流水の湧き出し口で、年中きれいな水が絶えないところ。とーぜん餌のカワムツやシラハエなどがたくさんいる」だった。
 源流域までコンクリートの三面張りが普通の日本で、太古のままの川がまだ残っていたことも凄い!ことだ。なんとこの上流に二十を越す産廃処分場があり、更に驚いたことに瀬戸市「蛇が洞浄水場」の隣に、新たに処分場の建設が計画されているという。名古屋のゴミ廃棄を岐阜の「愛岐処分場」に一手にオマカセで、大口を叩くのは気がひけるが瀬戸市民を先頭に直接行動を起こすべきと感じた。「愛知環境市民フォーラム()」でとりあげ、共同歩調をとろうとも考えた。

 さて水野隊長を先導に、あちこち巣穴を中心に探し回ったがカラブリ。確実にでるのは夜中1時から2時との説明に、シートをひきクーラーボックスたっぷりの泡もの、ジュース、おつまみと手回しよく宴会モードに切り替えた「ご一行様」の乾杯を横目に、われわれ外人部隊2名は、生つばを飲み込みつつ10時10分、足取り重く帰宅の途についたのでした。あーあ、徹夜でいい、いっしょに盛り上がりたかったなー。とほほ。

 8月7日19:42愛知環境市民フォーラム(略称)関係者各位メール
 上記市民団体の次期会合予定が未定のままになっています。設立世話人と運営委員のかなりのメンバーが8月9日(木)6時半から本山生協文化会館で実施予定の「アセス市民の会」事務局会議に出席されるようですので、その際、環境市民フォーラムの次回の日程を協議して頂けたらと思うのですが如何でしょうか。

 加盟団体とはいえ、集会で別組織の話をするのはどうかという、意見もあるかと思いますが、そこは柔軟にみていただいて、今後の方針も含め、出席されたメンバーで検討して頂けませんでしょうか。ただし、残念ながら、当日夜、小生は絶滅寸前の本業が最優先の状態で出席できません。あしからずご了承下さい。愛知万博から海上の森を守るネットワーク代表 宮永

 8月7日 23:25 ≪H様≫
環境行政フォーラム豊橋総会参加について貴兄の「要請メール3人分」受信しました。
 少し気になる点がありましたので、指摘しておきます。まず
(1)物事を依頼する場合、その相手に対しては苗字だけでなくフルネームでお願いすべきだと思います
(2)影山さんの名前が景山になっていました。非常に失礼な不注意ミスです。
(3)「費用など一切発表者負担」というのは、ボランティア団体の行事だから当然でしょうが、Hさんからの依頼を受けて申し込んだ場合、彼らの発表時間は確約されるのでしょうか。 出席はしたけれど話す時間はなく、資料を配布して終わりという、ムダ足となる恐れはないのでしょうか。

(4)影山健、在間正史、近藤ゆり子、宇佐美大司の4氏とも大切な仲間ですが、小生との個人的な関係があってのものです。物事を依頼するには、もう少しHさんご自身が何者であるか詳しい自己紹介し、あらためて電話でお願いをすべきでしょう。
(5)いずれにしても多忙な人達に、タダでのお話を、お願いするわけですから、それなりの誠意と丁重さと、熱意が不可欠です。 以上 やきもき散人 頓首九拝

 
8月8日11:39全国の「末広」問題に関心をお持ちだった皆様
 「末広まきこを落選させる活動」に支援をくださった皆様、本当に、長い間の応援、助力、協力ありがとうございました。実ることのホントに少ない市民運動ですが、今回は見事!めでたく目的を成就させることができました。(満塁逆転ホームランの感触!)

 本命の万博反対運動の片手間の活動でしたが、それなりに、全力を投入し続けただけに、嬉しさは言葉に表しようがないほどで仲間ともども、感無量という思いでいっぱいです。ここに、あらためて感謝の意を伝えさせていただきます。本願の成就をもって「やめさせる会」「落選させる会」ともに活動を終了することを、ここに報告致します。長い間、ありがとうございました。

 なお、愛知万博反対運動は、今後も、懲りず、あきらめず、くどくしつこく、明るく、楽しく、続けますので、よろしくお願い致します。「公約違反」の末広まき子を落選させる会代表、愛知万博から海上の森を守るネットワーク代表  宮永まさよし

 8月9日 9:00≪万博にレッドカードを!その3(その2まで前号に掲載済)
 愛知万博検討委員会(谷岡郁子委員長)に委員を送り込んでいた海上の森関連・自然保護3団体(代表:高岡英明、北岡由美子氏ら)が、谷岡氏が提唱し結成された「環境万博推進をめざす市民グループ」組織への参加を決めた件につき、以下の見解を送付しました。世の中、いろいろな考えがあり、なかなか1つにまとまらないものですね。

 《環境万博への提言》拝読しました。すべていちいち納得できる提言であり、理想的な提案だと思います。しかし、問題は森を開発して巨額の公共投資を呼び込むだけが本音の目的だった万博が、当初の目的からはマッタク外れ、変身、変貌を重ねた挙句、ただやみくもに「開催する」ことだけが使命の、成否の目算も着地点もない「巨大疫病神事業」となった今、その息も絶え絶えの「綿菓子」事業に、まとわりつき、なんとか再生させようというのは、もう、手遅れの状態だというのが小生の私見です。

 マイナスイメージだらけ、ケチのづめ、アイデアゼロ、命がけの最高指揮者がひとりもいない、なにより、庶民をわくわくさせる期待度皆無の万博に、このさき明るい未来はまったくありません。断言できます。万博と名乗る以上「環境とか経済とか政治なんか関係ナイ、無関心」という大多数の庶民の、興味、関心をひきつけるものがなければ失敗は確実です。ここはハッキリ、すっきり万博を中止し、どうしてもというのならば、まったく別の組織を別の予算で新たに立ち上げ、想定される諸事業を実施すべきでしょう。

 旧弊の、これまでデタラメだった博覧会協会を筆頭とする組織に変革を期待するのは「闇夜にカラスを探す」「ゴビ砂漠で1本の針を探す」に等しいムダの骨頂でしょう。庶民の本音は「面白ければ万博に行ってもいい」です。残念ながらゴミ問題、地球温暖化、自然破壊など、どれもこれも庶民の思考、能力の枠外です。

 万博などという、お祭りで取り上げることではなく、シッカリとした国家戦略に基づき、国を上げて予算をつけ、専門家により継続的に研究し対処すべきことで、もう市民レベルでは手に負えない危急の事態にまで、先進国の現状は来ているのです。貴兄らの真摯な努力、取り組みは認めますが、残念ながら賛同はできません。あしからず。ため息散人 やっぱりダメなことはダメ、万博いらないミヤナガでした。
 8月11日 16:59 万博にレッドカードを!その4
 たびたびのメール失礼致します。1日2食の習慣で午後2時半過ぎ、朝昼兼用のブランチを見ながら?朝日の朝刊を食べて?いましたら、おもわずヤッター!!と叫び勇気100倍、ガッツポーズをしてしまう記事を発見しました。うほほーっ!なんと、あの名古屋市民オンブズマン(佐久間信司代表)が10日財政問題を理由に「愛知万博の開催中止を求める」文書を愛知県知事と万博協会会長にあてて提出したというのです。

 メンバーの新海聡弁護士らが、記者会見で
(1)県債残高が3兆円を超え、県財政に余力がない。
(2)7千〜9千億円とされる関連事業費の総額を上回る経済効果がない。
(3)収支見通しが甘く、赤字の可能性が高い、など反対理由を挙げた。

 また愛知県内15大学で経済学、経営学を専攻する教授、助教授に[]万博開催に賛成か反対か/[]1500万人以上の入場者が確保できるか/[]関連事業の総額を上回る経済効果があるかーの3問のアンケートを郵送したという。

 「さわらぬ神にたたりなし」の風土の「学者先生たち」がどれだけ本音で正直に答えるか?<人間として正直に、真摯に答えて欲しい!> 更に、かれらの学問が「口先だけの理論」なのかどうか。現実の暮らしへの影響から「密接に関わりのある分野」での、近未来の巨大公共事業の行く末に、彼らが「生活者としてしっかり目配りし、学者としてどう判断しているか」が明確にあぶりだされるわけで、結果が大いに楽しみである。

 もちろん、アンケートに答えない「ヒマも度胸もナイ」先生がいないことを祈ってやまないのだが。新海弁護士の講演を聞き、新海氏の助言を得て、情報公開を集団で請求する市民団体「万博オンブズマン」を1997年5月1日に結成。以降、毎月第2木曜午後1時集合、丸2年間休まず24回愛知県に対し、各部局の文書の情報公開請求活動を、くどく、しつこく、ねっちりと実施した。

 県の情報公開度のランクアップを求め続けた名古屋市民オンブズマンの活動を、わずかながら側面で応援し続けたのが、やっと報われた思いだ。さて、これで、全国の市民オンブズマン連絡会議が、名古屋の動きに同調してくれれば、言うことナシなのだが、すこし欲が深すぎるかも。最後に名古屋市民オンブズマンの皆さん、勇敢な決断ありがとう!!今後は、ぜひ、いっしょに、万博中止にむけての活動をしませんか。『たーけらしい万博やめよまい!』万博オンブズマン事務局長/ 愛知万博から海上の森を守るネットワーク代表 ニコニコ散人ことミヤナガでした。

 8月14日 4:13 中村さま ご指摘ありがとうございます
 メールを始めて1年近くたちますが、実は初期設定を息子に頼んだ際、受信メールのアドレスを自動的に全てアドレス張に登録するようにしてもらいました。目的は私見の全国への発信です。宮永が本業以外で関わってきたこと「長良川河口堰、愛知万博、情報公開、末広問題など」に対する個人的意見、感想、提言、愚痴、文句、独り言など『アドレス帳・すべて選択』で発信しています。

 メーリングリストは申し込んだ覚えがあるのは4つですが、ML管理者からの問い合わせ、依頼<講師、案内、行事の賛同など>つながってそのままのMLが、かなりあって、先月数えてみたところ団体数で約350、個人で2000人くらい、沖縄から北海道まで全国、外国の方も何人か、ゼーンブ、そのまま一発送信しているのです。

 市民運動家といわれる人の中には宮永は「情報の垂れ流し」だと言う方もいますが、小生は市民運動をしているつもりはありません。『オカシイことはオカシイ、変なことは変』で、ぶつぶつ言っているだけでは気が済まなくなったとき、賛同してくれる仲間をつのって、考えられるありとあらゆる合法的手段を駆使し、意思をアピールする行動を、くどく、しつこく、納得できるまで、徹底的にやっているだけです。

 職業が個人塾という、世俗的なしがらみがほとんどナイ、自由業だから、できることだろうということも自覚しています。社会的な地位や身分はモチロン、収入の保証もナイ代わりに、言いたい放題、し放題という、精神的な自由度は100%です。悩みはクとコの間がないコト?それにつけても金の欲しさよ???デス。

 おわかり頂けたと思いますが、中村さんを始め、面識のない方に一方的にメールを送りつけているので<メール不要の方は>という文言をつけている次第です。(メールがダブル方もみえるのです)最後に、小生はメールの送受信が精一杯の初心者で「テキスト」でメールを送る方法もわかりません。まったく存知あげない方に、お願いは厚かましいかと思いますが、お教えくだされば幸いです。メールの受信が1日40以上は来る毎日です.。気の合う人この指とまれ! 野次馬散人 みやながトホホでした。

 8月14日 14:30 【わネット・松浦さま】  みやながデス
 いつもいつもご迷惑をおかけしています。アドバイス嬉しいです。本当にありがとうございます。「知らない」ということは恐ろしいことで、たぶん多くの方に「チッチッ!しょうがないヤツだなー」と舌打ちされてきたのだろうと思います。忠告、苦言大歓迎です。聴く耳はあります。どうでもいいヤツと思ったら、何にも言わず無視しますからね。

 以前は『業務連絡』と称して、メールの返事を一度に5人、10人と済ます無礼をしていましたが、今は1時間、2時間かけても、ぜーんぶ返事を出しています。それだけヒマということで、イチオー扶養家族を抱える身には困ったことですが、最善の努力はしていますから仕方ありません。山の神や子供たちには甲斐性のない父親でとほほですが。

 それから、「テキスト」文書の件ですが、いまだ???です。普通はどんな手順で文書を作成すればそうなるのですか。ワードで作成した文書をコピーしてメールに張りつけをしていますが、そのとき、いろいろな文体や文書にした装飾などが<文字の拡大、変形、枠飾りなど>その原因なのでしょうか。 お忙しいときにチョー初歩的な質問ばかりで失礼しました。 なにがなんだか訳ワカメ 野次馬散人 ミヤナガでした。

 8月14日20:26万博にレッドカードを!その5 皆様 みやながデス
 8月13日付、朝日新聞・夕刊4版・10面(多分東海版のみ)に7段組・11字28行で特集『万博新体制』総合プロデュサーに聞く:上が木村尚三郎氏(71歳)をゲストに報道されました。大見出しが『現代人の価値観を生かして日本の得意技で新しい驚き』というものでした。

 「万博の勝算は8割と判断してひき受けた」との冒頭の発言に、堺屋氏の二の舞、本音のレクチャーをうけず、自分で詳細な情報収集もせず、ここにまた「裸の王様」が人身御供でひきずりだされてきたなと、やれやれお気の毒にと『本気らしい氏の様子』にまず同情してしまった。

 さてご本人によると「現代人の価値観は動き、おしゃれ感覚、安心」の3つで、これとテーマ『自然との叡智』を結びつける目処がついた」とのこと。おいおい勝手に価値観を決め付けないでくれ。それに自然の叡智って一体なんだ。庶民のそこらのオジサンにはさっぱりわからない。でそれを会場で表現するのに「鳥居の朱色が安心の色。朱色を多用すれば世界中の人が安心する」という。それってなんなんだ?
 えーっ、朱色はもともと古墳時代の棺桶に塗られた紅ガラ(丹・に)の色。血の色、死、腐敗防止、再生をイメージする黄泉の国を象徴する色。安心するのは敗戦以前、寺院・神社が国民の「建前のシンボル」であった戦前世代が、単純な「昔はよかった」式の郷愁でそう思いこんでいるだけで戦後世代にそんな思い込みはナイ。ケバイ!の一言でオシマイだ。

 「手先の器用な日本人の折り紙や茶汲み人形の技術をいかしたロボットなどを隠し味にしたい」って、なに言ってんだ。この3Dゲームの時代に、伝統技術の再利用を、高いカネを払って見に来るヒマ人なんかいないし、いまどきの小学生だって、もう少しましなアイデアをだす。

 「1周600mの回転寿司」構想に至っては、アホらしくて眼から鼻水がでた。一体だれが、汗みずたらして炎天下で、半ば凍ったり乾いた寿司を食べに来るというんだ。回転寿司なんか、いまでは世界中どこにだってある。大人2人で1万円も入場料を払うくらいなら、ちゃんとした寿司屋へ行って、好きなものを握ってもらって食べる。交通費を使ってまで誰がくるものか。

 「誘致当初は自然保護の議論はなかった」、こらあー、それは「委員の先生方の間ではなかった?」だけで、声を限りに訴え続けた、われわれ地元の「森を壊すな」の主張を無視し、まったく耳を貸そうとしなかったじゃないか。ホント、よく言うよ。もっとよく、事情を確かめてから発言してくれよな。

 「海上の森は白神山地や屋久島に比べれば日本が誇る森とは言えない。立派な森にするため、みんなが動きを起こす仕掛けを考えたい」なに言ってんだか。『世界遺産の森さえ残せばいい。あとはゼーンブ開発しよう』はモウやめよう!というのが21世紀ではないのか。世界に誇らなくていい。立派でなくていい。
 タニシがいてメダカが泳ぎ、ハルリンドウが咲くあぜ道をキジの親子が散歩する。ホタルが舞いフクロウが鳴く。ヒガンバナに赤トンボが止まり、雪道にノウサギの足跡、ナンテンの実。4〜50年前まではどこの里山でも見られたふつうの自然、それが今ではどこにも!なくなりつつある、そんな場所が《海上の森》で、《童話の世界の住人たち》が今も命イッパイ息づいている身近な自然があるんです。

 最近なぜ金子みすずが再評価されてきたのか、全然、分かっていませんね。また「楽しいイベントで客を集めたい」と臆面もなくおっしゃっていますが、そんなこと分かっていますから『具体的な案をだしなさい!それが貴方の役目でしょ、もうー』「ヨーロッパの農村は非常に豊かで、どこで食事しても安くておいしい」ってエーッ!どこでいつも食事をしてきたんですか。まさか星つきの店ばかりじゃないでしょうね。
 ユースホステルとかB&Bとか安宿に泊まったことはあるんですか。「土地の人の生き方に魅力がなければ、外国の人は来てくれない」って本気?アフリカサファリツアー、南極ツアー、ヒマラヤトレッキング、国内なら温泉めぐり、テーマパーク、みんな、そんな理由で出かけているとは思えませんが……

 「もっと生きる喜び、楽しさを感じて欲しい」なんて余計なお世話、ほっといてくれ。生きがいなんて
「おかみ」に用意してもらうものでない。ひとりひとりが一生かけて探すもの。それが万博でないこと
だけは金欠散人の宮永でもわかる!カネも地位も身分も名誉も、すべて手に入れた人の「専門外の
薀蓄」はウンザリです。万博でドブにすてるカネはない。なんでもイチャモンをつけないと気がすまない》       野次馬散人、万博いらない・生徒募集中ミヤナガでした。さ〜て、一杯いくか。

8月15日 19:04 万博にレッドカードを!その6皆様 みやながデス
 8月14日付、朝日新聞・夕刊4版・8面に7段組・11字28行で特集『万博新体制』総合プロデュサーに聞く:中が、泉真也氏(71歳)をゲストに掲載されました。さて氏の発言:

 その(1)『自然の叡智』というテーマで国際博覧会協会(BIE)に登録した条件のなかで、
       8月中に来場者がどんな体験をし、何を得るのか詰めたい。
 *宮永発言*エーッ!ひょっとして8月って「今月のこと」なの、来年の8月の間違いじゃない?

 その(2)(総合プロデュサーとチーフプロデュサー)6人がそれぞれの得意分野をしっかりカバーすることが必要だ。ぼくは総合調整的な役割で、みんなの考えを具体的な絵にする。
 
  宮*ということは、自分からは具体的なアイデアはださないんだ。気楽なシゴトだなー。《ハッキリ言えばアイデアはナイんだ。》 ということは独創性、斬新性は不要な訳で、だから「まあまあ、このへんでみんなの顔をたてて妥協して、これでいきましょう」てな調停役の長老が必要だったんだ。いいな−こんなんで、オカネがもらえるなんて。7月28日、中日朝刊・12版・34面、7段抜きの記事で【私がボールを投げる。菊竹さんができるかどうか判断し、木村さんが意義付けをする】を読んだとき、なぜ3つとも各自が判断し、その結果の「自信案」を3人が持ち寄るということをしないのかと思ったが、よーするに、みんな調整役のつもり、行司役なんだ。

 その(3)実際の作業には《*宮永注・・まだなに一つ決まっていない》業務委託のような形で、25歳から35歳の人で、市民と一番接する部分で若い感性を生かしたい。
 宮*うーん、泉氏ご本人の感性が??とは思わないの?はっきりいって71、72、73歳というトリオの年齢自体、アナクロで、全員、日本のどこかにあるマダムタッソー蝋人形館の「コピー美術館」に収めたいのが、そこらの庶民の感覚なんですけどねー。やれやれ。

 その(4)市民参加について、日本全国、さらに地球規模で連帯したうえでの『市民』という概念が
        まあ薄い気がする。
 宮*おーい、ボケが始まったのか。なにを言いたいのかわかるようにしゃべってよ。
       「連帯したうえでの市民」とか「概念が薄い」とかゼーンゼンわからない!

  その(5)「市民と情報を共有することが大切だ。
 宮*こらあー、いけしゃあーしゃあと、よくいうよな。BIEに提出した「2005年国際博覧会」開催申請の登録計画案、どれだけ要求しても国の公文書という名目でださないし、情報公開法にもとづき、請求しても不開示。一番肝心の申請計画を市民に秘密にしたまま、なにが情報を共有したいだ。後ろめたくなければ堂々と示すのが当たり前だ。このドあほ!

 その(6)(万博を)やめちゃえ、という選択肢も、個人的にはゼロでないと思っている。しかし、国際社会で信用が失墜しかねない。中止になった世界都市博にもかかわったが、今でも外国の人から「日本は信頼できると思っていたが違った」といわれる。
 宮*個人的に「止める」選択肢を認める「中途半端な万博」なんか、ナゼ引き受けたんだよー。かえって止めたほうが、国際社会の信用があがったはずなのは「小泉首相の靖国参拝」と同じと思うけどねー。メンツにこだわって、自分のことしか見えないのは最悪だよ。ホント。

 その(7)やっぱり博覧会は違うと思わせる仕掛けが必要。その1つが高架回廊ループ案。
 宮*おいおい、とっくの昔に提案されて、シッカシ検討した結果、ボツになった計画だよ。
    お盆恒例NHK「なつかしのメロディー」じゃあるまいし、なに考えてんだかヤになっちゃうよ。

 その(8)海上の森については、できるだけいじらないが市民の人たちと話合いたい。
 宮*まだそんなこといってんのか。アイデアゼロなら、もう会場としての使用を放棄しなサイ!
   話し合う市民に、おれたちは入ってんのかな。ンな、ワケはないよなー。相変わらずいちいち
   つっかかる野次馬散人【今日が実父の初盆】宮永でした。さて、一杯やっか?親父!

     

★第72回「みちくさ日記:オシドリの里キャンプ/蛇ヶ洞川探検/徳山村法曹&民間合宿
    【海上の森くらぶ通信】2001年9月1日・第105号続編&◆メール◆付き


 ☆2001年7月28日(土)【おしどりの里でキャンプ】注*一部既報とダブリます
  午前10時:「寒狭川フェスティバル」主催者の古橋氏らと豊橋市役所前で合流。名古屋から参加の高岡、小生らたった3名になんと!案内の方が4名も。まず市役所裏の吉田城の脇を流れる豊川の
河岸段丘にある霞堤(かすみつつみ)へ。河川敷が民有地で洪水のとき遊水地になる、古来の智恵が詰まった土地を見学。

 次に日本で最後に残った「手漕ぎ」の【牛川の渡し】を観光体験。素朴で話好きの船頭さんが、普段の倍も時間をかけて往復してくれる大サービス。河畔林(かはんりん)に覆われた川岸の風情や、渡し場のレトロな雰囲気がステキでした。しかし、開発の波はここにも忍び寄り、川岸の林を伐採し公園化する計画がもう「図面製作段階」まできているとか。あ〜あ、でるのはため息のみ!日本中どこでも、こんなのばっかし、ったく!

 桜ケ淵で遅い昼を済ませ、タモを使ったアユの伝統漁法で有名な鮎滝へ移動。川幅が狭まり滝状になった激流を跳びはね遡上するアユを《巨大なタモで掬うだけ》という素朴な漁だ。ムロン誰でも漁ができるというワケではなく、地元で代々続いた特定の戸主たちだけで構成する保存会が輪番で詰めて漁をするのだという。

 飛んで火にいる夏の虫」ならぬ「サカナ」が次々とタモに飛び込むのをみてから【オシドリの伊藤仙二さん】製材所跡に到着。今夜のメンバーは親子4人連れ1組と熟年の男性8人。手分けしてターフ、テントを張り、あとはお決まり楽しい、嬉しい「あるこーる」を交えての、裃を脱いだ歓談が夕方4時半には始まり、ひんやりとした山の冷気のなか、賑やかに深夜12時過ぎまで続いたのでした。

 さて明けて29日。孫のような子供と泳いだり、45年ぶりに釣りをしたり、思いっきりリラックスできました。あー楽しかった!サイコーですね、自然って。でも楽しいひとときはあっというま、昼のバーベキューを途中で抜け、後ろ髪!を曳かれる?思いで帰路につきました。そして、いよいよ今夜は「朝まで生テレビの選挙速報観戦」 (*西区自宅で、テレビ局クルー4人が徹夜で!テーブルを囲み陣取る神谷武夫、奥村陽子、小生の速報視聴を撮影・放送)

 ☆8月4日(土)【真夏の週末みちくさ日記その2】 蛇が洞で:おーい!俺はまだ生きてるぜ!
 ……瀬戸市・蛇が洞川、オオサンショウウオより……午後6時45分:「いま家をでます、10分位かかると思いますが」と知人から。名東区「極楽」と「勢子坊(せこぼう)」の中間でひろってもらい、ま昼の熱気がドカーン、むっとするコンクリートジャングルをぬけて一路、瀬戸の山奥、岐阜県境沿いの下半田(しもはた)川地区へ。

  「んー、この道でいいのかな〜」  宮永:『方向音痴なので、マッタク分かりません』

 「確か常光寺へ抜ける三叉路で曲がるンだよなー」  『えーっと、ゼンゼン知りません』

 ゴメン。あなた任せ、ナビゲーター失格で何を聞かれても、頼りないこんな返事だけで。それでも一度だけのUターンで、約束時間チョイ過ぎの8時6分:JR・下半田川バス停前に到着。 一人だけ先着の記者氏から「89年卒なんです」と同窓生であると知らされた知人。と、また誰がみても記者の熟年男性が車でひとり。今度は小生に「県政記者クラブで何度かお会いしました」やれやれ世間は狭い。

 今夜は林県議主宰の「オオサンショウウオを見る会」遅れるという本隊のマイクロバスを待ちつつ、ついさっきまでいた都会とは別世界の、すだく虫の音(ね)と遠くの盆踊りのお囃子(はやし)に耳を澄ませながら、ひんやり快適そのものの夜気があたり一面に広がる山裾の村里を「いいな〜」「いいね〜」を連発しつつ9時頃まで散策。

 今夜の案内人・水野秋一さん(77歳)の話によると「この川が日本のオオサンショウウオ生息域の東限で、家の真横の川岸に10匹、その上流50mの堰に5匹。これが3年前、特別天然記念物に指定された全て。ここ何年かこの上流3kmを調査したがいなかった。去年の東海豪雨で崩れた川岸の下敷きになって1m50cmの大物が死に、そのときオオサンショウウオの子供を食べていた天敵の大鯉3匹も犠牲になった。自分が子供の頃は海上の森を流れる山口川にもオオサンショウウオがいたんですよ」

 「オオサンショウウオの棲家は川岸が岩盤になっていて、その岩と岩の間に自由に出入りできる洞がたくさんあるところ。全長が1mを超えるオオサンショウウウオが身を潜められる広さがあり、さらに、その洞が山から染み出す伏流水の湧き出し口にもなっていて、一年を通してきれいな水が絶えないこと。とーぜん餌のカワムツやシラハエ、モロコがたくさんいること」が最低条件という。

 源流域まで【コンクリートの3面張り】が普通の日本で、いまも生き残っているコトが奇跡的とさえいえる状況がよくわかった。また昔のままの姿の川がそのまま残っていることも凄い!!なんと、この上流に20を越す産業廃棄物処分場があり、さらに驚いたことに瀬戸市の水源地「蛇が洞浄水場」のすぐ隣に、新たに処分場の建設が計画されているという。

 名古屋のゴミ処理を岐阜の愛岐処分場にまかせっぱなしで、いえた義理ではないが、現実を知った以上、瀬戸市民を先頭に《なんらかの強烈な直接行動を起こすべき》と感じた。自分とは関係のない地域の話だが、設立世話人として関係する「愛知の環境と開発を考える市民フォーラム」でとりあげ、現地のグループと共同歩調をとろうとも考えた。

 さて話を観察会に戻し、到着の約20名の一行に水のハンザキ(*オオサンショウウオの地域名)おっと失礼ミヤザキ、アセス市民の会石原氏と、これまた旧知の仲間がいて『やあやあ、どーもどうも』で小一時間、水野探検隊長を先導にあちこち探し回ったがカラブリ。確実にでるのは夜中1時から2時との説明に、シートをひきクーラーボックスにたっぷりの泡もの、ジュース、おつまみと手回しよく宴会モードに切り替えた「ご一行様」の乾杯を横目に、われわれ外人部隊2名は《生つばを飲み込みつつ》10時10分、足取り重く帰宅の途についたのでした。あ〜あ徹夜でもいい、一緒に盛り上がりたかったなートホホ、ではでは

  8月18日(土)【真夏の週末みちくさ日記その3】徳山で:キャンプだキャンプだ!わーい
 10時40分ジャスト。リュックをかつぎ自転車で西区の教室をるんるん気分で出発。地下鉄「庄内通り」から「広小路伏見」乗り換え名古屋駅着11時01分。ホームに上がった途端!11時09分発〈大垣行新快速〉がすべりこんできた。

 
 30数年ぶり!JR東海道線『いいなー列車の旅って、ほんと』 《ムリヤリ押し込めていた》放浪癖の本性が心の奥でうずく『各駅停車だったら、もっとよかったのになー』車窓からの風景に視線を注ぎ、久しぶりの旅情にひたっていたら、なんとビックリ11時40分にはもう大垣着!所要たったの31分!

 えーっ、西区から名東区ヘ行くより早い!わおー、いま浦島太郎の気分だ。何年も前から『徳山村へ行きたい。それも「徳山ダム建設中止を求める会」主催のサマーキャンプに』と、なぜか心にシッカシ、決めていた。思いがけず直前に都合がついて、やっと行ける時間がとれた。で、勇躍「近藤ゆり子」さんに電話したのが3日前、お盆15日の夜だった。「ひとりならどこかの車に乗れるからOK」と嬉しい返事。『あ〜よかった』さてさて『だれが来るか楽しみだな』

 初めてのJR大垣駅。ホームからゆっくりと改札口をでてもまだ11時44分。うーむ、北口集合12時半にはまだまだ、こんなに早く着くとは。はてさて、どうしようかなー。で、とりあえず、キヨスクでサンドイッチとお茶。改札口正面の《敬老シート》の隅っこに周りを見回し遠慮しつつ『まっ、いいか』と腰をおろして早めのブランチ。

 久しぶりの《旅人の目》で、人の流れをぼんやりと眺めていたら見覚えのある女性が一人、リュックを担いでスタスタと目の前へ。「コンニチハ、なにしてんですか、こんなとこで?」ゆり子さんだった。『早く着きすぎちゃって、時間をつぶしてたんデスよ』とほほ。「じゃあ一緒に」旅は道連れ、幸先よい?スタートに

 午後1時チョイ前、車9台で中継待ち合わせ地点:谷汲線「根尾」駅へ出発。根尾駅前には臨時駐車場となにやら賑やかなノボリの列むむむ??そこは好奇心のかたまりの小生、早速、いあわせた警備の人に『何があるんですか』と質問。「夕方6時半から【喜多郎のコンサート】が向こうに見えるアドバルーンのお寺の境内で毎年、夏の恒例なんですよ」『いいな〜、キタローのオカリナ、大好きなんだ。でもな〜』ウーム、残念。

 さて2時06分:合流予定3組目の森さん親子到着で、全員メデタク勢ぞろい。にこにこ顔の総勢51人に名古屋TVクルーが加わり、車12台が徳山村へ再スタート。ダム工事現場のむちゃくちゃな自然破壊に、でるのは怒りの声と溜め息のみ。8月20日に強制収用が実施される「土地トラスト」の地点で本日の取材をすませた名古屋TVクルーと別れ、ダム上流の今夜のキャンプサイトへ4時過ぎ無事一行は「さ〜、着いたぞー」

 そしてテント設営、夕食の用意、ゼーンブ皆さんにオマカセして、極楽トンボのオジさんは真夏の熱気に全身汗びしょで、もう発狂寸前「せっかく来たんだから、川へ行くぞー」の藤田氏の声に即、反応『いくいく行く〜、すぐいく〜』モチロンその気でぬかりなく用意の海パンを手に、手持ち無沙汰そうにしていた法曹グループの若手にも声をかけ「おいで、おいで」と呼んでいる川遊び方面へまっしぐら。やっほー。

 『あー、この川の水の気持ちよさ、じゅっと音がするような快感!』小学生と一緒にこころの底から笑い、はしゃぎ、氷のように冷たい水とたわむれた。たまらず大学生が一人、トランクス1枚になって!川に入ってきた。

 夜10時過ぎ、キャンプのたび恒例の【深夜のふくろう探検隊】主催者でもないのに勝手に呼びかけ、応じた川遊びグループ9人+?の10人で、昼間、車で行った《水遊びの川岸》を目指し、闇夜の山道をゾロゾロ。もうひき返そうというところで全員、道に寝転び、耳を澄まし、空を見上げた。アスファルトのかすかな温かみ。天の川。何人かが初めて見た流れ星。弁護士1人、司法修習生3人、法学部の学生1人、「道路に寝転ぶなんて生まれて初めて」というかれらの感想は「こんなに気持ちがいいとは!」「すっごい、最高」だった。

 今回は徳山ダム、長良川河口堰、万博と《愛知の市民運動》の最前線を支える【国労の最強メンバー】を中心とする市民グループ《ほぼ全員に面識があり、普段、共に行動している仲間たち33人に、弁護士4人、修習生5人、法律家志望の学生9人と法曹関係者18名が加わった、異色の合同キャンプでした。対極的な身分?や立場?でも、きっと今後に役立つ何かがあったハズと、ただ呑んで騒いだだけの、ほぼ最年長のオジさんですが、直感的に?感じた《市民運動を忘れてくつろげた》1泊2日でした。

 そ〜だ、そうなんだ、人生一度っきり、周りなんか気にせず思いっきり《ハメをはずす》ことがあっていい。ただし大自然の中でねっ。どう?スッキリいい気分だろ。いまこの一瞬を生きているんだって
思いっきりこころを開け放すのってほんと素敵だろ、ねっ。楽しいときは無心のとき『あー生きててよかった』ってふりかえって思うとき。一期一会またいつかどこかで会いましょう。ではでは 皆さん 野次馬散人 みやなが頓首九拝

  付録【掲載はどれかな?01年7月、8月号】
(1)【最初から理念皆無の国際博】 中日新聞「万博の行方」係殿 7月2日投稿
 瀬戸市海上の森を初めて訪れたのは92年2月だった。夢かと思うほどの鳥影の濃さ、自然の豊かさに驚愕し、毎週通うようになって初めてこの森が【万博候補地】と知った。以来十年、自然を破壊する万博計画に反対派としてほぼ当事者の位置にいて、つぶさに推移を見つめ多くの変更に係わってきた。

 しかし、88年10月の万博誘致構想発表以来、内容もテーマも開催場所もめまぐるしく変わり続け、今後も確定が見込めない絶望的状況だ。原因は何か。答えは簡単だ。当初から本音の目的はただ一つ。巨大公共資金をあてにした地元にカネを落とす大規模開発事業の誘致と実施。開催までいかに多くの資金を投下するかが目的で、結果は思慮の外。潤うのは関連大企業と関係者のみ。

 確実と予想される赤字負担は税金を原資とする公的資金の投入などで一件落着とすればよく、痛むのは国や自治体の懐のみ。どんなイベントでもまず第一に「見せたい、聞かせたい、知らせたい」モノやコトがあって始まるもの。それが終始一貫何もない。

 とにかく工事をしたい。大規模に地形を改変し箱モノを作りたい。中身は誰かが後から考えればいいという無責任極まりない計画。しかしいまだに目玉が現れない。これが現実だ。小泉内閣が提唱する構造改革でむだを削減する象徴として世界都市博返上の先例にならい、今こそ万博返上、中止を決断すべきときであろう。

(2)【愛知万博の行方はこれ】 中日新聞「万博の行方」係殿 7月3日投稿 
 1988年の誘致表明以来、唯一終始一貫しているのは「巨額公的資金導入による、公共投資をあてにした巨大開発事業の誘致と実施」で、潤うのは関連企業と関係者のみ。庶民とは無縁の思惑で揺れ続け、利権のにおいふんぷん、胸ワクワクの期待感ゼロの万博はもうとっくに過去の遺物で、興味の対象外です。

 明確なテーマを持ち何が何でもやると「全責任を負うカリスマ的最高指導者」がいない愛知万博は「3日前に栓を抜き、しかも日なたにおかれたサイダー」です。ほころびにつぎはぎだらけで、おまけに空気が半分抜けた手垢まみれの飛行船「環境博号」はもう墜落寸前です。てんでばらばらの方向を向いた乗組員は全員だれかの指示待ちで、その誰かが、こいれまで十年同様、今後も現れそうにありません。
 もうここまでもつれきったら対処療法はただ一つ。一旦すべてをご破算にする。どうしても未練がある人たちは名称、組織、人員を一新し自己責任を明確に表明した上で180度別の世界からスタートすべきでしょう。

(3)【選んだ議員に公約守らせよ】 朝日新聞「声」欄殿 8月2日投稿               
 非拘束名簿式比例代表の前参議院議員「末広まきこ」氏が落選した。前回、定数3の愛知で獲得した約36万票に対し全県で3837票、全国で19246票だった。前回に比べ全県で約92分の1、全国で18分の1以下だった。なぜこんな結果になったのか。

 当時の末広氏の公約は「自然を破壊する愛知万博反対」「既成政党の傘に入らず庶民の声を国会に届ける」などだった。本音が住宅建設や道路工事だった愛知万博計画に反対する市民や、無党派の代表を求めた庶民が公約を信じ手弁当で応援し選んだ議員だった。
 議員一人で万博を中止できる筈がなく、国政の場で万博反対を言い続けて欲しい、ただそれだけの藁にもすがる思いを彼女に託したのだ。その余りに非常識な変身に議員辞職を要求する市民運動を開始。署名、裁判、街頭アピールなど3年7か月が過ぎた。

 当初十数人いたメンバーも片手に収まるほどに減った。しかし、民意の判定は下された。当選すれば「議員は勝手のし放題」「有権者は泣き寝入り」という時代はもう終わりにすべきです。みなさん!選んだ議員の活動をシッカリ監視し、公約の実行を迫り、目に余る不適格議員は断固、落選させましょう。

(4)【庶民の感覚は健全だった!】 中日新聞「発言」欄殿 8月8日                  前参議院議員末広まきこ氏が落選した。「自然を破壊する万博反対」「無党派の声を国会に届ける」などの公約を信じ、多くのボランティアが懸命に支援したが当選後、突然、万博推進の自民党入りを表明した。
  支持者の気持ちを踏みにじる変身に、担いだ責任を取り、有志で辞職要求運動を始めたものの、集めた署名は受け取りを拒否され、民事裁判は棄却され、果ては「落選させる会」のホームページの文言が公職選挙法違反と告発状を提出される始末だった。

 そこへ更に小泉ブームが捲き起こり、今までの活動は水の泡かと半ば諦めかけていた。それが前回の得票約36万に対し全国で1万9000余票と有権者の鉄槌が見事にうち下ろされた。暗く何事もうつむきがちな世相の中で、有権者の健全な心の存在が明確に表れたことに、日本人も捨てたもんじゃないと感動すると同時に、肩の荷が降りしんそこホッとしている。なぜこんな結果になったのか。

 当時の末広氏の公約は「自然を破壊する愛知万博反対」「既成政党の傘に入らず庶民の声を国会に届ける」などだった。本音が住宅建設や道路工事だった「愛知万博計画」に反対する市民や、無党派の代表を求めた庶民が公約を信じ手弁当で応援し選んだ議員だった。

 議員ひとりで万博を中止できるはずがなく「国政の場で万博反対を言い続けて欲しい」ただそれだけの、藁にもすがる思いを彼女に託したのだ。その変身の余りの非常識さに議員辞職を要求する市民運動を開始。署名活動、裁判、街頭アピールなど3年7か月が過ぎた。
 当初十数人いたメンバーも片手に収まるほどに減った。しかし、民意の判定は下された。当選すれば「議員は勝手のし放題」「有権者は泣き寝入り」という時代はもう終わりにすべきです。みなさん!選んだ議員の活動をシッカリ監視し、公約の実行を迫り、目に余る不適格議員は断固、落選させましょう。

《掲載はどれかな?01年7月、8月の巻》回答
(3)【選んだ議員に公約守らせよ】 朝日新聞「声」欄殿 8月2日投稿
   【選んだ議員に公約守らせよ】 朝日新聞「声」欄巻頭 8月7日掲載  

 2ヶ月で4本、1勝3敗、テーマ別では1勝1敗だった。ただし7月の中日あて「テーマ投稿」は
《コテコテのアクの強い反対派》として完全に小生は認知されているようなので、トヨタの広報誌でも
ある中日の「この万博推進の意図がみえみえの企画」では不採用が当然?というものだった。

      

 
  ★72回続編:「万博で何をする?いちいち徹底反論/豊川を考える会などの動き」


 01年8月16日(木)12:40≪万博にレッドカードを!その7 皆様 宮永です
 13、14日と連日掲載された万博特集「下」が15日朝日夕刊には載りませんでした
で、少し古い情報ですが、愛知万博を完全にノックアウトしてしまうと予想される2004年パリ国際「映像」博覧会に関する宮永のくどく、しつこい投稿を添付してみました。
 (筆者注*「掲載はどれかな?01年3月おまけ付き」の巻に掲載・省略)

 2005年愛知「環境」博の前年に開催される《花の都》パリ近郊での国際映像博。互角の勝負ができるとはとても、トテモ。せいぜい「極東で二番煎じの万博が、来年またあるらしいよ」でオシマイ。欧米で話題になり、日本へ客が殺到する見込みはゼロでしょう。
 我ながら読んでみて、あらためてそのシツコサに驚きました。やれやれ。1日も早く、万博なんかに煩(わずら)わされず、スッキリ、快晴の気分で呑みたいものデス?ヤだったら!ヤだね!むだムリ万博!野次馬散人 昼から『びーる』のミヤナガでした。くーっ、きくー、ウマイ……、こらこら!

  【聞いてよ!オジさんの独り言】 
 8月13日夜「お盆」に入り、久しぶりに帰宅したら、なんと娘の17歳の誕生日!これでは見放されてもしかたがないよな〜、父親失格とほほのほ。気まずい食事のあと、しばらくたって、お祝いのケーキタイム。せめてと「お父さん分のケーキ」は娘に譲り、つい紅茶をがぶがぶ2杯も。あー、しまった。やっぱり眠れない。<カフェイン過敏体質なんです>ここ十年近く家族サービスゼロのあれこれを思いますます眠れない。

 14日深夜2時、そうだ!ここ15年間の気がかりを一挙に解決することにした。縦270cm横360pの藤(とう)製床シート。名東区星が丘の「エスニックショップ」でバブルのとき10万近く出して買って未使用のまま。西区の2階14畳のフローリングにぴったしなのだが、名東区から持ち出す手段が……

 まだ起きていた息子に『西区へ帰る』と一声かけて〈「佐々木小次郎」が肩に背負った長刀そのまま、スズキの軽の左の窓から1メートルは突き出した状態で、名東区から西区までまっしぐら、最速35分で到着の新記録。同じ車線ですれちがった車は千種区竹越から北区黒川間で6台のみ。あとはどこも独占・専用道路!みなさん、ぜひ一度、ひんやりサラサラの籐の敷床にすわって「あわ?盛り」をしに来ませんか?

 
8月17日15:44 D 宮永です。
 さてD様 各種アドバイス了解しました。公共「的」なMLに私「的」な文書を「一発送信」している宮永ですが、公共性のある場所とか私的参拝とか、私的、公的と、何を基準に公私の分かれ目を判別し、選別しているのか、数学の公式のような基準?がなく、曖昧なまま使っているのは小生だけではないと思います。

 ただ、小生にとって「公」は自宅または自室以外の、不特定多数の目に触れるところすべてという認識ですから、当然MLもその範疇に入ると思っています。ただ、特定多数の人の目に触れるMLへ出された文書は、中身はなんであれ、すべて個人的通信(私文書)と思っていました。中身が集会や行催事の案内でも、意見でも、感想でも、みな個人的通信と思っていました。公的文書(公文書)は官庁など役所が発信する文書か、そこへ提出する文書だとばかり思っていたのは認識不足だったようです。

  ----- Original Message -----
Subject: 「万博にレッドカードを!」とML
  
>さて 宮永まさよしさん、はじめましてDです。。「万博にレッドカードを!」について。直接宮永さんにメールを書こうと思ったのですが、個人通信の宛先に自動登録されたくなかったもので(^_^);ですから当人以外の関心のない方は読み飛ばしてください。なお通信の文章内容についてはコメントを挟みません。直接の知人宛だけであれば個人的通信を発信するのもよいのですが、面識のない方にも送付するならば、それなりの表現方法があると思います。個人的な表現となっているため、伝えたいであろうことが伝わってきません。

>>
みなさま、はじめまして&おひさしぶりです。Dと申します。
>>
まずHさん、こんにちは。Nの方にある小さな大学のヒゲがちくちくするゼミの後輩です。数回しかお会いしていないと思いますけど。自宅のIT化お手伝いしましょうか?みなさん個人的な話ですいません。
 宮永記:Dさんの以上のような文書は「別に問題なく」いいんですね?私とは全く関係も、面識もない人たちのチョー私的な文書のようですが。それと残念ですが、思いが伝わらない人がいて当たり前で、大げさに言えば《だから民主主義という装置がひねりだされた》のだと認識しています。小説、絵画、音楽、戯曲などなど、レベルは天と地ですが、ゼーンブ不特定多数に向けての個人的!通信と宮永は了解しています。理解できないから、通俗的過ぎるから排除というのは寂しいですね。

 *>>それだけであれば宮永さんが不本意であろうだけで誰も困らないのですが、多くの人は基本的にコミュニケート不全のメールを受け取るのは不愉快です。だから宮永さんは「メール不要」の連絡があれば、メーラのアドレス帳から外して送付されないようにするのですよね。

 宮永:人はいろいろなことに不愉快を感じるものです、確かに。それが誰でもみな同じと思いこむのは?ですが・・。メーリングリストは申し込んだ覚えがあるのは4つですが、ML管理者からの問い合わせ、依頼(講師、案内、行事の賛同などつながってそのままのMLがかなりあって、先月数えてみたところ団体数で約350、個人で2000人くらい、沖縄から北海道まで全国、外国の方も何人か、ゼーンブそのまま一発送信しているのです。

 *>>このメーリングリストは不特定複数の受け手を持つメディアです。おそらく悪意なく純真に行っていることなのでしょうが、公共性のあるメーリングリストに、個人的な通信を、ほかの宛先とひっくるめて「一発送信」していることに、問題を感じます。

 宮永:「Aネット」は特定複数の登録メンバーだけの組織と思っていました。対象がグループ内だけでないとダメということですか。小生が「Aネット」のメンバーとして面識があるのは現時点で4人だけで、会員数も、どなたがメンバーかも、今まで「Aネット」で受信した方以外、何も知りません。小生は、全く関わりのない人たちにこそ、とにかく聞いてもらいたいのです。賛否はモチロン、無視も結構。気にいったらこの指とまれの姿勢です。
 また個人的でない通信とはどんなものなのか、今まで受信したAネットの××047から××112まで、小生には全部、私的な通信としか思えないんですが。私的な情報を「公的と称する場所」を仲立ちに  やりとりしているだけと

 *>>例えば 私が「メール不要」の場合はどうすればよいでしょう。 #これはメーリングリスト管理者の    ポリシーによるところなのでしょうが。
 宮永:受信し読まず削除。宮永を退会させる。自分が退会のいずれかです。

 *>>メーリングリストへの送信だけでも中止することをアドバイスいたします。
    以上、言葉が足りない部分もあるかと思いますが、よろしく善処ください。

 宮永:送信を中止せよということは退会せよということですね。管理者からの要請であれば退会します。小生は「閉ざされた身内意識の強いグループのなかだけでの議論」には関心はありません。発言し責任をもって実行できる仲間、理解し支援してくれる仲間を増やしたいだけです。
 異論は認めます。でも無理に説得する意欲はありません。退会ということになりそうですが、
今後、もし受信希望の方がみえましたら、お手数ですが、宮永あてアドレスをお知らせ下さい。
<今、毎日新聞から「愛知の教職員2重手当て問題」について18日朝刊用のコメントの要請がありました。こんなのも個人的見解の表明ですよね。>

 
8月17日21:07万博のなぜ?≫ 全国の皆様  宮永です
 一方的に送りつけられる私的見解をご覧になって不快感を感じられた皆さん、表現技法の未熟さ、語彙の特殊さで、違和感をお与えしたようで、今後の投稿に際し、その点、充分留意させて頂きます。
 さて、愛知万博ですが「とにかく推進」という国・県・協会などと、「財政、環境などの理由から中止・返上を求める」反対派市民グループの両極端がいて、その間に積極的推進派、消極的推進グループがいると、大雑把にわけて4タイプの市民(国民)の動きがあると思います。

 問題はこの4つの関係者を合わせても、国民は無論、県民に占める割合が話にならないほど微々たるもので、大多数の国民は無関心という現状です。1988年の誘致表明以来足かけ13年、97年の開催決定からも4年目となり、その動向が新聞の1面トップに載らない月がないほど報道もされているのに期待感や関心の度合いが、長期低落傾向にあるようなのはなぜなのか。
 自発的な「賛成派市民による」万博推進を求める全県的な署名運動が一度もされなかったのはどうしてか。万博推進応援のため身銭をきってもという「県民による募金運動」がこの先も起きそうにないのはなぜなのか。

 参議院選挙の投票日に合わせて実施された、万博に対する意識調査によると、賛成、反対ともに約30%、あとは「わからない、興味ない」の回答だったという。人口密度に関係ない45調査地点・各100人による結果で、もし名古屋、豊橋、岡崎など都市の人口に合わせ「傾斜配点での判定」<調査地点での人口と占有率をかけあわせ、その結果の実数を合算する>と、かなり反対が賛成を上回るという、この県民の現実の反応は何を意味するのでしょうか。

 ごく普通の庶民が反応しないのは「上意下達」のお仕着せ国家行事で「自分たちのお祭り」ではないと、本能的に多くが感じているからでないでしょうか。3つのプロジェクトチーム・88人の委員がまる3年かけて、会合を重ね審議をしてきたにもかかわらず、直接、万博計画の中身に反映される具体的な提言が、ほとんど実を結ばなかったようなのはなぜでしょう。

 委員でもなんでもない、情報はマスコミのみという庶民には不思議でなりません。堺屋案の前にぶっとんだ答申案の存在は何だったんでしょう。それに何がなんでも賛成派ばかりだったら、今ごろ愛知はどうなっていたでしょうか。宅地造成をし、道路を造り、湯水のようにお金をつぎ込み、なおかつ健全財政で、順風満帆の県政になっていたでしょうか。両極端の意見があって徐々に適正化されてきた?のではないでしょうか。

 また各地の《お祭り》は存在価値があるから連綿と続いてきているわけで、発祥はどうであれ、実際に「主催者がそのまま同格の参加者」という、庶民に全権がゆだねられ、身銭をきってだから、楽しく引き継がれていると思います。それを、国が誘致し、有識者が「庶民のことを思って」決めた祭りだから、さあ、みんな、楽しめといっても、無理があると思うんです。

 生きがいとか生活の喜びとかは、個々の人間がひとりひとり探すもので、人間の数だけあるはずです。それを「時代が暗いから、税金を使って祭りを用意する。だからいっせいに参加しよう」というのはそれこそファッショで、基本的人権に関わること以外は、余計なお世話だと、宮永は考えます。立場が違えば意見もいろいろ、どちらが正しいとか、いいとかではなく、大いに、意見を述べ合い、なるべく多くが納得できる着地点を目指せたらいいと思っています。長くなり失礼しました。以上 宮永 拝

8月18日()10:40【徳山ダム源流域キャンプ】19日16時帰着:報告済み

8月21日()11時〜豊川を守る住民連絡会議/12時〜名古屋城堀端の喫茶店で懇談
 豊川を守る住民連絡会議(渡辺正・代表)が愛知県政記者クラブで、今後の活動報告。  記者会見はなく「関心がある社はロビー室で説明」の設定。参加は松倉、鷲田、小生の4名。どこも来ないので、面識のある記者に声をかけ主要4社に集まってもらった。やれやれ。   マスコミはやはり肩書きが必須。愛知大学副学・(渡辺氏)が招集に効き目があった。

 
8月21日17:10 万博にレッドカードを!その8皆様、宮永です
 ネット加入早々からミヤナガのメールに興味を持たれた?皆さんを混乱させ、お騒がせしたようで恐縮です。「万博問題を再考して欲しい」ただそれだけの想いから、関心ある方々はモチロン、ない方にもお読み頂けたらと『なぜ小生が反万博か』を意図的に、立て続けに送信した次第で(こらこら!と、ここでまた『イエローカード』が出そうですが)その予想以上の反響に正直、驚いているところです。

ちょっと送りすぎかなとは思いましたが杞憂に終わらずやはり退場せよ!と『レッドカード』が出てしまいました。弁解になりますが、読みにくい文書になった原因は
(1)ここ数年『字数指定』の原稿ばかり書いてきた。
(2)「プリントアウトして読んでいる」という声がかなり来ていた。
 で、まずサイズ(B5、A4)を考え、作成した文章をそこへおさまるよう、ぎゅうぎゅう詰めにして、放り込んでいたんです。ですから、読みにくくて当然ですよね。
送りたい情報の量ばかりが頭にあって、受け手の読みやすさを失念していたんです。

  「楽しく読んでいます」「ファンです」「退会しないで下さい」「思いのほか中身が濃かった」などなど勘違いかもしれませんが、元気のでる言葉も頂けたようですから今後はアドバイスに従い適切な発信間隔で、読みやすく分かりやすい表現を念頭に置き、万博問題を中心に一方通行でなく会話になる発言をこころがけたいと思います。チョー余談ですが、今日、Tさん発信のメールを拝見し、面識のあるメンバーが5人になりました。ではでは、野次馬散人 懲りないミヤナガ 頓首九拝

 
8月24日 0:48 万博にレッドカードを!その9皆様 宮永です
 朝日新聞・夕刊の連載記事に対し、万博反対の立場からチョー私的な感想、批判を
書き連ねた8月17日作成の『やつあたりブツブツ第3弾』を添付します。報道をそのまま引用しコメントを付けた以前の2本を含む、これまでのレッドカードシリーズへの異論、反論、賛否お待ちしています。

 8月16日付、朝日夕刊4版・6面に7段組・11字26行で特集『万博新体制』
   総合プロデュサーに聞く(下)が菊竹 清訓氏(73歳)をゲストに掲載されました。
   以下、掲載の発言順に、検証・反論したものです。
 
――どんな理念で会場づくりに臨みますか――
 菊竹(敬称略):「すべての日本の都市、世界の都市にとって必要なことを、
          この万博の会場計画の中で表現したい」
 宮永:『エーッ、世界都市博の輪廻転生なんですか?愛知万博は?自然の叡智をテーマに
   《都市》と対極にある《自然(環境)》を万博のメインに据えたんじゃなかったっけ』

 菊竹:「都市人口が急速に増え、規模も巨大化する中で平面的な都市基盤を考えていては、全然だめだ。人口が1千万人規模になると、平面、水平の都市では解決できず、立体的な
インフラをつくるしかない」
  
 宮永:『都市再生プロジェクトか首都機能移転構想PTと、愛知万博を取り違えてるんじゃアリマセンか。いちおー環境博のはずデスが森を会場にした。ハノーバー万博では高層建築をいっさい認めず、3階、4階を吹き抜けにして壁ナシで折り合い、やっとパスしたパビリオンがあったはずですよ。それに、なによりも「海上の森での開催」に徹頭徹尾こだわった豊かな自然が主役の《立地の趣旨》はいったいどこへぶっとんだんですか?』

――
会場予定地を見て感じたことは――
 菊竹:「海上の森周辺の自然は非常に荒れている。このままでは外国の人たちが、いかに日本の自然が荒れているかを見ることになる」

 宮永:『確かに、青少年公園や八草インター周辺は、全国の里山同様、産廃処分場、陶土採掘場、商業用・住宅用などの開発で表土がはぎとられ、大規模な自然の改変が進んでいる悲しいことデスが。ただし、海上の森に限っていえば、人手が入らなくなったために、自然淘汰の摂理に従い、強者が生き残る、自然遷移が進んでいるだけ』

 『札束で頬を叩き、地縁、血縁で囲い込み、ほとんどの民有地を強制的に買い占めた結果
《荒れた》のであって、買収後、放置したままだったからそうみえて当然だ。買収前の海上の森と里は、じつに!実に素敵だった。滋賀県の写真家「今森光彦氏」の世界そのものだった。
だが、継続的かつ適度に手を入れれば、戻すことは可能だ。また自然が荒れているかどうか比較対象する自然により、個人個人の見方しだいで、一概に断定できることではナイ』

 菊竹:「今回の万博は《バイオテクノロジー》も前面に出てくるだろう」
 宮永:『んなこと、名古屋の公立の中3が「生命工学」について学校で、しかも!英語で学んでいる常識だ』

――
今後はループ案を基に計画づくりを進めるのですか――
 菊竹:「立体的であれば、必ずしもループでなくてもいい。形を先に出すのではなく、まずビションを語れる各界の人たちと話し合いたい。それからこのプロジェクトをどうするか考えたい」

 宮永:『こら、こら、コラー、地元の財界、全国の有識者がさんざん語りあった挙句「もう、お手あげ!」だから、6人も委嘱したんでしょっ!今、あなたがた6人のプロデューサーに推進側が要求しているのは、理念や思想でなく、現実にどんな施設で、何を、どう展示するか、客を呼べる中身の《形》ただ「それダケ」じゃアリマセンか?反対派としては、のんきで、ピント外れ、大歓迎ですが

 菊竹:「日本全国がわっしょいわっしょい祭りみたいな気分になって、
      世界にアピールしなければならない」

 宮永:『本当に万博に関心を持っているのは、正直いっていずれもごく一握りの反対派と推進派、とほほ。握ればゴマツブになる綿菓子みたいな存在です。オシゴトでやむを得ずという【2005年国際博関係者たち】が、90%以上の国民が無関心、無反応のなか、国が誘致した以上しかたないと、大赤字の財政を無視し、アイデアも成功の見通しもなく、やれやれしょうがないナーとシブシブやって、この万博…という状況を世界にアピールするんですかね。あー、やだやだ。こんなレベルでなにがなんでもやりたいという「万博」事業に庶民が望む??条件は  

(1)珍しい:例えば本物の宇宙人! (2)面白い (3)楽しい (4)スリル 
(5)金も時間もかからない (6)憂さばらしデス。
  自然がテーマの環境博の看板があるかぎり以上はすべてノーです。
  あーあ、かね!カネ、かねが欲し〜いっ。でもクとコの間はモットほしい。でもでも、ほんとにモット
もっと欲しいのは……アタリマエの意見が通る、あたりまえの世の中。だけど無理だろうなーそんなんは?』 ではでは、クドイ野次馬散人 みやなが 頓首九拝

8月25日()午後6時半〜【NPOセンター主催:懇話会】
笹島NPOプラザ
 兵庫県知事に立候補して健闘した鷲田豊明・元神戸大学大学院教授をゲストに懇話会。 参加者約20名。うち夫婦3組。その1組が名大法学部教授・後房雄ペアだった。『各紙でいつも後さんの意見は伺っています。おっしゃることはいつも正論ですが、実際の現場で、どーしたらいいか、なかなか「口で言うようにはいかない」んです』とつい余計なひとこと。「彼なりに苦しんでるんです」と奥さんから思いっきり反論(弁明)を受けてしまった。やれやれ、みんな《それぞれのテーマで精一杯なんだな》というのが、正直な感想。

 
8月25日 23:40 B
 >B wrote:宮永さんは、菊竹氏の「超高層」を、一切、否定されますか?
         万博に限って否定されますか?
 早速の応答ありがとうございます。海上の森、青少年公園地域で万博会場として建設される「超高層」建造物については全否定します。が、すでに徹底的に開発が進み、都市化し老朽化した一戸建てなど、低層住宅が密集する地域で広範な同意の上、実施される超高層化は今後、避けられないものとして容認します。

  それにしても「まず何かを建てる、それも巨大な建造物を」という発想には正直、ウンザリします。時代が求めているものはギネスブックに載るような「どデカイもの」ではなく、身近にあって心を和ませてくれる、なにかほっとする、カタチがあってないような〈楽しい嬉しい、ちょっとドキドキするなにか〉だと思えてなりません。

  多分、どんなにたくさんモノを手に入れても、満たされないこころの寂寥感をほんの一瞬でも埋めてくれる、そんな贅沢な願いを叶えてくれるなにかなんでしょうね。ただ、いったいそれがなになのか?ムリヤリひねりだしたアイデアで強行実施されようとする万博に、それが現れる見込みが『限りなくゼロに近い』ことだけは保証??します。まあ1人ひとりが一生かかって探すしかないような気も…しますが。お祭りダイスキ、でも万博大嫌い!野次馬散人 宮永拝

★8月26日(日)11時出発 【豊川の水を考えるシンポジウム】 豊川市民会館
 仲間の車で豊橋まで往復。帰着18時半頃。なかなか盛況で80名以上の参加者。もちろん最大のテーマは設楽ダムの建設中止と、源流域から下流までの環境対策。ずいぶん久しぶりに小柳津弘さん(*汐川干潟を守る会代表)に会い、思わず互いに手を取りあってしまった。いつも物心ともに支援を頂いている大先輩だ。ホント嬉しかった。(*会うたびにカンパをいただいていた)

★8月29日(水)10時半〜万博推進局と事前会議13時半〜県政クラブ記者会見
 知事との面談申込みが拒否され続けているが、代替の会談を設定する事前協議に参加。無論、知事との面談要求は続けるが、担当部局からの会談申し出なので応じたもの。
午後から「万博中止の会」設立報告と9月2日の総会の案内、今後の主な活動方針に関し、記者会見を実施。推進側の矢継ぎ早の「各種行事」連発に対抗し、行動を強化することに。【海上の森くらぶ】宮永正義

 
8月29日 16:11 皆様 宮永です。
 本日午後1時半より愛知県政記者クラブにおいて「愛知万博中止の会」設立報告と、
活動方針案の概略を説明する記者会見を実施しました。愛知万博に対する関心はすった
もんだのゴタゴタ続きで、盛りあがらないまま誘致以来4年、下降線を描いて推移しています。
堺屋最高顧問の退場後、プロデューサ6人が最終案を策定中ですが環境、財政、県民合意
など問題の所在を、改めて明らかにしたうえで「万博中止を求める県民の声」を集約すべく、
上記団体を設立しました。

 万博中止の方策を、幅広い県民の皆さんと考え、万博中止を求める共同行動の
実施をめざす、全県的な組織としての「始めの一歩」として下記集会を開催します。
日時:9月2日(日)1時半〜4時=集会

場所:市教育館・2F(栄・テレビ塔南西・地下鉄から歩5分)

(1)第一部:『愛知万博に関する世論調査の結果について』三輪敦昭さん(愛知県議)
       :『協会の「基本的な枠組み」の問題点について』糸土 広さん
(2)第二部:愛知万博中止の会総会
(3)街頭パレード:4時〜栄小公園ー三越ー松坂屋ー久屋広場横(5時頃に解散)
【主催】愛知万博中止の会 【連絡先】影山 健 /【広報・文責】宮永正義

   


★第73回「設楽ダムを考える名古屋の会始動/所詮ひとごと?9.11テロ勃発」
  【海上の森くらぶ通信】2001年10月1日 第106号&◆メール付き

  ☆活動予定☆

(1)10月9日()18:30〜栄・市教育館《万博中止の会》事務局会議
(2)10月16日()10〜12時・国際博推進局との意見交換会《万博中止の会》
報告:万博阻止活動は国の公式計画公表まで《月1回の定例デモ》が中心です。

 ◆01年9月1日11:30Hさま、皆様 宮永です (注:設楽ダム建設問題)
 H
様、遅くなりましたが、意見書拝見しました。論点がよく整理されており、適切な表現で問題点を指摘し、意を充分尽くしている意見書だと思います。ただ、問題は相手に聞く耳がほとんどないということですね!

 さて、先日の県政記者クラブでのレクチャーが効果をあげたようで中日新聞・朝刊県内版にかなり大きな中見出しで「設楽ダム建設に反対の委員2人」との記事が掲載されました。【豊川の明日を考える流域委員会】で出席委員8人中2人が反対で、一人が中立だった。

 また、賛否双方から上流域の森林の再生、管理、育成など自然環境の整備を求める声が多数あったとの報道でした。委員10人中、欠席の2人がどういう立場かわかりませんが、明確に反対を表明する委員が2人もいるのは力強いことです。ただダムに反対するのではなく対案として・・・

1.林業をはじめとする第1次産業への助成と振興の具体策
2.ダム以外の治水案の再提案と実施の要求
3.農業用水を筆頭とする料金体制の見直しと負担の適正化
4.水の有効利用の推進と節水意識の普及策
5.末端の給水施設の整備と近代化
6.ダムによる自然破壊と、予想される膨大な県民負担の悪影響

などをくりかえし、マスコミを通じアピールする必要があると思います。
   【愛知万博から海上の森を守るネットワーク代表】宮永まさよし

9月2日(日)午後1時半〜4時【万博中止の会総会】 4時過ぎ〜街頭デモ
 1時前に教育館に着く予定で家を出たが、目の前をバスがあらら。時刻表が「日曜休日」なのを忘れていた。で、バス停で20分ちかくボンヤリ時間つぶしをするはめに。

 バス停のまん前が地域で人気のケーキ屋「ジャン・ノエル」、道を挟んで正面がTVで度々紹介され評判のラーメン屋「舞来里<ぶらり>」列を作って順番を待つ客の群れや、次から次へ年齢、性別さまざま、穏やかで屈託がない人達が続く、いかにも平和そのものの様子に「不況」「失業」「万博」ってドコの国の話しという風景。もう帰って〈びーる〉で、のんびり「世界の車窓」のビデオでもみようかと、つい《ひより》かけた。

 集会は約80名でまあまあ。デモは太鼓に銅鑼にシンバルと鳴り物の参加で元気を保てたが、距離が長すぎ、後半はだれてしまった。次回は松坂屋手前で左折の「いつもの」コースを提案しなくっちゃ。打ち上げは恒例の素材屋へ直行。カンパ上乗せの勘定には賛成しかねたが、即、異論を唱えることができずムムム。「*注:普段からゼンブ自腹で出ていく一方。呑み代(のみしろ)までは勘弁してョ!が本音なノダ、とほほ」

 
9月3日 12:47 皆様 宮永です 
 「設楽ダムと環境を考える東三河の会」結成総会が大盛況のうちに開催されたことに、非常に意を強くしています。アメリカでITバブルがはじけ、不況の波が押し寄せてきています。無論、我が国も「放漫バラマキ政策」による財政破綻が招いた企業崩壊、失業者の増大、モノ余りの中のデフレ、相次ぐ天災・人災と何が起きても不思議でない世の中で、混迷、混乱の極みにあります。

 小手先の変革では、もうどうしようもない断崖絶壁にきています。従来のいきさつや面子、決定にこだわらない全面的革新が必須です。今、最も緊急な課題「財政破綻、環境破壊、第1次産業の衰退など」をこれ以上拡大させない、最大の手段の1つが不要不急の巨大公共事業の返上、中止です。ムダな事業でドブに捨てる資金はどこにもありません。

 設楽ダム問題はまだまだこれからです。8月26日豊橋市で開催された「新しい水の文明を考えるシンポジウム」でミヤナガが提案した「豊川を守る住民連絡会議」を柱に設楽ダム東三河、設楽ダム名古屋の3者がスクラムを組み、「設楽ダム」問題を改めて愛知全県の世論に問い、その中止を訴える「名古屋」でのシンポジウム開催を、まず第1の共同行動としたいと思います。(クマタカやネコギギ、植物など、地道な調査で協働するのは勿論です)

 国の政策が変わろうとしています、イヤイヤのようではありますが。世論の風もわれわれを押しています。巨大開発の時代はもう終わりです。設楽ダムに費やす2千数百億の資金は豊川流域の自然保護、環境再生、源流域から河口までの「近自然的工法を主とする」河川改修、流域の排水インフラの整備、更には教育、福祉、地場産業の育成に使われるべきで、建設中止へ流れを変える可能性は大いにあると確信します。【設楽ダムを考える名古屋の会・広報担当/愛知万博から海上の森を守るネットワーク代表】宮永まさよし

 9月4日 10:48 鷲田様
 了解しました。兵庫県知事選のときの支援者や支援グループが分裂して違う「神戸市長選候補者をたてる」という事態だけはなんとしても避けたいところでしょうが、それがナカナカなのでしょうね……。しかし、ここは今回の知事選を闘った経験と実績から一本化へ向けて調整する重責を果たさざるを得ない立場ですね。

鷲田さんの発言は《健闘及ばず落選しましたが42万3000余票の支持をえた人間》としてだれもが認めざるをえない重みのあるものですからね。ただミヤナガとしては、ひょっとして貴兄がまた、出ることになるのではないかと思っていますが、そのときはモチロン応援に駆けつけます。人生いろいろアリですからね。ではでは 野次馬散人宮永拝

9月5日(水)午後約3時間:久しぶりに中日、朝日へ投稿 《以下に掲載》

 ◆
同上5日 17:01 皆様 宮永です  
 なんだかもうすっかり秋の気配で、庭では秋の草花に虫の合奏が昼間から賑やかです。夏の稼ぎドキ!塾の夏季集中講習も《すずめの涙ほどの》受講生ながら無事終わり、頂いた(おあし)分以上はお返しできたはず?とこの道27年の腕をさすり、ほっとしているところです。心にたまったあれこれを、またまた各紙に投稿してみました。ご一読くだされば幸いです。ブツブツひまじん?こと野次馬散人 ミヤナガ 頓首九拝

【懲りなく続く巨大公共事業】 朝日新聞「声」欄殿  9月5日投稿
 愛知県で設楽(したら)ダムが建設されようとしている。段戸山(だんとさん)に源を発し静岡県境沿いに東三河を縦断、渥美湾に注ぐ1級河川・豊川の最上流部に1962年、電源開発(株)が設楽ダム計画を構想。以来、変遷を重ね1998年総貯水量1億トンの重力式コンクリートダムで計画が決定。建設費は平成9年時で約2000億円、当然時価では2800億円以上と予想されている。建設目的は治水、利水の多目的ダムだが、ほぼ15年前のバブル時に当時の人口動態、産業動向、国土開発予測に基づき立案されたまま、最新の「河川整備、環境保全の流れ、水の需給予測」に対応する適切な見直しは一切されていない。
 

 使用面積で料金が設定されているため、ムダ使いが野放しの農業用水対策や、生産の外部(外国)委託による工業用水使用量の低下、人口減少等への考慮が全くゼロ。人選が役所主導のダム問題を審議する「豊川の明日を考える流域委員会」には流域や河口の漁業関係委員さえいず建設認定団体という印象だ。「建設が目的」のダムではなく「環境に優しく財政負担も軽い」方策を地域振興策と共に再検討し、コノハズク(声の仏法僧)とアユで知られた奥三河の自然を今こそ再生すべき時ではなかろうか。

 【本音で話せばきっとわかる】 中日新聞「発言」欄殿 9月5日投稿 
 夏休みになったとたんに中3のAが金髪に染めた。身長177p体重80sを超え、体格はもう大人だ。『おっ、いいなー、髪を染められるなんて。先生も染めたいけど毛がないもんな〜。どうせならもっと
 派手に、黄や緑や赤でまだらに染めたらどうだ』で最初はオシマイ。
  8月最終週、声をかけてみた。
 『高校へいくのか。だったら、中学の規則は規則。レゲエみたいのはやめて丸刈りはどうだ。スッキリ していいぞ。すぐ伸びるし、また染めたかったら冬休みにピンクでも紫でも好きな色に染めたらいい』

 2日目:『髪の毛の色は個人の自由だと思う。昔は元服といって15を過ぎたら大人だった。もう来年だ。自分の思い通り生きていい。ただし責任は自分持ちだよ』

 3日目:『人間ってどうしても外見で判断してしまうんだ。損か得かを考えるのも生きる知恵で、  
       勉強なんだ』 ・・・9月1日、爽やかな五分刈りに帽子をかぶり、Aは教室へやって来た。

9月5日 17:25 鷲田様、皆様  宮永です
 9日の愛知環境市民フォーラム集会に参加する予定です。設楽ダム全県シンポジウムへの《共催呼びかけ》了解しました。また8日の実行委員会は午後4時か6時が都合がいいです。5日午後5時25分現在、まだ「呼びかけ文」は届いていません。着き次第プリントアップして当日配布します。では 宮永まさよし

9月6日13:58皆様【雀の夜ぐさり:その9】 6月18日以来の発信デス
 早いもので、もう9月9日「重陽の節句」が、すぐそこまできている。外見からは誰も信じてくれないが、季節の移り変わりにはなぜか敏感で、忍び寄る秋の気配に「漂泊の想い」が絶ち難く、押し込めるのに必死だ。

 大都会の下町、西区円道寺界隈で職人の子として生まれ『なんとか借地暮らしから這いあがり、母親を楽にしてやりたい』という想いと、進むべき道がみつからない非力な自分の現実とがせめぎあう十代の日々。10代の後半から、自由律俳句の種田山頭火や尾崎放哉に心酔し、金城大学教授だった俳人の故・山田麗眺子氏の俳句講座に通ったり、菅江真澄の紀行文や円空などの評伝を夢中で読んだりしていた。短歌にも興味を持ち、中西悟道著「定本・野鳥記」がきっかけで「日本野鳥の会・名古屋支部」に入ったのが19歳の初夏6月だった。(学費は奨学金で、その他諸費用はすべてバイトでまかなっていた)
 『すべてを放擲して自分ひとり、想いのままに暮らせたら』と決して自分には貫徹できない生き方と予感しつつ、学園紛争の場を離れ、バイトと放浪の現実逃避にあけくれた20代始めの5年間。日本中をさまよい、果ては東日本中南アジア、ヨーロッパ、北アフリカまで一人旅。世界中どこへ行っても人間としての存在自体の寂寥感は変わらない。生きるも死ぬも結局自分ひとり、とりあえずふるさとで生きるしかない。ようやくそれがハッキリ納得でき、腰を落ち着けようと決めたのが27歳。そしてあれから27年!
 10代、20代の頃とたいして中身の変わらない、いいかげんな自分がうだうだグチを並べて生きている。往生際悪く相変わらず『生きるってなんだ、家族ってなんだ、幸せって?』とこの歳になっても、つい考えてしまう自分にほとほと呆れてもいる。でも、生きているのも悪くはないとたまには思う。やれやれ、とほほ。

 9月8日 13:11 設楽ダムに関わる皆様
 9月11日開催予定の流域委員会については当然、何らかのアクションを取るべきと思われます。一番手っ取り早いのは豊橋で緊急記者会見を実施することです。内容は
 
 1.「流域委員会」の構成員に地元の農業、漁業の代表が含まれていない点を改めて強く非難し、現在の委員構成での決定は市民の広範な了解を得られず、容認できないと主張する。(できれば新城の松沢さんや、豊橋の山本さんに同席してもらう)

 2.建設が実行された場合の費用の地元負担割合の明確な提示のもとで委員会の討論、審議、決定がされるべきで、それがなされない状態での計画決定は財布もカードも持たず海外旅行にいくようなもので、一番肝心な「カネの話し」が抜けていて言語同断であると主張する。

 3.先日の集会で松沢さんが話されていた内容を公表し、現在の計画がバブル時の需給予測、河川管理方針、自然環境観、財政状況に基づいて立案されたもので時代錯誤もはなはだしく陳腐とさえいえる状況にあり、根本からの見直しが必要と主張する。

 4.国土交通省中部地方整備局、愛知県、豊橋市など、設楽ダム関連の官公庁のいずれかに対し、その費用負担に関し、住民監査請求をする。常識では当然話し合われ決定したうえで、建設するはずだから。

 5.設楽ダム関連3団体名で「流域委員会」開催延期・緊急要請書を提出する。(出したという行動が重要なんです)ちょっと、はや過ぎるかも?と思うが

6.ダム建設計画差し止め訴訟実施の可能性もある!との表明をする。
    実際にするかどうかは、内部で相談するといえばいい。などなど
 インパクトのある行動を即実施し、マスコミを通じ世論に訴えるべきです。
 なお今夜6時から設楽ダム名古屋の打ち合わせ会があり、そこで方策を話し合いたいと思っています。設楽ダムを考える名古屋の会 宮永 拝


9月8日(土)午後6時〜【設楽ダム名古屋役員会】笹島・NPOプラザ3F 
 第22回「流域委員会」<設楽ダム推進のお墨付きを与えるための官主導諮問機関>の11日開催に向けて、ダム計画反対派として対応を協議。参加:鷲田、宮崎、小生。8時終了。西区の小生の行きつけの焼肉屋で懇親会10時まで。宮崎武夫副代表は拙宅泊まり。名東区から深夜に運んだ〈籐製のシート〉で第1号の来客。あらためてゆっくり酒盛り深夜1時迄。気の合う仲間はいいものです。


9月9日(日)9時山口駅【海上の森探鳥会】
 起床6時55分。宮崎さんとのんびり「ゆんたく」してから、ひとり瀬戸海上の森へ。久しぶりの森だが、真夏なみの日差しと鳥の端境期で、ほぼ常連の参加者は23名。最後の鳥合わせのとき猛禽類のハチクマ、オオタカがでて確認種数は26種。まあまあ。仲間10人で山口駅前「珍竹亭」で賑やかにお昼。午後3時過ぎ帰宅。

同9日18時〜【愛知環境市民フォーラム】集会 本山・生活生協会館
 メールをアチコチ送っていて気がついたら5時35分。やれやれ、今日の集会の事務局なのに完全に遅刻。とほほ。林県議のHSSTの実情報告、中川中京大教授の話、ともに《万博の滅茶苦茶さ》が凝縮していた。出席23名中、国会議員1、県会議員2、地方議員2、と肩書きは豪華な?顔触れ。

 9月10日11:41 設楽ダム関係者の皆様
 11日の記者会見について当然合同記者会見にすべきだと思います。ただし豊橋市政記者クラブには「住民連絡会」の署名提出に関わる会見に引き続き、設楽ダム名古屋、設楽ダム東三河が「緊急要請書」提出に関する記者会見をしたい旨、連絡しておく必要があります。

 連続して2つの会見と言う訳で手配は鷲田さんに一任したいと思います。無論、合同参加について「住民連絡会議」の了解が必要ですが。署名会見に関しては東三河、名古屋は賛同団体として同席。緊急要請は主管団体として記者会見に臨むことになります。今回は「住民連絡会」「設楽ダム2団体」がそれぞれ独自の見解発表を、たまたま連続した記者会見で公表という設定になります。そのほうが明確に2つに分けて報道される可能性が高いと思います。連続するが「2つの記者会見」だとはっきりと記者クラブに認識してもらう、これが一番肝心だと思います。以上まずはミヤナガ私案、では。

9月10日(月)午後5時20分〜45分間 【週間女性から電話インタビュー】

 1コマ終えた時点で《暴風雨警報発令》で、生徒に休みにすると伝え終えた途端、東京から取材電話。定番「あの人は今」特集で、天敵「末広まきこ」に白羽の矢がたったようだ。(*取材を受けるのは二度目)
 小生提案のキャッチコピー
おんな田中正造になり損ねた議員。「環境保護」を言い続けていたら、公共事業阻止のヒロインとして楽々当選できたハズ。自業自得というべきか。小生を含めて「写真はある」とのこと。こっちにはもうゼンゼンないのに??

 9月12日 17:26 皆様 宮永です
 世の中なにが起こるかホントニわかりません。目には目を!歯には歯を!とどまるところがアリマセン。やれやれ困ったもんです。ほんと。いまのところは、はるか彼方のアメリカのことで気楽なもんですが、この先どうなることやら。そのせいで昨日記者会見した愛知の三河の設楽ダム問題などぶっとんでしまい、あれこれ報道を目当てに奔走したのにとほほデス。で、おまけを1つ。

【米国を襲ったテロの悪循環】 朝日新聞「声」欄殿 9月12日投稿  
 まるで映画そのものの驚愕的なテロ事件がアメリカで勃発した。想像を絶する破壊活動と被害だが、現場中継をアクション映画の「痛みを伴わないヒトごと」感覚で視聴している自分にビックリした。どんなに悲惨な事件でも当事者でない限り、苦痛は想像の範囲に留まり傍観者の立場で終わる。極論すると規模や被害が大きければ大きいほど話題として盛りあがり消費されてオシマイとなる。今回もそれでいいのだろうか。

経済大国アメリカの富の象徴国際センタービル、民主主義の御旗のもと世界に君臨する軍の元締めペンタゴン。ともに資本主義経済を護持する要の両輪と目されたのだろう。金儲けが最大の目的で、自国内は無論、進出先でも「違法でなければ何をしてもいい」経済活動が宗教のような日米をはじめとする先進諸国。

搾取や差別の被害意識が強く、経済的に後塵を拝し物質的には恵まれないが、宗教が暮らしを左右する最大の規範であるアラブやイスラムの国々。この両者の対立の根は深い。ミサイル防衛計画が経済対策の目玉でもあるアメリカの巨大軍事力も、捨て身の自爆攻撃には歯がたたない現実の証明から、アメリカが報復すればするほど、連鎖反応のテロは続く。無差別殺戮の連鎖を防ぐにはアメリカの隠忍自重と、武力によらない解決策しかないが、その見込みは薄く日本もひとごとでない状況だ。

 9月14日 0:13 Hさま  宮永です
 【愛知環境市民フォーラム】が組織として参加するのは、実行委員会のメンバーとしてで、設楽ダム名古屋に加盟するということではありません。当日参加していたフォーラム事務局宮永はそう了解しています。モチロン、改めて入会を提案してみてもいいと思いますが

 この件に関しては貴兄の早とちりです。それと大羽さんのメールで中日の県内版に掲載されなかったとあった「設楽ダムに関する記事」が知人からの連絡によると12日中日朝刊の県内版(版数は不明。名古屋市を含む)に掲載されていたようです。事実かどうか直接見ていませんので、今日図書館で調べてみますが。ただ朝日にはのっていませんでした。 では 以上、野次馬散人 拝

9月14日(火)11時【長良川住民訴訟・進行協議】中止に:名古屋高裁
 集合10分前についたが誰もいない。時間までうろうろし高裁の事務室を訪ねると見覚えのある職員がいて急遽中止とのこと。そこへ在間弁護士から連絡があり、次回も未定との由。どうしたんだろうと??のまま明道町へ寄り、文房具(本業の必需品)を仕入れて帰塾。

 9月15日 15:54 皆様  宮永です     
 『設楽ダムの中止を求めるシンポジウム(仮)』実行委員会募集のよびかけ

   愛知県内の各市民団体のみなさん
 東三河の豊川の上流に位置する設楽ダム計画をご存知ですか。
豊川水系は中央構造線の存在など非常に複雑な地形・地質で気温の変化も大きく、豊かできれいな水に恵まれ、日本でも有数の多様な自然が育まれています。全国第2位の清流と言われる豊川流域に残されている貴重な自然は地域の人たちだけではなく、みんなの財産です。


 豊川の上流に計画されている、治水、利水を目的にした総貯水量1億トンの巨大ダムによって、天然記念物の淡水魚ネコギギ、絶滅危惧種クマタカ、オオタカがダメージを受けるばかりでなく、流域に生きる人間を含むあらゆる生き物に、環境破壊によるさまざまの影響が予想されています。国土交通省の試算によっても、特定多目的ダム法に基づく国の負担は200億円、愛知県の負担は600億円とも800億円とも言われています。財政が厳しく将来の見通しのない現在及び将来において、これだけの負担能力があるのか?実際に誰が負担するのか大変大きな疑問が残ります。

 また、水需要の算定にあたって、農業用水で発生している大量のロスをなくす対策で、充分設楽ダムに見合う水供給が可能になることが考慮されていません。あるいは、これからの農業を含めた産業構造、人口の変化などの社会構造の変化も充分考慮されていないという深刻な問題も抱えています。

 これから始まろうとする環境影響評価はダム建設を前提として行われます。前世紀の遺物、『環境アワセメント』そのものです。環境影響評価法の考え方は、複数の計画案のそれぞれに専門家による環境影響調査を実施し、その結果に基づき充分な検討、論議を尽くした後、環境に対しての影響を回避し、それができなければ低減し、代償措置を取るというものです。

 地域の環境と暮らしに巨大な犠牲を強いる設楽ダム建設はほんとうに必要なのでしょうか。目先の利益だけで自然を破壊せず、豊かな環境を守る努力こそ21世紀に生きる私たちの責務ではないでしょうか。以上の趣旨により、11月をめどに名古屋市内でシンポジウムを計画したいと思います。ぜひ、万博、空港に次ぐ大規模公共事業に位置付けられている設楽ダムを急速に県民に知らせるためにも、多くの団体みなさんが実行委員会に参加することによってシンポジウムを成功させましょう。

 【呼びかけ団体】北設楽オシドリ愛護会、豊川を守る住民連絡会議、豊川を勉強する会、設楽ダムと環境を考える東三河の会、設楽ダムを考える名古屋の会/連絡先:鷲田豊明(略・設楽ダム名古屋) 文責・宮永 (次回
「所詮ひとごと?9.11テロ」の巻

  ◆
9月16日 17:31 皆様 宮永です
 「国際自爆テロ事件」をめぐり報復攻撃を求める米国内の世論に応え、タブーの歯止めが消えて「核戦争」さえ視野のうちにある国際紛争の幕がアメリカ主導で切って落とされようとしています。極東の庶民にはいかんともしがたい今後の動向ですが、恐らく日本も同盟国の筆頭として、巻き添えを食わずに済むことはなく、おおげさに言えば地球的規模の被害が避けられなくなりそうです。こうなったらもうなんでもアリで覚悟するっきゃナイですね。

 とはいえ1庶民にはどうすることもできず、今できることをチマチマするしかありませんとりあえずは!で、設楽ダムシンポの件ですが、名古屋発で全県に浸透させるために主催が「設楽ダム名古屋」とし、共催が「豊川を守る住民連絡会議」はじめ呼びかけ4団体、そして他に「実行委員会参加の協賛団体と個人」という設定がいいのではないでしょうか。無論、従来の運動の流れから「主役は豊川流域の諸団体」ですが。

 そうそう9月12日の新聞報道を調べてみました。中日は県内版・朝刊16面で2段組み・小見出し・43行にわたって「設楽ダム建設、次回に最終意見」との見出しで報道していました。ただし、ダム建設中止をもとめる動きについての言及はなく「流域委員会」にかんするコメントのみの、ワンサイド記事でした。*オマケに投稿をつけました。相変わらずのブツブツです。

 【情報の娯楽化・国際テロ報道】 中日「発言」欄殿 01年9月16日投稿
 アメリカでの無差別自爆テロに関する《TV情報の氾濫》に痛みがピンとこない外国のせいか、特撮映画やワイドショーの気分で眺め『今度はどこで何を?』とつい派手で大規模な騒動の続編さえ予想してしまう。

 しかし民主主義の大義名分で、法にさえ触れなければなんでも可の先進国による発展途上国への経済侵略に対し、植民地支配の末、民主化もコントロールされ、搾取の被害者意識が強い中東諸国の強烈な反感は深く、アメリカの世界最強を誇る軍事力も、宗教が生活の最大規範の人間たちの自爆テロには歯がたたなかった現実は重い。

 個の尊厳と経済的成功が「宗教」の先進国と、長い「軋轢(あつれき)の歴史の積み重ね」の末のテロリストを抱えるイスラム世界の融和は至難で、報復攻撃の連鎖の末、生化学兵器や小型核爆弾の使用も想像され、いよいよ世紀末かと、なすすべのない無力な庶民は運を天に任すしか手がなさそうだ。

 9月18日 11:08 斎藤様、岡庭様  宮永です
 いつもいつものお心遣い、本当にありがたく感謝しています。世の中は国内・国外ともに『マッタク想像もつかない出来事』の連続で、身近な自然を守る活動なんか、ぶっとばされそうなめまぐるしさです。でも、乗りかかった舟、このままキリがつくまでやるっきゃアリマセン
 現在、生活の中心は実家でシゴト場でもある西区の下町ですが、リタイアした長姉の夫婦が、母屋を取り壊したあとの小さな庭を、週1度くらいの割合で、車で40〜50分の岐阜から手入れにきます。両親の仏壇が(イチオー)置いてあるので、名目は、お経をあげに、本音は出来の悪い弟(小生)の様子をみにきてくれるようです。いくつになっても、弟に対して母親代わりの気持ちは抜けないようでとほほのほデス。

 姉がせっせと運んでは植えた草花がだんだん育ち、今はマツバボタン、ケイトウ、タマスダレなどが色とりどりに咲きそろい、虫の音と共に小さな秋が都会のコンクリートジャングルにきています。つい目を酷使するので、意識的に庭を眺めては肩の力を抜いています。その都度、生きているのは人間だけじゃない!とつくづく感じています。ではでは御礼方々 野次馬散人 ミヤナガ拝

 
9月18日 12:21 皆様  宮永です
 宮永wrote:*>>主催が「設楽ダム名古屋」とし、共催が「豊川を守る住民連絡会議」はじめ呼びかけ4団体、そして他に実行委員会参加の協賛団体と個人という設定がいいのではないでしょうか。それも含めて、来月8日の実行委員会で相談しましょう。愛知環境市民フォーラムの会員名簿がありますから、その名簿あてにメールか郵便で呼びかけ文書を配布し,返事を求めたいと思います。

 T氏wrote>実行委員会があって、主催が一団体と言うのはちょっと説明に困ります。主催団体に協賛団体ということなら分かりますが・・。それにしても、他4団体と名古屋を分けるのはおかしいと思います。宮永さんの持っている情報と、みんなが持っている情報に違いがあるのではないかと思います。宮永さんの提案がどのような情報に基づいているのか分かりません。情報の共有化をお願いいたします。実行委員会を立ち上げて、主催はオレだと言うのではおかしいと思いますよ。

 *宮永の提案の根拠はマスコミ対策のただ1点です。設楽ダム問題については三河地区では地元紙を中心にかなり報道されているはず(東海日日新聞、東愛知新聞など)で、尾張での万博報道のようにシンポ開催の予告や開催結果を〈名古屋の報道機関〉に取り上げてもらい、全県的な問題として改めて報道してもらうためには、三河の設楽ダム問題に尾張で始めて名古屋の団体が主催団体として問題提起し、共催団体というかたちで同列の4団体とシンポ実施を決定し、上記団体に賛同団体や個人を含め実行委員会を結成し内容を決めた。とすればどうかなと考えたわけです。

 報道する場合、ヘッドに来る団体名と活動範囲で、紙面の報道範囲(市内、尾張、三河、県内、中部、全紙など)を判断することが多いからです。第22回「流域委員会」に関する報道も、結局「三河の問題」の扱いでした。ですからコレまで報道のない尾張地区へ、名古屋発での報道をねらい提案しただけで、それ以外、他意はありません。以上を含め、実行委員会で相談すればいいと思いますが。それから10月8日の中区大井町・女性会館での開催時間と使用する部屋が決まりましたらお知らせ下さい。

 9月18日23:06皆様 宮永です (注:ドイツでは反対派にも公費を提供)
 愛知万博開催に関し【愛知万博中止の会】は公開質問状を9月17日に愛知県知事あて提出しました。解説を兼ねて宮永から一言。巨額の赤字で終わった前回ドイツの《ハノーバー万博》は開催誘致決定に際し、万博反対派に対し公費から活動資金として約6000万円!を提供し、賛否双方が主張の周知徹底を図った上で、ニィーダー・ザクセン州での住民投票が実施され、賛成51.5%、反対48.5%の僅差で開催が決定されました。

 万博の結果は反対派が恐れた以上の大赤字となりましたが、当初から赤字分は『州政府と国が折半』という取り決めがされており、費用面での混乱はなく、国民の納得のうえ補填され問題は解決しました。しかるに、愛知県は万博が赤字になった際の費用分担に対し「赤字にならないように努力する」の一本槍で具体策は皆無のままです。

 たとえて言えば国際的な行事をするがテロに遭わないよう努力する。しかし遭った場合の最悪のケースは考えていないと言うのと同じです。危機管理意識まったくゼロ、むちゃくちゃな無責任さです。他にも博覧会国際協会(BIE)に登録の際に提出した「開催申請計画」を情報公開法に基づき請求しても非開示という信じられない状況です。

 いったいどんな内容で、何を登録して認められたのか国民に知らせない「秘密にしたい万博計画」ってなんでしょうね。長くなりましたが、以下の公開質問状(略)はこんな疑問点を羅列したものです。では

   
   【聞いてよ!オジさんの独り言】
 なにやかや一段落して、9月第4週からキチンと昼休みをとることにした。といっても夕方からが商売の塾だから、それまでは「ゼンブ休憩」のようなモノなんですが。で、25日久しぶりに北図書館へでかけたら、移転していて行方不明??キンモクセイの香りに誘われ、テキトーに自転車を走らせていたら、なんとまん前にでた。やれやれ。鳩岡団地にあった。

 以来塾からゆっくり自転車で15分。毎回行き帰りの道順をかえて走ってみて、町の雰囲気や様子がほぼみえてきた。それに何より北図書館の開架閲覧室は設備、環境ともベリーグー。正午からほぼ2時間、のんびりリラックスのゴールデンタイムを過ごしている毎日です。

 【米国を襲ったテロと悪循環】中日新聞「発言」 01年9月22日投稿
 国際テロの現場中継をアクション映画の「痛みを伴わない絵空ごと」感覚で視聴している自分に驚いた。どんなに悲惨な事件でも、その苦痛は部外者には想像の範囲に留まり、被害が大きいほど話題として盛りあがり消費されて終わる。しかも資本主義経済を護持する悪の象徴と目された第二、第三の「国際センタービル」「国防総省」は世界中にある。

 自国では違法すれすれどころかとうてい許されない手段で、先進諸国が「途上国で推し進めてきた経済活動」が、搾取や差別の植民地支配を受け、経済的に恵まれずにきた《宗教倫理が生活の規範である》イスラム諸国の庶民に与えた「収奪に対する怨念」は深い。

 巨大軍事力も自爆攻撃には歯がたたなかった現実から、米国が反撃すれば報復テロは続く。無差別殺戮の連鎖を防ぐには米国の隠忍自重と武力によらない解決策しかないが、見込みは薄く「何事もすぐ水に流す」日本も同盟国として危機的状況だが、庶民には運を天に任すほか手だてがない。

9月23日(日)8時半〜【設楽ダム建設予定地周辺・植物調査】帰宅18時30分 
 8:30高針、8:45本郷、グリーンロード料金所直前でKさんと合流。2台4人で設楽町田口10:23。約束ピッタシ三河のメンバーと合流し総勢9人に。それから道に迷ったりして第一調査地点着11:40、遠い!
 早速、田中さん(設楽町議)がカマをふるってこさえたという道?を、貴重な植物が自生するという湿地を目指し、しゃにむにヤブ漕ぎ。途中カモシカの糞をKさんが発見。湿地にはノウサギの糞も。赤松に囲まれ南垂れに開けた一帯は、植林地のわずかなオアシスという雰囲気でタカ類の生息が十分予測された。ただし植物相は貧弱との由。

 1時過ぎまで昼食休憩後、移動し3時まで水没地域の川沿い道路で植物を調査。といっても専門家のKさんやHさんの説明を、聞くだけなのだが。カンアオイやその他見るべき種の確認もでき、まずはヨシヨシ。皆さんお疲れサマでした。

9月24日(月)8時30分発【長良川中流を尋ねるツアー】18時20分西区帰着
 【長良川河口堰・住民訴訟愛知の会】主催の「長良川中流を訪ねる」ツアーに参加。地下鉄庄内通り8:45発の岩倉行きが「上小田井」で新岐阜行き特急にナントたった1分で接続、犬山着9:10。公共交通の便利さには驚いた。

 改札口で、さて出口は?と天井を見上げていたら、代表の伊藤達也助教授と在間弁護士の二人。雲ひとつない秋晴れの駅前東口に大型バスが待っていた。2人席を1人でゆったり座れる、総勢21名の「精鋭最強メンバー勢揃い」のツアーとなった。

 「丸山ダム」「今渡発電所」「犬山城周辺」は1950年代の名古屋の小学生の遠足の定番で、40数年ぶりだが、施設以外はまるで別世界。浦島太郎そのままの気分。「犬山ライン下り」に至っては【秋田大学在籍のまま北海道・赤平炭坑でオルグしていた友人が日大2部にもぐりこみ、どう誤魔化したのか「東京都の教員」に採用が決定し、報告を兼ねて名古屋へ遊びにきたとき案内して以来】約30年ぶりの懐かしさだった。

 自重しようと思っていた「泡もの」も、ライン下り乗船場での差し入れに、つい遠慮なくグビグビ。トーゼン船上は完全に遊覧気分で盛りあがり「一口だけで後はあげる」田中萬寿さんのお言葉にあまえ、もう一缶。くーッ、したたる緑、水の匂い、仲間の笑顔、サイコーですね。

 今回の最高の驚きは合瀬川と五条川のX字型の交差。道路の交差点と全く同じで、2つの川が平面でクロスし、それぞれがまた別方向へ流れていくんです!う〜む?幹事役「名水労」渡辺氏の現地案内の的確さ詳細さに感心し、感謝感激で解散したのでした。それにしても河口堰は無駄の骨頂、ここに極まれりデスね。


 9月25日23:43 設楽ダム植物調査≫ 宮永です 皆さんお疲れ様でした
 北岡氏、橋爪さん、設定をして下さった田中市議、そして参加された皆さん本当に有難うございました。植物調査というより、講師を迎えての植物観察会でしたが、今後は北岡氏クラスの人材で、精密に調査していただけるといいのではと思いました。モチロン邪魔をしないレベルで同行したいとは思いますが、素人に説明している時間を省き、ドンドン調べてもらえたらと正直いって感じました。効率至上主義ではないのですが、モチロン、後方支援というかバックアップはすべきです。

 それから、市野さん発信メールの「詳しい検証に基づく考察」にはひとつひとつ納得できました。宮永としてはカモシカの糞を見たことで野生の息吹に触れた想いで、それだけでもう大感激でした。それと、どこにでもあるような舗装道路沿いが、実はわずかに残された貴重な植物たちの駈け込み寺ともいうべき棲み家、すなわち生息地になっているという事実にも愕然としました。

 97%以上が植林された三河最深部の山々の荒廃の凄まじさに驚き、わずかに残された川沿い、尾根沿い、境界線沿いの自然林や二次林、草地や湿地の最後の砦を是が非でも守らねばとの思いを深くしました。ではでは 野次馬散人みやなが 頓首九拝

  【聞いてよ!オジさんの独り言:その2】
 アメリカでの無差別テロに関する『TVを中心とする情報映像の氾濫』に、外国で起きた事件だけに、もう慣れっこになって、ワイドショーの「連続ネタの続き」を見る気分で眺めているのはどうも自分だけではなさそうです。

 「今度はいったい、どこで、何が起きるんだろう」と平和ボケの日本で「派手で、大規模な」騒動の勃発を予感し待ち望む不謹慎な期待感さえ。終戦直後に生まれた団塊の世代の、食べ物がない貧しさを知る感覚では『わが日本で、これ以上の経済的豊かさの追求は強欲と言われても仕方がないレベルにまで達していると思うんデス』が。無論、基本的な衣食住についてで、それ以上「欲にはキリがない」話ではないかと。

 ただ、個々の人間の欲望達成のゴールラインは絶えず上昇し続けていて「これでもう満足」が決してなく、いつまでたっても終わらないメビウスの輪のようです。それが人間の性(さが)で、逃れられない宿命のようでもあり、あ〜あです。

 《わかっちゃいるけど止められない》一人ですが、たまにはコレではいけないと、なんとか流れに抗し『もういい加減にしようよ、お金、おかね、おカネ……は』『お金もホント欲しいけど、でも、ソレばっかりじゃない生き方だってあるはず』と蟷螂(とうろう)の斧を振り上げ、声を張り上げてはみるんですが、結局、負け犬の『遠吠え』

 現実にひきずり戻され、ためいきをついてオシマイのていたらく。やれやれ。そんな状況ですが「ムダのかたまりのダム」がまた愛知県に建設されます。ぜひ賛同人、賛同団体になって下さい。ではではヨロシク!

9月27日 15:17 T 宮永です
 「万博・愛知宣言草案」を含む文書拝見しました。いかにも学者の方が起草された、庶民には歯ごたえのある文言が積み重ねられた、格調の高い文書ではありました。いろいろ考え【メールを見なかった】ことにしようと、いったんは思いましたが、やっぱり、感じたままを発信することにしました。

 直言すれば、環境問題に関心を持つ人達には《釈迦に説法》なきにしもあらずの見解の表明で「それはそうなんだけど」が第一印象。万博に対する提言のお積もりのようですが、例えて言えば《合格発表が済み入学金を納め、さて選択科目は何を取ろうかと、みんなが考えているところへ》ひとりが「受験願書」を提出しにきたようなもので、まったくの手遅れです。

 
博覧会協会がいま切実に求めているのは、高邁な思想や理念ではなく、観客を大量動員できる施設や展示物の「具体的なアイディア」だけです。理屈の段階はもうとっくに終わっています6人もプロジューサーがいるのが絶望的状況の象徴であり証拠です。

 あっと驚くアイディアもあるわけがなく、失敗は明白で、それでもやる悲壮感、虚無感が漂うのみで、環境万博の行く末に明るい展望はみえません。しかも、アメリカの国際テロで、今後数年は局地戦争とテロの応酬が確実で、国際的フェスティバルは格好のターゲットとなる可能性大です。アメリカの立場ではなくテロリストの視点でシミレーションしてみましょう。


 「命を捨てる覚悟は出来ている。同じ覚悟の仲間が数千人単位でいる。生化学兵器など使う武器にタブーはない。目標はごまんとある。金もある。国際的な催しで人が集まるところほど行動しやすい。極東でのワールドサッカー、オリンピック、万博、巨大テーマパーク」もう数年前から、集中テロの第2弾、第3弾として準備を進めているはず。さあ、どうしますか、こんな時代に。むろん、テロは絶対に許せませんが

 しかし、Tさんに〈万博中止を見込み、まったく別の新たな組織で、経済効果を度外視し、環境サミット的な催しを民間主導で開催しよう〉との意図があるようでしたら、千人単位の参加でなら可能かもしれません。貴兄が「藤前を守ろう」と立候補し名古屋市長選を戦い抜いたあの日々、元旦の早暁、熱田から藤前まで徹夜で、共に歩いた数年間を懐かしく思い出しています。理想実現には、経済的負担の現実が厳としてあり、
無視できない最重要問題として存在することを改めて自覚されたいものです。
 【愛知万博から海上の森を守るネットワーク代表】宮永まさよし 


 9月29日 12:58 皆様  宮永です
 運用5年の長良川河口堰に続き、2007年完成予定の徳山ダムと使い道のない膨大な水と、にっちもさっちもいかない赤字財政を、関係地方自治体に招き寄せる「巨大公共事業の悲惨な破綻」の結末がじわじわと逃れようもなく現実化しつつあるなか、まったく、懲りる様子もなく、新たなダム建設が、万博と中部新空港で火ダルマのはずの「愛知県」三河・豊川上流に予定され、強行されようとしています。

 その設楽ダム問題を検証するシンポの実施内容を相談する実行委員会を以下のように行います。
賛同される皆さんの参加を期待します。委員会に行けないが賛同するという個人・団体も募集中です。

  【設楽ダム全県シンポジウム実行委員会】
日時10月8日(月:祝日)午後6時から8時まで
場所:県産業貿易館本館6階第9会議室
   (地下鉄・市役所又は丸の内下車/市営バス:外堀町通本町)
シンポジウムは11月10日(土)午後を予定しています。詳細は改めて連絡致します。

 また「愛知万博中止の会代表:影山健」と国際博推進局(愛知県)との意見交換会の日程が
   決まりました。10月16日午前開催の予定で、これも確定次第連絡します。
 知事本人の出席を今後も強力に求め続けますが、まずは実務責任者との交渉の場を確保するという ことになりました。10月3日午後1時半から愛知県政記者クラブ(県庁3F)で詳細について記者発表
 する予定です。以上 【設楽ダムを考える名古屋の会・愛知万博中止の会】広報部長:宮永

 9月29日 19:11 県政記者クラブ殿
   記者説明会・実施のおしらせ
日時:10月3日・午後1時半・愛知県庁:県政記者クラブ
目的「愛知万博中止の会&推進局」意見交換会について(今後の活動予定も報告)

 同時多発国際テロの発生により、2005年国際博へのアメリカ合衆国の公式出展の可能性は消滅した。もともと博覧会国際協会から正式に脱退した時点で、参加は絶望的(同盟国ドイツのハノーバー万博さえ不参加)だったが、今後数年は続く臨戦体制のなかで、格好のテロの対象となる 「平和国家」日本での国際博に乗るノーテンキなアメリカ企業は皆無だろう。<それ以前に出展のうまみがゼロの現実があるが>。

 今回の悲劇は後進国で「一人勝ち」ともいえるアメリカの経済活動や強大な軍事力を背景にした政治的抑圧に耐え兼ねた一部狂信的テロリストが彼らの論理で「宗教と人間としての尊厳を」死守しようと仕掛けたもので、アメリカによる報復攻撃は、まさにかれらの思う」であり、ジハードの大義名分のもと、聖域なきテロ活動が可能になり、連鎖の山は世界のあらゆる地域でとぎれず実行されることだろう。われわれに出来ることは運を天に任すことしかない!

 さて本題、今回も「万博中止の会」が求め続けた「知事との面談」は拒否されたままであるが、
 実務上の担当部局との意見交換会実施を端緒に、万博中止を求める世論をより一層、明確化、
顕在化するため、当会が今後実施する行動についても、当日お知らせする予定である。
【愛知万博中止の会】代表:影山 健/文責【愛知万博から海上の森を守るネットワーク】代表:宮永

      

 ★第74回:「設楽ダムシンポ開催へ/伊良湖フォーラム/オオタカ検討会に対応」
   
   【海上の森くらぶ通信】 2001年11月1日 第107号&◆メール

  行事(1)11月4日()13時30分〜15時 栄小公園デモ行進  【愛知万博中止の会】主催
     (2)11月18日()14時【設楽ダム東三河の会シンポ】豊橋市職員会館(豊橋駅歩10分)
    活動報告:
最近の情勢=2005年国際博覧会の基本構想の骨子案が公表された

  ◆2001年10月2日 23:56 鷲田様  宮永です
 シンポジウムの時間は夕方より午後のほうがいいと思います。例えば午後1時半受け付け開始、2時から5時までというように。夕方からとなると帰りの時間を考えて、遠方からは二の足を踏んで来にくい可能性が高い気がします。昼から夕方までで半日つぶれてしまいますが、終わってからも、それぞれまた行動できるゆったり感のある時間帯だと思いますがかがでしょうか。皆さんの意見も参考にしてみて下さい。
 パネリストは3人くらいにじっくり話してもらい、参加者からの「質問や意見、感想」を受けて、パネラーと参加者がそれぞれ意見を交換し合うなど、会話が成り立つ時間をたくさんとって欲しいと思います。シンポジウムというと、言いっぱなし聞きっぱなしが一番多いようで、いつもそれが気になっていましたから。誰より一番しゃべりそうな 野次馬散人みやなが デシタ。

  10月3日 21:32 皆様  宮永です
 6日夜からずいぶん久しぶりに渥美半島の伊良湖岬を訪ねます。かって小生も《役員の一人》だった野鳥の会・某支部執行部が意見の衝突も問題もなく、和気藹々と運営されていた頃は毎年のように、この季節は伊良湖神社やその周辺にキャンプして仲間と親交を深め、翌朝はタカの渡りを観察するのが恒例でした。

 万博騒動は「ただ鳥を見て歩くだけ」というまるで非生産的な、おとなしく地味な趣味のバードウオッチャーたちの人間関係までずたずたにしてしまいました。趣味の世界のコトで『波風を立てたくない、事を構えるのはとにかくイヤ!』という気持ちはわかるんですが、しかし【趣味の会】として「保護」の旗を最初から下ろしてしまう人たちとの溝は深く、修復が困難なだけに困ったことです。

 しかし理屈抜きで「お上が決めたことには逆らわない」「趣味の会だから活動の中心は観察会(探鳥会)で見てまわるだけ」「鳥がいなくなったら、いるところへ行けばよい」こんな態度や意見が「共通認識」の自然をテーマにした《愛護団体!》というのも、いやはや、やれやれで、ため息のみです。でも、まあ済んだこと。今はもう残った仲間と行動を続けるのみです。

 さて、いまや激減といわれているサシバを始めハチクマ、ノスリ、アカハラダカ、ハヤブサ、ひょっとしてオオタカも、そして定番・ヒヨドリ集団の必死の渡りから元気をもらってきます。そうそう7日午後からは、伊良湖岬先端の山頂にある伊良湖ビューホテルで開催の「フォーラム」にも参加します。関心ある皆さんの参加をお待ちしています。 以上 みやながデシタ

10月3日(水)午後1時半〜3時【万博中止の会】 記者クラブにて資料配布
 16日に決定した「愛知県国際博推進局との意見交換会」の開催案内と取材依頼のため、クラブ加盟各社のブースをのぞいたが、1時から県議会本会議のため誰もいない!結局、資料配布と説明に顔をだしてくれたのは読売と中日のみ、東愛知が資料だけでそのままどこかへ。最後までつきあってくれたのは中日のみ。やれやれ。まあ、文書を読めばわかることだから仕方がないが。県議会事務所と共産党議員控え室を訪ね、情報を仕入れて解散。参加:影山、井戸、小生の3名。

10月4日()10時【名古屋市議会・調査研究費訴訟】名古屋地裁601号法廷
 月額一律55万円支給の名古屋市会議員・調査研究費「使途の情報公開請求」と、無駄な支給の廃止を求める裁判の「訴訟進行協議」に会員として参加した。

 開廷直後で数分の遅刻。傍聴席が満席で、うーんと立ち尽くしていたら柵内の原告席にみえた水田洋さんが籠橋弁護士の後ろに1つだけあいていた原告用の席を指差して「座れ」とのしぐさ。で、原告ではない!が仕切りの中へ。次の公判日程を決めて終了。2階ロビーで今後の見通しの解説を受け、昼前に解散。


 10月4日 23:56 皆様  みやながデス
 さてアメリカによるテロ犯に対する報復が、ビンラディン氏個人からいつのまにかタリバン政権の転覆に転化したようです。よーするに犯人の引渡しに応じない政府は武力で倒して、自分達の息のかかった政府にしようというコトなんでしょうね。転々と移動する数百人単位の敵兵を対地ミサイルで襲うという〈戦闘のレベルがまるで違う〉泥沼の長期戦が確実な様相です。

 それに「窮鼠(きゅうそ)猫を噛む」で、自爆犯によるあらゆる局地テロにより、第二のベトナム戦争が世界を舞台に戦われることになりそうです。アメリカの攻撃が始まった時点から、同盟国の関係先すべてがタリバン側から見れば、すべて戦場となりますが、誰にもその切迫した危機の認識がないようなのにも愕然とします。小生も含め「自分たちだけは大丈夫」と漠然と思っているんですネ。やれやれ、みんないつかは死ぬはず。でも、いまは!まだイヤ!!野次馬散人 みやなが でした。で、以下はあいかわらずのオマケ:


 【テロ情報氾濫・底のない不安】 朝日新聞「声」欄殿 01年10月5日投稿
 アメリカで自爆テロが起きて一と月近くなる。連日の報道の氾濫に『つい今度はどこで』と何か起きるのを待ち構えている自分の野次馬根性に気づき、ぎょっとした。敗戦後55年、一度も戦火をくぐらず、平和と安全が当然の暮らしが続き、自分たちだけは大丈夫との思いが身に染み付いてしまったようだ。
 しかし、経済的成功・金儲けが最大目標の資本主義先進国に対し、植民地支配の末、民主化もコントロールされ、経済的侵略と搾取の被害者意識が強烈な「イスラム諸国の反感」が暴発したと推測されるテロの怨念の根は深く、平和的解決の道はまったく見えない。
「坊主憎けりゃ袈裟まで憎し」でタリバン政権打倒を目指すアメリカ軍が報復の世論に乗り、超近代兵器の大量投入で打撃を与えれば与えるほど、アフガンでの戦死者に繋がるジハードの戦士は拡大増殖する。

 コーランに全ての規範を置く死を恐れぬテロリストたちの根絶は至難で、報復攻撃の連鎖の末、無差別攻撃の自爆テロの頻発も予想され、結局巻き添えで惨憺たる被害を受けるのは無関係な庶民という結末や、人類自体の終焉を招く図式だけはなんとしても避けたいが、無力な庶民は天を仰ぎ座して待つしかないのが心底悔しい。

  
10月5日 9:22 鷲田様 みやながデス
 メールを見たのが5日早暁深夜で、応答がおそくなりました。流域委員会に対する見解は鷲田さんと全く同意見です。何をいっても最初からゴーサインを出すのが目的で、人選やら会議の設定やら進行をしているのですから、かれらに「再考を求める声」を聞く耳などあるわけがありません。
 むこうが時代錯誤の手法でゴリ押しを続けるなら、こちらはマスコミを通じ広く民意のあり方を探り、問題を顕在化し、ダム建設中止に賛同する声を集約し、徹底的にダム建設阻止へ向けて行動するしかありません。まだ十分間に合います。


 それから事務局長の件ですが「奈良県在住とか札幌市、福岡住まい」という野鳥の会愛知県支部の会員もいます。住所が豊橋でも名古屋の会の事務局長でいいではありませんか。かえって東三河の会との連携がとりやすくていいと思いますが。連絡はメールや電話でどこにいてもすぐとれますし、名古屋へ出る必要があることで、代われることであれば連絡ください。宮永ができることであれば代行します。
 また「流域委員会」の傍聴の際、あんまり酷いとおもったら我慢せず会場で怒鳴ってみてください。逮捕されることはアリマセンから。以上、野次馬散人 いつも静かな?ミヤナガでした。

 
10月6日 1:24 鷲田様 みやながデス
 緊急声明拝見しました。といっても提出後になってしまいましたが。実は5日に本業の某私立高校の来年度入試説明会が名古屋ガーデンホテルで10時半からあり、終わったのが1時半過ぎ。一番親しくしている私学で、しかも入試最高責任者が人間として全幅の信頼がおける「同志」に近い関係の人物なので、緊急声明文のチェックの最終設定時間までに帰れませんでした。ゴメン!

 まあそこらのオジさんの本音は〈立食の豪華バイキング〉の昼食が用意されていて、グルメの品々での栄養補給(とほほ)と仲間との情報交換が楽しみで、おまけに昼からなんと呑み放題!で自転車の飲酒運転で、コラコラ帰ったのが2時でした。

 ところで今日、中1クラス(全員男子)で、お決まりの成人雑誌の決定版。「どひゃー、こんなのまでみせて載せて、もう愛も恋もクソもあるものか」というアラケナイ写真・イラスト満載てんこもりを持ちこんだのがいて、「ゆっくり先生が鑑賞したあと、アミダで順に希望者に回覧する」と言い渡して取り上げ、とりあえず、授業に入ったんですが、授業後『祝祭日はいつも休みだけど、試験が近いから特別授業をする。ただし8日は夕方から用事があるので午前中にする』といった途端:「女!?」とひと声生徒A。小さく横でぼそぼそ「先生、風俗へ行くんじゃないの?」と生徒B。

 やれやれここまできているんです。ほかに思いつくことはないのか?まったくほんとに、もー、おまえら13歳でもうオジさんか、こらこらこらあー疲れるな〜ホント。では、そんなこんなに相変わらずおまけをひとつ。

 
【国際多発テロ生徒との会話】 中日新聞「発言」欄殿 01年10月6日投稿
 「先生、アメリカはいつ戦争を始めるの」と生徒。

 『うーんわからない。みんなはゲームで気楽にバンバン殺してるけど、本物の戦闘ではどちらも犠牲者がでて、しかも無関係な人が大勢巻き込まれて死ぬんだョ。自分は安全と思っているようだけど、世界中もう何が起きても不思議じゃないんだよ』
 A:「ふーん、でもやっぱ、戦争するんでしょ」
 B:「核ミサイルやサリンも使うのかなあ〜」

 『うん、戦争が全くないとは言えないな。相手は死を覚悟した狂信的なテロ組織で、攻撃には報復すると言っていて、武器や攻撃目標にタブーもないようで、最悪の場合、核関連施設への攻撃や小型核爆弾の使用もある。米国の出方次第では地球の存亡さえ左右する引きがねになりかねない状況なんだ。でも、日本の僕らには、世界のみんながこれからも生き続けられるよう祈るくらいしか他に手はないんだ。残念だけどね』

10月6日()21時半:細谷宅/午後10時日進市役所集合。伊良湖岬へ出発
 細谷さんの車で集合地点へ。予定より早く9時41分、3台に11人が分乗し日進市役所駐車場を出発。目的地は伊良湖岬:恋路が浜駐車場。三好インターから東名高速「蒲郡」で下り、田原経由で渥美半島最先端へ。途中の最後のコンビニで朝昼の飯と「気付け薬?のあるこうる」を各自購入。

 太平洋側の表浜へ半島を横断。電照菊のこうこうと明るいビニールハウスが次から次へと現れ立ち並ぶ不夜城の壮観な眺めのなか、深夜1210分現地到着。速い!!浜で騒いでいる若者たちにまけず、ただし、ひっそりと「各自購入の気付け薬」で和気あいあいと〈浜沿い〉のベンチで宴会。1時過ぎには全員・車中泊のため、おだやかに散会。

10月7日()5時30分:タカの渡りなどを観察/13時【伊良湖フォーラム】
 まだ暗かったが、ざわざわと人が動き出す気配で目がさめた。細谷さんの車の座席で4人が車中泊。眠ったような寝なかったようなボンヤリ頭で、とりあえず始動開始。が、さすが渡りのメッカ。口をきくのもヤな顔を含め、面識あるバードウオッチャーがぞろぞろ。岬の突端でヒヨドリやアサギマダラの渡りを観察してオシマイにするまでサシバ、ハチクマ、ツミ、オオタカとタカ類、総計300以上観察。十二分に堪能できた。

 伊良湖神社でお昼。そして、馴染みの伊良湖小学校のログ製展望台でゆったり休憩。のんびりしすぎて、伊良湖ビューホテルでの「フォーラム」に若干の遅刻で参加。盛会の中、2人目の講演終了後「汐川干潟」を訪ねるメンバーが退席し、2人だけ残留。


 講師3人目が仲間の「鷲田」氏で、環境を金銭的価値に換算する手法の話しが非常に興味深く、質問も多くでて面白かった。主催者の動員力に大いに感心した。4時終了後、ロビーのゲームコーナーを占拠して豊橋の原氏を交え、設楽ダム名古屋の臨時打ち合わせ。5時14分に帰路についたが、渥美半島を出るまでがひどい渋滞で、帰宅は8時過ぎ。やれやれ。

  【聞いてよ!オジさんの独り言】 10月8日
 歳を感じる!否応なく、身にしみて実感する、自分にもそんなトキがきた。生徒の人数が少ないのに通ってくる中学が3つも。試験期間はモチロン、テスト範囲もバラバラ。その「5教科対策プリント」3学年分35通り!の用意にとりかかったのが朝9時半。


 なんとも言えない《死にそうな絶滅感に襲われ》思わず時計を見たら午後4時半過ぎ。昨日の晩メシ以来、呑まず食わずでゴソゴソ7時間!集中力が途切れないのはダハハだが、こんな酷い消耗感は初めてだ。買い置きの食糧が何もなく、冷蔵庫にあった麦茶に砂糖を3杯いれて、電子レンジでチンし、ゆっくり飲んで10分後やっと落ち着いた。いつものことが出来なくなる体力の限界を実感したのデシタ。
  
10月8日 17:12 大羽様、皆様 みやながデス
 伊良湖フォーラム大盛況で、よかったですね。仕事でもないのに、毎年、欠かさず同じ時期に開催を続けるのは凄いエネルギーがいることで、ほんとにお疲れさまでした。もっとも、小生は久しぶりのタカの渡りの観察が本音の目的という、不純な動機の参加者でしたが、なかにはそんなヤツもいたということで
 さて、署名活動については今晩の実行委員会で相談します。アメリカの報復攻撃開始で、世界中がきな臭くなってきたうえ、この15日には愛知万博の最終「会場計画案」が公表される予定で、国際的行事の行く末をめぐり地元マスコミを中心に、また一騒ぎが予想されます。

 こんな状況ですので、設楽ダム問題はしばらく時間をかけて、まず県民にダム建設計画の存在の周知徹底をはかる「広報活動」に重点をおくことになると思います。とにかく知ってもらうこと、それがこれから一番必要なことでしょう。で、以下の相変わらずのクドイ投稿をおまけにつけました。

 
【懲りなく続く巨大公共事業】 中日新聞「発言」欄殿 01年10月9日投稿
 設楽ダム建設原案が答申された。東三河を縦断する一級河川・豊川の最上流部に1962年電源開発(株)がダム計画を構想以来37年、変遷を重ね1998年総貯水量1億トンの重力式コンクリートダムで計画を決定。建設費は平成9年時で約2千億円。利水治水の多目的ダムだが、バブル時の産業動向や人口予測に基づいて立案されたままで「料金が使用面積で決まる」ためムダ使いが野放しの農業用水、工業用水使用量の低下や人口減少などへの考慮が無視され、最新の需給予測に対応する見直しは一切なしだった。

 ダム問題を審議した「豊川の明日を考える流域委員会」には流域や河口の漁業、農業関係の委員さえいなかった。建設することが目的のダムではなく、環境に優しく財政負担も軽い方策を改めて地域振興策と共に検討し、コノハズク(声の仏法僧)と鮎で全国に知られた三河の再生を今こそめざす時ではなかろうか。


10月8日()18時〜【設楽ダムシンポ委員会】県産業貿易館6階第7研修室会
 台風接近で悪天候のため、参加各団体に急遽「協議は延期」と連絡した結果、参加者は鷲田氏らと小生の3名のみ。アメリカ集中テロとアフガンのあれこれで話は盛りあがったが、設楽シンポについては来年早々の実施と各自の役割分担を決め、8時過ぎ解散。荷物の多い鷲田氏を駅まで配達し、そのまま別れた。

 
10月9日 15:25 青山様 みやながデス
 いつも、勝手なブツブツを送りつけご迷惑おかけしています。実は今回はひとつお願いがあるんです。ご承知のように現在、万博の他に設楽ダム問題に関わっていて設楽ダムシンポジウム開催を計画しています。 そこで、日本の現状は無論、世界の最新のダム事情に詳しい天野礼子さんをぜひパネリストにお呼びしたいとうことになりました。


 来年1月から2月の土・日・祝日で空いている日があるかどうか、講師としてお願いするとしたら、費用は最低どれくらい必要なのか。(会として往復の交通費実費と数万円程度はなんとかしますが)天野事務所にお聞き下さいませんでしょうか。モチロン、設楽ダムについての資料は決まり次第、送付します。

 拘束時間は午後2時から5時くらいの間2〜3時間で、日本のダムの現状と対応、世界のダム事情などについて30分ほどお話頂き、あとは会場からの質疑応答に答えるという設定です。会場は名古屋東区車道(地下鉄桜通り線・車道下車)の愛知大学名古屋校舎を予定しています。夕方には終わります。


 他のパネリストは設楽町長(交渉中)、大塚岐阜県野鳥の会会長(決定)、松倉豊川を守る住民連絡会議代表又は渡辺愛知大学副学長のいずれかおひとり<松倉氏が加療中のため、その健康状態次第です>司会・進行は青山さんだと最高ですが、ムリでしょうからこちらで用意します。

 1週間くらいのうちに可能性の有無をお知らせ願えると幸いです。ムリなお願いですが、つてが青山さんしか思いつきませんのでヨロシクお願いします。【設楽ダムを考える名古屋の会】広報部長・宮永 拝
  
  10月10日 10:47 青山様 みやながデス
 早速、お願い引き受けてくださり有難うございます。天野さんの都合のいい日程で開催日を決めますのでよろしくお願いします。それから長野の脱ダムネットの事務局長の柴山??さんという女性の方の連絡先、もしご存知でしたら教えてくださいませんか。天野さんがダメの場合、お願いすることになっていますので。それで設楽ダム問題はしばらく時間をかけて、まず県民にダム建設計画の存在の周知徹底をはかるため、署名集めなど「広報活動」に重点をおくことになると思います。とにかく知ってもらうこと、それがこれから一番必要なことと考えています。ではでは。

  10月11日 12:24 鷲田様、皆様 みやながデス
 天野礼子氏・講師依頼の件
 設楽ダムシンポの件、仲介者を通して以下の返事でした。やはり気難しい人ですので大勢は気が進まないようです。「パネリストは3人くらいまで」とおしゃっているようです。私立大学は入試があるはずですから、それにかからない1月下旬の20日、27日/2月3日、10日あたりはいかがでしょうか。


 司会進行役は仲介者に依頼すれば、引き受けてくれるはずです。仲介者は長良川デイで毎年、元気一杯の通訳をしている女性で天野と親しい友人で、小生の友人でもあります。以下はメールからの引用です。
 >天野がやると連絡してきました。謝礼はおまかせです。NGOにはきつい要求はしないそうです。ただ彼女の本や写真展の宣伝とかをしたいようです。つまりそこで本を売ってくれということでしょう。日程については来年に関してはまだ入ってないので、まずそちらから提案して下さい。日曜日だったら私も付いていけます。
 パネルはあまり気乗りしていないようですが、町長と進行役を含め4人までと言っています。進行役が不慣れだとすぐにむかつく人ですので少々注意がいります。「あんたやれば」と言ってきているのでその辺が気になるのでしょう。

  
10月12日 0:20 鷲田様、皆様 みやながデス
 豊橋工事事務所への抗議声明の提出ご苦労さまでした。事務所への質問の応答で非常に重大な示唆がありました。それは関係機関全てに『緊急に抗議声明を提出すべき』だということです。まずこれまでの抗議文書を、再度、愛知県知事と国土交通省あてに、各団体が内容証明郵便などで(FAXでも可)提出し、地元のマスコミにその送付の事実を、送付文書を添えて知らせるということです。


 地元に大きな反対運動の動きがあり、しかも複数の団体がたちあがって問題化しつつあり『いいかげんなことは許されないぞ』という現実の状況を厳しく認識させる必要があります。はっきりいえば、宣戦布告ということです。きなくさいことばですが。それと、昼間送ったメールが未着のようですので再度送信します。

10月12日()正午〜県庁ロビー集合/13時〜【国際博覧会・特別委員会】傍聴
 県議会の特別委員会を傍聴した。希望11名で抽選のはずが、1人が辞退して下さり全員傍聴できたが、たった1人の融通が利かない。しかも傍聴10人に名札と文書2枚を配るのに1名、心得の説明に1名、責任者1名と委員会終了まで3名がつきっきり。民間なら一人で済むはずの仕事量、いったいどーなってんだ?


 また委員会室の空間半分に1列9人で10列、女性ゼロのお役人がギッシリ箱寿司状態に座っていた。両脇の控えを含め100余名。2時間半近くの会議中「事前提出」の質問に、間髪をいれず!職分を名乗り回答する「儀式そのもの」の進行で、発言は副知事と課長3名、事務総長のみ。 残り全員、半日ゆっくり昼寝と瞑想の仕事は「座っているコトだけ」、職場に不在でも仕事に支障がないとは役所がいかに雇用の大量確保に《貢献しているか》実感。こんなんでは職員の数が半分でも充分だろうな。(次回は「オオタカ検討会傍聴」の巻)

 【海上の森くらぶ通信】2001年11月1日 第107号続き&◆メール

  ◆
10月13日 0:55 鷲田様、皆様 宮永です
 抗議文書の送付先愛知県知事:FAX(052)951−1074<知事室>(052)9610−2111、国土交通省はわかりません。多分豊橋工事事務所に問い合わせるか(聞けば教えるはずです)、インターネットのグーグルかヤフーで国土交通省を検索すればイッパツででます。メールを送受信するだけの『小生のレベル』ではなかなか繋がりません。いろいろ知りたいことがあるのですが相変わらず???で、とほほの毎日です。マッタク、まいにち困ピューターなんです、やれやれ。

 尚、今月の県政記者クラブの幹事社は共同通信と読売です。共同通信:FAX=(052)961−3692 TEL(052)961−3692/読売新聞:FAX=(052)971−1455 TEL(052)953−9592のいずれかに、抗議文書を送付した旨、文書とともに連絡すれば掲示板に掲載して周知を計ってくれます(念のため、前もって
して確認した方がいいかもしれません)。16日からしばらくは、万博関連でもめますから、少し落ち着く20日以降に発信するのがいいと思いますが、適当に判断してください。

 それと記者の出社は午前11時過ぎで、夕刊締め切り間際の午後1時から2時頃一番連絡がとりやすいと思います。モチロン突発事故、事件がなかったときの話ですが。そうそう今日、県議会の万博特別商工委員会を傍聴してきましたが、まったく「あははのはという、小学校の生徒会レベルでも《もっとまし》という情けのない、税金どろぼー集団の寄り合いでした。『くたばれ役人!いてまえ官僚!どあほ!県会議員』の梁山泊そのもの。詳細は近日中に改めて(*当世下町寺子屋事情[こんなんで委員会」に掲載済み)でお知らせします。

 あーあ、こんな連中が『偉いひと』として県政を牛耳ってるんですね。困ったもんです。これが「われわれの民度の正直なランク」なんでしょうね。金も欲しい、毛も欲しい、でも、もっとまともな役人や議員がほしい!『キューピーマーク』の野次馬散人、ミヤナガでした。

 
10月14日 17:30 県政記者クラブ幹事社殿並びに皆様
  以下のスケジュールで、国際博推進局との交渉を実施します。
日時:10月16日(水)午前10〜12時・自治センター:5階研修室
目的:「愛知万博中止の会」と国際博推進局との意見交換会

*互いに言いっぱなし(中止の会)、聞きっぱなし(推進局)が避けられませんが、15日発表予定の「最終計画案」の骨子に対し、万博反対派の最大公約数的な見解を表明できるものと思われます。はっと驚く魅力的なアイデアがナイ(目玉がないのが目玉と事務局長が広言していた!)ひとの懐をあてにした盗人同様の、資金確保の見込みが全くナイ。万難を排し先頭を突っ走る使命感溢れるリーダーがいナイ。三無(ない)主義の「たそがれ」お役所万博が惰性でよろよろと実施に向ってはいずっています。

 八方塞りで前途は真っ暗闇でも進むようです。 ムリ、ダメとわかっちゃいるけど止められない。 困ったもんです。目立たず、決められたことだけをやり、持ちあがりで昇進を待つ。お役人を目指した「そもそも」が身分と収入の安定ですから、仕方がアリマセンね。 以下、それを実感した顛末をすこし。(以下、省略)【万博中止の会】広報:宮永

  
10月15日 13:01 H様、皆様 みやながです
 13、14日のEフォーラム豊橋総会盛会のようでお疲れさまでした。両日とも小生は、絶滅寸前からようやく這い上がった本業第一で?「中間対策」のサービス授業におわれ、オシゴト漬けの2日間でした。さて、来年の話で、鬼が笑うかもしれませんが、設楽町長への交渉と会場の日取りの段取りなど、関係各位による手配よろしくお願いします。思い立ったが吉日で、すぐとりかかるのが「主義?」の小生ですが、みなさんはどうなのか。ボランティアですが迅速な行動を期待します。

 そうそう14日夜11時:名古屋TV「宇宙船地球号」(トヨタ自動車提供)にリモコンしたら、北海道、摩周湖の素敵な映像にオーバーラップして、なにやら聞き覚えのある声、やややっ!と画面をみつめていたら、番組冒頭から、特徴あるザンギリヘアーにやたら目に力のある人物が。あれあれ?伊良湖フォーラムと同じ状況で、スクリーンに映された資料で鷲田さんが、弟子屈青年会議所メンバーに環境の経済価値の測定法を説明しているところ。本音のでる打ち上げの映像もシッカリ報道されていました。

 世界遺産登録を目指す活動の一環として、講師に呼ばれたものと判明。小生も弟子屈に住む北海道自然保護協会の事務局長と以前たびたび連絡を取り合ったことがあり、環境にかかわっている、いろいろな人達との連携の必要性を、改めて痛感したのでした。

  
10月16日 0:30 内田様  みやながです
 万博案の骨子を検討しての感想ありがとうございました。やはり予想通り「ハリボテ・綿菓子」計画のようですね。まったく、よくもいけしゃあしゃあと恥ずかしくもなく、矛盾だらけの〈ちゃちなお子様ランチ〉万博を堂々とマスコミ発表できるものです!

 大方のお役人と関係者の皆さんは、国がいったん決めた計画だからもうとめられないと、どんなに無理、無体、矛盾のカタマリでも目をつぶり、耳をふさぎ、口を押さえて、今の自分たちの地位と生活を守るため、このままずるずると無気力、惰性で計画をすすめるんでしょうね。お気の毒なことです。生きるってほんと《ヤなこと》の積み重ねですもんね。環境を破壊し、財政を破綻させるオシゴトに邁進される皆さんのご幸運とご健闘を祈るのみです。 野次馬散人 とほほミヤナガ でした。

10月16日()10時〜12時半【愛知県国際博推進局と意見交換】自治センター
 自転車で15分、早すぎて官庁街を一回りして、余裕の9時40分ロビー到着。が、もうほぼ全員がそろっていて驚いた。「万博中止の会」関係者42名、推進局10名。事前の質問書送付と事前の回答受領と準備万端だったが、いかんせん、相手は責任のない中間管理職のお役人のみ。言いっぱなし、聞きっぱなしの、予想通りの展開で2時間をオーバーし、不満のガスがたまったままで、明確な成果を得られず終了。あーあ。

  
10月17日 15:03 加藤徹様 ミヤナガです
 愛知万博の骨子案なるものが提示されました。12日の万博調査特別委員会でも、16日の「万博中止の会」と県推進局との話し合いでも、超「極楽とんぼ」お気楽計画で「なるようになるさ!万一の失敗も赤字も一切想定しない」という推進側のスタンスはそのままで、まるで聞く耳をもたない従来どおりの対応でした。

 10月24日に予定の海上地区モニタリング会議や11月1日開催予定の万博フォローアップ会議の結果を、参加者からの情報でしっかり検分し、さらに万博に疑問を持つ各団体のそれまでの動きや今後の対応予定などの集約をはかり、フォーラムとしての取り組みを相談する会の開催を提案します。


 11月第1か第2日曜のいつもの時間はどうでしょうか。ただ11月30日に最終計画案が提示されるということなので、それ以降でもいいかなという気もしますが皆さんはどうでしょうか。まあ、あわてて動いても何も変わりそうがなく、相手の自滅を待つしかないか?というのが個人的な感想です。以上、とりあえず、フォーラム会員のネットへ転送お願いします。【愛知万博から海上の森を守るネットワーク】代表 宮永まさよし

 ◆10月17日 15:19 在間様 ミヤナガです
 突然のメール失礼します。確か14日開催の揖斐川マラソンに参加されると聞いていましたが、行かれましたか。どんな状況でしたか。夜のTVニュースを注目していたんですが、報道されなかったようで。なんと翌日は「待てども来ない」はず!新聞休刊日でした。やれやれ


 貴兄が九州の別府大分マラソン?で40代の部で優勝したことがあると守山区のヤッパリ走る?弁護士からお聞きしたことがあり、今回の活躍の結果を、ひとごとながら楽しみにしていました。同世代で、鍛えてやればできる、その根気とファイトに元気がでます。もしよろしければ、どんなだったか教えてください。そろそろジョギング再開を考えている野次馬散人でした。

 
10月18日 13:33 在間様  みやながデス
 どうも、もうボケが始まったのかてっきり10月と思い込んでいました。1111日では報道があるはずがないですよね。最近は自転車でアチコチを走りまわって世の中の見学をしていますが、近いうちにまた走りはじめようと思っています。そうそう故障とは「あせらずゆっくり付き合う」しかないようですよ。いままでが少しハイペース過ぎたんじゃありませんか。きっと。 ではでは、野次馬散人  頓首九拝

 
10月21日 12:23 宇佐美様 宮永です
 さて万博計画も時間切れが迫り、手続きの順を踏むだけで官主導の構想のまま、なりふり構わぬ計画進行を図る状況です。パブコメにしろ民間参加にしろ、口だけ形だけが露骨ですが、黙って見過ごすのも癪の種ですから、言うべきことは言うで、とりあえずオオタカ調査検討会の公開要求と、適切・公正な検討を要請する文書を愛知環境フォーラム名で提出したいと思いますがいかがでしょうか。可否についてご連絡頂けると幸いです。【愛知万博から海上の森を守るネットワーク】代表  宮永まさよし


10月21日()午後3時半:三越着【ピースアクション】アフガン反戦デモ
 朝から午後3時半までお仕事。大急ぎで栄へ。万博反対運動を通じての仲間たち主催の「鐘や太鼓」で賑やかなデモ行進にマイクを片手に叫んだり、明るく?参加。5時過ぎ帰宅、すぐ大掃除。教室に絨毯を敷き冬支度。別紙緊急声明を作成し、9時過ぎ昼夜兼食・独り宴会でやっと一息。

 
10月21日 20:31 宇佐美様  宮永です
 添付した文書でいかがでしょうか。賛同いただければ明日送付します。加藤昌さんへは柳田さんから連絡、水田さんは事後承諾でよいそうです。言いたい放題やけクソの文ですが、まあご勘弁を!では、野次馬散人

 国際博推進局環境調整課殿  2001年10月22日
                愛知の環境と開発を考える市民フォーラム
            代表世話人 水田 洋、宇佐美大司、加藤 昌、宮永正義

   『第14回・国際博会場関連オオタカ調査検討会』に係わる緊急要請書
 以下の2項目について、緊急の要請をする。
(1)平成13年10月25日(木)午後2時:愛知県産業貿易会館4階第7会議室で開催の『第14回・国際博会場関連オオタカ調査検討会』の審議を公開すること
  
 理由について以下に申し述べる。
 平成11年6月23日に設置された「オオタカ調査検討会」は、国際博メイン会場だった「海上の森」候補地内でオオタカ営巣が確認された結果、発足したもので、当然、海上の森のオオタカとその保護が検討の中心であった。設置時に一部委員から検討会の審議の公開を求める声もあったが、営巣地・営巣木の秘密を保持するためとの名目で非公開とされた。

 しかし、今回の審議の対象となる青少年公園の万博開予定地内ではオオタカの営巣ならびに営巣木は、貴局の発表によると確認されていない。予定地内でオオタカの営巣が確認されるまで「海上の森での万博にオオタカの存在は支障とならない」と「開催登録地域外」のオオタカの存在を無視してきた経緯から言って、オオタカの生活地域、採餌エリアにすぎない青少年公園地域に関する検討会の審議を非公開とするのは『実は域内でオオタカ営巣を確認した』など、秘密の暴露を恐れているためではないか。
 青少年公園周辺で、万博開発予定地外に生息するオオタカの営巣に関しては会議でB地点、C地点等と説明されているが、口頭のみで地域の特定は不可能で、傍聴者に文書(地図)の配布さえしなければ、秘密は完全に保持される。

(2)検討会の審議を公明正大に実施し委員に圧力をかけないこと
 10月12日実施の県議会・国際博特別委員会で、2005年博覧会事務局長が、「青少年公園地区には正式なアセスメントは必要ない」と言明していたが、アセス実施の如何は事業者が決めるのではなく、オオタカ検討会等の意見も含め、経済産業省のアセス審査会で最終的に決められることであり、オオタカ検討会の討議の結果を『万博推進のための隠れ蓑』として、一方的に自らに都合よく判断して事なれりとすることなく、その提言を真摯に受け止めオオタカ検討会が本来の使命をまっとうするよう、公正な対応を保証されたい。

 形だけの審議そして答申、聞くだけで一切採用しない検討会に存在価値はなく、幅広い国民の了解と支持を目指すなら最善の措置をとられるよう要請する。「愛知の環境と開発を考える市民フォーラム」事務局:宮永

 
10月23日 22:00 緊急連絡!全国の『万博に異議アリ』の皆様
 来る10月25日午後2時より、愛知県産業貿易館(中区丸の内3−1−6)052−231−6351 4階・第7会議室で、国際博会場関連オオタカ調査検討会が非公開で強行されます。10月23日付け朝日、中日朝刊(県内版)で報道されたように傍聴公開要請書を提出しましたが、今のところ反応はありません。万博阻止の重要なターニングポイントとなるこの検討会に一人でも多くの皆さんの、抗議の現地参加を要請します。

 推進局は青少年公園地区でオオタカの食痕調査をしてきた長久手町の市民団体の代表を参考人として出席を認めましたが、単なるガス抜きで「言いたいだけ言わせて、ぜんぶ無視する」地元の意見も聞いた、との「アリバイ作り」がみえみえの状況です。


 検討会の意見や論議を非公開にし、異論・注文にすべてふたをし『最終的に問題なし』と環境アセスの必要性を認めない「葵の印籠」にする目論見が確実で、形式的な手続で済ませ、幕引きをする魂胆です。最終的にたった15haになった海上の森ではアセスが実施され、結局、いつのまにかメイン会場になり、開発面積も154haになった青少年公園地域に正式な環境アセスメントが実施されないという環境博の「化けの皮が剥がれた」めちゃくちゃが強行されます。

 修正アセスなどというのは従来の結果に、スズメの涙ほどの追加調査を工事と同時進行!する程度で、もう、完全に『環境アワセメント』です。とにかく、時間がない、その一点だけで最も重要な手続きが無視され、工事実施への重要な口火を切らせる「検討会」の開催を見過ごすわけにはいきません。


 当日、開催時間まで会場入口で、断固!傍聴要求行動を実施します。なお同日午前10時より、国際博調査特別委員会が開催されます。受付は8:45〜9:30まで、県議会1階事務局(県庁舎東裏)です。時間がおありの方はこちらの傍聴もおすすめします。以上、ぜひぜひ、みなさまの参加を期待します。くどくてスミマセン!【愛知万博から海上の森を守るネットワーク】代表 宮永まさよし

  
10月24日 11:19井戸様 みやながです
 いつも現場の最前線での活動に賛嘆しております。さて、毎回影山さんから事後連絡を受けるだけで、実行委員会に参加できず残念です。昨日話し合われた協会へ公開質問状を送る件について環境に関する質問項目を貴兄あて送付されたいとのお話でしたので、1点送信します。


 青少年公園地区で環境アセスメントを実施しない方針のようだが、修正アセスで可とする根拠を具体的かつ論理的に説明されたい。『海上の森地区が約15ha(うち開発面積1.43ha)でアセスを実施済み。追加会場となった青少年公園地域が約154ha:うち開発面積が(約16.ha〜17.ha)でアセスが未実施。どう見ても不当である。

 自然を破壊しそこで《環境をテーマに》世界大交流とは茶番でしかないと思考しないのか。時間がないなどまったく理由にならない。メインテーマ「自然の叡智」との目を覆うばかりの矛盾を、自ら世界に公表する言語同断の恥さらしの所業ではないのか。【愛知万博から海上の森を守るネットワーク】代表 宮永まさよし

 
2005年日本国際博覧会協会会長 豊田章一郎様 2001年10月24日
                       愛知万博から海上の森を守るネットワ代表  宮永正義
 『海上地区会場計画モニタリング委員会の公開と国民への情報公開を求める緊急要請』
 本日開催予定の「海上地区会場計画モニタリング委員会」が貴協会の独断で国民の傍聴を認めず、非公開で実施されるとのことだが、ここに、直ちに、委員会審議の公開を即断されるよう、緊急に要請する。
     その理由について以下に申し述べる。
 広範な国民の同意を得ず、財政破綻確実のなか、ムリヤリ強行される愛知万博計画には多くの国民が、疑念を抱き、注視をしているのが現状と断言できる。県民は無論、国民の合意も得られたとの「貴協会の揺るぎのない自信から来ると思われる」従来の「万博推進」を妥当化する公式見解から鑑みても、かってのメイン会場の今後について話し合うだけの委員会の審議をなんら、非公開とする理由はなく、堂々と世論の前に公開すべきである。

 それが公開できないとなれば、海上の森の環境保全に対し「約束した対応ができなくなった」なんらかの事実を覆い隠そうとしているとしか思えず、その誤解を解くためにも、即、公開を決断すべきである。(連絡先略)


  ★第75回「万博検討会議・空中分解!/ずばり万博中止の会/冬のみちくさ日記」

 ◆10月24日 2:25 ≪宇佐見様≫ みやながです(注*愛知学院大教授)
 なぜ県が『海上の森モニタリング会議』非公開を固守するのかよく分かりませんが、余程、都合が悪いことがあるんですね、きっと。多分、青少年公園にみんなの目が向いているうちに、海上の森でどさくさまぎれに進めてきた道路や堰堤の工事が表ざたになるのが嫌なんでしょう。県有地ですから何をやっても屁のかっぱですからね。

 宮永としては、もともと万博検討会議は認めない、だから参加しない。で、一度も傍聴せず《係わらない、傍観者として眺めるだけ》の立場できましたから、その評価は無論、何も言える立場でありませんが、皆さんの役目は終わったと県は意思表示しているのではありませんか。

 愛知万博検討会議は「海上の森の利用計画を話し合う」会議で、それ以上でも以下でもなく、海上の森南西地区の利用と青少年公園を主会場にすることに《みなさんが同意した時点で》その役目はオシマイ。あとは委員だった皆さんの気が済むよう、いろいろな会議を立ち上げる約束はしたが、ただしソレダケ。まともに運用しようという意思は???

 「まあ、みなさん!気が済むまで話し合ったり相談したりして下さい。ただし聞く気はありません。釣った魚に餌をやるバカはいませんからね。予算もないし人も要る。開催以外のことに割く本気の余裕はない」そんな「協会幹部のつぶやき」が聞こえるような気さえします。

 いずれにせよ会議の公開を迫るのなら、まずマスコミを使うことです。宇佐見、森山、谷岡の連名で公開要請書を作成し、直談判しているところへマスコミを呼ぶか、それが無理なら記者会見をし抗議声明を報道させる。いずれにせよ、かなり強硬な手段をとらなければ、改変は無理でしょう。

 万博への賛否とは別に「13回もの会議の連帯感から同志的な繋がりが芽生えた」検討会議旧委員のみなさんで構成する「フォローアップ会議」の重要性は認識していますので、万博剣が峰・正念場での奮闘を期待します。小生は主義主張を超えた、そんな呉越同舟も「使いよう」と思いますが。
【愛知万博から海上の森を守るネットワーク】代表 宮永まさよし

◎◎2005年日本国際博覧会協会会長 豊田章一郎様 2001年10月24日
 愛知万博から海上の森を守るネットワーク代表 宮永正義
 『海上地区会場計画モニタリング委員会の公開と国民への情報公開を求める緊急要請』
 本日開催予定の「海上地区会場計画モニタリング委員会」が貴協会の独断で国民の傍聴を認めず、非公開で実施されるとのことだが、ここに、直ちに、委員会審議の公開を即断されるよう、緊急に要請する。その理由について以下に申し述べる。

 広範な国民の同意を得ず、財政破綻確実のなかムリヤリ強行される愛知万博計画には多くの国民が、疑念を抱き注視をしているのが現状と断言できる。県民は無論、国民の合意も得られたとの「貴協会の揺るぎのない自信から来ると思われる」従来の「万博推進」を妥当化する公式見解から鑑みても、かってのメイン会場の今後について話し合うだけの委員会の審議を非公開とする理由はなく、堂々と世論の前に公開すべきである。

 それが公開できないとなれば、海上の森の環境保全に対し、「約束した対応ができなくなった」なんらかの事実を覆い隠そうとしているとしか思えず、その誤解を解くためにも、即公開を決断すべきである。(文責:宮永)

★10月25日(木)1時35分頃【オオタカ検討会傍聴要求】 愛知県産業貿易館4階
 秋晴れのもと気分良く自転車で約15分。4階ロビーですでに八田教授が≪推進局柴田氏と県庁御用達「岐阜大の林教授」を相手に≫抗議の真っ最中。早速、小生も傍聴要請に突入。しかしハナから聞く耳を持たない相手に、警備員がガードを固める入口前で2時の会議開始まで地声の「抗議アピール」で憤懣を発散したが、結局無視され、まあ、しかたがないとすごすご退散。やれやれ。

 ◆10月26日 1:17 ≪八田様、柳田様、内田様、皆様≫ ミヤナガです
 「オオタカ検討会」傍聴要求、お疲れサマでした。抗議参加者7名と数はわずかでしたが、本当に思いの篭ったメンバーでした。つい「声のデカイ小生」で、やたら取り囲まれヤバイ雰囲気で迷惑かけました。協会幹部の応対は「のれんに腕押し、馬の耳に念仏」うーん、まさにこのこと。如何に仕事とはいえ、あれだけ嘘や誤魔化しを強弁できるとは。黒いものを白と言い張る『魂を売った公務員』という商売も哀しいものですね。

 香川県の豊島(てしま)の産業廃棄物、不法投棄問題で10年以上もの間、藁にもすがる思いの島の人達と「ぎりぎりの命を預けあった信頼感」のみを頼りに、強大な国と県を相手に「勝ち目ゼロ」といわれた訴訟を闘い抜き、とうとう勝訴判決を勝ち取った、あの《弁護士の中坊公平さん》が勝訴判決直後に、現場からの実況中継でこうおっしゃっていました。『どんなに勝ち目のない戦いでも、最後には道理の通ったほうが必ず勝つ』…本当にそうだと思います。理は間違いなく!!われわれの側にあります。

 9年前、初めて万博反対の記者会見を県庁で行ったとき、地方紙の記者に「やっても、どうにもならないよ」といわれたのを、まざまざと思い出しています。瀬戸市民センターや市民会館を会場に「森嶋昭夫」筑波大狂授を座長に3年間に5回にわたって開かれた、言わせっぱなしの「市民シンポジウム」のすべてに出席しましたが、象に対するアリの闘いを実感する日々でした。

 1回でキリにしたい県に対し、八田さんがマイクを司会からひったくり握り締めて意見を述べ、マイクを取ろうと羽交い締めにかかる市職員との間に、小生が割って入り、あわや乱闘になりかけた瀬戸市民会館での新住公聴会。結局、*堀田さんが壇上に登り仁王立ちになるなど、あの手この手でねばり、1回きりの予定を3回にまでひき伸ばし、反対史上初めて一矢をむくいました。(*福祉法人理事長)

 影山選挙、瀬戸の下町の蕎麦屋で、影山さんの暗黙の承諾を得て影山さん支援の「海上の森勝手連」の立ち上げを(立候補表明前に)ごく身内の仲間として打ち明けたこともありましたね。BIEへ5回の反対派代表団の派遣。2回の県民投票。市民投票も1回。もっとも親しい仲間によるオオタカ営巣の発見。デモ、署名、在日公館陳情。やるだけのことはやりました。まだまだちっとも懲りていません。

 風はわれわれに吹いています。ぜったいに間違っていません。初期のころを思えば、万博は縮小につぐ縮小でわれわれの連戦連勝です。ただ相手がノックダウンしていないだけ。もうあと一歩です。今日の会場前での八田さんの必死の抗議を見、そして聞いて、土壇場にきた人間の気迫の凄さを感じ、こんな仲間を持てた心強さを心底、嬉しく思いました。

 そうです、言うべきことは言う。それしかありません!あせらずあきらめず相手の自滅を待つ、これからはそんな闘いです。でも、まあ肩の力をぬいて、しかし、しつこく、くどくねちねちと異議を申し立て続けましょう。私はまだ、元気もりもりです。やります!!繰り返します、われわれは絶対に勝ちます!ではでは、八田さん、皆さん、今後ともヨ・ロ・シ・ク!野次馬散人 拝

 ◆10月29日 11:45 ≪愛知万博検討会議・元委員並びに関係者各位≫
 みやながです。突然のメールで失礼致します。10月25日開催の「海上地区モニタリング委員会」に対する万博検討会議・元委員長谷岡郁子氏の10月26日付メール拝見しました。ここに『責任』と『責任を取る』に関し、私見を表明させて頂きます。

☆その(1)、谷岡さんが責任を感じてみえるのは、検討会議で海上の森利用計画の確定に指導力を発揮したことなのか、土木立国の「銭ゲバ万博」推進に加担したことまでかは分かりませんが、きっと、言葉だけの謝罪では済まないと深く?自覚されていると思います。

 私たちも、かつて相手を信じたために、似た間違いを犯しました。「海上の森で万博反対」の公約を信じ、末広まきこを国会に送りました。ところが、ご承知のように驚天動地の変心で、万博推進の自民党入り!誰でも間違いはあります。しかも善意を悪用されてだまされたのです。でも、気がついたときからの行動が、その『代償』となり得るんです!!担いだ責任を取り、3年半もの間、考えうるあらゆる抗議を仲間と実行し、最終的に『総選挙で落選』という有権者の「6年後の判断」を引き出しました。

 谷岡さんご本人がおっしゃっているように、確かに、もうとりかえしはつきません。『覆水盆に遷らず』です。しかし、できる罪滅ぼしはたったひとつあります。それは民間参加の美名のもと谷岡氏が先頭で旗を振っていた推進活動を現「国際博覧会」計画の中止、返上を求める活動に180度転換することです!それしか市民を始め、多くの関係者に対する謝罪の方法はありません。裏切り者は決して許さないという姿勢で、期間も開催まであとちょうど3年半…。3年半などあっという間。体験者として断言できます。ホントです。

☆その(2)いよいよ土壇場にきて、国際博協会や愛知県は推進のためなら「なんでもアリ」の本性を剥き出しにして、強行突破にかかってきました。いっとき「官民同床」で甘い夢を見たらしい『愛知万博検討会議』の理想も後継機関の「モニタリング委員会」で、すべて「真冬!の夜の夢」と雲散霧消し、ゴールドカード「豊田商事」事件同様、まんまと騙された善意?の被害者がじたんだ踏んで悔しがっても、後の祭りで「騙されたほうも悪い!」でチョン。ひとり、詐欺師(推進側)のみが、ヌハハと、ほくそえむ結果となりました。
 「だからいったじゃないか!」これは『長良川住民訴訟原告団・愛知』の会報のキャッチコピーですが、全く同じ展開で「甘いというか世間知らずというか?でるのはため息のみ」…徹底的に利用され、用が済めばポイと捨てられオシマイ!という状況で、6か月間13回にも及ぶ検討会の審議を一顧だにせず「水泡に帰せられ」その活動と結論を完全に無視されても、なお万博推進に力を貸そうという委員が28人中必ず何人かでます。彼らには予定済みの展開だからです。

 本来が万博推進の承認機関ですから、当然のことなのですが、共に善意で意見を戦わせた『仲間のはずの委員』のなかから御用学者、御用識者が「明確に」あぶりだされ口をつぐむことでしょう。一部の「理想に燃えた純粋な」委員たちが「同床異夢」だった事実と、『こんなはずじゃなかった』現状認識の失敗に気づきつつあるようですがもう手遅れです。見事に利用され捨てられました。残念ですが…。

 あとはかれらがどんな手段でその責任を取るのか、取らないのか。人間としての真の評価がそこで問われるとミヤナガは思考します。さあ、検討会議の委員だった皆さん!あなたはどう対処されますか?世相は今も「カネ」と「自分主義(人のことは関係ナイ)」で変化なしデスが…
  『愛知万博から海上の森を守るネットワーク』代表:宮永正義

 ◆10月30日 12:23 ≪大羽さま≫ みやながデス
 アドバイス了解致しました。Xネットは以前、例のごとく、連日のように集中的に発信し、私物化していると「もめた」ことがあって、いろいろ面倒なので最近はまったく、送っていませんでした。ただし、内容にクレームがついたわりには、どうってことのない掲示板で、それぞれが関心のある情報をてんでばらばらに送って、それでオシマイというレベルで、そのように対処することにしました。まあ、今後も状況をみて集会案内程度は送信する積もりですが…

 またEフォーラムは「肩書き」ゼロの身分では「そうそうたるアカデミックな皆さん」とは世界が違い、入っていません。変なことは変といっているだけのそこらの普通のオジサンですから。では 野次馬散人 頓首九拝

 ◆10月31日 12:47 ≪フォローアップ会議委員各位≫
 宮永です。再度のメール失礼します。愛知万博検討会議の純粋な後継機関と目されていた「モニタリング委員会」が非公開のまま2度開催され、異議を述べた2委員や欠席2委員の意向を無視し、御用委員長から一方的な結論が下されました。

 協会と県のタイムテーブルに合わせ、情報公開を求める市民の声を無視し、情報管理と情報操作の中、無知な翼賛委員の賛同を根拠に、造成工事を認め愛知万博計画骨子案の肉付け前に、一方的に押し切ってしまいました。28人もの委員が13回の会議で議論し、協力して万博問題に対処し、その過程と結果が国内初ともてはやされた「愛知万博検討会議」とはいったいなんだったんでしょう。

 先進的な「民間意見の活用の模範」とまで称賛されたのは夢でしたか。こんな状況がみなさんが目指した「市民に開かれた万博」計画なのですか。部外者の目には、ていよく使われ、済んだらオシマイとポイと捨てられた「気のいい偉い人たちの集まり」としか見えません、キツイ言い方ですが。こんなはずじゃなかった。騙された…。それで済ますお積もりですか。


 冗談じゃありません。あなた方が費やした半年以上にわたる時間と労力に加えて貴重な県民の税金が、会議の開催・実行のために費やされたんです。委員の旅費、日当、職員の超過手当て、会場費、通信費、文書費etc.それがすべてパー。この無駄使いの責任をどうとられるんですか。<モチロン推進側は「必要経費」、接待費!の一種でチョンでしょうが>

 11月1日の会議では、委員からの協会への抗議が続出するでしょうが、ハナから理屈抜きでトニカク工事を始めたい連中には、ここまできたら何を言っても「馬の耳に念仏」で手遅れ!のひとことに尽きます。完全に終わりました。検討会議と県・協会のハネムーン時代は!もういまさら、何を言っても方針の撤回、変更はナイと断言できます。理屈や言葉でハイ「恐れ入りました」と降参の返事が来る、そんなやわな連中じゃナイということが、まだ、おわかりでない方もみえるようで、いやはやトホホです。

 人間としての矜持から「責任を感じる」ならば、堂々と責任を取り、目に見える行動でもって謝罪すべきと宮永は思考します。悪いのは「検討会議」ではなく、協会や県であることを市民は知っています。『改むるに憚る莫れ』万博中止、返上に向けて立ち上がる、それが最善の「責任の取り方」デス。良識ある市民は今後の皆さんの行動を注視しています。【愛知万博から海上の森を守るネットワーク】代表 宮永まさよし

 ◆10月31日 14・11 ≪松田様≫ (注*松田氏・東大助教授)
 いつものくだらないぶつぶつに丁寧な応答ありがとうございました。吉田(*)さんの意見の後につけた「私見」の表現がまずくて、吉田氏個人に対する「揶揄、文句」になってしまったようで不注意でした。多分吉田さんは誰よりも、交渉の度に、相手のわからなさにぶつかり傷つき、絶望し、そして『気を取りなおし』立ち向かってみえると思います。(注*現・江戸川大学教授・朝日新聞にコラム執筆)

 私たちは海上の森での愛知万博だけが相手ですが、彼が日本中のあらゆる環境問題に「日本自然保護連盟」の看板を背負い現場のトップとして係わり、ほとんど、休みのない状態で「藁をもすがる思いで、救いと応援を求める」数えきれない民間のSOSに応じ、全国を駈けずりまわっている事実を機関紙から宮永は承知しています。

 吉田氏に手配して頂き、岩垂環境庁長官と1時間近く直接お会いしたこともあり、その際、同席していただくなど、海上の森を守る活動に当初から非常に協力して頂いてる「貴重な」中央環境団体メンバーです。それと、モチロン結末で全てを判断しているわけでなく、松田さんが指摘されている、万博計画変更への貢献はしっかりと認めています。みんながそれぞれ良かれと思って行動した結果が、成否を含めこれまでに漕ぎつけたと、意見の相違とは別に充分認識しています。

 先ほどのメールは「検討会議」委員のなかで、なおかつ万博推進をはかる動きが予測される委員あての、嫌味というかアジテーションでつい書いたもので、吉田氏に不快感を与える表現があったとしたらここで陳謝します。なお、宮永レベルで会えるお役人は権限がまるでないレベルで「話して分かる相手ではありません」松田〈*)さんと違って、ただの塾のセンセイではね、とほほ…。まあ万博問題は、まだまだこれからいろいろあって長引くでしょね。今後とも、忌憚のない意見お待ちしています。

  ◆10月31日 17:04 ≪宇佐見さま≫
 宮永です。お忙しいところ失礼します。このところ、故意に!エグいメールを乱発しお騒がせしています。今回のモニタリング会議の「公開と運営」を巡るドタバタ劇を、万博開催返上へと流れを変えるひとつのチャンスとしてとらえ、元・検討会議委員の消極推進派「アジテーション」用にメールを作成し送信しているだけで、「ダメもと」の内部反乱を誘導する目的のものです。

 さて、あすの会議の『とりまわし』はかなり難しくなりますが、短気をおこさず、ゆっくりくどく「委員長を辞める」などといわずネチネチと、協会や県・国の非を責め続ける方向で采配して下さい。フォローアップ会議があるかぎり、万博に公式に「異論を堂々と唱えられる」こちらにとって会議は『人質のひとつ』ですからね。期待するほどおおごとにならずアッサリ終わるかもしれませんが、反万博への大きなステップのひとつくらいには、なりそうな予感もします。

 いずれにせよ、どんなことになるか結果を楽しみにしています。明日は皆さんの声の集約に思う存分手腕を発揮されるよう願っています。なお、小生は残念ですが「おシゴト」のため出席できません。あしからず。愛知万博から海上の森を守るネットワーク代表 宮永正義

  【海上の森くらぶ通信】2001年12月1日 第108号&◆メール◆付  
行事:12月2日(日)午後1時30分〜栄小公園〈三越前〉デモ行進【愛知万博中止の会】主催

 ◆11月1日 12:23 ≪谷岡郁子さま≫  宮永です
 小生は「水に落ちた犬は撃て!」の主義です。今後も万博中止のためなら、法に触れない限りなんでもします。少々品位に欠けるセコイ手も時と場合によっては使います。きれいごとではすまない場合は特に!!!まあ、いずれにせよ、意見が合わず残念です。

 ◆11月2日 14:27 ≪海上の森くらぶ関係者並びに万博けっ飛ばせの皆様≫
 みやながデス。まず<訂正>かなりボケがきていて、11月1日発メールに誤字、間違いがありました。日本自然保護連盟ではなく、日本自然保護協会。正しくは「フォローアップ」会議が変な表記になっていてトホホでした。

 11月4日の栄でのデモ、皆さんに参加を呼びかけていましたが、当日は甥の結婚式が大曽根平安閣であり、参加できません。《名古屋嫁入り物語》のような揉め事はなく、放射線技師と看護婦の素敵なカップルが誕生し、わが身の至らなさを痛感しそうで、むむむのむ…デス。

 それと、全国の皆さんへこれまで郵便書簡で送付していたくらぶ通信をメールで配信します。メールのない方はこれまで通りです。それから相変わらず一発送信していますので、ご不要の方はお手数ですが、メールでお知らせください。すぐ名簿から消去します。くどく、しつこい、万博反対おじさん 野次馬散人でした。

 ◆11月2日 14:47 ≪松田様≫ みやながデス
 なあーんだ、そういうことですか。やっぱりね、そうだろね(なんだか氷川きよしみたいで…)メールを送れるようになって丸1年ですが、1回送っただけで二度とメールしないで下さいと言われたのは曽我部さんと今回の谷岡さんの2人だけです。どうもお二人とも唯我独尊的体質が似ているようで、小生みたいに「グチっぽい軟弱な男」はお呼びでなく相手にされません。いやはや「世界がすべて自分のためにある」女性には敵いません。

 さて、それから、書きすぎということはありませんよ。貴兄が本職の分野で、今後もこれまで通り仕事をされれば評価は自ずからあとからついてくるわけで、こんなことぐらいで、たとえ後ろ指さされたとしても、当然のことを当たり前にいえる「社会的地位と度胸!がある」ことへの「やっかみ」みたいなもんで、くやしかったら「おまえも言ってみろ!!」というくらいのモンです。ただ、これから先、もっと偉くなっても「節を曲げず、今の気骨と直言する男気を忘れないでいて欲しい」これがそこらのオジサンの願いですが…。愚痴ばかりの、とほほ散人 みやなが でした。 ではでは!

11月3日(土)10時頃から約5時間≪くらぶ通信107号≫作成&発送
 ぐずぐずしていたらもう11月。で、あわてて「くらぶ通信11月号」を仕上げて発送。相変わらずの毎日ですが、オジさんの愚痴話を「聞いてくださる」皆さんの存在が、懲りずに発言や行動を続けられる「ミヤナガ」の原動力なのです。ホントに有難う、みなさん!

 さて、投函の最中、たまたま宛名もれを発見。あわててひき返し、再度ポストへ。集配の車が《まさに発進するところ》で、目があったら、ニッコリうなずいて待っていてくれた。側道から入ろうとする車や、対向車で後ろが数珠繋ぎで「右折に難儀している車」には普段、出来る限り『どうぞ!』と優先している。

 「そのおかげ」と勝手に思いこんでいるのだが、自分も入れてもらうことがとても多い。普通だとちょっと怖そうな感じのオジさんが運転する大型のダンプとか営業車に!特に多い!!まったくみかけに寄らないとはこのことで、ほんの少しの譲り合いなのだが、ホンワカした『こころ』で、気分がいい1日を始められる。

 ◆11月6日 ≪万博に関心をお持ちの皆様≫ みやながデス
 ほとんど時間がありませんが、以下の情報を入手しました。民間からの意見聴取に対する県の超消極的姿勢の典型的見本です。「意見募集をした」アリバイ作りそのものと言える証拠として転送します。記者クラブへの資料配布で、パブコメに関する広報活動がオシマイというのは「オドロキ」です。もうまったくやる気がないんですね。

〉〉内田@名古屋市民オンブズマンです。転載可。2001年11月5日の本日、愛知県も万博出展に関してパブコメを募集していたことが分かりました。募集期間は10月25日〜11月7日の14日間で11月5日現在、あと実質2日間しかありませんが、よろしくお願いいたします。 詳しいことは以下。(略)

 ◆11月6日 13:25 ≪河宮さま≫ 会場計画の例の件について(注*中京大教授)
 みやながデス。万博計画骨子案のうち、周遊モールの規模を縮小するだけで、あとの案はそのまま実施の方向で検討しているようです。「例の構想」についてはどこからもまだ反論がでていませんし、見なおしという報道もされていません。このままだと目玉のひとつとして発表される可能性が高く、マスコミ向けに『問題点を羅列したA4程度の文書』を月末の計画案発表の前までに用意しておいていただけませんでしょうか。

 それを基に記者会見を開き、マスコミを利用して計画のむちゃくちゃさと万博の中止をアピールする決定的な足がかりとしたいと思います。面白くなると思います。ただ問題は向こうがその前にその非現実さに気づいてカットする恐れがある点です。今はそうならないことを期待するのみです。ではでは 野次馬散人 拝

 ◆11月7日 0:37 ≪古橋さま≫ みやながデス
 添付の署名フォーマット受信しました。ただし、小生の回線が容量不足のせいと思われますが貴兄からの1本を受信するのに51分もかかり、かなりいらいらして、途中コンピューターを蹴飛ばしたくなりました。『いったいどうなってんだ、コノー、ちょびちょび受信で一向に終わらない。なんとか、さっと受信できんのかなー。ほんと、どうなってんだー』といって、あきらめて切れないしー。

 『おーい、こら〜も〜40分たった!』何を送ってきているのか見ないとわからんしなー、うーん。いやはや困ピューターそのもので、やれやれ、あーシンド。くたびれました!できればワードで送っていただくとありがたいのですが…。ただぼーっと受信終了を待つのもしんどいコトです、とほほ!気長に待つのもつらい、野次馬散人デシタ。

 ◆11月9日 21:35 ≪在間さま≫ みやながデス
 揖斐川マラソンいよいよですね。体調がイマイチということでしたが、仕上げはどうですか?マラソンには絶好の初冬で天気もよさそうで楽しみデスね!ランニングハイの至福の時をつきぬけ、もてる力をしぼりきってゴールできた後の達成感は口では表現できない爽快さですね。

 陸上競技、特に長距離走は自分との闘い、全責任を負うと同時に、自己完結し、個としての「おのれ」の全存在を実感できるスポーツですね。個と個の闘いではあるが、多くの仲間のひとりであることも感応できる「市民マラソン」はそんな苦しさと辛さのなかに喜びがあるスポーツでしょうね。ではでは・・11日には思い通りの走りができますように!!夢の中だけで走っている 野次馬散人 ミヤナガ でした

 ◆11月9日 21:39 ≪南 修治さま≫  みやながデス
 突然のメールで失礼致します。宮永です。『あんじゃない通信』興味深く読ませていただきました。全国を駆け回るコンサートと講演、カウンセリングなど旅に次ぐ旅、毎日がきっと出会いや別れ、刺激と変化に満ち溢れた貴兄の日常とは全く対照的に、商売柄ほとんど移動せず、井戸の底から世間を覗き、勝手な私見を全国に「ばら撒いている」出会いのほとんどないタコ壷人生を送っています。

 全国ほぼ2000人余りに一発送信している過去2週間のメールの1部をオマケにつけてみました。量が多くお暇なときに一読下されば幸いです。なお過去1年ほどの宮永関連のマスコミ記事の入手分を別送しました。個人が国や県、権力者と対峙するにはマスコミの力を借りるしかない、そのヤケクソの奮闘の結果が報道されたものです。 では以下に。

 ◆11月10日 ≪万博に?の皆様≫ みやながデス
 12日に協会主催で万博シンポジウムが開催されるようですが、ミヤナガはシンポも抗議行動も、夕方では都合が悪く不参加です。何がなんでも止まらない自爆テロ並の万博も困ったもんですね。旧い知人に会って、つい浮かんだあれこれを書きちらしました。

    【初冬のみちくさ日記・その4】 01年11月10日
 最近恒例の図書館と公園巡りの散歩から、のんびり戻ってきたら教室兼自宅の前に、見なれぬ高級車ベンツ500SLが止まったところ。自転車を降りて近づくと、ウィーーンと窓が開いて小学生時代の友人K。「通りかかったから寄ってみた」という。十数年ぶりだったが、すぐわかった。

 用件は小学校のクラス会のコト。連絡を受けていたが返事をださずにいた。40数年ぶりの同級会だが、たった1人、小学校以来ずーっと付き合っている友人のMが「仕事で行けない」というのを聞いて、不参加を決めたところだった。羽振りのよさそうなKは「テレビでたまに見るよ」と言って、フロントの部分がへこんだスズキの軽四の横に、自転車を停めた小生を、ふーんという目で眺めて、帰っていった。

 Gパン綿シャツに綿のカーディガン、素足にサンダル履きで、キューピー頭。乗っているのが7800円のチャリンコ。やれやれ、とほほ。これじゃあ誰も寄ってこないよなー。いったいどうしてこんなことになったんだ!!

 あれは43のとき。25年ぶりの高校クラス会。生まれて初めて!クラス会というものにでてみた。衝撃的に感じることがあって、それまでの人生のスタイルをガラリと変えた。月に休みが1度あるかないかの「仕事まみれ人間」から、即、その翌月4月から週休2日の『鳥オタク・アウトドアライフ1直線おじさん』に180度変身した。

 独身時代からなんとなく貯めていたヘソクリ500万が活動の原資だった。ところが、人生何がおこるかわからない。思いっきりバードウオッチングにキャンプと中年になって初めて!順風万帆?《遅れてきた青春時代》を満喫していたところへ、海上の森での万博問題。

 時間もヘソクリも体力、気力もゼーンブその方面、猪突猛進まるでエトそのもの。辻氏の名古屋市長戦「ボランティアで街宣用にジムニーを150万で購入」し連日同行。選挙のたびにカンパ。最低が梅村氏の名古屋市長選3万。最高が影山知事選50万。あとは20万、10万、5万と…思えば気前がよかったなー。

 それから土地トラスト出資金100万、チラシや署名用紙、はがきに封書、ばんばん使った。普段の小遣いもほとんどゼンブつぎ込んで、なんだかんだで気がついたら通帳残金0円が去年の春3月。たまらずトラスト出資金を半分以上返してもらったのも1年で消えた。

 ナイ!となるとますます消えるのが速い!うーむ。せこいと思いながらもざっと計算してみたら、次ぎ込んだ金額は1000万を軽く超えていた。中古ベンツ1台分は使ったわけだが、それよりなにより《当時1コマ50分1万円だった講師料》から《反万博活動に費やした時間》を積算すると、半額としても膨大な金額になる。だからといって後悔はしていない。ほんとデス。

 やるだけのことはやったという自負はあるし、これからも懲りずにやりたいと思う。カネはナイなりにやれることをやればいいし、それなりに生きていくには充分だ。ただ社会的地位も身分も肩書きも何もない「おじさん」だって、覚悟を決めればこれぐらいのことはやれるという反骨精神だけは、なくさないで生きていきたいと思う。

 『とはいうもののカネの欲しさよ』…ほんと困ったもんです、人間の欲っていうもんは…。
さてと、健康と懲りない根性を肴に「焼酎&ジン」で、ひとり宴会をはじめるとするか。ではでは 
 八方塞がりムリヤリ万博・絶対反対   野次馬散人 頓首九拝 

 ◆11月14日 1:41 ≪在間様≫ みやながデス
 いやー、すごいですね。2時間54分54秒!男女合わせて参加者およそ5100人中、ハーフも混ぜて「男子のフルマラソン」で31位ということは難易度からいって全員で31位といっても、おかしくない成績じゃないですか。やりましたねー!2時間29分台で優勝した29歳の選手の4年連続一位の凄さもオドロキですが、多分31位までの上位入賞者は、ほとんどが30代までの人でしょうから年代別ランクでは、ぶっちぎりの1位じゃなかったんですか。

 加齢による体力の低下は認めたくはありませんが、徐々にやってきます。「それ」と気がつかないうちに頂点を越え、いつの間にか下降しているんです。あとになって『ああ、あのころが絶頂期だったな』とようやく気がつくんですね。でも、手を抜いた覚えもないし、それなりに継続し努力もしている、だけど…ヤッパシ歳!です、いつまでも若くはないんです。気持ちは負けないんですが…。

 自己最高記録を更新することは見果てぬ夢かもしれませんが、目標は高くあきらめず、現在の体力のゆるす限りチャレンジはしていきたい!!ですよね。健康のためとか体力づくりの人を含め、苦しくてシンドイけれど楽しいよ!と「市民マラソン」に夢中になれる、そんな求道者的な大人がもっと増えたらもう少しまともな世の中になりそうな気がしますが、そんなんはムリでしょうか?

 トニカク2桁台の奮闘、みやながの想像以上の記録で感歎しました。そうそう、スポーツを含め趣味を同じくする仲間ってほんとス・テ・キですね。ではでは、野次馬散人 頓首九拝

 ◆11月14日 12:36 ≪万博に異議ありの皆様≫ みやながデス
 以下の記者会見16日に実施します。世の中の流れは完全に万博どころではない!!のにいったん決まった「公共?事業」は全くとまらず 困ったコトですね。やれやれ、とほほ。
  ◎【県政記者クラブ並びにマスコミ各社殿】11月14日 記者会見を実施します

日時:11月16日・午後1時半・愛知県庁:県政記者クラブ
目的「愛知万博中止の会」の活動と今後の方針の説明

  以下の4点に関し、記者会見にて報告をします。
1.14、15の両日、BIE加盟国あて発送する文書の紹介と説明
2.15日が回答期限の愛知県知事あて公開質問状の結果報告
3.11月19日実施「万博基本計画骨子」を検証する集会の案内
4.『愛知万博中止を求める会』の今後の新たな活動方針の発表

 万博推進派の市民とは目先の利害だけからすぐ面談に応じた愛知県知事の対応にはため息がでるのみだ。幅広い市民すべての賛同と支援が必要なはずの「万博開催」がごく少数の業界関係者などの支持を根拠に、お役所の仕事としてやむを得ず推進されている状況がますます明確になってきている。

 知事選で90万票近く獲得した対立候補・影山健からのあらゆる面談要請を拒否し、当選確定以来一度も会おうとしない愛知県知事には、言論でよってたつ政治家としての資質の欠如を疑わざるを得ません。トヨタを筆頭とする財界が《その出稿力の影響から逃れられないマスコミを利用し》いかに「万博推進の旗」を振り回しても、しらけた庶民の関心を引き戻し、万博一色で盛り上げるのは不可能に近い。

 時代は「庶民の国際交流でなにかが変わる」そんなやわなものではなく、互いに違いを認め、過干渉せず存在を認める。これが今後の世界。みんな仲良くなどという万博は幻想の産物で、時代錯誤の極みなのである。愛知万博中止の会」代表:影山健「愛知万博から海上の森を守るネットワーク」文責:宮永正義  (次回は「脱ダムシンポ愛知始動」の巻です)


★11月16日(金)正午:愛知県庁1Fロビー集合:1時半〜2時過ぎ・記者会見
 愛知万博中止の会「記者会見」実施。内容は別紙「会見趣意書」に記載の通り。参加は影山、井戸、藤田、小生の4名。県議会ビル1Fの県民情報コーナーで打ち合わせ。会見はいつも通りミヤナガの司会?で定刻に開始。テレビ局も3社出席。影山さんの基調報告、ミヤナガの補足説明、そして『質問はございませんか』と問いかけ幹事社が確認をとり、今回は質問がなくアッサリと終了。まあこんなものか。
 ◆11月17日 17:05 ≪皆様≫ みやながデス
 さて昨日16日、県庁で記者会見をしました。マスコミ向け『事前会見趣意書』(14日送付)にキツイ皮肉をこめたら、新聞主要各社はもちろんテレビ局がCBC、名古屋、東海と3社もくるなど効果テキメンでした。趣意書の一部が「ちょっと過激だ」と影山さんに、笑い顔で言われましたが、これぐらいは言わなくッちゃね。ホントなんですから。おおむねの記者は言葉にこそ出しませんが、わかっていると思います。

 モチロン記者会見でも「推進べったりの提灯記事ばかり」ではなく、公明正大な報道を心がけて欲しいむね「くどくしつこく」要請したところ、なんと中日新聞が17日朝刊社会面(29面)で雅子さまの写真の真下という目立つ位置に「愛知万博中止の会」の記事を掲載してくれました。
まあ、たまたま紙面の整理上、そうなったダケかもしれませんが。なんでも楽観的に自分たちに都合よく!考えるのが活動を長く続けるコツです。 では 野次馬散人 拝

11月18日(日)11時半集合/14時〜【設楽ダムと環境を考える東三河の会】参加
 西区にいる感覚から天白区というだけで、ハナから遠いと決めてかかっていた「Hさん宅」を北図書館で住宅地図を調べたら、なんと名東区の家と「牧野が池」を挟んでスグ反対側。自転車で10分ほどの距離!なあんだ!で、そこから車に便乗して豊橋へ向け11:41スタート。

 指定の駐車場が分からず豊橋市役所周辺をウロウロし13:10豊橋市職員会館着。集会は主催者予想の倍近い盛況だった。<用意の椅子に次ぎから次ぎの追加が続き、ほぼ倍の数になった>集会で最も印象的だったのは「汐川干潟を守る会」代表小柳津さんの発言。「集会を開くのもいいが、国土交通省豊橋事務所や中部事務所などへの会談申し入れなど、直接行動を重視すべきだ」というもので、全く同感だった。この元気さが全員にあれば。17:10終了後、鷲田氏と設楽名古屋の今後を18時まで協議。帰着19:12

 ◆11月19日11:51 ≪青山さま≫ みやながデス
 先だってお話しした「設楽ダムを考える名古屋の会」主催シンポジウムの骨組みがようやく昨日、
役員の間でまとまりました。メインテーマは『脱ダムシンポジウム愛知2002』です。
 で、先日連絡して頂いた『天野礼子』さんの講師依頼の件ですがスケジュールの問い合わせ、お願いできませんでしょうか。まず日程として、こちらの希望順位としては(1)明年2月24日(日) (2)3月3日(日) (3)2月23日(土) (4)3月10日(日) (5)3月9日(土)、以下3月の残りの日曜と第四土曜という順ですが、天野さんの都合を最優先します。拘束時間は午後から夕方の半日です。

 講演は『世界最先端のダム事情から日本のダム行政を斬る』(仮題)といった内容で、時間は午後3時から50分程お願いしたいと考えています。当日の会場は名古屋市東区車道の愛知大学で『午後2時半頃までに』おいでいただけたらと思っています。(詳細は追って直接連絡します)

 謝礼に関しては総予算が10万ほどですので、申し訳ありませんが交通費込みで5万ということで、お話し願えませんでしょうか。なお、青山さんに総合司会をお願いしたく、日曜日を優先してスケジュールを組んでみました。また青山さんはボランティアということでお願いできませんか。当日は午後1時半受け付け開始 2時開場(主催:設楽ダム名古屋)

 ☆第一部:設楽ダム、徳山ダム現状報告<講師2名・各20分>/3時〜天野礼子氏講演
 <休憩時間に著書の書籍等の販売をさせていただきます>

 ☆第二部:4時10分〜会場からの質疑応答、講師からの補足説明など。5時終了の予定
 なお宮永は「海上の森くらぶ」名で「公共事業チェックを求めるNGOの会」の会員でもありますが、今回のシンポジウムを機会に長野県の脱ダムネットの一員として「脱ダムネット愛知」を設立し、加入する方向で調整を進めたいと考えています。以上、お忙しいところ恐縮ですが手配のほどよろしくお願いします。なお、天野事務所の連絡先も、お知らせ下さると幸いです。ではでは。【設楽ダム名古屋(略)広報】 宮永まさよし

 ◆11月20日 21:55 ≪万博に異議アリの皆様≫ みやながデス
 朝10時頃から2時間ほどで【朝日、中日向け】に久しぶりに作文。三重県海山町の住民投票結果に触発されて相変わらずの投稿です。朝日500字、中日370字までと制限があり、饒舌体の文章の傾向が強い小生にはてんで物足らない字数ですが、こりず、めげず、意見を発信し続けます。(*投稿文はこの後ろに)

 ◆11月21日 1:08 ≪万博けっ飛ばせの皆様≫ みやながデス
 「愛知万博中止の会」からのお知らせ:【緊急会見を求めて、本日実力行動を実施します】
19日に県民討論集会で表明した「緊急会見」申し入れを博覧会協会会長と県知事宛に20日実施しました。「愛知万博中止の会」の意見をBIE総会に反映してほしいとの立場から、是非、BIE総会前にわれわれの代表と会ってくれるよう21日を指定し、両氏あてに「緊急会見」申し入れ書を手渡してきました。

 緊急な申し入れで21日は両氏とも会えないことが予想されます。会えない場合は「何時会える」か、それとも全く「会えない」か回答を聞くことになりますが、いずれにせよ、緊急行動を実施することになりました。
 《その1の行動》 県知事との会見求める行動
 日時:11月21日(水)11時から/集合:県庁本庁舎1階ロビー(10時45分に集合)

 《その2の行動》 博覧会協会会長との会見を求める行動
 日時:11月21日(水)14時〜/集合:ダイヤビル2号館4階ロビー(名駅前大名古屋ビル裏・13時45分までに集合) 【愛知万博から海上の森を守るネットワーク】代表 宮永まさよし

11月21日(水)10時半県庁1階ロビー集合〜【知事面会要請行動】 知事秘書課
愛知万博中止の会15名で、神田知事に「緊急会見」申し入れ、実力行使?活動実施。テレビ3社、新聞4社。11時から秘書課で喧喧諤諤、すれ違いっぱなしの議論1時間余り。秘書や県職員のあまりのいい加減さに数名がキレて、ほとんど怒鳴りあいという場面も。午後2時から名古屋駅前・協会事務所での申し入れはオシゴトの関係で欠席。ゴメン!

11月22日(木) 朝8時半、夕方6時過ぎと2度【毎日新聞・広島】から電話取材
 小生が末広まきこに告発されたとの記事を思い出し、コメントを求め電話したとの由。広島県で派閥政治を徹底的に批判し7月にトップ当選した無所属・参議院議員柏村氏が、たった3か月後の10月、自民党へ入党願いを出して問題になっているという。やれやれ。東京でタレントとして活躍し、地元で立候補というが、ホントどいつもこいつも…、ったく、も〜、とほほ。

 ◆11月23日 0:01 ≪青山様≫ みやながデス
 早速の連絡有難うございます。実は「設楽ダムを考える名古屋の会」の設立に呼応して「設楽ダムと環境を考える三河の会」というのが豊橋にできたんです。その中心メンバーに何人か愛知大学の教授がいて、そのツテで会場を「タダに近い使用料」で借りられる愛大名古屋校舎に決めたんです。

 で、1月末から始まる入試が2月16日に全部終わるので、先だって連絡した日程になった次第です。以上の理由からもう一度、改めて2月の第4週以降で都合の良い日をお聞き願えませんでしょうか。よろしくお願いします。それから青山さんの司会の件、今から楽しみにしています。ではでは 野次馬散人 頓首九拝

 ◆11月24日 12:27 ≪愛知万博に関心をお持ちの皆様≫ みやながデス
 愛知万博計画が民間とはかかわりなく、協会とお役所主導のもと、「業界プロ」の手により計画が策定されその全貌が11月末のパリBIE総会の席で、明らかにされるようです。開催に異議を申し述べ続けてきた立場から添付の行動を実施します。賛同される方の、ひとりでも多くの、当日の参加を期待します。
 でも、こんなにしらけきった、関心を持っていた人たちでさえ始まる前から飽き飽きしてしまう万博って一体何でしょうね。まさか反対派のせいなどと言わないでしょうね!やれやれ 野次馬散人 頓首九拝

 ◎【マスコミ各社殿】 以下の緊急行動を実施します 11月24日
(1)日時:11月25日・午前10時集合〜12時頃
   場所:名古屋空港・オランダ航空カウンター前
   目的:国際博・BIE総会出席の神田知事:歓?送!会

 *公式発表前に必ず情報を入手する「博覧会協会・御用達」の某新聞によると、70ページに及ぶ博覧会最終計画が決定したようで、その新規目玉に民族と国を越えた国際交流の場を目指すとあるようだが、その現実離れした余りの「矛盾の塊りの発想」に思わず絶句した。古来『巧言令色少なし仁』というが、将にそのもの。

 国内の地元の世論さえ確かめようせず、ましてや最も意を砕き話し合うべき万博反対派をことごとく無視し、いうことをきく賛成派とだけ仲良くし、異論は問答無用で排除のお役所主導「ゴリ押し主義」で、どう国際交流するのだろう。彼我の宗教、思想、信条、歴史、経済などあらゆる面での絶望的違いを認識した上で対等に、意見交換を図る姿勢がない限り、国際交流など夢のまた夢!みなさーん、万博はますます断末魔の破滅に向かいつつあります。

(2)日時:11月26日・午前10時半集合〜12時頃
   場所:名古屋地方裁判所・1階ロビー:中区三の丸
   目的:万博・情報公開却下行政処分取り消し請求・11時提訴

 *1999年11月16日来日のBIEフィリプソン議長(当時)らが愛知県知事宛提出した「英文の訪日目的が書かれた文書」に対する、愛知県情報公開条例に基づく開示請求が、2000年5月26日付けで不開示となった件につき、影山 健を原告に「公文書不開示決定処分の取り消し」を求め提訴する。

 今回、不開示となった文書は、当時それを入手した一部の新聞がその内容を報道したもので、あらゆる(特に都合の悪い)情報を隠そうとする県の体質を如実に示すもので、許しがたく、やむを得ず訴訟という形をとったものである。「愛知万博中止の会」代表:影山 健「愛知万博から海上の森を守るネットワーク」文責:宮永

11月25日(日)10時・名古屋空港・国際線集合【神田知事BIE訪問歓送?!】
 21日の活動の後、影山さんが提案した「空港まで押しかけてアピール」する行動を実施。最終的に決まったのが前日夕方。メール発信したのが夜10時過ぎ。さて何人くるかなー?

 推進側は見送りがオシゴト?のお役人7、8人。テレビ4社、新聞5社。11名でほっと一安心。搭乗情報をマスコミにも知らせない知事側に振り廻され、あっちへいったりこっちへきたり。結局、搭乗口前に陣取ることに。NHK、朝日、読売、中日、いずれも面識のある「今回の随行記者の方々」と万博問題を含めよもやま話しで、和気あいあいと雑談タイム。

 お子さんと奥さんの見送りつきの記者もいて、全員30代半ばの記者の無事を!祈った。最終的に「ほんの数秒」だが知事と並んで歩き、横断幕などでアピール、活動は成功。行きは近道をしようとして少し道に迷い40分、帰りは30分で空港から西区の「昼から仕事の教室」へと自転車で往復。やれやれ。

11月26日(月) 10時半・名古屋地裁・情報公開却下取り消し請求・提訴!
 11時に事務局宛てに訴状提出。参加は天野弁護士を入れ8名。まあまあの人数。横断幕を掲げTV局5社の待ち構える前、胸を張って行進する放送用セレモニー。提出後の記者会見は司法記者クラブがギッシリの報道陣。県知事がBIE総会に出席のため訪欧中のせいか、余計関心が高かったようだ。

 トニカク都合の悪いことはぜーんぶ隠そうとするお上の体質が変わらない限り、こんな情けない提訴が続くだろう。やれやれ。影山、井戸氏らと地裁地下の食堂でお昼。名古屋市の局長や参議まで務めた「市民オンブズマン」メンバーと株主代表訴訟に関し話していたとき、向かい側に面識のある弁護士が座られたが、目をそらされ挨拶し損なってしまった。まずい存在なのかな、われわれは!

  【聞いてよ!オジさんの独り言】 霜月晦日(つごもり)の巻
 21日:生徒4人から、くるなり次々に先生!≪ニュースプラスワン≫に出てたね
「それは変じゃないですか!って言ってたね」「なんかしたの、せんせー」「ほかのニュースでもでてたね」
 25日:「さっき、ニュースで横断幕を持って、なんか言ってたね」と、生徒から。
 26日夜:『県民を向いてない』『だれのためですか』って、どこのチャンネルでも怒ってたね、せんせー。
 『なんか言ってたとか、出てたね、ダケじゃなくてさ〜、いつも見てる先生なんか珍しくないから、ちゃんとニュースの中身を聞いといてネ!』「せんせー!出演料でるの?テレビ」おいおい、…んなんじゃなくて、あのな〜
 『そんなもん出るわけないだろ!今月だけでもテレビ取材を4回受けたけど、ぜーんぶボランティア、ただ。先生たちは身近な自然を守ろうという活動をしているんだけど、仕事でも頼まれたワケでもないんだよ。ただオカシイことはおかしいと誰かが言わなきゃならないんだ。たまたまそれが先生や仲間だったというコト。新聞やテレビが報道してくれるってことは、それだけの価値があると認めてくれているからだと思う。でも本業は≪いつも手を抜かずキチンとやってるだろ!≫だから、期末がんばってくれよなー、みんな。それと生徒も紹介してね、頼むから…』ふ〜っ、カネにならんことばっかしで…むむむ!

 ◆11月27日 12:40 ≪全国の万博に疑問をお持ちの皆様へ≫みやながデス
 【全国市民オンブズマン連絡会議様、愛知万博中止の会様、並びに諸団体・個人各位】
 以下の宮永の個人提案に関し、各団体・個人の検討を希望します。
 『愛知万博株主代表訴訟・準備会』(仮称)設立に向けて行動をおこすこと

 *愛知万博計画は今月末のBIE総会をスタートラインに、破滅の奈落へ向かい、いよいよ実務的レベルでの開催準備に突入することになります。出展要請の企業説明会や、企業に対するアンケートなども公表され、しらけきっている興味・関心を掻き起こそうと懸命の推進作戦が続きます。

 万博を「資金確保の面から開催返上に追い込む」最大の抑止力として『愛知万博株主代表訴訟・準備会』の存在が2005年までの間、強力な歯止めの役割を果たすものと思われ、その設立をここに提案します。無論、2005年万博終了後、巨額赤字が確定した段階での、特定企業への「株主代表訴訟」実施が最終目的ではありますが、当面の活動(案)は

(1)万博協賛企業名と確定献金額の情報収集とリストの作成
(2)株主原告となる賛同者の募集と確保(すでに何名かいます)
(3)『愛知万博株主代表訴訟・準備会』への団体・個人の会員募集
(4)協賛企業総務課へ「愛知万博株主代表訴訟・準備会」名による献金額確認アンケートの送付
   <献金額・献金の最高責任者名など>
(5)市民やマスコミに対する「会の存在」のアピール活動 などなど。

 無論、詳しくは設立の運びになってから、相談したいと思います。いずれにせよ、実質的な裁判活動は2005年以降なので、それまでは「会」の存在自体が運動で、ごく小人数でやりくりできると思います。宮永としては発足に際して法律面では「市民オンブズマン」、実働部隊としては「愛知万博中止の会」の参加を想定しています。もちろん全国の団体、個人の皆さんの賛同、参加も期待しています。連絡調整役みやなが宛てのすばやい!連絡をお待ちします。

★11月30日(金)地裁10時〜【名古屋市議調査研究費訴訟】 第6回進行協議
 支援会員なのと、万博反対の仲間が取り組んでいる訴訟なので、都合がつく限り、進行協議や公判には参加している。籠橋、平井の両弁護士、原告、支援者総勢20名参加。全員に面識があり、しかも愛知の政治がらみの市民運動の中心的なメンバーが勢ぞろいして行政指弾の訴訟。

 それにしても、一律無条件で給料のほか月額55万円も貰える調査研究費なんて、こんなおいしいお金は、政党も政治屋も、既得権として絶対手放さないだろうなと予想できる。お上の自浄努力のなさは絶望的ですらあるが、裁判しか手がない日本の民主主義のレベルにも、ただただ、ため息がでるのみ。これが自分を含めての名古屋の民度なんだからなー。あーあ。

 ◆11月30日 15:24 ≪田中邦利さま*、皆様≫ みやながデス (*設楽町議)
 中部整備局への申し入れ、名古屋にいるのに参加できず残念です。明日までが地元中学の期末テストで、特別対策授業が3:10から組んであって、夜までギッシリで時間がとれませんでした。サービス授業なので、急遽中止しても文句はでないんですが、イチオー、本業として生活の糧を得ている「オシゴト優先」ということで、今回は、同行参加を見送らせていただきました。設楽ダムを考える名古屋の会としても、なんらかの対応をとろうと思いますが、名古屋の会メンバーの皆さんの考えはいかがでしょうか。【設楽ダムを考える名古屋の会】広報部長 宮永まさよし

 ☆付録:11月投稿「掲載はどれ」の巻

(1)【一体どうする愛知の国際博】
中日新聞「発言」欄殿 01年11月10日投稿
 10月31日にドイツのハノーヴァー万博が閉幕した。『人間・自然・技術』がテーマだったが、想定の半分以下の入場者数で概算1200億円の赤字になるようだ。この結果にドイツ国内で責任を追求する動きがほとんどないようだが、さすが民主主義の国だと感心した。それは万博開催に際し国民投票を実施し、賛成51.5%反対48.5%と僅差ながら明確な国民の判断を得て万博を実施したからで、結果が巨額の赤字となっても、国民自ら負担するしかないのである。

 では次回予定の愛知の場合はどうなのか。過去2度の県民投票を求める動きは法定署名数を越えたにもかかわらず、共に拒否され、開催の是非に関する民意の確認は無視されたまま、全国は無論、地元の総意も得られていない。

 遠く不便な日本のハノーヴァーより遙かに無名の愛知で「同工異曲」のテーマで開催される万博に、海外から観客が殺到するものだろうか。IT技術の想像を絶する進化が予想される2005年に極東の僻地に人を集めて博覧会とは「世界最大のジョーク」とギネスに載り、膨大な赤字から裁判沙汰になるのがオチとしか思えないが、それは無知な庶民の杞憂なのだろうか。

(2)【今こそ民意を愛知の環境博】 朝日新聞「声」欄殿 01年11月10日投稿
 ドイツのハノヴァー万博が10月31日に終った。入場者数が想定の半分以下で千百億を越える赤字という。4万円入った財布を落とし、30年たっても忘れない庶民には気の遠くなる金額で、とても実感がわかないが、ドイツでは失敗の責任を追及する声は余りないようだ。それも当然で、僅差だったが国民投票で推進を決定したからで、結果は国民が引き受けるしかないのである。

 しかし次回開催国の日本はどうなのか。住民投票もなく、国際博協会(BIE)総会での登録に向け官主導で計画が進められてきた。会場計画を審議した民間を含む「万博検討委員会」委員にすら登録申請の内容を開示せず、11月8日BIE調査団を迎えた。賛・否双方の市民が待ち構えるなかをバスで素通りするだけの、賛成派すら不満の声を漏らす現地視察が9日実施された。

 10日の市民に対するヒアリングも通訳・写真撮影を含め推進派40分、反対派20分と申しわけ程度で、過去3回、BIE調査団の訪問に居合わせたが、どれも箏曲、茶道等でのもてなしなどホテルでの歓送迎が主で、現地視察は「それ程まで見せたくないの」というお粗末さだった。県民の総意が万博推進と確信するのなら、異論は異論とし、堂々と全てを見せて調査団の判断を待つ、懐の広さと開催の自信を「BIEに誇示できる」その絶好の機会とすべきではなかったのか。

(3)【住民投票実施羨ましい!】 中日「発言」欄殿 01年11月20日投稿
 住民投票で暮らしに関わる政策に、意思表明できた三重県海山町の町民が実にうらやましかった。過去3回、愛知万博開催の賛否を問う住民投票条例の制定を求める請求署名活動をしてきたが、気の遠くなるような困難をはいし集めた、法定数をはるかに上回る貴重な署名が、いずれも議会で無視され、門前払いされてきた。

 選挙では無条件ですべてを白紙委任して議員を選んだのではない。議論が伯仲し、生活に密接な影響がある巨大公共事業に関しては、間接民主主義を補完する意味で住民投票を実施し、その結果に従うとの立場での活動だったが、多数与党の議会の壁は厚く、民意を量る機会はことごとく潰された。
 そして現在、冷え切った関心と次々に立ち現れる悪条件の前に愛知万博計画は混迷を極めつつある。19日のしし座流星群に思わず、叶わぬ夢と知りつつ「万博開催の賛否を問う住民投票実施」を願ってしまった私だった。

(4)【うらやましい海山住民投票】 朝日新聞「声」欄殿 01年11月20日投稿
 三重県海山町で、原発誘致の賛否を問う住民投票が実施された。住民に明確な意思表示の場が与えられ、投票により賛否の決着をつけられた海山町の有権者が心底うらやましかった。実は2005年実施予定の国際博覧会(愛知万博)開催の賛否を問う住民投票条例制定を求める請願署名運動に、過去連続3回、請求代表者として関わってきた。

 署名集め(受任者)には住民票のある地域の選挙管理委員会への登録が必要で、署名を集められるのは居住地の市区町村内のみ。署名には住所・氏名・生年月日・印鑑又は拇印が必須で対象は有権者のみ。署名期間は県2ヶ月、市1ヵ月のみ。二重三重の困難を乗り越え愛知県第1次:97年10月から署名13万6172筆提出。第2次:00年3月から32万2500筆、そして01年1月名古屋市:8万3613筆。全て法定数・有権者の2%を軽く越えたが議会で否決された。

 有権者は議員にすべてを白紙委任した訳ではない。生活に重大な影響が予想される案件は住民投票で可否を決め、連帯責任のもと政策を推進すべきであろう。19日早暁2時から30分、しし座の流星群を見つつ、巨大公共事業に民意が徹底的に無視された悲惨な例はわれわれで最後となるよう心から祈ったのであった。《以下は補足資料です》

【愛知1次】98年1月27日提出・受任者3716名、有効署名数12万8105筆
【愛知2次】00年3月14日提出・法定数10万8960に対し有効数31万0372筆
【名古屋】01年1月15日提出・法定数3万4041に対し有効7万9148筆。


掲載:《11月は4本投稿し2勝2敗、テーマ別では1勝1敗でした。11月20日に作った2本がそれ
ぞれ11月27日に中日、朝日に同時に掲載された。こんなのは始めてで、久しぶりにすかっとした》

     

 
第76回「
01年まさに師走!/設楽ダムシンポ開催へ向け準備/オシドリの里訪問」
  【海上の森くらぶ通信】2002年1月1日 第109号&◆メール


01年12月2日(日)お昼頃〜大曽根/13時半【反万博集会】栄・噴水前広場
 
後藤茂美写真展【駅よ。されど駅】鑑賞《名古屋市民ギャラリー矢田》で開催中
 朝11時半過ぎ、西区の自宅兼教室を自転車で出発。目的地は大曽根。凛とした空気のなか両側に連なる見事な銀杏並木が黄金のモールとなって青空に映える市道を快適に進む。20分で「名古屋ドーム前矢田」駅1番出口前に到着。どこかなと見まわすと、ガイドウエイバス・名古屋ドーム駅が目の前に。『あ、ここだな』で、近代的デザインのビル2階へ。

 いつも名東区への往復に真横を通過していたのにまったく気づかなかったが、同じビルに名古屋市立東図書館があった。後藤さんは万博反対運動を通じて知り合った方。初対面だったがスグ小生と分かったようで。なんせ、まぎれようのない特徴あるヘアスタイルなので

* さて氏はリアリズム写真家集団のメンバーで、当然モノトーンの白黒写真。無人駅とその構内を突きぬけて展がる背景に「人間の営みと自然の繋がり」が圧倒的に迫ってくる、なんともスゴイ写真だった。
 【愛知万博中止の会・集会とデモ】名古屋栄・久屋広場噴水前《1時40分〜4時頃》
 大曽根から栄へ向かい、いきあたりばったり、裏道、脇道を選び、のんびりタウンウオッチング。
約25分で東海テレビ前にでて、影山さんが挨拶をしているところに到着。元気のいいみなさんの挨拶に続き、2時半まで間がもてないからと、突然、小生にマイクが廻ってきた。

 『12月最初の日曜日。給料もでて買い物や娯楽で一番楽しいはずの休みに、こんな陰気な政治集会なんかへ、ほかに行くトコはないんですか?皆さんは!』といきなり、悪い冗談! 筋金入りのメンバーばかり総勢30人ほど。歳末でごったがえす栄の中心街を、ほとんど無関心の人々の視線を浴びながら、例の如く「楽隊の鳴り物入りで」賑やかにデモ行進。毎月続けてきた定例デモも、いちおー今回まで。皆さん、お疲れさまでした。

 
12月5日 9:15 鷲田さま、皆様  宮永です
 以下のように日程について連絡がありました。2月24日で進めてよろしいでしょうか。OKであれば以前の役割分担に従い、会場の設定と他の講師の方々への要請をそれぞれお願いします。会場の規模がわかりましたら連絡下さい。ではでは 酔生夢死散人 ミヤナガでした。

>宮永様 講演会ですが2月24日(日)ではどうですか。私もお手伝いできます。天野がなんだか3月は忙しいと言っておりました。内容に関してですが、やはり長良川をメインに全国の川について話したいと言っております。それから写真展やら本も売ってくれと言っております。どこまでキャパがあるか教えて下さい。青山

12月6日()10時〜【控訴審第一回公判・即時結審】名古屋高裁・1001号法廷
 長良川河口堰住民訴訟の控訴審公判。証人申請が却下され、門前払いで2月28日に判決言い渡しとなった。予想はしていたが、中身の論争に入る夢ははかなく消えた。地裁が送り返してくれたボールは、そのまま高裁の隠し球となって、どこかに消えた。

 実質審理に入ると、巨大公共事業の矛盾の根幹に触れて《むちゃくちゃややこしいことになる》ことが予想され、裁判官が逃げたとしか思えない決定だった。いつになったら、まともな裁判が受けられるのだろうか。原告の一人として、でるのは、またまた、ため息のみ。

 
12月8日 10:13 市野さま、大羽さま、高橋さま 宮永です
 連絡が遅れ申し訳ありません。ご承知のように明年2月24日午後2時から5時の予定で脱ダムシンポジウムを開催する運びになりました。そこで、以前からお願いしていました講師の方への講演依頼、会場の確保の件について、お手数ですがどうかよろしくお願い致します。

* 講師の方には交通費+謝礼(ほんの気持ち程度)となりますが、その点のご了承も得てくださると幸いです。個々にお願いするのが筋ですが、メーリングリストを通じてのお願いで済ます横着をご容赦下さい。ではでは。【設楽ダムを考える名古屋の会】広報部長:宮永まさよし

 
12月8日 10:23 青山さま みやながデス 
 連絡が遅れ申し訳ありません。『貧乏ヒマ山ほど』デスが、いろいろオシゴトや雑用やが重なり、今日になってしまいました。2月24日に天野さんの講演、お願いしたいと思いますので確認ヨロシクお願いします。それから著書の販売と写真展の件も了解しました。会場の規模が判明次第、連絡しますので、それまでお待ち下さい。以上、とりあえず、頓首九拝

 
12月11日 23:27 大羽さま、そして皆様 早速の手配、本当にありがとうございます。詳細については【設楽ダム名古屋】のメンバーで詰めて、改めて連絡させていただきます。今後マスコミを含めシンポの広報活動に全力を注ぎたいと思います。皆さんからのクチコミを含む一般への開催案内もヨロシクお願いします。>日本野鳥の会岐阜県支部長の大塚さんから「2月24日予定に入れておきます」との返事を頂きました。

 
12月11日 23:32 市野さま、そして皆さま みやながデス
 市野さま。早速の手配、本当に有難うございます。さて、コレだけの会場に入る参加者を集めるのが大変ですね。みなさんからもぜひ、宣伝ヨロシクお願いいたします。>2月24日シンポ会場の件、愛知大学車道校舎、3号館3階336教室を借りました。最大250人収容できます。場所は地下鉄桜通線・車道(くるまみち)下車徒歩2分です。

12月12日()12時半〜県議会事務局/13〜14時【企画環境委員会】傍聴
 西区からゆっくりケッタで20分。受付締め切り3分前に県議会事務局・受付に到着。傍聴者は設楽ダム東三河事務局次長、政党紙記者に小生の3名。いずれも面識ある方々。今日は矢作川河口堰事業の廃止決議と設楽ダム事業に関する林県議の質問がメイン。

* 委員会質問も一般質問も林さん一人だけの独演会。林さんによると「議長」経験者など偉い?議員ばかりでごちゃごちゃ質問などしないとのこと。コラーおまえら、何のために費用弁償(日当1万5千円も貰って座ってんだよ)問題山盛り!テンコ盛り!の将来の県財政に重大な影響のある事案を黙って見過ごして終わりかよー。この税金ドロボー!!

* あーあ、これから30年以内にはなるようになるだろうという無責任体制のお役所仕事。暖房が効きすぎで、喉がカラカラ。で、林さんの議員控え室におしかけお茶して14時半退散。

 
12月13日 12:13 皆様【歳末雑感:ごまめの歯ぎしり】みやながデス
 《悪い予感》というのは、えてして当たるもんですね、ほんと。愛知万博に関する経済産業省の第11回環境影響評価書意見検討会(座長がアセス市民の会会員でもあるアノ!森嶋名大名誉教授:あーあ)が12日、東京の経済産業省で開催されました。

* 松田委員の「1年かけてきちんとしたアセスをすべきだ」という正論は国策認定機関の検討会では書生論として一顧だにされず退けられ、基本計画は「環境アセスメント」をやり直す必要なしと大人?の判断。時間がない本音丸だしで、修正評価書での対応に同意しました。

* おまけに、民主党本部が民主党愛知県連の要請に応じ、万博の交通アクセス整備など愛知万博への協力に「全面的にバックアップしたい」と党の「ネクストキャビネット経済産業相」が約束したという隠れ与党!色目・欲目野党?の体質がまたまた露骨に表れ、どいつもこいつも。「泣く子と地頭」いや「金持ちと役人(政治屋)」にはホント勝てませんネ!

* 身近では愛知万博、なにかと関わってきた長良川河口堰、徳山ダム、懲りずこの上30年後までに建設しようという設楽ダム計画、市議調査研究費あげればキリがないデタラメ・無責任。遠くでは、やきもきするばかりの「川辺川ダム」漁業権強制収用。更には考えてもどうしようもないアフガニスタン、パレスチナ問題。むむむ。

* そこらの「地位も身分も何もないおじさん」の手に余るコトばかり。考え始めると眠れなくなるので、つい毎晩アルコールに手がのびて。まあ、どっちにしても口実にして呑んでいるのデスが。庶民の暮らしはと言えば、公園で青テント暮らしの皆さんから、黒塗りの車でお迎え、豪邸からおでましの偉い方まで、人さまざま。《世の中は籠に乗る人、担ぐ人、そのまたワラジをなう人》を実感する毎日

* 無為徒食の、一匹狼のおじさん1人が気を揉んでも、どうなる訳もなく、ひとりうろうろ過ごしている毎日です。そこで?誰か忘年会に誘って!やれやれ、酔生夢死散人 頓首九拝

 
12月13日 15:06 設楽ダムに関心をお持ちの皆様 みやながデス
 12日午後1時から愛知県議会「企画環境委員会」を傍聴してきました。実は前日も行くつもりでしたが、うっかり忘れ今日ということになりました。県会議員で構成される委員は12名、マスコミは5社、傍聴者3名でした。

* 発言は議事進行の議長(当然ですが)と、林のぶとし議員ただ一人。回答に立った県のお役人は部長、審議官、技官のたった3名。60名を越える「偉い人からその他大勢まで」はゆっくり食後のお休みタイム。事前提出の質問に型通り答えてオシマイ!の「儀式」と分かっていたが豊川から2時間かかって来られた設楽ダム東三河の事務局次長の方と政党紙記者に小生の3名の傍聴者は、憮然たる思いで静かに聞くのみ。

* 本日は矢作川河口堰事業の廃止決議と設楽ダム事業に関する林県議の質問がメイン。前半の委員会質問も、後半の一般質問も林さんの独演会。林さんによると「議長」経験者など偉い?議員ばかりでごちゃごちゃ質問などしないとのこと。黙って座って、ふんぞりかえっているだけのオシゴト。

* コラー、おまえら何のために費用弁償(1時間で日当1万5千円も貰って座ってんだよ)問題山盛り!テンコ盛り!の将来の愛知県財政に重大な悪影響のある事案を黙って見過ごして終わりかよ。この税金ドロボー!!設楽ダムは県の負担割合が未定で、いくらかかるか分からないが、「30年以内には、なるようになる!?」という無責任体制のお役人サマ。

* 終了後、読売の尾崎記者が「今日は(委員会中)寝ていた。ところで宮永さん、今日はなんだったの」とのご質問。おいおいコラコラ、しょうがないなー。暖房が効きすぎで喉がカラカラ。胸に溜まったブツブツをこのまま持って帰るのも「や」で、吐き出したくて、林さんの議員控え室におしかけコーヒーをご馳走になり、14時半退散。詳しいまともな報告は林議員か設楽ダム東三河の方からドーゾ。さて、このブツブツ『ごまめの歯軋り』重複の方は失礼します。

 
12月13日15:35原科さま*、皆様ミヤナガです (注*原科幸彦氏:東工大教授)
 歳末雑感【ごまめの歯ぎしり】のなかで、個人名の思い込みミスがありましたので、ここに急ぎ訂正させていただきます。「環境アセスを一年かけてきちんとすべきだ」との発言はご本人からの連絡で、原科幸彦さんであることが判明しました。

* 宮永の早飲込みでご迷惑をおかけした松田さんと原科さんには心からお詫びを申し上げます。本当にすみませんでした。原科さんのお話によると、実質的には一年かけて、きちんとアセスの手続きを踏むよう、国や協会には明確に伝えられているとのことで、一方的に落胆するには及びないということのようです。* 原科さんの言を信じて、今後の成り行きを見守りたいと思います。おっちょこちよいの人騒がせ 酔生夢死散人 宮永でした。

 
12月14日 15:25 万博に異議アリの皆様 みやながデス
 久しぶりにスカッとする記事が14日朝刊各紙に掲載されていました。それは名古屋地裁が「愛知万博協会」作成の借入金に関する文書の「非公開命令」の取り消しを、監督官庁である「中部経済産業局長」に命ずる判決を下したという、ビッグ・ニュースでした。

* 今年4月施行の情報公開法に基づき、名古屋市民オンブズマンが情報公開を求めたところ、5月に一部を非公開とされたことで8月に提訴していたもので、13日に判決が下されたものでした。画期的な判断ですが、地裁レベルでの裁決で控訴の可能性もあり、確定したわけではないものの、同種の情報公開請求や訴訟行為に与えるプラスの影響はかなりと予想され、嬉しいクリスマスプレゼントになりました。

* 実は市民オンブズマン事務局の内田くんから、上記訴訟の判決が下りると聞いたとき、傍聴に行く気でいたのですが、まだ判決期日が確定していなくて、その後、ついつい確認を忘れ、傍聴に出かけられず、ホントに残念でした。一番多いときで同時に5件も訴訟の原告だったこともあるんですが連戦連敗、敗戦の山。一度でいいから勝訴判決の場に立ち会いたかった!?

* 「おいおい、そんなレベルかよ」と怒られそうですが、そうなんです、とほほ。閑話休題。現在、影山さんを原告に、県を相手に「情報公開訴訟」を提訴したばかりで、この追い風がわれわれにも吹いてくれるよう願うばかりです。

* それから「忘年会に誘って!」へのすばやい反応有難うございました。1時間もたたないうちに誘ってくださった八田さん。自宅兼事務所での会にどうぞと林信敏さん。奥さんによる送迎まで申し出て下さった上野さん。三浦くん、伊豆味さん、加藤さん、急遽忘年会を提案して下さった小野さん。土・日と25日以降の夜しか時間がとれず、お誘いにお応えできず残念でした。

* これに懲りず25日以降はOKですので、今後ともどうかよろしく!それとみなさん、また新年会誘ってくださいね!こらこら、あいかわらずの酔生夢死散人 頓首九拝

 
12月16日 14:29 皆様 みやながデス
 12日に開催された万博に関する経産省の「第11回環境影響評価書意見検討会」に関する朝日と中日の記事と、14日に開催された「フォローアップ会議」に関する朝日の記事を再度じっくりと読みました。同じ事案でも《立場によって》随分、結論の受け取り方が違うし、報道のされ方もちがうなー!?ということを改めて痛感しています。

 もちろん12月13日名古屋地裁判決の情報公開訴訟について市民オンブズマン事務局の内田くんによると「実は《13日13:30に結審で、13:35に判決言い渡し》という前代未聞の裁判でした。いきなりだったのでテレビは来ませんでした。新聞記者も法廷にこなかったところもありました。朝日は誤報だらけ、と新海先生は言っていました」ということもあり、一概にまるごと記事を信用して、断言することはできませんが。まあ、いずれにせよ、推進側は修正評価書でアセスはクリアーできて、来年前半の工事着工の道筋がついた。めでたし、メデタシとの判断??のようです。

* ただ、アセス委員の原科さんは「あと1年はアセスにかかる覚悟をするようにといいました。アセスの国際的な標準である《方法書段階と準備書段階の2回のパブリックコンサルテーション》は必須だと申しました。協会は来年の5月には修正評価書を出したいとの意向でしたが、私はあと半年は延期することが必要だと言いました。協会の皆さんには、この意見は伝わったはずです。国際標準のプロセスを経なければ、この万博は世界の恥をかくだけです」とおっしゃっています。(内田くん、原科さん、事後承諾で発言の引用お許しください!)みやながとしては原科さんの正論が通ることをただただ祈るのみデス。酔生夢死散人 頓首九拝 

 【聞いてよ!オジさんの独り言】 「寝てた?起こしちゃってゴメン!」と友人の声。
  電話に慌てて起きたらもう9時。実はイタリア・トスカーナ地方の《ドキュメント紀行》とTV欄で知り、夜中2時近くまで見て風呂に入り、感動をゆっくり鎮め〈彼我の食に対する姿勢の天地の差〉につくづく反省し寝たのが3時過ぎ。*NHK「伝統のイタリア・食の大図鑑」いい番組だった。ただしブエノ(おいしい)を連発するだけのレポーターの作家は完全にミスキャスト!適役が他にいなかったのか?ったくも〜。
* 数百年続く典型的農家をメインに、働くことがそのまま食べること、生きることという最も根源的な暮らしの有様が伝えられていた。耕し、栽培し、ワインも調味料もすべて自家製。育てた豚を自ら解体し、余すところなく食べる。生きるために食べる、自給自足の毎日。

* 命を戴くという実感が子供たちから完全に消えて久しい。無論、親たちからも、むむむ。起きぬけのぼんやり頭で新聞を開くと、映画「光の雨」を巡る記事が飛びこんできた。
以下省略:本紙コラム「当世下町寺子屋事情」【X(エックス)のこと】に続く

     「掲載はどれ?01年12月」の巻
 
(1)【ゆっくり老後自転車が友達】 中日新聞「発言」欄殿 01年12月7日投稿
 
 同級生の多くが55になり早期退職や出向の知らせを聞くようになった。戦後を時代と共に駆けぬけた団塊の世代としてバブル経済の恩恵もそれなりに味わった。しかし走り続けた挙句、不況に加え世情騒然として先の読めない現在、気がつくと逃げようのない長い老後が控えていた。

 人生10年一区切り。初老を第二の青春と思い定め「書を捨て町へ出る」西区の家から自転車でとにかく出かけるにして4ケ月が経った。名城公園、志賀公園、北図書館この3ケ所を中継地点に、毎日2時間ほどいきあたりばったりのサイクリングを楽しんでいる。

 なんでもありの大都会の街並み、出会う人々の表情からこぼれてくる生活の匂い。個の存在とは無関係に流れ続ける無数の暮らしと命、いてもいなくても廻っていく世の中、でも自分はまだ生きている。人はひと、自分は自分。思い通りにならないことばかりだが、あくせく悩んでも仕方がない。のんびり好きに生きようと思い始めている。

  (2)【人生の思秋期初老を生きる】 朝日新聞「声」欄殿 01年12月7日投稿
 週2回、10qのジョギングの習慣が途絶えて10年が過ぎた。運動違いの市民運動にのめりこんだせいだが、いまや人生の先が見え、定年もすぐそこという歳になった。敗戦直後に生まれ、経済成長の真っただなかを駆け抜け、気がついたら「これが必死で働いた末にたどり着いた世の中か」とぼう然と立ち尽くす世間の有様で、しかも長い老年期が容赦なく待ち構えていた。

* 自宅がそのまま職場という仕事柄、マスコミ情報を頼りに井戸の底から真上の空を眺めるような日々だったが、心機一転、生活スタイルをガラリと変えることにした。名付けて《タウンウオッチング・チャリンコ作戦》。省エネと運動を兼ね用事はぜんぶ自転車ですますことにした。大都会の下町から県庁、裁判所へ15分、繁華街の栄へ20分、副都心金山、JR名古屋駅、名古屋空港ともに約30分と、所用時間は車とほとんど変わらない。

* 更に、雨天以外、毎日愛用のママチャリで約2時間、公園2つと図書館を中継地点にコースを変えてでかけている。斬新な豪邸の隣りに戦前からの棟割長屋、古色蒼然の旧家の裏に高層マンション、大都会の混沌とした家並み、暮らしの匂い、行き交う老若男女の風情。4ケ月目を迎え漠然と感じていた「まさに人生千差万別、貧富さまざま」な世間を実態として認識、同時に自分の位置が明確に見えてきた。人生ってこんなもの、つくづく「無用の用」を味わっているこの頃だ。

 
(3)【元気に楽しむ】朝日「年末年始:テーマ特集」欄殿 01年12月15日投稿
 なぜだか走るのが好きで、小5のときから夏休みなど毎朝走っていた。勿論走れば苦しくなる。けれど辛さに耐えて走り終えた後の快感が性に合い、中学では新聞配達も走ってしていた。

* 40になり10qのジョギングを再開、週2回のペースで楽しんでいたが、5年目に森を守るボランティア活動を始め、走っているどころではなくなった。以来、巨大公共事業に異議を唱え続けて10年が過ぎ、迎えた21世紀。国策事業は一度決まると、情勢がどう変わろうと止まらない。

* 袋小路の閉そく感を打ち破ろうと、趣味と健康の一石二鳥を狙い、また走ることにした。ところが歳がトシ。で、まず足慣らしに自転車で走り廻ることにした。コレが誠に面白い。街並みの千差万別の建物のたたずまい、行き交う人々の有様。息づく小さな自然に季節の移ろい。新旧、貧富、美醜、森羅万象何でもあり!興味津々のタウンウオッチング。

* 年が明けて5ケ月目になるがまだ飽きない。「また走ろうという気にさせてくれた」揖斐川マラソンで2時間54分54秒:31位の成績を上げた51歳弁護士の知人に「走る」と宣言した手前、そろそろジョギングに切り替えようと思い始めている。しかし、この新春はまずベストコースを選び「ウオーキング」から楽しむことになりそうだ。

  (4)【この1年】 朝日新聞「年末年始:テーマ特集」欄殿 01年12月16日投稿
 転居を機に40歳で趣味のバードウオッチングを再開し、そのつながりから長良川河口堰反対運動の末端に加わっていった。まさか自分がそんな活動の当事者になろうとは夢にも思っていなかったが、野鳥観察で親しんだ森を万博の開発から守ろうと、仲間と活動を始めて10年たった。

* 実母の葬儀の翌朝、喪主なのに《博覧会国際協会総会》会場前で抗議のためパリに飛び、1週間留守にして親類縁者から総スカンを食ったり、オオタカの営巣を確認した際「巣立ち確認後公表」の多数意見を強硬に押しきり、記者会見を実施。その責任から即日、密猟バスターズを結成し、テント6連泊に1ケ月27日間も森に通ったりした。

* 万博反対の無党派知事候補を勝手連代表として支援。与野党相乗り候補135万に負けはしたが、80万票近い得票で強烈にアピールした。更に3年半前から続けてきた《公約違反の国会議員の辞職要求》は前例がないという【特定候補を落選させる政治団体】を6月1日に結成した。

* 議員側から名古屋地検に筆者への告訴状提出を経て選挙戦に突入。そして民意はあやまたず落選という鉄槌をくだした。本来の自然保護活動も万博会場計画の変更・縮小の山を築かせ、よくぞここまでと自画自賛できるまで、やっとたどりついた1年だった。次回は「オシドリの里訪問など」の巻

 
【海上の森くらぶ通信】 2002年1月1日 第109号続き&付録メール
 ◆
01年12月17日 12:51 皆様 みやながデス

 風雲急を告げるパレスチナやアフガニスタン情勢とは別世界の「じゃぱん」の庶民の暮らしは、命の危険とは無関係に、平穏無事、こともなく過ぎています。ほんとーに平和なんですね。街中で目立つのは(1)パチンコ屋、(2)車のショールーム、(3)コンビニ、(4)各種ファーストフードの店、(5)キャッシングを含む金融機関。相変わらずモノは溢れ、不満はあるが生きるには問題ないようです。以下の付録はそんな無為無策の典型的
ヒマひまオジさんの週末のあれこれデス。

 【師走週末ふらふら日記:12月15日号】 酔生夢死散人
* 「もしもし、古田です」『あっ、どうもお久しぶりです、なんでしたっけ?』
* 「27日が車検の期限なんですよ」 『えっ、じゃあ、あさって昼過ぎ行きます』
* というわけで愛車のスズキの軽の定期検診?をすることになった。その土曜、方向音痴の症状が軽く済み、瑞穂運動場前のUターン1度で、西区から天白区砂子町の古田モータースに50分で無事到着。やれやれ。

* 鳥仲間の晴美さんがちょうど事務所にいて「あれ、宮永さん、どうしたの?」
* 『いや、ご主人から、車検の連絡があって』 「な〜んだ、そうなの」
*青少年公園の北東にある「広幡八幡宮」のムササビや【海上の森】のオオタカの話でおおいに盛りあがったが、相手がおシゴト中なのを思いだし、しばらくして退散することに。

* おみやげ?にいただいたみかん2つを手に、古田氏の「そんなこと、今まで考えたこともない」という半ば呆れた声を背に天白区から名東区高針までのんびり「ウオーキング」の開始。快晴微風2時33分出発。里山も街路樹も紅葉から落葉に移ろうという穏やかなたたずまい。

* 名城大学や大学付属病院がある、東山公園の北東端の園地沿いの文教地区を経由して、住宅や畑、緑地、学生用住宅などが混在する、かつての里山の《開発後の新市街地》をゆっくり歩いた。高針着4時05分。<所要1時間32分>

* ひとり留守番をしながら《寝転んでテレビを鑑賞中》の高2の娘と、まるで弾まない会話。これが小5まで《一緒に風呂に入るのがダイスキだった》娘とは!『ちゃんと座ってみなさい!』と言いたくてもいえない、親業放棄と言われたら返す言葉がナイ、小生の普段の行状とほほ。

* で、憂さ晴らしに今日のメーンイベント「忘年会」へ再度、てくてく出発。星が丘着5時10分、40分もかかっていた。おまけに行きついた店が「うちではナイ」という。『えーっ、どーなってんだ』いつも使う常連の店名だけを頭に入れていた。おまけに財布を忘れ小銭ダケ、仕方なく、ちょうどきた市バスでUターン。
* でかけてすぐまた戻ってきた父に、相変わらず無愛想な娘の冷たいまなざしのなか、104で幹事宅の電話番号を問い合わせ。生活の本拠が西区で、こちらには私物は何も置いてないのだ。問い合わせに「藤が丘の東海銀行の前の(さんまる)ですよ」と森島さんの奥さんの声。あ〜あ、これが6時近く。出直して、表通りでタクシーを拾おうとするが全然こない!302号沿いを歩くが1台もひろえず、とうとう広小路線まで出てしまった!!

* タクシー5、6分で、会場着6時40分。5時から2時間という《呑み放題時間切れ》まであと20分という土壇場。完全にできあがったメンバーの歓声?のなか、独りしらふで、あわててびーるしたのでした。みなさーん、今度は会場をシッカシ確認してキチンときます。なんでもOK、ぜひ誘ってください。あ〜情けない、ほんと困ったもんです。このドジさ加減は……。ではでは。


 
12月18日 0:09 皆さん みやながデス
 12月16日(日)午後3時45分から放送のNHK・ミニ番組で鴛鴦(オシドリ)を巡る「言葉のあれこれ」が紹介されていました。番組中でオシドリの越冬地として紹介されていた寒狭川上流の伊藤仙司さん宅(の製材所跡地にある)オシドリの里を訪ねます。興味、関心のあるかたの参加を歓迎します。

* なお、しっかりした防寒の用意が必須です。バードウオッチング初めての方や双眼鏡のない方もOKです。直接、現地集合も可です。駐車料金として1台500円必要ですが入場料は不用です。入口で伊藤さんに一声かけてください。

*集合場所 日進市市役所・駐車場/集合日時 12月23日(日)AM8:00
*《注意》雨天の場合中止することがあります。ご了承ください。 
   当日は現地で昼食(お鍋)を用意します。箸、食器、椅子を持参ください。


 
12月18日 23:03 鷲田さま、皆様 みやながデス
 シンポの件については宮永私案を提示してあるだけで、今のところほとんど何も確定していません。問い合わせの件については(5)の天野さんの肩書きについて「アウトドアライター」でOK.(6)の講演時間は大塚さんと設楽ダム関係の講師のお2人で合計最大50分、天野さんは1人で50分と見込んでいます。

* 1時半開場で2時開始、多分10分ほど待つことになるでしょうから、主催者挨拶を10分と見て、2時20分から3時10分頃までお2人で、3時10分から4時まで天野さんということで、どうでしょうか。休憩を最大15分ほどとり、その後3人の講師に鷲田さんたちを含め、40分前後、意見交換をする形がいいと思います。

* 会場からの質問は20分もあればいいと思います。終了が5時半近くなることをあらかじめ見込めばいいと思います。まあ、会場が大学の教室ですから延長は可能でしょう。市野さんに片付けを含め6時頃まで使用可能か確認したいと思います。

* 問い合わせ(7):司会は青山さんにお願いしたいと思います。(8)講演とシンポと質疑応答という形がベストだと思います。以前の宮永私案にはシンポ部分が抜けていました。(9)全体のタイトルは「脱ダムシンポ2002愛知」がみやなが案です。これ以外は23日に田峰の伊藤仙司さんの「おしどりの里」を訪問しますので、昼頃に鷲田さんが来てくだされば相談できると思います。無理でしたらまた連絡します。
 
12月18日 23:25皆様 【師走・週末ふらふら日記12月17日号】
 月曜の今朝も名古屋は快晴・無風。あ〜いい気持ちだなー。なんとも、クキンと澄みきった冷気のなか、あわただしい歳末の「人や車」の動きとは関係なく、ビルの谷間や下町の上にひろがる青空を悠々と雲が移っていく。自転車で風をきり晴れ晴れとした心で雲を追いかけてみました。<おーい!雲よ……ずーっと磐城平までいくんか>の気分でした。

* でも、土・日・月と3日間、連日2時間以上歩いたり、自転車で走ったりして、ハッキリ!わかったことがひとつダケありました。それは自分には、こんなんではゼンゼン運動にならない!というコト。『少しも疲れない、運動した!という気分がゼロ。達成感がまるでナイ』信号のたびに休憩で回復してしまうのだから、しょーがないか?でも気分は爽快、文句ナシだが上半身が運動不足でいらいら。午後、入念にラジオ体操してから腕立て238回してやっとスキッとした。

* 続いて《日曜&月曜編》すでにもう毎日が日曜日??のオジさんデス
* 土曜夜の忘年会が不発!車も車検でナイ!!体力が有り余って身体がむずむず。で、西区と名東区を往復してみることにした。勿論、新車で7800円!ホームセンターナカイで買ったチャリンコで

* とにかくタバコアレルギーで、喫煙者がいるところはぜんぶ鬼門。むせて我慢できず、注意して揉めたりして暴力を振るったらヤバイので、そういう所へはいかないことにしている。前に国際線の機内で外人に注意して言い合いになり<英語で!?>楽しいフライトがむちゃくちゃになったことがある。<迷惑かけました!>鳥を見るか、活字を読むか、呑むかの他に趣味がないんですっ!とほほ。

*車のメーターで約16q、ただし、車とはかなり違う道を行くことに。歩道または、車道に自転車専用区分がある<特に市の中心部>のが最低条件で、主に名古屋のメインストリート沿いを走ることにした。勿論、スタートとゴールはそれぞれ新・旧の住宅地なので、好き勝手に右左折し、方向さえ間違えなければヨシ!として、あちこち気の向くまま走ってみた。

* 往路が10時25分出発、11時35分着<所要1時間10分>、帰路が5時05分発、6時23分着<夜間1時間18分・全行程ライト点灯>。途中星が丘から覚王山まで広小路線沿いで共通、あとはまったく違うコースをとってみた。変速機付きのスポーツタイプで飛ばせば多分50分以内で、ほとんど車とかわらない早さだろう。まあ、急ぐことは何もないし、ぶらぶらウオッチングが野次馬散人の目的のひとつでもあるから、時間的にはちようど手頃な感じだった。

* そして今朝、西区から天白区へ。9時40分発。きょうも最高の快晴!黒川区役所横の信号で「野鳥の会・元総務部長」杉浦明子さんにバッタリ。視覚障害者の方とご一緒で、ガイドボランティアとのこと。いいコトです、ふむふむ、世の中人さまざま。そ〜なんです自戒の種にしなくちゃ。

* JR千種駅:30分で通過、名古屋市立博物館:50分、瑞穂運動場:60分、古田モータース10時53分着。1時間13分。西区名東区とほぼ同じ。車検のついでにと、こんなときだけの「ワックスがけ付きお掃除」までして頂いた車に自転車を積もうとしたら、助手席にカレンダーと特選「富久娘」が1本ごろん。「飲んで下さい」と晴美さんの差し入れ、『どーもどーも』と遠慮なしで、タハハ。11時05分発、西区着12時。車で走って所要時間は55分。むむむ。

* 着いてドアに鍵を突っ込んだところへ「クロネコやまと」の宅急便。やたら重いのが。なんと千葉県の支援者の方から玄米30s入りが2つ。早速、お礼の電話をしていたら、バタバタ音がしてポストにポトン。これがナント!京都の妹から「お歳暮」ビール券20枚。やったー!!2度あることは3度ある。でも、これだけイイことが続くと今年はもう打ち止めか??

* オジさんにほんと、みなさん有難う!!来年もみなさんに助けられ、支えられてシッカシ!生きていきたいと思います。生きているのは自分だけじゃナイんですよね、ホント。ではでは、年末年始は本業!稼ぎ時? 酔生夢死散人 頓首九拝

 
12月19日(水)愛知県選挙管理委員会から封書:収支報告書を提出せよとの由
 政治団体は1月4日〜41日の間に、提出が義務づけられているということだった。ポケットマネーで済んだので、収支ゼロの報告書と同時に、解散届を出すことにした。

* 「オンブズマン愛知」のメンバーから電話があった。《株主代表訴訟準備会》の呼びかけを知り、
今日の「総会」で議題として取り上げたい。ついては宮永発信の文書をそのまま配布していいかとの
確認。法律の改正<改悪>で経営陣に対する賠償額が保険でカバーできるレベルに減少したことや、新海弁護士がこの件に関しては消極的らしく「市民オンブズマン」がアテにならなくなっていたので、即、応諾した。いっしょにやれるといいのだがはて?さて?

 
12月20日 11:20 森島さん みやながデス
 その通り間違いないと思います。『テロリストの軌跡』No.17に署名が「小森保良」とありましたし、朝日の記者でエジプト駐在ですから、きっとそうです。赴任してから3年ほどは「海上の森くらぶ」通信を毎年末に1年分ずつまとめて送っていましたが、3度目から受け取ったという連絡が来なくなり、送るのを止めたのを思いだしました。運動の初期に、強力な理解者であった氏のことは今でもよく思い出しています。いつか帰国したらぜひ会いたいですね。
 *>朝日新聞朝刊で連載の『テロリストの軌跡』を書いているのは、以前瀬戸支局にいた小森さんではないでしょうか。エジプトから発信しているところからするとどうも彼のようです。元気そうですね。〉

 
12月20日 11:26 古南幸弘さま(*) (*:日本野鳥の会・保護室長)
 連絡ありがとうございました。うっかりミスでした。ご迷惑おかけし申し訳ありませんでした。難問山積の日本の自然保護の状況ですがご健闘を祈ります。良いお年を迎えられますように! 宮永まさよし  〉Sent: December 19, 2001 12:13 AMSubject: Re: シンポジウムの件

 
12月20日 12・45 皆様  みやながデス 
    以下のように【国際博覧会調査特別委員会】が開催されます。
 (1)12月27日(木)午後1時より
 (2)場所 第8委員会室(愛知県議会・議事堂5階)
 (3)2005年日本国際博覧会開催に向けての状況等について

 なお傍聴希望の方は12時半までに県議会1階(正面すぐの右側奥)事務局で傍聴の手続きが必要です。氏名・住所を記入するだけで、他になにも要りません。ただし10人を越えるとクジ引きになります。質問して欲しい項目がある方はFAX:052−762−6820(堀一さんまで)、ただし、みやながは越年資金稼ぎの冬期講習のため参加できません。以上。

 12月22日 12:40 原科さま  みやながデス
 朝日「私の視点」(*旧論壇)を拝見しました。社説や天声人語、投書などで、万博問題が度々とりあげられていましたが、「絶対絶命、もう土壇場で後がない?」という思いで切歯扼腕していましたが、日本のオピニオン紙としては良心派のリーダー格の朝日新聞の「視点」欄に、貴兄の意見がギリギリのところながら、絶妙のタイミングで掲載されているのを見つけたときは思わずガッツポーズをしてしまいました。(自分のが載ったような気分でした!)

* あとは国土交通省に《唯一指示できる小泉首相》に聞く耳があり、改正土地収用法の付則規定遵守の上、公開の合意形成の場を設定するよう指示する英断を下ろされんことを心から祈り期待したいです!はかなくとも最後まで望みは捨てずにいたいものです。ではでは。懲りない酔生夢死散人 【愛知万博から海上の森を守るネットワーク代表】宮永まさよし 拝


 
12月23日() 朝8時:日進市役所集合【設楽町田峰:オシドリの里訪問】

 約束通り7時40分、知人宅に到着。日進市役所へも時間ピタリで到着。本日の参加は16名。
* 一路「オシドリの里」へ。途中、皆さん、蔵元直送特別吟醸酒「空」4合2500円!でお買い上げ。
オシドリはいったん山に入ったあとで、次ぎは午後1時半過ぎということで20分ほど伊藤さんのお話を聞き、タカ類の観察ポイント、田峰観音へ向かった。

* 30分ほどの間にオオタカとクマタカを確認。ただし小生は残念ながらオオタカだけ。更に廃線になった田口線終点の駅へ移動、11時15分着。誰もいない広場で本日のメーン「ギョーザ」鍋パーティーを開始。気心知れた鳥仲間と、ワインのような素敵なお酒とともに、身も心も芯から温まるひとときを過ごしました。午後、オシドリの里へ戻り、餌蒔きのお手伝いをした直後、飛来したオシドリをたっぷり、シッカリ堪能。名東帰着17:15分。

 
12月24日 13:22 原科さま みやながデス
 そうですね、ほんとにその通りですね。子供のころ読んだ童話「裸の王様」をつい思いだしてしまいました。主要各紙の主要記事に関し秘書が「切りぬいたダイジェスト版」を首相がチエックしている話しは新聞記者から聞いたことがありますが、果たして、読者の投稿欄まで目配りし、チエックしているかどうかですね。

* 現在対面しているさまざまな事柄に対する、国民の率直な意見が聞ける一種の「目安箱」として、世論の貴重な情報源であるのが各紙の投稿欄ですよね。耳に痛い意見や批判も含め、きちんと、どれだけ側近が伝えているか、また伝えられる体制にあるかが問題でしょうね。耳に快い声ばかりが届けられていないか、小泉首相の政治家としてのアンテナの感度がとぎすまされていることを祈るのみです。では。酔生夢死散人 頓首九拝

 12月27日 10:28 伊藤さま*≫  みやながデス (*伊藤達也・金城大教授)
 今朝の朝日で現代社会学部教授を巡るゴタゴタの報道を拝見しました。5月からもめていたようですね。貴兄の自立神経失調症の一端はそこにあったようですね。前回のツアーで大学のかなり重い役職への要請を受けて断ったとお聞きしましたが、学長補佐だったんですね。

* まあ、指導教授と院生ということで指弾をうけたようですが、これが会社とか企業など一般社会だと、はいて捨てるほどある話で立場をわきまえなかった教授の脇が大甘だったダケですね。どアホ!小生の知人でも、女性関係でもめたのを何人か知っています。* まあ人生いろいろ、悩みもさまざま。だから人生って、面白くてつまらなくて、面倒くさいけど変化があってやってられるんでしょうね。小生も死ぬまでに《一度でいいから》女性関係でもめてみたい!とほほ。つまらないけどつまらなくない人生バンザイ? 酔生夢死散人 頓首九拝


12月29日()午前=大掃除その@/午後=本業仕事納め&くらぶ通信発送
 細かい日常雑事:よーするに家事がまったく苦にならない。というより好きだ。ただし料理は別だが。起きてすぐ洗濯。コタツ分も含めて蒲団干し、窓拭き、掃除機のあとほうきで仕上げ。2階14畳の台所兼居間、6畳の仏間兼寝室、バス、トイレと、ぜんぶで3時間で終了。

* ベランダで洗濯物を干している時間が一番気持ちがいい。キーンと澄みきった青空、ゆっくり動く雲、センリョウの赤い実。「ツイー、チィチィ、ツイー」メジロの声。明日は1階の教室と玄関廻りを掃除する予定。終わって一風呂浴びて、コタツでゆっくりビールが最高。まさに至福の時間。みなさん、今年もよろしく!そして良い年でありますように!!

 
12月30日 12:11 宇佐見さま(*) みやながデス
 いつもいつも貴重な意見や、情報ありがとうございます。相変わらず、クドク、しつこく、そこらの「おじさん」として万博に対しブツブツ言い続ける積もりですが、来年もどうかよろしくお願いします。ではでは、良いお年をお迎えください。 酔生夢死散人 宮永まさよし 拝 (*愛知学院大法学部教授)

 
12月30日 17:38 皆様 みやながデス
 過ぎゆく歳月は流れる水の如し。まさにその通り、もう明日大晦日です。この一年、相変わらず!
万博、万博、万博反対!で過ごしてしまいました。「いい加減にしなくちゃ」という声も心のどこかから聞こえてくるのですが、くどく、しつこく、簡単には決して諦めない〈執念と根気〉だけが取り柄?のそこらのオジさんから〈物分りの良いアッサリした人間〉に変身するのはどだいムリなようで、また来年も《ぶつぶつ》を日本中に撒き散らし、みなさんにご迷惑をおかけしそうです。やれやれ、困ったモンです。

 さて、この1年のご厚誼に感謝すると同時に、少しでも、まっとうな政治が来年こそ実施されるよう祈りつつ、今年最後の通信としたいと思います。ではでは、みなさん!良いお年をお迎え下さい。<追:くらぶ通信を添付しました> 酔生夢詩!散人 宮永まさよし 頓首九拝


 
12月31日 15:58 森島さま みやながデス
 ヤマセミ探鳥会の案内ありがとうございました。いちおー長男で、実家なので、嫁に行った姉2人と妹1人が2日、3日と里帰りでやってきますので、残念ながら参加できません。両親とも生を終えた今、正月早々、からっぽで留守というわけにいかず、これからも当分、いけそうになく、やれやれ、トホホです。飲みすぎて事故らないよう気をつけて、良い年をお迎え下さい。ではでは 酔生夢詩!散人 頓首九拝

掲載はどれかな回答:12月分は4戦全敗。そろそろ飽きられてきたか、呆れ果てられたか!
   どちらか?ただこれまでは5本で2本くらいの確率だ】

       

 ★第77回「脱ダム愛知シンポ開催直前/新春ふらふら日記/不用意メール騒動」

    【海上の森くらぶ通信】 2002年2月1日 第110号&付録メール

 ◆
02年1月5日18:37 皆様【年頭所感・万博の末路】みやながデス

 はやばやと新年のご挨拶をいただいた皆さま、ありがとうございました。歳改まり、もう5日。
まさに光陰矢の如し。《正月や冥土の旅の一里塚/めでたさも中くらいなりおらが春》狂歌や俳句が
なんとなく口の端に浮かぶ〈あるこーる漬け〉のコトもない太平楽の松の内です。

 愛知では主要2紙(中日シェアー約80%、朝日約10%)が元日号で大々的に2005年万博特集を掲載し、必死の広報活動のパンチを繰りだしました。某新聞が《市民と公務員各50人に実施した》アンケートでは【愛知万博に経済効果を期待できる】とする市民が15人(30%)、公務員が30人(60%)という結果が公表され、協会にはショックのようですが、当然の反応で《笛吹けど踊らず》まさにそのものです。庶民は実情をちゃんと見ています!もう、うんざりが本音でしょう。

 大方の意見・感想・態度は:「まあ、そんなにやりたいなら、ここまできたら仕方がない、やったら」:「でも、積極的に万博に加わりたいなんて論外」:「なるべく関り合わないよう遠巻きに離れて」:「隣りの夫婦喧嘩でもみるような目で冷たく眺めている」:「先のことなどわからないし、なるようになるさ」というトコロでしょうね。
 インパク(インターネット博覧会:堺屋氏が提唱し博覧会を盛り上げようと去年1年間実施された)も、週間文春によると、総事業費80億円余もかけて!年間アクセス数がたった3万件、ヤフーの350万件と比べても分かるように《規制と規則で面白みゼロ、官主導の最悪の事業!》と一刀両断で切り捨てられていた。税金をドブに捨てた点では【万博の末路】を予測させる反面教師そのもの。

 地元愛知の「世界のトヨタ」首脳が先頭にたって旗を振っている限り、マスコミは広告出稿料の巨大さから、奥歯にモノがはさまった「ものいい」がせいぜいで、提灯記事を掲載してなんら痛痒も感じない???不甲斐なさ。「社会の木鐸」が聞いてあきれる社益、業界益、保身と金もうけのみ。やれやれ

 一部まともなジャーナリストもいるだろうが、多勢に無勢。みんな口をつぐんで、なあなあで、これからも、いわゆる社会正義の御旗(みはた)を押したてて報道のおシゴをされるんだろうが、庶民の目からみれば、本音より建前!「世の中こんなもの」でチョンとするしかない状況で、出るのはため息のみ。
ふ〜っ。こんなに関心が冷め切った〈三日前に出前でとったラーメン〉のような万博を誰が金を払ってまで食べるんでしょうね。あ〜あ、責任者出て来い!このどアホ!

 そうそう市民オンブズマンの事務局会議で万博に資金提供している銀行16行に対し「預貯金引き上げなどボイコット運動をしよう」という意見がでたそうですが、残高ほぼゼロの小生には円(縁)のない話しで、小生提唱の株主代表訴訟のほうがまだ面白い?と思うのですが、その後提案への対応はどうなったんでしょうね。新年そうそうのブツブツでほんとに皆さん、失礼致しました。
 ではでは 酔生夢詩!散人 頓首九拝

1月7日(月)午後1時=【政治団体解散届提出】愛知県選挙管理委員会

 「公約違反」の末広まき子を落選させる会「政治資金収支決算書」と解散届けを提出。愛知県庁4階の受付は小生が午後一番乗りで、他にだれもいず15分で手続き終了。使った経費はチラシ2500枚の紙代と交通費のみ。印刷は友人宅のリソグラフでタダ。3年半の時間と労力はお金に換算できない大変なものだったが、終わり良ければすべてヨシ。県庁からの坂道を自転車で下る気分は最高だった。やれやれ、やっとこれでひとつ済んだ!!

 
1月8日 12:01 西田一廣さま みやながデス
 早速のメール有難うございました。夜分で時間が遅いうえ、FAXの調子が悪くご迷惑おかけしました。 〉〉私が2年前、緑区でぶつかった有松駅前再開発におけるマイカル進出も、同じように、なるべくして破たんに突入したのですが、まったくどういう神経か自己保身も度が過ぎた話です。

 緑区マイカルの件、関係されていたんですか。あれも酷い!ですね。まったくほんと、お役人も協会職員も、マスコミ関係者もおおかたは万博の結末がどうにもならない泥沼にはまり、大失敗、大赤字でにっちもさっちもいかないコトになると予想してるんでしょうが、今はただ成り行きにまかせ、傍観しているだけで、全員しらんぷりデス。

 一旦国策で決まると、どう状況が変わろうと《ムリ、無駄》が明確になろうと、だれも止められない、止めようとしない絶望的な貧しさです。長良川河口堰を筆頭に、徳山ダム、関西空港、本四連絡橋などなど、日本中に累々たる【大失敗の犠牲の屍(しかばね)】が転がっているのに何ひとつ反省しようとしない!【悪しき前例】として2度と繰り返さないための手本としない!こんな公僕や政治家に、ブツブツいうものの、すぐ諦めて忘れてしまう「国民の意識の低さ、民度の低さ」も大きな原因でしょうね。まあ小生自身、ひとのことをいえるレベルにありませんが

 それもこれも金儲け一本槍で、人間教育が手抜きされた結果で、当然ですが。塾という私教育で、その一端を担(にな)い食べてきたので、天につばするようで大きな口はたたけない!小生の立場ですが。いやはや、やれやれです。ではでは、酔生夢死散人 頓首九拝

1月11日(金)10〜12時:朝日&中日投稿・別テーマで作成、FAX送信
 暮れ11月は4本投稿/掲載2本。12月4本ぜんぶボツ。今日久しぶりに一挙に2本作成。うち1本は【歳末雑感】を転用したもの。相変わらず「ダメもと」作戦。欠かさず投稿欄を読む読者より新聞など読まない人たちにこそ読んで欲しいのだが、残念ながらその手段がない。自己満足で終わるダケが悔しい。やれやれ。

 
1月12日 12:31 鷲田さん みやながデス
 
脱ダムシンポ2002愛知:資料拝見しました。2、3の訂正と修正意見を送ります。検討お願いします
修正(1) 司会(未確認)青山貞一氏 (環境総合研究所代表 未確認)
 訂正
司会は青山巳織(みおり)さん(同時通訳)です。肩書きは改めて確認し再連絡します。
進行
誰にするか相談しましょう。誰もいなければ宮永がします。開会が必ず遅れますので、挨拶の時間を2時20分までにしましょう<実質的には10分程>

修正意見(2)<講演2と3を入れ替えてもらえたらと思います>
講演1野上徳宏氏(設楽ダム東三河の会役員、元豊川市議)タイトル「共に未確認」
講演2 天野礼子氏(アウトドアライター、著書『ダムと日本』岩波新書など多数)
 タイトル「(未確認)世界最先端のダム事情から日本のダム行政を斬る」
講演3 大塚之稔氏(日本野鳥の会岐阜県支部長)タイトル「徳山ダムとクマタカ問題」
 〉〉「市野さんが借りられた時間は5時までか?」(回答)これは確認していません。

意見(3)鷲田さんの添付資料を精査、確定して公式ビラとしたいと思いますが、いかがでしょうか。それと新聞の行事案内への掲載などマスコミ対策は宮永がします。あとはそれぞれつながりがあるメーリングリストへ、重複は無視してどんどん情報として流すことにしましょう。広報活動は別として、一度きちんと打ち合わせをする必要があると思いますが、いつがいいでしょうか。(メールですますこともできますが 費用についてはカンパ箱を用意しますので当日会場でまわしたいと思います。それと、参加した会員から02年度の会費を集めるのもいいと思いますが、いかがでしょうか。それで費用はなんとかなるでしょう???


1月15日11:33 皆様【新春・週末ふらふら日記】1月14日深夜記
 はや睦月も半ばとなりました。アフガンもパレスチナもテレビのメインニュースから外れ、もとより『関係のないよその国の話』と、映画かドラマを見る感覚でテレビを眺めていた多くの庶民の暮らしは、衣食には問題なく、贅沢さえいわなければ生きていける平和のなかで過ぎています。

 登校拒否児や学力障害児がかなり通ってくるわが【志学塾】も新学期早々、実力テスト対策で、この3連休はサービス授業の毎日でした。通知表が1や2ばかりの生徒もいますが、ほとんどはオール3レベルの生徒です。でも『来れない人は来なくていい』特別クラスに、皆休まず通ってきます。クラスによっては6連続、5連続で毎日、塾があるという状況なのにです。

 たぶん、学ぼうという意思があれば誰でも受け入れる塾の営業?方針と教師(みやなが)のレベルが彼ら中学生と同じせいなのでしょうね。社会科の時事問題の予想をしていたとき(最近は必ずテストにでるんデス)、九州の社長の賄賂事件や、「大物政治家の秘書や元国税局長」の脱税に対するかれらの感想はクールそのもの:「世の中そんなモンでしょ」でオシマイです。

 それより全員男子の中1クラスで、大地震の予測に話が及び、もし、もう最期となったら「死ぬ前に何がしたいか」ということになり、彼等の発言のあまりのあらけなさに、さすがの小生も仰天しました。

 生徒A:「友達がネットで無修正のアダルトビデオ」を買ったらしい。アドレスを聞いたので時間指定の宅配便で注文できるって。凄いらしいよ。だからそれを見たい!」
 聞いた生徒B:「お年玉が10万以上あったから、見たい。教えて、アドレス」
 生徒C:「見てもしかたがない。Dなんかいっぺんやりたいといってた」
 生徒E:「それはおまえもいってたじゃないか。おまえの部屋の押し入れ《ビニ本だらけ》だったじゃないか」とテスト直前の土曜でも〈部活で塾を休んだ〉Dの友人。

 『おいおい、こらあ〜、そんなこと先生の前で平気でいえることなのか。それに13歳でする会話か?ったく、もう〜!一杯入ったオッさんと同じじゃないか。タバコは吸うし酒は飲むし、あ〜あ、どーなってんだ。ほんとにもう!オマエら』

 都会の下町の中学生の世界は《夢も希望もみもフタもない》こんな状況。一部純真?な生徒もいますが、すべて大人の写し鏡、世相の影絵です。やれやれ。酔生夢死散人 拝

  
1月16日 1:05 青山さん みやながデス
 年改まり、はや16日。ご無沙汰しております。さて、昨年からお願いしていました「天野礼子」氏講演会2月24日(日)午後2時から5時まで、愛知大学・車道校舎(地下鉄桜通り線・車道下車3分)で実施が正式決定しました。

 正式に依頼の挨拶状を送りたいと思いますので、天野事務所の住所・電話・メールアドレスなどお知らせ下さい。また天野さんと青山さんの肩書きを掲載したいと思いますので、それも連絡くださると幸いです。お忙しいとは思いますがよろしくお願い致します。なお以下はシンポ広報用のチラシの原案です。ご参考までに。

 【脱ダム日本を作るにはいま!何が!必要か】脱ダムシンポ2002 愛知(宮永案)
 アメリカでは環境保護のため、ダムを壊し元の川に戻そうという運動が世論の支持を得て社会的に認知され、積極的に進められつつあります。しかし日本では相変わらず目的不明なダム造りが進められ、貴重な自然が破壊され続けている時代遅れの悲惨な状況のままです。

 日本経済の破綻回避には、公共事業の見直しが必須にもかかわらず【水需要のないまま工事中の徳山ダム】【建設強行寸前の川辺川ダム】など問題山積のうえに、さらに愛知県奥三河では自然を破壊する【設楽ダム】が治水・利水の名目で、建設そのものを目的に計画決定されてしまいました。

 このような状況の中で、長野県の田中知事による【脱ダム宣言】は全国的な反響を呼び、賛同する市民の声はかつてない広がりをみせています。長野からの呼びかけに応え、この愛知からも《脱ダム日本》の烽火(のろし)を高くあげ、全国に向け【脱ダム愛知】を宣言すべく、この集会を決意しました。以下の要領で「脱ダムシンポ2002愛知」を企画しました。県民の皆さま多数が参加されますよう心から呼びかけます。(以下略)問い合わせ先:「設楽ダムを考える名古屋の会」宮永正義

 
1月19日 16:48 鷲田さん 宮永です
 在間さんですが、シンポジウムの4人目のパネリストとして発言していただくという鷲田さんの提案に賛同します。お願いすれば、OKはでると思います。進行については司会の青山さんに依頼すれば済むことですが、天野・在間さんに重点的に話して頂くようにするといいでしょう。

 【設楽ダム名古屋】からは選挙の洗礼を受けて講演なれしている鷲田さんが事務局長として(本人は嫌っているようですが、世俗では効き目があるので、元神戸大学大学院教授の肩書き付きで)登壇してもらうことでどうでしょうか。それから天野事務所の件ですが、青山さんから返事がまだですので、再度メールして連絡するよう依頼してみます。以上、宮永まさよし

1月20日(日12時〜15時頃中座【人民の力新年会】熱田区働く人の家
 つい脱ダムシンポのチラシ作りに夢中で、気がつくと11時25分。慌てて自転車の予定を変え地下鉄で急いだが25分遅刻。主催者の挨拶が済み宴会が始まったところだった。それを狙ってきたようで!むむむのむ。影山、宮崎両氏の間の席に割り込み、新春のエールを交換。
           
 国労東海地本の「組合員と家族の新年会」だが、持ち寄りのご馳走に、出来たてあつあつの料理で和気あいあい。本当に結束の固いグループだ。恒例ながら受付から料理まで、全部、男性なのは凄い!宴の最高潮の頃、飲み過ぎて馬脚を現す前に、幹事に挨拶し静かに退散。西区着3:40。私立対策テキストを作成のオシゴト。6時過ぎ自転車で名東区へ移動。

 
1月21日 11:16 青山さん みやながデス
 お忙しいところ、ムリなお願いばかりで、ご迷惑おかけしました。開催まであと1か月余りとなりましたので、まずメール網を使って全国にシンポ開催を広報しようと添付のチラシを作りました。青山さんの肩書きは「同時通訳」とさせて頂きました。一般配布用のチラシはまた改めて作成し送付したいと思います。事前の打ち合わせや段取りについても、連絡しますのでヨロシク。以上、酔生夢死散人 頓首九拝

 
1月22日 10:09 鷲田さん みやながデス
 大塚さんの件については、青山さんの「小生への連絡ミス」で彼女から天野さんに了解を得ていただきました。天野さんはシンポで議論のかみあわない発言をする人やハッキリとしたものいいが出来ない人(なにがいいたいのか良く分からない発言をする人)には、すぐいらいらするようです。小生は一度シンポで、講師として、彼女の隣りに座ったことがありますが、発言に「すぐその場で不平不満をブツブツいう」点は田中康夫知事とソックリです。面と向かって注意する側近はいづらくなるでしょうね。

 さて、司会は講演もシンポも青山さんのほうがいいと思います。シンポの人数が多いと、一人ひとりの意見の開陳で終わり、言いたいことが言えなくなるのを天野さんは危惧して嫌っているようです。彼女の気持ちを忖度すると、設楽や徳山は現地報告ということで、シンポは自分を中心にせいぜい2、3人で実質的な中身のある話しをしたいということでしょう。彼女1人のシンポじゃないんですが。やれやれ。
 天野さんと、裁判を通じて実情に詳しい在間さんを中心に進行を心がければいいと思います。もちろん「在間さんから出席したいと連絡を受けた」メンバーから、在間さんに再確認する必要があります。
 天野さんの著書販売の件や写真の展示についてはどうしますか。事務局のほうで相談する必要があると思います。青山さんに聞いたのですが(いつも講演に呼ばれる立場で、彼女と同行していたので)よくわからないということでした。八田さんたちが以前彼女をよんで、大変だったということを本人から聞きましたので、八田さんに聞けばわかるかも知れませんが

 それから青山さんの名前の字が1字間違っていましたよ。己織ではなく、巳織でしたので訂正お願いします。資料も送ってください。(追)天野さん宛て依頼文には《シンポの人選については連絡に行き違いがありましたが、会議の進行は天野さんをメインに積極的に発言して頂けるよう配慮し、極力小人数の講師で実施しますので、よろしくご了解下さいますように》くらいの文言を追加すればいいと思いますがいかがでしょうか。【設楽ダムを考える名古屋の会】宮永 拝

 
1月22日 11:21 鷲田さん みやながデス
 鷲田さんの豊橋の連絡先をマッタク知りませんので住所・電話・FAX番号など、差し支えない範囲内で 連絡くださいませんでしょうか。天野さんのようにFAXや電話しか連絡つかない方の用件や資料の転送に必要ですので、よろしくお願いします。

 それと《歌う学者候補・知事選奮闘記》のような実録モノや《学者からフリーターへ!人生再挑戦》といった体験モノなど、執筆の考えはありませんか。人脈を生かして書籍の出版も面白いと思いますが。ネット出版はもうされているようですが。市民活動とは別の、おじさんの野次馬的好奇心の発想ですが。ではでは、酔生夢死散人 拝

 
1月22日 11:38 西田さん みやながデス
 早速の対応とご連絡ありがとうございました。ほんとひどい話ですね。官も業もだれ1人責任をとらず巻きこまれた地元関係者が泣き寝入りするという、おきまりの最悪最低の結果になるのが目に見えるようです。 お上を信じた、お役所が先導しての固い事業と信じた「民間が甘かった」で済まされるんでしょうね。もういい加減にしてほしいです。『こら〜責任者でてこーい。絶対許さんぞ〜』と必死の追求活動が必要です。さて問題はそんな人材が地元の利害関係者の中にいるかどうか?やれやれ、ではでは 酔生夢死散人 拝

1月24日()【高尾山天狗裁判・借地権トラスト】申しこみ書作成&発送
 全国文化財保存協議会(全文協)の飯野恵子さんから23日16:44分突然、依頼Fax。予定を早め、車で名東区へ移動。月曜に雨で置きざりにした自転車で、免許証書き換えのため平針にある愛知県運転免許試験場へ向かう。2時間の講習後、名東区役所へ行き、トラスト申込みに必要な住民票の交付を受け、愛車の軽で自転車を西区へ搬送。書類を整え、午後2時には西区又穂の郵便局から八王子市へ発送完了。

 
1月25日 8:45 鷲田さん みやながデス
 実行委員会ですが、2月2日午後5時から7時まで(一応2時間に)名古屋・本山生協生活文化会館・3階ロビーでよろしいでしょうか。(いつも使う生協会館のロビーは2階じゃなく3階でしたよね。確か?)OKであれば各方面に参加要請を発信します。それから中央の出版社にはあてがありませんが、地元に《風媒社》とか《海越出版》という中堅の出版社があり、紹介してくれそうな人物をあたってみます。今回の天野さんの人脈を利用する手もあります。

1月26日()【万博環境影響評価意見書:確定】守山四軒屋「コメダコーヒー」
 午後5時に5分遅刻で到着。先着の村瀬氏らと6時半まで近況報告と打ち合わせ。WWFの調査団のヒヤリングに参加の森島氏は間に合わず事後承諾ですますことに。

 受信メール>▼
1月25日 内田@名古屋市民オンブズマンです
 転載可> 緊急に「愛知県大治町」関係者(大治町在住か、大治町内に在勤・在学の人)で
      市民オンブズマンの活動に協力してくれる人を募集しています。(以下このメールを受けて)

 >
1月27日 12:08 Mと申します:横から口を挟みます≫
 >>紹介しますので『宮永から聞いた』と連絡をとってみてください。きっと協力くださると思います。
   「村 大治町大字○○○畔4−4 052−431−**** です」
>>これらは個人メールでやりとりすべき情報です。>個人のプライバシーに関する情報を、ご本人の同意もなく、このようにML上で平気で流してしまう感覚は、大変恐ろしいと思います。また、そのような方々がなさっている活動に対しても一歩身を引きたくなってしまいます。

  
1月27日 12:08 M様、皆様 宮永です
 ◎まったく存知あげない方ですが、ご指摘ありがとうございました。完全に宮永のウッカリミスでした。急いで連絡しようと単純に返信で操作してしまい、後から自分宛にもメールが届き気がついた次第です
 >>オンブズマン活動には、やや後ろめたい部分がある自治体は戦々恐々としているでしょうし、そうでなくてもやや構えた部分があるとおもいます。その、大治町内での協力者が実名で暴露されたことになります。
 ◎ただ上記の表現にはいささかへきえきしました。市民オンブズマンなどに参加して情報公開請求をした個人は、名前が出たりすると「協力者として実名が暴露された」と指摘される、そんな反社会的ふうな「匿名が当然な行動」だと思われているのでしょうか。


 ◎【万博オンブズマン】で毎月第2木曜、2年間24回にわたり愛知県に対し、最大で一度に27名、最小3名で各種情報請求活動を実施しましたが、情報公開請求をした段階で《役所に住所、氏名が伝わるわけで》その時点でもう請求者は最大のリスク?を背負うことになります。が、行動に関し《仕事や縁者の役所関係者など》に対する有形、無形の圧力があるように言われていますが、知るかぎり一切なかったのが実情です。

 ◎愛知県の部局が内部文書で《主だった情報公開請求者の一覧表を作成し》極秘扱いで役所内に配布した文書を入手したことはあります。小生の名もありました。しかし、それをどう活用したのかは不明なので、目に見えない形で報復されていた可能性までは否定できませんが。

 いずれにせよ、今回は確かに小生のうっかりミスで個人名が出ましたが、その名を知った人たちが、お役所以上にどんな《請求者に対する誹謗や中傷行為をする》とお考えなんでしょうか。情報公開請求をする個人は、なにか迷惑行為がされても当然な活動をしていると思われているんでしょうか。

 アフガン復興会議に関る鈴木宗男議員の発想と同じ「お上に逆らうような」「お役所の行動に疑問を呈するような行動はダメ」なんでしょうか。相変わらず何も変わっていない、善良な市民という発想のレベルが残念です。(*なお紹介したご本人・村上さんは小生以上に信念の人で、事後承諾をお願いしたら笑ってみえました)

 
1月27日 15:09 松浦さま。皆様 宮永です。
 宮永の不注意送信についてMさんと同じ見解ということで、さっそく、警告というか注意をいただきましたが、貴方が当事者の弁解とか釈明なしで判断をされる方だということと同時に、小生のようなウッカリ者にはなかなか難しい情報空間を管理、運営されているのだなと、改めて認識いたしました。
 ただ情報をアチコチに流通させたり、管理するだけでなく、厳しい状況で実際に活動しているひとたちに、より共感を寄せ支援する「心の広さが実感できる対応を期待する」のは今はもう贅沢なんでしょうか。揚げ足とりのさみしい、ぎすぎすした世の中だと分かってはいるんですが。 宮永まさよし

 
1月28日 12:32 近藤ゆり子さま みやながデス
 早速の対応有難うございます。そちらのスケジュールが最優先ですので、事情了解しました。それから、お尋ねの設楽ダムを考える名古屋の会は「愛知万博」に疑問を持つ野鳥の会愛知県支部の元役員(いずれも現在は退会したり、ヒラ会員の)森島、杉浦、宮永ら計4人と元神戸大学大学院教授の鷲田氏を中心に《三河田峰のオシドリ、設楽山間部のクマタカ、オオタカを保護する目的から》設楽ダム問題にぶちあたり、閉そく状況にあった三河のグループを支援しようと名古屋で賛同者を募り結成された団体です。

* 三河の地元だけでは活動が全県的に広がらないので、一応愛知の中心・名古屋から情報を発信し、地元をバックアップすることが最大の目的です。豊橋、豊川など、地元では愛知大学の教授数名を中心に「設楽ダムと環境を考える東三河の会」が、我々より少し遅れ結成されました。無論、この2団体の設立前に30年近く、三河の自然と環境に問題提起をし続けてきた、愛知大学副学長の渡辺正さんらを中心とする団体があり、それらの市民グループと緊密な連絡をとりつつ、行動を展開しています。   以上、とりあえず、簡単な紹介まで。ではでは。宮永まさよし

 
1月30日 11:52 森島さん みやながデス
 意見書提出どうもお疲れさまでした。受け付けるだけ「聞き置く、言わせておく」でチョンなんでしょうが、黙っていたら、何も変わりませんから言い続けるしかありませんね。それからもう政治も役所も末期的症状で、NGO問題から発した今回の鈴木・野上・田中の更迭劇は「情けないの3乗」でとほほデスね。

 昨夜9時過ぎ、大橋巨泉の辞任に関し朝日・本田記者からコメントを求められ、今朝掲載の予定でしたが、この三方一両損??とかいう灰色・なあなあ・誤魔化し決着の突発で、あっさりボツになりました。そこらのおっさんに、意見を聞いてくれるだけでも嬉しいのですが、載ればやっぱり『どうだ俺だって』と鼻がむくむくコラコラだったんですが。いやはや ではでは 酔生夢死散人 頓首九拝

 【聞いてよ!オジさんの独り言】 今年から車の使用は、原則として毎週水週だけ、月4回・夜10時前後の名東区往復のみと決めた。仕事の後で腹が減りやむを得ず車なのだが、それ以外、どこでも片道1時間半くらいまでは自転車で済ませている。

 今年高3、大4の子供と顔を合わせられる週末は往復32kmを、夜行き翌朝戻るパターンで2往復。話しかけても「別に」とか「ふーん」でオシマイなのだが、いちおー父親をしている。いったん齟齬(そご)を生じた家族関係の修復はなかなかで、身からでた錆そのもの。やれやれトホホです。
     

 ★第78回「本音でネット論争?/きさらぎ日記・下町塾生事情脱ダムシンポ実施へ
   
    【海上の森くらぶ通信】 2002年3月1日:111号 
 予定=(1)3月10日(日)13時〜16時【徳山ダム裁判3周年】集会&パレード
    《講演:中村敦夫参議院議員/裁判の報告/川辺川ダム・苫田ダムなど現場報告》
     (2)3月10日(日)10時〜15時:万博会場予定地・見学会(参加無料・雨天中止)
 集合=青少年公園中央管理棟1階ロビー〔参加申し込み052−XX 革新県政の会〕

 02年2月1日(金)9時半〜【情報公開非開示・取り消し請求裁判】名古屋地裁
 「BIEの来日目的文書」非開示決定を不服として、影山健氏を原告に愛知県知事を
  名地裁に提訴した裁判の第2回公判。今回は被告側の答弁書提出とその受理のみ。

 「当該文書の公開の是非」を国に問い合わせた愛知県に対する経済産業省の回答文書の開示を、前回の裁判で愛知県に要請したが、その回答が「諸般の事情で開示できない」だったことから
「その文書の公開の可否について」直接BIE本部に『裁判所の職権』で問い合わせをすることになり、次回の公判は6月24日とかなり先となった。集合から解散12時まで延べ参加者16名。
マスコミ対策を失念し、取材なく残念。

 
2月2日 12:08 Xネットの皆様 みやながデス
 ネットでの一連の北川・三重県知事の発言をめぐるやりとりをはらはらしながら見つめていました。ほぼ収束して、正直なところほっとしています。やれやれ。読まなければいいんでしょうが、つい開いてしまうんですね、それが。それぞれ発言されたみなさんが、社会というか世の中を「なんとか今より過ごしやすい、生きやすい仕組みのものにしたい」という思いで発言されていると思うんですが、どうも論争が言葉じりをとらえたり、個人の資質や職業までからめて、個人攻撃的なものに傾く面が感じられて《人のふりみてわがふり直せ》で大いに自戒させられました。

 ただ、互いに面識がない状態で意見交換をする場合、個人の職業、地位、身分などあらゆる情報の先入観がないだけに、意見の違いをもっと穏やかに、諄諄とゆるやかな口調で話しあえる「感性というか冷静さの能力」が、自分を含めとても必要で大事なことで、そういったディベイト技術が、まだまだ欠けている印象をやり取りに感じました。お互いが善意で、よかれと思って始めたはずが口喧嘩のようになり「ひとゴトにせず注意・反省しなくちゃ」と今後の発言に気をつけることにした点でも参考になりました。とはいえ、口でいうのは簡単ですが、実行が難しいんですね、これが。

 さて万博反対の自然保護派に対する《一木一草も切るなと言う人たち》という、ことあるごとに発せられたひとくくりの「キャッチコピー」ですが、本当に嫌な思いをさせられ非常に!!迷惑しました。とにかくおとしめようという意図丸見えの言葉なんです。

 1992年2月4日に【海上の森】を活動エリアとする野鳥愛好家で「海上の森での万博開催に反対」する自然保護団体をたちあげて以来、関連する反対活動のほとんどの中心的位置にいた一員として、膨大な数の賛同者、協力者、そして会員を始めとする仲間と話し合い、行動をともにしてきましたが、今だに1人も「一木一草も切るな」という発言をする《万博反対派》の方に会ったことがありません。

 私は1966年に19歳で日本野鳥の会名古屋支部(当時)に入会以来、途中、何度か会への出入りがありましたが、バードウオッチングを変わらぬ趣味にしており、BIE(博覧会国際委員会)が海上の森を視察したときは愛知県支部の総務部長でした。(万博反対行動を理由に支部長個人から辞職を要求され、辞めましたが
 愛知県支部は自然保護団体というより、愛護団体というのが実態です。ただ鳥をみて歩く、それだけのという。「鳥がいなくなったらいる所へ見にいけばいい」と公然と言う役員や、各地で探鳥会を実施するだけで、それ以上のことは政治的という名目で「何もしない、お上(県や国)にはとにかく従う」が県支部の方針のようです。

 おっとっと、まあ、地元のおじさん、おばさんが作った【ミニ自然保護団体】のゴマメの歯軋り、体制批判、聞き苦しい悪口のようになってしまいましたが、私たちは今でも海上の森での万博は反対です。変わっていません。中央団体に比べ、いうことを聞かない地元の自然保護団体に対する「一木一草も切るな」は誰もがすっと分かりやすい悪意のコピーの典型です。長くなりました。ではでは、酔生夢死散人 頓首九拝


 2月2日()5時〜6:45頃【脱ダムシンポ実行委員会】本山生協2階ロビー
 集会まであと10日を切って参加要請メールを送る間際のドタバタぶりで、果たして何人来てもらえるか?最低5人を覚悟!し、1コマだけお仕事を済ませ午後4時ママチャリで西区を出発。
 45分で到着、鍵を開けていたら祖父江さんが片手を挙げてニコニコ。会場を2階と間違えて3階と連絡したために、何度も階段をうろうろされたとか。ただただ低頭するのみ、とほほ。鷲田事務局長の到着を待ち、15分遅れで委員会を開始。当日の進行、役割分担を始め対応をすべて決定。あとは1人でも多くの参加を得られるよう、広報活動をするのみ。本日参加者は計10名。すくな過ぎず、ほっとする人数だった。やれやれ。

  
2月4日 12:12 鷲田様 みやながデス
 在間さんの件については私もすっかり忘れていました。代表のほうからメールを通じて出席を打診するということになっていたように思いますが、その返事は貰えたんでしょうか。OKが出た場合ですが、シンポでは会場からの代表というような形で、壇上に並んでいただくということにでもしましょうか。(一般会員の代表とでも?)宮永まさよし

  
2月5日 10:50 皆様 【きさらぎ第1週・ふらふら日記】 みやながデス
 西区と北区の境界に近い、大都会・名古屋の典型的な下町のこの付近では、昨年末から放火やひったくり事件が頻発しています。歩いて5分のマンションで起きた30代の妊婦が殺された事件は2年経ちましたが、いまだに犯人は不明のままです。

* 自転車で5分でいける盛り場の1つ「黒川」や昔の遊郭「城東園」にはファッションヘルスとかソープランドが当たり前のコト、大いに営業中だし、客引きが立つキャバレー、ピンクサロンも通りにゾロゾロ。24時間営業のコンビニなどにたむろする一部の中、高生や無職青年、フリーターには、金さえあればなんでもOKの世界が広がっています。親や兄弟がそういった職業の子弟も当然います。職業に貴賎なしですが

* もう万引きやケッタ(自転車)盗は普通の子供でも、話題で笑ってすます程度の行為で、感覚のマヒした一部の未成年にはどーってことのないゲームです。イジメやカツあげも、教師や周囲の目を巧みにごまかし、ますます知能的に、しつこく、ねちねち、やられているようです。

* 昨日も中一の生徒に最近のイジメの状況を聞いたのですが、塾生Xが「クラスのAたちがFをいじめまくってる。このままだとあいつ自殺するかもしれん」と言うのを聞いて仰天しました。またつい先日も、某中学の中3クラスで、あまりに騒がしく、授業にならないのに耐えかねた若い独身女性教師が「一体なにが不満なの、どうしたらいいの、なんでもいいから先生に言って、いうこと聞くから」といったら、就職が決まっているBがひとこと「いっぱつやらせろ!」と・・・。あーやれやれ。

* 以前、ほかの教師に同じケースで「お願い、死んで」と生徒が言ったという話を聞いたことがあるが、そこまできているのか、と愕然としました。なぜか小生にはなんでも話してくれるのだが、返事に困ってしまうような絶句する内容ばかりです。名古屋では上町(うわまち)の名東区でも、今は似たような状況で、以下は小生の投稿です。

  
【盗難破損続く、通学生の嘆き】 2002年2月6日投稿:朝日新聞「声」欄
 自転車をまた壊された。直そうとしたが手に負えず、夜7時過ぎSOSしてきた高2の娘は風邪をひいて寝込んでしまった。買って1ヶ月なのに修理しても新車と同じくらいかかるという。高校に入って2台目の《前の新車を2ケ月で壊され》修理して乗っていたが暮れに盗まれ、新学期を控え仕方なく諦めて買ったばかりだった。

* 坂道の多い土地柄から変速機付きが必須で、リサイクルショップを廻ってみたが思わしくなく結局新車にしたが、破損では保険もきかないのだ。地下鉄(一社)駅の駐輪場に止めていてここ2年で6、7回壊されたと娘は怒っている。友達もみんな同じような目にあっているという。

* 自転車屋の店員さんも、ほんと多いですねと簡単な一言でオシマイ。相次ぐ放火や引ったくり防止も含め、警察や行政を当てせず、もうとにかく自衛するしか手はないのだろうか。失業者救済事業とか老人会・婦人会のボランティアで、まず重点地域を決めて、午前、午後、夕方と1日3回程度のパトロールなど監視行動を展開できないものだろうか。【付記:アメリカのなんとかエンジェルスのような民間自警団ができたらなあ・・】

  
2月5日 11:52 ≪Tさま みやながデス
 
 いつも一方的にメールを送りまくり、ご迷惑をおかけしています。言いたい放題の繰り言へのありがたいご感想、嬉しく拝読しました。つまらない、おじさんのブツブツばかりですが、とにかく胸にしまっておけなくて、つい吐き出してしまうんですね。

  さて、2月2日、3日の2日分を3日の夜に書いたので、2日の稿に明日が誕生日となってしまいましたが、実は小生も2月4日生まれなんです。登校拒否の件はおいて、お子さん、誕生日おめでとうございます。こんな時代ですから、感性の敏感な子供にとって学校生活は地獄です。生きて健康であればいつかは転機がきます。あせらない、あわてない。といっても当事者には、胸の詰まる、心労が重なる日々でしょうが

  まあ、構えず、地の《本音の自分をさらけだして》お子さんと接することです。目線を子供の背丈と同じにして、親の弱いところも情けないところも見せて、でもどんな状況になっても『自分はお前の味方だよ』という意思を示し、くりかえしこりずに同じニンゲンとして、話しかけることでしょうね。えらそうなことを言ってしまいましたが、こちらこそ、これからもヨ・ロ・シ・ク!ではでは、酔生夢死散人 頓首九拝 宮永

  
2月7日 12:16 鷲田さま、田中さま、皆様 みやながデス
 脱ダムジャパンへの加入の件について宮永は賛成です。脱ダムシンポの会場で主なメンバーと相談すればと思います。天野さんの「木製ダム見学」の件ですが、本人に現地は豊橋からさらに山奥に入ったところで、往復と滞在時間を含めて4時間ほど、豊橋から名古屋の会場まで1時間半弱、合計5時間半、これから逆算して朝8時半にはJR豊橋駅についていないとシンポに間に合わないと知らせる必要があります。
 名古屋からだと更に時間がかかり、はっきりいって人手もないので、とりあえず豊橋の友好団体の関係者に案内の依頼をしてみますが、案内するメンバーが見つからないかも知れませんので、その点もご了承下さいと伝えるべきです。天野さん1人のためにシンポを開催するのではないので、金も人もぎりぎりでやっている実情をハッキリ伝えればいいと思います。むりなことは無理、できないことは出来ないということです。

  
2月7日 12:27 近藤ゆり子様 みやながデス
 シンポのチラシありがとうございました。ほぼ発送したあとで、巨泉さんの議員辞職があり、その後、2月2日に井戸さんにお会いしたところ、大橋氏の参加は中止と決まったという情報をききました。シンポの詳細は前のチラシで周知済みですので、変更分をお知らせくだされば「海上の森くらぶ通信」3月号に掲載します。詳細が決まりましたら、みやなが宛にメールしてみて下さい。以上、ご連絡まで。こういうドタバタは胃が痛くなりますね。やれやれ。では。

  
2月8日 9:58 森島さま みやながデス   長久手での意見交換会の様子、
 中日でも読みました。国安さんとの応答を誰かテープにとっていた人はいませんか。外務省の更迭
問題と同じで「言った、言わない」の水掛け論でオシマイにされてしまうのは、明確な証拠がないから
です。もしあればアセス市民の会で公開質問状を提出すると同時に記者会見でテープを公開し、アセス見直しを迫ることができるんですが・・・【愛知万博から海上の森を守るネットワーク代表・宮永】

  
2月9日 11:09 あっこちゃん みやながデス
 メールにびっくりしました。あっこちゃんのお子さんがそんな状況の中学時代を過ごされていたとは
思いもつきませんでした。もうめちゃくちゃだったでしょうね。15年前というと、ちょうどわが塾が最盛期の頃で、小学1年生の夏休みの息子と4歳の娘を連れて、名東区へ転居して、仕事、仕事の毎日で
「商売」?の他に何も考えていなかった頃です。みんな、いろいろ他人には窺い知れない苦労があるんですね。今週の【週末ふらふら日記】にこんな反響がありましたと、匿名で〈そのまま〉転載したいと思いますが、構いませんでしょうか。ご連絡くださると幸いです。

* Subject:15年前>> 宮永さん こんにちは 昔の事思い出しましたよ。現在29歳の息子夫婦(共に)の中学時代。もっと凄かったと思う。何度少年院に送ろうかと思っていました。それも集団で学級崩壊以上でした。2年ほど前、緑区の中学で5000万円恐喝事件がありましたよね。あの時も息子夫婦と話したんですが(ニュースを見ながら)「自分達も同じだったよなー」と。その頃はもうすっかり落ち着いていましたし、今は小1と小3の親ですが。当時の面影さえ残っていません。

 >>今度どーしてそんな気持ちになるのか、参考までに聞いてみます。今までウカツニモ聞いた事が無かったし。ただ「あの頃おれ達に虐められた奴等にはかわいそうなことをしたな」というのを聞いたことが有ります。私も自分の子供のことを無責任と思われるかもしれませんが、放っておくしかないと考えていました。かまえばかまうほど、手から離れていくんです。今、2人共とても親孝行で、素直で、働き者で、いうことないのです。わからんもんですね。

  
2月9日 11:46 皆様 みやながデス 
  以下の日程で講演とシンポを実施します。興味、関心のある方の参加をお待ちします。
 ◎シンポ万博は地域に何をもたらすか
日時:2月16日(土) 【開場】午後1時 【開会】午後1時半
場所:長久手町「文化の家」(長久手町長くて野田農)
基調講演:江沢正雄氏(オリンピックいらない人たちネットワーク代表)
    【愛知万博と地域:2.16長久手集会】 参加費500円
主催:愛知万博中止の会ほか 〔連絡先:影山 健/情報発信責任者:宮永]

 地元への影響、県民生活への影響、環境への影響、赤字の際の責任、年間300万人にも上る青少年公園利用者への影響、県財政への影響、すべて目をつむり、口を閉じ、耳をふさいだままの闇雲(やみくも)国営事業!開催目的が全くはっきりせず、いまだ県民の関心も冷えきったまま。ムダが明らかな巨大公共事業をこのまま座視していいのだろうか。宮永 拝

  
2月10日 12:13 鷲田さん みやながデス
 往々にして〈いちお〜著名人〉になると、何をどう言っても許されると勘違いする人がいるんですが、日程が押しているので仕方がありません。人の立場とか事情を忖度する「繊細さ」が欠如している方のようで、まあシンポのメインゲストが不在になるということダケは避けたいので、代表が名古屋から車を出して、田中さんに案内をお願いするという方向で調整するしかないようですね。

* そもそも天野氏には「世界と日本の脱ダムの動きを話して頂く」だけで、設楽ダムに反対してくれということまで要求していないし、設楽ダムについては、現地を代表して野上さんが話されるのを聞き、資料を精読すれば事情はわかるわけで、たった一度の現地見学で、それさえ済めば、ダム反対を唱えてもヨシとするほうがオカシイというコトに気がつかない、そんなレベルの人なんですね。

* 諫早干拓にしろ、徳山ダムにしろ《現地を訪ねたことのない膨大な数の人たち》がしている開発や建設に反対する発言や行動は〈すべて無責任〉と、彼女は考えているのでしょう。いやはや。八田教授が以前講演に招いて酷い目にあったとおっしゃっていましたが、こういう人間的欠陥は修正不能ですから、今回は運が悪かったと、諦めて対処するしかないようです。当日の会場設営の方は責任を持ってやりますので、おしつけるようですが、現地案内の対応お願いします。 宮永まさよし 

  
2月10日 16:28 皆様 みやながデス
 テレビの政治絡みのドタバタニュースから、深夜のイロモノ番組まで、こんなの毎日見てたらな〜と思わず「へどもどする」あけすけさドギツさ。どんなに取り繕っても、子供は大人の本音の姿を感じ取っています。世の中はいいのか悪いのか、こんな状況のまま推移していくようです。先週の水曜、中1クラスで「こんなやり取り」がありました。

 授業開始早々いきなりAが「先生、夢精ってなに?」『おいおいこらこら、突然、なんだ?』
 すると、Bが横から「朝起きたときパンツがぬれてることあるだろ、あれだよ」
 Cが「お前、いつも自分でやってるだろ。」 D「やりすぎると良くないんだって」
 『こら〜、また持ってきてみんなで見たな、アダルト本。誰だ!こないだ、塾へ置いてったのは!
 つい先生も見て、興奮して1日3回も……

 「えーっ、うっそー」『ウソ、うそッったく!誰でも男の子にはみんなそういうトキがあるの』
 しばらく前、緑区の5000万恐喝事件が話題になり、突然、ある女性の口から「おなチュウ」という
言葉がでて〈思わずドキッとしたこと〉から《同じ中学》という意味で、てっきり《オナニー中毒》と思った
というコトまで『はぐらかさず!ハッキリ生徒たちに説明して、笑っておしまい』のいつものパターンで締めくくり! 以下<宮永さん  こんばんは 匿名でも本名でもどーぞ>了解を得た引用です:

 私のメールに驚いたんですか??選挙の時のTさん(後注*)て覚えていますか?私は彼女を生涯忘れることの出来ない尊敬する人になったのですが、あの時、彼女の息子が中3でした。確か中学卒業と選挙が重なっていたのですが、高校は行かず板金屋に住み込みで修行に行くことになっていました。(私の息子は当時もう結婚していました)


 なぜ?尊敬するのか。私も高校なんかいかすんじゃなかったと思ったんです。息子は中3の夏になって急に高校に行かせて欲しいと言い出したんです。それまでは、美術と体育以外オール1でした。絶対高校には行かないだろうと思っていました。それが急に行きたいと言い出すもんだから、名古屋大学に行って不良中学生の家庭教師募集という広告を出して、腕力の強そうな家庭教師を雇い、やっとの思いで高校と名のつく処に入れました。

* 高校は3年間無遅刻無欠席で通いましたが、月謝を払い、一番何でも覚える時に殆ど役に立たない授業ばかり・・・手に職をつけた方がよっぽどまし。宮永さんもおっしゃるとおり、セックスも酒もタバコもみんな経験済みの子供に月謝を払うという愚かしさに・・・。話が長くなってしまいました。ごめんね。
(当時Tさんから息子さんの様子や、双方の意向を聞いてアドバイスした結果が修行に)

  
2月11日皆様【きさらぎ第2週ふらふら日記(1)】 02.02.09記
 昨日、今日と相変わらず名城公園、北図書館、志賀公園とケッタ散歩。風こそまだ冷たいが、日差しはもう春間近かを思わせる陽気だった。昨日、志賀公園で脇から急に「あっ、みやなが先生!」と声をかけられドキッ。見ると塾生で「浄心ふれあいセンター・登校拒否児向け施設」の帰りという。彼女はいわゆる不登校児なのだが、塾にはほとんど休まず通ってくる。父親はトヨタ本社勤務のエリート。休憩時間にいろいろ話してくれる。ただ生徒の話を親や関係者に〈ちくる〉コトは絶対にしないと決めている。

* 同じクラスに最近は週2、3回は学校に行くという元・登校拒否の塾生がいる。思ったことをズバズバいう、九州なまりの強いハッキリした性格の子だ。父親が暴力団の元組長で、女の子なのについたアダナが「組長」という。親のシゴトは今はパチプロで「ま〜普通に暮らせる実入りがある」とのこと。彼女はその「裏技」をよく知っていて、詳しく教えてくれたが、モチロン、極秘

* 先日、授業の直前に休むと連絡してきたが「10年入っていた昔の子分」の出所祝いを今から家でやるから」と彼女自身がこともなげに、理由を伝えてきた。両親とも刺青アリという彼女の場合、酒、タバコは小学生からOKだったという。タバコは現場を見つければ、コラコラ、といちお〜注意するが、酒・タバコに対する宮永の見解は〈個人の嗜好〉の問題で、未成年は親が認めれば可。成人は本人が決めるコトで、他人に迷惑をかけなければ、お好きにドーゾだ。

 ただ、タバコは小学校以来「けむり」に非常に弱く、むせて呼吸が苦しくなり〈脇で吸われると、狂暴になってなぐりたくなる〉ので、ハッキリ嫌いである。で、「煙が立ち込めそうなトコロ」には絶対、近づかないで生きてきた。結果、この歳でパチンコも麻雀もしたことがない。モチロン、やりたくもない。

* トーゼン一部、無頼派の【男の勲章】みたいな博打関係競輪、競馬、競艇も一度もしたことがなく《面白みのない男》の典型だろうな、という自覚がある。ただ、TVや映画で取り上げられる壇一雄、阿佐田哲也、伊集院静のような【無頼派人生】はよそ目には面白く凄いと映るが、本人に図抜けた才能があってのコト。

* 《毎日、こともなく平々凡々と続く》そこらのオジさん・宮永の暮らしは、干潟の波打ち際のシオマネキみたいな「甲羅に合わせたちっちゃな穴」から世間を眺め、ぶつぶつ呟く《曳かれ者の小唄》。なあーんにも変わらず、所詮「お上の世の中」の矛盾に素手空拳で立ち向かい、くどく、しつこく、ぼやくだけの《まるで面白みのない?人生》がこれからも続きそうであーあ。そろそろここらで甲羅を破り、生活スタイルを一新したいが、さてどうするか?

 【きさらぎ第2週・ふらふら日記(2)】 02.02.10.記  名東区からケッタで16km
 連休の谷間とあって町は車、くるま、クルマ。今朝は定例の教室と2階の大掃除。窓を開け放し、合間に青空を見上げ、雲の行方を眺め、メジロの声に耳を傾けと、のんびり掃除機をブンブン。洗濯機をまわしている間に半ズボン1つで柔軟体操。今年2度目の腕立て、やっと170回。やれやれ。ケッタで走るだけではダメだ。最近のベスト250回以上に戻すには一日おきにで、今月一杯はか
かりそう。あれれ、もう1時半か。2時間かかったなー。さて今日1度目のメシにしよう。

 午後しばらくボンヤリして、コンピューターで文書作成あれこれ。1つは8日午後、影山さんから裁判の今後について相談の電話があった件。「弁護士による対抗措置と、更に情報開示請求をする。」で話がまとまり、12日の定例委員会で内容を皆にはかり、その決定を見こんだ「予定稿文書」。2つ目は16日【万博中止の会など主催】シンポのマスコミ向け〈取材依頼書〉

* 暖房は嫌いで授業中以外しないが、手がかじかみ鼻水がでてきたので、壁の乾湿計をみたら8
。こないだもプリンターが不調で、思いついてオヤジの形見の電気毛布で包んだら動き始めた。寒さも10を切ると器械もダメなようだ。寒さは平気だが、全身が冷え切ったから、もう今日はやめてコタツで一杯することにしよう。18時半稿了。ではでは、酔生夢死散人 拝。

  
2月12日 10:51 NGOの会様、皆様 みやながデス。
 天野氏は何かとんでもない勘違いをされているようですね。自然保護運動をしているグループはどこでも資金も人手も潤沢にあって、それを仕事にしている、商売で金儲けをしていると思われているようですね。困ったもんです。しかも今回は「世界のダム事情とそこから見た日本のダムの現状についてお話し下さい」ということで「設楽ダムに反対して下さい」とまでお願いしていません。テーマは脱ダムシンポ2002ですが。

* 当日、現地代表の話しを聞き、資料をごらんになってから、この問題にどう対処するか、それはご本人が判断されることです。設楽ダムを考える名古屋の会は常時動いているのは3人で、しかもハッキリ言って、市民活動の現場経験のかなりあるのは宮永ひとりで、あとの二人は、それこそ身銭を切って、タダで「環境を破壊する巨大な権力」に立ち向かい始めて2、3年目で、同じ仲間で同じ立場のはずの《それこそ半ば職業化」している市民運動家》に「手下か使用人扱いされて」はげんなりしてしまいます。

* 活動を始めたばかりで、不慣れな市民グループもあるという想像力も働かないようですね。講演を依頼される人は偉いひとで、どんな注文をしてもいい、聞くのが当然だと思われているようでやれやれデス。無償で活動している相手が「高校教師や元大学教授や元議員」で、年上で人生経験もそれなりに積んだ人達というケースもあり、天野氏の発言に困惑し〈こんな物言いでは嫌な思いをさせるだろうな〉と予想もされないようですね。自分が言われたらどう感じるかという人間すら大事に扱えないヒトに環境保護を言われるのは辛いですね。

* 環境や自然保護を言う前に、同じ志を持つ「にんげん」を大切にする。上から見下ろすような物言いで高飛車にでるのではなく、初対面のときほど「ひとに優しい」こころで、、仲間として扱わなければ噂通り「やはり鼻持ちならない人物」として、始めて直接接した人たちにかたっぱしから敬遠されてオシマイということが、今後も続くんでしょうね。

* 残念ですが、身近で注意や意見をいう「ひと」がいなかったようですね。年齢的に、もう今更何をいっても、無理そうな気もしますし。こんなワタクシのぶつぶつも、NGOの会から本人の耳に入れば腹を立てられてシンポ欠席と、大変なことになって混乱する気もしますし。

* 最期に、資料を今まで届けなかった点はこちらの完全なミスでした。が、ひとこと「資料がきていませんよ」「お忙しいところ、すみませんが現地を見たいので、どなたか案内していただけませんか」「豊橋駅のどこに何時に行けばいいのですか、日程はどんなですか」とこんな、当たり前の挨拶や物言いができない「ひと」が講師でも日程や会場が決まり、マスコミにも通知し、ビラもまいた状態ではシンポを中止できず、対応せざるを得ないのは、とほほのほデス。わたくしたちは天野さんのために活動しているのではアリマセン。宮永拝 (*筆者注:【NGOの会】は天野氏が代表を務める市民団体で
      《その事務所・公式アドレス》へも上記文をメールした)

2月14日()12〜12時半【情報開示請求】県自治センター:参加4名
 影山裁判の公判対策として、新たに「BIE文書の公開の是非を県が国に問い合わせた文書とその回答」を情報公開請求した。大山さん(*)が先に手続きを済まされていて1分で完了。6階の喫茶室で雑談して解散。(注*元名古屋市農政局長の仲間)

  2月17日(日) 皆様【きさらぎ第3週・ふらふら日記】
 
12日私立合格発表がゼンブ済み「ほっとひと息」と思ったら、18日からもう期末テスト。で、昨日から連チャンのサービス授業。まあ普段のんびりしている分、仕方がナイか。先週の木曜日も生徒に「宿題がこんなに出ない塾も珍しい」と言われてしまった。『えっ、出して欲しいのか?オマエ!』と聞くと、あわてて「いらない、イラナイ!」

* 12年前から土日、祝祭日は休み、宿題は当初からナシ。本人に意欲が湧けば自発的にやる。自分のことを思い出しても、効果がある宿題なんてマレだった。で、ずーっとナシ。ただしテスト直前1週間は「すずめの涙」「しらみの鼻毛のチリ」ほど宿題を出す。見事に!成績に比例してやってくる〈言い換えるとやってこない〉・・20分で済む量でも。生来の記憶力・能力の違いは歴然としてあり、如何にその気にさせるかダケが塾のおシゴト。やる気になればしめたもの。生徒の方からテスト対策のプリントが欲しいと言ってくる。ただ本当にいろいろな親がいて、そして子がいる。トーゼ ンながら。

* 16日正午から長久手町で万博シンポ(主催・万博中止の会:影山 健代表)に参加。終了まぎわに  抜け出して西区の教室へ直行。夕方5時、テスト直前の特別授業を始めて15分もたたないうちに、生徒Aの携帯が鳴った。教師が言う前に「こらあ、マナーにしろよ!」と注意してくれる生徒B
『急用かもしれんから出ていいよ。』とワタクシ。Aは教室の外へ。 『で、なんだった?』
「うん、母さんがいまから焼き肉を食べに行くから帰ってこいって」 『う〜ん!?』絶句するワタクシ。
「いま仕事から帰って来たお父さんが、行こうって・」『じゃあ、この時間が終わってからな』と、とりあえず。が15分くらいでまた携帯。「早く帰ってこいって」『そうか、もう帰っていいよ』で・・ハタと思い当たった。

* 普通なら、なんて非常識な!親だろうというのが大方の感想だろう。だが、小生は感心する。『いいな〜。楽しみは先送りしない。我慢しない。思い立ったら即、実行する。今、この瞬間をエンジョイする』人生、先のことはわからない。

* Aのご両親はブラジル国籍で、沖縄出身の日系2世。言葉がまだ幾分、カタコト。去年の8月に入塾したとき「非常に分かりやすい数字」が並ぶ成績の通知表だったA。夏休みに塾で仲間が増え、酷かったイジメも止み、成績も2学期はダブルスコアになった。これ以上といってもチョット・・。それに今日はタダの授業(小生がいう言葉ではないが・・)平均的日本人なら「1時間半」待って出かけるのだろうが、彼我の国民性の差は大きい。モノがあふれても、ちっとも幸せそうでないニッポン人。今より明日、明日より将来、で???

* 今朝、同じ中一クラス・T君の母親から電話。「父親といっしょに釣りに行くと言っていますので、今日の特別クラス休みます。」『いいですね〜。趣味が同じでも、いっしょに行けるのは今のうちですよ。精一杯、楽しんでくるよう伝えてください。明日のテストは帰ってから、塾が指示した分をやればOKです。この間も「お年玉」で上州屋で買ったと、目を輝かせて、いろいろ見せてくれましたよ。ハゲの先生の、あれがでるコレがでるという、セコイ授業なんかよりよっぽどいいです。私もいっしょに行きたいくらいです。』お父さんが県警機動隊という、普通の家庭。

* う〜む、コンナンじゃあ、はやらなくて当たり前の塾なんだろうな、志学ゼミは。やれやれ。生徒ひとりひとりの個性と、持って生まれた?能力に合わせ、ぎすぎすせず、ほんわり、愉快に明るく、授業を進めています。不平不満だらけの冴えない教師ですが・・。学ぼうという意思さえあれば誰でも可。志学ゼミ、ただいま生徒募集中!!デス。とほほ。


 ★2月19日(火)【海上の森でハチクマ営巣確認の件】 マスコミ各社様
 一、万博・海上会場周辺で、愛知ではオオタカより絶滅ランクが高いタカ類・ハチクマの営巣が
       推進側の調査で確認された。

 二、確認以来6ヶ月以上も事実の公表がされなかった。
 三、上記の件で、県と博覧会協会へ質問状を提出した。
  (要請期限内に回答はできないとの連絡が既にあった。)

 ◎1999年4月30日、宮永を含む3名が「日本野鳥の会愛知県支部」 「愛知万博から海上の森を守るネットワーク」の代表として、県庁で「海上の森でオオタカの営巣を確認」の記者会見に臨んだが、もし会場計画面積が当時のものであれば、今回のハチクマ営巣発見は同等か、それ以上に重大な発見であった。営巣地点は約15haの海上の森会場からは外れているようだが、間接的に得た情報では、かなり近接した地域(後注*)のようである。もし営巣・巣立ちの確認者が万博に異議を唱える自然保護派だったら、発見時点で「海上の森」会場は間違いなく中止となり、Yパークに一本化され、万博成功の確率が少なくとも今のゼロよりましな15%くらい?にはなっただろう。

* この件は生息地の保護の面から、核心となる資料の提供が見込めず、事実がうやむやにされる恐れが大いにあり、やむを得ず記者会見を実施し、事実を公表するに至ったものである* 環境に配慮し「愛・地球博」の愛称で実施されようとする国際博覧会だが、都合の悪い情報は隠し、口先だけの「環境に配慮」を唱え、なしくずしに開発し続けようという姿勢はまったく愛知万博の理念に反するものである。文責:グループ海上の森探鳥会(連絡先略)愛知万博から海上の森を守るネットワーク代表・宮永

  ◎【きさらぎ第4週・ふらふら日記】 02年2月26日記 
 
その@23日・土曜編:「シンポ7つ道具セット」メモに従い2度、3度とチェック、準備万端やっと完了。さあ、明日は開催当時という23日土曜日。テスト直前サービス授業・最初の中1が時間になっても一人も来ない。時間10分前にはほぼ全員そろって、どろじゅん(泥棒と巡査=鬼ごっこ)やボール遊びがいつものことなのだが、今日は休日とあって、20分も前にきてワイワイやっていた。一人が「ボールを落としたので懐中電灯を」というので、貸したのだが、ソレっきり。

* はっとひらめいて、すぐ脇の惣兵衛川(そうべえがわ;現・庄内用水)へ探しに出た。とほほ・・・。コンクリート三面張りの農業用水路で今は水がなく、掘割式の道路のようになっている。橋から300mほど先まで暗渠になっていて、近所の顔見知りのオジさんが「10人くらいもぐって行ったよ」と教えてくれた。『やれやれ、しょうがないなー』とすごすご退散。

* 結局、時間に20分以上遅れて、クモの巣だらけの顔や身体で、ほこりまみれの軍団が顔を輝かせて帰ってきた。怒るに怒れず、生徒たちが我先に口にする報告を聞いて『先生もいっしょに行きたかったなー』でチョン。授業中も興奮さめやらず「明日は30分前に集合」などと相談している始末。こらこら。

* 2時間目の休憩時間、中2の生徒が急に改まった表情で袖を引っ張る。『どうした?』と聞くと、「お父さんの会社が倒産して、来月からこれなくなる」と言う。『うーん、そうか』とそれっきり言葉が続かないワタクシ。「独立して商売を始めることにしたみたいで、お金がでないんだって」と本人。『先生は新聞配達で学費を稼いだんだけど』と言ってみたが反応ナシ、無理だよな−うん。

* 脇から親がパチプロの生徒が「大丈夫、なんとでも生きていけるよ」と励ましのひとこと。『勉強の仕方はもうわかったはずだから、あとは自分でキチンと計画を立てて・・・』と言いかけると「それが出来たら塾になんか来ないよ」と言われ、それもそうだなと納得する私。今月はこれで退塾通告二人目。やれやれ、不況の影響はひとごとではアリマセン。


 そのA24日・日曜編:開始時間より30分以上前から塾の玄関で声がしていて、静かになったなーと時計を見たら午前8時55分。『ははーやっぱりでかけたな。さて今日はどうかな?』と私。*約束の9時20分ピッタシ、息せき切って全員教室になだれこんできた。ヨシヨシ。ただし顔や手を洗い、席に着くまで、結局10分ほどかかり、苦笑いで済ますのみ。塾長がこんなでは、はやらなくてしかたがナイんでしょうね、わが塾は・・・。*  11時10分中1クラス終了。すぐケッタで愛知大学車道校へ出発。

* 11時50分到着。正面玄関に先着の愛大・市野教授と国労・佐伯さんが「やあやあ、ごくろうさま。」で、即、準備開始。録音機の手配忘れやビラの不足と、ぎょっと慌てたこともあったが、会場の設定や受付も順調に進み、定刻2時にわずか5分遅れで、無事開会にこぎつけた。
  
*有料参加63名。それに講師、マスコミを含め70名の出席で、予定時間を大幅に超えた6時近く終了。去年の9月、伊良湖フォーラムで開催を公言して以来のシンポを成功させることができた。シンポの詳しい内容報告は高垣さんか鷲田さんからあるはず。ではでは
醉生夢死散人 みやなが 頓首九拝

  2月投稿◎【愛知成功最終チャンス】 02年2月25日 中日新聞「発言」欄殿
* 19日、23日と万博会場「海上の森」でのタカ類ハチクマに関する記事を見た。ハチクマは国内ではオオタカより1ランク下の準絶滅危惧種だが、愛知県内のレッドデータでは逆に上の絶滅危惧種Uに指定されている。たとえるとツキノワグマが、絶滅したはずの四国で再発見という程の出来事だ。里山のオオタカと違い、奥山で繁殖するハチクマが海上の森会場から400mほどという林で営巣とは36年の探鳥歴でも聞いた記憶がない。

* 昨年7月18日ヒナ2羽の巣を発見、28日ハチクマと確認、ともに巣立ったという。絶滅危惧種のホトケドジョウ保護問題から会場計画が変更されたが、同時に公表されていれば海上の森会場は白紙になっただろう。しかし今からでも遅くはない。万博開催を真に願うなら環境省の「生物多様性国家戦略」見直し案にある「身近な自然を保全対象に」の大義名分のもと、海上の森からの撤退こそ、会場一本化により万博を成功に導く最期の「天からのクモの糸」ではなかろうか。

  ◎【万博会場変更タカの天の声】 02年2月26日 朝日新聞「声」欄殿 
* 愛知万博予定地「海上の森」で、タカの1種ハチクマの営巣が確認されていた。情報では会場から400mほどの林で昨年7月18日環境アセスの際、巣と雛2羽を発見。同28日専門家がハチクマと確認。のち幼鳥2羽が巣立った。巣の直下で食痕を調べた人によると餌がほぼ「アシナガバチ」の蜂の子で特異な例という。里山のオオタカと違い、森林性の奥山に棲む準絶滅危惧種のハチクマがこんな低山で子育てとは前例を聞かず、非常に驚いた。環境庁の国内ランクではオオタカよ1つ下だが、愛知では1つ上の絶滅危惧種Uに指定されている貴重種だ。

* 昨年末、絶滅危惧種ホトケドジョウの保護を巡りてんやわんやの騒動の末、海上の森会場が縮小されたが、森から撤退という致命的打撃を避けるため、経済産業省の2月4日委員会報告まで秘匿していたとしか思えない状況だ。東京で連続した爆弾事件の例もあり、今は丸裸の会場を囲む柵の設置から、警備、会場間のアクセスと膨大な費用が予想される「海上の森」での開催中止こそ唯一の万博成功への道筋であり、環境省の生物多様性条約の見直し案「身近な自然を保全」に従う大義名分で、面子をつぶさずに済む最善の方策ではなかろうか。

 ★2月27日(水)【長良川河口堰住民訴訟・控訴審判決】 マスコミ各社様 みやながです 
 開けろ長良川河口堰:だから言ったじゃないか!堰もダムもむだー諫早湾の二の舞はもう確実―

日時:2月28日(木)13時15分開廷  場所:名古屋高裁1001号法廷:中区三の丸
* 「判決言い渡しあとの集会で今後の対応を話し合います。
* たった1度の審議で、申請した3人の専門家の証言も聞かず、判決が出されることになりました。 裁判所が「論争の必要性」を認めませんでした。社会の流れに背を向けた、手抜き判決が出されないよう、今はただ奇跡の勝利を折るのみです。長良川河口堰 運用中止の英断を求め、われわれは」
最期まで闘います!! 「長良川河口堰住民訴訟・愛知」事務局代表:伊藤達也(金城学院大学現代文化学部)・文責&問合せ 原告:宮永正義


 ★2月28日(木)【長良川河口堰住民訴訟・高裁判決】原告主張認められず却下
         
     
     

 ★
第79回:「ヤバイ覚せい剤や大麻の話/原人の愚痴・雀の寝言/共闘へアジる?」
    【海上の森くらぶ通信】 2002年4月1日:112号&付録メール

02年3月2日(土)13時〜【長良川河口堰住民訴訟】抗議集会 
 
 名古屋市千種区の本山生協・生活文化会館で開かれた表記・訴訟原告団の集会に参加。
西区からケッタで往復。片道約40分で開始25分前に到着。会場を3階と思いこんでいて、しばらく、
1階から3階の間をうろうろ。あっと気がつき、4階ホールへ顔をだしたときには準備が完了していた。手伝う積もりが、ほんと空回りで、われながら、やれやれ、とほほ。


 《名古屋高裁で敗訴》の結果について、証人になるはずだった岐大の専門家と在間弁護士の話を聞き、最高裁上告を個人的に表明し、3時40分途中退席。「万博推進関係者を始め裁判官に至るまで、職務に誠実に対応しようという人物が行政、司法とも、ほとんどいない現実が、非常に哀しい」という愚痴に近い、宮永の発言に対する会場の共感を、ひしひしと感じたものの、この現実を打破する妙案が市民側にゼロなのがいかにも悔しかった。

3月3日()朝8時半頃〜【サンヒル上の山団地から海上の森万博会場全域】を下見
 午後1時から中3公立入試直前クラスで3時間授業を予定していたので、年内で廃車予定のアルトで一路森へ。一周2時間ほどの間、1人も会わず、まさに春の里山を、五感をフルに働かせ、ゆっくり心から味わいながら歩いた。あ〜あ万博さえなければ!いっても仕方ないが、本当に腹がたつばかり
 ◆
3月3日 17:44 皆様 みやながデス
 久しぶりに日曜日の朝から、海上の森を歩いてきました。早春の息吹のなか、鳥たちは相変わらずにぎやかでした。懲りないおじさんの、ふらふら日記3月第1週号を添付します。

 【さつき週末・ふらふら日記 3月2日・土曜編】 覚醒剤事件!出るのはため息のみ!!
 授業が始まったところへ、遅れて飛び込んできた生徒Aが、いきなり、
「先生!志賀中の先生が覚せい剤で逮捕されたって、今、テレビで言ってた。」
「えーっ!だれ?」 「体育の鈴村先生」 「うっそー、ほんとなのー」
「去年の3月替わってった先生」「私、体育教えてもらった」とたちまちザワザワ。
『明日(期末テスト)が最終日なんだから、詳しい話は今度、こんど、授業!授業!』

*で、2日の土曜日夕方、休憩時間に、改めて生徒たちに聞いてみた。
『こないだ、覚せい剤で捕まった女の先生って、どんな先生だったの?』
:「金髪で、ロンゲで、ピアスしている先生」
B:「プールサイドで、水泳の授業中、いつもメール送ってた」 
C:「不良だよ、あいつ。結構美人でかっこよかったけど
D:[水泳部の顧問で、コーチはよかったよ。私、水泳部だったから
E:「でもさ、あいつら(学校の先生)って、どうして自分たちはチャパツやピアスしてて
   服装も好き勝手で、おれたちはダメなんだよー。おかしいよなー」

B:「チャパツで、年中、ジャージーにサンダルの先生もいるよ」

宮永:『そうか、染められる髪の毛があるなんて、うらやましいなー』
E:「何いってんだよー、先生。そういう問題じゃないよー」
A:「もう、あいつ、人生を棒に振ったようなもんだろ。アホだなー」
C:「田代まさしが捕まって、みんなヤバイと知ってるのにバカだよなー」
宮永:『ふだん、シンナー中毒や、シャブ中らしき人を見かけたことがある人は手を上げて。』と聞いたら全員が手を上げた。あれあれ。小生もたまに見かけるし、網にかからないダケでかなりいるんです。うーむ。みんな「どうしてあんなことしたのかわかんないけど、自分たちはしない」と、ごく当たり前の感想だったので、やれやれ。

* 昼から4時少し前まで出席した【長良川河口堰・高裁判決を受けて】の集会でも皆さんに言ったのだが、過去のデータや現在の経済状況、今後の予測から、どう考えても「無駄で無理な計画」が一旦公式決定されると、何がなんでも推し進められてしまう。破滅が明らかでも、建設推進側から、誰も声を上げない。「ストップをかけられる地位にある」政治家や役人のトップが、ひとりとして事態をまっとうに受け止め、責任を持って中止、返上を決断しようとしない。

* ミニやミニミニ田中角栄ばかりぞろぞろいて【田中正造】がまったくいない。政治や社会を先導するお上がこれでは、しもじもが滅茶苦茶なのは当然だ。功なり名を遂げた「地位」や「天下り先」の確保しか眼中にない保身が最優先の政治家や役人しかいない日本の状況は、経済破綻で「一度すべてご破算にする」しかない最低最悪ここに極まれりの有様だ。ただもうゴマメの歯軋りのみ。ふ〜っ、酔生夢詩!散人 みやなが拝

 ◆
3月5日 0:19 天野さま  みやながデス
 〔週刊金曜日〕を囲む東三河の会設立の件については天野さんからファックスを頂くまで、まったく
知りませんでした。貴重な情報をわざわざありがとうございました。尾張の名古屋と東三河というと、
同じ愛知県内でも普段はまったく交流がなく、東京や大阪より遠い感じです。

* 同じ愛知県なのに万博にしろ、中部新国際空港にしろ、すべて名古屋と豊田市以西の尾張地区だけで騒いでいることで、豊橋や豊川からみれば、多分、よその県の行事や公共事業のようで他人事というのが、三河の人たちの正直な実感だろうと思います。名古屋の新聞やTVでは、余程の重大事件でも起きないかぎり、三河の情報はまったくといっていいほど、なんにも報道されません。

* こんな状況で《世界と交流する》万博を!なんて笑ってしまいます。県内の身近な市町村のことすらお互いなにも知らないままなんですから。先だっての天野さんとの控え室でのお喋りを、以下にまとめてみました。言いたい放題、書いていますが、そこはまあ笑ってお見逃し下さい。(注*前号「オジさんの独り言」)

 ◆
3月6日 12:33 高岡さまみやながデス  抗議声明書の共同提出に賛同します。
 《海上の森くらぶ、愛知万博から海上の森を守るネットワーク》 万博実施工事のタイムリミットが過ぎつつある状況で、事業推進の「お墨付きをあたえる」形だけの手続きを踏むための、恥ずかしいほどあからさまな、推進主導のシャンシャン(万博環境影響評価)会議でしたね。


* 森嶋昭夫座長は1995年から96年にかけて瀬戸市の市民会館や文化センターなどで、計6回実施された愛知県主催の2005年万博シンポジウムを(県の説明の後、賛成・反対各3人ほどが意見を言い放しでオシマイという、ガス抜きのための、議論の場がゼロの集会。小生は全てに参加。とくに後半3回は市民側代表の1人として事前協議にも加わっていました。ただ聞き置かれるだけでしたが)「推進」の立場の県の意向を受け、思いどおり取りしきった経緯があり、何をどう言っても柳に風、推進にしむける、いわゆる御用学者の親玉です。<学者としての評価は別として>

* アセス新法なんて張子の虎、相変わらずのアワセメントで、環境より「金食い事業」推進の「にんげん」後進国・日本は哀しいことに断末魔のままです。経済も社会も、政界も産業界も、何もかも、いっぺんつぶれないと、もはや再生は望めないのでしょうか?もう、どうしようもないほど無茶苦茶なのに!ひょっとすると、それを見越しての破れかぶれの決断なのでしょうか。んな、わけナイよねー。

 絶望感は深く、虚無感さえしのびよって、権力とはまるで無縁の「象に対する蟻」のような庶民にとって、でるのは「ため息」のみです。あ〜あ、やだやだ、やれやれ。とほほ。宮永まさよし

 3月7日 13:29 Kさん みやながデス  「大麻のはなし」
 実は瀬戸の海上の森の中の、林道から少し入った関係者以外はまず気がつかない場所で大麻を栽培している現場を、仲間が発見したことがあります。きっかけは「オオタカ密猟バスターズ」で森をパトロールしていた頃、夕方、不審な車を発見し、そっと後をつけたところ男の二人組みが懐中電灯をつけて森へ入っていったことでした。

* 翌日、現場を調べたら、雑木林を切り開いて大麻を栽培していました。急報を受けて、第一発見者と相談したのですが、規模からいって組織的な密売用とはみえなかったので、二人だけの秘密にして「見なかったことにする」ことにしました。共に《ヨーロッパ放浪経験者》で、日本での法律では非合法ですが、大麻はタバコと同じレベルという、認識があった末の決定でした。その後、近づきませんでしたから、まだやっているでしょうね。みやながはケムリ関係はとにかくダメなので、興味はゼロですが。 

----- Original Message ----- Subject:
大麻  宮永さん こんにちわ  覚せい剤の話
 XXXで暮らしていた時、家族で大麻を育てていたんですよ。息子の友達がインドから種をおしりの穴に隠して持ち込み、彼が勉強机の引き出しで、シャーレーで発芽させ、我が家に持ってきて、我が家の庭で育てたのです。丹精こめて育てたかいがあって大きくなり、娘と息子夫婦と私の4人で輪になって水パイプを吸うんです。覚せい剤と違って習慣性も無く、これといった害はないと思うけど、法律で禁じられている以上、隠れてしなくてはいけないでしょう。それもまた楽しからずやでしたけど。シャブや覚せい剤を取り締まりしたかったら、大麻を解禁すべきだと思う・・・・・けど・・・それも難しいか!?《思いもしないカミングアウトに!?う〜っむ・・・、今はもう「やってない」とのこと》

 3月8日 14:24 皆様 みやながデス
 青少年公園児童総合センターや公園内2か所のキャンプ場の閉鎖、移転、廃止問題に声をあげられた方々のメールを拝見し感想と共に、応援のエールを送り共闘を呼びかけたいと思います。

* 小生は1992年2月4日、瀬戸海上の森での万博開催に反対する市民グループ【海上の森くらぶ】を設立以来、万博反対のほとんどの運動に直接関り、国や県の対応をつぶさに観察し、あまりの誠意のなさ!行き当たりばったり、好き放題、ごり押し、闇雲の万博推進に切歯扼腕し、地団駄踏み、怒り心頭に発しながらも、くどく、しつこく、あきらめず、相変わらず、万博なにがなんでも反対と言い続けている人間です。

* 人間っていうのは直接、利害が自分の身に降りかからない限り、「お上」に異議を申したてるような行動はなかなかとれないものです。小生の場合は「ここで一生遊べるゾ」と思い定めた森を破壊する万博をなんとか止めさせたいというのが、今に至る行動のそもそもの発端でした。以後、署名、デモ、陳情、シンポ開催、ヒューマンチェ−ン、県民投票・市民投票請求、各種首長選挙、在日公館・大使館訪問、パリ博覧会総会抗議訪問とありとあらゆる活動を実施してきました。

* 今、万博は最後の関門の一つだった環境アセスが修正評価書で決着し工事を進めつつ、問題があればその時点で、なんらかの対応をするという(神戸の大学院生暴行殺人事件と同じで、手遅れになっても、陳謝してオシマイ!)で、やれいけドンドンで、工事をとにかく進める、という段階にきています。国も県も協会も、2005年3月24日までに工事を完成させることだけで手一杯で、細かい施設の万博後のことなど眼中になく問題外なのでしょう。はっきり言えば、万博が済んだ後のことなど、何も考えていないんです。

* 最近の大阪のUSJのニュースを聞かれましたか。一年足らずで「入場者数1千万人!達成」と大々的に報道されていました。徹底的に娯楽にこだわったプロが長期的な展望のもと、巨大資本を投下し建設した巨大レジャー施設で、膨大な数のリピーターの累積の上で、やっと達成されたのがこの数字なんです。
* 比べて愛知万博はどうでしょう?目玉の商品(展示物)がなにもナイ。会期も6か月で仮設建物の羅列。テーマも環境とか地球とか自然とか、胸ときめくものがまるでナイ。考えるだけで暗くなる「ゴミとか省エネルギーとかエコ発電とか、自然保護問題、環境破壊対策などの展示」に、せっかくの休日に交通渋滞のなか、わざわざお金を払ってまで「どこにでもあるそこらの裏山と同じような里山や雑木林の公園へ」悩みにくる人がほんとうに最低1500万人から1800万人もいるのでしょうか。(海上の森もかつては!日本中にあった典型的な里山でした)

* しかも環境をテーマの万博に、たった半年で最低1500万から1800万人が有料でくるはずという設定で収入を見こみ、会場整備費から施設建設費、運用管理費、人件費、警備保安費など諸費用すべてがこの万博・想定入場者数にもとづいて算定されています。更に膨大な公費が周辺のインフラ整備費に、投入されます。当座、地元に金さえ落ちれば、後は知ったことではないのでしょう。

* 星が丘から、終点に定住者がほとんどゼロの公園があるだけの青少年公園とをつなぐ「HSST路線建設」なども、ムダの最たるものです。乗車を期待する沿線の学生は減り、新規宅地も都心志向が進む一方。おまけに郊外の大学に進学する学生の「車」依存志向は止まりません。終点に万を越える人口を持つ桃花台路線さえ、累積9億近い赤字です。トヨタ王国の愛知、全県をくるま中毒社会にしたあげく、公共交通機関の利用を皮算用する図は、まさに「とらぬ狸の」そのもので笑止千万です。

* われわれは機会があるごとに、数え切れないほどの回数にわたり、万博が赤字になった場合、誰が責任をとり、どう対処するのか《開催責任者に公開の場》で質問をしつづけてきましたが、答えはいつもひとつ。「赤字にならないように努力する」これで済ませてテンとして恥じない連中です。職責にある現在の「お役人」としての仕事さえすればよく、過去の経緯や未来の展望は前任者や後任者の世界で、関係ないのです。

* 長くなりましたが、愛知万博の現況は《どしゃ降りのなかのキャンプファイヤー》の状況です。ぬれきった焚き木に、山ほどの札束をねじ込んで火だねを必死に起こし、ケムリがでだしたところで、国費、県費というホワイトガソリンをかけてもまだ火がつかない。どっちにしても自分の金ではないので使い放題!いちおー、くすぶりかけているので、とにかく燃やそうと必死の悪あがき。

* 児童総合センターやキャンプ場の再生や存続は本体の愛知県が健全財政で存在していての話しです。本体がこけたらなんにもなりません。人間で言えば手術が成功しても本人が死んだらオシマイと同じです。どう考えても、万博には成功・黒字という未来はありません。

* 自分たちの関連しているところさえ助かればいいというのではなく、根本的な問題の解決方法である「万博開催権の返上」という一点に集約して行動をしてみませんか。道は一つ、オール・オア・ナッシングです。まだ間に合います。県の対応は「考慮します。善処します」がせいぜいで、万博終了後は赤字と負債の処理で、口約束は実行されないと断言します。ではでは、【愛知万博から海上の森を守るネットワーク】代表 宮永まさよし 

  3月9日 18:53 皆様 【すずめの夜ぐさり・弥生早春編】
 今年の春は、めったにないことが立て続けに起きている。まずさきがけは自然現象。わけても小鳥たちの訪れ。西区の下町に住んでもうじき50年になるが、2月、裏庭に【里山の女神】ルリビタキが初めてやってきた。今も(17時27分)寒椿の枝から枝へ、フライイングキャッチをしている。もう2週間ほど、この付近で過ごしているようで朝夕遊びにやってくる。

* そして3月5日。深夜2時半まで起きていた、その明け方。ホーホケキョ、ホケキョ突然、ウグイスの声に起こされた。なんだなんだ?寝たばかりなのに!えーっ!うちの裏庭からだ。こんなことは初めてだ、記憶にナイ!都心の栄までケッタでゆっくり20分、名古屋駅30分の、都会のど真中、住宅密集地。一瞬、誰かがテープを流しているのか?と思ったほど

* 3月7日。また起こされた。今朝は時計をシッカシ確認。6時23分。きっちし3分間『もうそろそろいいよ。近所からうるさいと言われるよ』と心の中でつぶやいたら、ぴたっと止んで、あとはメジロのキュルキュル声。そして、かつて密猟から命がけ?で守ったこともある「つぐみ」。毎朝1羽、必ずやってきて、フジ棚の下で地面をつついていく。

 ただ自然現象で喜んでばかりはいられない。去年と比べ、毎月の減収が大きく、性根を据えて扶養家族のためにも、心を入れ替えて?本職のお仕事に力を注ぎ、ただで経理をみてもらっている税理士の本部さんに以前のように顧問料を払えるようにならなければと殊勝にナイ脳みそで、とりあえずは決意したのでした。それにはなんとか生徒を確保しなくちゃね。でも、コレがまずむむむ。ではでは ヨロシク!!
 3月10日()午前10時〜【2005年国際博会場・現地視察会】に同行
 主催:革新県政の会・新婦人の会賛同。小生は堀県議から要請を受け出席。名東区からケッタで、まず青少年公園の集合地点へ。長久手から東は、以前は広かった歩道が無残に削られ2車線化の工事が進行していた。1人歩くのがやっとの状態で、立派に整備されていた自転車専用の部分など残されるわけもなく、徒歩や自転車での万博見物をまったく考えていないのがよくわかった。公園手前の沿線が駐車場用地なのか、大規模な開発がすすめられていて、もう明らかな自然破壊、環境破壊がはじまっていた。

* 快晴で暖かく、76名も参加。幹事の加藤氏による詳細な解説と案内で、小生は青少年公園で3分ほど、おしゃべりしただけで、後はお役ご免。案内を頼まれた積もりで3日の日曜に、イチオー下見し準備していたので若干拍子抜け。もっとも散会後、南山口の式部亭で、主要メンバー10人で、「お疲れ様」のお茶をしたとき、ほとんど、独りで、しゃべりまくり本人はすっきりしたが、聞かされた皆さんは大迷惑?で、ゴメンごめん!

3月12日()早暁2時半【緊急要請書作成】完了。昼1時前《共産党県議団控室》訪問
 10日に青少年公園で影山氏に会った際、13日に県庁で「18日集会」の記者発表を決めたが、広報だけではつまらないなーと、食事をしながら考えペンディングしていたハチクマの緊急要請書を作り、記者会見することにした。

* で、タップリ呑んで手をつけたのが日付が変わった夜中の12時半。要請書を仕上げ、印刷する段階でプリンターがダウン。色々やってみたがまるでダメ。もう深夜2時半!昼の2時から仕事で、それまでに記者会見の手配が必要だしと、もうパニック状態。そこではっとひらめき、県議会共産党・柘植事務局長宛に文書を発信。風呂でほっとして就寝3時半。9時を待ちすると柘植氏は10時すぎに出勤という。12時にしたらまだで、頼み込み堀議員を呼び出してもらい、やっと一件落着。12:50控え室着。会議前で忙しい堀、林の両議員と余裕の雑談。あー助かった。

  
【県政記者クラブ殿】 記者会見実施のおしらせ  02年3月12日
 日 時:3月13日・午後2時・愛知県庁:県政記者クラブ
 目 的「ハチクマ営巣に関る」緊急要請書提出などについて
 もし、ハチクマ営巣発見の公表が確認当時、すみやかに行われていれば、海上の森会場計画にオオタカ同様の重大な影響をあたえただろう。巣立ちの確認者が万博に異議を唱える自然保護派だったら、発見時点で「海上の森」会場は間違いなく中止となり、Yパークに一本化され、万博成功の確率が、少なくとも今のゼロよりましな15%位?にはなっただろう。

* たら、れば、の話で、もはや手遅れであるが、この件は生息地の保護の面から、核心となる資料提供が見込めず、事実がうやむやにされるため、やむを得ず、今回の緊急要請書提出に至ったものである。「愛・地球博」の愛称で実施するという国際博覧会だが都合の悪い情報は隠し、口先だけの「環境に配慮」を唱え、なしくずしに開発し続けようという姿勢は、まったく理念に反するものである。尚、3月18日実施予定の博覧会協会との対話集会についても報告をします。「愛知万博から海上の森を守るネットワーク」代表文責:宮永正義

3月13日()13時40分〜県庁1階待合室集合/14時【記者クラブにて会見】
 緊急要請書を協会へFax9時56分に電話をしたらテープが廻るだけ。民間では考えられないお役所仕事。10時に再度し相手の受信を確認。13:50影山さんと事前に連絡済みの推進局へ。知事宛て要請書を提出。記者会見は藤田氏を含め3人。特別委員会が3つも開会中で取材は幹事社のみ。まあ、中日が14日シッカリと2段組みで報道してくれたので(金と時間と動員をかけまくった推進派の行事が紙面真上に3段組で踊っていた)
 
 ◎
神田真秋愛知県知事殿                      2002年3月13日
   豊田章一郎(財)2005年国際博覧会協会会長殿
   坂本春生(財)2005年日本国際博覧会協会事務総長殿
               海上の森くらぶ、 愛知万博から海上の森を守るネットワーク
                                   代表    宮永正義
   「ハチクマ営巣の情報公開と保護策、海上の森会場撤退」を求める緊急要請書
1.愛知万博計画策定の最高議決機関である愛知万博推進最高会議を緊急開催し、2  005年万博の「海上の森からの撤退」の決定を下されるよう、ここに強く要請する。理由について以下に申し述べる。   
* 昨年7月末、海上の森会場周辺で準絶滅危惧種タカ類ハチクマの営巣が確認されたようだが、ここ数年「海上の森」の公有地化と森への人出の減少、更に急激な周辺地域の開発の影響から、瀬戸南西地域で繁殖した個体を含め、海上の森及びその周辺にタカ類が集まりつつある。繁殖に適した環境は限られており、万博会場予定地のいずれでも、会場区域内でタカ類が再び営巣する可能性が否定できないどころか、かなり大とさえいえる。

* 2年にもわたり、「徹底的に巣を落とす」という妨害行動が実施されたにもかかわらず、オオタカが万博予定地内で営巣していたのが「万博反対派」に確認されたという前例もある。他に、分散2会場という「非効率、非経済」の極みを解消できるという最大の利点もある。愛・地球博を名乗るならば、海上の森からの万博撤退を直ちに議決すべきである。

2.ハチクマの営巣地点が会場区域内でなかったというだけで、重要性を無視し発見から7か月近くもの間、情報を秘匿したその理由と経過を公表せよ。
* 全国的にはむろん2005年国際博覧会計画(愛知万博)に関心を寄せる人々は、ごく少数の推進派と一部の反対派のみで、大部分が無関心派の現状は承知のとおりである。万博推進にあたり最も肝要な事の1つが、計画の透明性と決定過程の情報公開だ。さらには公開結果に納得した「幅広い国民」の開催への積極的参加の確保だろう。

* あなたがたは21世紀型の新しい万博を目指すというが、万博計画策定にあたり、都合の悪い情報を握り潰し「一件落着後に報告する」今回のような旧来の手法をとる限り、万博の成功はまったく「夢のまた夢」、赤字で失敗は火をみるより明らかといえよう。 謙虚に現実を認め、公開による議論とその結果が世論の審査にさらされるべきで、世論の共感が得られない決定、計画は砂上の楼閣に過ぎないと断言できる。
*その良い例が「鈴木宗男氏」に関わる国会中継の視聴率の高さに現れている。21世紀は情報公開と市民参加の世紀だ。政府決定に基づき進める計画であっても幅広い国民の支持を得られる「撤退を含む最善の措置」をとる、以上2点を緊急要請する。《事務局:〒451−XX電話&F (052)XX宮永》

 
3月15日 0:35 皆様【弥生春寒・ふらふら日記】みやながデス
 3月6日・7日編(死=生あるものすべて約束された未来!)
 例のごとく遅刻で、授業が始まってからやってきた生徒Aが、席につくなり
「先生!光音寺の交番のまん前で交通事故があって、死体を見ちゃった!」
『えーっ。六所社の横をまっすぐ水草団地に抜けるところの角の光音寺の交番か?』
「ウン、そうだよ。中におまわりさんがいて、すぐに飛び出してきた」   
    
『今、来る途中で見たのか?』と、おもわず、たたみかけるワタクシ。
「ううん、昨日。部活の帰り。先生、今朝の中日、見なかった。でてたよ」
『うーん、昼に北図書館へ行ったけど、貸し出し中で、今日は読めなかった』

A:「横から急にふらふらっと、おばあさんがでてきて、ドーンとぶっ飛んだんだ。」
B
:「雨ふりの薄暗い夕方で、信号もなくて、もう最悪の条件だよなー」
  『えーっ!Bも一緒にいて、見たのか?』
B
:「うん、ぜんぜん動かなかった。即死だったみたいだよ」
A
:「でも、あんなんじゃ、バンの運転手、かわいそうだよなー。絶対とまれないよ」
B
:「
横から、おばあさんが急に飛び出してきたんだもん。ダメだよなー」

 『おいおい、おばあさんはかわいそうじゃないのか。死んじゃったんだろ』
B「だって、どうみたっておばあさんが悪いんだもん。しょうがないよ」 
『うーん、車には注意義務ってのがあって、相手の不注意が原因でも、過失責任は割合が大きくて、 運が悪かったで済まないんだ。気をつけなくちゃねー』
しかし、二人とも《1人の人間の死》に立ち会ったというのにアッケラカン。テレビやゲームでさんざん、いわゆる死体(虚構の)をみているせいか、よく見る《犬やネコの》とたいして変らぬ印象だったようで、あーあ。  ▼そして、翌7日昼前。珍しく、自宅から電話。

「お隣のご主人が今朝亡くなって、今晩がお通夜だって」と山の神の声。
『えーっ!事故か?』 「違う、暮れに肺がんがみつかって、もうそのときは手遅れだったって」
『まだ、若いはずだろ。確か?』 「53だって」
『うーーん。はや過ぎるな〜。たしか去年、ご主人が夜、車をバックさせて僕の軽にぶつけたとき、
いっぺん会ったなー。 しきりに謝ってみえて気の毒で、よく顔をみなかったから、
どんな人だったか覚えてないケド
』 「町内の掃除で一度か二度は会ってるはずよ」
『でも自己紹介ナシだし、話したこともないから覚えてないよ』 

 8年前に隣へ引っ越してみえて以来、顔が合えば挨拶をするくらい。同じ学年の子供がいたのに、
クラスや「男と女」と違うと、もう付き合いがナイ。家族構成以外何も知らない。家族に聞いても同じ。
相手も多分そうだろう。どこでも近所付き合いは「こんなもの似たようなモノ」と山の神は言う。
自分は自分、人は人。不干渉、無関心。大都会の暮らしはこれで問題なく過ぎていく。いいのか
悪いのか。人は生き、そして毎日どっかで、誰かが死んでいく。色即是空。ではでは 酔生夢死散人 合掌 そして黙祷 宮永 拝 次回は「オジさんの本音?グチとアジ」の巻


 【海上の森くらぶ通信】 2002年4月1日:112号続編&付録メール
  ◆02年3月15日 8:21 皆様 みやながデス
 愛・地球博(愛知・窮迫?)のために愛知県青少年公園が3月一杯で、閉鎖されることが確定しました。当然、これに付随して児童総合センター、プール、スケート場、キャンプ場、各種合宿用宿泊棟などすべてが4月から閉鎖され、ここを拠点としていたグループや個人の活動拠点は消滅します。活動そのものが不可能になるケースもかなりになると思われます。

* ひょっとして、なんらかの代替策が講じられていないかと、13日に自治センター2階の〔愛知県公文書公開センター〕を訪ねて平成14年3月議会での「上程議案集」を閲覧してきました。厚さ10センチ近くある綴りをいろいろひっくり返してみましたが、数十本にものぼる提出議案のなかに、青少年公園の閉鎖を求める(児童総合センターの廃止を含む)条例一部改正案が第19号議案としてあっただけで、ほかに代替措置の提案は見当たりませんでした。

* 同じ時間帯に「万博の海上の森からの撤退」を求める文書を県と協会に提出し《記者会見を実施していた》ため、残念ながら1時からの県議会【健康福祉委員会】を傍聴できませんでしたが、万博閉会後の06年までの閉鎖が賛成多数で可決されてしまいました。3月25日の本会議では、通例通り、他の議案と同時に一括提案され「異議ナシ」の声とともに、しゃんしゃんで可決が確実ですから、センター存続を求める皆さんの声にもかかわらず、復活の見こみは皆無の状況となりました。行政的にはもう打つ手はありません。

* 「愛知県児童総合センターを愛する親と市民の会」の結成は残念ながら、あまりにも切羽つまってからで、行動の開始が手遅れでした。ただ度重なる「住民投票条例制定請求活動」で、汗と涙の結晶をアッサリ否決され続けたわれわれには、その悔しさは充分理解できます。

* しかし自分達と関りの深い児童センターだけ残ればいいというのではなく、地域の子供達はもちろん、さまざまな動機や理由、目的で青少年公園を利用してきた年間300万にも上る、あらゆる利用者をいっさい無視する破壊と開発のためだけの、赤字確実の時代遅れ万博をやめさせるしか、このあと皆さんに残された対抗の手段はありません。

* でなければ「長いものには巻かれろ」であきらめるダケでしょう。残念ながらほとんどの皆さんはブツブツいうもののそれでオシマイですが。でも万博閉幕後の財政状況は想像するだけで、ぞっとする悲惨さです。公園機能の再開、再生は無理、それどころではなくなると断言できます。皆さんの子どもたちが一番センターを必要とする、これから10年以上の【楽しく明るく充実したはずの】未来は永遠に奪われたままになります。

* 今からでも決して遅くはありません。万博開催権返上の声を上げてみませんか。もうダメは
死ぬときだけデス。できることを最期まで諦めずやるっきゃアリマセン。みなさんの想いが本物なら!!
 【愛知万博から海上の森を守るネットワーク】代表 宮永まさよし

  
3月15日 9:08 堀 由美さま  みやながデス
 いつものくだらないブツブツへの感想ありがとうございました。実は、堀さんの奥さんとは気がつかなくて、今メールを頂いて『え〜っ、そうだったのか』という次第です。鈍いんです勘が!車でご一緒したお2人のうち背の高いほうの方ですよね?素敵な女性が何人もみえているな〜と思っていたんですが。ほんと人を見る目がなくてやれやれ、とほほデス。いくつになっても性格は変らず、まったく物怖じしない、あけっぴろげでとにかく《にんげんがだいすき》な『のーてんきオジさん』で困ったモンです。

* 人生一回きり、どうせなら、暗く、深刻に悩んで生きるより、明るく、前向き?にものごとを楽観的に捕らえ、ダメでもともと、済んだコトはくよくよせず忘れてオシマイ!をモットーにしています。まあ、これがなかなか口でいうほど簡単ではないのですが。とにかく自分がかかわる人たちとは【一期一会の出会い】と定め、初対面でも何でも、思いを全てストレートに伝えることにしています。相手は迷惑でしょうが。まあ、運が悪かったと諦めてもらって

* 黙っていては何も伝わりません。心の交流もできません。(小生には縁の薄い!男女関係の発端は別モノのようですが)一方的に「やたら喋る男だ」とか「オトコのオバさん」とか、「精神年齢12歳」とかいろいろ言われていますが、気にしません。だって【今】は一回きりだし、誰も代わりに生きてくれませんからね。ただ、目に余るときは何でも言ってください。我ながら感心するほど、他人からの忠告には素直なんです<そんなこと自分から言うかーと、またいわれそうですが>なお、みやながのメールは内緒話以外すべて転送可です。ではでは、今後とも意見・感想、ヨ・ロ・シ・ク酔生夢死散人 宮永まさよし 拝
 
3月15日 15:26 皆様 みやながデス  
 溜っていたぶつぶつの連発でご迷惑をおかけします。ご不要の方お手数ですが小生宛ご連絡下さい。
   【弥生九日:週末・ふらふら日記】<悲観・楽観、ものは考えようデスね!>
 2月頃から「名進研、佐鳴、野田塾、秀英、河合塾、公文」などTVを使う大手から、チエ−ン塾、中小塾と、いやになるほどチラシが新聞に折り込まれてきていた。どうしてこんなに塾があるんだ!ったくコノ〜! 吹けばぶっ飛ぶ《ノミの鼻毛に止まったチリ》の我が《志学ゼミ》もお尻に火がつき、安閑と鼻毛を抜いて待っている場合じゃなくなった。

* で、まずチラシを制作。友人の事務所に紙だけ持ち込み印刷2千500枚。インキ代は例の如く好意に甘えっぱなしのカンパで、感謝感謝。バブルの頃は業者頼みで10万単位の費用をかけていたが、今はもう夢。去年、鷲田さんの兵庫県知事選で、4人ががりで神戸の高層団地を手わけして、法定ビラを5千枚ほど半日、各戸配布したのを思いだした。汗がひどかったダケでいい運動になった。ど〜ってこたあないな〜。

* で、土曜日の朝、1時間近くかけて〈二つ折りにしたチラシ〉のうち500枚を手に10時半、まず地元の又穂団地を攻略することにした。出がけに一瞬、マスクか帽子と思ったが、まあいい、と素顔で出発。思いのほか戸数が多く、足りずにいったん戻ったのが12時20分。二つ折りを追加し、又穂団地の後、中丸団地へ。結局ともに約6百枚、合計1200軒!に個別配布を完了したのが14時半。メシのうまかったこと!!

* 出会った住人は又穂団地3人、中丸団地2人、55歳の小生がみても年寄りばかり。あとは共に修理の業者が各2人づつ。土曜日なのに人の気配がしない。折り込み一枚2円50銭で1,200枚、3000円分。時給換算750円の労働。やれやれ。心地よい疲労感と、大都会の「密集しているのに孤立した個々の暮らし」がひしひしと感じられる《都会砂漠・コンクリートジャングル》の集合住宅だった。

* そして今日15日金曜。あれから音沙汰ひとつもナシ。見事にゼロ。でも気にしていません。季節はもう春。いいことも必ずある、きっとある!明日は水草団地、中切荘、福徳荘とその周辺1300枚を配る予定デス。ただ、ぼんやりとあてもなくケッタを走らせているより、よっぽど地域の様子や団地を含む普段着の暮らしがかいまみえて面白い。負け惜しみでなくそう思う。人生いろいろ、生活さまざま。みんな生きているんですね。では、酔生夢詩!散人 宮永まさよし 頓首九拝

  
3月16日 18:17 県政記者クラブ並びに皆様 みやながデス
 以下の要領で、2005年国際博覧会協会と話し会いをします。
 日時:3月18日(月)午前10時〜12時
 場所:名古屋ダイヤビルディング2号館・7階会議室(中村区名駅3
151 TEL52‐XX
 万博中止の会と博覧会協会との初めての話し会いが実現します。計画がほとんど固まり、何がなんでも実施の段階での対話?ですが、たとえ「反対派へのガス抜き」で「言わせっぱなし、聞きっぱなし」の意図が透けてみえる状況でも、黙っていては好き放題にされます。先行きがまったく見えないまま、財政破綻と自然破壊に向かい、最高責任者不在のまま闇雲に工事が始まっています。

* 今朝の朝日論壇で、青少年公園の県児童センター設計者がかなりの覚悟をされたうえで、ハッキリと発言されていますが、まさに市民から情報を隠匿し、行政と業界のみが計画を策定し、一般庶民を蚊帳の外に、当座の経済効果のみを意図した結果、お先真っ暗、でたらめ、夢も希望もナイ!万博計画となったのです。

* ただ、もう「市民の見識が問題」などといっている場合ではなく、小さな声が集まり大きな力になるよう、最大の責任者であり納税者である1人ひとりの市民が「もう、こんな万博なんかイラナイ」と行動を起こすべき時にきているのではないでしょうか。【愛知万博から海上の森を守るネットワーク】代表 文責・宮永正義

3月17日()朝9時半〜:愛環山口駅前【海上の森を守る会】観察会に参加
 14日に成田君(野鳥の会)が来宅。西区の教室の近所だが小生も家を知らない朱雀さん*宅へ行くというので同行。朱雀さんと「常連というユニークな喫茶店」で雑談。で、氏が案内人の1人という今日の会へ参加することに。(*県立東山工業高校の名物教師)

* 名東区からケッタで飛ばして愛環・山口駅前まで約40分。いつもながら青少年公園直前の約1kmの坂道がチョーきつかった。最後は息切れで倒れそうな苦しさ、暑さ。汗まみれで登りきってしばらく休憩。ここから八草インターまでは側道を閉鎖し工事中でケッタ用通路がなく危険!で、陶磁資料館の方から山口駅へ。

* 朱雀・成田さんら「海上の森を守る会(*)自然観察会」は春休み直前の日曜とあって大盛況
。コースは野鳥の会県支部定例ルートと同じ《屋戸橋・四ツ沢・海上集落・大正池》の往復だった。
森が県有地化し、手入れがされず、里山の雰囲気は失われる一方で、おまけに春が早く奥山に移動したのか、驚くほど野鳥の数が激減していた。

* 観察会の仕上げは屋戸橋たもとの田んぼで「野草の天ぷら」。ごちそうサマ。帰りは長久手のホワイトキャッツを左折、猪高緑地の裏側の雑木林が伐採されて開発が進んでいて愕然とした。淑徳大学を経て極楽の友人・跡部宅へ。子息の金沢大学医学部合格の朗報を聞きコーヒーで乾杯!帰宅4時。

3月18日()10時【博覧会協会と意見交換?会】名駅前第2ダイアモンドビル7階
 花曇りの名東区を8時40分ケッタで出発。一社で広小路線、池下で錦通り、東新町北で桜通りと右折、名古屋のど真ん中のメインストリートを例の如く、じろじろウオッチングしつつ9時50分、見込み通りどんぴしゃで駅前に到着。

* 今日は【愛知万博中止の会】として初の官との対話集会。当方約20名。事前に送付した質問書への「協会の回答」を元に対話?したが、まともな会話が成り立つわけがなく、予定オーバーの12時15分終了。万博実施が仕事のお役人に、止めさせたい市民団体が追求する構図で、ただただ言い逃れに終始するお役人さまにホトホト愛想が尽きた。あーくたびれた。

  
3月19日 22:19 皆様 みやながデス
 3月19日朝日夕刊・4版8面に以下の記事が掲載されていた。
 「国土交通省が愛知県設楽町に建設を計画している設楽ダムの水没予定地の用地調査を巡り、
後藤米治町長が19日本会議で「受け入れはやむを得ない」「水没地域の大部分が老齢化し、
東三河の水問題を流域全体から考えると、協力せざるを得ない」と述べた。

* しかし、老齢化した人たちが生まれ育った古里を追い出され、新しい土地に移住し、はたして幸せな生活ができるものだろうか。多くは都会かその周辺に新居をかまえるのだろうが、きゅうり1本、トマト1個から買うような全てにカネが先立つ、近所付き合いが無(む)に等しい暮らしが彼等の心に平安をもたらすだろうか。約120戸とみられる人たちの人生が、激流にながされようとする小船にみえてしかたがないのは、お節介な『宮永』だけなのだろうか。

* ムダで無理な計画の裏でほくそえむ「役人や業界関係者」の鉄面皮の蔭で、泣き寝入りをせざるを得ない庶民の苦しみや悲しみを、一体いつになったら、誰が救ってくれるのだろうか。この日本では、政治や行政に期待するのはもう絶望的ですらある。【設楽ダムを考える名古屋の会】 宮永

  
3月21日皆様【雀の夜ぐさり(すずめの寝言)花冷え編】みやながデス
 明日の公立合格発表を前に今月2度目の終日お休み!で、花ぐもりの雲行きが、どうも昼からぽつぽつ来そうな気配なので、その前にと、じっとしていられない好奇心のカタマリのオジさんは名東区から、都心を抜けて、西区まで「都会の春」を探索してみました。

* まず〔星が丘から東山動物園〕:お昼に近い11時過ぎとあって車、車、車。人間より多い?ほど。景気の底冷えが、手近な行楽地へと「庶民の懐具合」を反映し、大混雑。1台におじいちゃん、おばあちゃんまでの、大人数の家族が目立つ。そろそろ園内の展示に哺乳類「にんげん」のコーナーが必要でしょうね。「ゲームに夢中」の子供や「茶パツにピアス、携帯でメール」の女高生。「ビール片手に競馬や野球」のお父さんなど。まあ、人生こんなものと

* 〔覚王山・日泰寺門前〕:片側3車線にする工事の途中で、もう、ぐちゃぐちゃ。春の彼岸のお中日に「弘法さま」の縁日が重なり、これまた人、人、人の波。よくもまあ、というお年寄りの、しかもほとんどが女性の熟年パワー大軍団!!とにかく、みんな、なんだかしらないが荷物をどっさり抱え、手ぶらがイナイ。年金、恩給と小金に不自由しない、苦労した分、一番恵まれている世代だ。

* 〔今池、新栄の広小路線からテレビ塔脇〕:静岡・豊橋・浜松市外ナンバー高級車がゾロゾロ、当然若者が多い。ズンズン地響きたててステレオを鳴らすのや、フィルムで中が見えない車。ベンツ、BMW、コルベット、ポルシェ、ジャガー、あれあれロールスロイスまで。うーん、世の中あるところにはあるんだな〜、ま、トーゼンのことだけど。おいおい、なんだなんだ!制服姿の高校生が歩道橋の蔭で接吻チューだ!こらこら、コラ〜。ミニスカートの後ろをめくって膝にのせてるお兄ちゃんまで、うーん、オジさんには刺激の強すぎる発情ゾーンだ、ここは……う〜っむ。

* 〔桜通り大津の交差点北側〕:東西にそれぞれ2本づつ、樹高こそ低くて小さいが「しだれざくら」が見事に咲きそろっていた。大都会の真ん中で、毎年しみじみと、春らんまんを感じる、素敵なエリアだ。
* 〔市役所・県庁から名城公園〕:道路はどこもかしこも無料駐車場。とにかく車が溢れている。もくれん、コブシ、桜がときをかえずいっせいに咲いている。本当に今年は気ぜわしい春だ。いったい、ど〜なってんだ!
* 〔名古屋城の北側、外堀沿い〕:小生おススメの花見スポット。「みこころ教会」の桜が3分咲き。ひょっとして終わったあとかな?愚息をまる3年間ケッタで送った幼稚園。失業中と同情された
この分では週末には満開で、ピンクの雲をバックに入園式は無理かな。いったい温暖化はどこまでいくんでしょうか。その悪影響は!?まあ、そこらのおっさんがぐちっても、どうにもなりません。さて、いまから銭湯の一番風呂にはいって、それからゆっくり宴会です。太平安楽、世は事もナシ。ではでは、
酔生夢詩!散人 宮永 頓首九拝    【以下は3月分:投稿2本】


  ◎【絶対評価決定塾からの意見】 朝日新聞「声」欄殿 02年3月19日投稿
 17日朝刊で「絶対評価」に関する記事を読み、名古屋の下町で27年間小中学生を教えてきた塾教師の経験から意見を述べたい。まず愛知県の場合、私立トップ数校を除き「中堅私立から公立」まで全校が「調査書」の9教科内申点合計で明確に格付けされている。

* 特に推薦入試の場合露骨で、各高校が逆に、全県の中学をランク分けし、数字を中学に通告している有様だ。一般入試もほぼ同様で、内申点で生徒の受験校を中学が限定している。こんな状況で絶対評価が導入されたら結果は明白だ。従来はテストという客観的な物差しが一応はあった。それがなくなれば成績判定に教師の主観が大幅に反映されることになる。

* 問題は「教師の質」であり、教師の顔色をうかがう生徒が更に増え、自己主張の強い個性的な生徒が切り捨てられる恐れが強いことだ。絶対評価が生徒指導で体罰に代わる「葵の印籠」となるのは確実で、移行後も裏帳簿として「相対評価」内申書も確実に残るだろう。悪平等でなく、学力を始め知力、体力あらゆる面で人は違って当たり前であり、資本主義の貨幣経済社会では査定と評価による人間のランク分けは必然で「そこで生きるしかない」と本音を教えることこそ教育ではなかろうか。


  【政治家は誰も信じられない】中日新聞「発言」欄殿 02年3月23日投稿
 野党による政治刷新の急先鋒と目されていた社民党の辻元清美議員による《政策秘書の歳費ピンはね疑惑》が確定的となった。友人の古い教え子である彼女とは直接の面識はないがピースボート開始の頃から、その活動に大いに関心を持ってきた。個人の立場まで含め、公明正大、何ひとつ後ろめたいことはないという人物はまずいないだろう。しかし政治家になった途端、《過去に不見識で不道徳な言動は一切なく》事が起きるとすべて秘書や支持者が勝手にしたことで「本人は関係ない」ことになるようだ。俗諺に「ウソも方便」とあるが、公人の場合は言語同断だ

* 閉そくした世の中を少しは変えてくれるかと、辻元議員に一縷の望みを託した「まだ政治を諦めていなかった」市民すら、政治不信の絶望の淵に突き落とし、政治なんてしょせんあてにできないと国民を実感させた彼女の責任は議員辞職などでは回復不能な程重く哀しい。 宮永正義 

  
3月24日 9:33 皆様 みやながデス
 3月25日(月)午前10時から定例県議会が開会されます。県議会傍聴の手続きは簡単です。誰でも傍聴できます。重要案件が全て根回し済みで、なんら真剣な議論もなく、如何に機械的にシャンシャンで可決されるか実感して下さい。107人もの議員がいますが、欠席したり居眠りしたり、品性のないやじを飛ばしたり、まったく3分の1の人数でも充分なくらいムダなことが、ほとほと納得できると思います

* しかし選挙でこんな議員たちを選んだのは県民ですから、結局は県民の民度のレベルを突きつけられるだけですが。来年の知事選には庶民の声を代弁してくれる有力な候補者を《無党派の県民が一致協力して支援し》当選させたいものですね。ただ、その候補者がなかなか、見つからないというチョー難問が。やれやれ。〔詳しくは愛知県議会事務局へ問合せ下さい。
(052)961−2111代表〕

  
3月25日 13:44 皆様 みやながデス
  25日10時開会:定例県議会最終日の本会議を傍聴してきました。第1号議案・14年度一般会計予算案の審議を開始から途中まで聞いて、もう、うんざりして採決を見ず退散しました。まず、共産党の林のぶとし議員の反対意見、ついで自由民主党、民主クラブの2氏の賛成意見まで聞きオシマイに。無論、共産党の意見はいちいち納得の行く明快な意見陳述でしたが、いかんせん107名中たったの3名。多勢に無勢、歯噛みするのみ。

* なんと自由民主党を代表して意見をのべた議員が、開始そうそういきなり「愛知万博、中部新国際空港など、ふよう(不用?)主要案件」と発言し、与党席を中心にひとしきりざわざわとし苦笑いが広がった。本人は気がつかずそのまま原稿を読み進めていったが、議事録にはいったいどう掲載されるんだろうか。案外、本音がでてつい言ってしまったのか(なんてことはナイか!)恐らく言い間違いで、事前提出の原稿通りに修正されるんだろうな。

* 自民党の意見表明の直後に、よっぽど不用主要案件に異議なしと叫んで!退席しようと思ったが、大4、高3の子供の顔が浮かんで、思いとどまった。(手遅れという声もあるが、もうコレ以上子供の進路に犠牲をかけてはと)。しかし、議場での一瞬の声のないざわめきの広がりは「推進派の議員」を、はからずもズバリとついた指摘に、思わずうなずかせてしまったと見たのは反対派の深読みではないように感じた。やれやれ、みんなお荷物なんだよね。

* 賛成意見は異句同音、財政の厳しさと2大公共事業の難しさを指摘したがそこまでで「無理でむだ!とわかっちゃいるけど、やめられない」という、「植木等」のスーダラ節が、どこかから聞こえてくる幻聴さえ小生にはあって、もはやこれまでと、最後の採決を前に、ため息とともに退席したのでした。

* ケッタで通りかかった名城公園も「みこころ教会」の庭も、三分咲きから五分の桜の下で、のどかな花見の宴が賑やかにくりひろげられていて《あーもうやめやめ、深刻に考えるのは》と肩の力を抜いたのでした。あ〜あのんびりしなくちゃネ。酔生夢詩!散人 とほほ!宮永拝

3月27日()午後1時【名古屋市議費用弁償問題】抗議書提出:名古屋市役所  
 101万の俸給に、月額55万の調査研究費、更に議会、委員会に出席するたび1人1万5千の費用弁償は「給与の三重取り」と市長、市議会議長、各会派の議員に抗議書を提出した。最後に寄った共産党だけ議員と面談できた。まあ、意見が完全に一致したわけではないが。参加:水田名大名誉教授、河宮教授、医療ソーシヤルワーカー成田さん、そして小生の4名(面白い組み合わせデスね。市民活動の顔振れは
   

 第80回「京都じろじろウオッチング/青少年公園全施設廃止/卯月ふらふら日記」
     【海上の森くらぶ通信】113号 4月分活動報告&メール付き
  
02年5月1日 10:11 皆様
 みやながデス
 わが志学ゼミには「特別なタレント」をもった生徒たちが来ています。不登校児、完黙児、全県レベルのバレー選手、野球選手。先月末からは「車イスの生徒」が通塾を始めました。《金子みすず》ではありませんが人それぞれ、違って当たり前。それぞれに存在価値があり、それぞれがとりあえず!生きている。彼女はそれを改めて実感させてくれる貴重な存在になりそうです。4月分の活動報告「海上の森くらぶ通信」をお読み下されば幸いです。

02年4月6日(土)13時〜約90分:3月末の「京都ふらふら日記」を作成

 京都への一人旅を思いだしながらのんびり過ごす。京都駅前の観光案内所でもらった『無料地図』を妹の家に忘れてきてしまい、北図書館で「京都観光ガイド」を借りてきて、それを見ながら作文するというむむむ状態。あの地図はほんとうに役に立った。行き先と方角を見るだけでどこでも行けたから。ただメモをまったくしなくて反省しきり。

 【弥生・京都ふらふら日記】3月29日〜31日じろじろウオッチング
 業界では非常識?のようだが開業以来、春季講習をしたことがない。おカネが欲しいのはやまやまだが、せめて年度代わりはノンビリしたいし、させたい。で、もともと土・日は休みだから今日から3連休。さ〜でかけるぞ〜。しかしゆっくりしていたら、もう昼。あわてて朝昼兼用の食事を済ませ、着替え、雨具と双眼鏡をナップザックに詰め、ケッタで出発12時半。

* 地下鉄とJRを乗り継いで目指すは京都。ホームにでた途端「大垣行快速」が入線し「すべて鈍行の予定」をアッサリとりやめ『まっ、いいか!』と乗りこんだ、いきあたりバッタリ旅。でも、大垣―京都間は鈍行で、だんだん柔らかくなる話し言葉にほんとうに久しぶりのひとり旅をじっくりと味わう。

* 大垣から先の東海道線は30年ぶり。新幹線と違い景色も乗客も入れ替わり立ち代り
のんびり観察できて、好奇心のカタマリのオジさんは驚いたり感心したり興味津々。いやー実にいろんな人が乗ってくる当然だが。父の実家がある柏原。お盆のたびに泥酔したオヤジを連れて帰るのが役目だった中学までの思い出から以来、一切足を向けなかった《古里》の駅。垂井、醒が井、関が原、近江長岡近江八幡、彦根全部親戚がいる。1つ1つの駅名に叔父、叔母、従兄弟の20数年前の若い顔が浮かぶ。が、勘当同様のオヤジのせいで本家の後継ぎの結婚式以来、付き合いがないまま。人生色々。

* さて京都着15時20分。3時間弱。交通費は地下鉄230円、
JR2520円ポッキリ。駅から鴨川沿いに四条河原町へ、車がすれ違うのがやっとの裏通りを進む。いかにも創業の古さが偲(しの)ばれる店構えが点在する町屋の中に今風の建物が混じり、古都の暮らしの匂いがしっかり感じられる街並だ。前後に観光客らしき人物はゼロ。京都独特の「人ひとりがやっと歩ける深い路地」もあちこちに残っていた。
* 河原町からは四条通りを松尾神社にむけ、四条大宮から京都外大前と、日本中どこでも同じ商店街が切れ目なくつながる道をズンズン進む。ふと覗いた店の時計がもう夜6時45分。歩くだけではゼンゼン疲れない。晩ご飯を用意している妹の顔がうかび、慌てて近くのバス停からバスに乗り、終点・松尾橋へ。〔渡月橋まで徒歩7分の「嵐山前ノ川町」庭の満開の桜がライトアップされた今夜の無料宿泊所〕についたのは7時15分。『どーも、どーも、こんばんは、遅くなってごめん』お世話になります。

* さて翌日:のんびり朝寝。妹からいきなり朝風呂、朝酒と薦められると断れない。いやはや。このまま夜まで呑み続けかねないので、とりあえず10時過ぎ嵐山へてくてく。春の観光シーズンど真ん中、桜は満開・土曜とあって歩くのも難儀な人出。で、来合せた「東映映画村、松竹京都撮影所、二条城」経由バスで河原町へ。

* 五条で鴨川を渡り、脇道を山の手へ。清水寺をゆっくり拝観し、山裾伝いに路地をみつけては入りこみ、寺社・公園をかたっぱしから覗いて?京都大学まで。鴨川を渡って折り返し、新京極まであっちへウロウロ、こっちをジロジロ、8時間半!寺社はどこもかしこも桜と人で満開。でも脇道はひっそりと風情ある佇まい。溢れかえる花見客に混じり《丸山公園》で独り〈焼き鳥にカップ酒、にしんそば〉で遅いお昼の気楽さ。

* 受け付け上の垂れ壁にハッキリ「回向料:3万円以上、特別回向料:7万円以上、
XXX料:弐百万以上、特別XXX料:弐百五拾万以上」とお品書き?が明記されている智恩院のわかり易さ。うーんなるほど【地獄の沙汰も金次第】。観光都市の「坊主丸儲け」の寺社が太平安楽「我が世の春」を謳う有様や、なぜか!小生が接待を受けたその夜の「豪華絢爛」一生一度の宴の顛末はまたいつの日か詳しく苦あれば楽あり。なにごとも春の夜のまぼろしの如し。感謝そして合掌!ではでは 酔生夢詩!散人拝

 
4月7日 16:40 皆様みやながデス 3月31日をもって青少年公園は廃止されました。 何がなんでも万博推進のスケジュール通りとはいえ残念なことです。今日は人のことはよく分かっても、いざコトの当事者となると自分(達)の置かれた状況が冷静に判断できなくなるという話です。(無論、自戒を込めてで、ひとごとではアリマセン。ね、辻元清美さん!)

* それにしても、残念で不思議でならないのは2月8日に「愛知県児童総合センターを愛する親と市民の会」が県に嘆願書を提出するまで、なぜ動きがなかったのかという点です。青少年公園が会場に決定した時点で、廃止は予想されたわけで今後どうなるかは、管理者の県か現場の職員に問い合わせればわかることで、もっと早い時点で対応できたのに
と思ってしまうんです。(もっとも、早ければ止められたかというと、それは????ですが

* 2月早々に県議会での「平成14年度予算案と提出議案と日程」がすべて決まり、青少年公園廃止条例案については「3月13日委員会、25日の本会議で採決」と確定した後では手の施しようがなかったでしょう。今さら済んだことを言ってもしかたがないと思いますが、多分ギリギリになって、当事者として追いこまれて気がついたんでしょうね。まあ、いかに当局が県民に情報を開示していないかの証拠でもあるんですが。

* そこで本題に入ります。【愛知万博中止の会】からの「いっしょに活動しませんか」の呼びかけに対し【愛知県児童総合センターを愛する親と市民の会】の主要メンバーが「万博も、内容はまったく評価していないが、いまさら中止は現実的ではない。軌道修正させるべきという立場だ」とおっしゃっているようですが、その発言を知って、やれやれ、ほんとに当事者となると自分が置かれた状況が見えなくなるんだなと、つくづく思い知らされました。


* それは【愛知県児童総合センターを愛する親と市民の会】の今後の方針が 1)土日だけでも現在の児童総合センターを開館する。2)近隣の施設で活動を継続する。という2点に絞って活動していきたいと表明されている点で、客観的にみて、1)については青少年公園は廃止されたので公園再開の新条令案を提出し、特別委員会の賛同を得て、議会で賛成多数の議決を得ない限り不可能で、個人の持ち物を土日に借りるのとはまったく違い、役所に裁量の余地が皆無のことを「要求することになり」非現実的そのもの、という点。

* 2)については、施設はどこも使用規則や目的が決められているうえ《年間50万人もの利用者がある施設》をたとえ、分散して移したとしても、既存施設を使用していた個人、団体など「今までの利用者を追い出す」結果が予想されるし、ましてや予算措置を伴う変更については「廃止案と同時に」提案されなければ、愛知の経済情勢から不可能な点。

* 『いまさら中止は現実的でない』という他団体への発言が、皮肉なことにそのまま自分たちに「降りかかってくるんです」ね
残念なことに。ここで、イチャモンをつけるのかと怒らないで最後まで聞いて下さい。実は1994年頃に県庁の記者クラブで、地元の自然保護団体の代表数人で、初めて万博反対の公式会見をしたときを思い出したんです。

* 記者クラブの主のような「坊主頭」の地元(じもと)地方紙の古参記者にはっきり「反対なんかしても無理だ」と(上記発言のように)会見後に、面と向かって、ボソッと言われました。相当に傷つき、腹がたちました。以来ずっと「万博に反対してもムダだよ」といわれ続けてきました。でも、くじけず、万博反対を言い続けて、現在にまでなったんです。

* 【親と市民の会】の中心メンバーがおっしゃる「現実的でない」という意味がいったん《国策で決まったこと》に今更反対してもムリだということなのか、ただ単に「決まった以上しょうがない」という意味なのかよく分かりません。いずれにしても諦めたら終わりだし、信じる道を進まれればいいと思う。

* ただ『自分達の関係する施設さえ残れば、ほかの施設は関係ないし、万博は賛成でも反対でもない。また行政に対し反対とか抗議も表明しない』という発想よりも、同じ非現実的!!レベルであれば、問題を根本から解決する《万博中止を求める》ほうがはるかに現実的な対応であると、みやながは思考するんです。問題の元を断たなければ、解決の見こみはないと。万博中止の可能性は「世の中何が起こるかわからナイ」だけが望みですが


* 言いたい放題のことを書き連ねましたが、口だけで何もしない人が普通の「自分さえよければ、人のことなど知ったことか」というのが世の中の現実です。情けないことですが自分もそのひとりとなるコトが往々にしてあります
。総合センターの再開と移転を求める運動の今後を期待し終わりにします。【愛知万博から海上の森を守るネットワーク】代表 宮永まさよし

  
4月8日 9:49 Hさま、鷲田さま みやながデス
 いっせい行動(*「健康と環境を守れ!愛知の住民いっせい行動」)については、今回はパスしましょう。一度、設楽ダム名古屋の役員会を開いて今後の方針を話し合うということが必要でしょうね。鷲田さんと同意見ということです。それから「総合センターを愛する親と市民の会」へのブツブツは攻撃などというものでなく、皮肉を込めてのアドバイスです。「非現実的だ」などと、一刀両断に切り捨てられて黙っていられなかっただけで、まあ『言葉には注意しましょう』デス。では、酔生夢詩!散人 みやながまさよし 頓首九拝

4月11日【マスコミ各社殿】 講演と質疑応答の会のお知らせ
 日時:4月13日午後1時半開会〈受付1時〜終了4時半〉<参加費700円>
 場所:則武コミュニティーセンター(名古屋市中村区則武2丁目8番17号)
 集会:《万博アセスを学ぶ会!!万博アセス:どう言う視点でどうみるか?》

 ◎集会スケジュール 13時30分 主催者挨拶
 13時40分 島津康男先生(名古屋大学名誉教授)『評価書案を解剖する』
 14時20分 原科幸彦教授(東京工業大学教授、経産省環境影響評価委員)
 『万博アセスはここが問題だ!』
 15時10分 質疑応答 <司会> 宇佐見大司愛知学院大学教授
 地元より(海上の森関係、長久手住民、児童総合センターについて)
 その他(意見広告の会、4月20日発足・環境影響評価学会について)
 【呼び掛け人】宇佐見大司、大松沢光敏、影山 健、加藤 昌、加藤徳太郎、高岡立明、阪野智夫、宮永正義、森島達男、山室美恵子、(ほか匿名希望) 

* 万博の環境影響評価が4月12日までが修正評価書案の閲覧期間、26日まで住民意見を募集中と最終の段階にきています。21世紀最初の国策行事で環境影響評価のモデルとなるはずのアセスメントが「実際はどうなのか?」専門家お2人の話を聞き議論します。環境をテーマに国際交流を謳った万博で、実施の基本条件である適切かつ公明正大な環境影響評価の実施は、最も重要で手抜きが許されない事項です。万博アセスの現状について正確な認識を共有したいと考えています。
 集会問合せ【愛知万博から海上の森を守るネットワーク】代表 文責:宮永正義


  4月12日愛知県児童総合センターを愛する親と市民の会O宮永です
 早速丁寧な応答ありがとうございました。長い間、万博について異議を申したて続けてきましたが 「ここまできてはもう万博中止は非合理的だ」と簡単に一刀両断されると「おいおい、それはナイでしょ」とつい感情的になり黙っていられなくてぶつぶつを送った次第で、皆さんの活動を阻害する気は全くありません。*  〉〉でも、万博反対のメッセージの中に、これまで「児童総合センターの価値の評価とその廃止に反対する」というものを読んだこともありません〉〉という、問いかけに、お答えしたいと思います。
 
 少し長くなりますが愛知万博反対運動の発端に遡ってお話します。1990年頃から、地元の北岡さん、早川さんを中心に主婦数人で瀬戸市海上の森の【ものみ山に100回登る会】が活動を始めました。その後、曽我部さんが加わり【ものみ山自然観察会】となり、1992年1月から毎月、野鳥の会が海上の森探鳥会を開始しました。植物好きの主婦グループと、男性中心のーがたびたび、森のなかで遭遇するうちに、顔を覚え、言葉を交わし、名を知り、そして共に海上の森での万博開催に強い危機感を抱き、その結果まず「野鳥の会有志」が万博反対を明確な旗印とした市民グループ【海上の森くらぶ】を結成したのが1993年2月のことでした。

* 以来、ともに地元の自然保護団体として「象に対する蟻の闘い」といわれつつ、あらゆる手段で森での万博反対運動を実施してきました。もとより万博に対する姿勢には大きく分けて2つありました。1つは森さえ守れれば万博開催はさほど問題としない。1つは森は勿論守りたいし、万博そのものも不用という立場です。

* 2000年10月中央自然保護3団体による《海上の森中心部から撤退し、海上の森・南西地区に会場を限定し、森での万博開催を認める》という条件付き妥協案に賛同した一部自然保護派が「万博問題検討会議」に参加し、青少年公園がいつのまにかメイン会場なったのが現状です。で、検討会議に参加した段階で「森さえ守れれば」のグループは万博推進派となり、積極的ではないかもしれませんが、さまざまな形でよりよい万博をめざす県や博覧会協会と、協力関係にあるようです。

* 一方、万博がムダの塊『時代錯誤の最悪・最低の巨大公共事業』とする「愛知万博中止の会」 「海上の森を守る会」 「海上の森くらぶ」などは万博そのものの開催に反対なのですから、海上の森も青少年公園も会場として使用することに反対で、今も、その決定を認めてはいません。「森も公園も現状で保護、保全、活用せよ」と言っているんですから、認めていない会場内の特定の施設を残せと言及するはずがないんです。
* 〉〉誤解のないよう、お願いしたいのですが、当会は別に万博中止の会について批判をしたり、その活動の否定をするようなことは一切ありません。そのように受け取られたのでしたら、おわびします。そうではないということをご理解下さい。むやみな批判は対話の機会を奪ってしまいますし、それは得策でないと承知しています。

* おっしゃる通りです。こちらこそ、言いたい放題で、ご迷惑おかけしたことをお詫びします。あの中坊公平さんの「豊島の産業廃棄物問題」解決の際の名言「どんなに勝ち目のない戦いでも、最後は道理の通った方が必ず勝つ!」をこころの拠り所として、お互いに意見を発信し続けようではありませんか。宮永まさよし 拝 

4月13日()午後1時半〜『アセスを学ぶ会』則武コミュニティセンター
 気がついたらもうお昼過ぎ。あわててケッタで出たのが12時25分。駅裏で、通行人に聞いたが???うーん、こっちかなと横断歩道を渡りかけたら井戸さんの姿!ほっ。落ち着いて見まわすと次々に目印がみつかり1時05分、無事到着。行楽シーズンど真ん中の日曜にしては大盛会。集会後、打ち上げの場所が近場になく、参加を諦め1時間20分で名東区へ。詳細は以下に。みんなと一杯やりたかった!残念無念。

 
4月14日19:37 皆様みやながデス
  【卯月半ば・ふらふら日記
4月13日〜14日編】:名古屋じろじろウオッチング!!
 公教育の世界がやっと我が「志学塾」のレベルに達し、春休み開けの今日から通年で、公立小中学校で土・日の休みが始まった。ほとんどの塾ではこれを好機といち早く《土曜朝から授業を始めた》が時流の最先端?を行く我が塾は!?当然のこと暦通りキッチシお休み。で、たっぷり朝寝。開け放った縁側でパンとコーヒーのブランチ。狭いながら我が家の庭はもうスッカリ初夏。というか、春爛漫のまま夏が同居している。

* 紅白の椿とスノーボールが咲きほこる脇で、八重のヤマブキと棚のフジの花房が満開だ!新緑のジンチョウゲの陰では純白のウノハナと、高貴な紫のオダマキがひっそり夏を告げている。聞こえるのは「アゲハチョウを運んできたそよ風」がたてるサワサワという葉ずれの音と、ブーンというコガネムシの羽音のみ。いやいや
どこかで、カワラヒワの声も

* さて、正午過ぎ、ケッタで名古屋駅裏・則武コミュティーセンターへ出発。「アセス市民の会」など主催「万博アセスを学ぶ会」へとギコギコ、約35分。環境アセスでは「日本を代表する専門家」お二人の話が聞けるとあって、和歌山や大阪からの参加もあり、定員50人の会場が一杯になる大盛況。

* ただ「万博アセス」は残念ながら!アセス新法前の旧体系に基づく事案。新法に準じ21世紀にふさわしい取り組みを目指すと、聞こえのよい掛け声があるのみ。アセスの基本理念を重視し、キチンと順を踏み、個々の関門をクリアーして粛々と進めるべしという、当然の《審議会委員2名》の意見を「時間がない」という事業主の意向を受けた委員長が「書生論」と断定し、意見を封じ、一部意見と無視し、事業主最優先の、見切り発車でオシマイという現状は政治の世界同様、むなしさが残るのみ。

* 「事業実施の如何を検証する」アセスが、対象事業の工事開始予定に間に合わないかも?というだけの理由で、本来の趣旨を捻じ曲げ手抜きに目をつぶり、形だけの審議会を短期間に矢継ぎ早にすませ、なにがなんでも秋には工事開始に漕ぎつけようという姿勢はチョー大げさにいうと、死に物狂いで生きる場所を守り抜こうとするパレスチナの人々を、圧倒的な武力で踏み潰し、なぶり殺しにしているイスラエルと本質的には同じだ?!?!自爆テロという手段が皆無の日本に住んでいるのがホント悔しい!!(ちょっと、アブナイ発言になっちゃいましたので、ここらでトーンを下げます)

* さて、万博幹部は読みもせず《どっかにしまいこまれてオシマイ》という意見書提出が唯一の対抗手段では、あーあ。思いっきりケッタをぶっ飛ばして気分転換をするしか!と《でそうで、でないオナラを抱えた》気分で一路、広小路をまっすぐ名東区へ。町は春の盛り夕まぐれ。とにかく賑やか。カップル、仕事仲間連れ、学生さまご一行。熟年団体。ヤンママに小ギャル、ぞろぞろわいわい。関係なく生きているんですね、みんな。もう考えるのはヤメ、や〜めた

。* 明けて日曜、昨日も話題にでた、知事を代えるしかない来年の知事選。その市民グループ第1回会合。このところずっとこのメンバーで知事選を闘ってきた。約束の12時。20分待ってもだれも来ない。地下鉄出口
@Cの単純な思い違いだった。仕事も市民運動も家庭には一切持ちこまない。で、名東区には着替えしか置いてない。待ち合わせ場所を正確に聞かなかったのと、ケッタで何も持って出なかった完全なミス。自分がいなくっても、どーってことナイのだが、無断欠席、ゴメンね!みんな。とほほ。 酔生夢詩!散人 拝

 
4月16日 0:22 松浦さま みやながデス
   相変わらずのブツブツにていねいなご感想とアドバイス、ありがとうございました。何か感じたり、言いたいことがあったりするとすぐ口にだして、誰かに聞いてもらいたくなる、こらえ性のない性格で我ながらほんとうに困ったコトです。毎日毎日、礼儀も生活習慣もめちゃくちゃな小・中学生を相手に《動物園で調教をしているような暮らし》をしていると、言葉でいって通じる《まともな大人の相手が、広い日本のどこかに、きっと誰かいるだろうと(当の本人が、変わり者なのを棚にあげて)やみくもに思いの丈を発信している、オジさんの独り言です。

* ただ興味、関心を惹かれるのが、日常の些細なことばかりで
Xネットには【記者会見をするような行動だけ】を送ることにしました。毎日の暮らしで感じたこと、思ったこと、気がついたこと、嬉しいコトや哀しいこと、腹がたつこと文句をいいたいこと、これからもあれこれぶつぶつと送信することと思いますが、どうかお目こぼしを!では、酔生夢詩!散人 宮永まさよし 拝

 
4月17日()午前8時半【共同声明書】マスコミ用文書を作成&メール発信
 16日夜11時過ぎ、瀬戸市議の徳太郎さんから
。19日に経済産業省、環境省、中央3団体など宛に共同声明書を提出、博覧会協会と県にも申し入れすることが決まったという。起きてすぐマスコミ文書を作成。10時を待ち幹事社の中日に連絡。記者会見の設定完了。所要約2時間。新聞・テレビ全社にも通知した。
 4月17日【県政記者クラブ殿】『記者会見実施のおしらせ』 みやながデス
 日時:4月19日()午後3時半・愛知県庁:県政記者クラブ
 目的:「万博アセス」に関する『緊急共同声明書』提出の報告
 19日行動予定:《賛同団体・個人の皆さんの以下への参加を要請します》
 *午後2時〜《名駅前ダイアビル2号館4階》博覧会事務局前集合
 *午後3時20分・愛知県庁1階ロビー集合/その後、記者会見
 *午後4時過ぎ・愛知県知事あて『申し入れ書』提出

  2005年国際博覧会に関する経済産業省・環境アセスメント審議会が02年3月4日に開催され、7名中2名の委員が表明した「アセス本来の趣旨を甚だしく阻害する」という意見を、事業主側の「時間がない」との主張を配慮した一方的な議事進行により排除し、形式のみの「修正評価書」で対処するという本来のアセスを回避する決定をしました。4月12日修正評価書案の閲覧期間が終わり、26日で住民意見を聞く意見書提出が締め切られます。9月、遅くとも10月とされている万博工事開始のタイムテーブルから逆算し、当然実施すべき中身を無視した評価手続きのみが、しゃにむに推し進められつつあります。

* 世界に恥を晒す「環境アワセメント」を、21世紀にふさわしい本来の姿に戻すよう、経済産業省・
環境省・自然保護中央3団体に共同声明書を提出し、合わせて、博覧会協会と県に申し入れをします。「グループ海上の森探鳥会」/「愛知万博から海上の森を守るネットワーク」文責:宮永正義

  
4月18日 11:49 松浦さま みやながデス
 こちらこそアドバイスに重ねてお礼を申し上げます。「公私まぜこぜ」で、ほとんどあけっぴろげの状態で《意見、偏見、感想、思いこみ》を発信していますので、ちょっとこれは?と目に余るときがありましたら、どうか手加減せず、びしびし感想をお寄せ下さい。聞く耳は十二分に持っているつもりです。納得できれば、即、改めることにしています。【愛知万博から海上の森を守るネットワーク】代表 宮永まさよし

4月19日(金)午後3時半【万博アセスは欠陥アセスだ】緊急声明・記者クラブ
 
 午後3時20分に県庁1階ロビーに6名集合。珍しく瀬戸市議:徳太郎氏が参加。1時半から名駅前の博覧会協会へ「緊急共同声明」を先発隊3名で提出。小生は人数確保要員!として記者会見のみ参加。堀県議もオブザーバーとして参加。記者わずか4人。まあ、こんなものか。翌日は中日朝刊のみ報道。《万博反対派による要請行動》という扱いのベタ記事。

  
4月22日 11:10 又旅和助さま みやながデス
 《たわごと日記1》拝読しました。本質をついた建前でない本音からの発信をこれからも楽しみにお待ちします。政治にしろ世相にしろ無茶苦茶な現状にしたのは「すべて任せっぱなしにしてきた」国民自身なのでしょう。ぶつぶつぼやいても、天に向かって吐いた唾がそのまま自分たちに降りかかる「にっぽん」国の悲惨な現状は、そんな政治屋を選んだ「当然のむくい」だと《政治のレベルは民度を反映する》という認識を、はっきりと自覚する必要がありますね。みんな、誰のせいでもなく、自分達のせいだと

* 我々ひとりひとりが変身しない限り現状は決して変らないでしょう。《又旅さん》に触発されて、ひとりでも多くのみなさんが変革を求める声をあげられるようになることを期待しています。では みやなが
 

4月25日 13:22 皆様【卯月週末・ふらふら日記】みやながデス
   ≪4月19日〜21日:世の中、出世しなくちゃ?編!
」≫
 自転車を移動手段にしてほぼ半年が過ぎた。今のところ快調そのものだ。19日(金)夜から3日間で、西区〜名東区<延べ約48q>、西区〜尾張旭<約11q>、尾張旭〜名東区<約8q>累計67q、それに毎日の散歩(散輪?)2回分、総計80qほど。年度末でほじくり返されていた頃を思うと、嘘みたいにスッキリ整備された道を走った。

* 歩道の継ぎはぎ部分を除けば、もうコレ以上のインフラ整備は贅沢という立派さだ。街路樹にも流行があるようで、住宅街や商店街の脇道は「はなみずき」のモール。道の両側にういういしい若木が白とピンク、交互に咲きそろい微かな風に踊っている。更に幹線道路のセンターラインを、はっとするほど鮮烈なアカメガシワの「緋色の緞帳」がきっちり区切りドライバーの眠気を覚まさせる。歩道の植栽はツツジが多く、花芯の赤にピンクのフリルの絨毯に、ところどころ白がアクセントを付け、ほぼ七分咲きで、満開はもう目前だ。

* ついこの間まで裸だったナンキンハゼも、むくむくと若葉が突き出し始めている。都心の団地、マンション、戸建て、どこの庭も手入れが行き届き、花と緑の競演だ。くすのき、けやき、イチョウ
銀緑、灰緑、萌黄と鮮やかな若葉の衣装をまとったパステルカラーの並木が、次々に後ろへ飛んでいく。純白の絨毯「こでまり」や、テッセンの紫紺の花つるで覆われた生垣、北国の妖精、ライラックの花、今をいのちの盛りと輝いている。* にんげん界の混沌と関係なく、都会の自然は整列して初夏を告げていた。友人宅を訪ね、コーヒーでもというところへ共通の知人が偶然やってきた。

*「みやながサン、車の左の前輪がどうもオカシイよ。みてごらん」
  『えーっ!今月動かすのは3回目だし、なんにも気がつかなかったけどなー?』 
  「ほらー、空気がないよ。多分パンクだよ。」 『ありゃーほんとだー!あーあ』
* で、近所のスタンドへ直行。急遽パンク修理。10分2300円。やれやれ
* 
『いやー、ほんと助かった。言ってくれなかったら、JAF呼んで大騒動だったよ』
 「クギがささってたから、完全にタイヤがダメになったはず」 『そうだよね、ほんと、感謝、感謝!』 

 戻ってしきり直し三人で雑談開始。ミヤナガが混じると、つい話は万博に。と、その友人が万博担当・新愛知県副知事は小・中の同級生だといいだした。すると知人Bが、元教育長で、博覧会協会の事務次長に天下りした人物が名古屋中学の同級生だという。役人の出世すごろくを上り詰めた2人について、何を言ってもやっかみに聞こえてしまうためか、二人とも誉めも、けなしもせず、ただ「あんなやつが」と「くちごもる」ばかり。(ちなみに、この友人・知人の2人は東大、愛教大出身の民間人)

 結局、ふたりがかりで「万博の先は見えたから、もう仕事に本腰をいれ生活最優先にしなくちゃダメだ。」とシッカシ忠告され、わざわざ、奥さまが買って来られた「三越のお花見弁当」をゴチになり、退散。

* その夕方、来るなり生徒Tが「先生!Sちゃんねー、彼氏とわかれたんだよ」
  『えーっ!どうして? それに、もう彼氏がいたの?』とワタクシ。

 「だってあいつ、私の顔がぶあついって言うんだもん」と携帯をいじりながらS。
 耳ピアスのTが「もう、うちへは入れないんだって。誰か紹介してあげようか?」
 S:「いいの、すぐまたみつけるから。おとこなんていくらでもいるし

 これが小5女子の会話。ケータイも女性にも縁のナイ教師は、絶句するのみ。
 おっと、本編の前に紙幅が尽きた。続きは「雀の夜ぐさり」で! 頓首九拝

4月30日()朝8:45〜【元青少年公園・万博会場工事状況観察】帰着11時
 たまにポツポツという空模様で、最近はほとんど乗らないスズキの軽で出発。広小路線・長久手の住宅展示場を過ぎたあたりから、両側の雑木山が思いっきりひっぺがされ、もう、悲惨としか言いようがない光景。万博工事はもう、既に真っ盛り!公園正門前で20分ほど立っていたが、大型ダンプが引きもきらず正面左手の方に次々に入っていく。「アセスなんて何の話?」と完全に工事現場、破壊の最先端の状況。ギフチョウ調査の日と勘違いして、のこのこ出かけたのだが、惨状にガックリ退散。

  ◆4月30日 12:22 ≪鷲田さま≫  ◎住民投票条例制定請求の諸手続きと実態
 住民投票を請求する運動をされるとのことですが、それにはまず条令制定請求の署名活動が必要ですね。とりあえず、手元にある「署名冊子(本物)3種類・15冊」とほかに少しですが、参考資料として、今朝発送しました。<条令案を含め、かなり参考になると思います。>万博関連の資料がダンボール箱6つ分あって、探せばいろいろでてくるはずですが、まずはこれだけ、送ります。

* 市民投票のようですから、署名を集められる期間は1か月。その前に請求代表者と受任者をいかに多く集めるかです。署名を集められる受任者は豊橋市内在住有権者のみ。署名をできるのも市内在住の有権者のみです。公職選挙法に基づく、公式な署名活動ですので、受任者届を「志望者の住所、氏名、生年月日」を添えて、世話役が市役所の選挙管理委員会に提出する必要があります。

* 署名を集めている最中に「受任者になる」という人が現れたら、即、署名簿を渡し、届けはある程度まとめて、渡した日付を記載し選管に期間内に提出すればいいのです。(愛知・名古屋の場合)請求代表者は全署名簿に1冊ずつ、押印が必須ですので非常に大変です。(5人連名のハンコを作成しました。)
* 県や名古屋市の場合、代表者はどこでも署名を集められたのでかなりの数を集めましたが、豊橋の場合、区がないので、多分受任者が全市で署名を集められると思います。ですから代表は数人でOKと思います。まあ、目安がついた段階で選管に問い合わせてみればいいでしょう。署名簿は10人用、15人用、20人用、30人用といろいろ作ってみましたが一長一短で、皆さんで相談してみてください。

* 署名は自筆で日付、住所、氏名、印鑑または拇印が必須です。(代筆は無効で、かなり厳しく家まで確認にくることもあります。(同封のB4サイズ1枚の署名用紙は未成年、市外在住者用で、署名したい対象外の方用で正規に提出できません) 拇印はモチロン、印鑑は家族でも別々が原則(あくまでも)です。代筆は視覚障害の方以外は無効ですので、くれぐれも徹底して下さい。なお署名は公式なものなので、駅や市役所・支所・図書館など公共施設前、大型民間施設前(民間は一言必要です)などに机を並べ、のぼりを立てて、派手に堂々と実施できます。

* 場所によりますが午前中、特にスーパーなど10時半からお昼まで、3時から夕方までくらいがねらい目の署名タイムです。駅は朝の通勤・通学タイムはムダで、午後から帰宅時間がグーです。最終日に森島さんらと朝9時から夕方7時まで地下鉄藤が丘駅前で署名を集めたこともありました。やれやれ、もうあんな元気はアリマセン!また、気がついたことがあったら、連絡します。みやなが

 【聞いてよ!オジサンの独り言】 自然界で「見えざる手」というような「抗し切れない運命的存在」
を感じるときが何度かあったが、本質的に無宗教である。独断で実母の葬儀を無宗教で決行し、総スカンを食って以来、軋轢を避け最低のしきたりは形式を踏むことにした。が、不思議なのは親が死ぬまで仏教とは全く無縁だった姉妹が「宗派が、寺が、法事が」と当然のように言ってくるコトだ。21日に自宅でお坊さん1人、身内夫婦4組で父ふ〜っ!の一周忌を済ましたが…。波風たてぬよう生きていくには、妥協せざるを得ないトキもありますね、やれやれ。    
         

★第81回「豊橋・住民投票/ギフチョウ・八丁蜻蛉調査/あわや即死事故/オンブズって?」

    ◎
【海上の森くらぶ通信】 2002年6月1日:114号&メール付き

 
02年5月1日 9:32 鷲田さま みやながデス
 
豊橋の市会議員で、設楽ダム問題について《事業の見直し或いは中止を求める》市民の動きに賛同してくれそうな議員が何人くらいいて、議会定数のどれくらいになるのか確認する必要があります。多分、共産党の議員くらいしかいないと思いますが。となれば署名以上に議会に対する工作が必要です。名古屋ではよくわかりませんが、自前の議員を擁立し選挙で多数送りこむには市民の認識が未成熟すぎるようですね。

* 条令案が議会で否決される可能性が少なくない以上、現実的な状況から本音で言えば、問題の存在を市民に知らせ、環境や財政の面から「設楽ダムを認めない」という市民派の意思を合法的に宣伝し、その結果として、世論をダム建設中止へと導く一手段として、署名活動を活用するということになります。
* ほとんどの市民が気づかないうちに、巨大な自然破壊と財政破綻をもたらす公共事業が計画され、推進され続けてきましたが、まず、設楽ダム計画の現状と【その結果、将来どんな悪影響が関係住民に招来されると見込まれるか】を、明確な数字を挙げてシュミレーションし、その非合理性を暴き、署名活動を通じて公表し、市民に浸透させ、納得させ、反対へと流れを作る作戦になります。

* 現実的な話ですが、署名を集める【受任者】をいかに多く集めるかがまず最大の活動の中心で、原動力ともなるでしょう。準備期間を今から1年くらいとり、来年の知事選か地方選の告示1カ月くらい前に、署名が終了するように設定するといいでしょう。その利点はわかりますね。選管はごちゃごちゃいうでしょうが


* この準備期間は限定されませんから「表立って活動はできないけど署名くらいはなんとか集めてみる」シンパとなってくれる受任者をクチコミで、いもづる式・ネズミ講式にたぐりよせることができます。ねらい目は40代以降の女性と60代以降の無職(定年後)の男性です。なお、前のメールで署名には生年月日が必要なことが抜けていました。まあ、実務的なアドバイスは実行が決まってからいくらでもします。では。【愛知万博から海上の森を守るネットワーク】代表 宮永まさよし
 〉
Sent: April 30, 2002 2:36 PMSubject: Re: 設楽ダム住民投票in豊橋

  
5月1日 13:00皆様【卯月つごもり・ふらふら日記】 みやながデス
 
〔4月26日〜27日:天使が塾にやってきた!編〕 4月24日「塾に入りたいと娘が言うので」と突然、授業中に主婦が来塾。『実は車イスなんです、うちの子』と、お母さん。なんせ「来たる者は拒まず」がモットーの我が塾。早速、翌日夕方、お母さんに車イスを押され、前から来ていた塾生と一緒に中1の女の子が教室へやってきた。即、数学「正の数、負の数」の授業から。

* 「先生の髪の毛がマイナス100本増えました。でも先生は嬉しくありません。というのは
」と、いつものこと、生徒に呆れ返られている「オヤジギャグ」の連発に《塾は生まれて初めて》という彼女が素直?に反応、声をあげて笑い、それがまわりに伝わり、和気あいあい。結局、2時間も授業を受け「もう絶対明日から来る」とニコニコ顔でご帰宅。

* 確か「個性的」な生徒を受け入れ始めた最初は4年前のこと。当時小5で不登校の
A子だった。何が気にいったか学校へは行かないのに塾へは一日も休まず来る。定期テスト直前の最長8日連続の特別授業も 「試験を受けないようだから、休んでいいよ。」と言われても来る。彼女から聞いたと不登校仲間?が次々に入り、これまた休まずにくる。この子たちのいったいどこが不登校なのか??!!

* そのうちぽつぽつ学校へ行き出した子もいて、トニカクみんなよくしゃべる、何でも話してくれる。なぜか全員女の子。小生は不登校の理由を訊ねない、話せば聞くが、説教はしない。何でも『恥を晒して一番しゃべる!のが小生で
』高みでモノを言えるレベルにない!

* それは以前、高岡氏ら4人で雑談中に《精神年齢が僕と
Mさんは18歳、鷲田さん(前兵庫県知事選で43万余票で惜敗)が22歳、宮永さん14歳》と高岡さんに断定されたが、子供のまま人間的成長がとまっているワタクシめとの《同類感》のせいかもしれない。(*高岡氏から「メール上の個人名は可否を本人に確認して書くように」とご指導いただいたが、なんせ14歳ですので御免)

* 他にも今年の卒業生で3年間!話をしなかった生徒がいた。ひとりづつ英語を復唱させると「くちびるは動く」が
。質問しても返事が出ない。わかったかと聞けば、ただうなずくのみ。他の生徒に様子を聞くと「学校でしゃべっているのを見た生徒がいない」「授業で当てられることはゼロ」「トイレ以外は帰るまで席に座ったまま」「学校はよく休むが不登校ではない」「友達はいないみたい」という。

* 「電話をかける」のも「出る」のもできない子で、連絡がつかず病気でも〈無断で休む形になり〉心配させられた。でもたまに見せる笑顔が実にステキだった。「合格したらオシマイ、報告の電話があればマシ」が下町の塾の常識で、公立がダメだったのに母娘でわざわざ塾へお礼の挨拶にみえた。(私立は合格していた
)

* 娘同様!社交辞令の言葉ひとつすら出ない母親が「黙ったままお辞儀を繰り返し!!」精一杯の笑顔で差し出した「菓子折」から気持ちが痛いほど伝わってきた。母子家庭の事情を聞かずにきたが、薄々は知っていたので「めげず生きるっきゃナイよ」と、いつもは多弁な小生も、前途多難な将来を思い、励ましの言葉を伝えるのが精一杯だった。

* さて、翌日金曜日。月2回の個別&学年混合クラス。満面の笑顔で車イスのY子はやってきた。地元小学校から中学へ進んだことから顔見知りの生徒もいて、車イスに違和感はなく、男女、学年を超え明るい会話が彼女も交えにぎやかに始まった。モチロン、教師みやながのオシゴト《生徒たちの手や頭を動かせる》勉強のほうもそこそこ?進ませた。いちお〜月謝を頂いているので
ネ!これから彼女が「生きることや命」の尊さを教えてくれる存在となる予感がした。

* 元左翼(民青)で元やくざ【突破者】の作家・宮崎学と「新右翼」一水会・元代表・鈴木邦夫(*)が対談集で《政治がらみの市民運動は経済的にゆとりのある者の道楽だ》で意見一致しているのを読み、うーむと納得すると同時に真剣に受けとめ、今年は本気で仕事にとりかかり資金確保をする覚悟を決めたのでした。ごめんね、去年までの生徒諸君!ご父母の皆さま!!ではでは、酔生夢詩!散人 痴人28号 みやなが 拝 (畏友・牧野剛の友人で、選挙の度に来名し、面識がある)

 
5月3日(金)9時25分《元・愛知青少年公園》着 【ギフチョウ調査に参加】
  前回30日は八田さんの連絡ミス?で待ちぼうけだったが、今回は前日に確認したのでOK。到着時は八田教授ご夫妻(娘さんと思い込んでいて解散のときやっと!奥さんと分かった)に名大広木教授ら5人のみ。待ち合わせ組が学生4人、市民グループ6人と揃い、総勢15人+途中顔見せダケ?の徳太郎さんで開始。

* 前夜、八田さんから聞いた《廃材置き場に大量廃棄の資源ゴミ》は見事に片付けられていて空振り。同行の記者も拍子抜け?で残念無念。これからは確認次第、即、マスコミ対応すべきと助言した。翌日の中日紙面には同時掲載の「推進記事」とバランスをとり、われわれの調査の様子が報告されていた。公園から新記録1時間15分で西区に帰着。詳細は同封の5月4日〔皐月ふらふら日記に!〕

 
5月3日 18:16 鷲田さま みやながデス (豊橋での設楽ダム請願の件)
 
名古屋市民なので【市民の会】への参加資格はありませんが、感想を述べるのは構わないかと請願書について余分な一言を発信します。具体的な細かい数字や専門的なことはさておいて、ごく普遍的で納得できる正当な意見が過不足なく適切に表現されていて、ストンと胸に落ちる、いい文章だと思います。
* 問題は受け取る側に「異論と無視せず、真摯に心を開いて素直に意見に耳を貸し、状況を改めて冷静に判断してみよう」という姿勢も意欲もまるでなさそうなことですね。やれやれ。東北地方の「どっかのダム建設事務所」の所長や次長のように、業者とつるんで「今、この瞬間と将来の天下り先確保だけ」を仕事と心得て「先のことなどどうなろうと知ったことか」がいまだに官僚のほとんどの本音なのが、情けなく、とほほ
デス。でも、諦めず、くどく、しつこく、言い続けるしかありませんね。ではでは、 酔生夢詩!散人 宮永まさよし 拝

 
5月6日()愛環山口駅前【海上の森・ギフチョウ調査】参加者21名
 3日に八田さんから連絡があり急遽、参加。海上の森では数年前にシデコブシやギフチョウ調査に何度も参加した。今日は16人が2班に分かれ四つ沢とその周辺を、残りわれわれ5人(森島、徳太郎、佐藤、匿名)は海上の森会場周辺と赤池裏の2か所の調査へ向かった。しかし、調査地点間の移動に時間をとられ、赤池での調査が時間切れになったのが残念だった。ただ全般的に、どこでも幼虫がかなりたくさん確認できて嬉しい傾向で、よしよし。

* 1時近く、いつものアルカス(カナデアンシーダーハウスの喫茶店)へ移動。久しぶりに反対派中心メンバーが勢ぞろいし、今後の万博対策を、昼食をしつつ相談。結局【打つべき手は打ち尽くした。今後は万博工事を注意深く監視し、深刻な環境破壊を伴う工事上の不手際やミスを摘発しマスコミを通じて告発する。後は資金面や工事の遅延などによる自滅を待つしかない】という小生の発言で、本日はおしまいに。解散3時。食事参加11名。帰宅後久しぶりに猪高緑地周辺を散歩した。モチロンけったで

 
5月4日 19:33 皆様【皐月週末・ふらふら日記】 みやながデス
 
 嵐の前の静けさ、万博による「徹底破壊、蹂躙」を前に【元・愛知県青少年公園】は命の再生と華やぎに満ちていました。万博は認めません、絶対に!!!!!

 
〔5月3日〜4日:晴れのち曇り、終日小雨(こさめ)編!〕
 中途半端な疲れに、なま酔いのまま4日は就寝が夜中1時半。熟睡できないまま、ウツラ、うつら。とりあえず起きたのが日付はそのままの午前8時。出窓越しに見上げた空は利休鼠(りきゅうねずみ)のくすんだ色あい。寝起きのぼやけた頭で窓を開け、目を凝らして、やっと絹糸のような雨が降っているのが分かった。今日は終日ぼんやり。留守電に「今晩泊めて欲しい」と入っていた甥っ子は結局、来なかった。

* 某一流企業の名古屋駅前本社勤務・技術職の彼は「長姉の次男で28歳」独身。4月末に泊まったときは「呑みすぎて帰れなくなった」と1時過ぎやってきた。翌朝、しらふになったとき、どういう風の吹き回しか人に見せるものでない〈給与明細〉を取り出した。「基準が年齢
×1万で、諸手当がコレだけ」と結構な数字がパンチされていた。

* 『説教を何にもしない』叔父を通じ、結婚や将来を心配する実母にも教えない収入を、それとなく知らせたようだ。年商ン十億の個人企業の次期社長に内定している別の甥っ子が2階に下宿していた頃は、よく泊まりに来たが、子供のままは小生だけ、みんな、どんどん大人びて?いく。当然なんだが


* 夕方、いっとき薄日がさしたが雨はやまず、庭の緑が一段と艶と濃さをましていた。昨日(3日)中途半端に疲れた理由はというと、午前中、元・青少年公園で八田さんのギフチョウ調査にオマケ参加。昼間がヒマで、夕方から「授業を1コマ」という変則的な1日のせいだった。

* 西区から自転車で往復40q、上り坂が多い行きが1時間40分。日増しに濃くなる、さまざまな色調のしたたる緑、まさに緑の炎、5月のそよ風。風景を突っ切って進む《自分自身》が風となる
坂道の下りはいのちの快感そのもの。独特な匂い「しい」の花は青空にかかる薄茶のまだら雲。甘い香り・純白「ニセアカシア」の花すだれ。走っていても聞こえてくるコゲラ、ヤマガラ、カワラヒワ、悠々と飛んでいくカワウ。 沿道の庭木や街路樹、雑木林が光のなかで輝いていた。

* 『風立ちぬ、いざ生きめやも』 調査団一行16人で貸し切りの《元・青少年公園》は悲惨な将来を知らぬげに、初夏の緑で溢れ、オオタカの舞う空のもと、アカハラやキビタキの歓喜のさえずりがこだましていた。いちばん素敵な季節を!場所を!県民から奪った万博というにっくき妖怪!くたばれ魔物!!

* さて、帰りは『びーる、びーる』と呪文を唱え、新記録!なんと1時間15分で到着。カンビール1個でたちまち元気モリモリ。もともと疲れなんて感じなかったから上半身の運動不足を補おうと1週間ぶりに腕立て伏せをしたら235回で息切れ。ただ夕方から仕事で、もう「アワ物」はここまで、本日最初の食事を2時半から。

* 1日2食にして以来、熟睡できない日が多く『ない脳味噌を検索して』はたと原因に思い当たった。で、昼と夜の食事内容を逆にしてみたらコレが大正解。その後は好調そのもの。ただ、まだ、つい夜に食べ(呑み?)過ぎて反省することが
。昼は米、肉、煮物、揚げ物と重く、夜は麺類かパンに魚、野菜、果物とアルコール類。毎食、大好物の納豆、チーズ、牛乳は欠かさず、朝起き抜けに、水か飲み物で水分だけを補給。20代からず〜っと体重60s前後だったが、コレでなんとか現在まで体調を維持している次第。ただ、頭髪だけはとほほ。でも命ある限り万博は認めないぞ!!ではでは、 酔生夢詩!散人 痴人28号 頓首九拝

 
5月7日 23:50 酒井さま みやながデス お久しぶりです。
 早速のメールありがとうございます。いつも、これぞというときには必ずお手伝い頂ける強力な仲間として、酒井さんには本当に感謝しています。言いたい放題で、ブツブツを撒き散らしていますが、無視せず率直な感想を寄せていただき、ほっとしています。毎日感じた喜びや悲しみ、嬉しさや苦しさ、悔しさをぜーんぶ、感じたまま、そのままを【ふらふら日記】で綴ってきました。これからも地のまま、格好をつけず、情けない存在の自分をさらけだして、そこらのおっさんの意見ですが、皆さんに懲りず伝えたいと思います。今後ともどうかよろしくお願いします。 ではでは。 宮永まさよし

 
5月10日 11:51 皆様 みやながデス
 
連休呆けで、木曜日まですっかり連絡を忘れていました。明日ではもう予定が詰まっているという方が多いと思いますが、下記のように万博問題を考える集会が実施されます。ぜひご参加ください。
 【集会名】
まだ間に合うぞ!やっぱり中止だ愛知万博交流集会(連絡先)自治労愛知県本部  【日時】5月11日(土)午後1時30分〜/【場 所】名古屋市教育館ホール(地下鉄栄下車・歩3分)
 【講演】 宇佐見大司氏(愛知学院大学教授)/八田 耕吉氏(名屋女子大学教授)  

 東京で開催予定だった世界都市博は直前に中止になりました。まだまだ万博疑問?派のわれわれに時間はたっぷりあります。あきらめず、くどくしつこく、特に財政面、環境面での問題を徹底的に追求しましょう。イヤイヤ推進?の万博の末路は地獄デス。自業自得ですが。文責【海上の森ネット(略)】代表 宮永まさよし

 
5月13日 12:33 皆様皐月・週末・ふらふら日記】みやながデス 
 
〔5月11日〜12日:遊びをせんとやうまれけむ!編〕
 55を過ぎ、つくづく記憶力の退化と老化を実感するようになった。おまけにもともと《泣き上戸》と家人に言われていたが、話が20代で生を終えた友人、知人に及んだりすると、想いが溢れ、酒が入っていないのに、眼からトツゼン鼻水?がでたりする。感情の抑えがまるできかなくなってきた。

* それと著名人の名前がでて来ない。5年も教えた生徒に道でバッタリ会って名前が??!無意識にはずしたメガネの置き場所を忘れ、視界30pのド近眼で手さぐりで探したり
。カギ、財布に小銭入れと保管場所は決まっているが、でがけにちょっと置いて行方不明!あせって探しまくる情けなさ。

* 11日。やれやれのそんな儀式?を済ませ【万博交流集会】にケッタで出発。午前中にサービス授業を1コマ済ませたこともあり、コンビニでサンドイッチと飲み物を仕入れ、椎、楠、コナラの林を前に名城公園で早めのブランチ。まさに沸き立つ緑、命の息吹き。眼にやさしく、心底くつろげる5月の公園林。いっそ『あわ物を買ってこのまま
』とささやく強力な誘惑をやっとの思いで断ち切り、栄・教育館着1時15分。行くって約束さえしていなければあーあ!

* さて、主催者発表では150名もの出席。さすが革新県政の会。市民グループ単独の万博集会では、牧野氏の顔で「河合塾」千種校体育館で開いて以来、こんなに集まった記憶がない。おまけに参加が30代から40代の壮年男性がほとんど。市民運動のメンバーでイチバン手薄な、というよりまずイナイ階層だ。

* 講演や報告を聞きながら、つい市民運動との違いをいろいろ考えてしまった。見まわすと名前は?だが見覚えがあり、それぞれ一家言ありそうな風貌の面々がずらり。きっと、面と向かって話したら簡単に論破されそうな筋金入りの確たる信念の持ち主ばかりだろうな。小生なんかとは縁のない
。そもそも政治や政党など「深く考えナイ」のが無党派なんだから、当然だろう……が。

* だからこそ連休明けの土曜日に
マジメを絵に書いた面々がこんなに集まる訳だ。ただ【組織の指示に従い、社会正義の実現を目指す信念で結ばれた闘志たち】を〔日当つき、ネクタイ背広、無口で地味に参加]に置きかえると、お役所の動員と区別がつきがたくなる!点が弱点?ではある。無党派と正反対の彼らと互いの自主性を堅持しつつ、相互に補完しあい、ゆるやかな連帯のもとで活動をすれば、かなりの闘いができるのだが。肝心の無党派がギクシャクしていてはね、とほほ。

* さて無党派といえば1人1団体。いつのまにかでき、いつのまにか消える。よく言えば個性的、はっきり言えばアクの強い偏屈な?人物がいて独自に?アイデアを出し、その《挙げたアドバルーン》に賛同する個人や団体が「この指止まれ」方式で結集、個々の責任と意志に従い、任意で資金や労力を提供し活動する。

* 成否は別にしてコトが終結すればそれでオシマイ。お互い無関係な元の日常生活に戻る。個人が「発生した問題」から受ける迷惑度や関心度、人間関係などからつながるだけで「入るのも抜けるのも自由勝手」、時流のムードやはけ口のない不満感が無党派最大の原動力。

* 5日に続き今日12日も半日、庭の草取り。植木の枝払い。蓮教寺の斜面を造成した名東の家では市花の自生のタカサゴユリ(百本以上咲く)やスミレ、西区では露草、ニガナ、カタバミ
と好みの草は残すので、なんだかトラ刈りで中途半端な庭仕事。 

* かわいい花が咲くという理由だけで選別され運よく残された草花同様、ただ勉強ができるからと
成績だけで採用され【泣いて門にしがみつく女性や子供を無表情にみおろし、傍観してなんら行動をしない*】領事館員が多分、世界中にいる!日本の外交の情けなさを草むしりにぶつけた1日でした。(筆者注*脱北者駆け込み事件)ただ最低限は食うに困らず、言いたい放題が許される我がニッポンの有難さも実感しつつお〜い外務官僚、人間として恥を知れ! 酔生夢詩!散人 頓首九拝

5月14日()9時45分:元青少年公園【ハッチョウトンボ&ギフチョウ調査】

 青少年公園インター手前の約1qの坂道を前回に続き、腰を浮かせず休まず登り切れるようになった。ここで一気に汗まみれになるが、到着後木蔭で上半身裸になって汗を拭く爽快さは抜群だ!本日の参加は八田教授、学生と婦人各2名、小生で計6名。ささ池でハッチョウトンボ、資材置き場周辺でギフチョウを調査。ともに順調過ぎる?ような大量発生の状況だった。調査は12時終了。今日はのんびり「じろじろウオッチング」しながら西区をめざした。必死に飛ばしたときと較べ7〜8分遅いだけだった。やれやれ、こんなもんか。
 
  
5月17日16時朝日新聞「声」欄殿【環境破壊防止脱クルマから】メール投稿
 
5月16日に自分用の車を売った。20代から30代にかけて外車のスポーツカーに乗り、免許所持者が2人の4人家族で車が3台という時期もあった。30年以上の車好きの生活をやめた理由は経済負担の低減と環境問題の2つ。きっかけは過去10年以上続けてきた自然保護運動のため中断していたジョギングを再開しようと、昨年暮れから足慣らしに自転車に乗り始めたことだった。

* 日常の行動範囲は限られている。自宅と職場の往復が約32q、頻繁に訪れる森が最も遠くて往復44q。特に自宅との往復は厳冬期から初夏にかけて朝・昼・夜、晴天から雨天、都心や周辺部とさまざまなコースで走ってみた。特売で7800円だった自転車で片道1時間強。森まで片道100分の体験まで、ほとんど疲れず運動にならないのが意外だった。

* 17日付貴紙で、世界11か国のアンケート調査で「環境危機来る」と考えている人が世界で7割以上、日本では85%との記事を読んだ。傍観しているだけでは問題は解決しない。複数の車を所有する皆さん、足を使ってこそ人間です。健康に良く、都会にも息づく自然や世相を観察できる自転車にトライし、それから車を減らし、環境保護に力を貸してみませんか。(*投稿2月2本、3月1本は全滅、4月0、5月これが最初)

  
5月19日 0:29 Tさま みやながデス
  都会はまだしも郊外に住んでいたり、小さな子供や年寄りがいたりすると、愛知では車は必需品です。なんせトヨタの地元ですから【公共交通の整備は最低】ですからね。小生の呼びかけも完全に『車をやめよう!』というのではなく、とりあえず複数台の所有者に1台!削減しようというものです。夫婦それぞれ1台とか、成人した子供に1台ずつというのは行き過ぎで、もうそんな時代ではナイという思いからの提案です。

* いわゆるカーシェアリングで1台を共有して使おうということですね。モチロン小生も「カッコ良さ」だけという単純な理由で車好きでした。それに子供が《親の背中に飛びついてくれる間》は、車は必需品です。そうそう、女房にしろ子供にしろ、思うようには何ひとつなりません。かれらには彼らの悩みや苦しみや、うっぷんや不満があり、その存在は推定できるのですが、聞き出すことすら難しく、癒してやる手だてがありません。なんせ!当の本人が悩みだらけ?で精一杯なんですから。

* ただ、生きるってことは辛いけど、だけどやっぱし生きていくしかないんだと
。ちっとも偉くもなんともないナイ地の「親の姿」やとほほ!な生き様を晒して、まあ、楽しいときもあるしぼちぼち行こうよね!とまわりにエールを送り続けているだけなんデス。いろんな生き方やトキの過ごし方があっていいと思うから

* 世間の常識からずれていても、廻りから冷たい眼で見られても、最後まで、どんなことがあっても「お父さんとお母さんはお前の味方だよ」と、そこだけキチンとおさえていけば、きっと!!時間がゆるやかに解決してくれます。【遊びをせんとやうまれけむ、戯れせんとやうまれけむ】デス。有名無名、貧困富裕、壮健病苦、人さまざま、なんとなく生きているんです
みんな。せいぜい楽しく、明るく、愚痴やぶつぶつも素直に吐き出し、あせらずあわてず、まあ、お迎えがくるまでニンゲンをしましょう。ではでは、酔生夢詩!散人 拝


   ◎【海上の森くらぶ通信】2002年6月1日:114号続き&メール付き
  5月17日 10:16 岩畑さま みやながデス  やりましたね。ほんとによかったですね。頑迷固陋の建設行政にワズカに残った決断力を皆さんの「正当な主張に基づく」建設反対運動が強力にプッシュし、ぎりぎりのところで究極の選択をさせたのです。これで、脱ダムの世論の動きはますます強まるでしょう。今後は残された川の環境の維持・保全活動が中心になりますね。とにかく心からおめでとうを言わせていただきます。【愛知万博から海上の森を守るネットワーク】代表 宮永まさよし ----- Original Message -----
From:
岩畑 正行/Sent: Thursday, May 16, 2002 12:58 PMSubject: 紀伊丹生川ダム
>
本日、午前10時近畿地方整備局合同庁舎において、紀伊丹生川ダム建設計画の中止が発表されました。紀伊丹生川ダム反対運動に携わってきた全ての人の勝利です。応援して頂いた全国の皆さんに謹んでお礼申し上げます。ありがとう御座いました。取り急ぎ連絡まで失礼します。> とめよう紀伊丹生川ダム建設、守ろう海上の森・愛知万博反対 岩畑

 
5月20日()午後1時〜【市議調査研究費訴訟】傍聴 名地裁1103号法廷
 
 代表の「ねこ」さんから朝そうそうに要請電話。モチロン行く積もりだったが、でがけに友人が訪ねてきて1階ロビー着が開廷10分前。待ち構えていた彼女と法廷に向かうが、もう満員で席がない。原告席なら座れる。原告のはずと言うので、念のため籠橋弁護士に名簿をみてもらうと違う。いろいろな裁判の原告になっているため、こんなことに

* 結局、記者席7人の空きへ最後ですべりこめた。傍聴できなかった人がかなり出た。冨田勝三市議に対する原告側の証人尋問が1時間5分にわたって実施された。
NHK日曜?夜11時過ぎ放送「アリーマイラブ」の法廷風景の地味版?を想像下さればまさにそのまま。休憩後の被告側反論は仕事が控えていたので、待機組に席を譲り、3時少し前に帰宅。

  5月21日 0:08 鷲田さま、皆様 みやながデス
  問題の根本にあることは水需要のあるなしでなく、とにかく何が何でも国から公共事業を引っ張ってきて地域の土木建設業を中心に「巨額の利益」を濡れ手に粟でぶったくろうという「今さえ金になればアトのことは知ったことか」という官民談合まみれ、既得利権、巨大利益確保の体質にあるんです。

* 理論的に水需要の過大見積りを追求しても市民にはフーンでしょうね。この点は鷲田さんと同意見です。余ったってどーってことナイのです。悪しき先例が長良川河口堰であり、徳山ダムです。哀しいことですが
。さらに例をあげれば、諫早干拓事業の滅茶苦茶な理屈と理由づけです。

* 減反のせいで立派な内陸地の田んぼが広範囲にうち捨てられているなか、諫早干潟が「優良な農地作成」を目的のひとつに干拓され、塩害が必然で入植者の見こみがナイにもかかわらず、農水省が工事を強行し続けても、長崎県の地元ですら「干拓中止」が県民の総意に盛りあがってこないことに、その実例があります。足らないよりはマシということになってしまうんです。

* タコが自分の足を食うように「干拓で仕事ができていい」というレベルです。愛知には鍋田干拓、木曾岬干拓という、埋め立てただけでほかりっぱなしという、巨額の公費をドブにすてた典型があります。しかし、だれひとり、この壮大な?失敗の責任をとっていません。

* やはり(1)地球温暖化のなか、貴重な自然や身近な環境を破壊する。(2)工事の結果、県民の経済的負担が増え直接、被害を受ける。(3)そのため福祉や教育などに計り知れない悪影響がでてくる。という文脈で反対運動をすべきです。その論拠のひとつとして「過大な水需要予測」をあげる程度でしょう。また先日の「井戸掘削会社経営」の方の発言は非常に説得力がありました。事実を大々的に前面に押し出して市民に公表すべきと思いました。

  
5月22日 1:18 皆様 みやながデス
 たまには過去を振り返ってみるものですが、50歳を過ぎてからトツゼン《とほほ度が上昇する》人生は、自立して以来、金銭面ではほとんど不自由しなかっただけに、身から出た錆とはいえ、ここ2年ほどつらいものがありました。まあ、上を見ればキリなし、下を見ればきりナシでしょうが、小生の人品骨柄からいって今までが恵まれ過ぎていたようデス。

  
【皐月週末・ふらふら日記】〔5月18日〜19日:サービス授業の毎日・懐古編!〕
  南向き畳2枚分の縁側にパソコンを据え、サッシの掃出し窓を開けっぱなしにしてワープロを打っている。小さな庭だが、2階の高さに届く隣家の「シラカシ」の生垣を借景に、我が家のミニ藤棚やさまざまな庭木や草花がいっそう緑の濃さを深め、庭を覆いつくしそうな勢いで繁っている。旧宅を取り壊した更地にせっせと緑を運んだのは毎日が日曜の姉夫婦だ。週に一度は「頼りない」弟を心配して、顔を覗かせ、庭の手入れをして帰る。

* わずかに冷気をおびたそよ風が家の中を通り抜けていく。蚊も殆どいず、ゆったりと外気にふれつつ、仕事開始までの至福のひとときを過ごしている。18,19の土・日は連日10時から5時まで、中間テスト対策サービス授業。毎日でも「来たい」という生徒が多く、7日間連続というクラスさえある。ムロン例外はいるが、わいわい、ガヤガヤ、にこにこ、飽きずに塾へやってくる。

* で、この2日間、前から気になっていた『ここ数年の写真を』仕事を済ませた夕方からひとり宴会開始タイム9時頃まで、整理してみた。自分で写真を撮ることはまずナイが、貰った写真が箱いっぱい溜まっていた。我ながら驚くほどいろいろアル!よくもまあ、アチコチそこらじゅう顔を出していたものだ。それにしても、どこにいても一目で分かるヘアースタイル?だ。

* 肩まで届く長髪にサングラス、最新?ファッションに身を固め、27年前で即金220万だったスカイブルーのカルマンギアを乗り回し、付き合っていたのがオーストラリア人女性だったなんて本人ですら信じられない。あ〜、神様、ホトケ様、マホメットさま!お願いですっ、もう一度あのころに戻してください!改心します?から。11チャンネルで「ビフォーアンドアフター」という住宅改造番組があるが、あのニンゲン版があったら?いの一番に申し込みたい。誰か企画してくれー。

* ついでに書類を整理していたら、昭和43年版・野鳥の会名古屋支部名簿が出てきた。千種区若竹町「原 真」とあるのは無酸素登山で有名な医師のようで、名古屋市守山町「遠藤けい」は朝日新聞・木曜夕刊に「隠し味探訪」を連載中の人物と推測。「写真家」の姉崎一馬くんの葉書もでてきた。

* 30数年前、東京の日本自然保護協会に出入りしていた東京農大生の友人で一緒に協会を訪ねたり、我が家に取材旅行の途中泊まったこともあった。小生の変人・奇人ぶりに驚いてか「ハルニレ」という題の写真集を送ってくれて以来、音信が不通のまま30年近く経ち、現在に至っている。蝶や花など自然分野では著名な写真家になったようだ。やれやれ、気分が後ろ向きのベクトルになってしまった。だめだ、ダメだ。懐旧の情に浸るのはもうオシマイ!元気をだそう。オジンにだって未来が???ではでは、酔生夢詩!散人 拝
 
  
5月23日 20:01皆様 毎日、いろいろなことが起きます。予想もつかないコトが    ◎《雀の夜ぐさり・交通事故編》  電話が鳴っている。しつこく鳴り続けている。こんな夜中に
 Faxかな?と夢うつつのボンヤリ頭によぎったが、ハッと嫌な予感がし、慌てて飛び起き、リビングに
 駈け込んだ。 「お父さん、ぼく。事故起こしちゃった」
  『ええっ!どこで!ケガはないのか?』・・・時計をみると午前3時25分。  
  <今夜は帰ると、夕食後の9時過ぎ大学へでかけたのだが

 「うん、腕にかすり傷で、膝も打ったみたい。星が丘の東邦ガスの前、星が丘住宅の交差点」
 『名東本通りの消防署の手前か?どっちが悪いんだ?相手はそこにいるのか』うわずる小生の声。

* 小声のつもりでも地声のデカさから、別室の山の神が起きてきて、電話を代われと目顔で合図。
 「目撃者がいて警察と救急車がきたけど、大丈夫だった。保険の連絡先を教えて」ともれてくる声
。 状況を知ろうと、とりあえず夫婦で現地へ急行。ついたのが3時53分。
* 無人の町の閉じたシャッターの前に男の子?がふたり、ぽつんと並んで座っていた。ドアを開けて  降りる小生を認めて、ひとりが近づいてきた。まだ童顔の残る青年だった。

 《おはようございます。どうもスミマセン。ほんと迷惑をかけてすみません。道に迷って、急にUターン
 してぶつかってしまったんです。後ろをみてなかったんです。ウインカーもださなかったんです。名古屋 はこわいところです。前も名古屋で、事故は2度目です
》純朴そうで礼儀のしっかりした、2つ下で  20歳の学生という。  『家には連絡したの?』
 「はい、家の車でちょっとふらふら友達のところへ、で、こんなことに
 『レッカーを待っていると時間がかかるし、もういいから気をつけて帰りなさい。うちの子は怪我は軽い ようだし、後は保険屋さんに任せればいいから。くれぐれも気をつけて帰るンだよ!』

* 4時50分。レッカー車に同乗して潰れた500ccバイクと息子が帰宅した。レッカー車を待つ息子を残し、帰ったものの眠れず起きて待っていたのは『度胸のない』男親のみ。で、運転手さんにお礼をいい、話しを聞く。 「あれだけ酷くぶつかって、かすり傷はホントに運がいい。頭がバイクの下敷きになって、ヘルメットが壊れただけなんて奇跡みたいです。たいてい首の骨や頭蓋骨が折れるんです。

 折れなくてもこめかみの血管が切れて内出血し、3時間位で吐き気やめまいがして、深夜だとそのまま寝てしまい意識不明になる例が多いんですよ。事故直後は緊張しているから痛みを感じないけど、少し寝て、起きたらすぐ病院へいっ精密検査を受けないとダメですよ。あとからいろいろでてくるんです」
* 明け方4時前に起こされたのに、嫌な顔ひとつせず、親身にアドバイスをしてくれた。不幸中の幸いを親子共々、感謝し、やれやれとほっと一息。

* 個室だと1日中触っているので《居間に強制的に置かせた》パソコンに向かい早速、なにやら仲間にメールはじめた息子の横顔を見つつ、改めて事故の状況をきいてみた。説明に了解したものの間が持てず、
TVをつけると5時13分。無事、韓国についた亡命者5人の晴れ晴れとした笑顔が映っていた。『よかったなーとにかく良かった』ただ、この結果、非常に厳しい状況下に追いこまれた《数万人以上という亡命希望者》を思うと。偶然とはいえ同日、同時刻に【我が子が命拾いした】有難さに、北の抑圧にあえぐ無数の人たちにも同じ僥倖が訪れますようにと、思わず無神論者のはずが、心から【見えざる神】に祈ったのです。

* 事故発生・23日2時55分。保険業の友人が津市を訪ね修理と治療費を全額相手負担で合意し西区に来たのが正午。この友人を挟み、これまた友人の修理工場に電話。12時半には事故に係わる手続きがすべて完了。持つべきものは友人ですね!感謝、感謝。それにしても生死は紙一重。自身のあわや事故の危機をも思い出し、深く自戒した1日でした。ではでは。さて、この幸運を宝クジに!コラこらこら
 宮永まさよし 拝

  
5月24日 18:50 八田様 みやながデス  22日の省庁巡り、お疲れ様でした。
 環境アセスを、その《本来の役目に従い規定通り遂行する!》ただソレだけの当然のことを、ボランティアが手弁当で上京し「手抜きをせずに実施してください」と陳情しなければならないなんて、本末転倒もはなはだしい!業界付属の日本の役所の現状ですね。

* まあ、ソレだけの役人や役所しか持ち得ない「民度の低さ」は国民すべてのレベルに応じているわけで、結局吐きかけたツバはそのまま自分たちに降りかかってくるわけでヤレヤレ。さて暗い話題は置いて、森島さんからメールが届いたと思いますが、鳥好きの仲間で6月の第3土・日にキャンプをします。時間がとれるようであれば是非、一緒にでかけませんか。鳥や植物や虫を眺め、露天風呂でのんびりゆったりしましょう。ではでは 酔生夢詩!散人 宮永まさよし 拝

  
5月24日 19:20 田中万寿さま みやながデス  お見舞いありがとうございました。本当に<人間の禍福は紙一重の差>ですね。運命のコマが逆に倒れていたら、もしヘルメットをかぶっていなかったら、3万5千円のでなく、安物のチャチなのをかぶっていたら、今日の今頃は!まず間違いなく、お通夜でした。

* なくしたはずの命を生かされた息子は無論、先立たれる苦悩を免除された親として、その有難さを思い、これからも筋を曲げず、地のままありのまま本音で生きていきたいと『子不孝なダメ親父』ながら覚悟しました。毎日、まいにちが人生最後の日かもしれないんです!言いたいこと、したいこと、精一杯に、悔いを残さないように
ね。 宮永まさよし 拝

 
5月26日()16〜18時半【今後の活動方針を相談】 栄・沖縄料理店にて
 
影山さんと泡盛を酌み交わしながら、今後の市民運動について忌憚のない意見を交換。万博反対派がギクシャクしている問題も大人の対応で修復を計る方向で合意。参加4名。とはいうもののただの呑み会?

  
5月27日 12:43 鷲田さま みやながデス   チラシですが、手配りもするようであれば、土・日なら名古屋から応援にいけますので日程が決まり次第、連絡ください。(ただし6月2、15、16,29日は予定が入っています)それからネコギギのロゴ素敵ですね!! ワッペンやシールなどに活用して活動資金の一部にすることもできそうです。9月の長良川ディなどの集会で販売できますので、広報活動も兼ねて検討されたらいかがでしょうか。 宮永まさよし 拝

  
5月27日 13:16 Hさま みやながデス
 (設楽ダム名古屋・事務局長を)森島さんが引き受けてくれれば理想的です。豊川サマーフェスティバルはみんなに声をかけましょう。胡桃島のキャンプは15、16の2日にHさんは参加されますか。今のところミヤナガは行く予定ですが、その前に【設楽ダムを考える市民の会】の応援にビラまきに行くことになると思いますが(日程と時間が合えばの話しですが)そのとき森島さんを誘って、ついでに設楽ダムを見学してくるという手もあると思います。

* 6月2日に名古屋の白川公園で開かれる【ピースアクション愛知いっせい行動】には行かれますか。代表の影山さんから一言頼まれているので行きますが、本部付近にいますので、でてきませんか?まだ、候補者もまったく白紙で決まっていない!のに、影山さんに来年の知事選・事務局長を頼まれていてやれやれデス。

* まあ、他に引き受けてくれる人がどうしてもいなければ最後の最期にはババを引く覚悟ですが
。7月7日にその準備会として小生が発起人代表で、よびかけ人を集め、教育館で集会を開く予定です。詳細は追って連絡します。【愛知万博から海上の森を守るネットワーク】代表 宮永まさよし

  
5月27日 23:22 皆様 みやながデス
 物事は楽観的にくよくよせずいいこと探しをする。これが『とほほ散人』宮永のお気楽?人生訓です。  【皐月第四週末・ふらふら日記】 〔5月25日〜26日:下町散策&泡盛対談編!〕
 中間テストが済んでほっと一息。連休初日の土曜だが、来週からの授業に備え、中2、中3用数学テキストを作成。「塾生の名前が入った問題」を加えた教材を単元ごとに手作りしている。どの生徒も最低3回は名前がでるよう心がけている。『陽介!今のペースで文句ナシ!あせらずボチボチ行こう!』とか『健太!口を動かすのと同じくらい手も動かそう!』なんてコメントも付けてある。

* ワープロを打ちプリントアウト、ベースになる原稿に切り貼りし、コピー。押しきりで裁断、1セットづつ揃えホッチキスで綴じて、ハイ!できあがり。9時過ぎから始め1時半頃まで、途中友人が来たりして、正味3時間半で完了。で、やっと本日最初の食事。土曜日とあって〈缶びーる〉片手に至福のひとときの始まり。「さつき」に続き、アジサイの紫に白アジサイが一段と庭の緑を引き立てている。

* 全身が染まりそうな薫風にアオアゲハが舞い、カナブンが飛ぶ。空を見上げ雲を見る。地位や身分からくる重圧とはまったく縁のナイ市井の庶民には『すべきコトを済ませた開放感』と半ズボン裸でくつろげる静かな午後だ。人生のんびりゆっくり
で、なくちゃね。

* 夕方6時過ぎ、お決まり?名東区へ移動開始。今日は北区・東区の下町をじろじろ。戦災で焼け残った《自転車1台が通るのがやっと》の小路が網の目に続く住宅地。瀬戸電・尼が崎の南から東区へ住宅密集地をいきあたりばったり。鬱蒼とした鎮守の森、建中寺を筆頭にお寺も多い。密集している分、行く先々に小、中、高等学校がある。

* たそがれ時、夕食前で地元商店街には買い物や帰宅途中のやさしい顔の庶民がそれなりにゾロゾロ。毎日、同じことの繰り返し、変わらず時間が過ぎていく。事もなく平穏に生きている。それでも満足できない?何か満たされない、ニンゲンの『尽きることのない煩悩』の深さ。しかし、我ながらつくづく安上がりな性格だと、情けないくらい単純だと思う。


* 必死に自転車を漕いで上っている坂道で、ジャスミンの花と香りで覆われた見事な生け垣に『わおー!』苦しさはあっさり吹き飛び、感激のみが残る。「ありがとう、ステキな花を!」上りつめた坂を一気に下る。Tシャツが風をはらみ耳もとで風が鳴る。木蔭を通る抜けるつかの間の冷気の心地良さ!行く手に虹が見える。あ〜、生きててよかったな〜。

* ひとり草とりをする。汗が目に入る。草の葉で指先を切る。カナヘビがうろちょろ。あっ、こんなところにスミレの群落が!シャワーのあとのび〜る。く〜っつ!ウマイ。生命の爽快さを実感!本を読み、テレビを見、ささいなことにすぐ感動し、たちまち目から鼻水が!!ほとんど毎週のように『生きていて良かったな〜』と思うことが多いこの頃なのだ。

* 26日、日曜日。夕方4時すぎから影山さんとふたり沖縄料理店の座敷でゆっくり泡盛を一献。万博問題を中心に今後のことなどを2時間近く話しあった。前回知事選で80万票もの委任を受けた彼の「重み」を仲間として支え、共に行動することで、改めて意見が一致した。といって、できることは限られているが、全力でコトにあたる覚悟は変らない。

* 人生、思い通りに行かないことや、嫌なこと、辛いこともホントに多い。でも、物は考えよう、心の持ち方次第。負け惜しみに聞こえるだろうが、ささいなこと、ちょっとしたことにこそ、生きる喜びは埋もれている!?!な〜んちゃって。 酔生夢詩!散人 痴人28号 みやなが  頓首九拝

  
5月28日 23:51 鷲田さま みやながデス  請願書提出お疲れ様でした。
 決定打というのはそうは簡単には見つかりません。こつこつ繰り返し異議を申したて続けていくと、
これがボディブローとなってだんだん効いてくるんです。「お上が決めた以上、もう仕方がない」と白旗を掲げ「恐れいって引き下がることなんか絶対にしないぞ!!」と、そういう意思表示の手段でもあるんですね。請願書は!義も理もわれわれにあります。ただ前進するのみです。宮永まさよし 拝

  
5月29日 17:51 宇佐見さま  みやながデス  読めば読むほど、余りにもまっとうで当然な貴兄の意見に、万博推進のためには「全てを強圧的に無視し圧殺する」意向が露骨化、顕在化する現状に「言い知れない憤り」を感じています。「学者による机上の建前論」とか「現実を見ない専門家の理想論」という一見、世慣れた現場から理論家を貶(けな)す際の「訳知りのレッテル」を貼り、切って捨てよう!という相手の思惑が透けて見えるだけに余計腹がたちます。

* まあ、自分たちが「勝手に招いたごたごた」で狂ったスケジュールで、これまた「勝手に決めた工事開始」にどうも間に合わなくなりそうだ!と多数派の御用委員で頭数だけを揃え、アセスの中身はカタチだけでよく「書類上の手続きだけ」所定の決まりに従って、一挙に済まそうという、やれやれ。

* 形式さえ整えばあとはどうでもいい。問題が起きてもそれはソレ。そのときは「自分たちではない」誰かが、テキトウに対処するだろうという、無責任のかたまり、お役所仕事の定番の処理でオシマイなんでしょう。これで21世紀の模範?となる典型的【環境アワセメント!】の最低最悪の実例が「環境博」の美名の蔭で、環境劣国《ニッポン政府主導のもと》行われたことが確定しそうで、哀しいことデス、無念です。宮永 拝

  
5月29日 18:26 皆様 みやながデス
 1996年に愛知県の旧土木部が作成した【情報公開者請求者リスト】を、当時『万博オンブズマン』として情報公開活動をしていた過程で、小生も「手にいれて」所持しています。当時、その書類をマスコミに提示したのですが、報道されませんでした。そこには旧知の市民オンブズマン関係者の名がぞろぞろ記載されていました。(過去1年間に請求した人名と請求項目がA41枚に記載されていました)

* 内田くんの指摘どおり、要注意というつもりなのか【市民オンブズマン】の請求者には〇印がつけられています。多分97年から足掛け3年間で30回近く情報公開請求をした小生なんかは『黒の
付き』でマークされた名簿がきっと役所にあったでしょうね。【愛知万博から海上の森を守るネットワーク】代表 宮永

 ◆5月31日19:06Mさまみやながデス(オンブズって?以下引用)--- Original Message ---
>>それから、オンブズ役は、日本ではボランタリーな組織ですが、お国によっては、独立行政法人という形ですよね。もともと「必要な」もののはずで、日本では好き勝手にやっている、ということが不当に「憎まれっ子」の役を負わされる原因になっているように思います。まして、個人で開示請求しようなんてとても勇気の要ること、手間のかかることで、そうした役割の芽を摘むようなことは、次の世代に説明しにくいことです。>>

  「日本では好き勝手にやっている」とか「憎まれっ子の役を負わされる原因」とおっしゃっている、そこのところの表現の真意がよくわかりません。どう考えても変なのに『誰かが抗議をしてくれるかな』と待っていても誰もやらないし、我慢して諦めるのも嫌で、いろいろ行動しているのです。「憎まれっ子」というのはむしろ、お役所やお役人の方じゃないですか。

* 自治体が付託を受けた公の仕事を『納得いくよう公明正大に実行して欲しい』から
Mさんですら!「勇気がいる」というお役所に、どんなふうに仕事をしたのか、ありのまま「教えて」と請求しているのです。で、違法性が認められると判断したとき、異議を申し立てているだけです。

* それと情報公開請求は「個人名」でするもので、団体名ではできません。また、愛知県の場合、開示の請求は今では非常に簡単!!です。名前と住所(連絡先)だけで、身分証明書も印鑑もお金も要りません。知りたいことさえ告げれば、請求先も書類の書き方も教えてくれます。で、小生が創設した万博オンブズマンについて少し述べます。

* 市民オンブズマンの新海さんの講演を聞いたのがきっかけで、とにかく庶民には近寄りがたく、手に負えないと思われていた情報公開請求を「赤信号みんなで渡れば怖くない!?」の伝で、気楽にみんなで請求しようと《情報公開の請求項目》を万博関連に絞り、現役弁護士3人の参加を得て、97年5月1日に第一回情報公開請求をした市民グループが【万博オンブズマン】で、小生が事務局長です。

* 『いこまい情報公開体験ツアー』と称し、毎月第3木曜日午後0時45分、県庁西庁舎1階ロビーに集合。参加者が最大だったのがTV、新聞多数が殺到した初回の31名、以後、最小が99年9月25日の第24回で小生ひとりのみ。で、この日をもって定例請求行動を終了。その後は随時、請求しています。

* 公開窓口を通じて「県からのたっての要請」で、お盆を含む期間に2回請求を休んだのを除き、休みなく、しつこく公開請求を続けたのでした。関連部局の食料費、交際費、需品費、旅費と、かたっぱしから請求したものの、結果はとにかく知らせたくない!ないしょにしたい?ただそれだけ。黒塗りの連続で、わけのワカラナイ文書の山。当然、公開請求すればその回答として、非開示にしろ部分開示にしろ、書類の受け取りがあり、これまで60回近く自治センターの窓口に通ったことになります。

* 無論、情報はほとんど部分開示で、一番知りたいところは全て黒塗り。あまりの酷さに97年7月8日に愛知県公文書審査会に異議を申し立てたが《2年もかかって忘れたころに「非開示は妥当」という決定がでる》お粗末さ。(99年9月18日、21日の2回、地元の新聞で、この件について報道がされた)

* 県に泣きつかれ請求を取り下げたこともあったが、膨大な資料の黒塗りに盆休みが重なり、どうにも法定期間内に間に合わないというのが理由だった。結局バーターで《知事の訪欧時のスケジュール表》を手にいれたが「宿泊先や訪問先を記した」マスコミ同行記者には渡していた!資料だった。

* この毎月の、くどく、しつこい、情報公開請求活動は、関係部局の職員にかなりの「後ろめたさと、労力の負担」をかけ続けることになり、職員に吐き出しようのない不満がたまり、愛知の情報公開度を高めさせる、内部からの後押しとなる一因となったと漏れきいている。

>> 行政もオンブズさんも、無用に力んで双方ケンカ腰になったりしないで欲しい。おんぶずさん、淡々と指摘をしていてください。あまり大きな協力をすることはたぶん私にはあまりできないけれど、オンブズさんの率直な指摘と、行政の率直な反省や訂正が、感情を伴わずに可能になれば、どんなにさっぱりとした前向きな関係になれるだろうと双方に期待しています。>>

* 公の機関が住民の付託を受けて実行した業務に関し、その内容を開示請求しても、お役所はトニカク!最低限しかださなかったのです。(先例により、だせなかった
が正しいかも?)お役人にとって「率直な反省や訂正」は即、個々の責任問題につながり、出世の妨げや降格の理由となるし、もとより感情など彼らは「だせナイ」のです。職務規定と公開規定に従うのみで「自己責任による判断」は皆無です。

* で、やむを得ず提訴する訳で、これが「一番さっぱりした前向きな手段」です。はじめっから!!ケンカになっていないし、感情的にもなっていないんです。個々の窓口のお役人は仕事で、機械的に事務処理しているだけで、最終的な判断はすべて、窓口を統括する自治体の首長にあるのですから


* 万博反対運動を含め10年以上かなりいろいろやってきましたが、そのことで今まで嫌がらせや脅迫を受けたことは一度もありません。ただ本人ではなく周辺に迷惑が及んでいる気配は感じています。「泣く子と地頭には勝てぬ」とか「でる杭は打たれる」というのも現実です。残念ですが不利を恐れて何もしない、これが圧倒的多数の住民が抱える『盲腸』です。【愛知万博から海上の森を守るネットワーク代表】宮永まさよし
  

 ★第82回「ムクドリ騒動/くるみ島キャンプ/海上の森野鳥の会の船出/エセ愛鳥家」

 
02年6月1日 0:08 皆様 みやながデス
  ニンゲンどもの利害、損得まみれの思惑に関係なく、季節はめぐり来たりかつ去り、あらゆる事件、事故、出来事すべてを呑みこみ消却し、忘却の彼方へと運び続けています。死のない生はなく、輪廻転生などは絵空事の妄想、煩悩の煉獄の果てに待つのは【死を以って完了する無】のようです。いじましく、みみっちく、みっともなく、生きるしかないようです。平々凡々、無様な人生こそバンザイ!な〜んちゃって。以下は送り続けて10年目のぶつぶつ通信です。

  
【海上の森くらぶ通信】 2002年7月10日:115号&メール付き活動報告
 ★
6月2日(日)13時〜【有事法制・抗議集会】 中区白川公園に参加
  万博反対運動もほぼやり尽くし、敵?のミス待ち状態。名東区から一旦西区へ。モチロン移動手段はケッタ。それから白川公園。今日の集会は政治、社会問題関連の市民活動家がほぼ顔を揃えるはずで、そのメンバーとの情報交換、更に【設楽ダム名古屋】の役員会も済まそうという魂胆。

  予想通り長良川河口堰、徳山ダム、愛知万博などと旧知の顔が勢ぞろい。国労のメンバーとも情報交換したが<事情が事情だけに>かける言葉がなく辛い。愛知の市民運動の実行部隊として《なくてはならない強力な仲間》だけに他人事ではない!《旧国鉄に法的責任はないと認め、職場復帰の保証は皆無で》更に、ここ10数年の苦労が一人あたり70万ぽっちの解決慰労金の支給でオシマイという最終裁定だという。

  
6月3日 13:35 鷲田さん、Hさん みやながデス
  宮永が管理する市民運動の郵便振込の口座が現在3つあり、これに【脱ダム愛知】と【知事選を考える県民の会(仮)】の事務局がふたつ加わりそうな雲行きで、コレ以上は手いっぱいの状況です。とりあえず口座の管理は「代表」にお願いしたいと思います。

  それからホームページについては月額1200円とわずかですから、6月1日からまず1年間契約してアドレス使用料1500円と合わせ残金の47824円から、16900円を引き落とし、鷲田さんの(有)ネット書房に支払う形がいいと思います。他の会員にも諮って、決めたいと思いますがいかがでしょうか。 また、メンテナンスについてはこのままお願いすると費用はどうなるのか、もし代表が操作できるようなら、それもお願いしたいのですが。みやながはメールを送るのが精一杯のレベルで問題外です。そうそう、領収書等は必要ありませんのでそのまま保持下さい。以上、宮永まさよし

  
6月3日 17:33 河宮さま みやながデス
  【今西進化論復活祭】の実行委員に加わる件はOKです。ただし当日から日曜にかけて長野県御嶽山北面「標高1700m・胡桃島」へキャンプにでかける日程が決まっていて、みやなが本人が出席できません。ここ10年以上、万博反対運動に係わり続けた野鳥の会の仲間と「年1度」恒例の息抜きの会なんです。
  現地はまだ気温が朝など10度前後で春が始まったばかりで、花も鳥も冬を終えた「生命の喜びに満ち溢れて」訪れを待っています。毎年、毎年、帰路に立ち寄る「濁河温泉の露天風呂」とあわせて、この日を楽しみにしていてキャンセルできません。メールで情報を頂いたときから関心はあったのですが、そういう状況でも構わなければ喜んで参加させて頂きます。それからビラの件、了解しました。当日までに手伝えることがあれば協力は惜しみません。何でも遠慮なく申しつけてください。ではでは。 宮永まさよし
  
6月3日 23:54 皆様 みやながデス
  つくづく平和だと思う。豊かだと思う。恵まれていると思う。はっきり言って欲望には上限がない!キリがない、もういいがナイ!!でも、どんなに今の日本の平均的国民が「自由自在に、好き放題に」生きることができ《命の危機と無縁に生活できているか》ということや、その「有難さ!さえ当たりまえ過ぎてまったく気がつかない」ほど《平和で安全が普通なこと》への『稀有さに』に思い至らないほど、日本は戦後、最高レベルの恵まれた経済環境の中にあると思う。

  でも人に満足はない。常に自分にはないあらゆるモノを欲求する。ひとつが満たされると新たなふたつが出てくる。まさにメビウスの輪だ。ほんとに困ったもんです、この『ニンゲン』てヤツは!で、以下は
 
【六月・週末・ふらふら日記】 〔6月1日〜2日:雨上がり、初夏編!〕
  「キーキーギャー、ピキャパキャギー」おいおい!なんだ、なんだよ〜いきなり。レモン酎ハイと仲良くし過ぎ、もうろうアタマで寝たのが6月1日未明2時半頃。ガ行、ピ行のけたたましい声に叩き起こされ、網戸のままの出窓から外を見た。
  真向かいのアパート2階、手前から2部屋目の〈雨戸の繰り出し口〉が騒動の火元?だった。目の高さのそこを入口に、ムクドリが戸袋に巣を作り、雛を育てているのは知っていた。ところがそのアパートの家主が取り壊しを前に、空き部屋の2階に上がり、巣のある戸口の窓を開けたのだった。

  ムクドリの両親?は脇の電信柱を足場に、狂ったように飛び交い阿鼻叫喚の地獄!トーゼン雛も負けてはいない。ただでさえやかましいムクドリが必死の大騒ぎ!あわてて家主に事情を話し、測量だけで今日はオシマイにしそっとしておくことに
 なんと!不幸中の幸い「巣立ち間際」で、横の植木の梢にまず雛を誘導。角部屋の戸袋の「繰り出し口」へ餌でつり移動完了。ムクドリには命の危機の大事件の引越し騒動だったが、2時間近くもの間一部始終を見ていた!小生もかなり重傷の「ヒマジン症」で、やれやれ、とほほ。

  ほっと肩の荷が下りた11時過ぎ、本日予定の〈部屋の衣替え〉にようやく着手。暖冬で部屋が零
以下にならず、結局、一度も使わなかったファンヒーターと、たびたび寝床に変身した電気コタツを片付け、カーペットをはがし、蒲団を干す。洗濯機をまわし掃除機をかける。空っぽアタマがさらにからっぽになる無心のとき。どこかから蒲団をたたく音禅宗らしい鉦と読経の声も流れてくる。もう2時。さて、ムクドリ親子の無事と、健康で好き勝手に生きている運に「泡モノ」で乾杯!夕方までたっぷりと、至福のブランチタイム開始。

  さて翌2日、名東〜西区〜中区白川公園〜西区〜名東と最高の自転車日和。白川公園で13時から「有事法制」撤廃を求める集会で【ピースアクション】署名のお手伝い。組合や政治結社のノボリや横断幕の群れに圧倒された。ハッキリいって庶民には近寄り難い集団だ。う〜む、自分もその仲間なんだが・・.
  それに、ここに来た人達にはもう何も説明する必要はないはず。問題は残り99%以上の「日常生活に影響する<お金のコト>以外カンケイない」「考えてもどうにもならない先行きの不安など、考えないことにした」庶民の皆様!3時過ぎパレードが出発した後、ベンチで設楽ダムメンバーH氏、高岡氏と当座を相談。その後、顔をそろえた関係者6人で喫茶店に移動し、臨時役員会を実施。解散4時40分。
  白川公園から戻ると、藤棚の取り付けの下見と見積りに業者がとつぜん来宅。千種区での「打上げ」参加を断念。むむむ、久しぶりに仲間と賑やかにのつもりだったが。南向きにサンルーフも付けることにしたら、うん十万円が吹っ飛ぶことに。あぶく銭はすぐ消える運命のようだ。オヤジの形見「フジの盆栽」を庭に下ろしたらぐんぐん大きくなり、応急処置?の手製の棚が壊れ、で、キチンとしたのを作ることにした次第。

  そこへ〈5年前設置したエアコンが故障〉し、処置を頼んだ電気屋さんが来宅。2年前、自宅を改築したとき初めて頼んだが、良心的かつ文句なしの職人肌。ほかの業者が入れた機器の点検を30分ほど、しかも金はいいとのこと。お礼に大量に買い置きの「びーる&おつまみ類」を渡し感謝を表したのでした!持つべきものは「縁によってつながった」人間カンケイですね。ではでは、酔生夢詩!散人 痴人28号 みやなが 拝

 
6月4日()11時頃〜栄【市教育館】会場申請/【愛知県庁】 県政記者クラブ
  愛知万博会場の旧青少年公園の管理棟と宿泊棟の取り壊しに関し、県監査委員会へ住民監査請求を実施する件で、今月の幹事社:毎日新聞と打ち合わせ。記者会見を設定。その前に栄で会場を借りる手続きも済ませた。モチロン「けった」で往復し、2箇所の訪問時間も含め50分ほどでぜんぶ完了

  
6月4日 12:17 皆様 みやながデス  
 以下の日程で、愛知県に対し監査請求を実施します。請求人など関係者の方の参加を要請します。  集合:6月7日(金)午後1時45分/場所:愛知県庁1階ロビー(オオタカの剥製展示中)
  
【愛知県政記者クラ   ブ殿】 02年6月04日 記者会見実施のおしらせ
  日時:6月7日・午後2時半〜愛知県庁:記者クラブ
  行動:同上・午後2時・愛知県監査委員会に〔職員措置請求書〕を提出 
  目的:【愛知県職員措置請求書】提出について

  愛知県長久手町の旧・愛知青少年公園管理棟および宿泊棟の取り壊し事業に関し、その不当世を  問いただすため、愛知県監査委員に監査を請求し、事業費用の支出差し止めを求めるものである。なお監査請求者は趣旨に賛同した広範な市民多数により構成されている。詳細は会見にて公表する。 「愛知万博中止の会」代表:影山 健/ 「愛知万博から海上の森を守るネットワーク」代表:文責・   宮永正義

  
6月5日 16:58 井澤さま みやながデス
  今日、テラスの差出しと藤棚の取り付けが済みました。塾の入口が「全面ガラスの両開きドア」なんですが、昭和55年に教室を新築してからの寄る年波?に勝てずキチンと閉まらず、いちいち持ち上げて締めていました。今日の仕事を頼んだサッシ屋さんが「先生、玄関のドアね、ネジを締めなおして、位置を調整して油をさして、キチンと閉まるようにしておいたよ」と頼みもしないのに、知らないうちに直しておいてくれました。
  地位、身分、職業に関係なく、知り合う縁があった人とは
同じニンゲンとして対等に本音で付き合うことにしている〈みやながの個性?〉を認めてくれての?ことかなと、なんだか嬉しい気分です。このことはまた改めて「雀の夜ぐさり」にでも!!ではでは。

  
6月6日 12:34 影山さま みやながデス
  添付のビラ。チエックしてみてください。OKであれば、そちらでプリントアウトして下さい。明日7日、県庁のほうにも持参しますが。【愛知万博から海上の森を守るネットワーク】代表 宮永まさよし 

 
6月7日()12時45分着【県監査委員会:職員措置請求書提出】 愛知県庁
  表記・請求書を提出。一般的には「住民監査請求」というものだが、お役所的には表記の言い方になるという。影山、井戸、藤田氏らと、まず先に記者会見に臨み、その後提出した。

  
6月7日【現愛知県政に異議アリの有力闘士各位】
 有志による委員会を実施します
  とき:7月13日(土)午後2時〜4時30分
   ところ:名古屋市教育館(3階・和室)地下鉄東山線「栄」下車・徒歩3分
  (仮)愛知県知事選を考える県民の会:(仮代表) 影山 健   
      呼びかけ人:宮永正義・白木正三 (無党派を仲立ちに幅広い連携を目指す!)
  前回知事選で「80万票近くの支持を得たが」惜敗した影山 健氏から『熱い期待をもって寄せられた【現体制打破を切望する県民の声】を無駄にせず、ぜひ次回知事選につなげたい』という強い要望が寄せられ、上記の2名を呼びかけ人として実行委員会形式で集会を実施します。現知事に対し対抗馬の擁立が必要とお考えの方、思想、信条、党籍いっさい関係ありません。呼びかけを検討の上まず出席して下さい。 会合の
  第一目的はゆるやかな連携による「野党統一選挙母体」の結成
  第二は各自からの「これは!という自薦・他薦候補者」の名寄せ
  第三は今後の事務局を含む体制と、日程の調整、今後の活動方針など 

  推したい候補者名を集め、擁立のあらゆる可能性をチエック。無党派を含む野党が分裂していては、戦う前に勝敗は明らかです。広範な合意に基づく「候補者」さえ確定すれば、あとは闘うのみです。
 影山氏を中心に、参加を要請するメンバーを選定し連絡しましたが、ぜひという方がみえましたら誘って下さい。また参加の意志はあるが当日は都合が悪いという方はお手数ですが宮永か影山あて連絡下さい。【知事選を考える県民の会(仮)】問合せ:影山 健【文責】仮事務局:宮永≪
*チラシ用文書

  
6月8日 0:33 H さま みやながデス
  長良川デイのブース申し込みの件ですが「設楽ダムと環境を考える東三河の会」が二分の一、「設楽ダムを考える名古屋の会」が二分の一、それぞれ@6000円ずつ負担して1ブースにするのか、連名で二分の一ブース又は1ブース借りるのか、どんな説明でどうなっているんですか。

  ビラと一部500円の例のリーフレットを並べるくらいなら「二分の一ブース」で長机1つとイスが二つあるので、それで充分間にあうと思いますが、その点連絡下さい。(2団体で3000円づつ負担ということになります) なお申し込みは団体名とブースのサイズだけで費用は当日、現地の受け付けで参加費と共に支払うことになっています。以上、宮永 拝

 
6月10()正午頃〜13時半頃 【知事選を考える会】 呼びかけ発送作業
  例の如く「郵便書簡」で発送。メールのある方には「集会案内B5を1枚」のみ。未知の方には自己紹介を兼ね《くらぶ通信6月号》と〔ふらふら日記2回分〕を用意。郵便書簡の3箇所を張り会わせて封筒状にし、宛名シールを張り、差出し人のハンコを押す。そして文書3種類を折り、一部づつ封筒に入れ、フタ?を張ってようやく一丁上がり!これで、結構、手間がかかるんです! 

 ◎《知事選について話し合う会開催について》 郵便書簡:発送文書 
  お元気にお過ごしのことと存じます。さて来年の知事選のことですが、私たちはできることなら統一候補を立てて勝つことを目指したいと考えています。その思いは皆様も同じだろうと思います。そこで僭越とは思いましたが、次の通り来年の知事選をどうしたらよいか、ざっくばらんに話し合う会の開催を計画しました。お忙しいところすみませんが、ぜひ参加下さいますようお願いします。
  ☆とき 7月13日(土) 午後2時〜4時30分
  
ところ 名古屋市教育館(3階・和室)地下鉄東山線「栄」下車・徒歩3分 

  なおこの通知は私たちが日ごろ親しくしている約40人の方々にお送りしました。しかし、誰でも参加できますので、来年の知事選に関心があると思われる方には声をかけ、誘ってみて下さい。参加の意志はあるが、当日都合がつかないという方はお手数ですが、下記あてにご連絡下さると幸いです。   【話し合う会(仮)】問合せ:影山健 
(略)呼びかけ人:宮永正義T&F(略) (*注:影山氏が作成した「愛知の主だった活動家の名簿」を基に、前回の相談で互いに名前を挙げた人を追加し、それを小生が「筆まめ」で新規住所録として入力。発送先をラベル印刷して即日、投函した)

  
6月10日 21:50 皆様 みやながデス
  「涼しそうでいいな〜、その格好!うらやましいな〜。半ズボン、Tシャツ、サンダル履なんて子供の頃を思いだす」行きつけの文房具屋で、同世代の店主の言葉です。『歳をとると、だんだん子供に戻って、こうなるの!人の目なんか気にせず、もう好きな格好で通すことにしたダケ。仕事のとき以外は自由時間だからね』 山下清じゃないけど「そういう人なんだ、このヒトは!」でおしまい。《夕涼み、よくぞ男に生まれけり》宝井其角を昼間してるだけなんです!!


 ◎
【水無月巣立ち・ふらふら日記】〔6月8日〜9日〕はや真夏日、またまた懐古編!〕
  「ピーピー、ギャーギャー、キー」おいおい!またかよ、うるさいな〜ホント!8日早暁。さすがに寝てまだ3時間では起きられず夢うつつでまたひと眠り。向かいの家でムクドリが明け方に巣立ち、起きた9時近くには声1つしない朝だった。このところ我が家の裏庭は「スズメ、ヒヨドリ、キジバト」と巣だちビナの集会場だ。
  暗黙の順番があるのか、かちあうこともなく次から次へと、親鳥が餌を運んで、そのかしましいこと。そして、今朝のムクドリを最後に、みんなどこかへ旅だった。新緑水無月から梅雨にかけて1年で最も「いのちの旅立ち」でにぎわう季節だ。

  不意に《初めて正規に採用され、生涯ただ一度企業に所属した24歳の初夏の頃を思い出した。栄・中日ビル7階に会社があり、指で自分の頬をつねるほど仕事は高収入で順調だった。3カ月でカラーテレビ、6カ月でブルーバード、2年目ヨーロッパを1と月旅行した。

  出、退勤自由の職種だったので、当時開設された「中日文化センター」で金城大学教授「山田麗眺子」氏主催の俳句講座と高木好糸師範の「表千家茶道」教室に入門した。茶道は中区瓦町に中部の宗家が門を構える流派だったが、5年ほど休まず通った。

  俳句は鳳来寺山への吟行で、発句が3句とも互選され誉められたことを覚えている。お茶も2度免状をもらったが、今ではお手前を始め、きれいすっかり!忘れ果てた。昼の講座で「全員が女性」と目当て!がそもそもなので、当然といえば当然か!? 

  ただ、俳句や茶で『瞬時を感応し有の中に無を知る』一期一会の本意に触れ、その後【深く自戒し?座右の言葉として実践する】きっかけとなった。ホントなんですっ。びーる・焼酎漬け、半ズボン裸が制服?のオッサンにもそんな時代があったんデス。てなことを思い出していたら、姉から電話。「昼頃家に居る?庭石を持っていくから」 

  日課の順番を急遽、変更。家事もろもろは午後にあとまわし、先に北図書館へ。年に1度のリサイクルデーで、整理番号197番。10時から50人が20分ずつ入場。「週刊新潮」をパラパラめくり、待つこと約30分で、ワガハイを含む151から200番。

  で、いきなり目に飛び込んだのが、種村直樹著「ユーラシア大陸飲み継ぎ紀行」すぐ隣に「自転車旅行案内」、同じ台に岸根卓郎・京大名誉教授著「森と文明」、1人10冊で「環境問題情報事典」「小さな離島へ行こう」「40歳からの田舎暮らし」「都会暮らしの田舎暮らし」「ビル・ゲイツに会った日」「サミーデイビスジュニア自伝」、NHK取材班「人間は何を食べてきたか・アジア太平洋編」とおっさんのレベルが分かる選択。
  ほとんど5年前までに刊行され、無料処分で運悪く!我輩の元へという次第。午後、姉夫婦と庭仕事&のんびり昼寝とおしゃべり。夕方、名東区へケッタで移動90分。日泰寺裏から愛知県ガンセンターに出た辺りで日が暮れ、墓場の中で道に迷い!聞く人がいるはずもなく???あ〜、ホント、面白かった! 
  9日は朝と夕、名東〜西区明道町〜江向町〜名東と、移動、約40qの下町考現学、ケッタで散走3時間。表通りから1本裏を選んで走ってみたら、戦後の古い家並みから国籍不明や、斬新な?邸宅といやはや千差万別、多種多様、人生様々。昼間はびーる片手に集会準備とゆったり読書。都会にも吹く青嵐のなかの移動は快適そのもの、週末、まる2日間、のんびりぶらぶらデシタ。無為無策、人生なんてこんなモノ! 酔生夢詩!散人 みやなが 頓首九拝

  ◆【掲載はどれかな?5月は1本のみ投稿:5月22日 朝日「声」欄に掲載された】
    次回は「新たなる船出!海上の森野鳥の会」の巻です。

  ◎
【海上の森くらぶ通信】2002年7月10日:115号続き&メール付き
  
6月18日 13:17松田さま* CC、宇佐見様、加藤様 みやながデス 
  情報ありがとうございます。貴兄のご要望によりメールを差し控えてきましたが、今回の件について、小生の見解をお知らせします。まず「今西進化論復活祭」実行委員会には委員長の河宮氏からの要請に『友人として賛同し』名前を連ねただけで、当日も所用で欠席しており、まったく関っていないのが実情です。
  チラシに名古屋の代表的市民運動家と紹介されている河田昌東さんとは全く面識がなく、始めて名前を聞きました。(とはいえ後の祭りですが、不注意だったと思っています)名大の環境学の大学院教授からも、間接的にですが、共通の友人を通じて「いかがわしい動きには、今後関らないほうがいいよ」とのアドバイスを受けました。別の友人教授からは直接、電話で厳しい忠告をされました。

  国土の開発と環境保護とのせめぎあいの中で、圧倒的な力を有する国や自治体の公権力の行使に対し、蚊の鳴くような「言論の力」と、雲を掴むような「世論の後押し」のみを頼りに、孤軍奮闘、ほとんど素手で、お上に異議を唱え続けていると、つい《象に対するアリの戦い》の無力感やら頼りなさから、理論的根拠の1つとして「自然・生態系の専門家」と称する人物のみみざわりのよい新説、珍説、奇説に飛びついてしまう面があるのかもしれません。とにかく直感のみで動いていますから

  ただ、世にごまんとある新興宗教と同様、信じた人を諌めるのは難しく、それこそ時の流れによる自然淘汰を待つしかありません。ただ、生物学の分野で専門家として研究してこられた立場から「現在の生物学の最先端からみた定説」に対する誤用や、勝手な解釈に危機感を感じ、警戒を発せられたのだと思いますが それこそ「ダーウィンの進化論」のなかにもある「種族保存の本能」の典型的行動のひとつのようにも思え、逆に安堵している心境です。 

  朝日の「天声人語」も当日読みました。当たり障りのない文章でした。まあ、立澤さんとほぼ同じ見解で、経済最優先の人間たちの競争の末、環境が破壊され、結果、先進国が特に「社会的に破綻し始めた」から、本来が弱肉強食の自然界のなかで、生きる為に仕方なく形成された《共生の関係》(みやながの言い方でいうと「やれやれ、とほほ」の情けない関係)を一種の美談と理想化して表現しているようですね。
  表面的には聞こえの良い言葉なので、専門外の一般大衆向けに「熱帯林を守ろう!」というスローガンに便宜的に使ったのでしょう。自然界の共生が理想なら人間界での「マスコミとスポンサー」「役人と業者」「業者と政治家」「政治家と業者」など典型的な共生です。やれやれ、とほほ。酔生夢詩!散人 頓首九拝 (後注*:松田東大助教授、宇佐美愛知学院大教授、加藤瀬戸市議)

  
6月19日 0:33 松田さま みやながデス
  ダーウィンについては全く無知そのものの状態でした。確か38年前!!高校生のとき、生物の授業で聞いた?程度のうろ覚えの知識で今回も発言している!!というのが実情です。(ほんと、なんにも知らないで、ヨク発言しているもんです!とほほ!)

  で、貴兄からダーウイニズムに関する現在の共通認識をお聞きし、改めて我ながら見当違いの不明を、深く恥じる次第です。まあ、ほとんどの一般庶民はこんな程度ですので、お許しを!とはいえ知らないということはホント怖い?ことですね。やれやれ。

  そうそう、18日本文中の3つめは「政治家と役人」の間違いです。
*「役人と業者」「業者と政治家」「政治家と【業者】役人」など典型的な共生ですまあ、お気づきになっていたとは思いますが念のため。それと万博・脅迫神経症?から脱却された!ということでホッとしました。ではでは 酔生夢詩!散人拝 

  
6月19日 15:02 森島さま、みなさま みやながデス
  胡桃島のキャンプ、お世話になりました。楽しかったです。印象的な想い出がまたひとつ増えました。 さて、道中で話しがでた「海上の森野鳥の会」ですが森島、M、宮永の3名が設立世話人という形で発足し、広く皆さんに会員募集を働きかけたいと思いますが、その前に事務局や人事や規約とかを相談しませんか。

  反万博いっせい行動の日<29日(土)2時から4時半>に栄の噴水広場に1時頃集合するというのはどうですか。(終了後というのでもいいのですが)細かい活動内容や行動目的をつきあわせてみましょう。それから、例の「新今西進化論」の実行委員に名を連ねた件は思わぬ反応があり、ちょっとビックリしました。以下に転送します。こんな「そこらのおっさん」のことでも心配してくれるんですね。ではでは 宮永 拝  >>>宇 佐 見 大 司 ( USAMI Daiji << *松田さんのご希望により転送します。--- Original Message ---辻様c宇佐見様(あいにく、加藤徳太郎さん、宮永さんのアドレスが手元にありませんが、よろしくお伝え下さい。(以下本文ぜんぶ略)

  
6月20日 11:40 森島さん、鷲田さん みやながデス 
  まず6月23日ですが、25日から期末テストで土日とも「おシゴト」となり、残念ですが参加できません。鷲田さんが排除を希望されている「政党や労組」ですが、いままでも、個人として参加を得て共に行動してきました。今後、全県的な行動をとるときに(設楽ダムを考える名古屋の)会として、政党や労組に「組織的協力を依頼しない」ことにする。それでいいのではありませんか。個人として参加したメンバーが、彼らの判断で勝手になんらかの行動をするのを、会として拒否したり妨害することはできません。
  鷲田さんの意見は心情的には理解できます。でもこれまでも組織に頼らず、吹けば飛ぶような「言論」のみを武器に、マスコミを「利用して」世論という掴み所のないモノを取り込み、なんとか流れを変え風を吹かそうと活動してきた経験からいえば、県民の民度という《度し難いブラックホール》が立ちふさがっていて、共感を得られる層はこの10年で掘り尽くした感があり、むむむデス。(むろん万博問題についてで、県民の間では関心はゼロに近く殆ど問題にすらなっていない【設楽ダム計画】は白紙です)
  7月末:設楽サマーキャンプ、8月末:徳山ダムキャンプ、共に参加の予定です。そんなこんなを話せる森島さん、鷲田さん、時間は取れませんか。それから以下の会則案を作ってみました。

   【海上の森野鳥の会・会則(案)】
  第一条 この会は「海上の森野鳥の会」と称する。
  第二条 この会は「野鳥観察」を主目的とする探鳥会・キャンプ・旅行などを通じて自然保護、環境保全の意識を広めると共に、会員相互の親睦を計るものとする。また必要と認められるときは署名活動、陳情、抗議行動なども実施する。但し前記の諸活動への参加は任意とする。
  第三条 前条の目的を達するため、次の活動を行う。
 1、広く、前条の事実を一般に知らせるための広報活動。
 2、ホームぺージ、メールの利用による情報伝達、収集活動。
  第四条 この会の事務所は(            )に置く。
  第五条 この会は、本会の趣旨に賛同する者をもって組織する。
  第六条 この会に次の役員を置く。代表1名、副代表1名、事務局長1名、会計1名
  第七条 (1)役員の選任は会員有志による互選とする。(2)役員の任期は1期・2年とする。
  第八条 (1)代表は、会を代表し、会の運営を掌握する。 (2)副代表は、代表を補佐し、代表事故     ある時これを代行する。 (3)事務局長は、各種行事の選定、連絡など事務を担当する。   
    (4)会計は、会の会計を司る。 
  第九条 (1)会議は役員会のみとする。 (2)会議の招集は代表が行う。 (3)役員会は、必要の    都度、役員の合意を得て招集する。
  第十条 (1)会の会計年度は2002年7月1日に始まり、期間を1年毎とする。 (2)会の経費は、    行事の都度、参加者から徴収するものとするが、恒常的な必要経費などは寄付金その他をもって    あてる。  付則 この会則は2002年7月1日から実施する。

  
6月21日 0:13  森島さん、Mさん みやながデス
  添付ファイルは会則案と同じ文面です。23日の集合地点はMさんと相談して下さい。それから会則案の改訂、M案を了解しました。文面を校正して再度連絡します。無難のものにします!?まあ第二条がキツイ表現なのはわざとですがあっはっは!!一応、代表が浪人中の森島さん、事務局長がMさん、副代表がみやなが、会計は佐藤さんにと考えています。まあ、考えてみてください。

  当座は、海上の森を守る会の第3日曜日の観察会に共催団体として活動を開始したらどうかと思っています。みやながも参加しますし、休止中の「海上の森くらぶ探鳥会」の関係者にも参加を呼びかけたいと思っています。政治的な匂い?が強い「みやなが」が表にでるのは?ですから、こんな配置を考えてみました。詳しくは29日にでもまた、ではでは。 宮永まさよし

  
6月21日 11:12 皆様 みやながデス
  「海上の森野鳥の会・会則(案)」<第2案です。またアドバイスお願いします>
 【名称】第一条 この会は「海上の森野鳥の会」と称する。
 【目的】第二条 この会は「海上の森」を主な活動エリアとして野鳥に親しみ、人間もその一員である  自然の生態系の仕組みを鳥を通じて知るとともに、全国的に失われつつある里山、湿地、干潟など  の自然を守るための活動を行う。
 【事業】第三条 前条の目的を達するため、次の活動を行う。 1.海上の森における野鳥の観察、並 びに生態系全般の調査活動。 2.探鳥会・キャンプ・旅行などを実施し、会員相互の親睦を計る。  3.環境保全の意識を広めるために必要に応じ許される手段をとる。 4.ホームぺージ、メールなど による情報伝達、収集活動。
以下第1案と同じ:省略

  
6月22日 0:26 みやながデス  鷲田さん、ほんとにその通りですね。
 圧倒的優位の立場にある事業者(国や県)を相手にするのですから、まともにぶつかっていったら簡単にはね飛ばされ、踏み潰されてしまいます。とにかく、くどく、しつこく、斜めから、後ろから、横から、ねちねち、チクチク、相手も気がつかないくらいに細かく、しつこく少しずつでも攻め続けていれば、そのうちこちらにも『光が当たる日が来る?きっとくる!』と信じて進むしかありません。トニカク深刻に思いつめすぎず、楽しく、明るく、にぎやかに、人生をエンジョイしつつ行動をするっきゃありませんね、ハイ!そうそう、長良川ディで〈ネコギギ〉バッジ、大いに売りましょう。

   万博反対運動に関わって10年、ビクともしない官僚機構の《呆れかえってものも言えないほどの図太さ、デタラメさ》につくづく寒心?し、もう《いくところまでいって潰れなければ変らないのかな》とさえ思い始めているこの頃です。やれやれ【無責任で、無思慮で、無反省が出世の王道という?】お役人っていいな〜ホントに。コラコラ。このドアホのコンコンチキめ!!ではでは人生、楽しんだものが勝ち!酔生夢詩散人 拝

  
6月25日 2:51 皆様 みやながデス
  相変わらず、小人閑居を為して無為無策の日々を過ごしています。まあ、小生のような市井の凡人には《真昼の月》のような、いるのだけれど誰も気にしない、そんな生き方が一番ぴったりとふさわしいようです。

  
【水無月その参:ふらふら日記】〔梅雨の中休み薄曇り・世はなべて太平編〕 
  6月15、16の2日間、鳥仲間6人で長野県の御岳山【くるみ島キャンプ場】で過ごしてきた。毎年、6月第3土・日に出かけているが、梅雨なのに雨に降られたことがまったくない。91年1月に始まった「海上の森探鳥会」で知り合った面々に《野鳥の会愛知県支部・前副支部長》の森島氏が声をかけ、彼が常連のキャンプ場へ行くようになって6年目だ。

  ここは暖かい土地で越冬した冬鳥たちが繁殖する〈標高1900m近い〉高原で、日中でも気温が15
前後、朝晩は肌寒く、ようやく春になったという高山植物が花盛りの別天地だ。気の会う仲間とナベをつつき、あるこーるを酌み交わし〈貸し切り〉の広場で火を囲む。鳥はモチロン、満天の星、咲き乱れる山草も種々様々、豪華絢爛、まさに桃源郷だ!

  今回は加えてバードウオッチャーには生涯の語りぐさとなる大事件が翌16日朝、勃発!設備は共同炊事場とトイレだけ、最もシンプルで原初的なオートキャンプ場だが、その板壁平屋の宿泊施設の窓ガラスに、うっかり者の野鳥がぶつかってしまった。いわゆるバードストライクで《森がガラスに映り、空の続きと錯覚》した鳥が窓に衝突してしまう。そのウッカリ者が《野鳥愛好家》には幻の鳥ジュウイチだった。
  日本でカッコウの仲間はホトトギス、ツツドリ、ジュウイチの4種のみ。夜行性で声を聞くのが精々、姿なんてまずもう無理。そんなジュウイチを両手で抱き上げ、互いの目と目が合いビシバシ火花が散ったのです。キューピー頭の怪物に、脳震盪もぶっ飛び悲鳴をあげられ、やれやれゴメンね!のジュウイチさん!
  帰路の楽しみ《濁河温泉》で「去年は、峰のテッペンの木に止まったジュウイチのシルエットを《前をぶらぶらさせた》十人近い男どもが、露天ブロから双眼鏡で覗いて大騒ぎしたんだよネ」と思い出話でまた盛り上がり、好きモノ同士しかわからない、仲間内では一生モノの出来事なのでした。

  ただし鳥好きといってもイロイロ。小生のように『ただただ鳥とそのいる環境、雰囲気が好きなダケ』で、30ウン年見ていても、鳥の名前も満足に言えない!わからない者もいれば、巣を探しまわり、卵や雛の写真を撮り、新聞に投稿し自慢して歩く「外道(げどう)の鼻つまみモン」バードウオッチャーもいる。そんなのが大勢、幅を利かせているのが【野鳥の会】だ。 

  想像してみて下さい。「或る日トツゼン怪物が家にやってきて、かわいい?息子や娘をひッ捕まえ、パンツをめくってオスとかメスとかいっていじくりまわす。その周囲を気が狂わんばかりに飛び交う親の気持ちを!」このどアホめ!う〜、胸糞(むなくそ)悪い連中だ。趣味でやるだけ、研究発表も何にもしない、そんな連中の名前を思い浮かべるだけで腹が立つ。

  てなコトばかりで、もう55年。我ながらホントずいぶん人間をやってきたな〜。この歳になると同世代や同窓、同年で「功成り名を遂げた偉い人」が続々でてくる。つい較べて、いつまでたっても〈ミーハー〉で軽いおっさんの自分につくづくトホホだが、なぜか本能的に「対面する相手に自分のレベルが合わさってしまう!」性分なのだ。

  で、小3の生徒にタメグチをきかれ、初対面のおばさんと世間話をし、右翼のお兄さんと話しこんでしまう。環境庁長官、知事、野党党首、各種の首長や議員、弁護士ずいぶんいろいろ会ったが、相手が誰であれ、ゼンゼンおじけないし、緊張もしない。どーってことナイ、みんなおんなじ人間。 

  人前でマイクを持ってもあがることはないし、原稿なしでいくらでもしゃべれる。どうせ、みんないつかは死ぬし、人生一度っきり。我慢を重ね、自分をだまして生きるなんてヤなこった。もう地でいくっきゃナイか?人生、言ったもん勝ち?ではでは、酔生夢詩!散人 みやなが 頓首九拝

 
6月25日()午後2時〜3時半【愛知県・建設部企画計画課】工事中止要請
  またまた調査と称して、計画確定前のボーリング開始に、緊急抗議を実施。アセス評価書が今日、公告され、今後1か月縦覧されて、それからというのに早や実質工事。新住計画で環境団体の強硬な抗議と抵抗活動を無視して、事前調査と称して海上の森中心部で250か所以上のボーリング工事をしたが、結局、計画中止で全てムダになったのに、全然懲りていない。

  最終的に計画が確定する前に、やりたい放題の「調査を名目とした工事」で無残な自然破壊。万博開催から逆算し、調査開始を6月13日と決めたと担当課長が公言するおそまつさ。まあ、環境アワセメントで、確定がトーゼンの出来レースというコトなんでしょうね。参加8名で記者会見後、建設部へ。名駅前の博覧会協会へは仕事で、中座。

  
6月29日 7:20 ≪皆様 みやながデス  送信した文章の一部を加筆します
  鳥好きといってもイロイロ。まったく相変わらずで困ったことです。小生のように鳥の名前も満足に言えない者もいれば「巣を探しまわり、卵や雛の写真を撮り、新聞に投稿し自慢して歩く外道の鼻つまみモン」のバードウオッチャーもいる。そんなのが大勢、幅を利かせているのが八百長の会じゃなかった野鳥の会だ。
  数年前の総会で、額をつつかれた小生と▲▲がつかみ合いになってもめたことがありました。大人気ない《いざこざ》でしたが、Hさんもその会場にいたはずですね。とにかく、やたら木に登って巣の写真を撮り、ヒナを手に取るんです連中は!専門家や研究者ならまだ許せるんですが、ただ趣味で仲間に自慢したいだけで巣をさがしているんです。▲▲と知り合って36年になりますが、ずーっとそうです。

  とにかく野鳥の卵を識別できるかどうかが、連中の仲間内でのステイタスなんですから、ほんとうにどうかしています。異常です。以前、イカルチドリとコチドリの卵の写真を▲▲にみせられ、区別ができるかといわれ『分からない』といったら「ふーん、みやながさん程のベテランでもわからないの」とこ馬鹿にされました。
  海上の森で会ったときも、ヨタカの巣を見つけたと自慢してきましたが、よっぽど、なぐってやろうかと思いましたが、わかる相手ではなく我慢しました。ヨタカの巣を探すには、相当深刻な負担を森にかける調査が必要なんです。(*筆者注:鳴き声で「いそうなところ」を見つけたら、、地上に巣を造るので3、4人が両手を広げて横に並び、ロープで区切った斜面を裾から稜線へ向けてガサゴソ絨毯攻撃でしらみつぶしに探すんです)

  海上の森中心部での【新住宅事業と万博撤退】のきっかけとなったオオタカ発見の2年前に、同じ地域で営巣中の幼鳥が巣立ち直前にいなくなった件にも連中がからんでいて、必死で巣を探していた我々には情報を隠していたんです。(このときは森を守る最後の切り札として、禁を犯しオオタカの巣を探したのですが) 
  想像してみて下さい。連中がそこらじゅうの森でやっていることを!! 「或る日トツゼン、怪物が家にやってきて、かわいい?息子や娘をひッ捕え、パンツをめくってオスとかメスとかいっていじくりまわす。その周囲を気が狂わんばかりに飛び交う親の気持ちを!」このどアホ!ウ〜むなくそ悪い。保護活動なんか論外、ただ巣を探すだけ、研究発表も何にもしない連中の名前を思い浮かべるだけで腹が立つ。万博がらみで役員から排除された一会員として、現状の野鳥の会幹部の面々を思い浮かべるとためいきがでるばかりで、いったいどこが自然保護団体か、やれやれトホホです。(以下:受信メール) 

  >M氏より>:海上の森のサンコウチョウが営巣放棄したと言うニュースが入りました。大変ショックです。昨年も営巣を放棄しましたが、ついに今年も営巣を放棄しました。本当に心からの怒りを感じています。自然を愛する人間のすることではありません>

  >T氏より>:森で会った人物が自慢して自分の投稿がのった新聞を見せてくれました。それを見ると『
』とありナゴヤマルでよく見る投稿者の名前でびっくりしました。ここへ来た目的は、鳥の巣を探すことだとか、巣の写真を撮ることとか、まともな鳥見の人がすることではない異様なことを言います。数十枚もの多くの写真があり、ほとんどが営巣中の巣や、その中の卵・雛(まだ赤子の状態)のものばかりです。
 >オオヨシキリ、セイタカシギ、チュウヒなど無数の鳥のものです。何と▲▲の指導でやっているとのことです。中には▲▲がチュウヒの卵がある巣を覗き込んでいる写真がありました。■●氏の名前も出てきました。朝日新聞が『ナゴヤマル』でよく取り上げてくれると自慢していましたが、彼の鳥見のマナーを考えると同新聞に彼の投稿を載せないように要望を出さなければならないかなと思いました。>以下略)

 
6月29日()午後2時半頃〜【万博1000日前:抗議集会】 栄・噴水広場 
  朝から期末対策のオシゴト。2時に終了後、そのまま自転車で栄の会場へ直行。あいにくぱらぱらと落ちてくる空模様だが、懲りない?常連メンバーが勢ぞろい。ラスト2番目でとりとめのない話の3分間スピーチを済ませ、抗議デモに移行。4時解散後、森島さんが「30年ぶり」という教育館横の喫茶店「赤と黒」でMさんを交えて《海上の森と設楽ダム》の今後の活動方針を協議。【海上の森野鳥の会設立】を決定。併せて年間行事も策定して5時半終了。ちょっと一杯と思ったが、みなさん忙しそうで、誘いかけを断念、とほほ!

  
6月30日 0:13 皆様 みやながデス
 
〔雀の夜ぐさり第12号〕 【続:当世下町中学生事情】
 〔雀の夜喋り(すずめのよぐさり)は野鳥の会愛知県支部・機関紙「愛知の野鳥」に92年9月号から
  96年2月号まで30回、不定期に連載した同じ題名の「よもやま話」のメール版・続編です。野鳥が  らみの身辺雑記に加え、反万博の色合いを帯びた「自然保護メッセージ」が首脳部に問題とされ
 連載中止となり、その後、署名や街宣、デモなどの活動が役員の品位に欠けると退場を命じられた〕  

 *名古屋の下町、西区の我が家の裏庭で「アカバンザス」の花が咲き始めた。長い茎の頂上でラッパ状の花弁の先が六分裂した、青紫色の花が半球形に咲く洋花(ようばな)だ。ほかには何も咲いていない庭の藤棚の下で《竹久夢二描く薄幸の女性を思わせる》集合花が三輪ほど楚々とした風情で静かに咲いている。しのつく五月雨(さみだれ)にそこだけ明るく穏やかな空気がただよっていて、見るものの心をほっとなごませてくれる。
  これと対照的な花がノウゼンカズラだ。ゴーギャンが描く情熱的な女性の化身のような、南国そのも』の派手なオレンジ色の花が晩春から秋深くまで、絶え間無く咲き続ける。戦前からの家並みが残るこの辺りは新旧様々な一戸建てが多く、園芸ブームもあってか手入れの行き届いた庭が至るところに散在し、そのほとんどでこの印象的な2種の花が並んで咲いている。

  日課の自転車ウオッチングですっきり快適にリフレッシュし、さて夜、本業のオシゴト、中2の授業。  休憩時間に板書きを消していると、背中に紙ヒコーキがふたつ、みつ。
  『おいおい、こらこら、誰だ〜、また、こんなのを!持ちこんできて!!』
 広げなくても一目でわかる、そのものズバリ「カラーグラビア」満載本の切れ端。
 「これからひょっとして頭に毛が生えようか?」という小生でさえ、げっというほどの<最小の局部だけ黒塗りをした>これでもか、これでもかのオンパレードの即物的な写真。とはいいつつ、オジサンでさえ閉じた指の間から、つい覗いてしまう《扇情的なシロモノ》
  男ばかり12人のクラスで、試験が終わった開放感からか、更にエスカレートして、教室隣りの
 控え室から「先生!Aがテントを張って、もうタマランって言ってる!」
 「先生、Bね〜。塾に来る前に家でみんなに見せたんだよ、アダルトビデオ」とC。
 「あっ、もう、お前には貸してやらんぞ」これはB本人の声。

  『こら〜B、お前か、塾に持ってきたのは?』  「ウン。Dが見たいっていうから」正直に答えるB。  『コラコラこら〜、そんなんは内緒でこっそり見るモンなの、しょうがないな〜、お前たちは!』
 「え〜っ、先生がそんなこと言っていいの!」と親が教師のF。
 『いいの!けど、こんなんを見てると、お母さんや好きな子に見せられるか?どうだ!興味や関心があるのはみんなおんなじ、先生だって中学生だったときがある。だけど、こないだからこんなんばっかり、夢も希望もなんにもナイと思わないか。 
  人を好きになって、その人のことを考えるだけで胸がいっぱいになって、いっしょにいたいと思って、気持ちが通じ合ったとき、その二人だけの秘密のごほうびなんだよ。本当は!!ただし、男っていうのには、理屈では閉じ込められない本能的な衝動があって困るんだけどな〜。う〜ん、だけど、それはひとりひとりが判断して処理していくことで、まあ、みんなにはコレからの宿題だな』

  で、2時間目。月曜から期末試験が始まるため臨時に社会の授業。イタリアの湖の名前を質問され答えた「レマン湖」に反応、素っ頓狂に「おXXX」を連呼するE。「シベリアヌス帝」で「アヌスにキッス」と叫ぶB。 『話しを聞いていなかったのか!ほんとに、も〜疲れるよ、おまえたちには。やってらんないよ、やれやれ
  この教師にして〈この生徒〉なのか、地で本音で生きているから〈あけすけ〉なのか?子供は大人の写し絵、世相の一端。 酔生夢詩!散人 痴人28号 頓首九拝

  
6月30日 1:13 皆様  みやながデス
  どんな鳥でも、野生の鳥は非常な警戒心を持って生きています。ただ、四六時中人間を見ているヒヨドリ、ムクドリ、キジバトなどはどちらかというと人を余り気にしません、注意は払っていますが。もちろん人間が〈かれらに無関心な限り〉という点で、ですが。都市化の影響で、市街地に営巣するのが普通になり、ツバメほどではありませんが、天敵のヘビやカラスの攻撃を避けるために人間の影が濃いところを、わざと選んだと思えるようなところに、巣作りする例も最近では珍しくありません。

  問題はもともと都会やその付近で暮らしていた留鳥ではなく、里山や森林を好む渡り鳥など自然度の高い地域でしか生息や繁殖の難しい鳥たちの【営巣地】の急激な減少なのです。ニンゲンのように簡単に転居したり、移住したりできず、古来から代々にわたり棲み続けてきた土地を奪われたら滅びるしかないのです。それ以外の場所には《そこを棲みかにする先住者が必ずいる》のですから。

  
6月30日 ≪皆様 みやながデス <ダブルポストの方お許し下さい。転送歓迎>
  市民団体【海上の森野鳥の会】を設立しました。バードウオッチングをこれから始めてみようかなという方、虫や花に興味をお持ちの方、どなたでも加入できます。いっしょに気軽にセカンドライフを楽しんでみませんか。ただし、採取が目的のマニアの方はお断りします!!! 入会希望の方、とりあえず参加したい方、ご遠慮なく末尾に掲載の会則をご覧の上、下記まで連絡下さい。なお、会の体制は宮永と森島達男副代表、M事務局長でスタートしました。今後1年間の主なスケジュールを列記しました。(以下略)
   

 ★第83回「飲んで騒いで!長良川旅情?/脱ダムネット愛知スタート/下町寺子屋事情」

 
  【海上の森くらぶ通信】 2002年8月1日:116号&メール通信
 ◎活動予定:愛知を変える絶好のチャンス野党統一戦線が必須!不可欠だ!!
   8月9日(金)6時半〜【知事選を考える県民の会・仮】準備会
 ◎活動報告:相変わらず本業は大丈夫か?と本人すら危惧する日々!

  ◆7月1日 13:22 皆様 【水無月つごもり:ふらふら日記】
    〔6月28日〜30日 にんげん、やっぱ休みが必要:入寂寸前?編〕
 今年は地元の中学2校の期末テストが1週間ずれて実施されたので、2週連続休みナシ。で16日から30日までずっとオシゴト漬け。普段、土・日は休みにしているため、テスト直前の休日のサービス授業は《営業上!》どうしても欠かせない。何とかしてしゃべろう?先生の目をごまかし勉強せずに時間をつぶそうとする!授業中も休憩時間も《友達との交流タイム》と心得ている生徒たちを注意し、気を向けさせようと声を嗄らす《ザルで水を掬うようなエンドレスの毎日》で、テストが近づくにつれ日増しに声が尖ってくる。

 平日は夕方から実働4〜5時間の授業、土・日の特別は6時間で時間的にも体力的にも、一般労働者の皆さんには申し訳ないほど短く、楽で、相手が小・中学生で精神的負担も少ないはずなのだが、そこはそれ、どんな職業にも一長一短があってなかなか大変なのデス。一番の短所は仕事の前に《自由時間の大部分がある》ので、どこへでかけてもこのアトで仕事という意識がいつも気持ちのどこかにあり、心から休めないこと。

 おまけに身近な同業者は〈ぜんぶ!商売敵?〉で人間関係はナイから、行動を共にできそうなのはリタイアした方のみだが、身近にそんな優雅な人はほとんどいず、結局、知る限りみんな家に閉じこもってゴソゴソしている、ねぐら(もぐら?)人間ばかりになってしまう。

 小生みたいな《ダメでもともと・でたとこ勝負タイプ》の人間が【愛知の塾教師少なく見積もって1万人強】にせめて十人もいたら、ずいぶん面白いことができるのだが、いないんだよなー、ホント!!まあ、そんなんは塾の教師なんかやってないよ!という声もどこかから?

 オシゴト連続13日目の29日、朝から2時まで授業。すぐ自転車で栄へ【万博1000日前・開催阻止集会】に参加、ラスト2番目にスピーチ、雨の中を行進40分。4時解散後、5時半頃まで森島氏らと「海上の森野鳥の会」など各種相談。自転車で教室へ戻り、翌日の準備をすませたのが7時半。降り続く雨に外出はやめて、それから夜の食事の準備。

 そして30日朝、嵐の前、不調の前の絶好調。授業の前に掃除と腕立て伏せ243回。授業を2コマ済ませたら午後2時。それからやっと1食目:野菜サンドとカフェオレのブランチ。その直後、なんとも言えぬ脱力感、無力感、死ぬ時はきっとこんなだな!という絶望的な喪失感が全身を覆ってきた。痛くも苦しくもない、ただ消滅しそうな臨死感!なんだなんだ、ヤバイぞ!

 ここ数年、年に12度こんなことがある。気がつかないうちに体力が消耗し本能的に身体が警報を発するようだ。すぐ座布団を枕にそのまま畳に横になる。我に帰ったのは2時間後。胸に座布団をのせて気を失って?いた。まだ残る倦怠感。気付けに梅酒をガブリとコップ1杯。15分ほどで、ゆるゆると気力が戻ってきた。

 で、胸に手を当てて考えた。最近は1日2食で<28日=昼:バナナ1本と牛乳。夜:缶びーる2本とツマミ各種とバナナ2本><29日=忙しく、朝:牛乳コップ1杯。最初の食事が夜8時:ミルク焼酎?3杯、納豆、チーズ、ナス漬け、「ワカメ、レタス、トマト」のサラダ、ナッツ類、アジの開き小2、蕎麦>そして<30日=2時すぎ、最初の食事>なんのことはないカロリー不足、エネルギー不足が失神の原因?要するにガス欠。つい歳を忘れ体力に任せ知らぬ間に無理を重ねてしまう。30日夜、刺身盛合せと焼肉定食、気付けの焼酎で、7月1日には見事に復活。人間、食うもんは食わなくちゃね!やれやれ 酔生夢詩!散人 みやなが 頓首九拝

  ◆7月2日 0:03 酒井さん みやながデス
 入会、大歓迎です。土・日はぜんぶキャンプで宿泊する行事です。夏用の寝袋は新品を5つ用意していますしテントもあります。どれでも都合がつくようでしたら是非、参加してください。お待ちしています。そうそう、もうじきですが、7月6日から7日の長良川デイに参加する予定です。まあ、キャンプで盛りあがる市民運動の祭典ですね。ではでは、 酔生夢詩!散人 拝

  ◆7月3日 19:06 祖父江様 みやながデス
 早速の入会申し込みありがとうございます。いつも、勝手なブツブツを送りつけて失礼しています。さすがに、この間はいままでになく本格的に?トツゼンの不調で、一瞬、本能的に!覚悟をしましたが、まあ「これでオシマイでもいいかな」と思いのほか冷静でした。だれでも多分こんな瞬間があって旅立つのでしょうね。9月はお会いできるようで、ソレまでは生き抜く?覚悟です。ではでは、酔生夢詩!散人 頓首九拝

  ◆7月4日 23:51 田中さま みやながデス
 全県署名の「第3次案」拝見しました。これでいいと思います。なにかというとすぐ血がのぼる《小生なんかの過激な?いいたい放題の攻撃的文章》からみると、過不足なく要点をまとめわかりやすい文章だと思います。問題は肝心の署名の届け先がまず「まともに読もうとさえしないだろうな」ということです。
 面子と面子がぶつかりあい、有権者をそっちのけに既得利権の確保を死守する反知事派議員の《恥も外聞もないイジメ》に《早急な改革の実施を強行する》知事が正面衝突した長野県のように、いくところまでいって、有権者の判断を待つしかナイというところですね。
 まあ、大多数の善良なる!ミナサンの判断次第ということで、平均的国民の民度が明らかになるわけで、やれやれ、ため息やまほどデス。まあ「ひとのことなんか知ったことか」の判り易い時代ですからね。【愛知万博から海上の森を守るネットワーク】代表 宮永まさよし

  ◆7月5日 17:39 皆様 みやながデス
 今夜は9時20分に西区から名東区へ移動します。ゆるゆる走るつもりですから10時半頃着く予定です。添付の長良川デイ7日(日)のランチミーティング参加しませんか。全国の市民活動メンバーと気軽に交流できます。ちなみに物好きにんげん『不肖・みやなが』が〈申し込み第1号〉だと事務局から連絡がありました。とほほ。長良川デイ参加希望の方は連絡下さい。

 ★7月6日(土)〜7日(日)長良川デイ・2002】長良川背割り堤一帯で開催
 6日午後1時:M氏に名東区の自宅前まで迎えにきてもらう。いつもスミマセン。このところ年々「野鳥の会」関係者の参加が減少していて、ちょっと寂しい気分。自由参加なのと、わざわざキャンプする程の魅力がなくなったということかとも思う。市民活動の宿命で「個人的に利益になることがまるでない」戦いが10年以上も続くと、いつのまにか姿が見えなくなるメンバーが増えてくる。何をやっても明確な勝利が得られない、金も人も圧倒的に不利な「巨象に対するアリ」の闘い。しかも連戦連敗「もう、この辺で」という気持ちになるのが普通の感覚なんだろうな。

 工完了済みの長良川河口堰や、国家事業として決定【愛知万博】のように「本格工事の着工目前」という状況でも、ムダなものはムダといい続けることが言いだしっぺの、先頭にたってお上に逆らってきた者としての責任だと思う。黙って見過ごして、後で文句を言ったりしないよう旗を振り続けるっきゃナイ!              
 今回は設楽ダムネット、環境を考える豊橋市民の会、海上の森保全連絡協議会など4団体、延べ8人で1ブース参加。鷲田さん(*)がデザインしたネコギギの缶バッジの評判が良かった。豊川のリーフレットはほぼ完売で、署名が2種類ありまずまず。「いつも通信読んでいます、ホンモノのみやながさんですね」と若手のスタッフが入れ替わり立ち代り!オイオイ、俺はパンダか?(弾き語りする大学教授)
            
 7日朝、恒例のデモに代わる「ランチミーティング」では、五十嵐教授などを中心に骨組みが出来つつある「市民提案の新法策定」の幹事に、天野さんから突然1位指名され、やれやれ。また余分なオシゴトがひとつ。十年一昔、時の流れによる関心の低下や天候不純、ゲストの減少などが微妙に響き、知る限りで1番静かな長良川デイ集会だった。でも「ダムはいらない」はもう日本でも、逆らい難い時の潮流となりつつある!!

  ◆7月8日 12:07 あっこちゃん みやながデス
 どうもお久しぶりです。お元気のようですね。どうも小生が変人奇人?に映るようですが『ワタクシ本人』に言わせれば、思ったことをすぐ口に出すただの『おしゃべりオジさん』で、思いついてこうと決めたコトはすぐやってしまう、失敗とか非難、陰口、批判などほとんど?気にしない。ただし、くどい、どこか楽天的な〈地位、身分ナシ〉のそこらの『おっさん』です。約束していた「くらぶ通信」バックナンバーその2を添付します。おひまな時にでもお読み下さい。

  7月12日 12:57 Hさま みやながデス
 先日はお疲れ様でした。先日の集会でもらった資料とバンダナを入れた封筒を車の中に忘れました。あるようでしたら次のサマーキャンプの時にヨロシク。それと長野県知事選の応援の件は田中康夫さんの出方待ちということで、選挙スケジュールが確定してから詳細を相談したいと思います。ではでは、酔生夢詩!散人 拝

 7月13日()午後2時〜【知事選を考える会】第一回準備会:名古屋市教育館
 約40人に案内状を出し出席は14名だった。予想以上に厳しい出席率だった。ただ欠席の連絡があった人を含めるとほぼ半数は今後も係わってくれそうだ。

 最大の問題点《共産党》の扱いについては前回知事選で意見が分かれたグループの参加者から「金と人は出してくれていいが、口はだすな。極力表へでるな。無党派が大同団結するにはとにかく裏方に徹してもらうしかない」という、聞き方によっては『そこまであからさまにヨク言えるよな』という発言だったが「一応、仲間にいれてもいいよ」という意志表示にも聞こえ、1歩前進かな?と道筋がひとつ開けた感もあった。

 次回までに、会として知事選に向けての基本理念をまとめ、それに基づき幅広く一般にも参加を要請することになったが、果たしてどれだけ人が来てくれるか?

  ◆7月14日 12:37 Mさん、皆様  みやながデス
 8時半、OKです。去年同様、6人用テントとターフを用意します。金曜日:夜10時過ぎに高針へ移動しますので、27日の朝お手数ですがピックアップお願いできますか。

 それから、以前からお話していました《影山、白木、小生》の3人が呼びかけた【13日の集会】で無党派による「知事選を考える県民の会(仮称)」の設立を話し合い、全県的な規模で野党勢力のゆるやかで幅広い結集を目指す「準備委員会」を当日の参加者全員を委員として発足させました。

 次回は8月9日(金)午後6時半から、名古屋市教育館3階和室で正式立ち上げを目指し、広く一般にも参加を呼びかけ集会を開きます。肝心の会としての基本要綱は現在作成中で改めて案を連絡します。宮永 拝

  ◆7月14日17:33皆様 団塊の世代・ノーテンキ派の平々凡々の毎日
   ◎【梅雨明け?ふらふら日記】〔7月6日〜7日「サーモンin長良川」DAY
 今年もニコニコやってきました「環境保護」系?市民運動夏の祭典!長良川ディ2002。(参加記念バッジが手元にある)93年以来、ほとんど毎年、仲間と共に参加してきた。

 著名なアウトドア派の作家や歌手、写真家、俳優、政治家など多彩なゲストと『市民運動の最先端で活動するメンバー』が全国から大挙して参集し、情報を交換し親睦を深められる最大で絶好のチャンスだ。『思うに任せないコトばかり!!の市民活動』のなかで、思いっきり感情を発散し、楽しく愉快に過ごせる《年に1度》のキャンプの祭典なのだ。

 さて当日、6日午後1時、名東区の自宅前でH氏にピックアップしてもらう。早速「食品卸売りセンターと酒の量販店」を半ズボンのおじさん二人でハシゴ。今夜の献立を相談しつつ、5人分をめどにあれこれと仕入れる。日常から一気に開放され、気持ちがなごみ『さあ!キャンプだ!!』と気分が盛り上がる、もっとも楽しいひとときのひとつだ。

 「長良川背割り堤」到着は3時少し前。ほとんど、がらんどうの各列4張り、4列のブースが風にはためくなか、我々に指定されたブースに、もう、人影が。おやおやと近づくと鷲田さん、「豊橋市民ネットぴーぷる」奥宮さん一家3人。やあやあどうも、どーも。ブース展示は豊橋組に任せ、テントの設営とバーベキューの用意。1日2食の小生に付き合わされたHさんともども「はらぺこ」が我慢の限界に達し、身内総勢6人でゆるみっぱなしの頬での「プシュー」に続き、もう乾杯!!てなわけで、4時にはうれし!楽し!やかましし?のオジサンの音頭で『口と手と胃袋』総動員の宴会に突入したのでした。

 以後『バベキュー奉行』と化した「キューピー頭」のおっちゃんは、交代で店番?の『本来の目的を忘れない』責任感あふれるメンバー5人を尻目に、グリルにへばりつき、次から次へと訪れる全国からの仲間や、9時頃切り上げて帰宅の「豊橋組」と入れ代わり到着の高岡さん、4時間近くかけて三河田口から署名用紙を届け、滞在30分ほどでとんぼ帰りの田中さんと、あわただしく友好?を深め、トリは全行事終了の11時過ぎ、例年通り登場の『元気山盛りてんこ盛り!同時通訳』の名物!美女「青山さん」と弟子の二木さん。

 これに畏友・藤田氏を交え、蚊帳(かや)、蝿帳(はいちょう)、浴衣としみじみとした懐旧談に、突如「艶っぽいY談」が飛び出したりする、爆笑に継ぐ爆笑のうち、澎湃(ほうはい)と降り出した雨で12時すぎ、後ろ髪をひかれる思いで、今夜はお開き《また来年!》となったのでした。知人友人と、延々と飲み且つ飲み、手当たり次第に食い散らかし、しゃべりまくった一夜。いやはや、これが市民活動最大の?楽しみなんです。ごめんごめん、かんべんね!みんな。

 明けて7日:6時40分。けたたましいひばりの声にたまらず起き出した。『ゴメンね、ひばりの皆さん!トツゼンの住居占拠で、ひどい迷惑をかけて』今朝の集会は9時開始。メインのニコルさんに続き、11時過ぎには民主党の鳩山由紀夫さんまで登場し「政権を取ったら、堰のゲートを開ける」となにやら党首選をにらんだリップサービスぷんぷんの白紙手形のような発言まで。恒例「止めナイトデモ」の代わりの「ランチミーティング」では市民提案の新法策定の幹事に40人近い中から、なぜか天野さんに一位指名され、やれやれまた余分なオシゴトが

 時の経過による関心の低下や天候不純、ゲストの減少などが微妙に重なり、今までで1番静かな集会だった。でも「ダムはいらない」はもう日本でも止めようがナイ時の潮流となってきた!と確信したいが果たして甘過ぎるか?ではでは、酔生夢詩!散人 みやなが 頓首九拝

  ◆7月16日 0:05 井澤さま みやながデス
 実感がこもったいい写生句ですね。変な技巧がなくて胸にきゅんときます。情景が目に浮かびます。さて暗く、堅苦しく、損ばかりで得することなんかナイ!市民活動では、馬鹿正直なばかりでは、建前だけでは、とても長続きしません。どんなに正しいことでも(本人がそう思いこんでいるダケかもしれませんが)イヤイヤやっていては、いつかは脱落して抜けるんです。

 それならいっそ、運動の中に楽しみを見つけ、明るく、愉快に、しゃれのめして『生きていて良かった』と自分が感じられるように毎日を過ごしていなければ、結局、負けだと思うんですね。ですから、些細なことにも喜びを見つけられる、楽天的でネアカな自分の性格に、これまでも随分たすけられています。とはいうものの、これでもたまには落ち込むことがあるんですよ。とほほではでは、 酔生夢詩!散人 拝
   【海上の森くらぶ通信】2002年8月1日:116号続き&おまけメール

  ◆7月16日 12:21 皆様 みやながデス
 2002年7月7日に【脱ダムネット愛知】を結成したことを報告します。とりあえず事務局を宮永宅に置きます。昨年の長良川デイで、脱ダムネットジャパン代表の天野礼子氏より結成を呼びかけられ、今年の愛知大学での『脱ダムシンポ愛知2002』集会でも、重ねて要請をされました。

 先日の『サーモンin長良川2002』の集会を通じ有志と計り、愛知を中心に《脱ダムに賛同する個人、団体》のゆるやかな連合体として発足し、全国組織【脱ダムネットジャパン】と協働して活動する方針です。趣旨に賛同下さる団体、個人の皆さんの幅広い参加を求めます。なお加入団体・個人の目処がついた段階で、改めて詳細を報告します。

 加入いただける方は宮永あてご連絡下さるようお願い致します。各組織・個人の取りまとめ団体ですので、当座の会費は不用ですが、カンパは受け付けます。諸団体と協力しての集会も予定しています。 脱ダムネット愛知(仮・事務局)宮永

  7月17日 12:48 皆様 みやながデス (転送歓迎)
 設立趣意書をつけ忘れました。賛同される個人・団体の参加をお待ちします

   ◎『脱ダムネット愛知』設立趣意書
 愛知県の自然と環境に関心をお持ちのみなさん!地球上に生命が誕生しておよそ46億年の歴史からみれば、たかだか西暦2000年の人類が招来した《自然環境》は今や壊滅的状況です。その「宇宙船地球号」上の島国、我がニッポンは経済的発展・最優先の国土開発の結果、あらゆる自然破壊を行い「溢れかえるモノに比例するすさんだ人心」が蔓延する歪んだ世の中が満載の現在の姿に至りました。
 《森は海の恋人》という言葉があります。その森と海をつなぐのが川です。人体でいえば命の源の動脈に「わざわざ血栓を作りまくった」のがダムなのです。戦後60年近く社会資本整備、公共工事の名目で経済効果のみ基準に巨大ダム建設が強行され続け、結果、ご承知の通りの惨憺たる有様です。日本の主要河川で河口から源流域までダムがひとつもない河川は皆無です。

 無論、われわれはダム建設を『すべてダメ』と言っているわけではありません。治水、利水あらゆる面から《賛否を交えた公正なメンバー》で審議を公開で検討し、結果が「ダム建設」であれば素直に認めましょう。でもコンクリート製の巨大ダムはもう時代遅れというのが世界の常識です。

 ダムのみならず、下流域がコンクリートの三面張りの下水路と化した全国の河川も、さらに加えていえば自然環境は人間のためにだけあるのではありません。始めから「ダムありき」で、民意や反対意見にいっさい耳を貸さず、役所と業界の談合で「お上の仕事」と錦の御旗をかざし建設を強行する『巨大開発の公共事業』はもうやめよう!というのがわれわれの主張なのです。

 《建設すること》だけが目的の、自然破壊、費用対効果無視の、地域住民の生活破壊のダムはこれ以上絶対にいりません。ダムはムダの象徴です。環境保護の世界の潮流に逆行する、官と業の利益のみ追求するダム建設はもう認めません。みなさん!今こそ一緒に、脱ダムの声をあげてみませんか。以上文責【脱ダムネット愛知】仮事務局:宮永正義

-------------
脱ダムネット愛知:加入申込書---------------
団体名または氏名(ふりがな):
連絡先住所: 〒
■TEL
:            ■FAX
■E-mail


  7月17日 17:19 土川さん*≫ みやながデス
 加入ありがとうございます。内情はご推察の通りです。前回も、愛知から長野まで仲間が田中知事の応援に駆けつけています。知事選の日程が決まり次第に《選挙資金向けカンパ募集と現地への支援部隊派遣》を仲間と相談のうえ既に決定しています。地元の選挙対策本部と連絡をとりあってですが、マイクロバスをチャーターしてみんなで乗りこむ予定です。その節は案内しますので、ぜひご参加下さい。ではでは。【脱ダムネット愛知】事務局 宮永まさよし 拝  (*友人の歯科医師・さぶろうサン)

  
7月17日 18:13 皆様 みやながデス
 下記の日程、要領でキャンプを実施します。参加ご希望の方は宮永宛連絡下さい

 ◎【設楽ダム・クマタカ探鳥会】7月27日(土)朝8時半・日進市役所駐車場集合
 *7月28日(日)午後、現地にて解散の予定。(直接、現地に集合も可です)
  目的地=設楽町田峰字竹桑田3の6:伊藤仙二さん製材所跡・梅が枝淵でキャンプ
  【サマーフェスティバル】豊川を考える住民連絡会主催/脱ダムネット愛知・宮永

 ★7月18日(木)10時半頃:栄・名古屋市教育館【8月9日の集会】会場申し込み
  事務の女性が広くて定員も多く費用も安い研修室が空いていると、親切に教えてくれた。自転車できたという『あせみずくでなにもかも!なさそうな?』小生に気を使ってくれたようだった。

  ◆7月19日 0:08 皆様 みやながデス
 相変わらずの毎日。大人よりオトナの子供、コドモより子供の大人、爛熟社会の今!
   ◎【雀(すずめ)の夜ぐさり13号:当世下町塾生事情】
 《筆者注*:雀の夜ぐさりというのは、集団でネグラにつく習性のある雀が夜中に寝惚けて「ぐちゅぐちゅいう鳴き声」のことで他のスズメもその声に反応し、ひとしきり集団でぐずることもあります》

 *仏壇の花がしおれたので堆肥用の穴に入れようと裏庭へ出た。梅雨のなか休み、薄日の射す庭でピンクに白、黄色に「フシグロセンノウ」色の〈ポーチュラカ〉がそれぞれ半球形に四色並んでかわいらしく咲いていた。週に一度はやってくる岐阜の姉の、庭への嬉しい置き土産だ。

 *半ズボン裸、サンダル履き、キューピー頭のオジサンには『不似合いの極み』の愛らしさで、むさくるしくてスマンと片手で花にあやまり?そそくさと穴へ。と、みょうがの茎で羽化したセミが何を血迷ったか、余分なトコばかり毛だらけの小生の足に止まった。オイオイこらこらコラ〜。大都会の真ん中、即物的なコトこの上ない庶民が、アッケラカンとしたたかに生きている下町にも夏がやって来た!

 *「せんせー!」『な〜に?』「おならしてもいい?」
 思いがけない不意打ちの問いかけに一瞬口ごもるワタクシ。が、そこは教師歴四捨五入して
30年の小生、瞬時に態勢を取り直し『いいよ、ただし中身をださんようにね!』とすばやく応戦。
 「うん」ぷーっ「きゃははは、くさい!」と小4のご本人。全員が下敷きをパタパタ。

 「もう、Aちゃんたら〜」とB子。小4と小6の姉妹に友達の小4という女子3人クラスのひとこま。
《小6の女児二人と26歳と38歳の男とのダブル援助交際》が発覚し、全国ニュースになった翌日の!なんでもない話。

 *「先生、わたしすごかったんだよ〜日曜日」
 『どうした、彼氏に告白でもされたんか?』
 「ちゃうよ〜、なにいってんの、パチンコで勝ったの、山盛り12箱!!」
 『えーっ、凄いな〜、家族と行ったんか?』
*以下略【当世下町寺子屋事情】「小遣い稼ぎ?」「こどなのエロス」に分割掲載済

*43歳でセミリタイアして以来、厳格な〈入塾基準付き〉進学塾からスタイルがどんどん変わり、【人間なら誰でも可、くるものは拒まず生徒も家庭も千差万別なんでもアリ!】の現在。生徒数からご親切に「塾の収入を計算してくれる」生徒もいれば、帰るまでしゃべりっぱなしの生徒も。

 『こら〜、うるさい!M!おマエ、7月分の月謝は払ったのか?』
 「はらったよ!せんせー」
 『そうか、じゃ〜もう帰っていい。今度は25日過ぎに来ればいい。そんとき来月分の月謝袋渡すから
 「せんせー、そんな〜」
 『じゃ〜、3分間呼吸を止めて、静かに聞け〜!』
 この教師にしてこの生徒あり、教え教えられ、本音が建前をぶっつぶす、廻り灯篭の毎日が続きます。やれやれ。子供は社会の写し鏡、世相の影絵、まあ、ぼちぼち行こうや!ねっ。

  ◆7月19日 12:53 塩原さま みやながデス
 こちらこそよろしくお願いします。それから、長野県知事選の選挙事務所の所在など、関連の情報がありましたら是非お知らせ下さい。今後とも協力しあって行きましょう。以下はつけ忘れた設立趣意書です。<転送歓迎> 【脱ダムネット愛知】事務局代表 宮永まさよし

----- Original Message -----Sent: Friday, July 19, 2002 7:41 AM
「脱ダムネット・愛知」結成おめでとうございます。協力して頑張りましょう。(以下略)
>
脱ダムネット・ながの  塩原 俊 (諏訪市在住)

  7月20日 13:35 近藤ゆり子さま みやながデス
 他府県の方でも、団体でも大歓迎です。むろん『ダムは全てムダ』で全部ノーと言いたい!んですが、すぐに「なんでも反対!」コチコチの教条主義の市民団体と攻撃されるので、とりあえずソフトな?表現にしたんですよ。淀川水系流域委員会の中間取りまとめではすごいコト言っていますね。これは使えます。ありがとう。ではでは【脱ダムネット愛知】事務局代表 宮永

 【海上の森くらぶ通信】2002年8月1日:116号続きの続き&おまけメール
  ◆7月21日 18:11 皆様 みやながデス
 さて業界も夏休み、相変わらず自転車で駆け巡っています。名東区「東邦高校」の北・平和が丘から平和公園の東端に沿って「光が丘」まで中日・日曜版連載「元気くん」の時代そのままの原っぱが草いきれとセミしぐれのなかに広がっています。コオロギやキリギリスがすだき、オニやんまも遊弋していました。なんともいえない懐かしさで、今日も真昼の炎天下を走り抜けました。

 掃除、洗濯、授業の下調べ、さらに「ふらふら日記」を仕上げ、今から時間制限ナシ、
 真夏の夕暮れ・ひとり宴会の開始です。やっほ〜。

 ◎【さあ夏休み!週末ふらふら日記】〔7月19日〜21日:下町寺子屋?下世話事情〕
 7月19日「せんせ〜あした何の日か知ってる?」勢いよく飛びこんできた生徒R。
 『オイオイ、いきなりなんだよ〜、遅刻常習犯が授業前に
 あしたは雪か?そうだな〜、あすから夏休み!で、Rの天国が始まる日!どうだ!アタリだろ!!』
 「ちゃうよ〜、海の日だよ
お魚天国が大開放で玉が出放題、先生も行く?」
 『なんだ、パチンコの話か。しょうがないな〜未成年はダメなんだぞ、本当は!』
 {注:お魚天国とは最近フィーバー中のパチンコのちょー人気機種名です}

 自転車で5分以内にパチンコ屋が5軒。教師より大きい生徒が私服を着ればどこでも出入りし放題。サングラスをかけると子持ちに見える中2さえいる!でも成長は身体だけあ〜あ。

 20日午後6時。栄・丸善1階で待ち合わせ。自転車25分でピッタシ到着。デートの相手はアダナが
〈西郷隆盛〉眉太くギョロメ、小学校以来の親友M。いつもは地元だが、都心で久しぶりの飲み会。
相手を「妙齢の美女」とムリヤリ思い込み、互いになるべく顔をみないよう?連れ立って、ぶらぶらと
目当ての沖縄料理店へ。

 すごい人出だ。横断歩道をふさいで止まったタクシーに「バカヤロー、どけー」と怒鳴りまくっているテンガロンハット、カウボーイ風、30代のヤバそーな兄(あん)ちゃん。見とれてヒトにぶつかり《落とした金魚が歩道を泳いでいる》親子連れ。それを避けようとつまずき、超ミニの中身を大開放のギャル。
思わずニヤリのふとどきな周囲のおっちゃん!!千差万別のファッション、世代もさまざま、ひと、ヒト、人でごったがえしている。

 「とりあえずビール」同時にハモって注文!とほほ。凄いな〜都会の真ん中は!と互いに顔を見合わせ苦笑い。『ゴーヤーチャンプルーにラフテー、オキナワそば、もずく、それから泡盛、ビールは生の大ジョッキね』で、おじさん二人の宴会のはじまり、ハジマリ。

 30代までシンガポールで駐在員もした名大卒の技術者だったが、はたから見て気楽な商売と映ったかノウハウを小生に聞き開業、今は隣接学区で同業の寺子屋業。話題は少子化、乱塾から、世知辛い世相に、そして爆発寸前のグチ話へ

 生徒確保で息たえだえの個人塾に
悩みの種で死活問題は月謝の滞納。月謝を2か月、3か月と滞納する生徒が必ず何人かいる。それもいつも同じ生徒。お金がないという理由はまずなく、請求をしない「教育がウリ」の足元をみすかし、故意にとしか思えない例まで様々。未払いのまま卒業でしらんぷりまでいる。

 「先月で3か月2万7千溜めていて電話をしたら首がまわらんといってた。それがこの間、図書館でバッタリ。小学生の生徒に聞くと2泊3日で旅行に行くから下調べに来たってんだから。たまりかねて、もう滞納は困るので退塾をと宣告したら翌日すぐ5万持ってきた。来月まで5か月分というのでお釣りを渡した(*いまやお釣りはアタリマエなんです)」
 「英語塾で5か月溜めたことがある、先生がいわないからほっといた」あっけらかんと生徒。
 『本人に言い、家へも電話したのに忘れたでオシマイ。ケータイは使い放題、服装もハデで好き勝手。 よっぽど家まで集金にいこうかと思うよ』
 「そういう親が自分の都合で休んだ分の補習をやってくれと言ってくる」やれやれ、むむむ。
 世の中すべて金「払わずに済ませられたらもうけもの」こまったコトです。ではでは、酔生愚痴!散人 みやなが 頓首九拝

  ◆7月23日 0:28 Mさま、Bさま みやながデス
 Bさん、再転送中止を要請された理由をお知らせ下さい。Mさん、まあそう神経質になる必要はないでしょう。セミプロ級以上のマニアはクマタカの繁殖を知っていますから、別にわれわれの探鳥会にこなくても、自分で勝手に行くだろうし、何らかの魂胆があれば、それを防ぐ手だてはありません。

 われわれにしても源流域の生息地まで行くわけなんかなくて、設楽ダム予定地や田峰観音で空を眺めて帰るだけなんですから、Bさんはそんな実情を知らず差し止めされたんでしょう。何十人もどやどやと押しかける状況を想像されたんでしょうね。まあタカのことを知らない連中だと判断されたんでしょうが、突然、一方的に転送中止を要請するまえに、どんな探鳥会をどこでするのか聞いて対応して欲しかったですね。
 「設楽ダム予定地でひょっとしたらクマタカが見られる会」とか「田峰観音で運が良ければクマタカをみられる会」とか、これからは世の中にはいろんな人がいますから誤解をうけないように呼びかけるよう注意しましょう。でもなんにも聞かず一刀両断とは世知辛い世の中ですね。

 Bさん、民主主義というのは相手の弁論を聞き、真意を確認し、その上で行動を判断すべきことで、貴方は裁判官ではありませんよ。こういう小生も!Bさんの弁解を聞いていませんから、むむむデスが。やれやれ
ひとの振り見て我が振り直せ自戒したいものです。【脱ダムネット愛知】事務局代表 宮永まさよし


  ◆7月23日 愛知県政に異議アリの皆様 みやながデス(転送歓迎)
 既得権益死守の相乗り与党への「対抗勢力」として『大同団結』を願う良識ある県民の皆さん!
 ぜひ参加を!!【(仮)愛知県知事選を考える県民の会結成をめざす集会】


 とき:8月9日(金) 午後6時半〜9時まで
 ところ :名古屋市教育館(4階第1研修室)地下鉄東山線・栄:歩3分
 【主催】愛知県知事選を考える県民の会・準備会(仮)発起人:影山健・宮永正義・白木正三
    《無党派を核に、緩やかで幅広い連携を願って!》


 先日(7月13日)有志14人で、今度の知事選のことについて話し合いをしました。その結果、新しい知事の擁立に向けて少しでも前進させようと(仮)愛知県知事選を考える県民の会・準備会を発足させることになりました。つきましては第2回準備会を開きますのでご出席下さいますようご案内いたします。
 この会は当面は候補者の選定に主たる目標を置くことになるかと思います。そして候補者について少しでもメドがつけば総会を開催して討議を重ね、最終的に候補者を決定していきたいと考えています。候補者が決定すればこの会を発展的に解消し、新しい選挙運動母体に移行します。なお、候補者の選出や選挙運動にあたっては市民運動団体が中心になって大きな輪を広げ、知事選の勝利を目指したいと考えています。今度の準備会では、次のようなことを話し合いたいと思っています。
 知事選候補の名寄せ、候補者の選出や運動の進め方について
 私たちの基本政策構想について
 この会の組織・体制について


 私たちの願い:今度の知事選は、万博や空港を中止に追い込むだけでなく、新しい愛知県政を切り開くためにも、極めて重要な機会です。そう思って私たちはこの運動のいいだしっぺを買ってでたような次第です。しかし、知事選に勝利するためには広範な共同の輪とみんなが合意できる候補者を得ることが重要な条件になってきます。私たちもそのために努力しますが、皆様からもご意見がありましたらぜひお寄せ下さい。また、参加の意志はあるが当日は参加できないという方は宮永までご連絡下さい。(仮称)愛知県知事選を考える県民の会・準備会【仮代表】影山健/【仮事務局】宮永正義

  7月24日 0:10 Mさま、皆様 みやながです
 アカショウビンというのは愛知ではもう幻の鳥です。30年近く前、鳳来寺山の麓の宿坊へ一泊で吟行に行った際、夜明け方に声を聞いたのが小生には県内では最初で最後でした。最近の情報ではお伊勢さんの宮川の源流域に遡れば、運が良ければ、この時期に声がきけるということでしたよ。もっとも沖縄や屋久島など南西諸島にまで足を伸ばせばかなりの確率で、声どころか姿も見れるそうですが……。まあ、あまり欲を張らず、のんびり行きましょう。

 >アカショウビンという鳥を見たいと思っているのですけれどね。どこへ見に行ったらいいか、わかりませんかね。《05年9月12日:筆者注*海上の森で声を聞いたという報告を森島さん始め何度か聞いた。またカスミ網バスターズの〈こーじ君〉が森で見つけたが、残念ながら死骸だった。姿はモチロン声だけでも【海上の森】で聞きたい憧れの鳥なのデス》

  7月24日 0:12 皆様 みやながデス
 23日発信の【愛知県知事選を考える県民の会・準備会】に関するメールにワードのチラシ資料を付け忘れましたので再送します。それから『脱ダムネット愛知』有志で予定していました押しかけ勝手連・長野知事選ヤッシー応援隊の派遣ですが、下記のような状況ですので、選挙告示までしばらくお待ち下さい。現地と適宜連絡をとり最適の時期を選びたいと思います。

   ◆7月30日 17:01 皆様 みやながデス
 【文月つごもり週末ふらふら日記】7月27、28日いきあたりばったり?キャンプ旅】
 

  27日朝、どうしたんかなー何かあったんかなーと、あせり始めた8時20分過ぎ。ごめん、ごめんと高垣氏。で、名東区本郷・丸茂病院前に向かい、石原洋一さんと合流。この春、某病院を定年前に早期退職。つい先日も11万払って「小笠原諸島草刈り隊」に参加してきた、自分のしたいことを最優先する「第二の人生」を選んだ信念のヒトだ!

  さてグリーンロード経由で三河田口「道の駅」着10時20分。9時に着いて待っていたという、昨夜8時過ぎ突然、宮永に電話で参加を申し込まれた安城の篠田さんと「やあ、やあ、初めまして」と初対面の挨拶。それからが???だらけの四人組の珍道中!
  先遣隊に携帯で「この間のところで」と言われた高垣氏、何気なく了解したものの、いつのどこか??で携帯も通じず直後、電池切れ。1時間近くさまよった11時39分、何度も前を通った大名倉の、離村農家の庭先で「クマタカ観察先遣隊」にやっと合流。全員が行き先不明?あなた任せの弥次喜多連というトホホ旅のしまらない顛末でした!

  買い出しに出かけた田中さん(設楽町議)がちっとも帰ってこない。「ついたまらずビールの味見をして捕まったんじゃないだろうか」とか「山の畑へスイカを取りに行ったんだ」とか言いたい放題いわれているうちに、1時間近くたって「携帯囲炉裏?」を手にやっと帰参。遠来の客のためなんと今から五平餅を焼くという。真夏の炎天下の庭先で、心を込めて炭火で焼いたその味は「待ちくたびれた胃」にしみわたるビールと共に、忘れられないものとなりました。 

  さて肝心のクマタカは空振りでしたが、20年ぶり!30年ぶり!と声が上がった珍鳥チゴモズを確認する大収穫を得て、現地を4時に撤収。今夜のキャンプ地オシドリの里へと移動。待ちかねていた旧知のメンバーと、嬉し楽しの宴会へと突入。オシドリの里の夜は今年もにぎやかに更けていったのでした

  そして深夜、盛り上がる呑ん兵衛連中をよそに、調査に出かけた古橋、橋本の2氏がなんと特別天然記念物「ネコギギ」を発見。声に駆けつけたわれわれは類縁種の「アカザ」を捕獲。しかしネコギギの写真を撮れなかったのが実に残念無念でした。  それにしても6時間、7時間とぶっ続けでダムに万博、河口堰・・・それから派生する政治・経済と呑みに呑んで酔っ払っても、飽きず堅い話を延々と論じ合う皆さんの「根性の凄さ、意識の高さ」にはつくづく感心するばかりのミヤナガでした。

  正直な話、日常小生が接する近所の面々、水道屋、電気屋、塗装屋、うどん屋、内装工事屋、保険屋といった連中なら、もう二度と一緒に呑まないといわれても文句が言えない話題でしょうね。悲憤慷慨、天下国家を論じるのはもう変人奇人のご時世ですから・・・。

  翌日は釣りやら「小生が年に一度の楽しみ」にしている自然の川で水遊び!心の底から子供時代に戻れるんです。(もっとも、いつでも子供みたいなもんだという声もどこかから・・)さらに伊藤宣二さん作詞、鷲田氏作曲の歌などのコンサートと、和気あいあいの愉快なひとときを過ごし、延べ22名がまたの再会を約し、昼過ぎ解散したのでした。 

   


第84回「瘋癲原人の夏休み・検察通訳!/設楽ダム阻止/強盗殺人現場/徳山キャンプ」

  8月2日 7:43 青山さま* みやながデス
 了解しました。神様になりたいんでしょうね。それと判官びいきの国民性を最大限に利用して平成の源義経をきどって同情票を取り込む算段ですネ。まあ、着ぐるみのコアラといった外見の愛嬌と、作家として手馴れた言葉の魔術でマスコミをフル活用し、田中康夫の本性を全く知らないミーハ−をたらしこむんでしょうね。やれやれです。こちらも都合のいいときだけ利用しましょう。ではでは。 宮永 拝
  (*同時通訳業・己織さん)

  8月2日 7:56 田中様* みやながデス
 現在のところ【脱ダムネット愛知】加入団体は「徳山ダム建設中止を求める会」「設楽ダムを考える名古屋の会」「海上の森野鳥の会」「万博オンブズマン」「海上の森くらぶ」「愛知万博中止の会(内定)」、個人は県会議員1、医師1、薬剤師1、大学専門職1、団体役員1、県職上級研究員1、会社部長1、高校教員2といったところです。いずれも一括送信でメールを送っただけで連絡があった分で、個々への働きかけはしていません。今後順次お願いする予定です。

 引用 >宮永様  田中です。>8月4日、東三河の会の役員会で、脱ダム愛知ネットへの加入問題を協議します。つきましては、現在までの同ネットへの加入状況やこれからの加入見込みなどをお知らせいただければ有難いです。>>(*設楽町議)

  8月2日 8:09 皆様  みやながデス  
 先月下旬、【脱ダムネット愛知】主宰・長野県知事選押しかけ勝手連「やっしー応援隊」派遣に関し、参加を要請する案内を皆様へお送りしましたが、下記のような連絡を受け中止を決定しました。悪しからずご了解下さい。(転送可)
 >田中康夫さんから中村敦夫参議院議員に電話があり、選挙に関連することは、すべて長野側で行うので、東京などから応援活動などは差し控えて頂きたいとの連絡がありました。ごもっともなので、9月上旬の選挙まで、いわゆる応援で長野に行くのはやめました。これは中村敦夫さんも同じです。(他に天野礼子さんの関係者からも同様の連絡がありました)【脱ダムネット愛知】事務局代表 宮永まさよし

  8月2日 9:56 皆様 みやながデス
  【雀の夜ぐさり14号:《フーテンおじさん》極楽とんぼ夏休み!】
 *夏休みは稼ぎどき!が常識のようだが、業界の異端児、我が《志学ゼミ》は夏もキッチシ土・日は休み。おまけに27日からたった5日間だが塾もいっきにナ・ツ・ヤ・ス・ミ!に突入した。
 休みはなぜか朝が早く起床7時。すぐに風呂場で水浴び、スッキリ。お決まりの家事を済ませ、ストレッチ腕立て連続270回、体調は万全!さて、ゆっくり公園で森林浴、それから図書館へ寄って、帰りにブランチ用に何か買って……と腰を浮かせかけた11時半姉夫婦が到着。

 *ナスにささげにトマト、みょうがに葱、スイカと自家製無農薬の野菜をどっさり。おかずも持参で、時間だし、一緒にお昼を……ということに。で、塾は休みだし……と下戸の義兄を尻目に、さっそく、これだけはタップリ常備のび〜るで昼間っからカンパーイ。お客のときだけのクーラーを27度に設定。コップ1杯の姉をダシにグビグビグー。飲むはしから水分は皮膚から蒸散するようで、結局、延々2時間余りの大宴会。
 *付き合ってくたびれ果てた被害者2名は「お昼寝1時間」の後、機嫌よく?「又来るね〜」とニコニコ顔で手を振ってご帰宅。スッカリ出来あがった小生は、絶好調のまま「くらぶ通信」の発送作業2時間。その後、夕闇せまる下町をお城から名城公園一周と、心地よい夕風、夜気のなか気分は裸の王様!半ズボン、Tシャツ、サンダル履きで、ゆらゆらとケッタの酒気帯び散走1時間強。モチロン夜はまたまた快調ひとり宴会!深夜まで。こんなんでえ〜んかい?


 *網戸で、タオルケットを敷いた床に半ズボン裸でそのままごろり、これが夏の定番・就寝スタイル!翌朝、汗びっしりながら快食快通、今ならなんだってできるぞー?の絶好調といって何にもしないオジさんは炎天下、快調に公園を巡り、気分さわやかにまた図書館へ。と一画に塾生が3人「あっ、せんせい」脇で何か困っているらしい女性からニッコリ笑顔を向けられた。

  『どうしたんですか?』
「ののしる」という漢字がわからなくて……
『うーん、急に言われると???バ倒とかバリ雑言のバですよね、確か』
ちょうど前の棚に国語字典が……『あった!罵、これですね』
「携帯でも、漢和字典は引き方がわからなくて、ありがとうございました」
理知的で眼の力が強い、素顔が魅力的なオトナの外国人女性だ。
  横の小4Sに『知り合いなの?』と小声できくと「お母さん!」
『えーっ、なんだ、どうも、どーも』……たはは、床屋へ行っておくんだった!

「おばあちゃんに、近所には顔を出すなと言われているんです」道理で何から何までおばあちゃん
だったワケだ。これまで……。手帳のハングル文字から韓国籍の方と推察。「実は……
『じゃあ場所を移して……』新聞コーナーの床に座りこみ、おしゃべりを聞くことに。
 *「さいふを渡してもらえなくて。嫁と姑は世界中どこでも大変なのは同じですが……
わたし検察の通訳をしているんです、もう10年以上も」
『事件や事故を起こした外国人の?』
「そうです、今度、岐阜県からも頼まれて……で、勉強に……
「交通費が5分でも20分でも一律4000円で、日当は振り込みなんです」
「東海市でタクシーが来なくて困ってたら、通りがかりの人が警察まで送ってくれた……
「地方はコーヒーやお茶や、いろいろ気を遣ってくれるけど、都会は……

「1人ひとり大変なので、期限をきって人数をまとめて通訳のケースが増えているんです」
「半日近く付き添って通訳して、弁護士を紹介しても、一件30〜40万かかる弁護士から、
紹介したことにお礼が何にもナイのが変!社長さんで、商売で、金儲けなのにね〜!」むむむ。
『うーん、リベートはムリかな〜弁護士からは。人の不幸がメシの種の商売だけど。
塾も似たようなもんで・・・いやいや、うん』

 *「交通事故を起こして、交番で嫌がらせとしか思えない嫌味をいわれ、酷く見くだされたので、
たまらず検察で通訳をしていると言ったら、お巡りさんの態度がガラリと変わった……
「家は今池と栄で朝鮮料理屋をしているけど、栄の店は従業員に持ち逃げされ大変だった」
「サーベさんというトップ通訳が仲良しで、アフガニスタンへ帰る前に食事をして……
『えっ鈴鹿国際?大学教授のご主人がなくなったサーベさん?お子さんの友達が塾へ来てましたよ。
最近、アフガニスタンにボランティアで学校を建てて寄付をするという記事を見ました』

 *「せんせ〜のおかげでSの成績が8つも上がったんです。料理がダイスキで得意なので、
今度サーベさんたちとまた食事をしますから、そのときはぜひ来てください。そうだ、せんせ〜連絡先の電話番号を教えてください」
『Sちゃんに聞けばわかります』こんな調子で1時間以上、堰を切るように彼女の話しは尽きず
この続きはまたいつか。ではでは、 酔生夢詩!散人 井戸端会議ダイスキおじさん 拝

  ◆02年9月4日 皆さま みやながです  93年2月から、休まず送り続けている
 【海上の森くらぶ通信】第117号を添付しました。お暇なときにでも読み捨てて頂ければ幸いです。全保有アドレス宛、一発送信していますので、今後ご不要の方はお手数ですが、宮永宛ご連絡下さい。酔生夢詩!散人 頓首九拝

 
〔行事予定〕長良川源流を訪ねる一泊バスツアー【長良川河口堰住民訴訟愛知】主催
 *9月15日(土)午前9時30分:JR名古屋駅西口集合
郡上八幡「備前屋」泊
 〔活動報告〕真夏・数少ない生徒を相手に真剣に授業に取り組みました!ほんとデス!

  8月4日 17:15 井澤さま* みやながデス>
 さっそく感想ありがとうございます。自分なりに精一杯、両親に尽くし看取ったことを姉妹がきちんと受けとめてくれたのだと実感しています。それでなければ、それ以後も好き放題に生きている弟を、こんなに心配して応援してくれるはずがありませんからね。財産は何も残してくれませんでしたが、やさしい姉妹を残してくれた両親に感謝、感謝です。また、そのうちにお邪魔します。ではでは。酔眼朦朧散人 宮永まさよし 拝 (*友人の元中京病院・院長夫人
 >>《雀の夜ぐさり14号:フーテンおじさん・極楽とんぼ夏休み》 02年8月2日:読みました

  8月5日 11:08 皆様 みやながデス
 設楽ダム・現地見学バスツアー大成功だったようで安心しました。何よりも地元の人たちを中心に現地を見ていただき、1人でも多くの人たちに設楽ダムのことを知ってもらい、関心の輪の広がりを作っていくことが脱ダム運動の『始めの1歩』ですからね。これからも地道に仲間や協力者作りに取り組みましょう。【設楽ダムを考える名古屋の会】事務局長 宮永まさよし

  8月5日 11:20 Mさん みやながデス
 友人の古田晴美さんと杉浦弘子さんが【ふらふら日記】をみて、小生の紹介で田中さんに問い合わせて設楽の大名倉へ行き、その報告がさっそく今朝ありました。3日午後11時に出て2時間で現地に到着。柿の木の下で、車の中で!仮眠したそうです。

  朝いちばん、アカショウビンの声で眼が覚めたそうです。チゴモズはダメでしたが、夏は東北の一部と北海道にしかいないと図鑑にでているアリスイを確認したそうです。また一度、直接行きたいものですね。そうそう、跡部さんへの連絡、了解しました。 ではでは 宮永 拝


  8月7日11:07皆様みやながデス たびたびの連絡で重複お詫び致します!
   下記の集会を開きます。関心ある方の参加をお待ちします。(転送歓迎)
 【愛知県知事選を考える県民の会(仮称)】結成をめざす集会
 と き:8月9日(金)午後6時半〜9時《無党派を核に緩やかで幅広い連携を願い!》
 ところ:名古屋市教育館(4階・第1研修室)名古屋市地下鉄東山線・栄下車・歩3分
 【主催】愛知県知事選を考える県民の会・準備会(仮)
 【仮代表】影山 健 
(略) 【仮事務局】宮永正義 TEL(略)

  8月8日 11:35 皆様  みやながデス
 宮永も原告のひとりである【長良川河口堰住民訴訟・愛知】上告記念!?長良川上流域・見学バスツアーが実施されます。晩夏の2日間、のんびり、源流域を訪れてみませんか!参加を希望される方は宮永あて(幹事に人数を報告しますので18日頃までに)連絡下さい。モチロンみやながは参加します。詳しくは以下に。
 開催日時:2002年9月15日(日)から16日(振替休日)
 集合時間:15日午前9時30分/場所:JR名古屋駅・西口
 解散予定:16日午後4時頃・JR名古屋駅(途中JR岐阜駅前でも下車可能)
 参加費用:15000円(交通費、宿泊、夕食・朝食代込み)
  ◎《見学ルート》名駅〜東海北陸道〜ひるがのSA(昼食) (1)長良川源流域(岐阜県高鷲村かま す谷)/(2)阿多岐ダム(岐阜県白鳥町)/(3)宗祇水・島谷用水・吉田川ほか(同県郡上八幡町): 郡上八幡町柳町「備前屋」(吉田川新橋袂、TEL0575・65・2068)宿泊

  2日目(4)亀尾島川・サツキマス産卵地(郡上八幡町)/(5)長良発電所(岐阜県美濃市)〜以下略   (10)境川(岐阜市)/国道22号経由で岐阜駅前及び名古屋駅へ/宮永 TEL(略)

  8月9日 12:44 設楽ダム東三河の会様、田中様  みやながデス。
 【脱ダムネット愛知】へ加入ありがとうございました。こちらこそ今後とも宜しくお願い致します。 田中さん、小生の鳥仲間からの問い合わせに対する親切な対応、ありがとうございました。
 *おかげで迷わず現地に到着し、車中で仮眠一泊し、早朝、アカショウビンの声を聴けたり、この時期は北海道か東北の一部にしかいないはずのアリスイを確認できたと、大喜びの報告を受けました。田峰観音ではクマタカも確認できたようです。なお本日開催の知事選を考える会のレジメを参考までにおまけにつけてみました。【脱ダムネット愛知】代表 宮永まさよし 拝

 8月9日(金)午後6時半【県知事選を考える県民の会】市教育館4F第一研修室
  前回に続いて第2回の準備会。お盆直前で土・日が無理で今日ということに。事務局長という立場から欠席するわけにはいかず、2クラス授業を休みにして参加。モチロン、振り替えで別の日に時間を変更し、穴をカバーしたが……

  前回より2人多い16人が出席。新顔の方も何人か。マスコミは中日新聞の記者がなぜか2人も。1人は旧知の鵜飼氏、もう1人は長野の県政担当から転勤してきたばかりという今村記者。会議が候補者の名寄せに進んだ際、記者には席を外してもらった。集会後、待ち構えていた2人から影山氏ともども、決定事項について取材を受けた。


  といっても、決まったことで公開できることのみ:(1)5〜6人の名前が出た/(2)議員、弁護士、大学教授、ジャーナリスト、芸能関係者等/(3)うち2〜3人に絞り、立候補の打診をする予定/(4)行動開始はお盆明けに事務局会議を開き決める……の4点だった。


  8月10日 11:43 今村さま* みやながデス
 8月10日付貴紙朝刊の署名記事拝読しました。過不足なく適切な内容の報道で安心しました。田中真紀子議員の辞任と日本ハム問題の激震の蔭に1地方の知事選をめぐる話題など埋もれてしまいましたが、閉そくした社会の改革には中央と地方の別はありません。

  今後とも、象に対するアリの闘いですが、有志ともどもひるまず前進していきたいと考えています。最近の〈みやなが発のブツブツ〉をオマケにつけます。ご一読下されば幸いです。ではでは。(以下略:筆者注=6月、7月発信の『ふらふら日記』を4通添付した。*今村実・中日新聞社会部記者) 

  
8月11日 10:47 林のぶとし様 みやながデス
 9日金曜日は「考える会」への出席ありがとうございました。終わってからゆっくり話しをしたかったのですが、新聞記者が結果の報告を待っていましたので、残念でした。カヌーは野田さんの著作が好きで(長良川デイで一晩一緒に呑んだことがありました……)ずっと興味津々でしたがゼンゼン機会がなく、そのままなんです。いつか、ど素人でも参加できるような行事がありましたらぜひ、誘って下さい。万難を排して参加したいと思っています。宮永まさよし 拝
>>
長良川ツアー:これは辛い案内です。日程がとれない!長良川はカヌーでおなじみのところです。つぎの機会を期待しています。県議会議員 林のぶとし>>

  8月12日 13:19 皆さま みやながデス
 戦後の区画整理で、名古屋市全域の寺院の墓地を強制的に1箇所に集めてできた《平和公園》のド真ん中を毎週数回、昼と夜ふけ!に自転車で走りぬけています。生と死を、その都度考えさせられ、思いを巡らせるこの頃です。

 
【葉月盛夏・週末ふらふら日記】〔8月10日号:ゆでだこオジさん・お気楽消夏法!〕
 朝、南向き網戸の縁側でワープロしながら、したたる汗にふと脇の乾湿計を見ると39
。わお〜どうにも我慢の限界で、今年初めてプールへ行くことにした。公設プール0時25分着。入場料大人200円。夏が凝縮した独特の雰囲気の場内はオジサンと子供たちの天国だった。


  下町のおっさんが行くのは、医者や弁護士や企業エリートが通う《ホテルや会員制スポーツクラブ》なワケがなく、庶民のための市営・名城プールなのだ!「水質検査をしますから全員プールの外へ」の合図で、幼児用、子供用、競泳用と3つを3度カウントしてみたら、利用者89名に、監視員8名、脱衣室周辺4名、受付=子連れ2名(多分受付の主婦の娘)。監視員は〈歩くダルマ〉といった体形の熟年男性がほとんど、若者は監視員と整理係に男女各1のみ。後はおばさん?という如何にも庶民向けの陣容。
  客層は60代以上3人を含め大人(全員男)が10人、乳幼児とその親、祖父母。小学生グループで残り全員を占め。中学生以上の若者はほぼゼロ。で、塾生や関係者と遭遇する可能性はほとんどなく、競泳用で思う存分、開放感にひたり泳げるという按配。

  ただ一組だけ「勘違いカップル」がいて(水着の上からだが)彼女の胸を触ったりしていて、石でもぶつけようと探したが、あるワケなく、注意するのもムムムで他の人同様、見てみぬふり。
  まあ、エグゼクティブな紳士の皆さんが行くプールのように美人?インストラクターや会員諸嬢のはちきれそうな肢体?の眼福に預かれる余禄や幸せ?は皆無だが、見栄や外聞さえ気にしなければ気楽に泳げる場だ。ヒゲを剃るたびに鏡でおのれの容貌を確認し、もてたい夢を諦め、他人に不快感だけは与えないよう心がけているオジサンに似合いの場とも……いえる、とほほ。

  学校にプールなどあるわけがない時代に育ち、成人するまで『かなづち』だった。20代後半に名古屋城正門前・市役所寄り堀端にあった「婦人会館!」のプールに通い独学で泳ぎを覚えた。フトコロに余裕があった頃にはキャッスルホテル(新設当時)のプールに何度か通ったが、場違いと感じ、新設の名城体育館のプールに変えた。

  子育て中の夏は毎週末、子供をダシに近隣あちこちの公設プールへ通った。相手にされなくなってからも、ときどき、暑さしのぎにノコノコ出かけている。さて水質検査のいっせいプール休憩のとき、前日の「知事選を考える会」のあれこれに思いを巡らせた。
  自然や環境問題に係わる活動家は多いが、いざ選挙となると腰がひけてほぼいなくなる。影山氏と、前回知事選で主だった動きをした人物の名寄せをしたら、やっと40人。2度目、トニカク選挙を手伝った人までと幅をひろげても、愛知全県で90人そこそこ。

  前回14人今回16人が「準備会」への出席数。全県でこんなんですからね〜、とグチ?をこぼすと、長野から最近名古屋へ転勤してきたという新聞記者氏に「長野でもおんなじですよ」となぐさめ?られてしまった。でるのはため息のみ。過去と状況は一向に変らず「万一の場合月20万で1年間保証します」と提示する政党が最低線という現実では『立候補して下さい!費用はカンパ、人はボランティア、保証は一切ありません』しかも相手は現職。トヨタ王国愛知の財界全てを敵にまわす断崖絶壁の闘い!こりゃあよっぽどの??じゃないと手を挙げない。

  でも、世の中何が起こるかわからない!候補者の出現を信じ行動するっきゃナイ。と……前向きネアカの結論となり、心ゆくまでタップリ泳ぎ、2時にプールを後にした。すっきり爽やかケッタを走らせつつ、見上げる青空に立ちあがる入道雲!なぜか陽水の〈少年時代〉のメロディーが心に響き渡り、なんとも言えない充実感が胸いっぱいにひろがってきた!帰宅直後一気に飲み干したび〜るのうまかったこと!!といったらではでは 酔生夢詩!散人 頓首九拝

 
8月14日(水)午前、午後ともに1時間半ほどで中日、朝日向け投稿2本作文
 朝日文化欄のコラムでパリ博中止の記事を読み、加藤宣雄さんからの情報を加えて作成。中日から情報源について逆取材を受け、翌日、宮永情報を発端に申し訳程度のベタ記事が掲載された。

  
8月14日 12:19 皆様 みやながデス
 パリ郊外サン・ドニで開催が予定されていた2004年フランス映像博が中止になりました。アクセスに問題なく、テーマも最新の映像技術を網羅した《イメージの祭典》だった「花の都パリ」近郊での万博が中止になった最大の理由は、巨額の赤字が不可避とされた財政問題だった。交通至便なEUの中心に位置し、時代の最先端を行く映像を網羅する博覧会が破綻したのだ。

  インターネットを通じ、世界のあらゆる最新情報を手にできる現状が、開催2年前の時点でパリ映像博に撤退への引導を渡したといえよう。世界からわざ足を運ぶ気にさせる超目玉……例えば「正真正銘の宇宙人」の展示以外、成功への道はなく万博の時代の終焉を象徴する決定で、常識的かつ健全な判断だった。
  一方、2005年開催予定の愛知万博はどうだろう。地味でネグラで心ときめく娯楽性の感じられない「環境」をメインテーマに極東の島国で、大量観客輸送が困難な名古屋の郊外の里山に分散した2会場で、しかも強力な集客が見込める展示は何もなく、破綻寸前の県財政を無視し10月には小泉純一郎首相も列席して起工式を行い、本格工事に着手の予定という。

  アイデアが環境よりはるかにマシと思われる映像がテーマの、規模も小さいパリ博でさえ開催を断念した状況を真摯に受け止め、開催まであと3年。まだまだ後戻りできる今こそ、万博開催権の返上を知事と国は決断すべきである。(筆者注:05年9月12日現在:愛知万博入場者数は1900万人を超えた。階級毎に枚数を指定し県職員全員に強制的に入場券を購入させ、愛知全県の小中学生を無料招待し、更に全期間入場券で複数回の入場者の水ぶくれと果たして実質入場者数は何人になるか結果が楽しみです。無論!最終的な収支の結果も)

 
 【パリ博中止は愛知博の未来】 中日新聞「発言」欄殿
 2004年5月から開催予定だったフランス映像博覧会が中止になった。開催地は前回のサッカーワールドカップ決勝戦会場と大西洋横断飛行のリンドバーグが着陸した空港の間に広がる公園で、パリから車で20分ほど交通至便の地だった。
  詳細な計画が決定済みで、想定入場者数8百万人、経費18億フラン(約320億円)と現実的な構想で、官民の支持を受け円満に決定されたものだった。中止の最大の理由は収支の見通しが立たず財政的負担に耐えられないと首相府が判断したことだ。

  交通アクセスに全く問題はなく、テーマも最新の映像技術を網羅した「イメージ」の祭典だった。しかしインターネットを通じ世界のあらゆる最新情報を手にできる現状が、開催2年前の時点でパリ映像博に撤退への引導を渡したといえよう。万博の時代の終焉を象徴する決定であり、愛知「環境」万博もこれを他山の石とせず、改めて開催を見直すべきでなかろうか。

  
【パり博の現実明日の愛知博】 朝日新聞「声」欄殿
 2004年パリ国際博(サン・ドニ映像博)中止をフランス首相府が決定した。計画では5月から3カ月間、パリから国道1号線で約20分のル・ブルージュ空港に隣接する公園一帯25haを会場に円形広場1、テーマ館3、映像上映施設24、更に各国パビリオンを設置、入場見込み800万人、予算18億フラン(約320億円)で建築家もすでに決まっていた。
  反対運動もなく官民が賛成した花の都パリ近郊での万博が中止になった最大の理由は巨額の赤字が不可避とされた財政問題だった。交通至便なEUの中心に位置し、時代の最先端を行く映像を網羅する博覧会でさえ破綻したのだ。

  一方、2005年開催予定の愛知万博はどうだろう。地味で娯楽性のない環境をテーマに予算1350億円、6か月で東京DZLのほぼ2倍1500万人の観客動員を想定するでたらめさ。極東の島国で大量観客輸送が困難な里山に分散した2会場で、強力な目玉の展示もなく、破綻寸前の県財政を無視し、10月には着工という。集客力が環境よりまだマシと思われる映像がテーマで、規模も小さいパリ博でさえ断念された状況を真摯に受け止め、今こそ愛知万博の開催権返上を決断すべきときなのではなかろうか。
  8月14日 19:07 皆様 みやながデス
 昼からまたまた、暑さしのぎと運動を兼ねてオジさんのレジャースポット・名城プールに行ってきました。なんと水曜日で定休日!!!やれやれ、とほほ……。夏期限定のたかだか2カ月足らずの営業期間なのにキッチシ休むとは、親方日の丸、営業努力皆無!さすが?!「管理者・最優先」の公営プールです。このドあほ、おたんこなす!!

 で、仕方なく昼間っから焼き鳥をしこみ、ひとり宴会ということに……。しこたま飲んで眼がさめたのが夕方の5時半過ぎ。(酔っ払うとすぐ眠くなるんです)ぼーっとした頭がさめるのを待ち、またまた以下のブツブツを!発信します(以下略)

  8月14日 19:36 大羽さま* みやながデス
 他の失敗や判断をまったく参考にしないのが「日本のお役人」であり「お役所の処世訓」のようです。『愛知万博はなにがなんでも突き進む』との予想で、彼我の民度や役人の意識の余りの違いにただただ、でるのはため息のみです。あ〜いつになったら?まともな!が。やれやれ、このどアホ!くそったれ!!むむむ。ではでは 酔生夢詩!散人拝(*渥美自然の会・代表)

  8月15日 14:18 林のぶとし様 みやながデス
 県幹部といい、与党・県会議員といい、将来への洞察力が希薄で常識に乏しく、無責任体質で困ったことですが、愛知の民度がこの程度なんでしょうね。無論、最大多数の県民が彼らを代表に選んだのですから、いまさら文句をいっても仕方がないのですが、ヤレヤレです。「市民は自分たちのレベルにふさわしい政治、政府しか持ちえない」というコトバを何かでみた気がします。とほほ・・・
  (次回は「オトナやコドモと頓珍漢問答」の巻です)

  ◆02年8月17日 0:52 林さま  みやながデス   小選挙区制度の不備については了解しています。ただ『致命的な欠陥』は最大与党に対抗するために、他の野党が小異を捨てケースバイケースでの大同団結に(例えば極右を除く野党が連立した【オリーブの木】のイタリアのような、結局、内部分裂で瓦解はしましたが)マッタク動こうとしない「自民党との仲良しクラブ」だというコトですね。
  結局、地方レベルでは与党も野党も、議員というステータスと、それに伴う実利と名誉と権力志向にからめとられ「肩書きに頭をさげているだけ」なのに自分が偉くなったと勘違いする輩(やから)や、どうしても「政治家としてやりたいテーマ」があって、それで議員になったという人物が(たぶん?共産党を除いて)いないせいでしょうね。

  中央では「自民・公明・保守の連立与党」と真っ向から対立している「その他の野党」が愛知では手をつなぎ、肩を組み、無関心な庶民をいいことに、好き放題に野合して政治と経済、その他を牛耳っている「いい加減さ、ちゃらんぽらんさ」には反吐(へど)がでます。

  溢れるモノと自由の氾濫に溺れ『今がすでに充分に幸せであり、これ以上望むのが不遜な豊さのなかに大多数の日本人が生きている』とそろそろ気付かないと、欲望の無限地獄で、わが国の未来は底無し沼のずぶずぶです。もういいかげんにしなくちゃね〜。

  ひとり残らず、物質的にも精神的にも問題なく恵まれた生活ができる世界なんて、どう考えても不可能です。底上げの努力は必要ですが。胸に手をあてて、しみじみアリガタサを実感すべきです。でも、無理なんだろうなー、ただ生きているだけで感謝なんてそれにつけても!金の欲しさよ!!チョンチョン。やれやれ、とほほ、 酔生夢詩!散人 宮永 頓首九拝

  8月18日 12:55 林さま  みやながデス
 ハッと眼が覚めるような驚天動地の変革は夢のまた夢という状態がまだまだ続きそうな雰囲気です。国や県や地方自治体が破産寸前のはちゃめちゃでも官や政治屋!や今のところウマイ汁をすっている業界と御身の利益最優先!先のことなんか知ったことじゃない!と「好き放題に牛耳る」体制が微動する気配すら愛知にはありません。

  長野では女性弁護士を支援する旧体制側がしびれを切らし、本性をあらわにして既得権益死守の知事選に参入するようで、これで前回と同様の構図となり、田中氏の作戦勝ち、楽勝でしょう。この長野の結果と、その後が変革の魁となる予感もしますが。

  ただ、大多数の国民が、生きるための衣食に困ることは皆無で、飽食、平和呆け、あれも欲しいこれも欲しいの欲ボケにまみれ「ひとのコトなんか知ったものか」の自分中心主義、手段は問わず儲けたものが勝ちの一攫千金主義が定着してしまったのも現実。

  まあ、徹底的な破綻とか破滅を経験しないと、現状は変らないという、醒めた見方すらありますが、暴風雨の嵐のなかで鳴り続ける『風鈴』程度の声でしょうが、諦めず異議を唱え、警告を発し続けるしかありませんね。まあ、あせらずぼちぼち行きましょう。酔生夢詩!散人 拝

  8月19日 11:48 山本さま みやながデス
 ご無沙汰しています。森島さんから、海上の森でお会いした際に海上の森野鳥の会への入会を希望されたとお聞きし、とりあえず会則と今後の予定表をお送りします。例会などでお目にかかる日を楽しみにしています。《今後1年間の主なスケジュールを列記しました》

 
 ▼7月27、28日(土・日)朝9時・日進市役所駐車場*設楽ダムへ行こう(クマタカ探鳥会)
   【豊川を考える住民連絡会】サマーフェスティバルに参加/梅が枝淵でキャンプ(実施済み)

 
8月24,25日(土・日)集合時間・場所は後日連絡
 *コノハズクの声(ブッポウソウ)を聞こう/徳山ダム定例キャンプに参加
9月28日(土)朝9時・愛環鉄道:山口駅**海上の森でタカの渡りを見よう
10月12、13日(土・日)朝9時・日進市役所:駐車場**伊良湖へ行こう
11月23日(土)朝9時・山口駅飛び入り歓迎*ベニマシコを見よう(海上の森)
12月23日(祝)朝9時・日進市役所:駐車場集合**オシドリ探鳥会
12月26日(木)忘年会: 夜6時より・藤が丘「三丸」

 ◎03年1月3日(金)朝9時・日進市役所駐車場**ヤマセミ探鳥会・三河広瀬
1月25日(土)朝9時・山口駅**焼き芋新年会(海上の森探鳥会)
3月22日(土)朝9時・山口駅**春の木と草の花・観察会(同上)
5月24日(土)=朝9時・山口駅集合 **夏鳥がやってきた!!(同上) 
6月28,29日(土・日)朝8時・名東区牧野が池**胡桃島キャンプ探鳥会
 <遠隔地は乗り合わせていきます。集合場所へ行くのが不便な方は遠慮なく事務局に連絡下さい。
 都合のよい場所でピックアップします> 以下省略

  8月19日 12:42 栗原さま  みやながデス
 参加申し込み了解しました。話しは変りますが、最近はよく茶屋が坂の交差点をケッタで通るんです。ピザ屋の前の木、2本が雀のお宿になっていて夕方はそれはそれは!ちゅんちゅん賑やかなものです。市内ではほかに2カ所を知っているんですが、なぜか繁華街の大通りに面した街路樹ばかりですね。24日大垣駅でお会いしましょう。ではでは 宮永 拝  

  8月20日 11:07 近藤ゆり子さま みやながデス 
  一度に用件が済まなくてスミマセン!徳山ダムキャンプの集合場所の連絡を忘れました。
 24日13時大垣駅北口に行きますのでヨロシク!
  朝日新聞が全国の最新ダム事情を見開き全紙カラー刷りで特集報道をするなど、脱ダム推進?の旗振りの方向へと編集方針の舵をきりつつあるようで、ヨシヨシというところです。知事選で田中前知事に好意的な報道の展開も目立ちます。まあ、時流を読んで先乗りしているだけという気もしますが。

  それにしても長良川河口堰の断末魔の状況を無視して、なにがなんでも徳山ダムは造ってしまおうという土建業界と政界、官界の利権癒着構造は凄まじいデスね。自然を破壊しようが、巨額赤字を垂れ流しにしようが、今さえ儲かればあとのことは知ったことかという厚顔無恥。問題が明白になるころは担当者がすべて入れ替わり「過去のことは知りません。当時の担当者はいませんので分かりません」で、だれひとり責任をとらずオシマイ!!

  万博の財政問題で、破綻の場合の責任の所在を示せと問い質し続けていますが、一貫して「赤字にならないよう努力します」でおしまい。これで済まして平気という無茶苦茶さ!公然の責任逃れ体質。やれやれ、情けなくて悔しくて貴重な毛がまたぬけそうです。ほんとうに、このドアホ!ばかたれどもに!!天罰を!!!【脱ダムネット愛知】代表 宮永まさよし 

  8月20日 23:34 栗原さま  みやながデス  
 さて24日のキャンプの件ですが、名古屋から、友人の車で大垣へ行きます。茶屋が坂で貴方をピックアップできたらと考えました。友人から貴方に、打ち合わせの連絡をしますので、もしよろしければ待ち合わせ場所を考えておいてください。目印は半ズボンを履いたオジさん二人の乗ったワゴン車です。

  8月21日0:16皆様  台風一過、一気に虫の音がすだきはや秋の気配です
 雀の夜ぐさり15号:イマドキの出世とは?!編】 
 「先生!部長ってえらいの?」塾へ来るなり、中2の男子生徒R。
『おいおい、いきなりなんだよ〜、どうしたんだ!R。う〜ん、そうだな〜会社によるけど、現場のリーダーで実際に働く人のトップかな。サラリーマンでは出世したといえるだろうな。偉いといえばエライけど、経営陣とひらの境で、責任が重くて大変だと思うよ』

  「お父さんが部長になったんだって。パチンコ台を造る会社なんだけど、不景気なほど客が増えて、これからも見込みがあるんだって。大人って、みんなパチンコが好きだもんなー」
『う〜んひとりで何時間もヒマがつぶせて遊べるし、うまくいくと小遣いも稼げて手軽だからな』
「お父さんね〜、若い頃はクギ師だったんだって。世の中、腕に技術がないとダメだって!」
『で、しょっちゅうパチンコにいっているのか?オマエは。そこはちょっと違う気がするけどな〜。
まあ、世の中いろんな仕事があるけど、庶民向けの娯楽産業はすたらないだろうな。で、後を継ぐ積もりなのか?』 「ううん、まだそこまでは考えてないけど」 

  すると「先生!塾ってどうしたらできるの?何か資格がいるの」これは別の中2。
『なんにも資格はいらないよ。いつでも誰でもどこでも、勝手に教室を開けるよ。ただし、問題は生徒が集まるかどうかと、キチンと教えられるかだな。特にウチみたいな個人塾は大して金もかからないし、だれだってできる。でも、病気で1週間も休んだらオシマイだし、毎年、生徒が入る保証はナイし、SやKみたいな生徒を相手にするには相当神経が太くないとダメだし《笑い》、でたり、入ったりで収入は不安定だし、ボーナスも失業保険も退職金も毛もないし、まあ、いいのは自分ひとりの責任でぜんぶ決めて、生きていけるコトぐらいかな』

  「でも、儲かるんでしょ。」
 『う〜ん、くらべる相手によるけど医者や弁護士なんかだと「ハナシにならん」ケドね。まあ、そこらの普通のサラリーマンと比べたらソコソコかな〜。どんな仕事にもそれぞれ苦労があってね、先生には塾が一番合ったんだ。時間に自由がきくのと、自分の人生を人に振りまわされなくて済むところとか。けどね、身分や出世とは縁がないはぐれ犬みたいな孤独な?人生だよ。先生はひとりが平気で、でも人間も好きで、友達はすぐできるんだけどでも、みんな最期はひとりなのさ』  「う〜ん、そうかー、いろいろあるんだな〜、ラクそうでも

  別のクラス「TVによく出てるとお母さんがいってたけどギャラ貰えるの?」とT子。

 『うーん、去年まではホントよく出てた。だけど、ほとんどぜんぶタダだよ』
 「ふーん、どうして?」
 『先生が映るのは、たいてい森や川を《金もうけ》から守ろうというボランティア活動で、
  先生のヘアースタイル!に特徴があるから、つい目立って、写されるだけで、ただなんだよ!』
 「な〜んだ、お金にならないのか、イミないじゃん」 
 「わたし、この間、春日井のフェステバルで踊ったの。ギャラが出るんだよ。
 もう3年、ダンスを習っていて名古屋祭りでも踊るんだ、こんど」とS子
 『そうか、それは凄いなー、じゃあ、将来はプロをめざすんだ!』
 「なにいってんのせんせー、プロなんて世の中甘くないよ!趣味、シュミ!」と、肝心の?ギャラが
  いくらか、どう配分されているかも知らない!のに「先生も大人にならなくちゃ」と忠告してくれる 
  口年増(くちどしま)の小5!二人組でした。

  最後に中1からの質問。「先生、昼間なにしているの。何かバイトでもしているの?」
『う〜ん、おきまりの家事をすませたら、あとはボンヤリしてるよ。自転車でぶらぶらして、公園で風にふかれてぼーっと池の鯉を見たり、空に浮かぶ雲を見たり、あ〜、ザクロの実が熟してきたな〜、むくげが咲いたなー、木蔭ってひんやりして気持ちいいな〜なんてね』

  『花や木や鳥や眺めているのが好きなんだ。後は本を読んだりとかね。ほかの人がゴルフやパチンコやカラオケをするのと同じさ。人に迷惑をかけなければ、好きなことをして生きていいんだ。自分の責任で、自分の人生は自分が楽しめばそれでいいのさ。まあ、無用の用、毒にも薬にもならない人生、それが理想かな!ちょっと難しいコトいっちゃったかな。まあわからんかもしれんケド、みんなには、まだネ』 さあ、授業を始めるゾ!

  8月21日 12:28 糸土さま*みやながデス  
 連絡が遅くなり申し訳ありません。名古屋を中心として活動している野鳥の会の主な会員や、ここ30年近くの役員についてはほぼ掌握していますが、
▽△という人物についてはまったく知りません。犬山ということですから光明寺緑地の探鳥会の幹事に聞けばどんな人物か、何かわかるかも知れません。多分見て楽しむのではなく、メジロやウグイスなどを飼って楽しむ旧来型の愛好家ではないかと思います。
  まあ、貴兄が素朴な疑問を仲間内のミニコミに載せたのでしょうが、普通なら穏やかに間違いを連絡して、次回の会報に訂正文の掲載をするよう頼んで、謝罪を受ければすむことですが、それをやたら権威にすがり、それをまた振りかざす人物のようで、まあ、困ったことですね。こういう人物は論理的に説得しても、なかなか難しく、内容証明郵便で「いきさつを明確に記載した謝罪文」を本人と犬山市環境審議会長・林進名義の「審議会への出頭依頼」の発信元・犬山市環境部エコアップ課に送付するといいでしょう。

  もとはといえば県の尾張事務所環境保全課の確認ミスですから、尾張事務所環境保全課へ、本人にそもそもの事の原因を連絡するよう強く!依頼すべきでしょう。これは絶対に必要です。それともし公になっても良ければ、マスコミに事実を公表し、理非を世論に訴える手もあります。いずれにせよ、悪意でのミスではなく情報ミスですから、これほどまでに大げさに謝罪を求めるのは不可解です。ひょっとすると次の選挙にでも出るつもりだったのかも知れませんね

Subject: 質問> 宮永さん 犬山市の
▽△という人物を知っていますか? 5月中旬に中日と朝日にあいついで、倉庫に営巣したフクロウの話が載り、巣から落ちた雛を保護しているというニュースです。以下略(筆者注:フクロウの飼育は禁じられていて、糸土氏が「尾張事務所環境保全課」に問い合わせたところ▽△名では申請を受けていないと回答があり、それで批判的な見解をミニコミ紙に記載したところ突然、謝罪を求めて「審議会への出頭依頼」が来たという。ヤレヤレ:*名大卒・県環境研究員幹部職)
  8月23日 14:06 皆様 みやながデス    
 万博フォローアップ会議は以下の日程です。関心のある方は傍聴下さい。
1 日 時 平成14年9月18日(水)18:00〜20:00
2 場 所 名古屋ビルディング2号館6階 第7会議室
3 議 題 海上地区の会場計画について  その他

  それから最近ネット上での属性に関する意見交換をはらはらしながら読ませて頂きました。学歴、職歴(身分・地位)の話はなかなか本音がでません。多分、このネットのメンバーには《中卒でオシマイ》の方とか、ひょっとすると《高校までという方》もみえないかもしれません。進学は当然で能力をフルに発揮し、並々ならぬ努力の結果、数少ないチャンスを捕まえ、現在の学歴なり職種なり地位を確保されてきた方々がかなりいらっしゃると思います。

  学歴や身分に縁のない庶民からは『仰ぎ見る学歴、職域の峰の頂上にさかまく霧か雲』の軋轢(あつれき)、いや風のきしみのようでした。ちなみに小生は30年ちかく個人塾を営んでいる大学中退者です。本音のはじける学習の場です。無論、有名校を目指す子もいます。
  このままでは出席日数が足りないから留年だといわれた生徒も、昼間定時生の高校へいきたいけど倍率が高いから頑張らなきゃというレベルの子も、バスケット県選抜メンバーでアチコチから誘いがきている中3もきています。でも大多数は将来、高学歴とも世間的に評価の高い属性とも縁がなく生きていくだろうと予想される中学生たちです。

  なにが言いたいかというと、それぞれが獲得した属性からは逃れられないわけで、本人が必要であれば強調してもいいし、逆に、恥ずかしいから隠したいというのなら、それでもいい。自分の器の大きさや能力(それこそ千差万別、十人十色)を自覚し、それを頼りに各自が生きていくしかないということです。余分な割りこみで失礼しました。宮永まさよし(次回「強盗殺人・死体遺棄現場」の巻です)

  ◆
【海上の森くらぶ通信】 117号続き・その2&付録メール
02年8月24日()〜25日(日)揖斐川源流域でキャンプ】 徳山ダム建設中止の会主催
 予報が思わしくなく気をもんだが、そこは不肖!天下の晴れ(はげ)?男。でがけにポツポツしたものの、現地は雲間から時おり晴れ間がのぞくまあまあの天候。翌日は快晴、文句なしのキャンプ日和!詳細はふらふら日記〔葉月・晩夏編〕に。欲を言えば星空が見たかった!

 
【葉月晩夏・週末ふらふら日記】〔8月23日〜25日:強盗殺人!直前現場〕
 8月23日。いつも通りケッタのライトを消し(墓場には闇がふさわしいのデス!)見渡す限りの丘を無数の墓石が覆いつくす《満月の夜》の平和公園を抜け、平和が丘4丁目の公園の脇に差しかかったのは夜10時20分頃。まさか、そのわずか2時間後に運転手が強殺され、タクシーが放置される「凶悪殺人事件」の現場になるなどとは夢にも思わず、坂を登っていた。

  さて24日朝、ときおりパラパラ落ちる曇り空、あ〜あ。しかし福井地方は午後から「雨のち曇り明日は晴れ」との予報に望みをかけ、午前10時20分祈るような思いで近藤ゆり子さんに確認の電話。すると「いろいろ悩みましたが、キャンプは決行します」『やったー!』即、Hさんに
。と、奥さまが「どこかに泊りがけで行くと、もう出かけました」???あわてて栗原さんに『決行します』と連絡。ここで、どんなに段取りをしても、相手が連絡メールを読まなければオシマイと判明。もともと野鳥の会はいつでも雨天決行なのだが

  キャンプ1週間前に参加を申しこまれた栗原さんは、7月の寒狭川サマーキャンプでやはり突然連絡をいただきご一緒した篠田さん同様、お名前にまったく心当たりがなく、どんな方かモチロン不明で、お会いするのも話しをするのも初めての方だった。ともあれ名東区高針発午前10時半、待ち合わせ地点で彼女をピックアップし揖斐川総合庁舎:集合時間ピッタシ1時半着。

  3人とも初めてのルートだったが迷わずヤレヤレ。道中の自己紹介で彼女が現在「Xねっと」メンバーで、野鳥の会会員だった数年間に【海上の森探鳥会】で何度か小生を認識されていたと判明。なんせ特徴あるヘアスタイルなので。仲間の輪が広がるのは嬉しいことデス!
  さて続々集まる顔はほとんど旧知の仲間で、愛知と岐阜の自然保護活動を支える行動派の面々。
        
 車を連ね徳山ダムから更に上流「塚」集会所着:3時半。なんとこんな山奥に、木曜日からという先着グループが当てにしていた集会所と前庭を占拠?していた!予想外の事態に宿泊棟が使えず困惑顔のゆり子さんとあれこれ相談。結局、下流の施設を使うということに

  幸い道を挟んだ反対側にブルで整地された広い空き地がありキャンプサイトは充分。早速テントを張り、シートで本部を設営、あっという間の4時半には宴会モードに突入。動く気配のなかった先着グループから、われわれに合流の《視聴覚障害者のみなさんら》16人の到着を見て「明け渡して移動する」との申し入れ。ありがたく受け、問題は一挙に解決し、ほっと一息。

  総勢66人!それぞれが和気あいあい、にぎやかな夕暮れのバーベキュータイム。ただ去年参加の弁護士グループや在間さんが急遽欠席なのが宮永としては残念!とはいえ、たっぷり泡ものをいただき、夜7時半過ぎには総勢6名でナイトウオーク『下見!探検隊』に出発。

  圧巻は
山の音!たった10秒ほどだが風の又三郎の「どっどどどどー」そのもの。低く、鈍く波を打つ、懐かしいような、寂しいような、山全体が発する素敵な響きを全員がはっきり聞いた。ゆっくりし過ぎて帰着10時。待ちかねた皆さんと恒例《ふくろう探検隊》再出発が11時。

  ときおり雲間から顔を覗かせる十六夜(いざよい)の月はこうこうと照り、人工の灯りが一切ない山中は縄文時代の夜そのもの。ときおり横切るケモノ道からは強烈な動物の体臭が。月影に映る草花に目を凝らし虫の音、せせらぎ、峰を渡る風に耳をすませ、最終目的地の河原で水にたわむれ、帰着はなんと真夜中1時すぎ。しかし全員気分は最高、大満足でした!


  翌朝《オオタカ発見隊》はクマタカをたっぷり堪能、更にはイモリがうじゃうじゃいる淵を発見(イモリ谷と命名)帰路の露天風呂も素晴らしく、皆さんに感謝、自然に感激の2日間でした。

  さて、事件後はじめて通った28日夜10時20分過ぎ。平和が丘4丁目の死体遺棄現場は花束が供えられ、車1台分がカラーコーンで囲まれていた。星明りのもと片手でそっと拝んで通過。生死はまさに紙一重。  翌29日朝10時。もう見事に跡形もなく!片付けられた現場には路上駐車が並び、天空には《ルネ・マグリットの青空》があっけらかんとひろがっていました。儚(はかな)いものデス。人生、夢幻(ゆめまぼろし)の如し!酔生夢死!散人 頓首九拝

 
8月26日()午前11時〜【記者会見の設定&記者クラブ宛て文書作成】 
 中日に問い合わせたら今村記者がでて、逆に知事選がらみの取材を受けてしまった。幹事社が朝日とわかり、希望会見時間を打診するよう依頼。折り返し今村記者よりOKの返事。
◎≪県政記者クラブ殿   記者会見実施のおしらせ
日 時:8月28日午後1時半〜「愛知県庁」県政記者クラブ
目 的:「万博関連事業」住民訴訟提訴の件などについて

 「元・愛知県青少年公園」管理棟並びに宿泊施設の取り壊しに関し、不当性を問う住民監査請求が
 愛知県監査委員会から却下されたことを受け、提訴します。参加可能の方は愛知県庁1F待合室に
 1時20分集合です。
万博オンブズマン:宮永

  8月26日 16:13 皆様 みやながデス  
 名古屋市議の調査研究費の違法性を問う住民訴訟の公判が下記の日程で実施されます。
 関係者(ちなみに宮永も会員で広報担当です)並びに関心のある皆さんの傍聴を要請します。
  日時:8月28日(水)午前10時開廷
  場所:名古屋地方裁判所:第1003号法廷
 問合せ【市議調査研究費の情報公開を求める名古屋市民の会】成田又は広報:宮永まで

  8月27日 0:36 近藤ゆり子さま  みやながデス  
 『雨で中止になったらどうしよう』と直前1週間の間、気を揉みに揉んだキャンプが実施!と聞いたときにはほんとうに嬉しくて、なんとか今年も行けるとほっとしました。森や川や里や海を守ろうと、巨大な敵と『勝ち目の見えない闘い』を必死で続けているボランティアの人たちとその仲間に、見えざる手「宇宙の叡智」がごほうびをくれたのだと思いました。
  本当に楽しいひとときをありがとうございました。なにからなにまでお任せで、いつもオンブに抱っこの状態で楽しませていただき、あつかましすぎて申し訳なく思っています。野村さん始め、皆さんにもくれぐれもよろしくお伝え下さい。

  さて、そのうえでこんなことを言えた義理では『ない』のですが、せっかく徳山の山奥の源流近くでキャンプをするのですから、せめて日が落ちてからは『お互いのおしゃべり程度の音量』で峰を渡る風の音や、川のせせらぎ、虫の声、鳥のつぶやきに耳を傾けたいものです。
  わざわざ大自然の中へきたのですから。賑やかな宴会はそれに見合った場所で、いつでもできます。酒に目がない酔っ払い代表のオジさんの勝手な思い込みですが、やはりキャンプは自然を主役に、耳を澄ませ楽しみたいと思います。

  それから弁解になりますが中日の記者氏を挟み話が広がり就寝が3時近くなり寝過ごし、朝の案内ができず申し訳ありませんでした。次回は9時にふくろう探検隊に出発し11時には戻れるようにします。ですから朝5時には夜明けの「オオタカ・クマタカ発見隊」に出発できます。以上、手ぶらで来て言いたい放題、無責任な口先おじさんからの提言?デス。宮永 拝

 
8月28日()午前10時【市議政務調査費訴訟】傍聴:名古屋地裁1103法廷
 「名古屋市議調査研究費・返還請求訴訟の会」広報担当として、マスコミに対応。本日の公判で被告・自民党財務担当者に対する証人喚問請求が認められ大きな1歩となった。市議本来の給与101万に加え、全員一律に「領収書の添付が不要で、使い放題」のお金が毎月55万円支給される「濡れ手に粟の公金ぶんどりシステム」をぶっつぶす闘い!なのだ。

 
同28()午後1時半〜【記者会見】愛知県庁3F記者クラブにて 
 「元・青少年公園管理棟と宿泊棟取り壊し工事」差し止めを求め、提訴することを報告。取り壊すだけで6億6千万円もかかる工事で、万博終了後は別途また新築するという。素人目にみても大失敗が確実な「魅力ゼロ」の【環境】万博が、責任者不在のままどんどん工事だけが進んでいく。国も県も協会も、だれひとり失敗の場合の責任の所在について明らかにしない。異口同音に「成功するよう努力します」というのみの【官狂】!万博。

 結局どんな酷い結果に終わろうと、責任を押しつけあい、口をぬぐって一件落着。まあ、今さえ、自分さえ、関連企業さえよければ、あとのことは知ったことかの業界、官界、政界まるごと無責任体質のオンパレード。やれやれ情けないコトです。海上の森ネット(略)宮永まさよし


  8月29日 12:36 鷲田さん、大羽さん、Mさん みやながデス
 設楽町長との「オシドリ」保護をめぐる会談に関わるやりとりを拝見し、宮永からも意見を述べさせて頂きます。一言でいうと、ダム建設中止の交渉相手に対する見極めが厳格か(鷲田さん)、いささか甘いか(Mさん、大羽さん)の違いで、ダムはムダの思いは同じだと思います。極端な例でいうと愛知万博検討会議に参加し「森さえ守れれば」と万博に目をつぶった「国営公園派」の二の舞になる危惧を鷲田さんは感じられたのだと思います。(宮永の直感ですが)

  無論、一部反対派を含む委員会を公開で13回も実施し、それなりの結論を導いた粘り強い討論の集積の意義は認めますが、最終的に隠れ蓑として利用されただけだったことは周知の事実です。《まず汝の敵を知れ!それも徹底的に疑え》というコトでしょうね。
  もともとダム調の幹部は国家公務員ですね、しかもキャリアコースの。彼らがこの職業を選んだ理由は保障された身分と安定した収入、将来の天下り、本音はきっとこれです。まず間違いありません。しかも彼らはダムの専門家です。ぽろっとでた「箱物はムダ」は本音でしょう。

  でも、かれらの仕事はダム建設の下準備で、調査とその対策です。反対派への対応を含め、あらゆる障害を排除することが任務で、かれらの頭には建設中止などという後ろ向きのベクトルは皆無です。疑問を表に出し行動した途端、職を失うことを知っているからです。お役人の掟は「疑問を持たず、与えられた仕事を忠実にこなす」です。
  それから町長ですが典型的な地方政治家でしょうね。陳情相手に2枚舌、3枚舌は当たり前、相手を懐柔するのが仕事のようなもので、押したり引いたりの営業経験がない人物ほどひっかかり易いので、とにかく交渉には要注意です。(ちなみに宮永は1971〜76年に1件契約=数万円のフルコミッション社員(月収30〜40万)を経験しました。弁舌が勝負!の世界)

  町長は賛成派にはマッタク反対のことを言っていること確実です。(反対派が何をいおうとも、絶対にダムは造らせるなどと)。こちらがダム問題は絡めないと言っても、相手はダム問題の一端と考えて応対の発言をしているのは当たり前のことで、注意すべきでしょう。

  まあお役人にしろ首長にしろ「世のため人のため」は最低限のお約束ゴト「身過ぎ世過ぎ、出世を含む自分のため選挙のため」が圧倒的多数の本音というのが現実でしょうね。以下に「徳山ダム建設中止の会事務局長」近藤ゆりこさんとのやりとりをオマケにつけておきます。敵はしたたかで手強い連中です(*02.8.20《近藤ゆり子さま》みやながデスに掲載済分)

  8月31日 大羽さん、Kさん みやながデス    
  署名お疲れさま。小生も各種集会や行事で集めます。話しが変りますが、いよいよ長野県知事選も最終日。明日の即日開票の結果がどうでるか楽しみです。有効投票数に対する田中氏の得票率が70%を越えれば県民の圧倒的支持を得た大勝利ということになるでしょう。

  ところで来年の愛知県知事選に関しては最高事務局会議?を28日に開き、候補者を3人にしぼり、順番を決め個々の交渉に入ります。交渉役は学士院会員の経済学者:水田洋・名大名誉教授、前県知事候補:愛知教育大学名誉教授・影山健の学者ペアと、なんで一緒に肩を並べてデカイ顔をしていられるのという『そこらのおっさん』不肖・宮永の3人組ですることになりました。はてさてどうなることやら。まあ仕事でするワケではないので、気楽は気楽ですが。

  8月31日 13:42 井澤さん みやながデス
 いいですね〜、ペルーですか。うらやましいですね〜。さぞ、ステキだったでしょうね!!しんどいときがあったからこそ、今の自由に動ける時間が貰えたんです。大手を振ってそこらじゅうへでかけてください。きっと井澤さん独特の目線でとった写真がありますよね。近いうちにお邪魔して、土産話と一緒に拝見したいと思います。そうそう、言いたい放題の文に過分なお褒めありがとうございます。ではでは、またそのときに! 酔生夢詩!散人 宮永 拝

  9月3日 0:48 皆様   長野から「名刺であおぐ」ほどの微風が吹いてきました。でも、  まだまだ愛知では既成政党から手ごわい利権のつむじ風が吹きすさんでいます。以下はオマケ:

 
【葉月晦日:ふらふら日記】〔8月30日〜9月1日号《夜明け》長野〈真夜中〉愛知編〕
 8月が終わった。夏休みが普段より忙しい塾には、ほっと一段落の9月だ。月の呼び名が変るだけで昨日の続きの今日、コトもなく過ぎる日の連続だが、風の匂いや流れる雲、すだく虫の音(ね)に季節の移ろいを本能的に感じられる自分が嬉しい。
  業界では非常識「土日、祝祭日休み!」を夏休みも貫き?通した。大学と大学院受験を控えた子供がいるのに「ゼニにならないコト」に駈けずりまわる『どーしようもない父親』と、身内のなかでは救いがたいダメおやじの烙印が完全に定着していて、我ながら、とほほのほ。

  「ヒトのことよりまず自分のコト、お上にたてついても勝ち目はないよ!宮永さん」
 『そうデス!おっしゃる通りです、はい!身に沁みてわかっています。けれど本人は精一杯やって   いるんです、仕事も!家族のことも!自分なりに考えて、これでも。親子でも夫婦でも、それぞれに  固有の生き方、時間の過ごし方があって、そのうえで自分でこうと決めたんです』
   8月30日:朝11時半過ぎ
 「ちょっと洗車させて。」小学校以来の友人がやってきた。
『うん、いいよ、もうチョット遅かったら入れ違いになるとこだった』「どこへ?」
『ちょっと泳ぎに名城プールまで』「ええ〜っ、市営プールの?」『うん!』
『もう、明日で終わりだし、じとっと蒸し暑いし。今年はまだ3回目だけどね。

そういえば、確か年中、泳ぎにいっているよね、運動しに。いつも、どこへ?』
「うん、北スポとか新川のトレセン、名城体育館。常連ばかりさ、どこもみんな」
 『こんな商売を30年もやってると、よく生徒や卒業生や親がいてね、先生!って声をかけられるんだ。それがなんとなくヤで市営に行くんだ。年寄りと子供ばっかりだからね、あそこは。それと風が渡っていく青空の下でゆったり泳ぐ爽快感が気にいってるんだ。最高だよ、ウン』

  車を洗い、最近呑めなくなったと〈500ml6本入り〉缶びーる2ケースも置いて帰っていった。(大丈夫かな〜、あいつ、もう酒がそんなになるなんてどこか悪いんじゃないのかな?!)モチロンそのあと行った名城プール。幼児用や児童用は結構な賑わいだったが、遊泳用はスキスキで、日差しにそぐわぬ秋風と「層雲の上のウロコ雲」が実に鮮やかで印象的だった。

  31日起床7時。すぐゆったり朝風呂、びーるで仕上げ。なんとも気分は極楽、ゴクラク!ぷは〜。運動した後の汗は冷水シャワー、耐えられない暑さの夜は水風呂の日々で迎えた9月。朝風呂、朝酒、最高の気分転換になった。いいもんだな〜!モチロン午後2時からの授業までにはスッカリ抜けて7時まで今月最後のオシゴトをしっかりと貫徹。あとはまた宴会、うひひ。

  9月1日:名東区からケッタで西区へ。新聞付録の8月カレンダーで行き来のマークをチエックしてみた。なんと水曜と土・日を中心に8月だけで15往復半、片道16qで概算500q。これに一周4キロのぶらぶら散走=約15日で60q。合計560qほど。
  西〜名東間は「茶屋が坂〜赤坂〜光が丘」「一社東〜平和が丘」と延々と上り坂が続く。途中、腰を浮かせず、休まず、全力でペダルを漕ぐ。噴き出す汗に歯を食いしばる。無念夢想のランニングハイに通じる無心の境地。上りきった瞬間の達成感、快感の凄さといったら、もうなんというか!ふと我に帰り、眺めたTVは正午のニュース。長野県知事選のあれこれ。いいな〜、自前の有力な候補がいて』

  万博反対派で選挙対策を話しあったのが28日。元参議院候補で瀬戸市長選候補「丸山悦子」、約80万票を得た前回知事選候補「影山健」の連戦連敗!の歴戦の勇士?に《愛知の市民運動の顔》学士院会員・水田 洋氏ほか数名の猛者?で知事選の候補をまず3名にしぼり、手分けして意向を打診することになったが、はてさてどうなることやら。

  敵には世界最強のスポンサー・トヨタがつく【万博や知事選】は長野とは隔絶した状況下にある。1200億円もの赤字だった前回ハノーバー博の失敗を無視し、突っ走る愛知は冬季五輪で破綻し「やっと目が覚めた長野」のように、行くところまで行って悲惨な失敗をし、あげくトヨタが投げ出すまで変らないのだろうか。あ〜あ、夜明けは遠い! 酔生夢死!散人 宮永 頓首九拝

  
    

第85回:郡上八幡でジョギングを!/紙の草鞋(わらじ)で知事選候補選び/ふらふら日記
    【海上の森くらぶ通信】02年10月4日 118号&おまけメール
  ◆9月3日 11:10 皆様 みやながデス

 9月2日午後1時、名古屋地裁にて神田真秋愛知県知事を被告に訴状(住民訴訟)を提出しました。 【管理棟等の取り壊し行為に係わる財産管理を違法に怠っている事実の確認請求と同、取り壊し費用の支出差し止め請求事件】という、チョー長ったらしい表題の訴状となりました。原告33人中10名が訴状提出と記者会見に参加しました。

  建設費用12億6590万円で昭和47年:管理棟が完工/同 2億6280万円で昭和46年:宿泊棟が完成/合算で15億2877万円かけた建物をたった30年〜31年後、使用に何ら支障がないにもかかわらず《6億6000万円》もかけて取り壊し、跡地をゲートにし2005年の「失敗が確実な」たった6か月の環境万博開催後、また新たに建て直すという信じられないムダ使い計画です。  弁護士を代理人に立てない《本人訴訟:訴訟行為をすべて原告が行う》で闘うことになりました。皆さんのサポーターとしての暖かい支援をお願い致します。【愛知万博から海上の森を守るネットワーク】代表 宮永まさよし

  
9月3日 11:20 つる詳子さま  賛同団体となります。
 以下4つの団体名をぜひご使用ください。川辺川は必ず守られます。全国の仲間が全身全霊を傾けて支援します。最後の最期まで手を抜かず攻めきりましょう。 【海上の森くらぶ】 【万博オンブズマン】【脱ダムネット愛知】【愛知万博から海上の森を守るネットワーク】 宮永まさよし

  
9月4日 12:55 森島さん、Mさん みやながデス
 川辺川の賛同団体に「海上の森野鳥の会」も加わってはいかがでしょうか。検討をお願いします。
それから【設楽ダム名古屋】が賛同団体となる件了解しました。森島さん、朝日の8月の「声」欄投書読みました。その通りですね。それからお気に入りの極秘の場所の「鳥や花」のこと、またこんど、どんなのかくわしく「エッセー」で教えて下さい。 宮永まさよし 拝

  
9月8日 12:16 つる詳子さま
 内部連絡に時間がかかり遅くなりましたが、まだ間に合うようでしたら賛同団体に加わります。
 【海上(かいしょ)の森野鳥の会】以前に連絡した下記4団体(*省略)と同様、宮永が代表です。

  
9月9日 11:52 本田さま みやながデス
 いつも、勝手に送りつけている「繰り言」どうか暇なときにでも読み捨てて下さい。知事選の候補者選定に関しては第1次・立候補要請対象の方を3名決定し、とりあえず話を聞いてもらうため、面談の「アポを取る」という段階で、マッタク白紙からスタートしたばかりです。なにか進展があれば、その都度、必ず連絡します。
  さて万博にしろ中部国際空港にしろ、あらゆる反対を排除し会場工事着工間際とか、空港島の完成も近い進捗状況から「もう、ここまできたらしょーがない、なるようになる」といったなげやりなムードが反対派に「心情的に近い世論」にも蔓延し、今は静かに限りなく暗い?行く末を見守るというトコロでしょう。この愛知県は財政の面から「トヨタ県」ですからトヨタがやるという限り、どんなことでも断れないのです。冬季五輪の後の長野県のように万博の宴が終わった後の2005年以降、酷い深刻な財政破綻に見舞われるでしょうが、それまでは国も県もこのまま「やれいけドンドン」でしょうね。

  予算がついた以上やるしかない。今さえよければいい。後のことは知ったことじゃない、儲けたもんが勝ち!デスね。そして破綻が明らかになったとき誰も責任を取らない。「ダメだった」でオシマイ。それにつけても金の欲しさよ困ったことです。とほほではでは 酔生夢詩!散人 拝
  〉〉 ちょっとご無沙汰しております:宮永さま。 朝日の本田です。いつもメールマガジンをお送りくださり、ありがとうございます。長野とは様子がちょっとかなり、違うようですね。(中略)次回会合日程などお教えいただければ幸甚です。その節は(前回はご無礼してしまい、すみません)ぜひ取材させてください。よろしくお願いします。それでは、また〉〉

  
9月9日 17:42 山田さま みやながデス
 状況がよくわかりました。平穏な日が続くというのが幸せなんですよね。さて「健康」というのはただ「肉体的に丈夫だ」ということではなく、多分「健康などということを考えなくても」暮らしていける身体的、精神的状況にあること。毎日起きて、食べて、家事や仕事やあれこれをして、そこそこ疲れて、寝て、また起きてを繰り返せるコトでしょう。

  小生は根っからの《肉体労働系》の人間で、なぜか丈夫で、子供のころからなにもせずじっとしているのがダメで、身体を動かすのが苦にならない、というより好きなんです。歩くのも走るのも、自転車も、健康のタメなんて発想はゼンゼンなく、ただスキだから、気持ちがいいから!やっているだけなんです。  ですからどんなことでもスキなことをすればいいと思いますよ。モチロンそれが身体にいい運動なら申し分なしですが。小生は最近、脳みそまで筋肉化してきたようで困っています。ではでは、ゲンキだけが取り柄の酔生夢詩!散人 拝

 
9月10日(火)午後9時半頃〜11時過ぎ【西区・自宅にて取材を受ける】
 昼すぎ「今夜、取材にうかがいたい」と中日新聞の記者。授業後ならOKと返事。最近、長野の県政担当から愛知に転勤になり、記者クラブ(社会部)万博担当になったという。中日、朝日は《担当が変るたび》に拙宅へ来られるのが通例のようになっている。その都度、万博反対のそもそもから説明し解説するので、つい話しが長くなる。
  小生の晩酌につきあい、万博への悲憤慷慨をタップリ聞かされるハメに!オシゴトとはいえ両社合わせて10人以上の歴代万博担当記者のみなさま、これまで言いたい放題に付き合ってくださり、ほんとうにご苦労様なことでした。ハイ!!(注:新任の担当記者が自宅へ挨拶にみえた)

  
9月11日 0:04 ≪*あっこちゃん! みやながデス
 しばらく応答がないので、あまりのブツブツに呆れかえって「もういい」と読まずにパスかな?と思ったりしていました。横浜ですって?2か月もどうしたんですか?何か面白い話があったら教えて下さい。それで、今は元の家へ戻っているんですか。
  小生は世間的にいえば《独居中年》という状態で『掃除、洗濯、買い物、料理』は日常のお約束ゴトでひとりで生きていく上には欠かせない手続きですから、毎日せっせと同じ作業を繰り返しています。まあ、誰だって自活となると、こんなモンです。自分のことは自分で面倒をみるっきゃない!それだけ!!デスね。
  辻さんたちは藤前干潟がラムサール条約に認知される見通しが決まり、今が一番嬉しいときのようですよ。鳥については地元に野鳥の会があるはずですから探鳥会に参加すれば、おいおい知識が増えると思います。野鳥の会の探鳥会は会員にならなくても参加できます。それに鳥の名前は、簡単な図鑑でたいていは分かりますよ。ただ、根暗でマ二ヤックな人間の集団ですから気軽に打ち解けて、わいわい仲良く!なるのはかなり難しいかも? ではでは 宮永まさよし(*93年辻あつお氏・ナゴヤ市長選の際の事務局長)
 
  
9月11日 11:28 皆様 みやながデス
 ◎【長月ふらふら日記】〔9月10日号:待ちぼうけ・こんなもんデス!人生は?編〕

  電話が鳴っている。『もしもし、みやながデス』
 「あ、カゲヤマです」 『あ、どうもどうも、ごぶさたしています』
「先だっての宇佐見教授の件ですが、28日から8日まで海外出張中とのことで、帰国を待って
 10日頃に時間を設定しようと思います。遅くなりましたが一応連絡しておきます」と影山さんから。 
  9日昼すぎ「カゲヤマです。10日6時半ならOKとのコトですが
 『夕方は仕事でダメなんです。井戸さんや藤田さんに声をかけてみてください』
 「そうですか、だめですか」 いったん切れて、またすぐかかってきた。
 「お昼の11時半でもいい、ということですが、どうですか?」
 『それなら、行けます。どこで待ち合わせしましょうか?』
 「みやながさん、自転車でしたね。じゃあ、私が車で迎えに行きますから」
 『いつも、名古屋へはどうやってみえるんですか』
 「東名高速を使って、名古屋インターで降りるんです」
『じゃあインターを降りてすぐ、本郷交差点の角にガソリンスタンドがあります』
 「うん、よくガソリンをいれるから知っている」 『そこの手前にいます』

  夕方本宅?に電話 『きょう帰るからヨロシク、10時半過ぎになるけど
 「なんで、どうしたの?」と家人。自分の家に帰るのに、そういわれてもと思いつつ

『ちょっと用事ができて、そっち(名東区)のほうで自転車で帰るから』

10日朝10時。夏物の黒のスラックスに白の半袖、ただしサンダル裸足で。汗をかかないようゆっくり走り10時20分約束の場所に到着(時計は持たないので通りかかった主婦に聞いた)植え込みの横で、白の綿ソックスと革靴を履き、上着の裾をズボンの中にいれ、ミヤナガとしては《キチンとした積もり?》の服装に変身して、歩道の端で影山さんの車を待つ。 

 高速を下りたばかりの車がびゅんびゅん通過する。黄色はぜんぶ!走り抜ける。赤で急ブレーキでつんのめって止まるヤツもいる。スピード感覚が高速のままのためだろうが、危ないな〜。そろそろ約束の時間?かな。それで、アタッシュケースにビシッと背広を決めた、いかにもエリート風の30代後半の男性に時間を聞いてみた。するとピッタシ約束の10時40分。

 なかなか来ない。ヒッチハイクで立っていた昔の感覚が蘇ってくる。不安がよぎる。「11時開店」の、横の店のシャッターが開いた。???が36個は脳裏を駆け巡る。今日じゃなかったかな〜。11時を10時40分にしたのは影山さんだったし。広小路線を挟んで反対側にもある「ガソリンスタンド」の積もりだったんかな?いやいや、それはナイよなー。

 電話したいけど、離れている間にきたらまずいし電話ボックスもないし影山さんも携帯は持ってなかったし、折角だんどりして出てきたのに、あ〜あ。こんなときに限って住所録やテレホンカードの入った財布を西区に忘れて。バギー車に赤ちゃんを乗せた主婦に聞いたら11時20分。何かあったと判断。自転車で1分の名東区役所から友人に電話し影山さんの番号を訊ね、連絡したが留守。

 とうとうあきらめ西区へ。平和公園のユーカリ林でTシャツ・半ズボン・サンダルに着替え、すっきり。1時過ぎ西区着。留守電が2本。1本は澄子さんから『東名の渋滞で11時に変更と影山から連絡がありました』/2本目影山さんから『本郷に11時25分に着いた。1人で宇佐見さんご本人の意見を聞いた』詳しい内容はヒミツ!皆さんにはまたいつか

  東名で車が2台落下する事故があったせいで渋滞にまきこまれ、ほんの数分の行き違いと判明した。もうちよっと待っていればむむむ。人生こんなもの、ぜんぶヒマつぶし、無為無策おじさんの毎日やれやれ。 酔生夢詩!散人 頓首九拝(筆者注*当時のメールでは出馬要請した個人名は伏せてありました)

 
9月14日 11:33 在間さま みやながデス
  さて明日からの長良川源流探索ツアー、天候がくもりがちでイマイチのようですが、そこはそれ天下の晴れ(ハゲ!)男が参加しますから、まあなんとかなると踏んでいます。で、用件ですが明日の夕方、食事の前に郡上八幡の町を軽くジョギングしてみませんか。といっても、みやながはズイブン走っていないので、せいぜい速歩程度のスピードしかでませんから、一緒にというのは無理かもしれませんが。【脱ダムネット愛知】代表 宮永まさよし

 
9月14日 11:52 NGOの会 みやながデス
 連絡が遅くなりました。長良川河口堰住民訴訟・愛知の会の結成3周年行事として9月15、16日と長良川の源流から中流域までの現状を視察する1泊2日のツアーに参加しますので、今回の東京での集会には参加できません。あしからずご了解下さい。なお会からは村瀬惣一さんが出席されると在間弁護士からお聞きしておりますのでよろしく。 【脱ダムネット愛知】代表 宮永 (*9月16日の「緊急勉強会」: 公共事業チェックを求めるNGOの会)

9月15日()朝9時半【長良川上流域バスツアー】参加:名駅西口集合
 曇りときおりパラパラという日が続き心配したが、持ち直しまずまずの日和。集合時間の20分前に着き、早過ぎたかと思ったら過半数11人がもう来ていた。詳しくは〔長月・ふらふら日記〕に!帰路の車内で、次回のバスツアーは「最高裁で差し戻し」の判決がでたら【小瀬で鵜飼を見物し一泊、アユとうなぎの食べ放題の大宴会をする】と衆議一決!まさに夢のなかの夢の話?


9月18日(水)朝8時頃〜昼過ぎ:西区【知事選を考える準備会】準備!
 影山さんの強い要請で、知事選候補へのこれまでの要請活動の経過報告と、今後の方針を協議するため急遽28日に集会実施を決定した。そのための連絡作業に没頭4時間強。

9月20日(金)朝11時〜3時帰着:立候補打診・愛知県知事選の要請行動!
 午前11時待合わせ。影山、松田、井戸、藤田の5名で宇佐見教授を訪ね、ひざづめ出馬交渉。
1時近くまで話しを聞いた。帰路、所用で抜けた井戸氏を除き、食事しつつ今後の方針を相談。
解散14時10分。栄・教育館で万博中止の会の会場借用手続き、帰宅15時。

9月21日(土)11時から【知事選候補河村たかし氏と面談】 影山・水田・成瀬
 宮永は欠席した。面談の内容と可能性については影山さんから詳しい報告があった。

  
9月21日 13:57 皆様 みやながデス
【長月川紀行:ふらふら日記】 〔9月15〜16日号:長良川源流?川下り編〕
 16日夜半から降った雨があがって以来、さしもの暑さも昼間だけで、朝夕は冷気が網戸越しに肌に伝わってくる。どんなに異常気象や事件・事故が続いても、地球は回り、季節は巡る。それにしても今年は暑かった。耐えかねて!嫌いな扇風機を回した日が3日もあった。「オマエら、もういい加減にせい!」と地球が発した厳しい警告とすら感じた。

 さて15日から長良川上流域を訪ねる1泊2日バスツアーをゆったり楽しんだ。高鷲村カマス谷から発電所、取水口、用水の川伏越(サイフォン)など、あちこち全部で16か所も!訪問した。その行程はというと。名駅西口着9時15分。出発9時35分。走り始めてすぐ、宮崎さんから缶び〜るがまわってきた。う〜む、思わず頬がほころぶ!ひるがのSAでは青空も見え、上乗の旅日和となった。
           
 今回、訪ねた長良川最上流カマス谷は《1時間位は歩くかな?》という思い込みが見事に外れ、
バスを降りてすぐの滝。そりゃそ〜だよな、源流へそう簡単にいけるはずがない!さて呆れ返ってものも言えないとはこのコト。サクラマスの産卵地として知られた亀尾島(きびしま)川の百間橋堰堤の魚道。なんと左岸に6段に折れ曲がりせりあがってつけられている。オイオイなんだ?ウオータースライダーじゃあるまいし、どういう了見だか?溜息がでる形だけの環境配慮工事。
  
  午後4時半、郡上八幡《城下町プラザ》着。『名水労』の旛を先頭に、宗祇水から島谷用水、そして吉田川・河畔の今夜の宿「備前屋」をめざし、典型的な観光客の集団となりゾロゾロつらなって見物!そして宿はしっとり落ち着いた裏山を借景に庭がなんとも風情のある和風旅館。江戸時代の藩校「潜龍館」跡地に建つ、創業以来6代目という由緒ある宿屋だった。
  
  部屋に荷物を下ろし一服する間もなく、走る弁護士・在間さんと誘いあわせて、見物がてら二人でジョギングに出発。しかし準備運動なしでいきなり走り出したのにまずビックリ。でも、まっいいか!まず、つんのめるような坂道を休まず城山のテッペンまで。これはきつかった。ただし、城下町を一望できる眺めは抜群!さて今度は一気に下り。

  八幡の町は旧知という彼にただくっついて、30年ぶりの町を走っているうちに、どこがどこやら??わけワカメ。なんせマトモに走るのは5、6年ぶり!!といういいかげんなワガハイ。気を使ってゆっくり走ってくれたから、なんとかついていけたが、そろそろアゴがあがりかけたころ「あと5分くらいどう?」と言われたときは、正直ほっとした。ふ〜っ。

  わずか1時間弱だったが、力をふりしぼり久しぶりに走りきった気分は最高だった。たっぷりの汗を風呂ですっきり流した後の宴会、料理はモチロン、び〜るのうまかったことといったらもう!!!  さて夕方8時から9時半まで、地元市民グループ5名の方と懇談会。86歳とは到底思えぬ職漁師の長老が、町議時代に近隣6町村・各500万:計3000万の予算を確保、全国830有余の内水漁業組合を郡上八幡に結集する「川シンポジウム」開催を目指したものの計画は夢と破れたが、今も諦めてはいないという話や、「ゲートさえ上げれば魚は戻る。数年が限度で、もう川は死ぬ」という悲痛な発言も。とにかくタイムリミットが近いが、堰開放をめざし総力で戦うことを約し、閉会。

  翌朝のハイライトは美濃市川湊(かわみなと)の灯台近くで【瀬張り網漁】をしていた職漁師との偶然の交流。赤銅色の肌がいかにも「いなせな」男気たっぷり矍鑠(かくしゃく)とした人物からの実のある話。年々悪化し今年は最悪というアユ漁とか、カヌーなど川下りの面々とのあれこれ。そして別れ際にひとこと「北朝鮮にミサイル・テポドンで河口堰に一発ぶちこんで欲しい!」不謹慎な発言だが、川に寄せる想いがこもり、思わず『ほんと、そうだよね〜、うん!』とうなずくワタクシ。
     
  名古屋組:横沢、田中、伊藤、在間の5人、駅地下でお茶し、5時半解散。渡辺さん始め幹事のみなさんへの感謝がくちぐちに出たひとときでした。本当にありがとうございました。
  翌日。自転車はOK、階段の上りまずまず、使う筋肉の違いのせいか下りが手摺に掴まりやっと、トニカク、いたたのた!ひどい筋肉痛で完治に3日もかかり、つくづく歳を思い知らされたのでした。やれやれ、とほほのほ。 酔生夢詩!散人 頓首九拝


  
【海上の森くらぶ通信】02年10月4日118号続き&付録メール
9月22日 13:24 皆様 みやながデス 

 以下の集まりを実施します。関心のある方はぜひ!ご参加ください。
  (郵送文書で既に受け取られた方には重ねての連絡となります。)

     【知事選について話し合う会開催のお知らせ】 
  
と き 9月28日(土)午後5時30分開場〜7時30分まで
  
ところ 名古屋市教育館4階第1研修室<地下鉄栄・3番出口から歩1分>
  虫の音すだく爽秋を迎え皆様、お元気にお過ごしのことと存知ます。さて来年の知事選のことですが、野党候補擁立をめざし、私たちはこれまで2回にわたり有志の方々にお集まりいただき、話し合いの 場を持ちました。第2回(8月9日)の会合で、候補者としてお名前の出た方への働きかけなど、その 後の経過報告を致したいと思い、上記集会を計画しました。

  その際、神田知事の再選出馬が確実な状況での「現状分析」も、世相を踏まえ冷静かつ厳密にみなさんとすべきと考えています。候補者選定の可能性によってはこれまでの準備会から正式に【愛知県知事選を考える県民の会(仮)】設立への道筋も相談し、幅広い野党のみなさんの賛同を得たうえで、 《統一候補を立て》て勝つことを目指す選挙活動に乗り出したいと考えています。
  そこで、表記の通り、第3回の【話し合う会】を開催する次第です。お忙しいとは思いますが、ぜひ参加下さいますよう、お願いします。なお、この集会には誰でも参加できますので、来年の知事選に関心があると思われる方には声をかけ誘ってみて下さい。知事選を考える会(仮)【問い合せ】影山 健 
(略)《文責》宮永正義T&F(略) 

 〔筆者:05年9月19日注:第2回まで候補者に名前があがったのは地元関係で:1.辻元清美(実家・名古屋)、2.大脇雅子(弁護士・参議院議員)、3.山田昌(役者・名古屋嫁入り物語)、4.新海聡(弁護士)、5.浅井慎平(写真家)、6.河村たかし(議員)、7.宇佐見大司(大学教授)、著名人で8.大谷昭宏、9.田中秀征(元議員)、うち、5、9以外の方々となんらかの形で接触を試みました〕

  
9月22日 14:00 森島さん、Hさん みやながデス
 28日は朝9時に山口駅にいきます。ただ、午後から栄で「住基ネット」の集会と夕方からの知事選の集まりにでなければなりません。一応名東区から自転車で往復する予定ですが、もしお願いできたら「行き」はHさんに拾ってもらって海上の森へ、「帰り」は森島さんに藤が丘あたりまで送ってもらうと集会のハシゴがスムーズにいくけどなーと虫のいいことを考えています。

  それぞれ都合があると思いますがお願いできますでしょうか。それから新聞へ集会案内を頼むのを忘れていて、21日に中日と朝日あて原稿をおくりましたが、多分ダメだと思います。大体2週間前くらいには送らないとムリですから。以上、お願いかたがた 酔眼耄碌散人 宮永 拝 

 
9月22日(日)午後3時半頃〜約1時間【中日新聞記者から電話取材】
 途中、突然通話が切れた。携帯でかけていて電池切れというので『料金がモッタイナイ』と言ったら
 「会社のだからイイ」とのお返事。おいおい!こらこらと苦笑しつつ納得?!

  
9月23日 11:58 皆様 みやながデス 
 連休疲れで今度の休みは家でゆっくりという方や、まだまだスケジュールがびっしりという方も多いでしょうが、久しぶりにのんびり森を歩いてみたい!ぼんやり空を眺めてみたい!という方にお知らせです。(うっかり忘れて連絡が遅過ぎた気はしますが)以下の観察会を行います。
    【海上の森を歩き、タカの渡りを見よう】自然観察会
  日時:9月28日(土)午前9時集合  解散午後1時ころ
  場所:愛環山口駅(グリーンロード八草インターからR155で瀬戸方向・車3分)

  片道3キロ弱をゆっくり、のんびり、道草ばっかりで、雑木林や野原の生き物たちと交感しつつ散策します。会員有志が虫、鳥、植物それぞれ可能な範囲で解説します。《持ち物》飲み物、あれば各種図鑑、双眼鏡。会費・資料代のみ【海上の森野鳥の会】連絡先(略)宮永正義

  
9月24日 12:30 皆様 みやながデス
  平々凡々時は休むことなく流れ、卑近でさもしいオジさんの《懲りない》毎日が続いています。
  【雀の夜ぐさり第17号:トホホな毎日!】
  電話が鳴っている。誰だろうな〜朝っぱらから。寝起き声を隠そうと思いっきし「ア・エ・イ・オ・ウ」  と唱え、受話器を取る。
 
「あ、もしもし、カゲヤマです」『あ〜、どーもどーも、おはようございます』時計をみると午前8時03分。毎晩2時近くまで起きているので、朝は苦手なノダ。9時になるのを待ち《相談の結果決まった日程で》名古屋市教育館に電話。会場を予約し確保。次いで文書作成、発送準備と寝起きの「目やに顔」のまま夢中で、あれこれと作業。
  はっ!と気がついたときが11時ジャスト。あわててカレンダーを見ると、が〜ん!朝10時からX高校の入試説明会だった。しまった!またやっちゃッた!!都心のホテルで来年度の高校入試・説明会。その後《豪華絢爛!立食パーティ!!》蕎麦や寿司の屋台もでて昼間っからビールにワインと飲み放題モチロン料理は結婚披露宴なみ!!さらに全員に車代5000円という、おいおいコラコラという秋恒例のシロモノ。
  飲み食いタダでお小遣いまでというワケで、大手塾など3人も4人も来る始末……。小生には貴重な資金源(こら〜)!なのデス。他にも同じような説明会が……いやはやモウの業界裏事情?ただ4年前から車代だけ、立食パーティーだけ、豪華弁当だけと各校景気に合わせ節約に転換。本日はその「お車代」をあてにした、セコイおっさんの目算外れの大誤算!ヤレヤレ、とほほ

  もちつもたれつというか、地味でネグラな業界の教師たちの、毎年秋5、6回はある楽しみ?「おまえら教育を食い物にするダニだ!」と言われれば、おっしゃる通りその通り!夏暑いのも、地球が丸いのも、夜暗くなるのも、みんなワタクシのせいデス、すみません!! 昼過ぎ2時近く、友人から電話。
 「どうしたんだ、席をとって待ってたのに跡部さんたちも、どうしたんだろうと言ってたぞ」 
『うん取り込んでて、スッカリ忘れちゃって。寝る前までは覚えてたんだけどな〜。あ〜あ、もったいない!2年連続だな。26日のM校には絶対行くからね』と小生。塾業界の友人、知人との交流や、貴重な情報収集の場でもあるんです、これがまた

  さて別の日・朝9時半。出かけようとたち上がったところへ電話。予定変更かなとでると、
 「もしもしセンセーですか、Kです」 『あ、Mちゃんのお母さん、おはようございます』
 「センセー助けてください!こまっているんですと、どこかたどたどしい日本語」 
 『えっ、いきなりどうしたんですか。何があったんですか』
「ファックスでてこないんです。昼から裁判あって、どーしても要るんです。家にだれもいなくて、主人に連絡しても来なくて、頼める人がほかにいなくて先生、お願いです、来てください」 
 『今、出かけようとしていたところなんですが。』
  「弁護士からのファックスが、1枚目はついたですが、2枚目がダメです。もう一度送り直してもらったですが、でないです。昼までに翻訳しないと困るんですきてもらえませんか」
 『じゃあ行きます。確か愛工の前の辺でしたよね』
「バス停の道を挟んだ反対です。2階のベランダで待っていて、手を振ります

 買い換えたばかりという普通紙利用の新型ファックス。落ち着くように自分に言い聞かせタッチパネルを順にチエック。紙よし、他の機能は作動。でもメモリのプリントができない!全部押すがダメ。ずっと探してもらっている説明書が見つからない。???が踊り、時間が迫る。
  お茶がでて、お礼にとチヂミを包み始めるお母さん、でも、どうにもならない!肝心のファックス受信が。あ〜あ、ゴメン。 『この間はチヂミごちそうサマ。晩御飯に頂きました。おいしかったです。
でも、今日はこのままでかけるので、気持ちだけで
 隣りのお宅へファックスを送ってもらったらと助言し、結局、役にたてず10時すごすご退散。

  さあ急がなくちゃ、自転車で1時間20分かけて行く予定を、栄までにし教育館着10時22分。地下鉄で本郷着:同48分。約束の駐車場で「車内の香取線香をあわてて消した」影山さんが待っていた。
毎日あたふた、そこらのおっさんの日常はこんなモンです。 酔生夢詩!散人 拝(*筆者注:このとき2人で知事選候補「宇佐美さん」を口説きにいったのでした)

 
9月25日(水)午後2時半【知事選候補要請に島しず子氏と面談】影山氏の発案
 平和運動に永らく係わってみえる牧師?さん。急遽アポがとれ二人でお会いし懇談。穏やかかつ静かな方で「権謀術数渦巻く政治家」にはムムム、西区から往復自転車で2時間やれやれ。

  
9月26日 15:29 皆様 みやながデス 
 以下のようなメールを受け取りました。設楽ダムに関し、小生は情報の蓄積が希薄ですのでどなたか対応をお願いできませんでしょうか。小生は現在、知事選の候補者さがしにかけずりまわっています。これがまた先が見えない大変な状況で、やれやれです。明日27日、中日新聞でその一端が報道される予定です。(筆者注*中日新聞27日18面・県内版:2003年知事選【脱政党に希望をつなぐ】の大見出しで、正面に白木、影山、宮永の3人が並んだ集会のカラー写真つき、A4サイズの記事が報道された) 以下転送です: 
 〉〉宮永様  【長良川河口堰建設をやめさせる市民会議】です。公共事業チェックを求めるNGOの会の掲示板に設楽ダムを何とかしたいという書き込みがあり、いくつか反応もあるようです。設楽ダムを何とか止めたいとのことですし、書き込んだ方のアドレスも載っていますので、何かアドバイスいただけるようでしたらよろしくお願いします。〉〉

  
9月27日 12:36 皆様 みやながデス 
 象に対する蟻の闘い、ゴマメの歯軋り、多勢に無勢、圧倒的な資金力・動員力を誇る強大な現知事派勢力に対し、蟷螂の斧を振り上げるごとき、困難の極みといえる挑戦ですが、仲間ともども、あきらめず最善を尽くしたいと思っています。
     【第3回:知事選について話し合う会】 
 
と き 9月28日(土)午後5時30分開場・開会5時45分〜7時30分頃
 
ところ 名古屋市教育館4階・第1研修室《地下鉄東山線栄・3番出口・歩1分》
   1.準備会代表挨拶     <5分>  影山 健
   2.進行役・準備会経過説明 <3分>  宮永正義
   3、参加者・自己紹介【1分間スピーチ】
   4.県知事選・立候補要請行動の経過報告と今後の見通し<20分>影山 健
   5.質疑応答、現状分析を中心に意見交換<30分>
         ……以下、マスコミの方は退席していただきます…… 
   6.新たな候補者として推薦・名寄せ、及び未交渉候補への対応
   7.要請行動(面談・交渉のための諸手続き)役割分担
   8.今後の日程、その他。

  再選出馬を表明した現職に対し、無党派を核に幅広い皆さんの賛同を得られる「統一候補」擁立をめざし、私たちはこれまで2回、有志の方々と率直かつ真摯な話し合いの場を持ちました。本年6月から4か月間にわたる働きかけなど経過報告をします。なお直接お会いし立候補の要請をしたケースを公表しますが、まだそれに至らない件については秘密会の形で説明致します。【愛知県知事選を考える会準備会】影山 健/事務局《文責》宮永正義T&F(略)


 ★
9月28日(土)1時半【住基ネット】集会/5時半【第3回知事選考える会】名古屋市教育館
 雨で観察会は中止。高針を一旦出たが空気漏れパンクで、娘の自転車に乗り換え一社まで。そこから地下鉄に予定を変更、30分近いロスタイムで汗ビッショリ、開会3分前に駆け込み到着、ふ〜っ。   住基ネット集会は最終的に126名参加という盛況ぶり。それに較べ選挙がテーマの考える会は参加16名。取材の新聞は3社。新たに候補要請対象者4名を選定した。7時半閉会後、沖縄料理〈遊び島〉で松田、白木、宮崎諸氏と見通しなど歓談!仲間と呑む泡盛は最高でシタ。

  
9月30日 18:50 皆様 みやながデス
 こんなに豊かで、安全で、平和な名古屋です。むろん野宿者や失業者など問題はありますが。
 平均的レベルの〈庶民の暮らしの水準〉は衣食についてはもう頂上に近いのでは?と

 
【菊開月つごもり:ふらふら日記】〔名古屋ぶらぶら散走・太平惰眠!気弱?編〕
 おしりにマメができてつぶれた。こんなトコにマメができたのは初めてだ。違和感はあったが、風呂で 『いたた!』としみて、潰れているのに気がついた。トランクスのへりの縫い代(しろ)が折れ曲がり、足の付け根の一番柔らかい部分とサドルの間に挟み込まれ、4時間ほど走り廻っていたら、豆ができてしまったのだ。
  忘れたころにポツポツ落ちる曇り空。暑くも寒くもない気温25
前後の半日。足のむくまま気の向くまま、大都市名古屋のぶらぶらウオッチングに出かけた。名東区、千種区、昭和区、熱田区、中川区、中区、東区、北区、西区延べ約50q。坂の上りで噴き出た汗も、下りや平地を20分も走ると乾いてしまう。
  Tシャツ、半ズボン、サンダル履きのオジさんに注意を払う者なんかいるワケ無く、見物し放題?どんな小道も、一方通行も、おかまいなしだから、すいすい走れて、ゼンゼン疲れない。緑の濃い生産緑地や畑の広がる周辺部から、今池、栄、金山と都心の繁華街。そして広大な熱田神宮の森、東海道の名残り「宮の渡し」の川湊(かわみなと)灯台。
  輸入外材の筏(いかだ)が浮かぶ堀川。野宿の人たちの青テントが林立する白川公園。普段着の庶民で賑わう《大須商店街》から南大津本通経由で、また栄ビル街へ。流行の最先端?の若者が目立つ《松坂屋から三越》とは客層の違いが鮮明だ。

  それにしても、無防備で太平安楽な日常が溢れている。信号待ちで!財布にお釣りの札を入れている老婦人。銀行の自動機コーナーから《札を数えながらでてくる》おじいさん。尻ポケットから分厚い財布がはみ出している、あぶらぎった中年男。コンビニの前で携帯に夢中の大股開き!女子高生や、たむろして座り食いの茶髪ヤンキー、あんちゃん組。
  2人乗りで後輪のハブに立ち乗りした超ミニど派手娘が携帯でバカ笑い。目の前で《風でめくれ放題の》そのミニ娘の下着に、隣りにいたおばサン同志が「しょうがないわね〜見せたいんだから」と小生の方をみつつ一言。信号待ちの我が輩は返事のしようがなく聞かぬふり。むむむ・・・

  大きな声で傍若無人に携帯しながら「歩いたり、自転車の」人が多いのにも驚く。いい年の営業マンが2人背中合わせで歩道を占拠し携帯中。コラ〜通せ!ここは電話ボックスじゃない。ったくもう、恥も外聞もなにもない!大声でしゃべりちらし他人の存在など石ころ同然、あ〜あ
  走りながらいろいろ考えた。ほんとに物が溢れている。危機感、閉そく感なぞまるで??愛知では有権者の40%前後はどんな選挙でも投票所に足を運ぶ。マッタク選挙に無関心な層はハナから捨てて、問題は候補者次第で投票行動を起こす20%近くをいかに掘り起こすかだろう。それには逼迫した争点と魅力的な候補者の存在が不可欠だ。

  重要なのはいわゆるミーハー層が「ああ!あの人か」と分かる知名度と、なにかやってくれそうな予感を与える、そんな人物がトニカク欲しい!絶対に。全国1の工業出荷額を誇る愛知の政党、組織総がかりの現職を打ち破るには図抜けた候補者個人の魅力に頼る選挙しかない。そう確信している。諦めずギリギリまで探したい。世の中何が起こるか分からないから!

  ただここ10年。野党無党派陣営の一員として片手に余る数の選挙に関わってきた。影山選挙ではほぼ毎朝、責任者として選挙事務所のカギを開け、昼過ぎまで詰めて、仕事の後もかけつけた。土日は街宣に同行し、総力で戦ったが及ばなかった。一度も当選の祝杯をあげたことがない状況が続き、丸山さんの「今回は不戦敗もあり」という発言が、打ち消しきれないこだまとなって「おしてダメなら引いてみろ」という俗諺とともに、心のなかに響きはじめている。
  破綻が顕在化しないかぎり、県民が実感として交代を望まないかぎり、変革は難しいのだろうか。
ケッタで走り考える?ミーハー代表 酔生夢詩!散人 宮永でした。

  
10月1日 0:47 中村さま* みやながデス (*名勤生協・幹部役員)
 集会案内へのわざわざの丁寧な応答と、懲りない小生のぶつぶつに、うれしい感想までいただき、そこらのオジサンが『言いたい放題、書き散らしているだけで、読み捨ててもらえばそれでヨシ!』なので恐縮しています。金なし!組織無し!保障ナシ!の候補者選びは至難ですが、まあ探し続けるしかアリマセン、とにかく直前まではね!今後とも、どうかヨロシクお願い致します。【愛知万博から海上の森を守るネットワーク】代表 宮永まさよし (次回は【島崎藤村「椰子の実」の伊良湖岬訪問】の巻です)


                         

海上の森野鳥の会・TOP

inserted by FC2 system